JP2021055887A - 空調システム - Google Patents

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田中 宏典
Hironori Tanaka
宏典 田中
七岡 寛
Hiroshi Nanaoka
寛 七岡
洋 黒木
Hiroshi Kuroki
洋 黒木
令 熊埜御堂
Rei Kumanomido
令 熊埜御堂
幸希 夜久
Koki Yaku
幸希 夜久
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【課題】空調装置が設置されていない室内空間の空調を行うことができる空調システムを提供する。【解決手段】第一室(主寝室2及び第一洋室3)に配置され、室温を調整可能な空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)と、前記第一室との間で空気の流通が可能であり、前記第一室とは異なる第二室(第二洋室4)の温度を検出可能な温度検出部(温度センサ160)と、前記温度検出部により検出される前記第二室の温度に基づいて、前記第二室の温度が所定の設定値に近づくように前記空調装置の動作を制御する空調制御を実行可能な制御部と、を具備した。【選択図】図1

Description

本発明は、室内を空調する空調システムの技術に関する。
従来、室内を空調する空調システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、室内の高所に設けられたエアコン室内機と、エアコン室内機の近傍の天井面に取り付けられ、当該エアコン室内機の受信部に対して制御信号を発信する発信器と、発信器からの制御信号の発信制御を行うメインコントローラーと、を具備する空調システム(エアコン制御システム)が開示されている。当該空調システムでは、メインコントローラーによって各エアコン室内機の動作が制御され、各エアコン室内機が設けられた部屋の空調を行うことができる。
しかしながら、特許文献1の技術では、エアコン室内機が設置された部屋の空調を行うことはできるものの、それ以外の部屋(エアコン室内機が設置されていない部屋)の空調を行うことはできない点で、改善の余地があった。
特開2012−83002号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、空調装置が設置されていない室内空間の空調を行うことができる空調システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、第一室に配置され、室温を調整可能な空調装置と、前記第一室との間で空気の流通が可能であり、前記第一室とは異なる第二室の温度を検出可能な温度検出部と、前記温度検出部により検出される前記第二室の温度に基づいて、前記第二室の温度が所定の設定値に近づくように前記空調装置の動作を制御する空調制御を実行可能な制御部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記空調装置を複数具備し、前記制御部は、前記空調制御において、複数の前記空調装置に設定された作動優先順位に基づいて、複数の前記空調装置のうち、前記作動優先順位の高い第一の空調装置を作動させるものである。
請求項3においては、前記制御部は、前記空調制御において、前記第一の空調装置を作動させても前記第二室の温度が変化しない場合、前記第一の空調装置を停止させると共に、複数の前記空調装置のうち前記第一の空調装置とは異なる第二の空調装置を作動させるものである。
請求項4においては、前記制御部は、前記空調制御において、複数の前記空調装置のうちの1つの前記空調装置を作動させても前記第二室の温度が前記所定の設定値に達しない場合、複数の前記空調装置のうち少なくとも2つ以上の前記空調装置を作動させるものである。
請求項5においては、前記第一室と前記第二室とを区画可能な建具を開閉駆動させる駆動部をさらに具備し、前記制御部は、前記空調制御において、前記空調装置を作動させる場合、前記建具を開放するように前記駆動部を制御するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、空調装置が設置されていない室内空間の空調を行うことができる。
請求項2においては、効果的に空調を行うことができる。
請求項3においては、効果的に空調を行うことができる。
請求項4においては、効果的に空調を行うことができる。
請求項5においては、効果的に空調を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る空調システム及び当該空調システムが設けられる住宅の全体的な構成を示した平面概略図。 空調システムの構成を示したブロック図。 空調制御の処理を示したフローチャート。
以下では、まず図1を用いて、本発明の一実施形態に係る空調システム100が設けられる住宅1の概略について説明する。
住宅1は、空調システム100が設けられる建物の一例である。図1には、2階建ての戸建住宅(住宅1)の2階部分を示している。住宅1の2階部分には、主として主寝室2、第一洋室3、第二洋室4、ウォークインクローゼット5、書斎6、トイレ7、廊下8及び階段9が設けられる。
住宅1の南西部分には主寝室2が設けられる。住宅1の南東部分には第一洋室3が設けられる。住宅1の北東部分には、第一洋室3と隣接するように第二洋室4が設けられる。主寝室2の北側には、ウォークインクローゼット5が設けられる。主寝室2の東側には、書斎6が設けられる。第二洋室4の西側には、トイレ7が設けられる。住宅1の中央部分には、廊下8が設けられる。主寝室2、第一洋室3、第二洋室4、書斎6及びトイレ7は、それぞれ開閉可能な扉2a、扉3a、扉4a、扉6a及び扉7aを介して廊下8と接続されている。トイレ7の西側には、1階へ行くための階段9が設けられる。
次に、図1及び図2を用いて、空調システム100の構成について説明する。
空調システム100は、住宅1(本実施形態では、住宅1の2階部分)の室内の空気の温度(室温)を調整する例を説明する。空調システム100は、主として第一空調装置110、第二空調装置120、第一駆動部130、第二駆動部140、第三駆動部150、温度センサ160及び制御部170を具備する。
第一空調装置110は、室内の空気の温度や湿度等を調整可能な装置である。第一空調装置110は、主寝室2に設けられる。第一空調装置110は、図示せぬ室外機と接続され、当該室外機との間で冷媒を循環することができる。第一空調装置110は、主寝室2の空気と冷媒との間で熱交換を行うことで、当該主寝室2の室温を調整することができる。
また、第一空調装置110は、図示せぬ温度センサを有している。第一空調装置110は、前記温度センサによって設置された部屋(主寝室2)の室温を検出することができる。第一空調装置110は、主寝室2の室温が設定温度(目標として設定された室温)になるように、自動的に冷媒の循環や風量の調整を行って運転(自動運転)することができる。
第一空調装置110は、主寝室2の室温が設定温度に達した場合(設定温度にある程度近い室温になった場合)、自動的に前記室外機との間での冷媒の循環を停止する機能(いわゆる、サーモオフ機能)を有する。主寝室2の室温が設定温度に達した場合には、当該サーモオフ機能によって、第一空調装置110は冷媒の循環を停止する。また、後述するような利用者による風量の設定が行われていなければ、風量を自動的に所定の値まで下げる。すなわち、サーモオフ機能によって、第一空調装置110は主寝室2への送風のみを行う。
また第一空調装置110は、風量等を自動的に調整するだけでなく、予め指定された風量等で運転することも可能である。例えば、第一空調装置110は、利用者(例えば、住宅1の居住者等)によって風量が所定の値に設定された場合には、風量を当該所定の値に固定したまま運転を行う。但しこの場合も、主寝室2の室温が設定温度に達した場合には、サーモオフ機能によって、第一空調装置110は冷媒の循環を停止し、利用者に指定された風量のまま主寝室2内への送風のみを行う。
第二空調装置120は、室内の空気の温度や湿度等を調整可能な装置である。第二空調装置120は、第一洋室3に設けられる。第二空調装置120は、第一空調装置110と概ね同様に構成される。すなわち、第二空調装置120は、図示せぬ室外機と接続され、当該室外機との間で冷媒を循環することができる。第二空調装置120は、第一洋室3の空気と冷媒との間で熱交換を行うことで、当該第一洋室3の室温を調整することができる。
また、第二空調装置120は、第一洋室3の室温が設定温度に達した場合、自動的に前記室外機との間での冷媒の循環を停止する機能(いわゆる、サーモオフ機能)を有する。第一洋室3の室温が設定温度に達した場合には、当該サーモオフ機能によって、第二空調装置120は冷媒の循環を停止し、第一洋室3内への送風のみを行う。また第二空調装置120は、風量等を自動的に調整するだけでなく、予め指定された風量等で運転することも可能である。
なお、本実施形態においては、第一空調装置110は、第二空調装置120よりも冷暖房能力(kW)が大きいものとする。また、以下では、第一空調装置110及び第二空調装置120を総称して、単に「空調装置」と称することもある。
第一駆動部130は、主寝室2の扉2aを開閉させるためのものである。第一駆動部130は、適宜のアクチュエータ(例えば、サーボモータ、エアシリンダ等)により構成される。第一駆動部130は、主寝室2の扉2aに設けられる。第一駆動部130を駆動させることで、主寝室2の扉2aを開閉させることができる。
第二駆動部140は、第一洋室3の扉3aを開閉させるためのものである。第二駆動部140は、適宜のアクチュエータにより構成される。第二駆動部140は、第一洋室3の扉3aに設けられる。第二駆動部140を駆動させることで、第一洋室3の扉3aを開閉させることができる。
第三駆動部150は、第二洋室4の扉4aを開閉させるためのものである。第三駆動部150は、適宜のアクチュエータにより構成される。第三駆動部150は、第二洋室4の扉4aに設けられる。第三駆動部150を駆動させることで、第二洋室4の扉4aを開閉させることができる。
温度センサ160は、室温を測定するためのものである。温度センサ160は、第二洋室4内に配置される。これによって温度センサ160は、第二洋室4の室温を測定することができる。
図2に示す制御部170は、温度センサ160の測定値に基づいて第一空調装置110及び第二空調装置120等の動作を制御するものである。制御部170は、RAM、ROM、HDD等の記憶部や、CPU等の演算処理部等を具備する。制御部170には、第一空調装置110及び第二空調装置120等の動作を制御するための各種の情報やプログラム等が記憶されている。例えば制御部170には、第一空調装置110及び第二空調装置120の仕様(冷暖房能力(kW)等)、設置場所(住宅1の何階に設置されているか等)等が記憶されている。
制御部170には、各種の操作が可能な操作部(例えば、ボタン、キーボード等)、各種の情報の表示が可能な表示部(例えば、ランプ、モニター等)、操作部及び表示部の機能を有するタッチパネル等が適宜設けられる。制御部170は、第二洋室4内に配置される。
制御部170は、温度センサ160に接続され、当該温度センサ160により測定された第二洋室4の室温に関する情報を取得することができる。
制御部170は、第一空調装置110及び第二空調装置120に接続され、当該第一空調装置110及び第二空調装置120の動作(作動/停止の切り替え、設定温度、風量等)を制御することができる。
制御部170は、第一駆動部130、第二駆動部140及び第三駆動部150に接続され、当該第一駆動部130等の動作を制御することができる。
次に、図3を用いて、上述の如く構成された空調システム100によって第二洋室4内の室温を調整する方法について説明する。
上述の如く、住宅1(の2階部分)においては、主寝室2及び第一洋室3に空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)が設けられている。利用者は、主寝室2の第一空調装置110や第二空調装置120を適宜作動させることで、主寝室2及び第一洋室3の空調をそれぞれ行うことができる。
一方、住宅1の第二洋室4には、空調装置が設けられていない。しかしながら本実施形態に係る空調システム100では、以下で説明する空調制御を実行することにより、他の部屋に設けられた空調装置を用いて、第二洋室4の空調を行うことができる。以下、当該空調制御の処理について具体的に説明する。なお、本実施形態では、以下の空調制御を開始する時点で、第一空調装置110及び第二空調装置120は停止しているものとする。
利用者は、第二洋室4の空調が必要な場合、制御部170の操作部を操作することにより、制御部170に対して空調制御の実行を指示する。この際利用者は、制御部170の操作部を操作することにより、第二洋室4の設定温度(所望する室温)を入力し、任意のに設定する。利用者によって空調制御の実行が指示されると、制御部170は空調制御(ステップS101以降の処理)を開始する。
ステップS101において、制御部170は、住宅1に設けられた空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)のうち、最も作動優先順位の高い空調装置を強運転で作動させる。
ここで、ステップS101における「作動優先順位」とは、住宅1に設けられた複数の空調装置のうちどの空調装置を優先的に作動させるかの順位を設定したものである。作動優先順位は適宜の条件に従って設定される。
本実施形態においては、以下の(1)〜(3)の条件に順に従って作動優先順位が設定される。
(1)後述するステップS109で指定された空調装置の優先順位が最も高くなるように設定される。
(2)上記(1)の指定がない場合、冷暖房能力(kW)が大きい空調装置ほど優先順位が高くなるように設定される。
(3)上記(2)の冷暖房能力が同じ場合には、空調の対象となる部屋(本実施形態では、第二洋室4)の階と近い階に設置された空調装置ほど優先順位が高くなるように設定される。
ここで、上記(1)の条件は、後述するステップS107等で実際に空調装置を作動させた結果、第二洋室4の空調を行い易い(空調が効きやすい)ことが分かった空調装置の作動優先順位が高くなるように設定するための条件である。
また、上記(2)の条件は、冷暖房能力が大きい空調装置ほど、第二洋室4の空調を行い易いと考えられるため、冷暖房能力が大きい空調装置の作動優先順位が高くなるように設定するための条件である。
また、上記(3)の条件は、第二洋室4と近い階に設置された空調装置ほど、当該第二洋室4の空調を行い易いと考えられるため、第二洋室4と近い階に設置された空調装置の作動優先順位が高くなるように設定するための条件である。
例えば、本実施形態に係る空調システム100によって、初めて空調制御が行われる場合を想定する。この場合、空調制御自体がまだ行われたことがないため、後述するステップS109の処理は当然行われておらず、上記(1)の指定がない。この場合、上記(2)に従って、冷暖房能力(kW)が大きい空調装置ほど優先順位が高くなるように設定される。本実施形態においては、第一空調装置110の冷暖房の能力は、第二空調装置120よりも大きい。このため、作動優先順位は、第一空調装置110が1位、第二空調装置120が2位となるように設定される。従って、制御部170は、ステップS101において、作動優先順位の高い第一空調装置110を作動させることになる。
また、ステップS101における空調装置の「強運転」とは、比較的多い風量(例えば、最大風量)に設定された状態での運転である。すなわち、ステップS101の処理によって、空調装置は風量を固定された状態で運転を行うことになる。
また、ステップS101において、制御部170は、作動させた空調装置により空調された空気が第二洋室4へと流通できるように、扉2a、扉3a及び扉4aの開閉を適宜制御する。例えば、ステップS101において第一空調装置110が作動された場合、主寝室2の扉2a及び第二洋室4の扉4aが開放される。またこの際、第一空調装置110により空調された空気が第二洋室4以外の部屋へと流入するのを防止するために、その他の部屋の扉(具体的には、第一洋室3の扉3a)を閉じてもよい。
制御部170は、ステップS101の処理を行った後、ステップS102へ移行する。
ステップS102において、制御部170は、ステップS101の処理(空調装置の作動)を行ってから所定時間(第一判定時間)が経過した時点で、第二洋室4の温度が変化しているか否かを判定する。この処理によって、ステップS101で作動させた空調装置によって第二洋室4の空調が可能かどうかを判定することができる。
ここで、ステップS102における「第一判定時間」は任意に設定することができる。例えば、一般的な空調装置の予冷・予熱時間(空調装置が作動開始してから、実際に空調できるようになるまでの時間)を「第一判定時間」として設定することができる。本実施形態では、ステップS102における「第一判定時間」として15分程度の時間を設定することを想定している。
また、第二洋室4の温度が変化しているかどうかは、温度センサ160の精度(誤差範囲)を考慮して判定される。すなわち、制御部170は、温度センサ160の誤差範囲以上の温度の変化が測定された場合に、第二洋室4の温度が変化していると判定する。
制御部170は、第二洋室4の温度が変化していると判定した場合、ステップS103の処理に移行する。一方、制御部170は、第二洋室4の温度が変化していないと判定した場合、ステップS107の処理に移行する。
ステップS103において、制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置を継続して強運転で運転させる。このように、ステップS102で第二洋室4の温度が変化したことが確認された場合、ステップS101で作動させた空調装置によって当該第二洋室4の空調が可能である可能性が高いため、そのまま当該空調装置の運転を継続する。
制御部170は、ステップS103の処理を行った後、ステップS104へ移行する。
ステップS104において、制御部170は、ステップS101の処理(空調装置の作動)を行ってから所定時間(第二判定時間)が経過した時点で、第二洋室4の温度が設定温度に達しているか否かを判定する。
ここで、ステップS104における「第二判定時間」は、ステップS102における第一判定時間より長い時間で、任意に設定することができる。例えば、第一判定時間が15分である場合、第二判定時間は、それ以上の時間(例えば、30分)となるように設定される。
また、ステップS104において、温度センサ160によって測定された第二洋室4の温度が設定温度と等しくなったか、若しくは設定温度を超えて変化した場合に、制御部170は第二洋室4の温度が設定温度に達していると判定する。例えば空調装置が冷房運転している場合、制御部170は、第二洋室4の温度が設定温度以下になった場合に、設定温度に達したと判定する。また空調装置が暖房運転している場合、制御部170は、第二洋室4の温度が設定温度以上になった場合に、設定温度に達したと判定する。
制御部170は、第二洋室4の温度が設定温度に達していると判定した場合、ステップS105に移行する。一方、制御部170は、第二洋室4の温度が設定温度に達していないと判定した場合、ステップS106に移行する。
ステップS105において、制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置を強運転から自動運転に変更する。これによって空調装置は、自身が設置された部屋が、自身に設定された設定温度となるように、自動的に冷媒の循環や風量の調整を行う。
例えば、ステップS101において第一空調装置110が作動されていた場合には、制御部170は当該第一空調装置110を自動運転に変更する。これによって第一空調装置110は、主寝室2の温度に応じて自動的に風量等を調整可能となる。
このように制御部170は、ステップS101で空調装置を強運転で作動させることで、当該空調装置から多量の空気を送風し、第二洋室4の温度を設定温度に調整する(ステップS101、ステップS103)。第二洋室4の温度が設定温度に達すると、ステップS101で作動した空調装置が設置された部屋の快適性を考慮して(空調装置の強運転による過剰な空調を防止するために)、当該空調装置を強運転から自動運転に変更する(ステップS105)。
なお、ステップS104の判定が行われるまで(すなわち、第二洋室4の温度が設定温度に達したかの判定が行われるまで)に、作動している空調装置が設置された部屋の温度が、当該空調装置に設定された設定温度に達した場合には、サーモオフ機能によって当該空調装置の冷媒の循環が停止される。しかしこの場合でも、強運転により比較的多い風量での送風は継続して行われるため、第二洋室4への空気の循環が促され、当該第二洋室4の空調を継続して行うことができる。
一方、ステップS104から移行したステップS106において、制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置に加えて、もう1台の空調装置も作動させる。具体的には、ステップS101で作動させた空調装置の次に作動優先順位の高い空調装置を強運転で作動させる。
例えば、ステップS101で第一空調装置110を作動させていた場合には、もう一方の空調装置である(第一空調装置110の次に作動優先順位の高い)第二空調装置120を作動させる。
また、ステップS106において、制御部170は、作動させた空調装置により空調された空気が第二洋室4へと流通できるように、扉2a、扉3a及び扉4aの開閉を適宜制御する。例えば、ステップS106において第二空調装置120が作動された場合、第一洋室3の扉3aが開放される。
このように制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置だけでは第二洋室4の温度を設定温度に調整することができない場合(ステップS104:No)、複数台(2台)の空調装置で第二洋室4の空調を行う(ステップS106)。これによって、第二洋室4の空調を効果的に行うことができる。
また、ステップS102から移行したステップS107において、制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置を停止させ、もう1台の空調装置を作動させる。具体的には、ステップS101で作動させた空調装置の次に作動優先順位の高い空調装置を強運転で作動させる。
また、ステップS107において、制御部170は、作動させた空調装置により空調された空気が第二洋室4へと流通できるように、扉2a、扉3a及び扉4aの開閉を適宜制御する。例えば、ステップS107において第一空調装置110が停止され、第二空調装置120が作動された場合、主寝室2の扉2aが閉じられると共に、第一洋室3の扉3aが開放される。
このように、ステップS102で第二洋室4の温度の変化が確認されなかった場合、ステップS101で作動させた空調装置では当該第二洋室4の空調ができない可能性が高いため、他の空調装置による空調に切り換える。
制御部170は、ステップS107の処理を行った後、ステップS108へ移行する。
ステップS108において、制御部170は、ステップS107の処理(空調装置の作動)を行ってから所定時間(第三判定時間)が経過した時点で、第二洋室4の温度が変化しているか否かを判定する。この処理によって、ステップS107で作動させた空調装置によって第二洋室4の空調が可能かどうかを判定することができる。
ここで、ステップS108における「第三判定時間」は任意に設定することができる。例えば、一般的な空調装置の予冷・予熱時間(空調装置が作動開始してから、実際に空調できるようになるまでの時間)を「第三判定時間」として設定することができる。本実施形態では、ステップS108における「第三判定時間」として15分程度の時間を設定することを想定している。
制御部170は、第二洋室4の温度が変化していると判定した場合、ステップS109の処理に移行する。一方、制御部170は、第二洋室4の温度が変化していないと判定した場合、ステップS110の処理に移行する。
ステップS109において、制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置を継続して強運転で運転させる。
また制御部170は、次回、空調制御を実行する際にステップS101で用いられる作動優先順位の条件を変更する。具体的には、ステップS107で作動させた空調装置の作動優先順位が最も高くなるように設定する(上記(1)の条件参照)。
このように制御部170は、ステップS101で作動させた空調装置で第二洋室4の空調ができないと判定した場合(ステップS102:No)、他の空調装置を作動させる(ステップS107)。また制御部170は、ステップS107で作動させた空調装置で第二洋室4の空調が可能であると判定した場合(ステップS108:Yes)、当該空調装置の運転を継続して、第二洋室4の空調を行う。さらに、次回以降の空調制御を効率的に行うため、第二洋室4の空調が可能であることが判明した空調装置(ステップS107で作動させた空調装置)の作動優先順位を高くし、次回以降の空調制御において当該空調装置を優先的に作動させるようにする。
一方、ステップS108から移行したステップS110において、制御部170は、ステップS107で作動させた空調装置に加えて、もう1台の空調装置も作動させる。具体的には、ステップS107で作動させた空調装置の次に作動優先順位の高い空調装置、若しくは、ステップS101で作動させた(ステップS107で停止させた)空調装置を強運転で作動させる。
例えば、本実施形態のように2台の空調装置のうち、第二空調装置120をステップS107で作動させていた場合には、もう一方の空調装置である(ステップS107で停止させた)第一空調装置110を作動させる。
また、ステップS110において、制御部170は、作動させた空調装置により空調された空気が第二洋室4へと流通できるように、扉2a、扉3a及び扉4aの開閉を適宜制御する。
このように制御部170は、ステップS107で作動させた空調装置だけでは第二洋室4の温度を設定温度に調整することができない場合(ステップS108:No)、複数台(2台)の空調装置で第二洋室4の空調を行う(ステップS110)。これによって、第二洋室4の空調を効果的に行うことができる。
なお、利用者は、第二洋室4の空調が不要となった場合には、制御部170の操作部を操作することにより、上記空調制御の終了を指示する。利用者によって空調制御の終了が指示されると、制御部170は空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)の運転状態を、空調制御が開始される前の運転状態に戻す。例えば、本実施形態では、空調装置は空調制御の開始前に停止していたため、空調制御の終了が指示されると、制御部170は空調装置を再び停止させる。
以上の如く、本実施形態に係る空調システム100は、
第一室(主寝室2及び第一洋室3)に配置され、室温を調整可能な空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)と、
前記第一室との間で空気の流通が可能であり、前記第一室とは異なる第二室(第二洋室4)の温度を検出可能な温度検出部(温度センサ160)と、
前記温度検出部により検出される前記第二室の温度に基づいて、前記第二室の温度が所定の設定値に近づくように前記空調装置の動作を制御する空調制御を実行可能な制御部170と、
を具備するものである。
このように構成することにより、エアコン等の空調装置が設置されていない室内空間の空調を行うことができる。これによって、当該室内空間に空調装置を設置する費用(イニシャルコスト)を削減することができる。また、当該室内空間の温度に基づいて空調装置を制御することで、効果的に空調を行うことができる。
また、空調システム100は、
前記空調装置を複数(本実施形態では、2つ)具備し、
前記制御部170は、
前記空調制御において、複数の前記空調装置に設定された作動優先順位に基づいて、複数の前記空調装置のうち、前記作動優先順位の高い第一の空調装置(例えば、第一空調装置110)を作動させるものである(ステップS101)。
このように構成することによって、効果的に空調を行うことができる。すなわち、第二室に対して効率的に空調を行うことができる空調装置の作動優先順位が高くなるように予め設定し、当該作動優先順位に基づいて空調装置を作動させることで、効率的に空調を行うことができる。
また、前記制御部170は、
前記空調制御において、前記第一の空調装置(例えば、第一空調装置110)を作動させても前記第二室の温度が変化しない場合、前記第一の空調装置を停止させると共に、複数の前記空調装置のうち前記第一の空調装置とは異なる第二の空調装置(例えば、第二空調装置120)を作動させるものである(ステップS102:No、ステップS107)。
このように構成することによって、効果的に空調を行うことができる。すなわち、第一の空調装置で第二室の空調ができないと思われる場合には、異なる空調装置を作動させ、第二室の空調を試みることができる。これによって、速やかに第二室を空調可能な空調装置を確認し、効果的に空調を行うことができる。また、建物(住宅1)の間取りに関係なく、第二室の空調に適した空調装置を探し当てることができる。また、空調装置を1台ずつ作動させる(できるだけ少ない台数の空調装置を作動させる)ことで、効率(COP)の高い負荷帯での空調装置の運転を図ることも可能となる。
また、前記制御部170は、
前記空調制御において、複数の前記空調装置のうちの1つの前記空調装置(第一空調装置110又は第二空調装置120のいずれか一方)を作動させても前記第二室の温度が前記所定の設定値に達しない場合、複数の前記空調装置のうち少なくとも2つ以上の前記空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120の両方)を作動させるものである(ステップS104:No、ステップS106)。
このように構成することによって、効果的に空調を行うことができる。すなわち、1つの空調装置で第二室の空調が十分にできない場合には、複数の空調装置を作動させることで、効果的に第二室の空調を行うことができる。
また、空調システム100は、
前記第一室と前記第二室とを区画可能な建具(扉2a、扉3a及び扉4a)を開閉駆動させる駆動部(第一駆動部130、第二駆動部140及び第三駆動部150)をさらに具備し、
前記制御部170は、
前記空調制御において、前記空調装置を作動させる場合、前記建具を開放するように前記駆動部を制御するものである。
このように構成することにより、効果的に空調を行うことができる。すなわち、建具を開放して第一室と第二室とを連通させることで、空調装置により空調された空気を第一室から第二室へと供給し易くすることができる。
なお、本実施形態に係る主寝室2及び第一洋室3は、本発明に係る第一室の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一空調装置110及び第二空調装置120は、本発明に係る空調装置の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第二洋室4は、本発明に係る第二室の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る温度センサ160は、本発明に係る温度検出部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る扉2a、扉3a及び扉4aは、本発明に係る建具の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一駆動部130、第二駆動部140及び第三駆動部150は、本発明に係る駆動部の実施の一形態である。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、空調制御の一例として図3に示すフローチャートを示したが、本発明はこれに限るものではなく、当該フローチャートに示された処理を適宜省略したり、他の処理を別途追加することも可能である。
具体的な例を挙げると、本実施形態に係る空調制御において、第二洋室4の温度が設定温度に達した場合、空調装置を自動運転に変更するものとしたが(ステップS104:Yes、ステップS105)、当該処理以降、さらに第二洋室4の温度に基づく空調装置の制御を行ってもよい。
一例として、ステップS105の処理以降、第二洋室4の温度が設定温度ではなくなった場合(第二洋室4の温度と設定温度の差が所定値以上となった場合)、空調装置を再び自動運転から強運転に変更することも可能である。この場合、例えばステップS105の処理の後、第二洋室4の温度が設定値であるか否かを判定し、設定値ではなくなった場合、ステップS103の処理(空調装置を強運転で継続して運転させる処理)へ移行する方法等が考えられる。これによって、第二洋室4の温度を再び設定温度に調整することができる。
また、ステップS106、ステップS109及びステップS110の後で、第二洋室4の温度が設定温度に達しているか否かを判定する処理(ステップS104のような処理)を行い、達している場合、空調装置を自動運転に変更する処理(ステップS105のような処理)を行ってもよい。
また、本実施形態においては、2台の空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)を用いて第二洋室4の空調を行う例を示したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、1台、又は3台以上の空調装置で第二洋室4の空調を行うことも可能である。
なお、1台の空調装置で空調制御を行う場合、他の空調装置を作動させる処理(ステップS107)や、複数台の空調装置を作動させる処理(ステップS106)は行わなくてもよい。
また、3台以上の空調装置で空調制御を行う場合、ステップS106で1台の空調装置を追加で作動させた後、再度ステップS104の処理を行い、必要な場合に(ステップS104:No)、さらにもう1台の空調装置を作動させることが可能である。すなわち、必要に応じて1台ずつ空調装置を作動させることが可能である。また、1台ずつ空調装置を作動させるのではなく、全台を同時に作動させることも可能である。なお、ステップS110の処理についても、ステップS106と同様である。
また、3台以上の空調装置で空調制御を行う場合、ステップS107で2番目に作動優先順位の高い空調装置を作動させ(ステップS107)、第二洋室4の温度に変化がない場合に(ステップS108:No)、再度ステップS107の処理を行い、3番目に作動優先順位の高い空調装置を作動させることも可能である。すなわち、3台以上の空調装置の中から、第二洋室4の空調が可能な1台の空調装置を選択し、当該空調装置で第二洋室4の空調を行うように構成することができる。
また、本実施形態に係る作動優先順位は一例であり、作動優先順位は任意に設定することが可能である。例えば、作動優先順位を設定するための条件として、本実施形態では上記(1)〜(3)を例示したが、その他の条件に従って作動優先順位を設定することが可能である。例えば、冷房を行う場合、空調装置自身の設定温度が低いほど、第二洋室4の空調を行い易いと考えられることから、(4)空調装置の設定温度が低いほど作動優先順位が高くなるように設定することも可能である。
また、作動優先順位を設定するための条件(上記(1)〜(3))の順は、本実施形態に係るものに限らず、任意に決定することができる。すなわち、本実施形態では、(1)〜(3)の順に従って作動優先順位を設定するものとしたが、条件の順位は任意に変更することが可能である。
また、空調制御において、作動させる空調装置自身の設定温度が、第二洋室4の空調に適していない場合、利用者に対して空調装置の設定温度を変更するように促すような報知を行う(又は、制御部170が自動的に設定温度を変更する)ことも可能である。例えば、第二洋室4を冷房する際の設定温度として24℃が設定された場合に、空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)自身の設定温度が26℃(第二洋室4の設定温度より高い温度)に設定されている場合、当該空調装置を作動させても第二洋室4の温度が24℃になることはない。このような場合、制御部170は、表示部(モニター等)を用いて、利用者に対して空調装置の設定温度を24℃(第二洋室4の設定温度)に下げるように促す。利用者が空調装置の設定温度を下げた場合に空調制御を行うことで、第二洋室4の温度が設定温度となるように空調することが可能となる。また、必要に応じて、制御部170自身が自動的に空調装置の設定温度を変更してもよい。
また、本実施形態においては、空調装置を開始する時点で、空調装置(第一空調装置110及び第二空調装置120)は停止しているものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、運転中の空調装置を用いて空調制御を行うことも可能である。
また、本実施形態に係る空調制御は、第二洋室4の冷房及び暖房のどちらにも適用することができる。
また、本実施形態においては、同じ階(住宅1の2階部分)に設置された空調装置を用いて第二洋室4の空調を行う例を示したが、本発明はこれに限るものではなく、異なる階に設置された空調装置を用いることも可能である。
また、本実施形態においては、空調装置の作動に応じて建具(扉2a等)の開閉を制御する例を示したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、第二洋室4の空調が可能であれば、必ずしも建具の制御を行う必要はない。
また、本実施形態においては、空調制御において開閉する建具として扉2a等を例示したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、その他種々の建具(障子、ふすま、窓等)を開閉する構成とすることも可能である。
また、本実施形態において例示した住宅1は一例であり、本発明はその他種々の建物(商業施設や工場などの事業所、役所などの公共施設等)に適用することが可能である。また、本実施形態において例示した建物(住宅1)の間取りは一例であり、本発明は種々の間取りの建物に適用することができる。また、本実施形態においては、第二洋室4を空調制御の対象としたが、本発明はこれに限るものではなく、居室、非居室を問わず、種々の部屋を空調制御の対象とすることが可能である。
1 住宅
2 主寝室
2a 扉
3 第一洋室
3a 扉
4 第二洋室
4a 扉
100 空調システム
110 第一空調装置
120 第二空調装置
130 第一駆動部
140 第二駆動部
150 第三駆動部
160 温度センサ
170 制御部

Claims (5)

  1. 第一室に配置され、室温を調整可能な空調装置と、
    前記第一室との間で空気の流通が可能であり、前記第一室とは異なる第二室の温度を検出可能な温度検出部と、
    前記温度検出部により検出される前記第二室の温度に基づいて、前記第二室の温度が所定の設定値に近づくように前記空調装置の動作を制御する空調制御を実行可能な制御部と、
    を具備する空調システム。
  2. 前記空調装置を複数具備し、
    前記制御部は、
    前記空調制御において、複数の前記空調装置に設定された作動優先順位に基づいて、複数の前記空調装置のうち、前記作動優先順位の高い第一の空調装置を作動させる、
    請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記制御部は、
    前記空調制御において、前記第一の空調装置を作動させても前記第二室の温度が変化しない場合、前記第一の空調装置を停止させると共に、複数の前記空調装置のうち前記第一の空調装置とは異なる第二の空調装置を作動させる、
    請求項2に記載の空調システム。
  4. 前記制御部は、
    前記空調制御において、複数の前記空調装置のうちの1つの前記空調装置を作動させても前記第二室の温度が前記所定の設定値に達しない場合、複数の前記空調装置のうち少なくとも2つ以上の前記空調装置を作動させる、
    請求項2又は請求項3に記載の空調システム。
  5. 前記第一室と前記第二室とを区画可能な建具を開閉駆動させる駆動部をさらに具備し、
    前記制御部は、
    前記空調制御において、前記空調装置を作動させる場合、前記建具を開放するように前記駆動部を制御する、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の空調システム。
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