JP2021066244A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この構造では、力布には、インフレータのボルトを貫通させる穴が形成されており、組立時には、エアバッグモジュールをループ状の力布の中に挿入するとともに、力布の穴にインフレータのボルトを通し、力布の外側に露出したボルトをブラケットに通した上でボルトにナットを締結する。
特に、インフレータのボルトは突出しているため、ループ状の力布の中には入れにくい。また、インフレータのボルトを力布の穴に通す作業も繁雑である。
力布は、第1力布部と、インフレータの長手方向において少なくとも一部が第1力布部と異なる位置に配置された第2力布部とを有する。
第1力布部は、出口部からエアバッグモジュールの一側部に向けて延びる第1側部と、出口部からエアバッグモジュールの他側部に向けて延びる第2側部とを有する。第1側部および第2側部は、力布とは別の連結部材によって固定され、または、互いに連結される。第2力布部は、前記長手方向にから見てエアバッグモジュールを囲むループ状に形成されている。
図1に示すように、本実施形態のサイドエアバッグ装置1は、自動車の後部座席に適用されるものであり、シートSと車体の側壁BSとの間に配置されている。詳細には、シートSは、シートクッションS1とシートバックS2を有し、サイドエアバッグ装置1は、シートバックS2と側壁BSの間に配置されている。
第2ブラケット200は、本体部210と、切欠き部220と、第1延出部230と、第2延出部240とを有している。
ワイヤフレーム20は、第1ワイヤ21、第2ワイヤ22および第3ワイヤ23を溶接により接合することで構成されている。なお、本実施形態では、3本のワイヤ21〜23によりワイヤフレーム20を構成しているが、ワイヤフレーム20を構成するワイヤの数は任意である。
連結部22Bの左右外側の端は、前方に屈曲して延びており、この前方に延びた部分が第1ワイヤ21のフレーム部21Aの上端部に接合されている。接続部22Cは、第2ブラケット200に接合されている。また、フレーム部22Aは、第2ブラケット200の接合部214,215の先端部に接合されている。
表皮部材80は、サイドエアバッグ装置1の外表面を構成する部材であり、布地や皮革などからなる。表皮部材80は、第2ブラケット200、ワイヤフレーム20およびパッド70を、前側、上側および左右内側から覆っている。表皮部材80は、パッド70の左右内側を覆う部分の端部81にフック82が取り付けられている。フック82は、左右外側から第2ブラケット200の係合孔213における第1縁部213A(図3参照)に引っ掛けられており、これにより、表皮部材80の端部81が第2ブラケット200に固定されている。
そして、図4(b)に示すように、第1力布部31(31R,31L)および第2力布部32(32R,32L)の各前端部は、出口部30A付近において、表皮部材80に取り付けられている。具体的には、第1力布部31の第1側部31Rおよび第2力布部32の第3側部32Rは、縫製部85よりも丈夫な縫製部86により、右側の表皮部材80に縫製され、第1力布部31の第2側部31Lおよび第2力布部32の第4側部32Lは、縫製部85よりも丈夫な縫製部86により、左側の表皮部材80に縫製されている。
第1取付ワイヤ40は、第1力布部31の第1側部31Rが取り付けられる部材であり、第2取付ワイヤ50は、第2側部31Lが取り付けられる部材である。また、固定ワイヤ60は、第1取付ワイヤ40と第2取付ワイヤ50が固定される部材である。第1取付ワイヤ40、第2取付ワイヤ50および固定ワイヤ60は、金属からなる。
ワイヤ取付部61は、取付ワイヤ40,50の後述する湾曲部44,54が係合する部分が前方に向けて凸となるように屈曲した上下2つのワイヤ係合部61Aを有している。
第1力布取付部41は、第1側部31Rが取り付けられる部分である。第1側部31Rは、後端部にリング部R1を有しており、リング部R1に第1力布取付部41を通すことで、第1側部31Rに第1取付ワイヤ40が取り付けられる。
第2力布取付部51は、第2側部31Lが取り付けられる部分である。第2側部31Lは、後端部にリング部R2を有しており、リング部R2に第2力布取付部51を通すことで、第2側部31Lに第2取付ワイヤ50が取り付けられる。
第2上延出部52および第2下延出部53の左右内側の端部には、それぞれ、第2湾曲部54が設けられている。第2湾曲部54は、固定ワイヤ60のワイヤ取付部61(ワイヤ係合部61A)に係合する部分であり、左右内側に凸となるように湾曲している。各第2湾曲部54の各端部54Aは、屈曲して前方に延び、さらに、互いに近づくように上下方向に屈曲している。第2湾曲部54がワイヤ取付部61に係合した状態において、第2湾曲部54の端部54Aは、第1湾曲部44の端部44Aに係合している。このため、第1取付ワイヤ40が固定ワイヤ60に係合し、第2取付ワイヤ50が固定ワイヤ60に係合するだけでなく、第2取付ワイヤ50が第1取付ワイヤ40に係合して、これらの3部品の係合が容易には外れないようになっている。
そして、第1取付ワイヤ40は、図7に示すように左右方向から見てボルト12Bと重ならないように配置されている。すなわち、連結部材CNは、ボルト12Bと干渉しないように配置されている。なお、図7においては、力布30を仮想線で示している。
図3に示すように、まず、第2ブラケット200とワイヤフレーム20を溶接により固定する。次に、第2ブラケット200とワイヤフレーム20を図示しない金型内に配置して、図4(a)に示すように、パッド70を第2ブラケット200およびワイヤフレーム20と一体成形する。
以上の工程により、サイドエアバッグ装置1を車体に取り付けることができる。
第2力布部32は、ループ状になっているため、エアバッグモジュール10の下端部を第2力布部32に入れることで、ケース2に対するエアバッグモジュール10の位置合わせがし易く、ケース2に対してエアバッグモジュール10を組み付けやすい。そして、力布30は、全体がループ状になっているのではなく、下側の一部のみがループ状になっており、上側の第1力布部31は、第1側部31Rと第2側部31Lに分かれているので、第1側部31Rと第2側部31Lを離して開いた状態にすることができる。このため、第1側部31Rと第2側部31Lの間にエアバッグモジュール10を入れるとともにエアバッグモジュール10の下端部を第2力布部32の中に入れる作業を行いやすい。すなわち、サイドエアバッグ装置1の組立作業を容易にすることができる。
例えば、前記実施形態では、固定ワイヤ60が第1ブラケット100に固定されていたが、ケース2、例えば、第2ブラケット200に固定されていてもよい。
1C 裂開部
2 ケース
10 エアバッグモジュール
11 エアバッグ
12 インフレータ
12B ボルト
20 ワイヤフレーム
30 力布
30A 出口部
31 第1力布部
31R 第1側部
31L 第2側部
32 第2力布部
33 接続部
35 フック
40 第1取付ワイヤ
50 第2取付ワイヤ
60 固定ワイヤ
70 パッド
80 表皮部材
86 縫製部
100 第1ブラケット
200 第2ブラケット
300 サイドパネル
CN 連結部材
Claims (11)
- エアバッグおよび前記エアバッグ内にガスを供給するインフレータを有するエアバッグモジュールと、
前記エアバッグの展開時に前記エアバッグが出る出口部を有する力布と、
前記力布が前記出口部付近において取り付けられた表皮部材を含むケースと、を備えるサイドエアバッグ装置であって、
前記力布は、第1力布部と、前記インフレータの長手方向において少なくとも一部が前記第1力布部と異なる位置に配置された第2力布部とを有し、
前記第1力布部は、前記出口部から前記エアバッグモジュールの一側部に向けて延びる第1側部と、前記出口部から前記エアバッグモジュールの他側部に向けて延びる第2側部とを有し、前記第1側部および前記第2側部は、前記力布とは別の連結部材によって固定され、または、互いに連結され、
前記第2力布部は、前記長手方向にから見て前記エアバッグモジュールを囲むループ状に形成されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記インフレータはボルトを有し、前記ボルトは、前記長手方向において前記第2力布部と異なる位置に位置することを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記ボルトは、前記長手方向において前記第1力布部と重なる位置に位置し、かつ、前記第1力布部を貫通しておらず、
前記連結部材および前記第1力布部は、前記ボルトと干渉しないように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記インフレータが前記ボルトにおいて固定される第1ブラケットであって、前記ケースに固定される第1ブラケットをさらに備え、
前記第1ブラケットの端部は、前記長手方向における位置が前記第2力布部と重なっていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記インフレータが前記ボルトにおいて固定される第1ブラケットであって、前記ケースに固定される第1ブラケットをさらに備え、
前記ケースは、前記第1ブラケットが固定される第2ブラケットを有し、
前記連結部材の少なくとも一部は、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットの間に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記エアバッグモジュールの前記長手方向の一端部は、前記第2力布部に覆われていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第2力布部は、前記第1力布部より下に位置することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記長手方向において、前記第2力布部は、前記第1力布部より短いことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第2力布部の前記長手方向における縁を前記ケースに固定する固定部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記固定部材は、前記第2力布部の上端縁を前記ケースに固定することを特徴とする請求項9に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第2力布部は、前記固定部材に繋がる部分が、前記固定部材から離れるほど幅広となっていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のサイドエアバッグ装置。
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