JP2021066584A - シート搬送ローラ、シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 軸体の軸中心と中空体の穴中心とが、互いにずれた状態で取り付けられた場合、軸体の回転に対して中空体が偏心し、シート搬送性が不安定となる虞があった。【解決手段】 ローラ部材とローラ支持体と軸体とを備えるシート搬送ローラであって、前記軸体は、軸方向に直交する断面において、前記軸体の外周面から径方向に突出し、円周方向に連続的に形成される複数の突起部と、前記軸体の外周部と、が円周方向に交互に配置されており、前記ローラ支持体は、穴部が設けられており、前記穴部は第一の内径を有する第一内周面と前記第一の内径と異なる第二の内径を有する第二内周面と、が円周方向に交互に配置されており、前記ローラ支持体の前記穴部に前記軸体が挿通された際に、前記複数の突起部が前記第二内周面に食い込み、かつ、前記外周部が前記ローラ支持体の前記第一内周面と嵌合する。【選択図】 図5
Description
本発明は、シートを搬送するシート搬送ローラに関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置には、シートを搬送するための搬送ローラが備えられている。一般的に、搬送ローラにおいては、軸体に複数の中空状のローラが嵌め込まれる。ここで、中空状のローラを軸体に嵌め込む際に、中空状のローラは軸体に固定される必要がある。特許文献1によれば、軸体の外周面上に多数の突起を有しており、突起が中空状のローラの内周面に食い込むことで、中空状のローラが軸体に圧入され固定される。
一般的に、軸体の外周面上に形成される複数の突起部の高さは、径方向に部品公差に伴う寸法のバラツキを有する。同様に、軸体に取り付けられる中空状のローラの内周面の内径もまた、径方向にバラツキを有する。
ここで、特許文献1において、軸体に中空体を取り付けた際に、それぞれの突起部における中空状の内周面への食い込む量が異なり、軸体の軸中心と中空体の穴中心の位置がずれる虞がある。軸体の軸中心と中空体の穴中心とが、互いにずれた状態で取り付けられた場合、軸体の回転に対して中空体が偏心し、シート搬送性が不安定となる虞があった。
これらを鑑みて、本発明は、中空状のローラを軸体に取り付ける際に、軸体の軸中心と軸体に固定された中空体との穴中心の位置のずれを低減させるとともに、中空状のローラを軸体に確実に固定することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のシート搬送ローラは、シートに当接するローラ部材と、前記ローラ部材を支持し前記ローラ部材と一体となって回転可能な樹脂製のローラ支持体と、前記ローラ支持体が取り付けられる金属製の軸体と、を備えるシート搬送ローラであって、前記軸体は、軸方向に直交する断面において、前記軸体の外周面から径方向に突出し、円周方向に連続的に形成される複数の突起部と、前記軸体の外周面である外周部と、が円周方向に交互に配置されており、前記ローラ支持体は、穴部が設けられており、前記穴部は第一の内径を有する第一内周面と前記第一の内径と異なる第二の内径を有する第二内周面と、が円周方向に交互に配置されており、前記ローラ支持体の前記穴部に前記軸体が挿通された際に、前記複数の突起部が前記第二内周面に食い込み、かつ、前記外周部が前記ローラ支持体の前記第一内周面と嵌合し、前記軸体と前記ローラ支持体とが固定されることを特徴とする。
本発明により、中空状のローラを軸体に取り付ける際に、軸体の軸中心と軸体に固定された中空体との軸中心の位置のずれを低減させるとともに、中空状のローラを軸体に確実に固定することが可能となる。
[実施形態1]
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態1について説明する。なお、各図面において、同等の部材、部分、機能には同一の符号を記すものとする。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態1について説明する。なお、各図面において、同等の部材、部分、機能には同一の符号を記すものとする。
<画像形成装置>
まず、図1を用いて、本実施形態のシート搬送ローラを備えた画像形成装置100について説明する。図1は、本実施形態のシート搬送ローラを備えた画像形成装置の概略断面図である。以下の説明において、画像形成装置100の正面(前面、手前側)とは図1の紙面において手前側、背面(後面、奥側)とはその反対側である。左右とは、画像形成装置100を正面から見て左と右である。上下とは、重力方向において上と下である。上流側と下流側は、シート搬送方向において上流側と下流側である。
まず、図1を用いて、本実施形態のシート搬送ローラを備えた画像形成装置100について説明する。図1は、本実施形態のシート搬送ローラを備えた画像形成装置の概略断面図である。以下の説明において、画像形成装置100の正面(前面、手前側)とは図1の紙面において手前側、背面(後面、奥側)とはその反対側である。左右とは、画像形成装置100を正面から見て左と右である。上下とは、重力方向において上と下である。上流側と下流側は、シート搬送方向において上流側と下流側である。
不図示の外部接続ケーブルから伝送されてきた画像情報が、不図示のコントローラにより処理される。さらに、処理結果に基づいた信号によって、レーザスキャナユニット152からレーザ光が発せられ感光体ドラム151上に静電潜像が形成され、感光体ドラム上の静電潜像は現像器153により現像され、感光体上にトナー像が形成される。その後、一次転写装置154により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト155上にトナー像が転写される。以上、説明した画像形成部150は図1の場合、イエローY、マゼンタM、シアンC及びブラックBkの4セット備えられている。
次に、中間転写ベルト155について説明する。中間転写ベルト155は、図1中の矢印A方向へと搬送駆動される。従って、先述のY、M、C、及びBkの各画像形成装置により並列処理される。各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト155上に一次転写された上流のトナー像に重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト155上に形成され、二次転写部140へと搬送される。
一方、カセット111に積載されたシートSが給紙部110により一枚ずつ分離されて給送される。給送されたシートSは、シート搬送方向下流側に配置されたシート搬送ローラ対120に向かって搬送され、その後レジストローラ対131を有するシート斜行補正装置130に搬送される。シート斜行補正装置130によってシートSの斜行が補正された後、シート搬送ローラ対120およびレジストローラ対131によりシートSは二次転写部140へと搬送される。
以上、それぞれ説明したシートSの搬送プロセスと画像形成プロセスを以って、二次転写部140においてシートS上にフルカラーのトナー像が二次転写される。その後、シートSは定着器160へと搬送される。定着器160は、略対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えてシートS上にトナーを溶融固着させる。このようにして得られた定着画像を有するシートSは定着後搬送部170を通過して、排紙ローラ対171によって画像形成装置100の胴内に設置されている排紙トレイ180上に整列しながら積載される。両面画像形成を要する場合には、切換フラッパ172による分岐で反転搬送装置190へと搬送される。
<シート搬送ローラ>
次に、本実施形態のシート搬送ローラ120aについて、図2を用いて説明する。図2は、シート搬送ローラ120aの外観図である。図2(a)は斜視図であり、図2(b)は側面図であり、図2(c)は正面図である。
次に、本実施形態のシート搬送ローラ120aについて、図2を用いて説明する。図2は、シート搬送ローラ120aの外観図である。図2(a)は斜視図であり、図2(b)は側面図であり、図2(c)は正面図である。
図1に示したシート搬送ローラ対120は、駆動入力されるシート搬送ローラ120aと不図示の従動ローラ120bで構成されている。図2(c)で示すように、シート搬送ローラ120aは、金属製の軸体であるローラ軸1にローラ体5がシート搬送ローラ120aの軸線方向の中心線LCで対称に2個配置されている。ローラ体5は、樹脂製のローラ支持体2とローラ部材であるゴムローラ6で構成されている。ローラ支持体2の外周部にゴムローラ6が取り付けられ、ゴムローラ6がシートと当接しシートを搬送する。ゴムローラ6とローラ支持体2は、互いに一体となって回転可能であり、相対的に位相がずれないように固定されている。
ローラ支持体2の材料は、例えば、ポリアセタール(POM)、アクリロニトルブタジエンスチレン共重合体(ABS)やガラス等の強化材を加えたポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂を例示することができる。本実施形態において、POMを採用した。
また、ゴムローラ6の材料としては、使用環境・条件・耐久性などを考量して使い分ける。例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)材を中心に、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、シリコンゴム(ミラブルゴム)を例示することができる。また、射出成形可能な熱可塑性エラストマー(TPE)類やゴムコンパウンドシリコン樹脂(液状シリコンゴム)等々も例示することができる。本実施形態において、EPDMを採用した。
ローラ軸1の両端部は、不図示の駆動軸受で回転自在に軸支されており、一方の軸端部が駆動軸受のさらに外側に設けられた不図示の駆動伝達手段である駆動列及びモータに連結される。そして、不図示のモータの回転駆動により、シート搬送ローラ120aは回転する。一方、不図示の従動ローラ120bは、シート搬送ローラ120aのローラ体5のゴムローラ6に外周面が対向するように配置されたコロを有し、ゴムローラ6に所定圧で接触する。このように構成されているシート搬送ローラ対120は、シート搬送ローラ120aに駆動が伝達されると、シート搬送ローラ120aの回転に従動ローラ120bが従動回転する。そして、両ローラのニップに入った不図示のシート材は、両ローラに挟持されて搬送される。
<シート搬送ローラのローラ軸とローラ体の固定>
次に、シート搬送ローラ120aのローラ軸1とローラ体5の固定について、図3と図4と図5および図6を用いて説明する。図3は、本実施形態のシート搬送ローラの組立手順の説明図である。図4は、図3のシート搬送ローラのローラ軸1およびローラ体5の断面図である。図5は、図3のシート搬送ローラの断面図である。
次に、シート搬送ローラ120aのローラ軸1とローラ体5の固定について、図3と図4と図5および図6を用いて説明する。図3は、本実施形態のシート搬送ローラの組立手順の説明図である。図4は、図3のシート搬送ローラのローラ軸1およびローラ体5の断面図である。図5は、図3のシート搬送ローラの断面図である。
図3で示すように、2個のローラ体5はローラ軸1の両端部から矢印方向に挿通される。ローラ軸1の両端部から挿通されたローラ体5は、ローラ軸1に形成された突起部3の位置まで移動される。そして、突起部3まで移動されたローラ体5は、ローラ軸1に設けられた突起部3の先端がローラ支持体2の穴部7の表面に食い込んで固定される。その結果、図2で示したようにローラ軸1とローラ体5とが一体となって回転するシート搬送ローラ120aが形成される。
図4(a)は、図3のローラ軸1におけるB−B断面図である。図4(a)より、ローラ軸1は、軸方向に直交する断面において、軸の外周面から径方向に突出し円周方向に連続的に形成される複数の突起部3と、ローラ軸1の外周面である外周部1aと、が円周方向に交互に配置されている。本実施形態において、円周方向に連続的に並んだ4個の突起部3が、外周部1aを介して3か所形成されている。また、ローラ軸1の中心位置Orから複数の突起部3の先端までの距離をR1とし、ローラ軸1の外周部1aの半径をR2とした時、R1の方がR2よりも大きくしている。つまり、突起部3の先端は、軸体1の外周部1aよりも突出するように形成されている。
また、図4(b)は、図3のローラ体5におけるC−C断面図である。図4(b)より、ローラ支持体2には穴部7が設けられており、穴部7は第一の内径の半径r1を有する第一の内周面7aと第一の内径と異なる第二の内径の半径r2を有する第二の内周面7bと、が円周方向に交互に配置されている。本実施形態において、第一の内径の半径r1の方が、第二の内径の半径r2よりも大きくしている(r1>r2)。
ローラ軸1の外周部1aの外径R2とローラ支持体2の第二の内径r2とは、すきま嵌めの関係であり、図3に示すようにローラ支持体2をローラ軸1に挿通させる際の組立作業性を向上させている(R2<r2)。また、ローラ軸1とローラ支持体2の位置ずれの精度をさらに向上させるために、外周部1aの外径R2とローラ支持体2の第に内径r2との大きさを同一にしても良い(R2≦r2)。突起部3の先端までの距離R1は、ローラ支持体2の第一の内径の半径r1よりも大きくしており、突起部3がローラ支持体2の第一の内周面7aに食い込むようにしている(R1>r1)。つまり、R1とR2とr1とr2の大小関係は、以下の通りである。
R1>r1>r2≧R2
R1>r1>r2≧R2
図5は、ローラ体5がローラ軸1に挿通され固定された時のシート搬送ローラの断面図である。上述したように、本実施形態において、複数の突起部3は円周方向に等間隔で3か所に配置されている。また、ローラ軸1の外周部1aの半径R2とローラ支持体2の第二の内周面7bの半径r2の関係は、すきま嵌めの嵌合である。よって、ローラ軸1の外周部1aとローラ支持体2の第二の内周面7bが嵌合し接触するため、ローラ軸1の軸中心Ogとローラ支持体2の穴部7の穴中心Orとの位置のずれを小さくすることができる。
さらに、複数の突起部3はローラ支持体2の第一の内周面7aに食い込むため、食い込みによって発生する変形領域が、外周部1aと嵌合する第二の内周面7bの領域に及ぼすことを低減することができる。
以上、本実施形態のシート搬送ローラにおいて、ローラ支持体2をローラ軸1に挿通させる際に、複数の突起部3がローラ支持体2の第一の内周面7aに食い込むことで、ローラ軸1とローラ支持体2とを固定することが可能となる。また、軸体の外周部1aがローラ支持体2の第二の内周面7bと嵌合することで、ローラ軸1の軸中心Ogとローラ支持体2の穴中心Orのずれを小さくすることができる。よって、ローラ軸1を回転させた時のローラ支持体2の偏心を低減することができ、安定したシート搬送を実現することができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2について、図6と図7および図8を用いて説明する。本実施形態は、実施形態1と同様に、画像形成装置100に備えられたシート搬送ローラ120aである。本実施形態の説明にあたって、実施形態1と重複する部分については、説明を省略する。
次に、実施形態2について、図6と図7および図8を用いて説明する。本実施形態は、実施形態1と同様に、画像形成装置100に備えられたシート搬送ローラ120aである。本実施形態の説明にあたって、実施形態1と重複する部分については、説明を省略する。
図6は、本実施形態のシート搬送ローラ120aの組立手順の説明図である。図7は、図6のシート搬送ローラの軸体11およびローラ体5の断面図である。図7(a)は図6における軸体11のB−B断面図であり、図7(b)は図6におけるローラ体5のC−C断面図である。図8は、シート搬送ローラ120aの断面図である。
図6に示すように、ローラ軸11の突起部3は、軸方向において軸体11の両端部から取り付け部まで連続的に延びるように形成されている。
図7(a)および図7(b)に示すように、軸体11の中心から突起部3の先端までの距離R1は、ローラ支持体2の第一の内径の半径r1よりも大きくしており、突起部3がローラ支持体2の第一の内周面7aに食い込むようにしている(R1>r1)。ローラ軸11の外周部1aの半径R2とローラ支持体2の第二の内径の半径r2とは、すきま嵌めの関係であり、図6に示すようにローラ支持体2をローラ軸11に挿通させる際の組立作業性を向上させている(R2<r2)。また、ローラ軸1とローラ支持体2の位置ずれの精度をさらに向上させるために、外周部1aの半径R2とローラ支持体2の第二の内径の半径r2との大きさを同一にしても良い(R2≦r2)。そして、本実施形態において、複数の突起部3が食い込む第一の内周面7aの半径をr1とし、外周部1aと嵌合する第二の内周面7bの半径をr2とした時、r1の方がr2よりも小さくしている(r1<r2)。つまり、R1とR2とr1とr2の大小関係は、以下の通りである。
R1>r1<r2≧R2
R1>r1<r2≧R2
以上、本実施形態のシート搬送ローラにおいて、ローラ支持体2をローラ軸11に挿通させる際に、複数の突起部3がローラ支持体2の第一の内周面7aに食い込むことで、ローラ軸1とローラ支持体2とを固定することが可能となる。また、軸体の外周部1aがローラ支持体2の第二の内周面7bと嵌合することで、ローラ軸1の軸中心Ogとローラ支持体2の穴中心Orのずれを小さくすることができる。よって、ローラ軸1を回転させた時のローラ支持体2の偏心を低減することができ、安定したシート搬送を実現することができる。
以上、実施形態1および実施形態2について説明したが、本発明にかかる構成の適用範囲はこれらの実施形態に限定されず、例えば、給紙部110の給紙ローラ、レジストローラ131、排紙ローラ対171、反転ローラ対173にも適用可能である。また、実施形態1および実施形態2において、ローラ体5を軸線方向に2か所設けているが、1か所でも3か所以上でも良い。さらに、上記構成に限るものでもなく、機能が同じであれば、他の事例に適応可能で、何ら問題は無く同様の効果が得られる。
1 軸体
1a 外周部
2 ローラ支持体
3 突起部
5 ローラ体
6 ローラ部材
7 穴部
7a 第一の内周面
7b 第二の内周面
120a シート搬送ローラ
r1 第一の内径の半径
r2 第二の内径の半径
R1 軸中心と突起部の先端までの距離
R2 軸体の外周部の半径
Or 軸体の中心
Og ローラ支持体の中心
1a 外周部
2 ローラ支持体
3 突起部
5 ローラ体
6 ローラ部材
7 穴部
7a 第一の内周面
7b 第二の内周面
120a シート搬送ローラ
r1 第一の内径の半径
r2 第二の内径の半径
R1 軸中心と突起部の先端までの距離
R2 軸体の外周部の半径
Or 軸体の中心
Og ローラ支持体の中心
Claims (7)
- シートに当接するローラ部材と、前記ローラ部材を支持し前記ローラ部材と一体となって回転可能な樹脂製のローラ支持体と、前記ローラ支持体が取り付けられる金属製の軸体と、を備えるシート搬送ローラであって、
前記軸体は、軸方向に直交する断面において、前記軸体の外周面から径方向に突出し、円周方向に連続的に形成される複数の突起部と、前記軸体の外周面である外周部と、が円周方向に交互に配置されており、
前記ローラ支持体は、穴部が設けられており、前記穴部は第一の内径を有する第一内周面と前記第一の内径と異なる第二の内径を有する第二内周面と、が円周方向に交互に配置されており、
前記ローラ支持体の前記穴部に前記軸体が挿通された際に、前記複数の突起部が前記第二内周面に食い込み、かつ、前記外周部が前記ローラ支持体の前記第一内周面と嵌合し、前記軸体と前記ローラ支持体とが固定されること、
を特徴とするシート搬送ローラ。 - 前記軸体の中心と前記複数の突起部の先端との距離は、前記ローラ支持体の前記第一の内径の半径よりも大きく設定することによって、前記ローラ支持体の前記穴部に前記軸体が挿通された際に、前記複数の時部が前記第二内周面に食い込むこと、
を特徴とする請求項1に記載のシート搬送ローラ。 - 前記第二の内径の半径は、前記軸体の前記外周部の半径より大きい又は同等に設定することによって、前記ローラ支持体の前記穴部に前記軸体が挿通された際に、前記外周部が前記ローラ支持体の前記第一内周面とすきま嵌めの嵌合となること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送ローラ。 - 前記ローラ支持体の前記第一の内径の半径は、前記第二の内径の半径より大きいこと、
を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシート搬送ローラ。 - 前記ローラ支持体の前記第二の内径の半径は、前記第一の内径の半径よりも大きいこと、
を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシート搬送ローラ。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載のシート搬送ローラと、
前記シート搬送ローラに駆動を伝達する駆動伝達手段と、を備えること、
を特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載のシート搬送ローラと、
前記シート搬送ローラによって搬送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えること、
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019194808A JP2021066584A (ja) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | シート搬送ローラ、シート搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=75638151
Family Applications (1)
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JP2019194808A Pending JP2021066584A (ja) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | シート搬送ローラ、シート搬送装置及び画像形成装置 |
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