JP2021059931A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性に優れた制御装置を提供する。【解決手段】制御装置1は、車両の複数のウインドウに対応して設定された操作領域を有し、押し下げ操作及び引き上げ操作可能な1つの操作ノブ2と、複数の操作領域に対するユーザの接触を検出する接触検出部3と、操作ノブ2の押し下げ操作及び引き上げ操作を検出する操作検出部4と、複数の操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と操作ノブ2になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置7を制御する制御部6と、を備えて概略構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、制御装置に関する。
従来の技術として、車両の複数の窓ガラスをそれぞれ動作する駆動手段と、駆動手段を駆動するための操作手段と、操作手段の操作に応じて窓ガラスが開動作又は閉動作されるよう駆動手段を制御する制御手段と、を備えたパワーウインドウ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このパワーウインドウ装置は、操作手段が複数の窓ガラスに対応する複数の窓スイッチを備えている。また制御手段は、複数の窓スイッチを個々に操作する通常操作とは異なる操作である特殊操作が行われた場合には、全ての窓ガラスが動作されると共に、当該窓ガラスが異なる動作タイミングで動作されるよう駆動手段を制御する。
特開2016−124329号公報
このような従来のパワーウインドウ装置において、例えば、複数の窓スイッチが1つのスイッチとして構成され、窓ガラスに対応してスイッチのノブに設定された操作領域を備え、ユーザが操作時に触れた操作領域に対応する窓ガラスが開閉される場合、複数の窓ガラスを開閉するためには、複数の操作領域に触りながら操作しなければならず、操作性が良くない。
従って本発明の目的は、操作性に優れた制御装置を提供することにある。
本発明の一態様は、車両の複数のウインドウに対応して1つの操作ノブに設定された操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と操作ノブになされた押し下げ操作又は引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置を制御する制御部を備えた制御装置を提供する。
本発明は、操作性に優れている。
図1(a)は、第1の実施の形態に係る制御装置の一例を示す上面図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)−I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図である。 図2は、第1の実施の形態に係る制御装置のブロック図の一例である。 図3(a)は、第1の実施の形態に係る制御装置が搭載された車両の一例を示す上面図であり、図3(b)は、制御装置の配置の一例を説明するためのドアの概略図である。 図4(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置になされた全てのウインドウを開閉する予め定められた操作の一例を説明するための概略図であり、図4(b)は、予め定められた操作のタイミングの一例について説明するための概略図である。 図5は、第1の実施の形態に係る制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図6(a)は、第2の実施の形態に係る制御装置において第2の時間内になされた複数のタッチ操作の一例を示す概略図であり、図6(b)は、第3の実施の形態に係る制御装置において第3の時間より長くなされた長押操作の一例を示す概略図である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る制御装置は、車両の複数のウインドウに対応して1つの操作ノブに設定された操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と操作ノブになされた押し下げ操作又は引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置を制御する制御部を備えて概略構成されている。
制御装置は、ユーザが複数のウインドウを開閉する際、予め定められた操作を少なくとも1つの操作領域に行うことで、当該複数のウインドウの開閉を行うことができるので、この構成を採用しない場合と比べて、操作性に優れている。
[第1の実施の形態]
(制御装置1の概要)
図1(a)は、制御装置の一例を示す上面図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)−I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図である。図2は、制御装置のブロック図の一例である。図3(a)は、制御装置が搭載された車両の一例を示す上面図であり、図3(b)は、制御装置の配置の一例を説明するためのドアの概略図である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図2(a)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
本実施の形態の制御装置1は、複数のウインドウを簡単な操作で開閉させるために、予め定められた操作を設定し、この予め定められた操作の検出により、指定された複数のウインドウを開閉するように構成されている。
具体的には、制御装置1は、図1(a)〜図2に示すように、車両の複数のウインドウに対応して設定された操作領域を有し、押し下げ操作及び引き上げ操作可能な1つの操作ノブ2と、複数の操作領域に対するユーザの接触を検出する接触検出部3と、操作ノブ2の押し下げ操作及び引き上げ操作を検出する操作検出部4と、複数の操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と操作ノブ2になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置7を制御する制御部6と、を備えて概略構成されている。
予め定められた操作は、予め定められた第1の時間T内において複数の操作領域になされたタッチ操作である。制御部6は、タッチ操作が検出された当該複数の操作領域に対応するウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置7を制御する。この第1の時間Tは、一例として、0sより大きく、1s以下の範囲で設定されることが好ましく、0より大きく、0.5s以下の範囲で設定されることがより好ましい。
なおタッチ操作とは、ユーザが操作指で操作領域を触る操作である。以下では、操作指によって操作領域を短時間、接触させて離すタップ操作を含む操作としてタッチ操作を記載する。
制御装置1は、一例として、図3(a)及び図3(b)に示すように、右ハンドル仕様の4ドアの車両8に配置されている。より具体的には、制御装置1は、図3(b)に示すように、車両8の運転席側のドア81のドアトリム81bに取り付けられたアームレスト81cに配置されている。
制御装置1は、ドア81〜ドア84のウインドウ81a〜ウインドウ84aを開閉駆動するパワーウインドウ装置7に対する指示を可能に構成されている。つまり上述の複数のウインドウとは、ウインドウ81a〜ウインドウ84aである。なお制御装置1は、運転席側以外のドアに配置されても良いし、2ドアの車両に配置されても良い。
操作ノブ2は、操作ノブ2の表面20に溝24が形成されているので、この溝24を境に、前席のウインドウ81a及びウインドウ82aに対応した先端操作領域21と、後席のウインドウ83a及びウインドウ84aに対応した後端操作領域23と、に分かれている。
そして先端操作領域21は、運転席側のウインドウ81aに対応する第1の操作領域21aと、助手席側のウインドウ82aに対応する第2の操作領域21bと、を有している。また後端操作領域23は、運転席の後側のウインドウ83aに対応する第3の操作領域23aと、助手席の後側のウインドウ84aに対応する第4の操作領域23bと、を有している。つまり上述の操作領域とは、第1の操作領域21a〜第4の操作領域23bである。
(操作ノブ2の構成)
操作ノブ2は、樹脂材料によって形成されている。また操作ノブ2は、図1(b)に示すように、本体10の凹部12に配置されている。この凹部12は、本体10の上面10aから下方に向かってユーザの操作指を案内するように、表面が曲面となっている。操作ノブ2は、軸26を回転中心として矢印A方向及び矢印B方向に凹部12内を回転するように、本体10に取り付けられている。この矢印A方向とは、操作ノブ2を引き上げる方向である。また矢印B方向とは、操作ノブ2を押し下げる方向である。
操作ノブ2の溝24は、図1(a)に示すように、上面から見ると直線状ではなく、曲線状に形成されている。また溝24は、図1(b)に示すように、I(b)−I(b)線で切断した断面視では、先端操作領域21の後端部から後端操作領域23の頂点20bまで曲線的に形成されている。この溝24の頂点20bから下面20cは、ユーザの操作指が掛かって引き上げ操作し易い形状となっている。
また操作ノブ2は、先端側の頂点20aから操作ノブ2の下面25に向かって曲線形状を有する側面22を有している。この側面22は、操作ノブ2の内部に向かって凹む形状を有すると共に、頂点20aから後端側に向かう形状を有している。この側面22は、溝24と同様に、ユーザの操作指が掛かって引き上げ操作し易い形状となっている。
第1の操作領域21aは、図1(a)において先端操作領域21の中心に付した点線から上側の領域であって、さらに頂点20aから右側の側面22を含む領域である。また第2の操作領域21bは、図1(a)において先端操作領域21の中心に付した点線から下側の領域であって、さらに頂点20aから左側の側面22を含む領域である。つまり第1の操作領域21a及び第2の操作領域21bは、前席のウインドウ81a及びウインドウ82aのそれぞれに対応した2つのノブに応じた領域であって、それぞれのノブに対する押し下げ操作及び引き上げ操作の際に接触する領域である。
第3の操作領域23aは、図1(a)において後端操作領域23の中心に付した点線から上側の領域であって、さらに頂点20bから右側の溝24の下面20cまでを含む領域である。また第4の操作領域23bは、図1(a)において後端操作領域23の中心に付した点線から下側の領域であって、さらに頂点20bから左側の溝24の下面20cまでを含む領域である。つまり第3の操作領域23a及び第4の操作領域23bは、後席のウインドウ83a及びウインドウ84aのそれぞれに対応した2つのノブに応じた領域であって、それぞれのノブに対する押し下げ操作及び引き上げ操作の際に接触する領域である。
このように操作ノブ2は、第1の操作領域21a〜第4の操作領域23bを有しているので、1つのノブで4つのウインドウ81a〜ウインドウ84aを操作でき、小型に構成されている。
(接触検出部3の構成)
本実施の形態の接触検出部3は、操作ノブ2の第1の操作領域21a〜第4の操作領域23bに対する検出対象の接近及び接触を検出する静電容量方式のタッチセンサである。
具体的には、接触検出部3は、図2に示すように、第1の操作領域21a〜第4の操作領域23bに配置された右前検出電極31〜左後検出電極34と、右前検出電極31〜左後検出電極34から取得する第1の出力信号S〜第4の出力信号Sに基づいて検出対象の接近及び接触を判定するセンサ制御部35と、を備えて概略構成されている。このセンサ制御部35は、サブ基板30に配置されている。そしてサブ基板30は、操作ノブ2に配置されている。検出対象は、ユーザの操作指である。
右前検出電極31〜左後検出電極34は、導電性を有する金属材料によって形成されている。右前検出電極31〜左後検出電極34は、操作ノブ2の表面20と側面22の境界、及び表面20と溝24の境界、つまり頂点20a及び頂点20bの両サイドの角に配置されている。また右前検出電極31〜左後検出電極34は、表面20側の接触と共に、側面22側と溝24側の接触を検出するように表面20、側面22及び溝24に露出している。
右前検出電極31〜左後検出電極34は、図1(a)に示すように、細長い形状を有しているがこれに限定されず、第1の操作領域21a〜第4の操作領域23bに対する操作指の接近と接触を検出可能な形状であれば良い。この右前検出電極31〜左後検出電極34は、操作ノブ2を加飾する加飾部品でもある。
センサ制御部35は、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(=Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(=Random Access Memory)及びROM(=Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、センサ制御部35が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。またセンサ制御部35は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。このクロック信号は、制御部6と同期されている。
センサ制御部35は、例えば、静電センサIC(=Integrated Circuit)である。接触検出部3は、自己容量方式のタッチセンサとして構成され、ユーザの操作指が右前検出電極31〜左後検出電極34に接近又は接触すると、静電容量が増加する。センサ制御部35は、静電しきい値350をRAM又はROMに有し、静電しきい値350以上の静電容量を検出した場合、ユーザの操作指の接近又は接触があったと判定する。なお接触検出部3は、自己容量方式のタッチセンサに限定されず、相互容量方式のタッチセンサや他の方式のタッチセンサであっても良い。
センサ制御部35が右前検出電極31〜左後検出電極34から取得する第1の出力信号S〜第4の出力信号Sは、アナログ信号である。センサ制御部35は、右前検出電極31〜左後検出電極34ごとに接近又は接触の有無を判定し、その結果を検出信号Sとして電気的に接続された制御部6に出力する。この検出信号Sは、デジタル信号である。またセンサ制御部35と制御部6とは、フレキシブルケーブルによって接続されている。
センサ制御部35は、図1(b)に示す操作ノブ2に配置されたサブ基板30に配置されている。このサブ基板30は、プリント配線基板であり、配線や電極パッドなどが設けられている。右前検出電極31〜左後検出電極34は、サブ基板30に形成された電極パッドや配線を介してセンサ制御部35と電気的に接続されている。
接触検出部3は、操作ノブ2に配置され、アナログ信号ではなくデジタル信号で検出結果を本体10側に送信するので、アナログ信号を送信する場合と比べて、外来ノイズの影響を受け難い。その結果、制御装置1は、ユーザの操作指の検出精度が高い。
変形例として接触検出部3は、タッチセンサに限定されず、操作ノブ2に対する接触を検出する圧力センサなどであっても良い。
(操作検出部4の構成)
操作検出部4は、図1(b)に示すように、ロッド41及びロッド42と、スイッチ43及びスイッチ44と、を備えて概略構成されている。ロッド41及びロッド42は、操作ノブ2の内部に設けられた突起と接触すると共にスイッチ43及びスイッチ44と接触している。スイッチ43及びスイッチ44は、操作ノブ2の引き上げ操作及び押し下げ操作によって、ロッド41及びロッド42を介して第1のオン状態及び第2のオン状態となるように構成されている。
スイッチ43及びスイッチ44は、一例として、それぞれ2つのスイッチから構成される。またスイッチ43及びスイッチ44は、図1(b)に示すように、本体10の凹部12の底面120に設けられた配置凹部121に配置されている。
スイッチ43は、操作ノブ2が引き上げられると、まず第1のスイッチがオン状態(第1のオン状態)となる。スイッチ43は、さらに操作ノブ2が引き上げられると、第1のスイッチと第2のスイッチがオン状態(第2のオン状態)となる。同様に、スイッチ44は、操作ノブ2が押し下げられると、まず第1のスイッチがオン状態(第1のオン状態)となる。スイッチ44は、さらに操作ノブ2が押し下げられると、第1のスイッチと第2のスイッチがオン状態(第2のオン状態)となる。
操作ノブ2が引き上げられた場合、スイッチ43が第1のオン状態となるモードがウインドウを閉方向に駆動するマニュアルモードとなる。さらに操作ノブ2が引き上げられた場合、スイッチ43が第2のオン状態となるモードがウインドウを全閉するまで駆動するオートモードとなる。
操作ノブ2が押し下げられた場合、スイッチ44が第1のオン状態となるモードがウインドウを開方向に駆動するマニュアルモードとなる。さらに操作ノブ2が押し下げられた場合、スイッチ44が第2のオン状態となるモードがウインドウを全開するまで駆動するオートモードとなる。
操作検出部4は、操作ノブ2の引き上げを検出した場合、スイッチ43からオン状態に応じたスイッチ信号Sを電気的に接続された制御部6に出力する。また操作検出部4は、操作ノブ2の押し下げを検出した場合、スイッチ44からオン状態に応じたスイッチ信号Sを電気的に接続された制御部6に出力する。
(記憶部5の構成)
記憶部5は、制御部6と電気的に接続されている。記憶部5は、制御部6の外に接続された外部記憶装置でも良いし、制御部6のRAMやメイン基板13に設けられた半導体メモリであっても良い。この記憶部5には、後述する条件情報50が記憶されている。
(制御部6の構成)
図4(a)は、全てのウインドウを開閉する予め定められた操作の一例を説明するための概略図であり、図4(b)は、予め定められた操作のタイミングの一例について説明するための概略図である。図4(b)は、横軸が時間tである。また図4(b)では、検出電極が操作指を検出した場合を「ON」、不検出である場合を「OFF」としている。
制御部6は、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU、半導体メモリであるRAM及びROMなどから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、制御部6が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部6は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部6は、タッチ操作を検出した操作領域に基づいて駆動対象となるウインドウを確定する。また制御部6は、確定したウインドウの数に応じてフラグを+1、増加させる。このフラグは、ウインドウの数に対応するので、0(=確定したウインドウなし)以上4(全てのウインドウが確定)以下の数字となる。
制御部6は、最後にタッチ操作を検出した時間を起点とした経過時間を測定し、この経過時間が予め定められた規定時間を超えるまでにスイッチの「ON」が検出されなかった場合、駆動を確定していたウインドウとフラグをリセットする。つまり制御部6は、最後のタッチ操作を起点として規定時間内になされた押し下げ操作又は引き上げ操作を受け付ける。
この規定時間は、一例として、1s以上3s以下の範囲で設定されることが好ましく、1s以上2s以下の範囲で設定されることがより好ましい。
従ってユーザは、複数のウインドウを同時に開閉する場合、タッチ操作を駆動対象となる当該複数のウインドウに対応した操作領域に行い、そして規定時間内に操作ノブ2に対して押し下げ操作又は引き上げ操作を行えば良い。
条件情報50は、時間などの条件に関する情報、つまり規定時間及び第1の時間Tに関する情報である。制御部6は、条件情報50に基づいてタッチ操作間の経過時間が第1の時間T以内であるか否かを判定する。以下では、全てのウインドウを開閉する操作について説明する。
図4(a)及び図4(b)では、時間tにおいて右前検出電極31が「OFF」から「ON」となって第1の操作領域21aに対してタッチ操作がなされ、時間tにおいて左前検出電極32が「OFF」から「ON」となって第2の操作領域21bに対してタッチ操作がなされ、時間tにおいて右後検出電極33が「OFF」から「ON」となって第3の操作領域23aに対してタッチ操作がなされ、時間tにおいて左後検出電極34が「OFF」から「ON」となって第4の操作領域23bに対してタッチ操作がなされている。図4(a)に示す斜線は、検出電極が操作指を検出した状態を示している。
制御部6は、時間tにおいて第1の操作領域21aに対してタッチ操作が検出されると、第1の操作領域21aに対応する駆動対象のウインドウ81aを確定してフラグを+1とすると共に経過時間T10の測定を開始する。この時点におけるフラグは、1となる。
そして制御部6は、第1の時間Tが到来する前に時間tにおいて第2の操作領域21bに対してタッチ操作が検出されると、第2の操作領域21bに対応する駆動対象のウインドウ82aを確定してフラグを+1とすると共に時間tからの経過時間T10の測定を停止し、新たに時間tを起点とした経過時間T11の測定を開始する。この時点におけるフラグは、2となる。
ここで制御部6は、第1の時間T内に次のタッチ操作が検出されなかった場合、ウインドウ81aが駆動対象であると判定する。そして制御部6は、規定時間内に操作ノブ2に対して押し下げ操作又は引き出し操作がなされると、操作に応じてウインドウ81aを開閉駆動する操作情報Sを生成してパワーウインドウ装置7に出力する。なおパワーウインドウ装置7は、ウインドウが全開及び全閉となった場合、制御装置1による指示がなくても駆動を停止するように構成されている。
制御部6は、時間tを起点として測定されている経過時間T11が第1の時間Tを超える前に時間tにおいて第3の操作領域23aに対してタッチ操作が検出されると、第3の操作領域23aに対応する駆動対象のウインドウ83aを確定してフラグを+1とすると共に時間tからの経過時間T11の測定を停止し、新たに時間tを起点とした経過時間T12の測定を開始する。この時点におけるフラグは、3となる。
ここで制御部6は、第1の時間T内に次のタッチ操作が検出されなかった場合、ウインドウ81a及びウインドウ82aが駆動対象であると判定する。そして制御部6は、規定時間内に操作ノブ2に対して押し下げ操作又は引き出し操作がなされると、操作に応じてウインドウ81a及びウインドウ81bを開閉駆動する操作情報Sを生成してパワーウインドウ装置7に出力する。
制御部6は、時間tを起点として測定されている経過時間T12が第1の時間Tを超える前に時間tにおいて第4の操作領域23bに対してタッチ操作が検出されると、第4の操作領域23bに対応する駆動対象のウインドウ84aを確定してフラグを+1とすると共に時間tからの経過時間T12の測定を停止する。この時点におけるフラグは、4となる。
そして制御部6は、第1の操作領域21a〜第4の操作領域23bがそれぞれ第1の時間T以内に操作されている、つまりフラグが4であるので、規定時間内に操作ノブ2になされた操作に基づいてウインドウ81a〜ウインドウ84aを開閉駆動する。
なお制御部6は、経過時間T10、経過時間T11及び経過時間T12の測定中にスイッチ43又はスイッチ44が「OFF」から「ON」となった場合、つまり操作ノブ2に対して押し下げ操作又は引き上げ操作がなされた場合、その時点で確定しているウインドウを開閉駆動するための操作情報Sを生成して出力する。
続いて以下では、本実施の形態の制御装置1の動作の一例について図5のフローチャートに従って説明する。
(動作)
制御装置1の制御部6は、ステップ1の「Yes」が成り立つ、つまり接触検出部3から取得した検出信号Sに基づいて少なくとも1つの検出電極が「ON」となってタッチ操作が検出された場合(Step1:Yes)、フラグを+1に増加させる(Step2)。
制御部6は、「ON」となった検出電極に応じたウインドウを、駆動するウインドウとして確定すると共に、「ON」となった時間からの経過時間を測定する(Step3)。
制御部6は、操作検出部4から取得するスイッチ信号S及びスイッチ信号Sに基づいていずれのスイッチも「OFF」であり(Step4:No)、接触検出部3から取得した検出信号Sに基づいて残りの検出電極においてタッチ操作が検出されず(Step5:No)、測定している経過時間が第1の時間Tを超え(Step6:Yes)、さらに規定時間内にスイッチが「ON」とならなかった場合(Step7:No)、開閉駆動の操作がなされなかったと判定してフラグと確定したウインドウをリセットして処理を終了する(Step8)。
ここでステップ4において制御部6は、いずれかのスイッチが「ON」となった場合(Step4:Yes)、その時点で確定しているウインドウの駆動と駆動方向を指示する操作情報Sを生成してパワーウインドウ装置7に出力する(Step9)。操作情報Sは、マニュアルモードであれば、スイッチが「ON」している間、出力され、オートモードであれば、ウインドウの全開又は全閉の指示のみが出力される。
またステップ5において制御部6は、残りの検出電極においてタッチ操作が検出された場合(Step5:Yes)、フラグを+1とし、その結果、フラグが4となった場合(Step10:Yes)、ステップ7に処理を進める。
またステップ6において制御部6は、経過時間が第1の時間Tに到達していない場合(Step6:No)、ステップ4に処理を進める。制御部6は、タッチ操作を検出した後、スイッチが「ON」となるか、他の検出電極が「ON」となるか、経過時間が第1の時間Tを超えるまで、ステップ4〜ステップ6を繰り返し行う。
またステップ7において制御部6は、規定時間内にいずれかのスイッチが「ON」となった場合(Step7:Yes)、ステップ9に処理を進める。
さらにステップ10において制御部6は、フラグが+1増加しても4未満である場合(Step10:No)、つまりタッチ操作されていない操作領域が存在する場合、ステップ3に処理を進める。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る制御装置1は、操作性に優れている。具体的には、制御装置1は、ユーザが複数のウインドウを同時に開閉したい場合、当該複数のウインドウに対応する操作領域にタッチ操作を行った後、押し下げ操作又は引き上げ操作を行うことで所望のウインドウを同時に開閉することができるので、この構成を採用しない場合と比べて、操作性に優れている。
制御装置1は、開閉するウインドウを選択する際のタッチ操作とタッチ操作の間の時間が第1の時間T以内である場合に操作を受け付けるので、この構成を採用しない場合と比べて、意図しないウインドウの開閉を抑制することができる。
制御装置1は、1つの操作ノブ2によってウインドウ81a〜ウインドウ84aの開閉駆動の指示を行うことができるので、4つの操作ノブを備える場合と比べて、小型化が容易であると共に、操作性に優れている。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、いずれかの操作領域になされた複数のタッチ操作によって全てのウインドウを開閉駆動する点で他の実施の形態と異なっている。
図6(a)は、第2の時間内になされた複数のタッチ操作の一例を示す概略図である。図6(a)は、横軸が時間tである。また図6(a)では、検出電極が操作指を検出した場合を「ON」、不検出である場合を「OFF」としている。図6(a)と後述する図6(b)では、一例として、右前検出電極31にタッチ操作がなされた場合を示している。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
本実施の形態の予め定められた操作は、予め定められた第2の時間T内においていずれかの操作領域になされた複数のタッチ操作である。制御部6は、いずれかの操作領域に複数のタッチ操作が検出された場合、操作ノブ2になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて全てのウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置7を制御する。
本実施の形態の予め定められた操作は、一例として、3回のタッチ操作であるものとする。従って本実施の形態の条件情報50には、第2の時間T内の3回のタッチ操作に関する情報が含まれている。つまり制御部6は、図6(a)に示すように、条件情報50に基づいて第2の時間T内に、いずれかの操作領域において3回の連続したタッチ操作が検出されたと判定した場合、規定時間内に行われた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて全てのウインドウを開閉駆動する。
図6(a)では、時間t10、時間t11及び時間t12において、右前検出電極31が「ON」となっている。最初のタッチ操作が検出された時間t10から最後のタッチ操作が検出された時間t12までの経過時間は、第2の時間T内となっている。この第2の時間Tは、一例として、1s以上3s以下の範囲で設定されることが好ましく、1s以上2s以下の範囲で設定されることがより好ましい。
制御部6は、右前検出電極31、つまり第1の操作領域21aに対して3回の連続したタッチ操作が第2の時間T内に検出されたので、規定時間内になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて全てのウインドウを開閉駆動する。例えば、制御部6は、時間t12を起点とした規定時間内に、操作ノブ2に対して押し下げ操作がなされた場合、全てのウインドウを開けるように指示する操作情報Sを出力する。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態の制御装置1は、ユーザがいずれかの操作領域に対して複数のタッチ操作を第2の時間T内に行うことにより、全てのウインドウを開閉駆動することができるので、全ての操作領域に触りながら操作する場合と比べて、操作性が向上する。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、いずれかの操作領域になされた長押操作によって全てのウインドウを開閉駆動する点で他の実施の形態と異なっている。
図6(b)は、第3の時間より長くなされた長押操作の一例を示す概略図である。
本実施の形態の予め定められた操作は、いずれかの操作領域になされた予め定められた第3の時間T以上の長押操作である。制御部6は、予め定められた第3の時間T以上の長押操作が検出された場合、操作ノブ2になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて全てのウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置7を制御する。
長押操作とは、操作領域に操作指を接触させた状態を保つ操作である。図6(b)では、時間t20において、右前検出電極31が「ON」となり、時間t21において「OFF」となっている。つまりユーザは、時間t20から時間t21まで第1の操作領域21aを触っている。
本実施の形態の条件情報50には、第3の時間T以上の長押操作に関する情報が含まれている。制御部6は、この条件情報50に基づいて触っている時間が第3の時間T以上であり、規定時間内に押し下げ操作又は引き上げ操作がなされたと判定した場合、全てのウインドウが開閉駆動する。この第3の時間Tは、一例として、0.5s以上2s以下の範囲で設定されることが好ましく、1s以上2s以下の範囲で設定されることがより好ましい。
制御部6は、右前検出電極31、つまり第1の操作領域21aに対して第3の時間Tを超える長押操作が検出されたので、規定時間内になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて全てのウインドウを開閉駆動する。例えば、制御部6は、時間t21を起点とした規定時間内に、操作ノブ2に対して押し下げ操作がなされた場合、全てのウインドウを開けるように指示する操作情報Sを出力する。
(第3の実施の形態の効果)
本実施の形態の制御装置1は、いずれかの操作領域に対して第3の時間Tを超える長押操作を行うといった簡単な操作によって、全てのウインドウを開閉駆動することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、予め定められた操作が検出された場合、駆動対象のウインドウの全開駆動又は全閉駆動を行う点で他の実施の形態と異なっている。
本実施の形態の制御部6は、予め定められた操作がなされた場合、操作ノブ2になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて駆動対象のウインドウに対して全開駆動又は全閉駆動を行うようにパワーウインドウ装置7を制御する。
制御部6は、例えば、予め定められた操作が連続した2回のタッチ操作である場合、第2の時間T内に連続した2回のタッチ操作が検出され、また異なる操作領域に対して第1の時間T内にタッチ操作がなされた場合、条件が満たされた操作領域に対応するウインドウを駆動対象と判定する。そして制御部6は、規定時間内に押し下げ操作又は引き上げ操作がなされた場合、駆動対象のウインドウの全開駆動又は全閉駆動を行う。
具体的には、制御部6は、例えば、第1の操作領域21aに対して第2の時間T内に2回のタッチ操作が行われた場合、条件情報50に基づいて駆動対象のウインドウであると判定する。また制御部6は、例えば、第2の操作領域21bに対して第1の時間T内にタッチ操作を開始し、また第2の操作領域21bに対して第2の時間T内に2回のタッチ操作が行われた場合、条件情報50に基づいて第1の操作領域21aと第2の操作領域21bとを駆動対象のウインドウであると判定する。そして制御部6は、規定時間内に押し下げ操作又は引き上げ操作が行われた場合、確定した駆動対象のウインドウを駆動する操作情報Sを出力する。
(第4の実施の形態の効果)
本実施の形態の制御装置1は、簡単な操作によって駆動対象となるウインドウの全開駆動又は全閉駆動を行うことができる。
ここで他の実施の形態としての制御装置1は、予め定められた操作として前席又は後席の2つの操作領域に対して同時にタッチ操作が行われ、さらに規定時間内に押し下げ操作又は引き上げ操作が行われた場合、同時にタッチ操作がなされた操作領域に対応する複数のウインドウを駆動する。
また他の実施の形態の制御装置1は、前席の2つの操作領域に対して同時にタッチ操作が行われ、さらに予め定められた時間内に後席の2つの操作領域に対して同時にタッチ操作が行われた場合、規定時間内になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に応じて全てのウインドウを駆動する。
また他の実施の形態の制御装置1は、車両8の複数のウインドウに対応して1つの操作ノブ2に設定された操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と操作ノブ2になされた押し下げ操作又は引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置7を制御する制御部6を備えて概略構成されている。
また他の実施の形態の制御装置1は、予め定められた操作としてのなぞり操作が行われた複数の操作領域に対応するウインドウを、駆動するウインドウと判定する。ユーザは、例えば、駆動したいウインドウに対応する操作領域を複数の操作指を用いて同時になぞり、そして規定時間内に押し下げ操作又は引き上げ操作を行うことで、複数のウインドウを開閉させる。
さらに他の実施の形態の制御装置1は、指定したウインドウをキャンセルする操作が設定されている。この操作は、予め定められた操作と異なる操作であり、複数回のタッチ操作や長押操作である。ユーザは、予め定められた操作によって駆動するウインドウを指定した後、キャンセルするウインドウに対応する操作領域に対してキャンセルする操作を行うことで、指定を解除することができる。
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の制御装置1は、操作性に優れている。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…制御装置、2…操作ノブ、3…接触検出部、4…操作検出部、5…記憶部、6…制御部、7…パワーウインドウ装置、8…車両、10…本体、10a…上面、12…凹部、13…メイン基板、20…表面、20a,20b…頂点、20c…下面、21…先端操作領域、21a…第1の操作領域、21b…第2の操作領域、22…側面、23…後端操作領域、23a…第3の操作領域、23b…第4の操作領域、24…溝、25…下面、26…軸、30…サブ基板、31…右前検出電極、32…左前検出電極、33…右後検出電極、34…左後検出電極、35…センサ制御部、41,42…ロッド、43,44…スイッチ、50…条件情報、81〜84…ドア、81a〜84a…ウインドウ、81b…ドアトリム、81b…ウインドウ、81c…アームレスト、120…底面、121…配置凹部、350…静電しきい値

Claims (6)

  1. 車両の複数のウインドウに対応して1つの操作ノブに設定された操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と前記操作ノブになされた押し下げ操作又は引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置を制御する制御部を備えた制御装置。
  2. 車両の複数のウインドウに対応して設定された操作領域を有し、押し下げ操作及び引き上げ操作可能な1つの操作ノブと、
    複数の前記操作領域に対するユーザの接触を検出する接触検出部と、
    前記操作ノブの前記押し下げ操作及び前記引き上げ操作を検出する操作検出部と、
    複数の前記操作領域のうち、少なくとも1つの操作領域に対してなされた予め定められた操作と前記操作ノブになされた前記押し下げ操作又は前記引き上げ操作に基づいて開駆動又は閉駆動を行う複数のウインドウを判定し、判定した当該複数のウインドウを駆動するようにパワーウインドウ装置を制御する制御部と、
    を備えた制御装置。
  3. 前記予め定められた操作は、予め定められた第1の時間内において複数の操作領域になされたタッチ操作であり、
    前記制御部は、前記タッチ操作が検出された当該複数の操作領域に対応するウインドウを駆動するように前記パワーウインドウ装置を制御する、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記予め定められた操作は、予め定められた第2の時間内においていずれかの操作領域になされた複数のタッチ操作であり、
    前記制御部は、前記いずれかの操作領域に前記複数のタッチ操作が検出された場合、前記操作ノブになされた前記押し下げ操作又は前記引き上げ操作に応じて全てのウインドウを駆動するように前記パワーウインドウ装置を制御する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記予め定められた操作は、いずれかの操作領域になされた予め定められた第3の時間以上の長押操作であり、
    前記制御部は、前記予め定められた第3の時間以上の長押操作が検出された場合、前記操作ノブになされた前記押し下げ操作又は前記引き上げ操作に応じて全てのウインドウを駆動するように前記パワーウインドウ装置を制御する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記予め定められた操作がなされた場合、前記操作ノブになされた前記押し下げ操作又は前記引き上げ操作に応じて駆動対象のウインドウに対して全開駆動又は全閉駆動を行うように前記パワーウインドウ装置を制御する、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
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