JP2021059172A - 進入検知装置、進入検知システム、及び、進入検知方法 - Google Patents

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敦 佐々木
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Tetsushi Yamada
哲志 山田
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Satoshi Koshimizu
聡 輿水
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Fumichika Iizuka
文慎 飯塚
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Abstract

【課題】進入禁止エリアへの許可されていない移動体の進入を検知する。【解決手段】進入検知装置30は、進入禁止エリアの一例である線閉未着手区間を含む監視領域MAに向けて発せられた電波の第1の反射点R1から、少なくとも移動速度に関する第1の閾値と反射強度に関する第2の閾値とを用いて、監視対象の第2の反射点R2を抽出する抽出手段60と、抽出手段60で抽出された第2の反射点R2を、1つ以上のグループにグループ分けするグループ化手段70と、第2の反射点R2のうちの同一グループに属する第2の反射点R2の監視領域MA内における分布状態に基づいて、許可されていない移動体の一例である作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したか否かを判定する判定手段80と、を備える。【選択図】図10A

Description

本明細書の開示は、進入禁止エリアへの許可されていない移動体の進入を検知するための進入検知装置、進入検知システム、及び、進入検知方法に関する。
線路内で保守作業を行うための措置の一つとして、線路閉鎖が知られている。線路閉鎖は、線路のある一定区間への列車の進入を禁止する措置である。線路閉鎖は、例えば、特許文献1に記載されるように、“線路閉鎖てこ”と呼ばれるスイッチを用いてその一定区間の進入側の信号機に停止信号を現示することにより行われる。線路閉鎖が行われることで、保守作業員や軌陸車などの作業用車両は、線路閉鎖が行われた区間(以降、線閉区間と記す。)内において安全を確保しながら保守作業を行うことができる。
従って、保守作業の安全対策として導入される進入検知システムには、線閉区間への移動体の進入を許容する一方で、線閉区間外の線路への移動体の進入を監視し、進入を検知すると警告するといった機能が望まれている。なお、保守作業員や作業用車両に代表される移動体の進入検知には、例えば、特許文献2に記載されるようなレーダー技術が採用し得る。
特開2018−069945号公報 特開2000−088952号公報
ところで、実際の保守作業では、様々な事情から、線閉区間外の線路への保守作業員の進入を認めているケースが少なくない。このため、保守作業員の進入とは区別しながら、線閉区間外の線路への作業用車両の進入を検知する技術が求められている。
なお、以上では、線閉区間外の線路への進入を検知する場合を例に説明したが、保守作業員に代表される人間と、車両などの人間以外の移動体と、を区別して禁止されたエリアへの進入を検知したいという要求は、鉄道分野に限らずに様々な分野で生じ得る。
このような実情から、本発明の一側面に係る目的は、進入禁止エリアへの許可されていない移動体の進入を検知する技術を提供することである。
本発明の一態様に係る進入検知装置は、進入禁止エリアを含む監視領域に向けて発せられた電波の第1の反射点から、少なくとも移動速度に関する第1の閾値と反射強度に関する第2の閾値とを用いて、監視対象の第2の反射点を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された前記第2の反射点を、1つ以上のグループにグループ分けするグループ化手段と、前記第2の反射点のうちの同一グループに属する第2の反射点の前記監視領域内における分布状態に基づいて、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したか否かを判定する判定手段と、を備える。
本発明の一態様に係る進入検知システムは、上記の一態様に係る進入検知装置と、警報装置と、を備える。前記判定手段は、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したと判定した場合に、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したことを示す進入検知信号を警報装置に出力する。前記警報装置は、前記進入検知信号に基づいて警報を発する。
本発明の一態様に係る進入検知方法は、進入禁止エリアを含む監視領域に向けて発せられた電波の第1の反射点から、少なくとも移動速度に関する第1の閾値と反射強度に関する第2の閾値とを用いて、監視対象の第2の反射点を抽出し、抽出された前記第2の反射点を、1つ以上のグループにグループ分けし、前記第2の反射点のうちの同一グループに属する第2の反射点の前記監視領域内における分布状態に基づいて、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したか否かを判定する。
上記の態様によれば、進入禁止エリアへの許可されていない移動体の進入を検知することができる。
本発明の一実施形態に係る進入検知システムの全体構成図である。 監視領域と線路の関係を例示した説明図である。 検出装置の構成を例示した図である。 検出装置で検出された反射点の分布を例示した図である。 進入検知装置の構成を例示した図である。 進入検知装置の機能ブロック図である。 移動体上の第1の反射点を例示した図である。 移動体上の第2の反射点を例示した図である。 進入検知システムが行う進入検知方法の一例を示すフローチャートである。 エリア情報の一例を示した図である。 軌陸車が監視領域を移動したときの検出結果を説明するための図である。 保守作業員が監視領域を移動したときの検出結果を説明するための図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る進入検知システムの全体構成図である。図2は、監視領域と線路の関係を例示した説明図である。以下、図1及び図2を参照しながら、本実施形態に係る進入検知システム100の全体構成について説明する。
図1に示す進入検知システム100は、図2に示すように、レーダー技術を活用して走査領域SA内に設定された監視領域MAを監視することで、監視領域MA内の線閉区間外の線路(以降、線閉未着手区間と記す。)への移動体の進入を検知するシステムである。より具体的には、進入検知システム100は、線閉未着手区間への保守作業員Pの進入が認められているケースを想定し、線閉未着手区間への作業用車両Vの進入を検知するように構成されている。なお、線閉未着手区間は、進入が禁止されたエリア(以降、進入禁止エリアと記す。)の一例である。
作業用車両Vは、特に限定しないが、例えば、軌陸車である。軌陸車は、道路と線路の両方を移動可能な車両であり、道路を走って保守作業場所の付近まで移動することができる。軌陸車は、この利点により、線路内の保守作業においてしばしば利用される典型的な作業用車両である。
監視領域MAとしては、線路の保守作業のために、保守作業員Pや作業用車両Vが線路を横断する際の通路となる領域を設定すればよい。なお、図2に示す監視領域MAは、並行して伸びる4本の線路(T1〜T4)のうちの線路T1側から進入して、線路T1から線路T4のそれぞれに対して順番に保守作業を行う場合に設定される監視領域の一例である。
監視領域MAは、空間的に連続した複数のエリア(エリアA0〜エリアA4)から構成される。進入検知システム100では、監視領域MAを構成する各エリアへの進入がエリア単位で検知される。このため、監視領域MAを構成する複数のエリアは、2本以上の線路を同一のエリアに含まないように区画されることが望ましい。これにより、各エリアへの進入をそのエリア内の線路への進入と見做すことで、各線路への進入を個別に検知することができるからである。
また、監視領域MAは、監視領域MA内を横断する線路の本数よりも多い数のエリアに分割することが望ましく、さらに、監視領域MAの少なくとも進入側の端部に、線路を含まない予備エリアを設けることが望ましい。ここで、監視領域MAの進入側とは、保守作業員Pや作業用車両Vが監視領域MAに進入する入口となる側のことである。図2に示すエリアA0は予備エリアの一例である。予備エリアを設けることで、後述する進入検知方法によってすべての線路への進入を検知することが可能となる。
進入検知システム100は、図1に示すように、検出装置10と、進入検知装置30と、警報装置50を備えている。検出装置10は、いわゆるレーダー装置である。検出装置10は、設定された監視領域MAに向けて電波を送信し、受信した反射波に基づいて電波が反射した反射点を検出する。進入検知装置30は、監視領域MAに向けて発せられた電波の反射点の情報に基づいて線閉未着手区間への作業用車両Vの進入を検知する。警報装置50は、進入検知装置30が線閉未着手区間への作業用車両Vの進入を検知すると、警報を発する。
進入検知システム100は、撮影装置20を備えてもよい。撮影装置20は、例えば、監視領域MAを撮影して監視領域MAの映像を記録するデジタルカメラである。撮影装置20の設置場所は、監視領域MAを撮影できる限り、特に限定しない。撮影装置20は、例えば、検出装置10の近くに設置されてもよく、また、検出装置10から離れた場所に設定されてもよい。
進入検知システム100は、さらに、インターフェース(IF)装置40を備えてもよい。進入検知システム100は、線閉区間と線閉未着手区間とを識別するために、例えば、列車運行管理システム(以降、PTCと記す。)から取得した情報を用いてもよく、PTC200と通信可能に接続されてもよい。IF装置40は、PTC200と情報をやり取りする。
図3は、検出装置の構成を例示した図である。図4は、検出装置で検出された反射点の分布を例示した図である。図5は、進入検知装置の構成を例示した図である。図6は、進入検知装置の機能ブロック図である。図7Aは、移動体上の第1の反射点を例示した図である。図7Bは、移動体上の第2の反射点を例示した図である。以下、図3から図6を参照しながら、進入検知システム100について、さらに詳細に説明する。
まず、図3及び図4を参照しながら、検出装置10について詳細に説明する。検出装置10は、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式のレーダー装置である。検出装置10は、周波数変調された連続波を送受信するセンサ部11と、センサ部11からの出力信号であるビート信号に基づいて反射点を検出する信号処理装置16と、を備えている。
センサ部11は、図3に示すように、信号発生器12と、送信用のTXアンテナ13と、受信用のRXアンテナ14と、ミキサー15を備えている。信号発生器12は、周波数が線形に変化するチャープ信号を送信信号として出力する。TXアンテナ13は、信号発生器12から出力された送信信号に基づいて、周波数が変調された連続波である送信波を送信する。なお、TXアンテナ13が送信する送信波は、特に限定しないが、例えば、76GHz帯域のミリ波である。
TXアンテナ13から送信された送信波は、走査領域SA内の物体で反射する。RXアンテナ14は、走査領域SA内の物体で反射した反射波を受信し、受信信号を出力する。なお、センサ部11は、後述する角度検出のために、2つ以上のRXアンテナ14を有していることが望ましい。ミキサー15は、信号発生器12から出力された送信信号とRXアンテナ14から出力された受信信号とをミキシングして、ビート信号を生成する。ミキサー15で生成されたビート信号は、信号処理装置16へ出力される。
信号処理装置16は、ビート信号に基づいて反射点を検出する。より詳細には、信号処理装置16は、反射点の情報として、反射点の位置(距離、基準となる方向に対する角度)を算出する。また、信号処理装置16は、反射点の情報として、反射点の移動速度、及び、反射点からの反射波の強度(反射強度)も算出する。なお、ビート信号に基づいて反射点の距離、角度、移動速度を算出する方法については、既知の任意の方法を採用し得る。特に限定しないが、例えば、以下に示すように、レンジFFT、ドプッラーFFT、角度FFTを用いて算出してもよい。
信号処理装置16は、反射点までの距離を算出するために、一定時間間隔で出力した複数のチャープ信号(複数のチャープ信号をまとめてチャープフレームともいう。)に対応する複数のビート信号の各々に対して高速フーリエ変換(FFT)処理を行ってもよい。以降、このFFT処理をレンジFFT処理と記し、このFFT結果をレンジFFTと記す。ビート信号の周波数、つまり、レンジFFTのピークが示す周波数であるビート周波数は、送信波と反射波の周波数差を示していて、反射点までの距離に対応している。信号処理装置16は、この特徴を利用して、レンジFFTによって得られたビート周波数から反射点までの距離を算出してもよい。
また、信号処理装置16は、反射点の速度を算出するために、複数のチャープ信号に対応する複数のレンジFFTに対してレンジ(距離)毎にさらにFFT処理を行ってもよい。以降、このFFT処理をドップラーFFT処理と記し、このFFT結果をドップラーFFTと記す。複数のチャープ信号に対応するビート信号間の位相差、つまり、ドップラーFFTのピークが示す角周波数は、反射点の移動速度に対応している。信号処理装置16は、この特徴を利用して、ドップラーFFTによって得られた角周波数から反射点の移動速度を算出してもよい。
さらに、信号処理装置16は、基準方向に対する反射点の角度を算出するために、複数のRXアンテナ14に対応する複数のドップラーFFTに対してFFT処理を行ってもよい。以降、このFFT処理を角度FFT処理と記し、このFFT結果を角度FFTと記す。反射点から複数のRXアンテナ14までの距離はそれぞれ異なるため、複数のRXアンテナ14で得られるビート信号には、位相差が生じている。この位相差と複数のRXアンテナ14の位置関係から反射点の基準方向に対する角度を求めることができる。信号処理装置16は、この特徴を利用して、角度FFTから反射点の基準方向に対する角度を算出してもよい。
以上のように、検出装置10は、走査領域SA内の任意の位置で反射した反射波を受信して反射点を検出する。このため、検出装置10では、図4に示すように、予め設定された監視領域MA内の反射点R1だけではなく、監視領域MA外の反射点R1も検出される。なお、図4は、検出装置10で検出した反射点R1の位置をプロットした図であり、監視領域MA内外に多数の反射点R1が分布している様子が示されている。以降では、検出装置10で検出された、線閉未着手区間を含む監視領域に向けて発せられた電波の反射点R1を、第1の反射点と記し、後述する第2の反射点と区別する。
次に、図5から図7Bを参照しながら、進入検知装置30について詳細に説明する。進入検知装置30は、線閉未着手区間への許可されていない移動体の進入を検知するコンピュータである。進入検知装置30は、特に限定しないが、例えば、図5に示すように、プロセッサ31と、メモリ32と、補助記憶装置33と、入力装置34と、出力装置35と、可搬記録媒体38を駆動する可搬記録媒体駆動装置36と、バス37と、通信装置39を備えてもよい。補助記憶装置33及び可搬記録媒体38は、それぞれプログラムを記録した非一過性のコンピュータ読取可能記録媒体の一例である。
プロセッサ31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)などを含む1つ以上の任意の処理回路である。プロセッサ31は、補助記憶装置33又は可搬記録媒体38に格納されているプログラムをメモリ32に展開して実行することで、図6に示す進入検知装置30の機能的構成要素(抽出手段60、グループ化手段70、判定手段80)の一部又は全部として機能してもよい。
メモリ32は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの任意の半導体メモリである。メモリ32は、プログラムの実行の際に、補助記憶装置33又は可搬記録媒体38に格納されているプログラムまたはデータを記憶するワークメモリとして機能する。補助記憶装置33は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリである。補助記憶装置33は、主に各種データ及びプログラムの格納に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置36は、可搬記録媒体38を収容する。可搬記録媒体駆動装置36は、メモリ32又は補助記憶装置33に記憶されているデータを可搬記録媒体38に出力することができ、また、可搬記録媒体38からプログラム及びデータ等を読み出すことができる。可搬記録媒体38は、持ち運びが可能な任意の記録媒体である。可搬記録媒体38には、例えば、SDカード、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などが含まれる。
入力装置34は、キーボード、マウスなどである。出力装置35は、表示装置、プリンタなどである。通信装置39は、検出装置10、撮影装置20、IF装置40、及び、警報装置50の一部又は全部と通信する有線通信モジュールである。通信装置39は、無線通信モジュールであってもよい。バス37は、プロセッサ31、メモリ32、補助記憶装置33等を、相互にデータの授受可能に接続する。
なお、図5に示す構成は、進入検知装置30のハードウェア構成の一例である。進入検知装置30はこの構成に限定されるものではない。進入検知装置30は、汎用装置であっても専用装置であってもよい。進入検知装置30は、例えば、専用設計の電気回路、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを備えてもよい。また、進入検知装置30は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を用いて構成されてもよい。
進入検知装置30は、線閉未着手区間への許可されていない移動体の進入を検知するための機能構成として、図6に示すように、抽出手段60と、グループ化手段70と、判定手段80を備えている。以下では、従来の進入検知装置では困難であった、保守作業員Pの進入を許容しながら作業用車両Vの進入を適切に検知することが可能な点に注目して、進入検知装置30の各構成要素について詳細に説明する。
抽出手段60は、検出装置10で検出された第1の反射点R1から、監視対象の反射点である第2の反射点R2を抽出する。抽出手段60の主な役割は、第1の反射点R1の中から、許可されていない移動体(この例では作業用車両V)の反射点を第2の反射点R2として抽出し、それ以外の反射点を除外することである。この役割を果たすために、抽出手段60は、第1の反射点R1のうちの、移動体ではない固定物(例えば、図2に示す線路T1から線路T4、信号機L1から信号機L4、警報装置W1から警報装置W4、その他、木、電柱、等々)の反射点を除外し、さらに、保守作業員Pの反射点を除外する。また、抽出手段60は、第1の反射点R1のうち、監視領域MA外の反射点も除外する。
抽出手段60は、移動体ではない反射点を除外するために、移動速度に関する閾値(以降、第1の閾値と記す。)を用いる。より具体的には、抽出手段60は、第1の反射点R1から、第1の閾値以下の移動速度の反射点を除外して、第1の閾値を超える移動速度の反射点を抽出する。完全に静止している物体を除外する場合であれば、第1の閾値として0を用いればよい。なお、第1の閾値としては、実質的に物体が静止しているとみなせる程度の移動速度を設定すればよい。
移動速度に関する第1の閾値を用いて反射点を除外した場合、作業用車両Vの反射点も除外する可能性がある。ただし、進入検知システム100は、線閉未着手区間への進入時点で問題となる事象を検知するように設計されている。静止している作業用車両Vが線閉未着手区間へ進入することは起こり得ないため、この設計の下では、移動速度に関する第1の閾値によって作業用車両Vの反射点が除外されて問題は生じない。
抽出手段60は、さらに、保守作業員Pの反射点を除外するために、反射強度に関する閾値(以降、第2の閾値)を用いる。より具体的には、抽出手段60は、第1の反射点R1から、第2の閾値以下の反射強度の反射点を除外して、第2の閾値を超える反射強度の反射点を抽出する。一般的に保守作業員Pに比べて作業用車両Vは高い反射率の材料で構成されているため、図7Aに示すように、作業用車両Vの反射点(第1の反射点R1)の反射強度は、保守作業員Pの反射点(第1の反射点R1)の反射強度よりも高くなる。なお、図7Aでは、反射点を示す黒丸の大きさが反射強度を表している。このため、第2の閾値として、作業用車両Vを代表する反射強度と保守作業員Pを代表する反射強度の間の値を用いることで、図7Bに示すように、保守作業員Pの反射点を除外しながら、作業用車両Vの反射点を、第2の反射点R2として抽出することができる。また、保守作業員Pのゴーストが反射点として検出されている場合には、ゴーストも除外することができる。ゴーストの反射強度は、保守作業員Pの反射点よりもさらに低いからである。
なお、反射強度は、検出装置10から反射点までの距離にも依存する。このため、反射強度に関する第2の閾値は、固定値に限らない。第2の閾値は、反射点までの距離の関数として設定されてもよい。これにより、距離に起因する反射強度の変動を考慮することができるため、さらに高精度に作業用車両Vの反射点を抽出することが可能となる。
以上のように、抽出手段60は、第1の反射点R1から、少なくとも移動速度に関する第1の閾値と反射強度に関する第2の閾値とを用いて、監視対象の第2の反射点R2を抽出する。これにより、高い精度で、保守作業員Pの反射点を除外して、作業用車両Vの反射点を第2の反射点R2として抽出することができる。
グループ化手段70は、抽出手段60で抽出された第2の反射点R2を、1つ以上のグループにグループ分けし、グループ分けの結果を示す情報(グループ情報)を出力する。図7A及び図7Bでは、反射点の反射強度を可視化するために反射点が大きさを有するように描かれているが、実際の反射点は大きさを有しない。グループ化手段70の主な役割は、空間的な大きさを持たない第2の反射点R2をグループ化することで、第2の反射点R2によって代表されている移動体に空間的な大きさを与えることである。また、可能な限り移動体の空間的な大きさを再現することである。この役割を果たすために、グループ化手段70は、第2の反射点R2の中から同一の移動体からの反射点(点群)を推定し、推定した同一の移動体からの反射点(点群)毎に第2の反射点R2をグループ分けする。
グループ化手段70は、同一の移動体の反射点を推定するために、第2の反射点R2の位置を用いてもよい。同一の移動体の反射点は、その移動体の大きさ以上には広がって存在しないため、図7Bに示すように、作業用車両Vの大きさ未満の空間に集合している反射点を同一の移動体の反射点と見做してグループ化してもよい。なお、図7Bには、同一の移動体の反射点であると推定されたグループGが作業用車両Vに複数存在する例が示されている。グループGの空間的な大きさが検出装置10の距離分解能に対してある程度大きければ、図7Bに示すように、作業用車両Vの複数の反射点が単一のグループGにグループ化されずに、複数グループGにグループ化されてもよい。つまり、単一の移動体が複数の移動体として認識されてもよい。
また、グループ化手段70は、同一の移動体の反射点を推定するために、第2の反射点R2の移動速度を用いてもよい。同一の移動体は、全体が実質的に同じ移動速度で移動する。特に、検知対象の移動体が作業用車両Vである場合、作業用車両Vの部分によって移動速度が大きく異なることは稀である。そのため、第2の反射点R2のうち移動速度が実質的に同じ反射点を同一の移動体の反射点と見做してもよい。なお、グループ化手段70は、第2の反射点R2の位置と移動速度の組み合わせによって同一の移動体の反射点を推定してよい。
以上のように、グループ化手段70は、第2の反射点R2を、第2の反射点R2の位置又は移動速度の少なくとも一方に基づいて推定される同一の移動体からの反射点毎に、グループ分けする。これにより、作業用車両Vを空間的に大きさを有するグループG(点群)として検出することが可能となる。また、仮に抽出手段60によって保守作業員Pの反射点が十分に除外されず第2の反射点R2に保守作業員Pの反射点が残っている場合であっても、第2の反射点R2のグループGの空間的に広がり(大きさ)の違いによって、保守作業員Pと誤認することなく作業用車両Vを見分けることが可能となる。
判定手段80は、抽出手段60で抽出された第2の反射点R2とグループ化手段70から出力されたグループ情報とに基づいて、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したか否かを判定する。具体的には、判定手段80は、第2の反射点R2とグループ情報とに基づいて、グループ化手段70によってグループ化された同一グループGに属する第2の反射点R2の監視領域MA内における分布状態を特定し、その分布状態に基づいて、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したか否かを判定する。
さらに具体的には、判定手段80は、例えば、同一グループGに属する第2の反射点R2が複数のエリアのうちの線閉未着手区間と線閉未着手区間に隣接する別のエリアとに存在する場合に、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したと判定してもよい。エリアA1が線閉未着手区間であれば、エリアA1とエリアA0、又は、エリアA1とエリアA2に同一グループGに属する第2の反射点R2が位置する場合に、判定手段80は、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したと判定すればよい。
判定手段80は、線閉未着手区間に作業用車両Vが進入したと判定した場合に、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したことを示す進入検知信号を警報装置50に出力してもよい。さらに、警報装置50は、進入検知信号に基づいて警報を発してもよい。これにより、誤って線閉未着手区間に進入した作業用車両Vは線閉未着手区間に進入した事実を即座に把握することが可能であり、事故等が発生する前に線閉未着手区間から脱することが可能となる。
以上のように構成された進入検知システム100によれば、線閉未着手区間への保守作業員Pの進入が認められているケースであっても、保守作業員Pの進入を許容しながら線閉未着手区間への作業用車両Vの進入を検知することができる。また、進入検知装置30によれば、レーダー装置で検出された反射点の情報を取得することで、保守作業員Pの進入を許容しながら線閉未着手区間への作業用車両Vの進入を検知することができる。
図8は、進入検知システムが行う進入検知方法の一例を示すフローチャートである。図9は、エリア情報の一例を示した図である。図10Aは、軌陸車が監視領域MAを移動したときの検出結果を説明するための図である。図10Bは、保守作業員が監視領域MAを移動したときの検出結果を説明するための図である。以下、図8から図10Bを参照しながら、進入検知システム100が行う進入検知方法の具体例について説明する。
進入検知システム100は、図8に示す進入検知方法を開始すると、まず、エリア情報を取得する(ステップS1)。エリア情報は、監視領域MAを構成する複数のエリアの各々が進入禁止エリアか否かを示す情報である。ステップS1では、例えば、IF装置40がPTC200からエリア情報を取得し、進入検知装置30へ出力する。以降では、ステップS1において、図9に示すエリア情報90を取得した場合を例に説明する。エリア情報90は、エリアA2からA4が線路閉鎖未着手の鉄道線路を含む進入禁止エリア(線閉未着手区間)であり、他のエリア(エリアA0、A1)は進入禁止エリアでないことを示している。
その後、進入検知システム100は、監視領域MAをスキャンし(ステップS2)、第1の反射点R1を検出する(ステップS3)。ステップS2では、検出装置10のセンサ部11は監視領域MAに向けて76GHz帯のミリ波を発し、その反射波を受信する。ステップS3では、検出装置10の信号発生器12がセンサ部11から出力されたビート信号を処理して、第1の反射点R1を検出する。
第1の反射点R1が検出されると、進入検知システム100は、第1の反射点R1から第2の反射点R2を抽出する(ステップS4)。ステップS4では、進入検知装置30は、検出装置10から取得した第1の反射点R1から、監視領域MA内に位置し、反射強度が第1の閾値以上であり、移動速度が第2の閾値より大きい、という条件を満たす第1の反射点R1を、第2の反射点R2として抽出する。これにより、固定物、保守作業員P、ゴーストなどに対応する反射点のほとんどが除去される。
第2の反射点R2が抽出されると、進入検知システム100は、第2の反射点R2をグループ化する(ステップS5)。ステップS5では、進入検知装置30は、第2の反射点の位置又は移動速度の少なくとも一方に基づいて同一の移動体からの第2の反射点を推定し、同一の移動体からの第2の反射点毎に、第2の反射点R2をグループ化する。
グループ化が完了すると、進入検知システム100は、グループG毎に線閉未着手区間への進入の有無を判定する(ステップS6)。ステップS6では、進入検知装置30は、まず、ステップS1で取得したエリア情報に基づいて、エリアA2〜エリアA4を進入禁止エリアとして特定する。その後、進入検知装置30は、グループG毎に、グループGに属する第2の反射点が存在するエリアを特定する。さらに、進入検知装置30は、グループ毎に、特定されたエリアに、進入禁止エリアであるエリアA2〜エリアA4の少なくとも1つと、その少なくも1つの進入禁止エリアに隣接するエリアが含まれているか否かを判定する。具体的には、進入検知装置30は、特定されたエリアに、エリアA1とエリアA2、エリアA2とエリアA3、エリアA3とエリアA4のうちの少なくとも1つが含まれる場合には、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したと判定する。
その後、進入検知システム100は、不適切な進入が発生したか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7では、進入検知装置30は、グループ毎に行われたステップS6の判定処理の少なくとも1つにおいて、作業用車両Vが線閉未着手区間に進入したと判定された場合に、不適切な進入が発生したと判定する。より詳細には、進入検知装置30は、作業用車両Vが進入したと判定した根拠となったエリアの組み合わせを特定し、そのエリアの組み合わせの境界部分に設置された警報装置50に、進入検知信号を出力する。例えば、エリアA1とエリアA2の組み合わせが特定された場合であれば、図2に示す警報装置W2に進入検知信号を出力する。なお、図2に示す警報装置W1から警報装置W4は、警報装置50の具体例であり、例えば、光で警報を発する警光灯である。
ステップS7において不適切な進入が発生したと判定すると、進入検知システム100は、警報を発する(ステップS8)。ステップS8では、警報装置50は、進入検知装置30から出力された進入検出信号に基づいて警報を発する。例えば、進入検知装置30から警光灯である警報装置W2に信号が出力された場合であれば、警報装置W2が発光することで警報を発する。
ステップS7において不適切な進入が発生していない場合、又は、ステップS8が終了すると、進入検知システム100は監視期間中か否かを判定し(ステップS9)、監視期間が終了するまで、ステップS1からステップS9の処理を繰り返す。
進入検知システム100が図8に示す進入検出方法を行うことで、例えば、図10Aに示すように、作業用車両Vが時刻t1にエリアA0を出発して時刻t8にエリアA4まで進む場合であれば、それぞれエリアA2、エリアA3、エリアA4へ進入する時刻t4、時刻t6、時刻t8に、警報装置50が警報を発する。一方、図10Bに示すように、保守作業員Pが時刻t1にエリアA0を出発して時刻t8にエリアA4まで進んだとしても、警報装置50は警報を発しない。このように、進入検知システム100によれば、進入禁止エリアへの保守作業員Pの進入を許容しながら、作業用車両Vの進入禁止エリアへの進入を検知することができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするための具体例を示したものであり、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。本明細書に記載した進入検知装置、進入検知システム、及び、進入検知方法は、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態に係る進入検知システム100は、作業用車両Vの鉄道線路への進入を検知するシステムとして記載したが、本明細書に記載した進入検知システムの適用範囲は、鉄道分野に限らない。進入検知システムは、予め設定された進入禁止エリアへの進入を検知するものであればよい。
また、上述した実施形態に係る進入検知システム100は、ミリ波レーダー装置を有するシステムとして記載したが、レーダー装置から発する電波は、十分な距離分解能が得られる限り上述した76GHz帯域のミリ波に限らない。例えば、79GHz帯域のミリ波などの他の帯域のミリ波を発するレーダー装置が採用されてもよく、マイクロ波を発するレーダー装置が採用されてもよい。
また、上述した実施形態に係る進入検知システム100は、FM−CW方式のレーダー装置を有するシステムとして記載したが、レーダー装置の変調方式は、FM−CW方式に限らない。例えば、2周波CW方式のレーダー装置やその他の方式のレーダー装置が採用されてもよい。
10 検出装置
11 センサ部
12 TXアンテナ
13 RXアンテナ
17 信号処理装置
20 撮影装置
30 進入検知装置
40 IF装置
50 警報装置
60 抽出手段
70 グループ化手段
80 判定手段
100 進入検知システム
A0〜A4 エリア
G グループ
L1〜L4 信号機
MA 監視領域
P 保守作業員
R1 第1の反射点
R2 第2の反射点
SA 走査領域
T1〜T4 線路
V 作業用車両
W1〜W4 警報装置

Claims (8)

  1. 進入禁止エリアを含む監視領域に向けて発せられた電波の第1の反射点から、少なくとも移動速度に関する第1の閾値と反射強度に関する第2の閾値とを用いて、監視対象の第2の反射点を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された前記第2の反射点を、1つ以上のグループにグループ分けするグループ化手段と、
    前記第2の反射点のうちの同一グループに属する第2の反射点の前記監視領域内における分布状態に基づいて、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したか否かを判定する判定手段と、を備える
    ことを特徴とする進入検知装置。
  2. 請求項1に記載の進入検知装置において、
    前記監視領域は、前記進入禁止エリアを含む空間的に連続した複数のエリアからなり、
    前記判定手段は、前記第2の反射点のうちの同一グループに属する第2の反射点が前記複数のエリアのうちの前記進入禁止エリアと前記進入禁止エリアに隣接する別のエリアとに存在する場合に、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したと判定する
    ことを特徴とする進入検知装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の進入検知装置において、
    前記グループ化手段は、前記第2の反射点を、前記第2の反射点の位置又は移動速度の少なくとも一方に基づいて推定される同一の移動体からの反射点毎に、グループ分けする
    ことを特徴とする進入検知装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の進入検知装置において、
    前記進入禁止エリアは、線路閉鎖未着手の鉄道線路を含み、
    前記許可されていない移動体は、作業用車両である
    ことを特徴とする進入検知装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の進入検知装置において、
    前記判定手段は、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したと判定した場合に、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したことを示す進入検知信号を警報装置に出力する
    ことを特徴とする進入検知装置。
  6. 請求項5に記載の進入検知装置と、
    前記進入検知信号に基づいて警報を発する前記警報装置と、を備える
    ことを特徴とする進入検知システム。
  7. 請求項6に記載の進入検知システムにおいて、さらに、
    前記監視領域に向けて前記電波を送信し、前記電波の反射波を受信し、受信した前記反射波に基づいて前記第1の反射点を検出するレーダー装置と、を備える
    ことを特徴とする進入検知システム。
  8. 進入禁止エリアを含む監視領域に向けて発せられた電波の第1の反射点から、少なくとも移動速度に関する第1の閾値と反射強度に関する第2の閾値とを用いて、監視対象の第2の反射点を抽出し、
    抽出された前記第2の反射点を、1つ以上のグループにグループ分けし、
    前記第2の反射点のうちの同一グループに属する第2の反射点の前記監視領域内における分布状態に基づいて、許可されていない移動体が前記進入禁止エリアに進入したか否かを判定する
    ことを特徴とする進入検知方法。
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