JP2021065984A - ねじ締め機 - Google Patents

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俊朗 寺井
Toshiaki Terai
俊朗 寺井
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Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】トルクの伝達効率を向上できるねじ締め機の提供。【解決手段】本発明に係るねじ締め機1は、回転駆動するモータMと、このモータMに連結され軸方向へ摺動自在に配されたビットBと、このビットBを一端から突出させ摺動自在かつ回転自在に支持して成るケーシングユニット10と、このケーシングユニット10に内包され前記ビットBを軸方向へ付勢する圧縮ばね30とを備えて成る。前記ケーシング10は、ビットBの回転および摺動に伴って回動する鋼球22を配置した軸受部材20を備えて成ることを特徴とする。これにより、ビットBに接する鋼球22が当該ビットBの回転抵抗および摺動抵抗を低減させるので、モータMが発揮する回転力をビットBに高効率で出力できるという利点がある。【選択図】図2

Description

本発明は、ねじに係合するビットを回転自在かつ軸方向へ摺動自在に備えたねじ締め機に関する。
従来のねじ締め機は、特許文献1に開示されており、回転駆動するモータと、このモータに連結され軸方向へ摺動自在に配されたビットと、このビットを一端から突出させ摺動自在かつ回転自在に支持して成るケーシングと、このケーシングに内包され前記ビットを軸方向へ付勢する圧縮ばねとを具備して成る。
このように構成された従来のねじ締め機は、前記モータを回転駆動させつつワークへ向かって下降する。この時、前記ビットは、これに係合したねじと一体に回転するとともに前記圧縮ばねを撓ませて軸方向へ摺動するので、ねじとの係合時に生じる軸方向の衝撃が軽減される。
特開平07-001263号公報
しかしながら、従来のねじ締め機は、摺動自在かつ回転自在なビットをケーシングによりガイドする構成のため、ビットの外周面とケーシングの内周面とが接触する。これにより、モータの回転力が接触箇所で減じられるため、ねじへのトルク伝達効率が低減するという問題があった。また、このビットとケーシングとの接触は、毎回のねじ締め時に起こるので、使用期間が長期になれば接触箇所となるビットおよびケーシングの摩耗を生じ易いという問題もあった。
本発明は、回転駆動するモータと、このモータに連結され軸方向へ摺動自在に配されたビットと、このビットを一端から突出させ摺動自在かつ回転自在に支持して成るケーシングユニットと、このケーシングユニットに内包され前記ビットを軸方向へ付勢する圧縮ばねとを備えて成るねじ締め機であって、前記ケーシングユニットは、ビットの回転および摺動に伴って回動する鋼球を配置した軸受部材を備えて成ることを特徴とする。なお、前記軸受部材は、これに挿通した前記ビットの外周に前記鋼球を複数個の接触するよう配されて成り、当該ビットの回転および摺動に伴う抵抗を低減するスライドロータリーブッシュを備えて成ることが望ましい。また、前記軸受部材は、前記圧縮ばねの付勢によるビットのスラスト荷重を軽減するスラスト軸受を備えて成ることが望ましい。さらに、前記軸受部材は、これに挿通されガイドされるビットの直径(D1)に対して2倍以上のガイド代(L1)を備えて成ることが望ましい。
本発明に係るねじ締め機は、前記ケーシングユニットに対して軸方向に摺動し回転するビットを鋼球によりガイドする軸受部材を具備するので、回転および摺動するビットと前記ケーシングユニットとの接触抵抗を低減できるという利点がある。また、前記軸受部材の鋼球を複数配置して当該鋼球を複数個ビットの外周に接触させ軸方向にガイドするので、軸線に対するビットの傾きが抑制されるという利点もある。さらに、軸受部材は、スラスト軸受を配しているので、前記圧縮ばねの付勢によるビットのスラスト荷重がスライドロータリーブッシュの端面に伝達され難い。これにより、スライドロータリーブッシュが変形し難いので、前記ビットに接触する鋼球が常時滑らかに回動できるという利点もある。また、軸受部材によりビットを軸方向にガイドするガイド代(L1)は、当該ビットの直径(D1)の2倍以上の寸法にしているので、よりビットの軸方向の傾きを小さく抑えることができるという利点もある。
本発明に係るねじ締め機を示す一部切欠き断面図である。 図1のねじ締め機によりねじをワークへ螺入している動作状態を示す一部切欠き断面図である。
本発明に係るねじ締め機1は、所謂多関節ロボットなどに搭載されねじNをワークWに螺入可能に構成されており、図1および図2に基づき説明する。本発明に係るねじ締め機1は、回転駆動するモータMと、このモータMをその一端に取り付けたケーシングユニット10と、このケーシングユニット10に一部内包され前記モータMの回転駆動を受けて回転するビットBとを備えて成る。
前記モータMは、図示しないコントローラに予め設定されている回転速度および回転トルクに基づいて回転駆動可能に構成されており、回転駆動し先端が角柱形状を成すモータ出力軸Maと、このモータ出力軸Maに連結される連結軸Mbとを具備して成る。
前記連結軸Mbは、モータ出力軸Maに嵌合しかつ係合可能な四角穴Mb2と、この四角穴Mb2の開口側端部に位置する大径の開口鍔部Mb3と、その先端側に形成された六角柱Mb1とを備えて成る。また、この連結軸Mbおよび前記モータ出力軸Maは、1本のピンPにより連結されており、これらが一体に回転するよう構成されている。
前記ケーシングユニット10は、所定の位置へ移載可能に構成された前記多関節ロボットなどに取り付けられており、前記連結軸Mbを回転自在に内包する筒状のカバー部材11と、このカバー部材11の下端側に配され前記ビットBをガイドする軸受部材20とを備えて成る。
前記軸受部材20は、これに挿通したビットBの回転および軸方向の摺動を滑らかにするスライドロータリーブッシュ21と、このスライドロータリーブッシュ21の一端に接するよう配置されたスラスト軸受25と、スライドロータリーブッシュ21の他端に配され外部から侵入する異物をスライドロータリーブッシュ21内へ入らないように防ぐシール部材26とを備える。
前記スライドロータリーブッシュ21は、前記ビットBを挿通可能な挿通穴21aと、この挿通穴21aの内周面から抜け出さないよう一部突出しかつ回動自在な鋼球22とを具備して成る。前記鋼球22は、複数個軸方向に並ぶように配列されており、これら複数個の鋼球22によりビットBを軸方向にガイドしている。このビットBを軸方向にガイドしているガイド代L1は、軸方向に摺動するビットBの直径D1に対して2倍以上となるように寸法設定されている。
前記ビットBは、その一端にねじNの頭部と係合可能な係合部B1aを備えたビット本体B1と、このビット本体B1を脱着可能なビット軸B2とから成り、前記ビット軸B2に装着されたビット本体B1は、当該ビット軸B2とともに一体に回転する。
前記ビット軸B2は、その一端にビット本体B1を脱着可能な脱着部B2bと、他端に前記連結軸Mbの六角柱Mb1に嵌合し当該六角柱Mb1の全長を超える深さに形成された六角穴B2aと、前記連結軸Mbの開口鍔部Mb3と同様の鍔部B2cとを備えて成る。前記六角穴B2aは、前記六角柱Mb1に嵌合しているので、ビットBは、当該六角柱Mb1に沿って摺動可能に構成される。
また、前記カバー部材11の内部には軸方向へ撓む圧縮ばね30が配されている。この圧縮ばね30は、前記連結軸Mbの開口鍔部Mb3と、前記ビット軸B2の鍔部B2cとに当接しており、常時は図1に示すように前記鍔部B2cをスラスト軸受25に当接するようにしている。
このように構成されたねじ締め機1の動作について、図1および図2に基づき説明する。前記モータMは、前記コントローラの指令を受けて予め設定された回転速度により回転駆動し、連結軸Mbを介してモータ出力軸Maと一体にビットBを回転させる。
また、このモータMの回転駆動と同時に動作する前記多関節ロボットは、当該ねじ締め機1を所定速度でワークWへ向かうよう接近させる。やがて、前記ビットBに係合し回転するねじNがワークWの表面に到達するので、ワークWに設けられためねじXに螺合する。このねじNがめねじXに螺合し初めてから当該ねじNの頭部がワークWの表面に着座するまでの区間において、ねじNおよびビットBの下方への移動速度は、前記回転速度および当該ねじNのピッチにより規制された螺入速度となる。一方、前記多関節ロボットに取り付けられたねじ締め機1のケーシングユニット10は、ねじNとめねじXとの螺合開始以降、前記螺入速度よりも高い速度で移動するので、このケーシングユニット10とビットBとの下降速度に差が生じる。この下降速度の差によってビット軸B2は、前記スラスト軸受25から離れ、連結軸Mbに対して相対移動するため、圧縮ばね30が徐々に撓む。
このように、ねじ締め機1は、前記圧縮ばね30を配置しているので、ねじNがワークWに当接した際に生じる衝撃を緩和させることができる。また、ねじNがめねじXに螺入されている時には、前記スライドロータリーブッシュ21の鋼球22に回転および摺動するビット軸B2が周方向にガイドされているので、これら複数個の鋼球22がビット軸B2の回転および摺動に伴って回動する。これにより、ビット軸B2は従来の面接触によるガイドに比べて抵抗を少なくガイドされる。
しかも、スライドロータリーブッシュ21の内周面から一部突出する鋼球22の最上部から最下部に位置する軸方向の距離である前記ガイド代L1は、前記ビット軸B2の直径D1の2倍以上となるよう設定されているので、ねじNをワークWへ螺入している際に外力が加わってもビットBは、ねじ締め機1の軸線に対して大きく傾き難い。
1 … ねじ締め機
10 … ケーシングユニット
11 … ケース部材
20 … 軸受部材
22 … 鋼球
30 … 圧縮ばね
B … ビット
B1… ビット本体
B2… ビット軸
M … モータ
Mb… 連結軸
N … ねじ
W … ワーク

Claims (4)

  1. 回転駆動するモータと、このモータに連結され軸方向へ摺動自在に配されたビットと、このビットを一端から突出させ摺動自在かつ回転自在に支持して成るケーシングユニットと、このケーシングユニットに内包され前記ビットを軸方向へ付勢する圧縮ばねとを備えて成るねじ締め機であって、
    前記ケーシングユニットは、ビットの回転および摺動に伴って回動する鋼球を配置した軸受部材を備えて成ることを特徴とするねじ締め機。
  2. 前記軸受部材は、これに挿通した前記ビットの外周に前記鋼球を複数個の接触するよう配され、当該ビットの回転および摺動に伴う抵抗を低減するスライドロータリーブッシュを備えて成ることを特徴とする請求項1に記載のねじ締め機。
  3. 前記軸受部材は、前記圧縮ばねの付勢によるビットのスラスト荷重を軽減するスラスト軸受を備えて成ることを特徴とする請求項2に記載のねじ締め機。
  4. 前記軸受部材は、これに挿通されガイドされるビットの直径(D1)に対して2倍以上のガイド代(L1)を備えて成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載のねじ締め機。
JP2019193910A 2019-10-25 2019-10-25 ねじ締め機 Pending JP2021065984A (ja)

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