JP2021059823A - 脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体 - Google Patents
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Abstract
Description
また、請求項2の発明は、女性用のストッキングやレギンス等の脚部被服体において、この脚部被服体着用時の脚部の横断外周部を略均等に4分割し、それぞれ一方の略四半部に対応する左右の各脚側面四半部を、それぞれ他方の略四半部に対応する前後の各脚前後面四半部に比して視覚上暗色の編み組織で編成したことを特徴とする脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記脚前後面四半部を所定の屈折率又は反射率を有するプレーン編で形成するとともに、前記脚側面四半部を前記プレーン編よりも屈折率が小さな、若しくは前記プレーン編よりも反射率が低いメッシュ編で形成したことを特徴とする脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3の発明において、前記脚部被服体の脚部正面の所定位置に、前記脚部被服体の着用者の脚脛部正面側における左右方向中央位置を示すマーキングを設けたことを特徴とする脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。
(第1の実施形態)
図1は本発明の脚部被服体の一つであるストッキングを女性が着用した時のそのストッキングの側面図を示しており、図2は図1のA−A線における該ストッキングの着用状態の横断面を示す。
このストッキング1は、図1に示すように、大略構成として、着用者10の左右各大腿部10A及び脚脛部10Bが入る一対の脚部2と、これら脚部2、2と一体となった、着用者10の臀部10Cが入る腰部3とを有している。
また、この実施形態では、ストッキングに適用してあるが、このストッキング生地で構成されるスパッツ又はレギンス(踝(くるぶし)から先の足を覆う部分がない)や、トレンガ(土踏まずの部分に引っ掛ける部分を持ち、爪先(つまさき)と踵(かかと)が露出する)等であっても適用可能である。
即ち、
(1)ストッキング1着用時の横断外周部について、詳細は後述するが、脚部2の側面の方を、脚部2の前後よりも、視覚上暗色となるように編みを異ならせて編成したこと、
(2)脚部2の正面に対応する所定位置に、ストッキング1着用時の着用者10の脚脛部10Bの左右(横)方向での中央位置(ライン)を示すマーキングMを設けたこと。
即ち、(左右両側面の中央位置を中心としてその両側に広がる)中心角A、Bの脚側面部αは暗部につながる領域であることから、その中心角A、Bは角度が大きくなる程、他人がストッキング1着用者の脚部1を正面から眺めたときに、明部領域である脚前面部(及び脚後面部)βの視認領域が減り、替わりに脚側面部α(暗部領域)の視覚領域が増大してくる。つまり、ストッキング1着用者の脚部2を正面から眺めたときに、脚部が細く認識されるわけである。
従って、中心角A、Bがより増大した(別言すれば、中心角C,Dがより縮小した)構成のストッキング1を着用することで、正面から眺めた脚部1での暗部領域αの大幅増大に伴うシャドウ効果により、脚部正面に対する視認効果としての大幅な細身化をもたらすことができ、特に脚太な使用者などにとっては好都合である。
このうち、上半部21にあっては、特に上半部21での脚側面部αによってもたらされる視覚的なシャドウ効果により、大腿部10Aに対して視覚的な減縮錯覚作用を生じる。なお、この脚側面部αの形成領域は、本実施形態では脚部2の上半部21から下半部22に至る脚部2の縦方向略全体にわたって形成してあるが、着用者の脚の態様やサイズによってきめ細かく対応できる。例えば、大腿部10Aが標準より大きなサイズの着用者には上半部21のみに脚側面部αを設けた構成であったり、脚脹脛が標準より大きなサイズの着用者には下半部22のみに脚側面部αを設けた構成であったりすることで、ユーザの要望にきめ細かく対応できる。
しかも、編方を異ならせることによる視覚的な錯覚作用によって細身に見せる構造であって、従来のような、強制的にストッキングの着圧を高くして脚形そのものを細身に見せるように矯正するものでないので、大腿部や脚脛部に過度の圧迫負担を与える虞もない。このため、血流に支障をきたす等の健康上の問題が指摘されてきた従来のストッキングとは異なり、着用者にとっては、着用時に圧迫痛を伴って長時間の着用に耐えられない、といった不都合もなく快適な着用感をもたらす。
なお、ここでは、大腿部に対応する脚部2の上半部21により視覚的な細足錯覚作用について言及したが、同様の作用原理によって、大腿部10Aでなく脚脛部10B(或いは脚脹脛部)に対する細足錯覚効果を期待することもできる。
ゴム編とは、2列針で表目と裏目のウェール(wale)を交互に配列した編方であって、(ウェール方向にはしる)あばら骨状の隆起に編地の特長があるが、編地としては裏も表もなく、裏表共に同様の外観を示す。リブ編、畦編、リブ・ニット、クチ編ともいう。また弾力性があり、横方向の引っ張りに対して非常に大きな伸縮性を示す。
一方、プレーン編とは、平編みともいい、1列の針で編目をすべて同方向に引き出して編まれたものであって、もっとも単純な配列組織の基礎となり、一番多く用いられる組織である。
即ち、ストッキング1の脚部2について、図5(a)要部Xを拡大した同図(b)に示すように、細部を拡大して断面描像すると、外周面が僅かに略凸形状を呈する平行等厚構造として模式化できる(なお、図5(b)では曲率半径を拡大して小さな曲率に誇張させてある)。
no・sinθ1=n1・sinθ2 ・・・(1)
但し、noは空気中の屈折率(no≒1)、n1は脚前後面部βの繊維での屈折率とする。
なお、n1>1、0<θ2<π/2、0<θ1<π/2
従って、屈折角と入射角の間には、次のような関係
θ2<θ1
が成り立つ。
no・sinθ1=n2・sinθ3 ・・・(2)
が成立する。
n1・sinθ2=n2・sinθ3 ・・・(3)
但し、0<θ3<π/2
従って、n1>n2の関係を考慮すれば、(3)式からsinθ2<sinθ3であるから、定義域0<θ2,θ3<π/2の範囲内では、屈折角度θ3の方がθ2より大きく、その分、入出射間隔D2(=P1−P2´)は大きくなり(即ち、D1<D2)、入出射間隔D1に比べてその間隔が粗い。つまり、脚側面部αでの入出射間隔は、脚前後面部βでの場合に比べて拡大する。
また、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、公知発明並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、等も含まれる。
また、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
2 左右各脚部
21 先端部
3 腰部
10 着用者
10A 左右の足(大腿部)
10B 左右の足(脚脛部)
10C 臀部
α 脚側面部(脚側面四半部:メッシュ編)
β 脚前後面部(脚前後面四半部:プレーン編)
γ 境部
L 着用時の着用者の脚脛部における左右方向の中央位置を縦線で示す中央ライン
M マーキング
Claims (4)
- 女性用のストッキング、或いはストッキング生地で構成されるスパッツ、レギンス、トレンガ等の脚部被服体において、
この脚部被服体の着用時の脚部の前後面側と左右側面側とについて、前記左右側面側の方を前後面側よりも広く形成するとともに、編成が左右側面側と前後面側とで少なくとも一部異なるような構造にすることで、脚部の視覚上の明るさを前後面側の方が左右側面側よりも明るく感じるように構成した、
ことを特徴とする脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。 - 女性用のストッキング、或いはストッキング生地で構成されるスパッツ、レギンス、トレンガ等の脚部被服体において、
この脚部被服体の着用時の脚部の横断外周部を略均等に4分割し、それぞれ一方の略四半部に対応する左右の各脚側面四半部を、それぞれ他方の略四半部に対応する前後の各脚前後面四半部に比して視覚上暗色の編み組織で編成した、
ことを特徴とする脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。 - 前記脚前後面四半部を所定の屈折率又は反射率を有するプレーン編で形成するとともに、
前記脚側面四半部を前記プレーン編よりも屈折率が小さな、若しくは前記プレーン編よりも反射率が低いメッシュ編で形成した、
ことを特徴とする請求項2に記載の脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。 - 前記脚部被服体の脚部正面の所定位置に、前記脚部被服体の着用者の脚脛部正面側における左右方向中央位置を示すマーキングを設けた、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の脚線を細身に見せるストッキングやレギンス等の脚部被服体。
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