JP2021055705A - ロータリバルブのシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】流出口の閉塞時に、弁本体部とパッキン本体部との間に入り込んだ流体が、弁本体部においてシール部によって囲まれた領域へ漏れ出るのを抑制する。【解決手段】パッキン50は、貫通孔55を有するパッキン本体部53と、貫通孔55を取り囲んだ状態でパッキン本体部53から突出する環状のシール部56とを備える。パッキン50は、流出口の開放時には、シール部56の周方向における一部を、弁体40における弁本体部41の外周面49のうち可動流路48の周辺部分に接触させ、閉塞時にはシール部56を全周にわたって上記外周面49に接触させる。パッキン本体部53の弁本体部41側の面のうち、シール部56の外周側に隣接する箇所には、流出口の開放時に、シール部56とともに可動流路48の開口縁部48aに接触する拡張シール部59が設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、弁体による流出口の閉塞時における流体の漏出を抑制するロータリバルブのシール構造に関する。
ロータリバルブとして、図11(a)に示すように、ハウジング71及び弁体77を備えるものが知られている。ハウジング71は、収容部72を有する環状壁部73を備えている。ハウジング71には、収容部72への流体FLの流入口74が形成されている。また、環状壁部73の複数箇所(図11(a)では2箇所)には、収容部72内の流体FLの流出口75,76が形成されている。弁体77は、収容部72に配置された円柱状の弁本体部78を備え、軸79によりハウジング71に回転可能に支持されている。弁本体部78には、流入口74及び流出口75,76を連通させる可動流路81が形成されている。可動流路81は、弁本体部78の円筒状の外周面82において開口されている。外周面82における可動流路81の開口縁部81aは、弁本体部78の周方向や弁体77の回転軸線L1に沿う方向に延びている。
そして、弁体77が回転されることにより、各流出口75,76の開度(開き具合)が調整される。例えば、流出口75,76の一方が閉塞されたときには、他方の全部が開放される。流入口74から収容部72に流入した流体FLは、可動流路81を流れた後に、開放された側の流出口75,76を通って収容部72の外部へ流出する。また、流出口75,76の一方の一部が開放されたときには、他方の一部も開放される。流入口74から収容部72に流入した流体FLは、可動流路81を流れた後に、流出口75,76を通って収容部72の外部へ流出する。
図11(a)及び図12に示すように、ロータリバルブ70では、弁本体部78と、同弁本体部78によって閉塞された流出口75,76との間をシールするために、流出口75,76と同数のパッキン83が用いられている。各パッキン83は、貫通孔84を有するパッキン本体部85と、貫通孔84を取り囲んだ状態でパッキン本体部85から突出する環状のシール部86とを備えている。各パッキン83は、貫通孔84を、流出口75,76に対向させた状態で、環状壁部73及び弁本体部78の間に配置されている。
そして、流出口75,76が開放されたときには、シール部86の周方向の一部が弁本体部78の外周面82に接触される。一方、図示はしないが、流出口75又は流出口76の閉塞時には、シール部86が全周にわたって上記外周面82に接触される。この接触により、弁本体部78とパッキン本体部85との間に入り込んだ流体FLが流出口75,76へ漏れ出るのを抑制しようとしている。
なお、環状壁部73と弁本体部78との間にパッキン83を配置し、環状のシール部86を弁本体部78の外周面82に接触させてシールを行なう技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2000−193104号公報
ところが、上記従来のロータリバルブ70において、弁本体部78によって流出口75,76が一部ずつ開放されたときには、図13及び図14に示すように、可動流路81の開口縁部81aのうち、概ね上記回転軸線L1に沿う方向へ延びる部分に対し、シール部86が押付けられる。また、弁本体部78によって流出口75,76の一方が全部開放され、かつ他方が閉塞されたときには、開放された流出口では、図15に示すように、上記開口縁部81aのうち、上記回転軸線L1に沿って相対向する2箇所であって、それぞれ弁本体部78の周方向に延びる部分に対し、シール部86が押付けられる。上記一部開放時及び全開時のいずれの場面でも、シール部86の開口縁部81aに対する接触長さは、シール部86の径方向における寸法(幅)と同程度に過ぎず、短い。弁本体部78の外周面82のうち開口縁部81aの周辺部分に対し接触するシール部86の面積は少ない。
そのため、図11(a),(b)に示すように、開口縁部81aのシール部86に対する上述した局部的な接触により接触面圧が増大し、シール部86において開口縁部81aが接触した部分に凹みD1が生ずる。流出口の一部開放時には、図13に示すように、凹みD1は、シール部86のうち、弁本体部78の周方向における一方の側部(図13では左側部)であって、上記回転軸線L1に沿う方向に互いに離れた2箇所において、概ね同回転軸線L1に沿う方向に延びる。これに対し、流出口の全開時には、図15に示すように、凹みD1は、シール部86のうち、上記回転軸線L1に沿う方向における両側部に位置する。側部毎の凹みD1は、弁本体部78の周方向に沿う方向に互いに離間した2箇所において、同方向へ延びる。
そして、弁体77が回転されて流出口75,76の一方が弁本体部78によって閉塞されたときには、上述したように、シール部86が全周にわたって弁本体部78の外周面82に接触する。このときには、図16において矢印で示すように、弁本体部78とパッキン本体部85との間に入り込んだ流体FLが、シール部86における上記凹みD1を通って、弁本体部78の外周面82においてシール部86によって囲まれた領域へ漏れ出るおそれがある。漏れ出た流体FLは、閉塞された流出口75,76から流出する。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、流出口の閉塞時に、弁本体部とパッキン本体部との間に入り込んだ流体が、弁本体部においてシール部によって囲まれた領域へ漏れ出るのを抑制することのできるロータリバルブのシール構造を提供することにある。
上記課題を解決するロータリバルブのシール構造は、収容部を有する環状壁部を備え、流体の流入口が形成されるとともに、流出口が前記環状壁部に形成されたハウジングと、前記ハウジングに支持された弁体とを備え、前記弁体は、前記収容部に配置され、かつ前記流入口及び前記流出口を連通させる可動流路が形成された弁本体部を備え、前記弁体の回転により、前記流出口の開度を調整するロータリバルブに適用され、貫通孔を有するパッキン本体部と、前記貫通孔を取り囲んだ状態で前記パッキン本体部から突出する環状のシール部とを備えるパッキンを用い、前記貫通孔を前記流出口に対向させた状態で、前記環状壁部及び前記弁本体部の間に前記パッキンを配置し、前記流出口の開放時には、前記シール部の周方向における一部を、前記弁本体部の外周面のうち前記可動流路の周辺部分に接触させる一方、前記流出口の閉塞時には、前記シール部を全周にわたって前記外周面に接触させて、前記弁本体部と前記流出口との間をシールするロータリバルブのシール構造であって、前記パッキン本体部の前記弁本体部側の面のうち、前記シール部の外周側に隣接する箇所には、前記流出口の開放時に、前記シール部とともに前記可動流路の開口縁部に接触する拡張シール部が設けられている。
上記の構成によれば、弁体が回転されることにより、流出口が開放又は閉塞される。
流出口の開放時には、シール部の周方向における一部が、弁本体部の外周面のうち可動流路の周辺部分に接触される。
また、上記開放時には、パッキン本体部の弁本体部側の面のうち、シール部の外周側に隣接する箇所に設けられた拡張シール部が、シール部とともに可動流路の開口縁部に接触される。従って、シール部の周方向における一部のみが弁本体部の外周面に接触される場合に比べ、上記拡張シール部の接触の分、パッキンが接触される開口縁部の長さが長くなり、パッキンと弁本体部の外周面との接触面積が多くなる。
これに伴い、パッキンと弁本体部との間に生ずる接触面圧が減少し、パッキンにおいて開口縁部に接触された箇所に凹みが生じにくい。そのため、流出口の閉塞時に、パッキン本体部と弁本体部との間に流体が入り込んでも、その流体は、弁本体部の外周面においてシール部によって囲まれた領域へ漏れ出しにくい。
上記ロータリバルブのシール構造において、前記シール部は、前記流出口の開放時に、前記開口縁部と、前記弁本体部の外周面のうち前記開口縁部の周辺部分とに接触する接触部を、前記弁体の回転軸線に沿う方向における両側部に有しており、前記拡張シール部は、前記弁本体部の周方向における前記接触部毎の両側に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、流出口の開放時には、シール部において、弁体の回転軸線に沿う方向における両側部の接触部が、可動流路の開口縁部と、弁本体部の外周面のうち開口縁部の周辺部分とに接触される。また、接触部毎に、弁本体部の周方向における両側に設けられた拡張シール部が、上記開口縁部及び上記周辺部分に接触される。
そのため、シール部の接触部のみが開口縁部及び周辺部分に接触される場合に比べ、上記拡張シール部の接触の分、パッキンが接触される開口縁部の長さが長くなり、パッキンと弁本体部の外周面との接触面積が多くなる。
上記ロータリバルブのシール構造において、前記弁本体部の周方向における前記拡張シール部の前記接触部とは反対側の端部は、前記パッキン本体部の前記弁本体部側の面のうち、同弁本体部の周方向における端に位置していることが好ましい。
上記の構成によれば、弁本体部の周方向における拡張シール部の寸法が、採り得る最大となる。従って、拡張シール部が接触される開口縁部の長さを長くし、同拡張シール部が、弁本体部の外周面であって開口縁部の周辺部分に対し接触する面積を多くし、パッキンと弁本体部との接触面圧を効率よく減少させることが可能となる。
上記ロータリバルブのシール構造によれば、流出口の閉塞時に、弁本体部とパッキン本体部との間に入り込んだ流体が、弁本体部においてシール部によって囲まれた領域へ漏れ出るのを抑制することができる。
一実施形態におけるロータリバルブの一部を示す斜視図。 一実施形態におけるハウジングの収容部から弁体と、その周囲に配置された部品とを取り出した状態を示す部分斜視図。 図2中における弁体と、その周囲に配置された部品とを分離して示す分解斜視図。 一実施形態における弁体の斜視図。 図1のロータリバルブの部分平断面図。 一実施形態において、第1流出口及び第2流出口がともに一部ずつ開放されたときに、パッキンが弁本体部に対し接触する領域を示す説明図。 一実施形態において、第1流出口及び第2流出口がともに一部ずつ開放されたときに、可動流路の開口縁部に対し、シール部及び拡張シール部が接触している様子を示す部分斜視図。 図5の状態から弁体が回転されて第2流出口の全部が開放され、第1流出口が閉塞されたときのロータリバルブの部分平断面図。 一実施形態において、第2流出口の全部が開放されたときに、パッキンが弁本体部に対し接触する領域を示す説明図。 一実施形態において、第1流出口が閉塞されたときに、パッキンが弁本体部に対し接触する領域を示す説明図。 (a)は従来のロータリバルブの部分縦断面図、(b)は図11(a)の一部を拡大して示す部分縦断面図。 従来のロータリバルブにおける弁体及びパッキンの分解斜視図。 従来のロータリバルブにおいて、図6に対応して、一対の流出口がともに一部ずつ開放されたときに、パッキンが弁本体部に対し接触する領域を示す説明図。 従来のロータリバルブにおいて、図7に対応して、一対の流出口がともに一部ずつ開放されたときに、可動流路の開口縁部に対しシール部が接触した状態を示す部分斜視図。 従来のロータリバルブにおいて、図9に対応して一方の流出口の全部が開放されたときに、パッキンが弁本体部に対し接触する領域を示す説明図。 従来のロータリバルブにおいて、一方の流出口が閉塞されたときの流体の漏出経路を示す説明図。
以下、ロータリバルブのシール構造の一実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
図1、図5及び図8は、ロータリバルブ10において、シール構造に係わる部分を示している。ロータリバルブ10は、図示しないポンプ等の流体供給源から供給される水等の流体FLの流路の途中に設けられている。より詳しくは、この流路は、上記流体供給源に接続された共通流路11と、共通流路11から分岐した第1分岐流路12及び第2分岐流路13とを備えている。ロータリバルブ10は、第1分岐流路12及び第2分岐流路13が共通流路11から分岐する部分に配置されており、第1分岐流路12及び第2分岐流路13に流れる流体FLの流量を調整する役割を担っている。この流量の調整により、図5に示すように、流体FLを第1分岐流路12及び第2分岐流路13の両方に流したり、図8に示すように、一方(図8では第2分岐流路13)にのみ流したりすることが可能である。
ロータリバルブ10は、ハウジング20及び弁体40を備えている。次に、各部材について説明する。
<ハウジング20>
図2及び図5に示すように、ハウジング20は、円環状をなす環状壁部22と、環状壁部22の上下方向における一部に設けられて、同環状壁部22を塞ぐ閉塞部23と、図示しないカバーとを備えている。カバーは、環状壁部22の上側に配置されて、同環状壁部22の上端開口を塞いでいる。カバーは、ビス等の締結部材によって環状壁部22に締結されている。環状壁部22、閉塞部23及びカバーによって囲まれた箇所は、収容部24を構成している。
環状壁部22において、周方向に互いに離間した複数箇所(3箇所)には、収容部24への流体FLの流入口25と、収容部24内の流体FLの第1流出口28及び第2流出口33とが形成されている。
環状壁部22における流入口25の周縁部には、収容部24から遠ざかる側へ突出する接続管部26が設けられている。接続管部26と流体供給源とは、流体FLの上記共通流路11を有する配管27によって連結されている。
環状壁部22における第1流出口28の周縁部には、収容部24から遠ざかる側へ突出する接続管部29が設けられている。接続管部29には、流体FLの上記第1分岐流路12を有する配管31が接続され、第1流出口28から流出された流体FLが、配管31を通って、流体FLの使用先に送られる。環状壁部22における第1流出口28の周縁部からは、収容部24の内方へ向けて円環状の環状突部32が突出している。
環状壁部22における第2流出口33の周縁部には、収容部24から遠ざかる側へ突出する接続管部34が設けられている。接続管部34には、流体FLの上記第2分岐流路13を有する配管35が接続され、第2流出口33から流出された流体FLが、配管35を通って、流体FLの使用先に送られる。環状壁部22における第2流出口33の周縁部からは、収容部24の内方へ向けて円環状の環状突部36が突出している。
本実施形態では、接続管部29及び接続管部34が、接続管部26の軸線を対称軸として互いに線対称の関係とならない位置に配置されているが、線対称の関係となる位置に配置されてもよい。
閉塞部23の中心部分には、上下方向へ延びる軸受孔37が形成されている。上記カバーの中心部分にも、同様に、上下方向へ延びる軸受孔が形成されている。
<弁体40>
図3及び図4に示すように、弁体40は、その骨格部分を構成する弁本体部41、上軸部38及び下軸部39を備えている。上軸部38は、弁本体部41の上面の中心部分から上方へ突出している。下軸部39は、弁本体部41の下面の中心部分から下方へ突出している。弁体40は、上軸部38において上記カバーの軸受孔に対し回転可能に支持されるとともに、下軸部39において閉塞部23の軸受孔37(図2参照)に対し回転可能に支持されている。
弁本体部41は、全体として上下方向に延びる円柱状をなしており、図1に示すように、上記収容部24内に配置されている。
図3及び図4に示すように、弁本体部41は、上下方向に互いに離間した状態で配置された円板状の一対の端壁部42,43を備えている。両端壁部42,43は、それらの外周部に設けられた2種類の連結部46,47によって連結されている。連結部46は、上下方向に延びる柱状をなしている。連結部47は、弁体40の回転軸線L1を挟んで、連結部46とは反対側に設けられている。この連結部47は、弁本体部41の外周面49の多くを自身の外周面として有している。
弁本体部41において、両端壁部42,43間であって、連結部46,47等を除く部分は、上記流入口25と、第1流出口28及び第2流出口33とを連通させる可動流路48を構成している。可動流路48は、弁本体部41の円筒状の外周面49において開口されている。外周面49における可動流路48の開口縁部48aの多くは、同外周面49に沿って弁本体部41の周方向に延びている。また、開口縁部48aの一部は、弁体40の回転軸線L1に沿って延びている。
上記構成の弁体40は、図示しないモータ、手動操作等によって回転される。この回転により、図5に示すように、弁本体部41が第1流出口28の一部と、第2流出口33の一部とを塞いで、共通流路11と第1分岐流路12及び第2分岐流路13とを連通させることが可能である。また、図8に示すように、弁本体部41により、第1流出口28を閉塞し、かつ第2流出口33の全部を開放することで、共通流路11と第2分岐流路13とを連通させることが可能である。図示はしないが、上記とは逆に、弁本体部41によって第2流出口33を閉塞し、かつ第1流出口28の全部を開放することで、共通流路11と第1分岐流路12とを連通させることが可能である。また、弁体40の回転により、第1流出口28及び第2流出口33のそれぞれの開度を調整することが可能である。
<パッキン50>
弁本体部41と、その弁本体部41により閉塞された第1流出口28との間をシールするとともに、弁本体部41と、その弁本体部41により閉塞された第2流出口33との間をシールするために、図3及び図5に示すように、2つのパッキン50が用いられている。各パッキン50は、互いに同一の構成を有している。各パッキン50の大部分は、ゴム等の弾性材料によって形成されている。各パッキン50の弁本体部41側の面は、フッ素樹脂製の薄いシートによって構成されている。このシートは、パッキン50と弁本体部41との間の摩擦を小さくし、弁体40を回転させるために必要な荷重を小さくするために用いられている。
図3及び図6に示すように、各パッキン50は、パッキン本体部53及びシール部56を備えている。パッキン本体部53は、パッキン50の骨格部分を構成する部分であり、矩形の外形形状を有している。また、パッキン本体部53は、弁本体部41の径方向を自身の厚み方向とする板状をなしている。パッキン本体部53の弁本体部41側の面は、その弁本体部41の外周面49に沿って湾曲する湾曲面54によって構成されている。これに対し、パッキン本体部53の環状壁部22側の面は平らな面によって構成されている。
パッキン本体部53には、弁体40の径方向、すなわち、パッキン本体部53の厚み方向に延びる貫通孔55が形成されている。貫通孔55は、第1流出口28及び第2流出口33のそれぞれと同程度の径を有する円形の孔によって構成されており、流体FLの通路として機能する。貫通孔55の直径は、弁本体部41の周方向における連結部47(図4参照)の寸法よりも小さい。貫通孔55は、これを連結部47によって塞ぐことのできる大きさに形成されている。
シール部56は、パッキン本体部53の上記湾曲面54において、貫通孔55の周縁部から弁本体部41へ向けて突出しており、環状をなしている。ここで、上述したように、上記湾曲面54が、弁本体部41の外周面49に沿って湾曲していることから、シール部56も上記外周面49に沿って湾曲しており、同外周面49に密着可能である。
図5及び図8に示すように、一方のパッキン50は、貫通孔55を第1流出口28に対向させ、かつ環状突部32に装着した状態で、環状壁部22及び弁本体部41の間に配置されている。他方のパッキン50は、貫通孔55を第2流出口33に対向させ、かつ環状突部36に装着した状態で、環状壁部22及び弁本体部41の間に配置されている。
そして、図6及び図9に示すように、第1流出口28の開放時には、シール部56の周方向における一部が、接触部61として、弁本体部41の外周面49のうち可動流路48の周辺部分に接触される。ここでの「開放時」には、図9に示すように、全部が開放される状態が含まれるほか、図6に示すように、一部が開放される状態も含まれる。
接触部61は、弁体40の回転軸線L1に沿う方向(図6では上下方向)におけるシール部56の両側部分に位置している。この点は、従来技術と同様である。第2流出口33の開放時にも上記と同様の接触部61による接触が行なわれる。
これに対し、第1流出口28の閉塞時には、図10に示すように、シール部56が全周にわたって弁本体部41の外周面49に接触させられる。この接触により、弁本体部41と第1流出口28との間がシールされる。第2流出口33の閉鎖時にも上記と同様にして、弁本体部41と第2流出口33との間がシールされる。
図5に示すように、環状壁部22と各パッキン50との間には、同パッキン50を弁本体部41側へ押し付ける付勢部材58が配置されている。本実施形態では、この付勢部材58として、ウェーブスプリングが用いられている。
さらに、図6及び図9に示すように、シール部56の外周側に隣接する箇所には、第1流出口28及び第2流出口33の少なくとも一方の開放時に、シール部56とともに可動流路48の開口縁部48aに接触する拡張シール部59が設けられている。拡張シール部59は、両方の接触部61を対象とし、パッキン本体部53の湾曲面54のうち、各接触部61に対し、弁本体部41の周方向の両側に隣接する箇所に設けられている。1つのパッキン50には、拡張シール部59は4箇所に設けられている。弁本体部41の周方向における各拡張シール部59の接触部61とは反対側の端部は、パッキン本体部53の湾曲面54の周方向における端に位置している。
各拡張シール部59のパッキン本体部53からの突出量は、シール部56のパッキン本体部53からの突出量と同一である。さらに、各拡張シール部59は、パッキン本体部53からの突出量が最も多い箇所において、シール部56のパッキン本体部53からの突出量が最も多い箇所に連続した状態で、同シール部56と一体に形成されている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用について説明する。また、作用に伴い生ずる効果についても併せて説明する。
図5及び図7は、弁体40における連結部47が、第1流出口28の一部と第2流出口33の一部とに跨がっているときのロータリバルブ10の状態を示している。第1流出口28では、第2流出口33に近い側の略半分が弁本体部41によって閉塞され、遠い側の略半分が開放された状態となる。第2流出口33では、第1流出口28に近い側の略半分が弁本体部41によって閉塞され、遠い側の略半分が開放された状態となる。
この状態では、共通流路11を流れてきた流体FLは、流入口25を通って収容部24内に流入する。この流体FLの一部は、可動流路48を流れた後に、第1流出口28の開放部分を通り、第1分岐流路12へ流出される。また、流体FLの残部は、可動流路48を流れた後に、第2流出口33の開放部分を通り、第2分岐流路13へ流出される。
ただし、第1流出口28の開口面積は、同第1流出口28の全部が開放された場合よりも小さくなる。そのため、第1流出口28を通って第1分岐流路12へ流れる流体FLの流量は、同第1流出口28の全部が開放されたときよりも少なくなる。第2流出口33を通って第2分岐流路13へ流れる流体FLの流量についても同様である。
また、図8は、連結部47が第1流出口28に対してのみ対向しているときのロータリバルブ10の状態を示している。第1流出口28は、弁本体部41によって閉塞された状態となる。第2流出口33は、その全部が開放された状態となる。
この状態では、共通流路11から流入口25を通って収容部24内に流入した流体FLは、可動流路48を流れた後に第2流出口33を通り、第2分岐流路13へ流出される。流体FLは、第1流出口28を通過せず、第1分岐流路12へ流出されない。
なお、図示はしないが、連結部47が第2流出口33に対してのみ対向した場合には、流体FLは上記とは逆に第1流出口28を通り、第1分岐流路12へ流出される。流体FLは、第2流出口33を通過せず、第2分岐流路13へ流出されない。
ここで、第1流出口28及び第2流出口33の少なくとも一方が一部でも開放されているときには、図6及び図9に示すように、シール部56の周方向における一部が弁本体部41の外周面49に接触される。この一部には、シール部56のうち、回転軸線L1に沿う方向における両側部の接触部61が含まれる。
また、上記開放時には、パッキン本体部53の湾曲面54のうち、接触部61毎に、弁本体部41の周方向における両側であって、シール部56の外周側に隣接する箇所に設けられた拡張シール部59が、弁本体部41の外周面49に接触される。
さらに、図5に示すように、第1流出口28及び第2流出口33がともに一部ずつ開放された状態では、図6に示すように、シール部56と、右側の上下両拡張シール部59とが、開口縁部48aにおいて、各端壁部42,43に隣接する箇所で円弧状に湾曲した部分に押し付けられる。拡張シール部59が設けられず、シール部56のみが開口縁部48aに押付けられる場合(従来技術がこれに相当する)に比べ、拡張シール部59の接触の分、パッキン50が接触される開口縁部48aの長さが長くなる。これに伴い、パッキン50と、弁本体部41の外周面49のうち開口縁部48aの周辺部分との接触面積が多くなる。
また、図8に示すように、第1流出口28が閉塞され、かつ第2流出口33の全部が開放された状態では、図9に示すように、シール部56と、各拡張シール部59とが、開口縁部48aのうち、各端壁部42,43に沿って弁本体部41の周方向に延びる部分に押付けられる。この場合にも、第1流出口28及び第2流出口33がともに一部ずつ開放される上記の場合と同様に、シール部56(接触部61)のみが開口縁部48aに押付けられる場合に比べ、拡張シール部59の接触の分、パッキン50が接触される開口縁部48aの長さが長くなる。これに伴い、パッキン50と、弁本体部41の外周面49のうち開口縁部48aの周辺部分との接触面積が多くなる。
特に、弁本体部41の円筒状の外周面49のうち可動流路48の周辺部分、この場合、端壁部42,43の外周面49は、弁体40の回転に伴い弁本体部41の周方向へ移動する。この点、本実施形態では、接触部61が、弁体40の回転軸線L1に沿う方向におけるシール部56の両側部分に位置している。拡張シール部59が、各接触部61に対し、弁本体部41の周方向における両側に隣接した状態で設けられている。そのため、弁体40の回転に拘わらず拡張シール部59を、弁本体部41の外周面49のうち可動流路48の周辺部分に接触させることができる。これに伴い、パッキン50と弁本体部41の外周面49との接触面積を多くすることができる。
さらに、本実施形態では、各拡張シール部59の接触部61とは反対側の端部が、パッキン本体部53の湾曲面54の上記周方向における端に位置している。このことから、弁本体部41の周方向における拡張シール部59の寸法は、採り得る最大となる。従って、各拡張シール部59が、弁本体部41の外周面49であって可動流路48の周辺部分に対し接触する面積を、より一層多くすることができる。
そして、上記接触面積の増加に伴い、各パッキン50と外周面49との間に生ずる接触面圧が減少する。特に、上記のように、拡張シール部59の上記周方向における寸法を、採り得る最大とすることで、上記接触面圧を効率よく減少させることができる。
従って、本実施形態によると従来技術とは異なり、シール部56にも拡張シール部59にも凹みが生じにくい。又は、凹みが生じたとしても、その程度は従来技術よりも小さい。
図8に示すように、弁体40が回転されて、第1流出口28が弁本体部41によって閉塞された状態では、パッキン50は、図10において網点で示す領域Z1において、すなわち、シール部56の全体と、4つの拡張シール部59とにおいて、弁本体部41の外周面49に対し、押圧された状態で接触する。領域Z1は、両接触部61を含んでいる。図示はしないが、第2流出口33が弁本体部41によって閉塞された状態でも同様である。
そのため、第1流出口28又は第2流出口33の閉塞時に、弁本体部41とパッキン本体部53との間に流体FLが入り込んでも、その流体FLは、弁本体部41の外周面49においてシール部56によって囲まれた領域へ漏れ出しにくい。流体FLが、閉塞された第1流出口28から第1分岐流路12へ漏れ出る現象、又は閉塞された第2流出口33から第2分岐流路13へ漏れ出る現象を抑制することができる。
本実施形態によると、上記以外にも、次の効果が得られる。
・接触面圧の減少のために拡張シール部59を過度に大きくすると、そのことが原因で、接触面圧が過度に小さくなって、シール性が低下し、流体FLが漏れ出るおそれがある。この点、本実施形態では、拡張シール部59が、弁本体部41の周方向における接触部61の両側に隣接する箇所といった、シール部56の周囲の限られた領域にのみ形成されている。そのため、接触面積及び接触面圧を適切にし、シール性の確保と、流体FLの漏出抑制とを両立することができる。
なお、上記実施形態は、これを以下のように変更した変形例として実施することもできる。上記実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
<ハウジング20に関する事項>
・環状壁部22は、円環状とは異なる環状、例えば四角環状等の多角環状に形成されてもよい。
・閉塞部23は、環状壁部22の長さ方向における一部に設けられればよく、例えば、上部に設けられてもよい。また、閉塞部23は、長さ方向の中間部分に設けられてもよい。
・環状壁部22における流出口の数が1又は3以上に変更されてもよい。この流出口の数の変更に伴い、用いられるパッキン50の数も変更される。
・流入口25は、ハウジング20において環状壁部22とは異なる箇所、例えば、閉塞部23に形成されてもよい。
<弁体40に関する事項>
・弁本体部41の外周面49における可動流路48の開口形状が、上記実施形態とは異なる形状に変更されてもよい。
<パッキン50に関する事項>
・パッキン50における、フッ素樹脂製のシートが省略されてもよい。
・パッキン本体部53の外形形状が、矩形とは異なる形状に変更されてもよい。
・パッキン本体部53は、板状とは異なる形状に形成されてもよい。
・パッキン50における貫通孔55の形状が円形とは異なる形状に変更されてもよい。
・シール部56は、貫通孔55と同一軸線上に形成されてもよいし、形成されなくてもよい。
・シール部56は、貫通孔55の外形形状と異なる環状、例えば、楕円環状、多角環状等に形成されてもよい。
・シール部56は、貫通孔55を取り囲んだ状態でパッキン本体部53から弁本体部41側へ突出することを条件に、貫通孔55の周縁部から離れた箇所に形成されてもよい。
・拡張シール部59は、一方の接触部61のみを対象として設けられてもよい。この場合にも、拡張シール部59が設けられない場合に比べると、流体FLの漏出を抑制する効果が得られる。
・拡張シール部59は、接触部61に対し、弁本体部41の周方向の片側にのみ設けられてもよい。この場合にも、拡張シール部59が設けられない場合に比べると、流体FLの漏出を抑制する効果が得られる。
<その他>
・パッキン50を弁本体部41に押し付ける付勢部材58として、ウェーブスプリングとは異なる種類のばね、例えば、コイルばね、皿ばね等が用いられてもよい。
・上記シール構造は、各パッキン50を弁本体部41に押し付ける付勢部材58を用いずにシールを行なうタイプのロータリバルブにも適用可能である。
・上記シール構造は、流体として、水とは異なる種類の液体が流される流路に設けられるロータリバルブや、流体として液体に代えて気体が流される流路に設けられるロータリバルブにも適用可能である。
10…ロータリバルブ、20…ハウジング、22…環状壁部、24…収容部、25…流入口、28…第1流出口(流出口)、33…第2流出口(流出口)、40…弁体、41…弁本体部、48…可動流路、48a…開口縁部、49…外周面、50…パッキン、53…パッキン本体部、54…湾曲面(パッキン本体部の弁本体部側の面)、55…貫通孔、56…シール部、59…拡張シール部、61…接触部、FL…流体、L1…回転軸線。

Claims (3)

  1. 収容部を有する環状壁部を備え、流体の流入口が形成されるとともに、流出口が前記環状壁部に形成されたハウジングと、前記ハウジングに支持された弁体とを備え、前記弁体は、前記収容部に配置され、かつ前記流入口及び前記流出口を連通させる可動流路が形成された弁本体部を備え、前記弁体の回転により、前記流出口の開度を調整するロータリバルブに適用され、
    貫通孔を有するパッキン本体部と、前記貫通孔を取り囲んだ状態で前記パッキン本体部から突出する環状のシール部とを備えるパッキンを用い、前記貫通孔を前記流出口に対向させた状態で、前記環状壁部及び前記弁本体部の間に前記パッキンを配置し、
    前記流出口の開放時には、前記シール部の周方向における一部を、前記弁本体部の外周面のうち前記可動流路の周辺部分に接触させる一方、前記流出口の閉塞時には、前記シール部を全周にわたって前記外周面に接触させて、前記弁本体部と前記流出口との間をシールするロータリバルブのシール構造であって、
    前記パッキン本体部の前記弁本体部側の面のうち、前記シール部の外周側に隣接する箇所には、前記流出口の開放時に、前記シール部とともに前記可動流路の開口縁部に接触する拡張シール部が設けられているロータリバルブのシール構造。
  2. 前記シール部は、前記流出口の開放時に、前記開口縁部と、前記弁本体部の外周面のうち前記開口縁部の周辺部分とに接触する接触部を、前記弁体の回転軸線に沿う方向における両側部に有しており、
    前記拡張シール部は、前記弁本体部の周方向における前記接触部毎の両側に設けられている請求項1に記載のロータリバルブのシール構造。
  3. 前記弁本体部の周方向における前記拡張シール部の前記接触部とは反対側の端部は、前記パッキン本体部の前記弁本体部側の面のうち、同弁本体部の周方向における端に位置している請求項2に記載のロータリバルブのシール構造。
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