JP2021067565A - シンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法 - Google Patents

シンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能なシンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法を提供する。【解決手段】シンチレータパネル10は、第1表面11a及び第1表面11aの反対側の第2表面11bを有する第1可撓性支持体11と、第1表面11aに形成され、複数の柱状結晶を含むシンチレータ層12と、第2表面11b上に設けられた第2可撓性支持体13と、第2表面11bと第2可撓性支持体13との間に介在されるように第2可撓性支持体13に設けられた無機層14と、第2表面11bと無機層14とを互いに接着する第1接着層15と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法に関する。
特許文献1には、シンチレータパネルが記載されている。このシンチレータパネルは、支持体上に放射線を光に変換する蛍光体層を設けたシンチレータパネルである。また、このシンチレータパネルは、当該支持体の当該蛍光体層を有する面の反対側の面に厚さが1〜500nmの範囲内にある金属薄膜層を有している。当該支持体は、ロール状シンチレータパネル用支持体を所定のサイズに断裁したものである。さらに、当該蛍光体層の光放出面及び側面及び当該支持体の側面が耐湿性保護膜で覆われている。
特許第5668691号公報
上述したシンチレータパネルでは、金属薄膜層及び耐湿性保護膜によって、耐湿性の向上を図っている。このように、上記技術分野にあっては、耐湿性の向上が望まれている。一方で、上述したシンチレータパネルでは、金属薄膜層の支持体と反対側の面が外部に露出している。このため、上述したシンチレータパネルでは、ハンドリング性の確保が困難である。
本発明は、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能なシンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るシンチレータパネルは、第1表面及び第1表面の反対側の第2表面を有する第1可撓性支持体と、第1表面に形成され、複数の柱状結晶を含むシンチレータ層と、第2表面上に設けられた第2可撓性支持体と、第2表面と第2可撓性支持体との間に介在されるように第2可撓性支持体に設けられた無機層と、第2表面と無機層とを互いに接着する第1接着層と、を備える。
このシンチレータパネルでは、第1可撓性支持体の第1表面上にシンチレータ層が形成される。一方、第1可撓性支持体の第2表面上には、第1接着層を介して無機層が設けられる。このため、このシンチレータパネルでは、無機層によって、第2表面側からの第1可撓性支持体を介したシンチレータ層への水分侵入が抑制される。一方、無機層が露出していると、ハンドリングの際の接触によって無機層が劣化するおそれがある。これに対して、このシンチレータパネルでは、無機層における第1可撓性支持体の第2表面と反対側には、第2可撓性支持体が配置される。よって、ハンドリングの際に、無機層が接触から保護され、無機層の劣化が抑制される。このように、このシンチレータパネルでは、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性が向上される。なお、シンチレータ層における第1可撓性支持体の第1表面と反対側については、通常、センサパネル等が設けられる側であることから、耐湿性を向上させる必要性は相対的に低い。
本発明に係るシンチレータパネルは、第1可撓性支持体、シンチレータ層、第2可撓性支持体、及び、無機層を覆うように設けられた保護層を備えてもよい。この場合、全体の耐湿性及びハンドリング性がさらに向上される。
本発明に係るシンチレータパネルは、無機層と第2可撓性支持体とを互いに接着する第2接着層を備えてもよい。このように、無機層は、第2可撓性支持体に対して接着層によって接着されていてもよい。この場合、例えば第2可撓性支持体に対して蒸着により無機層を形成する場合と比較して、無機層と第2可撓性支持体との接合が強固となる。
本発明に係るシンチレータパネルにおいては、第1表面に交差する第1方向における第1可撓性支持体及び第2可撓性支持体の厚さは、50μm以上250μm以下であり、第1方向における無機層の厚さは、10μm以上100μm以下であって、第1方向における第1可撓性支持体及び第2可撓性支持体の厚さよりも薄くてもよい。このように、無機層の厚さを、第1可撓性支持体及び第2可撓性支持体よりも薄い範囲において、比較的厚く構成することにより、放射線の透過性を確保しつつ耐湿性をより向上可能である。
本発明に係るシンチレータパネルにおいては、第1方向における第1可撓性支持体の厚さと第2可撓性支持体の厚さとの差は、0以上90μm以下であってもよい。この場合、第1可撓性支持体と第2可撓性支持体の厚さの差が小さいので、全体の反りが抑制される。
本発明に係るシンチレータパネルにおいては、無機層の材料は、Al、Cu、Ti、Fe、又は、SUSを含んでもよい。また、本発明に係るシンチレータパネルにおいては、第1可撓性支持体及び第2可撓性支持体の材料は、PET、PEN、PI、PP、PE、又は、PMMAを含んでもよい。
本発明に係る放射線検出器は、上記のシンチレータパネルと、光電変換素子を含むセンサパネルと、を備え、シンチレータパネルは、第2表面に対して第1表面がセンサパネル側となるように、センサパネルに設けられている。この放射線検出器は、上記のシンチレータパネルを備える。よって、この放射線検出器によれば、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性が向上される。
本発明に係るシンチレータパネルの製造方法は、第1可撓性支持体の第1表面に、蒸着法によって複数の柱状結晶を含むシンチレータ層を形成する工程と、無機層が設けられた第2可撓性支持体を用意する工程と、第1可撓性支持体の第1表面と反対側の第2表面と第2可撓性支持体との間に無機層が介在するように、無機層を第1接着層により第1可撓性支持体に接着する工程と、を備える。
この製造方法では、第1可撓性支持体の第1表面上にシンチレータ層が形成される。一方、第1可撓性支持体の第2表面上には、接着層を介して無機層が設けられる。このため、このシンチレータパネルでは、無機層によって、第2表面側からの第1可撓性支持体を介したシンチレータ層への水分侵入が抑制される。一方、無機層が露出していると、ハンドリングの際の接触によって無機層が劣化するおそれがある。これに対して、この方法では、無機層における第1可撓性支持体の第2表面と反対側には、第2可撓性支持体が配置される。よって、ハンドリングの際に、無機層が接触から保護され、無機層の劣化が抑制される。このように、この製造方法では、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能なシンチレータパネルが製造される。なお、シンチレータ層における第1可撓性支持体の第1表面と反対側については、通常、センサパネル等が設けられる側であることから、耐湿性を向上させる必要性は相対的に低い。
本発明に係る放射線検出器の製造方法は、上記のシンチレータパネルを用意する工程と、光電変換素子を含むセンサパネルを用意する工程と、第2表面に対して第1表面がセンサパネル側となるように、シンチレータパネルをセンサパネルに設ける工程と、を備える。この製造方法では、上記のシンチレータパネルを用いる。したがって、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能な放射線検出器が製造される。
本発明によれば、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能なシンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法を提供できる。
本実施形態に係る放射線検出器を示す模式的な断面図である。 図1に示された放射線検出器の製造方法の一工程を示す模式的な断面図である。 図1に示された放射線検出器の製造方法の一工程を示す模式的な断面図である。 耐湿性に係る効果を説明するための図である。 耐湿性に係る効果を説明するための図である。
以下、一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図の説明において、同一の要素又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
本実施形態に係るシンチレータパネル(及び放射線検出器)は、X線等の放射線を可視光等のシンチレーション光に変換(及び検出)するものである。また、本実施形態に係るシンチレータパネル、及び放射線検出器(放射線イメージャー)は、例えば、マンモグラフィー装置、胸部検査装置、CT装置、歯科口内撮影装置、及び、放射線カメラ等の医療用X線画像診断装置や、非破壊検査装置に用いられ得る。
図1は、本実施形態に係る放射線検出器を示す模式的な断面図である。図1に示されるように、放射線検出器1は、シンチレータパネル10とセンサパネル20とを備える。シンチレータパネル10は、第1可撓性支持体11、シンチレータ層12、第2可撓性支持体13、無機層14、第1接着層15、第2接着層16、保護層18、及び、保護層19を備えている。
第1可撓性支持体11は、ここでは平板状に形成されており、第1表面11aと、第1表面11aの反対側の第2表面11bと、を有する。第1表面11aと第2表面11bとは、互に平行である。第1可撓性支持体11は、可撓性を有する。可撓性を有するとは、弾性変形可能であることを意味する。第1可撓性支持体11の材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、又は、アクリル(PMMA)を含む。一例として、第1可撓性支持体11の材料は、PET、PEN、PI、PP、PE、又は、PMMAである。ここでは、第1可撓性支持体11の材料はPETである。なお、第1可撓性支持体11は、シンチレータ層12との密着性を高めるために、シンチレータ層12の形成面に熱可塑性樹脂(例えば、アクリル系)からなるアンカーコート層を有していてもよい。特に、シンチレータ層12が複数の柱状結晶より構成される場合、アンカーコート層によって柱状結晶の根元の結晶性が良好となる。
シンチレータ層12は、第1表面11aに形成されている。シンチレータ層12は、第2表面11b側からの放射線の入射に応じてシンチレーション光を発生させる。シンチレータ層12は、複数の柱状結晶を含む。一例として、シンチレータ層12は、複数の柱状結晶からなる。シンチレータ層12は、各柱状結晶がライトガイド効果を有することで高解像度のイメージングに適している。
シンチレータ層12の材料は、例えば、CsI:TlやCsI:NaといったCsI(ヨウ化セシウム)を主成分とする材料、NaI:TlといったNaI(ヨウ化ナトリウム)を主成分とする材料、SrI(ヨウ化ストロンチウム)、LuI(ヨウ化ルテチウム)、BaF2(フッ化バリウム)、及び、GOS等が挙げられる。ここでは、シンチレータ層12の材料は、CsIを主成分とする材料である。このようなシンチレータ層12は、例えば、蒸着法によって形成され得る。シンチレータ層12の厚さは、例えば、10μm以上3000μm以下であり、具体例としては600μmである。
第2可撓性支持体13は、例えば平板状に形成されている。第2可撓性支持体13は、可撓性を有する。第2可撓性支持体13の材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、又は、アクリル(PMMA)を含む。一例として、第2可撓性支持体13の材料は、PET、PEN、PI、PP、PE、又は、PMMAである。ここでは、第2可撓性支持体13の材料はPETである。また、第1可撓性支持体11の材料と第2可撓性支持体13の材料とは、例えば同一である。
無機層14は、第1可撓性支持体11の第2表面11bと第2可撓性支持体13との間に介在されている。無機層14は、第2可撓性支持体13に設けられている。無機層14が設けられた第2可撓性支持体13は、第1接着層15によって第1可撓性支持体11の第2表面11bに接着されている。すなわち、第1接着層15は、第2表面11bと無機層14とを互いに接着している。
無機層14と第2可撓性支持体13との間には、第2接着層16が介在されており、無機層14は、この第2接着層16によって第2可撓性支持体13に接着されている。すなわち、第2接着層16は、無機層14と第2可撓性支持体13とを互いに接着する。このように、シンチレータ層12、第1可撓性支持体11、無機層14、及び、第2可撓性支持体13は、この順に積層されて積層体17を形成しており、第1接着層15及び第2接着層16によって一体化されている。
無機層14は、無機材料からなる。一例として、無機層14の材料は金属である。より具体的には、無機層14の材料としては、例えば、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、チタン(Ti)、鉄(Fe)、又は、SUSを含む。一例として、無機層14の材料はAlである。
第1表面11a(及び第2表面11b)に交差する第1方向における第1可撓性支持体11の厚さT11は、例えば50μm以上250μm以下である。同様に、第1方向における第2可撓性支持体13の厚さT13は、例えば50μm以上250μm以下である。第1可撓性支持体11の厚さT11と第2可撓性支持体13の厚さT13との差は、例えば0以上90μm以下である。一例として、第1可撓性支持体11の厚さT11と第2可撓性支持体13の厚さT13とは同一である(厚さの差が0である)。第1方向における無機層14の厚さT14は、例えば、10μm以上100μm以下であって、第1可撓性支持体11の厚さT11及び第2可撓性支持体13の厚さT13よりも薄い。無機層14の厚さT14は、一例として30μmである。
保護層18は、シンチレータ層12における第1可撓性支持体11と反対側の面に設けられている。保護層19は、積層体17(すなわち、第1可撓性支持体11、シンチレータ層12、及び無機層14)と保護層18とを覆うように設けられている。これにより、シンチレータ層12における第1可撓性支持体11と反対側の面上には、複数層(ここでは2層)の保護層18,19が配置されることとなる。保護層18,19の材料は、例えば、樹脂等の有機材料であって、一例としてパリレン(ポリパラキシレン)である。
センサパネル20は、光電変換素子を含む。センサパネル20は、シンチレータパネル10で生じたシンチレーション光を検出し、シンチレーション光に応じた信号を出力する。センサパネル20は、搭載面21を有する。搭載面21には、保護層22が形成されている。保護層22の材料は、例えば、酸化膜、窒化膜、フッ素系樹脂、芳香族樹脂等である。なお、保護層22は形成されていなくてもよい。
シンチレータパネル10は、保護層22を介して搭載面21に搭載される。より具体的には、シンチレータパネル10は、第1可撓性支持体11の第1表面11a及びシンチレータ層12が搭載面21に対向するように搭載面21に搭載される。シンチレータパネル10と搭載面21(保護層22)との間には、第3接着層23が介在されており、この第3接着層23によってシンチレータパネル10とセンサパネル20とが互いに接着されている。なお、第1接着層15、第2接着層16、及び、第3接着層23は、接着性・粘着性を有する任意の材料から構成され得るものであり、例えばテープ状の接着材(両面テープ)である。
引き続いて、本実施形態に係る放射線検出器の製造方法について説明する。図2及び図3は、図1に示された放射線検出器1の製造方法の一工程を示す模式的な断面図である。図2及び図3に示されるように、この製造方法では、まず、シンチレータパネル10を用意する第1工程と、センサパネル20を用意する第2工程と、を実施する。第1工程と第2工程との順序は任意である。第1工程は、本実施形態に係るシンチレータパネルの製造方法である。
第1工程では、まず、図2の(a),(b)に示されるように、第1構造体P1を用意する第3工程と第2構造体P2を用意する第4工程とを実施する。第3工程と第4工程との順序を任意である。第3工程では、第2可撓性支持体13の一表面に対して、第2接着層16により無機層14を接着することにより、第1構造体P1を構成する。すなわち、第3工程は、無機層14が設けられた第2可撓性支持体13を用意する工程である。第4工程では、第1可撓性支持体11の第1表面11aに、例えば蒸着法によってシンチレータ層12を形成することにより、第2構造体P2を構成する。
続いて、第1工程では、図2の(c)に示されるように、第1構造体P1と第2構造体P2とを互いに積層することによって積層体17を構成する第5工程を実施する。第5工程では、第1可撓性支持体11の第2表面11bと第2可撓性支持体13との間に無機層14が介在するように、第1構造体P1を第1接着層15により第2構造体P2に接着する。ここでは、無機層14が第2表面11bに接着される。
続いて、第1工程では、図3の(a)に示されるように、積層体17に対して保護層18,19を設けることにより、シンチレータパネル10を構成する第6工程を実施する。第6工程では、まず、シンチレータ層12における第1可撓性支持体11と反対側の面(積層体17の一表面)に対して、保護層18を形成する。第6工程では、その後に、積層体17及び保護層18の全体を覆うように保護層19を形成する。これにより、シンチレータパネル10が製造される。
一方、第2工程では、図3の(b)に示されるように、センサパネル20を用意する。センサパネル20の搭載面21には、保護層22を介して第3接着層23が設けられている。
そして、この製造方法では、第1工程及び第2工程の後に、シンチレータパネル10をセンサパネル20に設ける第7工程が実施される。第7工程では、第1可撓性支持体11の第2表面11bに対して第1表面11aがセンサパネル20側となるように、シンチレータパネル10をセンサパネル20に設ける。より具体的には、シンチレータ層12の第1可撓性支持体11と反対側の面が搭載面21に対向する状態において、当該面を第3接着層23によって(保護層18,19,22を介して)搭載面21に接着する。これにより、図1に示される放射線検出器が製造される。
図4及び図5は、耐湿性に係る効果を説明するための図である。図4の(a)は、実施形態に係るシンチレータパネル10Aの模式的な断面図を示し、図4の(b)は、比較例に係るシンチレータパネル10Bの模式的な断面図を示す。シンチレータパネル10Aは、保護層18,19を備えていない点以外、シンチレータパネル10と同様である。シンチレータパネル10Bは、無機層14及び第2可撓性支持体13を備えていない点において、シンチレータパネル10Aと相違する。シンチレータパネル10A,10Bのいずれも、試験用のガラス基板20Aの搭載面21Aに搭載されている。
図5に示されるように、シンチレータパネル10Aでは、時間経過に応じて、比較例に係るシンチレータパネル10Bと同様に、側面からの水分侵入によるシンチレータ層12の潮解により解像度が低下するものの、シンチレータパネル10Bと比較して解像度の低下が抑制されている。これは、無機層14によってガラス基板20Aと反対側からの水分侵入が抑制されているためと考えられる。
以上説明したように、シンチレータパネル10では、第1可撓性支持体11の第1表面11a上にシンチレータ層12が形成される。一方、第1可撓性支持体11の第2表面11b上には、第1接着層15を介して無機層14が設けられる。このため、このシンチレータパネル10では、無機層14によって、第2表面11b側からの第1可撓性支持体11を介したシンチレータ層12への水分侵入が抑制される。一方、無機層14が露出していると、ハンドリングの際の接触によって無機層14が劣化するおそれがある。
これに対して、シンチレータパネル10では、無機層14における第1可撓性支持体11の第2表面11bと反対側には、第2可撓性支持体13が配置される。よって、ハンドリングの際に、無機層14が接触から保護され、無機層14の劣化が抑制される。このように、シンチレータパネル10では、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性が向上される。なお、シンチレータ層12における第1可撓性支持体11の第1表面11aと反対側については、通常、センサパネル20等が設けられる側であることから、耐湿性を向上させる必要性は相対的に低い。
また、シンチレータパネル10は、第1可撓性支持体11、シンチレータ層12、第2可撓性支持体13、及び、無機層14を含む積層体17覆うように設けられた保護層19を備えている。このため、全体の耐湿性及びハンドリング性がさらに向上される。
また、シンチレータパネル10は、無機層14と第2可撓性支持体13とを互いに接着する第2接着層16を備えている。このため、例えば第2可撓性支持体13に対して蒸着により無機層14を形成する場合と比較して、無機層14と第2可撓性支持体13との接合が強固となる。
また、シンチレータパネル10においては、第1表面11aに交差する第1方向における第1可撓性支持体11及び第2可撓性支持体13の厚さT11,T13は、50μm以上250μm以下である。また、第1方向における無機層14の厚さT14は、10μm以上100μm以下であって、第1方向における第1可撓性支持体11及び第2可撓性支持体13の厚さT11,T13よりも薄くい。このように、無機層14の厚さT14を、第1可撓性支持体11及び第2可撓性支持体13よりも薄い範囲において、比較的厚く構成することにより、放射線の透過性を確保しつつ耐湿性をより向上可能である。また、例えば、無機層14の厚さT14が数百nm程度であると、無機層14にピンホールが発生して耐湿性が損なわれやすい。
また、シンチレータパネル10においては、第1方向における第1可撓性支持体11の厚さT11と第2可撓性支持体13の厚さT13との差は、0以上90μm以下である。このため、第1可撓性支持体11と第2可撓性支持体13との厚さの差が小さいので、全体の反りが抑制される。
また、放射線検出器1は、シンチレータパネル10を備える。よって、放射線検出器1によれば、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性が向上される。
また、本実施形態に係るシンチレータパネルの製造方法では、第1可撓性支持体11の第1表面11a上にシンチレータ層12が形成される。一方、第1可撓性支持体11の第2表面11b上には、第1接着層15を介して無機層14が設けられる。このため、この製造方法により得られるシンチレータパネル10では、無機層14によって、第2表面11b側からの第1可撓性支持体11を介したシンチレータ層12への水分侵入が抑制される。一方、無機層14が露出していると、ハンドリングの際の接触によって無機層14が劣化するおそれがある。
これに対して、この製造方法では、無機層14における第1可撓性支持体11の第2表面11bと反対側には、第2可撓性支持体13が配置される。よって、ハンドリングの際に、無機層14が接触から保護され、無機層14の劣化が抑制される。このように、この製造方法では、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能なシンチレータパネル10が製造される。なお、シンチレータ層12における第1可撓性支持体11の第1表面11aと反対側については、通常、センサパネル20等が設けられる側であることから、耐湿性を向上させる必要性は相対的に低い。
さらに、本実施形態に係る放射線検出器の製造方法は、シンチレータパネル10を用いる。したがって、ハンドリング性を確保しつつ耐湿性を向上可能な放射線検出器1が製造される。
以上の実施形態は、本発明の一形態を説明したものである。したがって、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形がされ得る。
1…放射線検出器、10…シンチレータパネル、11…第1可撓性支持体、11a…第1表面、11b…第2表面、12…シンチレータ層、13…第2可撓性支持体、14…無機層、15…第1接着層、16…第2接着層、18,19…保護層、20…センサパネル、21…搭載面。

Claims (10)

  1. 第1表面及び前記第1表面の反対側の第2表面を有する第1可撓性支持体と、
    前記第1表面に形成され、複数の柱状結晶を含むシンチレータ層と、
    前記第2表面上に設けられた第2可撓性支持体と、
    前記第2表面と前記第2可撓性支持体との間に介在されるように前記第2可撓性支持体に設けられた無機層と、
    前記第2表面と前記無機層とを互いに接着する第1接着層と、
    を備えるシンチレータパネル。
  2. 前記第1可撓性支持体、前記シンチレータ層、前記第2可撓性支持体、及び、前記無機層を覆うように設けられた保護層を備える、
    請求項1に記載のシンチレータパネル。
  3. 前記無機層と前記第2可撓性支持体とを互いに接着する第2接着層を備える、
    請求項1又は2に記載のシンチレータパネル。
  4. 前記第1表面に交差する第1方向における前記第1可撓性支持体及び前記第2可撓性支持体の厚さは、50μm以上250μm以下であり、
    前記第1方向における前記無機層の厚さは、10μm以上100μm以下であって、前記第1方向における前記第1可撓性支持体及び前記第2可撓性支持体の厚さよりも薄い、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のシンチレータパネル。
  5. 前記第1方向における前記第1可撓性支持体の厚さと前記第2可撓性支持体の厚さとの差は、0以上90μm以下である、
    請求項4に記載のシンチレータパネル。
  6. 前記無機層の材料は、Al、Cu、Ti、Fe、又は、SUSを含む、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のシンチレータパネル。
  7. 前記第1可撓性支持体及び前記第2可撓性支持体の材料は、PET、PEN、PI、PP、PE、又は、PMMAを含む、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のシンチレータパネル。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシンチレータパネルと、
    光電変換素子を含むセンサパネルと、
    を備え、
    前記シンチレータパネルは、前記第2表面に対して前記第1表面が前記センサパネル側となるように、前記センサパネルに設けられている、
    放射線検出器。
  9. 第1可撓性支持体の第1表面に、蒸着法によって複数の柱状結晶を含むシンチレータ層を形成する工程と、
    無機層が設けられた第2可撓性支持体を用意する工程と、
    前記第1可撓性支持体の前記第1表面と反対側の第2表面と前記第2可撓性支持体との間に前記無機層が介在するように、前記無機層を第1接着層により前記第1可撓性支持体に接着する工程と、
    を備えるシンチレータパネルの製造方法。
  10. 請求項1〜7のいずれか一項に記載されたシンチレータパネルを用意する工程と、
    光電変換素子を含むセンサパネルを用意する工程と、
    前記第2表面に対して前記第1表面が前記センサパネル側となるように、前記シンチレータパネルを前記センサパネルに設ける工程と、
    を備える放射線検出器の製造方法。
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