JP2021062878A - 薬液タンク用漏液拡散抑止具、漏液回収方法および薬液タンクの補修状態検査方法 - Google Patents

薬液タンク用漏液拡散抑止具、漏液回収方法および薬液タンクの補修状態検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】漏液の拡散を防止することができ、さらに、補修箇所の検査を安全に行うことができる構造を実現する。【解決手段】薬液タンク用漏液拡散抑止具1は、厚さ方向に貫通し、かつ、両端に一対の開口を含む通孔5を有する、抑え板部3と、一対の端部6a、6bを有し、該一対の端部6a、6bのうちの一方の端部6aが、通孔5の一対の開口のうちで抑え板部3の下面に開口した部分に接続された、導管4と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、薬液タンクの底板から漏れる薬液が拡散することを抑止するための薬液タンク用漏液拡散抑止具、並びに、前記薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用した、漏液回収方法および薬液タンクの補修状態検査方法に関する。
硫酸を工業的規模で生産する方法として、接触式製造法、硝酸式製造法(鉛室法、塔式)などが用いられている。特に、接触式製造法は、硝酸式製造法に比べて、純度および濃度が高い硫酸を得られることから、広く利用されている。
接触式製造法は、硫黄や硫化鉱を焙焼するなどして得た二酸化硫黄(SO)ガスを、五酸化バナジウム(V)を主成分とする触媒を充填した転化器に導入し酸化させることで、三酸化硫黄(無水硫酸、SO)ガスに転化し、さらに三酸化硫黄ガスを吸収塔に導入し、吸収塔において、循環硫酸と呼ばれる濃硫酸に接触させて吸収する方法である。
三酸化硫黄ガスと接触する循環硫酸は、製品濃硫酸の抜き出しや濃度調整のための水の補給によって液量が変動する。このような液量の変動にかかわらず、吸収塔内に導入する循環硫酸の量を一定に保つため、吸収塔から抜き取られた濃硫酸は、タンク内に一時貯蔵される。濃硫酸を貯蔵するタンクとしては、濃硫酸に対する耐食性に優れた炭素鋼製のタンク、テフロン(登録商標)ライニングやグラスライニングが施されたタンクなどを用いることができる。
タンクの長期間の使用に伴い、タンクの底板が腐食するなどして、液漏れが発生した場合には、労働災害や環境汚染などを防止するため、速やかに漏液が拡散することを防止する必要がある。
特開平5−254592号公報には、タンクの下方に受け皿を配置し、受け皿に給水しつつ排水して、受け皿の底面を常時流水で覆い、タンクから漏洩した薬液を受け皿内の流水とともに排水する装置が記載されている。この装置によれば、受け皿の底面を常時流水で覆っているため、漏液による受け皿の腐食を防止することができる。
特開平5−254592号公報
しかしながら、特開平5−254592号公報に記載の装置は、タンクの底面よりも大きい開口面積を有する受け皿が必要であり、かつ、常時受け皿に給水しつつ排水する必要があるため、大型の装置を必要とし、コスト面においても問題がある。
タンクの底板の下面のうち、薬液漏れが発生している部分に、平板状の抑え板を押し付けることで、漏液の拡散を防止することもできる。しかしながら、タンクの底板からの薬液の漏洩量が多い場合、タンクの内側から底板を補修した後、抑え板を取り外す際に、抑え板の上面に溜まった漏液を処理する必要があり、この際、漏液が飛散して作業者の皮膚に付着するなどの危険性がある。また、タンクの底板の補修後、補修箇所を検査するためには、抑え板を取り外した後、液漏れが発生した部分に滲みなどがないか確認する必要があるが、タンクの底板の下方は視界が悪く面倒である。
本発明は、上述のような事情を鑑み、漏液の拡散を防止することができ、さらに、補修箇所の検査を安全に行うことができる、薬液タンク用漏液拡散抑止具を提供することを目的とする。
本発明の薬液タンク用漏液拡散抑止具は、
上面と下面とのそれぞれに開口するように厚さ方向に貫通した通孔を有する、抑え板部と、
一対の端部を有し、該一対の端部のうちの一方の端部(基端部)が、前記通孔のうちで前記抑え板部の下面に開口した部分に接続された、導管と、
を備える。
本発明の漏液回収方法は、
本発明の薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用して、薬液タンクの底板から漏れる薬液を回収する方法であって、
前記通孔のうちで前記抑え板部の上面に開口した部分を囲むように、前記抑え板部の上面にシール材を載置する工程と、
前記薬液タンクの底板の下面のうち、薬液漏れが発生している部分に、前記抑え板部の上面を押し付ける工程と、
前記一対の端部のうちの他方の端部(先端部)の下方に、漏液回収容器を配置する工程と、
を備える。
本発明の薬液タンクの補修状態検査方法は、
本発明の薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用して、薬液タンクの底板の補修状態を検査する方法であって、
前記通孔のうちで前記抑え板部の上面に開口した部分を囲むように、前記抑え板部の上面にシール材を載置する工程と、
前記薬液タンクの底板の下面のうち、損傷箇所を囲む部分に、前記抑え板部の上面を押し付ける工程と、
前記薬液タンク内に液体、好ましくは水を貯留し、かつ、前記導管からエアーを供給した状態で、前記薬液タンク内の液体中に気泡が発生しているか否かを確認する工程と、
を備える。
本発明の薬液タンク用漏液拡散抑止具によれば、漏液の拡散を防止することができ、さらに、補修箇所の検査を安全に行うことができる。
図1(A)は、実施の形態の1例に係る薬液タンク用漏液拡散抑止具を示す、正面図であり、図1(B)は、図1(A)の上側から見た平面図であり、図1(C)は、図1(A)の下側から見た底面図であり、図1(D)は、図1(A)の右側から見た側面図である。 図2は、抑え板部の上面にシール材を載置した状態を示す、斜視図である。 図3は、実施の形態の1例に係る薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用して、薬液タンクからの漏液を回収する方法を示す図である。 図4は、実施の形態の1例に係る薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用して、薬液タンクの補修箇所を検査する方法を示す図である。 図5は、別例の薬液タンク用漏液拡散抑止具を示す、図2に相当する図である。
本発明の実施の形態の1例について、図1〜図4を用いて説明する。本例の薬液タンク用漏液拡散抑止具1は、図3に示すように、薬液タンク2の底面のうち、液漏れが発生している部分に押し付けることで漏液を回収して、漏液の拡散を防止したり、図4に示すように、薬液タンク2の底面のうち、液漏れが発生していた部分が確実に補修されたかを検査したりするために使用される。
<薬液タンク用漏液拡散抑止具の構造>
薬液タンク用漏液拡散抑止具1は、抑え板部3と、導管4とを備える。
抑え板部3は、平板状に構成され、抑え板部3を厚さ方向(上下方向)に貫通し、かつ、一対の開口を有する通孔5を備える。
抑え板部3は、薬液タンク2中に貯蔵された薬液に対する耐食性を有する材料により構成される。具体的には、例えば、濃硫酸を貯蔵した薬液タンク2からの漏液の拡散を防止するために用いる薬液タンク用漏液拡散抑止具1では、抑え板部3は、薬液タンク2を構成する材料と同じ材料や、SUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼材、ハステロイ(登録商標)などにより構成することができる。なお、薬液タンク2を構成する材料が不明な場合や長期間にわたって漏液の拡散を防止する必要がある場合には、抑え板部3を、SUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼材やハステロイ(登録商標)により構成することが好ましい。
本例では、抑え板部3は、厚さ方向から見て正方形の平面形状を有する。ただし、抑え板部3の平面形状は、特に限定されることはなく、矩形や多角形、円形などとすることができる。抑え板部3の大きさ(面積)や厚さについては、薬液タンク2からの漏液の拡散を防止することができ、かつ、耐久性を確保できる限り、特に限定されない。例えば、抑え板部3が、正方形の平面形状を有する場合、抑え板部3の一辺の長さを、200mm〜300mmにすることができる。また、抑え板部3の厚さは、5mm〜20mmとすることができる。
通孔5は、円孔により構成され、かつ、抑え板部3の中央位置より、互いに平行な一組の辺のうち、一方に片寄った部分に形成されている。ただし、通孔5は、円孔に限らず、矩形孔などとすることができる。また、通孔5の形成位置についても、特に限定されず、抑え板部3の中央位置とすることもできる。さらに、図5に示すように、抑え板部3は、通孔5を2個、あるいは、それ以上備えることもできる。
通孔5の開口の大きさについては、薬液タンク2の漏液を回収できて、拡散を防止できる限り、特に限定されることはない。例えば、通孔5が円孔により構成されている場合、通孔5の開口の直径を、5mm〜80mmとすることができる。
導管4は、全体を筒状に構成され、かつ、一対の端部6a、6bを有する。導管4の一対の端部6a、6bのうちの一方を構成する基端部6aは、通孔5のうち、抑え板部3の下面に開口した部分(下側開口)に接続されている。これに対し、導管4の一対の端部6a、6bのうちの他方を構成する先端部6bは、いずれの部分にも接続されていない自由端である。
本例では、導管4は、薬液タンク2中に貯蔵された薬液に対する耐食性を有する材料製のパイプ材を所定の長さに切断し、曲げ加工を施すことにより、略J字形または略L字形に構成されている。これにより、導管4の先端部6bが、抑え板部3の外周よりも外側に位置するように構成されている。なお、導管4は、抑え板部3を構成する材料と同じ材料により構成することもできるし、異なる材料により構成することもできる。
また、導管4の基端部6aと、通孔5の下側開口との接続方法は、基端部6aと通孔5の下側開口との接続部で、薬液やエアーが漏れるのを防止することができる限り、特に限定されない。例えば、導管4の基端部6aと、通孔5の下側開口とは、溶接や嵌め合い、ねじ止めなどにより接続することができる。
<漏液回収方法>
薬液タンク用漏液拡散抑止具1を使用して、薬液タンク2の底板の下面(底面)からの漏液を回収して拡散を抑止する方法について、図2および図3により説明する。
まず、図2に示すように、抑え板部3の上面に、薬液タンク2に貯蔵された薬液に対する耐食性を有する材料製のシール材7を、通孔5の一対の開口のうち、抑え板部3の上面に備えられた上側開口を囲むように環状に載置する。濃硫酸を貯蔵した薬液タンク2からの漏液の拡散を防止するために用いる薬液タンク用漏液拡散抑止具1では、シール材7は、例えば、シリコーンゴム(VMQ)やフッ素ゴム(FKM)、四フッ化エチレンゴム(PTFE)などの材料により構成される。
次いで、図3に示すように、薬液タンク2の底板の下面のうち、損傷箇所を囲む部分に、抑え板部3の上面を押し付ける。すなわち、ジャッキ8の上部に備えられた受台9に、薬液タンク用漏液拡散抑止具1の抑え板部3を載置し、かつ、抑え板部3を、薬液タンク2の底板の下面のうち、薬液漏れが発生している部分の下方に位置させる。そして、頭部10に工具を引っ掛けて、工具によりねじ軸11を回転させることで、受台9を上昇させ、抑え板部3の上面を薬液タンク2の底板の下面に押し付ける。この際、抑え板部3の上面のうち、シール材7により囲まれた部分を、損傷して薬液漏れを招いた部分に押し付けるようにする。これにより、抑え板部3の上面と薬液タンク2の底板の下面との間でシール材7が押し潰される。シール材7の押し潰し量が小さい場合には、抑え板部3の上面と薬液タンク2の底板の下面とが互いに接触しない可能性もある。しかしながら、シール材7が薬液タンク2の底板の下面と全周にわたって環状に接触し、かつ、シール材7が抑え板部3の上面と全周にわたって環状に接触していれば、薬液の拡散防止を有効に機能させることができる。
ジャッキ8は、図示のようなパンタグラフ式のジャッキに限らず、機械式のジャッキや油圧式のジャッキ、空圧式のジャッキなどを使用することができる。ただし、作業者の皮膚に漏液が付着することを防止するなどの安全面を考慮すれば、ジャッキ8として、薬液タンク2の底板の下面のうち、薬液漏れが発生している部分から離れた位置から操作可能な構造を有するジャッキを使用することが好ましい。
薬液タンク用漏液拡散抑止具1の導管4の先端部6bの下方の地面などには、バケツなどの漏液回収容器12を載置しておく。
薬液タンク2の底板から漏れた薬液は、シール材7によって、薬液タンク2の底板の下面を伝って広範囲に拡散することを防止され、抑え板部3に備えられた通孔5から導管4に供給され、導管4の先端部6bから流れ出て、漏液回収容器12により回収される。漏液回収容器12により回収された漏液(薬液)は、廃棄されるか、あるいは、薬液タンク2内に戻されて再利用される。
<薬液タンクの補修状態検査方法>
次いで、薬液タンク2の底板の補修状態を検査する方法について、図4により説明する。
まず、工場の操業停止などの際に、薬液タンク2内の薬液をすべて抜き出し、薬液タンク2の底板のうちで、薬液漏れが発生している部分を、薬液タンク2の内側から補修する。すなわち、薬液漏れの原因であるクラックなどの損傷を、薬液タンク2の底板の上面の側から塞ぐ。この際、薬液タンク用漏液拡散抑止具1は、抑え板部3の上面を、直接あるいはシール材7を介して、薬液タンク2の底板の下面のうち、薬液漏れが発生していた部分に押し付けたままにしておく。なお、薬液タンク2の補修方法については、特に限定されず、例えば、底板の損傷を肉盛溶接やシーリング剤などにより塞ぐことで補修することができる。
薬液タンク2の底板を補修した後、薬液タンク2内に液体を貯留する。薬液タンク2内に貯留する液体の種類は、特に限定されないが、補修前に貯留していたものと同種の液体か、あるいは、水を使用することが好ましい。
薬液タンク2内に液体を貯留した状態で、薬液タンク用漏液拡散抑止具1の導管4の先端部6bに、エアーポンプ(コンプレッサ)13のホース14を接続する。そして、エアーポンプ13から導管4内にエアー(圧縮空気)を送り込み、薬液タンク2の底板の補修箇所から薬液タンク2内に貯留した液体中に気泡が発生しているか否かを確認する。すなわち、薬液タンク2の底板の補修箇所から気泡が発生していなければ、適切に補修がされていると判断できるのに対し、薬液タンク2の底板の補修箇所から薬液タンク2内に貯留した液体中に気泡が発生していれば、補修が不十分であると判断することができる。
本例の薬液タンクの補修状態検査方法によれば、薬液タンク2からの漏液の拡散を防止するために使用した、薬液タンク用漏液拡散抑止具1を、そのまま、薬液タンク2の底板の補修箇所の検査に使用することができる。すなわち、薬液タンクの底板の補修箇所を検査する際に、漏液を防止するために薬液タンクの底面に押し付けていた抑え板を取り外してから、エアーポンプのホースを気密に接続する必要がない。したがって、薬液タンク2の補修に要する時間を短縮できる。なお、補修箇所の検査のために薬液タンク2内に貯留する液体の量は、気泡発生の有無を確認できる程度の少量で足りる。このため、液体を貯留するのに過度に長い時間をかける必要がなく、再度補修が必要となった場合にも液体を短時間で抜き出すことができる。
底板の補修が適切と確認できた後は、薬液タンク用漏液拡散抑止具1を取り外す。薬液タンク用漏液拡散抑止具1の取り外しは、抑え板部3の上面を洗浄してから行うことが望ましい。洗浄は、導管4の先端部6bから水などを送り込み、抑え板部3の上面と薬液タンク2の底板の下面との間部分に溜まった液体を置換することにより行う。さらに、洗浄した後、導管4の先端部6bから乾燥空気を送り込んで、抑え板部3の上面を乾燥させてもよい。これにより、薬液タンク用漏液拡散抑止具1を薬液2の底板の下面から取り外す際に、漏液や水が飛散することなく、安全かつ容易に作業することができる。
1 薬液タンク用漏液拡散抑止具
2 薬液タンク
3 抑え板部
4 導管
5 通孔
6a 基端部
6b 先端部
7 シール材
8 ジャッキ
9 受台
10 頭部
11 ねじ軸
12 漏液回収容器
13 エアーポンプ
14 ホース

Claims (3)

  1. 上面と下面とのそれぞれに開口するように厚さ方向に貫通した通孔を有する、抑え板部と、
    一対の端部を有し、該一対の端部のうちの一方の端部が、前記通孔のうちで前記抑え板部の下面に開口した部分に接続された、導管と、
    を備える、薬液タンク用漏液拡散抑止具。
  2. 請求項1に記載の薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用して、薬液タンクの底板から漏れる薬液を回収する、漏液回収方法であって、
    前記通孔のうちで前記抑え板部の上面に開口した部分を囲むように、前記抑え板部の上面にシール材を載置する工程と、
    前記薬液タンクの底板の下面のうち、薬液漏れが発生している部分に、前記抑え板部の上面を押し付ける工程と、
    前記一対の端部のうちの他方の端部の下方に、漏液回収容器を配置する工程と、
    を備える、漏液回収方法。
  3. 請求項1に記載の薬液タンク用漏液拡散抑止具を使用して、薬液タンクの底板の補修状態を検査する、薬液タンクの補修状態検査方法であって、
    前記通孔のうちで前記抑え板部の上面に開口した部分を囲むように、前記抑え板部の上面にシール材を載置する工程と、
    前記薬液タンクの底板の下面のうち、損傷箇所を囲む部分に、前記抑え板部の上面を押し付ける工程と、
    前記薬液タンク内に液体を貯留し、かつ、前記導管からエアーを供給した状態で、前記薬液タンク内の液体中に気泡が発生しているか否かを確認する工程と、
    を備える、薬液タンクの補修状態検査方法。

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