JP2021061098A - 燃料電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部消費電力を抑えながら、効率的に流路内の水の凍結を抑制することのできる燃料電池装置を提供する。【解決手段】本開示の燃料電池装置は、燃料電池と、燃料電池の排熱と熱媒体の熱交換を行う第1熱交換器と、熱媒体を貯留する蓄熱タンクと、蓄熱タンクと第1熱交換器との間で熱媒体が循環する第1循環経路と、第1循環経路の熱媒体を循環させる第1循環ポンプと、第1循環経路と独立して設けられた第2循環経路と、第2循環流路に設けられた第2循環ポンプと、制御装置と、を備える。制御装置は、外気温および/または熱媒体の温度に基づいて、第1循環ポンプおよび第2循環ポンプの運転を制御する凍結抑制制御を実行する。【選択図】図4

Description

本開示は、燃料電池装置に関する。
燃料電池装置は、水素を含有する原燃料ガスと酸素含有ガス(空気)とを用いて発電を行い、電気を外部に供給する。また、燃料電池装置は、発電および余剰ガスの燃焼により生じた排ガス中の熱を回収して温水として貯留し、この温水を直接にまたは間接に外部に供給する、コジェネレーションシステムの一部を構成する。
燃料電池装置は、多くの水を使用または貯留するため、外装ケース内を流過あるいは循環する水の凍結防止あるいは凍結抑制機能を備える。たとえば、特許文献1には、ヒータ等の加熱器を付加することなく、貯湯槽に貯えられた湯水を利用することで、循環流路内の水の凍結を防止する燃料電池装置が開示されている。
また、引用文献2には、流路にヒータ等の加熱器を備える燃料電池装置において、流路の温度が所定値以下である場合に、流路内の水をヒータで加熱するとともに、加熱された水をポンプにより流路全体に循環させることにより、ヒータを広範囲に設けることなく、流路内の水の凍結を効果的に防止できる方法が開示されている。
特開2004−60980号公報 特開2008−32320号公報
本開示の目的は、内部消費電力を抑えながら、効率的に流路内の水の凍結を抑制することのできる燃料電池装置を提供することである。
本開示の燃料電池装置は、燃料電池と、前記燃料電池の排熱と熱媒体の熱交換を行う第1熱交換器と、前記熱媒体を貯留する蓄熱タンクと、前記蓄熱タンクと前記第1熱交換器との間で前記熱媒体が循環する第1循環経路と、前記第1循環経路の前記熱媒体を循環させる第1循環ポンプと、前記第1循環経路と独立して設けられ、前記蓄熱タンクの熱媒体を循環する第2循環経路と、前記第2循環流路に設けられた第2循環ポンプと、制御装置と、を備える。
前記制御装置は、外気温および/または熱媒体の温度に基づいて、前記第1循環ポンプおよび前記第2循環ポンプの運転を制御する凍結抑制制御を実行可能である。
本開示の燃料電池装置によれば、内部消費電力を抑えながら、効率的に流路内の水の凍結を抑制することができる。
実施形態の燃料電池装置の概略構成図である。 燃料電池装置における熱媒循環系の拡大図である。 外装ケース内の燃料電池装置の構成を示す斜視図である。 凍結抑制制御に関するフローチャートである。
以下、図面を参考にしながら、実施形態を説明する。
図1は、実施形態の燃料電池装置の構成の概略を示すブロック図であり、図2は、図1の要部拡大図である。なお、燃料電池装置において汎用的な装置や機器等については、詳しい説明を行わず、図中への符号の付与のみに留めているものもある。
図1に示す燃料電池装置100は、収納容器10内に収容された燃料電池モジュール1と、燃料電池モジュール1に接続された熱交換器(第1熱交換器2)と、燃料電池モジュール1から排出される高温度の排ガスの熱および熱エネルギーを熱交換により回収し、温水として貯留する蓄熱タンク3と、排ガス中に含まれる水分が熱交換により凝縮して生成した凝縮水を改質水として貯留する改質水タンク6と、を備える。
また、燃料電池装置100は、原燃料ポンプB1および原燃料流路等を含む原燃料供給装置と、空気ブロアB2および酸素含有ガス流路等を含む酸素含有ガス供給装置を備える。さらに、水自立運転を継続するための、凝縮水流路C、前述の改質水タンク6、改質水供給ポンプP3および改質水流路Rを含む改質水供給装置を含む。
そして、図2に示すように、燃料電池装置100は、先に述べた第1熱交換器2、蓄熱タンク3、ラジエータ4、熱媒循環ポンプP1とこれらを環状に接続する熱媒循環流路HC1とからなる熱媒循環系(第1のヒートサイクル)を備えている。
また、燃料電池装置100は、外部に供給するための水道水(上水)を加温するための第2熱交換器5と、前述の蓄熱タンク3から高温の熱媒を取り出して循環させるための水循環ポンプP2および水循環流路HC2等を含む、温水供給システム(第2のヒートサイクル)を備えている。
上記2つの熱交換器のうち、主熱交または潜熱熱交とも呼ばれる第1熱交換器2は、燃料電池セルを収容する燃料電池モジュール1の排熱と熱媒体(本例では、熱媒または冷媒としての水)との間で熱交換を行うためのものである。なお、第1のヒートサイクルである熱媒循環流路HC1上に、凍結防止用のヒータや、自立運転時に通電される余剰電力消費ヒータ等が配設されている場合もある。
また、図2の拡大図においては、蓄熱タンク3に水道水等の外部水を給水または補水する給水流路(配管)、タンクの満水状態を越えた水を排出するためのオーバーフロー流路や、外部給湯用の水道水のインレットWinおよび温水のアウトレットWout等、実施形態では使用しない構成の図示を簡略化している。
なお、燃料電池装置100は、図3に示すような、各フレーム31と各外装パネル32とからなるケース30の中に配設されている。本実施形態においては、このケース30の中に、少なくとも、燃料電池モジュール1と、第1熱交換器2および第2熱交換器5と、蓄熱タンク3と、熱媒循環流路HC1および熱媒循環ポンプP1と、水循環流路HC2および水循環ポンプP2と、が収容されている。また、モジュールおよび各補機の周りや、流路、配管等には、以下のような制御装置20や、複数の計測機器やセンサ、または他の補機等が設けられている。
燃料電池装置100は、前述の燃料電池モジュール1および各補機の動作を制御する手段として、電力調整装置(図示省略)と、この電力調整装置と連係して、燃料電池の発電運転を補助する各補機の動作を制御する制御装置20と、この制御装置20に付属または内蔵される記憶装置等を備える。
制御装置20は、記憶装置および表示装置(ともに図示省略)と、燃料電池装置100を構成する各種構成部品および各種センサと接続され、これらの各機能部をはじめとして、燃料電池装置100の全体を制御および管理する。制御装置20は、それに付属する記憶装置(図示省略)に記憶されているプログラムを取得して、このプログラムを実行することにより、燃料電池装置100の各部にかかる、種々の機能を実現する。
なお、燃料電池装置100は、筐体内外の各部の温度を計測するための、温度センサ、サーミスタ等の温度計測器または温度計を、複数備える。
たとえば、図1,図2に示すように、第1熱交換器2下側の熱媒体入口から導入される直前の熱媒体(水)の温度を測定するために、熱媒循環流路HC1上にサーミスタTM2が配設されている。
このサーミスタTM2は、本開示における第2温度測定部の一例である。また、図のサーミスタTM1にように、装置外の外気温を測定するための第1温度測定部を備える。
前述の制御装置20から、他の機能部または装置に制御信号または各種の情報などを送信する場合、制御装置20と他の機能部とは、有線または無線により接続されていればよい。各図では、制御装置20と、燃料電池を構成する各装置および各センサとを結ぶ接続線の図示を、省略している場合がある。また、制御装置20が行う本実施形態に特徴的な制御については、後記で説明する。
なお、後記の実施形態において、制御装置20は、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の種類に応じて、回転駆動モータのオン/オフデューティ比や回転数等を制御する。それにより、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の、駆動力および吐出量を調整する。
以上の構成の燃料電池装置100において、燃料電池装置の主電源(ブレーカー)が入っている場合、燃料電池が発電運転を行っている、もしくは停止しているに関わらず、制御装置20は、サーミスタTM1(第1温度測定部)が測定する外気温TH1(℃)を常時チェックしている。以下、各凍結抑制制御、温度判定制御について順に説明する。
図4は、本実施形態における凍結抑制制御および温度判定制御のフローチャートである。なおフローチャートにおいては、各「ステップ」を「S」と略している。
まず〔S1〕において、サーミスタTM1(第1温度測定部)が測定する外気温TH1が所定の第1外気温X1(℃)より高いかを判定する第1温度判定を行う。第1外気温X1としては、たとえば1〜10℃程度の温度で設定でき、この例では6℃が設定される。
すなわち、制御装置20は、第1の温度条件が満たされない場合、すなわち具体的には、外気温TH1と第1外気温X1とを比較する第1温度判定〔S1〕を実行して、外気温TH1が第1外気温X1以下の[NO]の場合に、〔S2〕において、熱媒循環ポンプP1(第1循環ポンプ)および水循環ポンプP2(第2循環ポンプ)の動作を制御する、第1凍結抑制制御を実行する。
具体的には、制御装置20は、熱媒循環ポンプP1に対しては、熱媒循環ポンプP1が駆動している場合には、その駆動状態を維持するように制御し、熱媒循環ポンプP1が停止している場合には、駆動を開始するように制御する。
また制御装置20は、水循環ポンプP2については、その駆動状態を維持するように制御する。すなわち、水循環ポンプP2が駆動している場合には、その駆動状態を維持し、停止している場合には、そのまま停止を継続するように制御する。なお、本実施形態においては、制御装置20が、直接ポンプの駆動状態を変更しない、すなわち状態を維持する場合も、ポンプの運転を制御しているものとする。
なお、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の駆動については、各ポンプに応じて駆動を制御すればよい。すなわち、各ポンプからの吐出量が増加や減少するように制御すればよい。したがって、回転数が調整されるように制御するほか、ポンプの駆動力であるモータ駆動のデューティ比を調整してもよい。
続いて制御装置20は、第1凍結防止制御を実行したのちに、外気温TH1が、第1外気温X1よりも高く設定された第2外気温X2(℃)以上であるかを判定する第1ステップ〔S3〕と、サーミスタTM2(第2温度測定部)が測定する熱媒体温度TH2(第2測定温度)が、あらかじめ定められた第1熱媒体温度Y1(℃)より高いか判定する第2ステップ〔S4〕を含む、第2温度判定を行う。
なお、各ステップの間には、ポンプの吐出量の安定を待つ待機時間や、水温または温度の安定を待つ待機時間として、数分から数十分の時間間隔が設けられる場合があるが、フローチャート上は図示を省略している。以下の制御フローにおいても同様である。
第2温度判定において、外気温TH1が第2外気温X2以上の場合(〔S3〕で[YES]の場合)は、〔S13〕に進み、熱媒循環ポンプP1の駆動を減少させ、かつ、水循環ポンプP2の駆動を停止して、本制御を終了する〔エンド〕。なお、第2外気温X2としては、たとえば1〜15℃程度の温度で設定でき、この例では8℃が設定される。
一方、第2温度判定において、外気温TH1が第2外気温X2未満の場合(〔S3〕で[NO]の場合)は、続いて第2ステップ〔S4〕に進み、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1より高いか判定する。ここで、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1よりも高い場合には、〔S3〕に戻る。なお、第1熱媒体温度X2としては、たとえば1〜10℃程度の温度で設定でき、この例では6℃が設定される。
第2ステップ〔S4〕に進み、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1以下である場合(言い換えれば、第2温度判定である〔S3〕および〔S4〕の両方を満たしていない場合)には、制御装置20は、〔S5〕に進み、第1凍結防止制御よりも各ポンプの駆動を増大させる第2凍結防止制御を実行する。
第2凍結防止制御においては、制御装置20は、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の駆動を、第1凍結防止制御での駆動よりも増大させる制御を実行する。それにより、第1凍結防止制御に加えて、より凍結を抑制することができる。
続いて、制御装置20は、第2凍結防止制御を実行したのちに、外気温TH1が、第1外気温X1よりも高く設定された第2外気温X2以上であるかを判定する第1ステップ〔S6〕と、熱媒体温度TH2が、第1熱媒体温度Y1よりも高く設定された第2熱媒体温度Y2(℃)以上であるかを判定する第2ステップ〔S7〕と、熱媒体温度TH2が、第1熱媒体温度Y1より高いか判定する第3ステップ〔S8〕を含む、第3温度判定を行う。
第3温度判定において、外気温TH2が第2外気温X2以上の場合(〔S6〕で[YES]の場合)は、第2温度判定の第1ステップと同様に、〔S13〕に進み、熱媒循環ポンプP1の駆動を減少させ、かつ、水循環ポンプP2の駆動を停止して、本制御を終了する〔エンド〕。
一方、第3温度判定において、外気温TH1が第2外気温X2未満の場合(〔S6〕で[NO]の場合)は、続いて第2ステップ〔S7〕に進み、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1より高く設定された第2熱媒体温度Y2以上であるか判定する。ここで、熱媒体温度TH2が第2熱媒体温度Y2以上の場合には、凍結のおそれが少し解消されるため、〔S9〕に進み、水循環ポンプP2の駆動を停止し、〔S2〕に戻る。すなわち、熱媒循環ポンプP1の駆動も減少させることとなる。なお、第2熱媒体温度Y2としては、たとえばたとえば1〜25℃程度の温度で設定でき、この例では18℃が設定される。
一方、第2ステップ〔S7〕において、熱媒体温度TH2が第2熱媒体温度Y2未満の場合(〔S7〕で[NO]の場合)には、続いて第3ステップ〔S8〕に進み、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1より高いか判定する。ここで、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1よりも高い場合には、〔S6〕に戻る。
第3ステップ〔S8〕に進み、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1以下である場合(言い換えれば、第3温度判定である〔S6〕,〔S7〕および〔S8〕のいずれも満たしていない場合)には、制御装置20は、〔S10〕に進み、第2凍結防止制御よりも各ポンプの駆動を増大させる第3凍結防止制御を実行する。
第3凍結防止制御においては、制御装置20は、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の駆動を、第2凍結防止制御での駆動よりも増大させる制御を実行する。それにより、第1凍結防止制御、第2凍結防止制御に加えて、より凍結を抑制することができる。なお、第3凍結防止制御における、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の駆動は、それぞれのポンプの最大駆動とすることができる。
続いて、制御装置20は、第3凍結防止制御を実行したのちに、外気温TH1が、第1外気温X1よりも高く設定された第2外気温X2未満であるかを判定する第1ステップ〔S11〕と、熱媒体温度TH2が、第1熱媒体温度Y1よりも高く設定された第3熱媒体温度Y3(℃)以上であるかを判定する第2ステップ〔S12〕とを含む、第4温度判定を行う。
第4温度判定において、外気温TH1が第2外気温X2以上の場合(〔S11〕で[NO]の場合)は、第2温度判定の第1ステップ、第3温度判定の第1ステップと同様に、〔S13〕に進み、熱媒循環ポンプP1の駆動を減少させ、かつ、水循環ポンプP2の駆動を停止して、本制御を終了する〔エンド〕。
一方、第4温度判定において、外気温TH1が第2外気温X2未満の場合(〔S11〕で[YES]の場合)は、続いて第2ステップ〔S12〕に進み、熱媒体温度TH2が第1熱媒体温度Y1より高く設定された第3熱媒体温度Y3以上であるか判定する。ここで、熱媒体温度THが第3熱媒体温度Y3よりも低い場合には、〔S11〕に戻る。
一方、第2ステップ〔S12〕において、熱媒体温度TH2が第3熱媒体温度Y3以上の場合には、凍結のおそれが少し解消されるため、〔S5〕に進み、熱媒循環ポンプP1および水循環ポンプP2の駆動を減少させる。なお、第3熱媒体温度Y3としては、たとえば1〜25℃程度の温度で設定できるが、第2熱媒体温度Y2よりも低く設定することができ、この例では15℃が設定される。
以上のように、本実施形態の構成によれば、流路内の水を凍結防止用のヒータで加熱する等の内部消費電力の増加を抑えながら、効率的に、流路内の水の凍結を抑制することができる。
なお、以上の燃料電池装置の凍結抑制制御は、通常の発電運転時における低温環境の発生を想定したものであるが、燃料電池装置が、系統電源から解列して単体で発電を行う自立運転の状態にある場合、全体の消費電力を抑える必要があるため、第2循環流路(水循環流路HC2)に配設された第2循環ポンプ(水循環ポンプP2)の駆動力は、予め定められた値以下に制限される。それ以外は、上述の通常の発電運転時と同様である。
1 燃料電池モジュール
2 第1熱交換器
3 蓄熱タンク
20 制御装置
100 燃料電池装置
P1 熱媒循環ポンプ(第1循環ポンプ)
P2 水循環ポンプ(第2循環ポンプ)
HC1 熱媒循環流路(第1循環流路)
HC2 水循環流路(第2循環流路)
TM サーミスタ

Claims (10)

  1. 燃料電池と、
    前記燃料電池の排熱と熱媒体の熱交換を行う第1熱交換器と、
    前記熱媒体を貯留する蓄熱タンクと、
    前記蓄熱タンクと前記第1熱交換器との間で前記熱媒体が循環する第1循環経路と、
    前記第1循環経路の前記熱媒体を循環させる第1循環ポンプと、
    前記第1循環経路と独立して設けられ、前記蓄熱タンクの熱媒体を循環する第2循環経路と、
    前記第2循環流路に設けられた第2循環ポンプと、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、外気温および/または熱媒体の温度に基づいて、前記第1循環ポンプおよび前記第2循環ポンプの運転を制御する凍結抑制制御を実行可能である、燃料電池装置。
  2. 前記制御装置は、
    外気温が、予め定められた第1外気温より高いかを判定する第1温度判定制御を行い、
    前記外気温が、前記第1温度判定を満たさない場合に、前記第1循環ポンプの動作を開始もしくは維持し、前記第2循環ポンプの動作を維持する第1凍結抑制制御を実行する、請求項1に記載の燃料電池装置。
  3. 前記制御装置は、前記第1凍結抑制制御を実行したのちに、
    外気温が、前記第1外気温よりも高く設定された第2外気温以上であるかを判定する第1ステップと、
    熱媒体の温度が、予め定められた第1熱媒体温度より高いかを判定する第2ステップと、を含む第2温度判定を行う、請求項2に記載の燃料電池装置。
  4. 前記制御装置は、前記第2温度判定が満たされない場合に、前記第1循環ポンプおよび前記第2循環ポンプの駆動を増加する第2凍結抑制制御を実行する、請求項3に記載の燃料電池装置。
  5. 前記制御装置は、前記第2凍結抑制制御を実行したのちに、
    外気温が、前記第2外気温以上であるかを判定する第1ステップと、
    熱媒体の温度が、前記第1熱媒体温度よりも高く設定された第2熱媒体温度以上であるかを判定する第2ステップと、
    熱媒体の温度が、前記第1熱媒体温度より高いかを判定する第3ステップと、を含む第3温度判定を行う、請求項4に記載の燃料電池装置。
  6. 前記制御装置は、前記第2ステップが満たされた場合に、前記第2循環ポンプの駆動を停止する、請求項5に記載の燃料電池装置。
  7. 前記制御装置は、前記第3温度判定が満たされない場合に、前記第1循環ポンプおよび前記第2循環ポンプの駆動を増加する第3凍結抑制制御を実行する、請求項5に記載の燃料電池装置。
  8. 前記制御装置は、前記第3凍結抑制制御を実行したのちに、
    外気温が、前記第2外気温未満であるかを判定する第1ステップと、
    熱媒体の温度が、前記第1熱媒体温度よりも高く設定された第3熱媒体温度以上であるかを判定する第2ステップと、を含む第4温度判定を行う、請求項7に記載の燃料電池装置。
  9. 前記制御装置は、前記第4温度判定が満たされた場合に、前記第1循環ポンプおよび前記第2循環ポンプの駆動を減少させる制御を実行する、請求項8に記載の燃料電池装置。
  10. 前記制御装置は、前記第2温度判定、前記第3温度判定および前記第4温度判定における、外気温が、前記第2外気温以上の場合に、前記第1循環ポンプの駆動を減少させるとともに、前記第2循環ポンプの動作を停止する、請求項3,5,8のいずれか1つに記載の燃料電池装置。
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