JP2021055427A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】半自動制御時の複合操作に対して作業具を安定して動作させることが可能な建設機械を提供する。【解決手段】コントローラ40は、制御選択装置97を介して半自動制御の有効化が指示された場合は、複数のポンプコントロール圧が複数のセンタバイパス通路20a,20bの各最上流に位置する流量制御弁15a,15cのパイロット圧とそれぞれ一致するように複数のポンプコントロール圧制御弁181a,181bを制御する。【選択図】 図7

Description

本発明は、操作レバーの操作時に、予め定めた条件に従って複数の油圧アクチュエータの少なくとも1つを制御する建設機械に関する。
油圧アクチュエータで駆動される作業装置(例えばフロント作業装置)を備える建設機械(例えば油圧ショベル)の作業効率を向上する技術としてマシンコントロール(Machine Control:MC)がある。MCは、操作レバーがオペレータに操作された場合に、予め定めた条件に従って作業装置を動作させる半自動制御を実行することでオペレータの操作支援を行う技術である。
例えば特許文献1には、バケットの刃先を基準面に沿って移動させるようにフロント作業装置をMCする技術が開示されている。この特許文献1では、アームシリンダの速度に影響するフロント作業装置(アーム、バケット)の自重によって、アーム操作レバーの操作量が少ない場合にアーム操作レバー操作量によるアームシリンダの想定速度と実速度が大きくなるので、アーム操作レバーの操作量が所定量未満の場合には、アーム操作レバー操作量によるアームシリンダの想定速度よりも大きい速度をアームシリンダの推定速度として算出している。
特許第5865510号
特許文献1では、アームシリンダの速度に影響するフロント作業装置(アーム、バケット)の自重を考慮することで、アームシリンダの実速度に近い速度を推定し、半自動制御する際にバケットの刃先が安定せずハンチングを起こしてしまうことを防止している。
しかし、オープンセンタ、ポジコンの油圧システムを使用している建設機械に適用した場合、複合操作時に操作量の大きい操作を優先してポンプ流量のポジコンを行うため、操作量の小さい方のアクチュエータにはそのアクチュエータを単独操作した時に比べて供給されるポンプ流量が増える場合がある。
このとき、単独操作で取得したメータリング特性から算出されたアクチュエータ速度推定値に対してアクチュエータ実速度が大きくなってしまう。
これにより、複合操作時にはアクチュエータ速度が想定していた速度よりも早くなる場合があり、結果として半自動制御する際のバケットの刃先が安定せずハンチングを起こしてしまう可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、半自動制御時の複合操作に対して作業具を安定して動作させることが可能な建設機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ブーム、アームおよび作業具を有する作業装置と、前記ブームを駆動するブームシリンダ、前記アームを駆動するアームシリンダ、および前記作業具を駆動する作業具シリンダを含む複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧ポンプと、前記複数の油圧ポンプの各吐出流量をそれぞれ調整する複数のポンプレギュレータと、前記複数の油圧ポンプの各吐出ポートにそれぞれ接続された複数のセンタバイパス通路と、前記複数のセンタバイパス通路にタンデムに配置され、前記複数の油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータに供給される作動油の流量を制御する複数の流量制御弁と、前記複数の流量制御弁を駆動するための複数のパイロット圧を出力する複数のパイロット弁と、前記複数のパイロット弁を操作するための操作レバーと、前記複数のパイロット圧から前記複数のポンプレギュレータを駆動する複数のポンプコントロール圧を選択して出力するシャトルブロックと、前記複数のパイロット圧の少なくとも1つを補正することが可能な制御弁ブロックと、前記作業装置の半自動制御の有効化または無効化を指示するための制御選択装置とを備え、前記制御選択装置を介して半自動制御の有効化が指示された場合に、予め定めた条件に従って前記制御弁ブロックを制御するコントローラとを備えた建設機械において、前記複数のポンプコントロール圧を補正することが可能な複数のポンプコントロール圧制御弁を備え、前記コントローラは、前記制御選択装置を介して前記半自動制御の有効化が指示された場合は、前記複数のポンプコントロール圧が前記複数のセンタバイパス通路の各最上流に位置する流量制御弁のパイロット圧とそれぞれ一致するように前記複数のポンプコントロール圧制御弁を制御するものとする。
以上のように構成した本発明によれば、制御選択装置を介して半自動制御の有効化が指示された場合は、複数の油圧ポンプの各吐出流量が複数のセンタバイパス通路の各最上流に位置する流量制御弁のパイロット圧のみに応じてそれぞれ制御される。これにより、ブームシリンダおよびアームシリンダに供給される流量が、センタバイパス通路の最上流に位置する流量制御弁に作用するパイロット圧のみに応じてそれぞれ制御されるため、作業具を安定して動作させることが可能となる。
本発明に係る建設機械によれば、半自動制御時の複合操作に対して作業具を安定して動作させることが可能となる。
本発明の第1の実施例に係る油圧ショベルの構成図である。 図1に示す油圧ショベルに搭載された油圧駆動装置の構成図である。 図1に示す油圧ショベルにおける座標系および目標面を示す図である。 図2に示すフロント制御用油圧ユニットの詳細図である。 図1に示す油圧ショベルに搭載されたマシンコントロール(MC)システムの構成図である。 図5に示すコントローラのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施例におけるポンプコントロールシステムの構成図である。 ポンプコントロール圧とポンプ流量の関係を示す図である。 本発明の第1の実施例におけるポンプコントロール圧制御弁の制御フローを示す図である。 従来のポンプコントロールシステムの構成図である。 本発明の第2の実施例におけるポンプコントロールシステムの構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下では、作業装置の先端に作業具(アタッチメント)としてバケットを備える油圧ショベルを例示するが、バケット以外のアタッチメントを備える建設機械で本発明を適用しても構わない。さらに、複数のリンク部材(アタッチメント、アーム、ブーム等)を連結して構成される多関節型の作業装置を有するものであれば油圧ショベル以外の建設機械への適用も可能である。
また、本稿では、或る形状を示す用語(例えば、目標面、設計面等)とともに用いられる「上」、「上方」又は「下方」という語の意味に関し、「上」は当該或る形状の「表面」を意味し、「上方」は当該或る形状の「表面より高い位置」を意味し、「下方」は当該或る形状の「表面より低い位置」を意味することとする。また、以下の説明では、同一の構成要素が複数存在する場合、符号(数字)の末尾にアルファベットを付すことがあるが、当該アルファベットを省略して当該複数の構成要素をまとめて表記することがある。例えば、2つの装置300a,300bが存在するとき、これらをまとめて装置300と表記することがある。
図1は本発明の第1の実施例に係る油圧ショベルの構成図であり、図2は油圧ショベルに搭載された油圧駆動装置の構成図であり、図3は油圧ショベルにおける座標系および目標面を示す図である。
図1において、油圧ショベル1は、多関節型のフロント作業装置(以下、作業装置)1Aと、車体1Bとで構成されている。車体1Bは、走行右油圧モータ3a(図2)および走行左油圧モータ3bにより走行する下部走行体11と、下部走行体11の上に取り付けられ、旋回油圧モータ4により旋回する上部旋回体12とからなる。
作業装置1Aは、垂直方向にそれぞれ回動する複数の被駆動部材(ブーム8、アーム9及びバケット10)を連結して構成されている。ブーム8の基端は上部旋回体12の前部においてブームピンを介して回動可能に支持されている。ブーム8の先端にはアームピンを介してアーム9が回動可能に連結されており、アーム9の先端にはバケットピンを介してバケット10が回動可能に連結されている。ブーム8はブームシリンダ5によって駆動され、アーム9はアームシリンダ6によって駆動され、バケット10はバケットシリンダ7によって駆動される。
ブーム8、アーム9、バケット10の回動角度α,β,γ(図3)を測定可能なように、ブームピンにブーム角度センサ30、アームピンにアーム角度センサ31、バケットリンク13にバケット角度センサ32が取付けられ、上部旋回体12には基準面(例えば水平面)に対する上部旋回体12(車体1B)の傾斜角θ(図3)を検出する車体傾斜角センサ33が取付けられている。なお、角度センサ30,31,32はそれぞれ基準面(例えば水平面)に対する角度センサに代替可能である。
上部旋回体12に設けられた運転室内には、走行右レバー23aを有し走行右油圧モータ3a(下部走行体11)を操作するための操作装置47a(図2)と、走行左レバー23bを有し走行左油圧モータ3b(下部走行体11)を操作するための操作装置47b(図2)と、操作右レバー1aを共有しブームシリンダ5(ブーム8)及びバケットシリンダ7(バケット10)を操作するための操作装置45a,46a(図2)と、操作左レバー1bを共有しアームシリンダ6(アーム9)及び旋回油圧モータ4(上部旋回体12)を操作するための操作装置45b,46b(図2)が設置されている。以下では、走行右レバー23a、走行左レバー23b、操作右レバー1aおよび操作左レバー1bを操作レバー22,23と総称することがある。
操作装置45,46,47は、パイロット弁であり、パイロットポンプ48から吐出される圧油をもとに、それぞれオペレータにより操作される操作レバー22,23の操作量(例えば、レバーストローク)と操作方向に応じたパイロット圧(操作圧と称することがある)を発生する。このように発生したパイロット圧は、対応する流量制御弁15a〜15h(図2)の油圧駆動部150a〜157bにパイロットライン144a〜149b(図2)を介して供給され、これら流量制御弁15a〜15hを駆動する制御信号として利用される。
上部旋回体12に搭載された原動機であるエンジン18は、油圧ポンプ2a,2bとパイロットポンプ48を駆動する。油圧ポンプ2a,2bはポンプレギュレータ2aa,2baによって容量が調整される可変容量型ポンプであり、パイロットポンプ48は固定容量型ポンプである。本実施例においては、図2に示すように、パイロットライン144,145,146,147,148,149の途中にシャトルブロック162が設けられている。操作装置45,46,47から出力された油圧信号が、このシャトルブロック162を介してポンプレギュレータ2aa,2baにも入力される。シャトルブロック162の詳細構成は省略するが、油圧信号がシャトルブロック162を介してポンプレギュレータ2aa,2baに入力されており、油圧ポンプ2a,2bの吐出流量が当該油圧信号に応じて制御される。図2に示す油圧駆動装置の破線で囲んだ部分は、ポンプ流量の制御に関わるポンプコントロールシステム170を構成している。
パイロットポンプ48の吐出配管であるポンプライン140はロック弁39を通った後、複数に分岐して操作装置45,46,47、フロント制御用油圧ユニット160内の各弁に接続している。
図4にフロント制御用油圧ユニット160の詳細を示す。図4において、フロント制御用油圧ユニット160は、電磁比例弁54a,54b,55a,55b,56a,56b,56c,56d、およびシャトル弁82a,83a,83bを内蔵した制御弁ブロックで構成される。
電磁比例弁54bは、コントローラ40からの制御信号に応じてパイロットライン145bを絞ることにより、操作装置45aから流量制御弁15aの油圧駆動部150bに供給されるパイロット圧を減圧する。電磁比例弁55aは、コントローラ40からの制御信号に応じてパイロットライン145aを絞ることにより、操作装置45bから流量制御弁15bの油圧駆動部151aに供給されるパイロット圧を減圧する。電磁比例弁55bは、コントローラ40からの制御信号に応じてパイロットライン145bを絞ることにより、操作装置45bから流量制御弁15bの油圧駆動部151bに供給されるパイロット圧を減圧する。
電磁比例弁54a,56c,56dは、コントローラ40からの制御信号に応じてポンプライン140を絞ることにより、パイロットポンプ48からシャトル弁82a,83a,83bに供給されるパイロット圧を減圧する。
シャトル弁82aは、操作装置45aから供給されるパイロット圧および電磁比例弁54aを介して供給されるパイロット圧のいずれか大きい方を流量制御弁15aの油圧駆動部150aへ出力する。シャトル弁83aは、電磁比例弁56aを介して供給されるパイロット圧および電磁比例弁56cを介して供給されるパイロット圧のいずれか大きい方を流量制御弁15cの油圧駆動部152aへ出力する。シャトル弁83bは、電磁比例弁56bを介して供給されるパイロット圧および電磁比例弁56dを介して供給されるパイロット圧のいずれか大きい方を流量制御弁15cの油圧駆動部152bへ出力する。
図2に戻り、ロック弁39は本実施例では電磁切換弁であり、その電磁駆動部は運転室に配置されたゲートロックレバー(不図示)の位置検出器と電気的に接続している。ゲートロックレバーのポジションは位置検出器で検出され、その位置検出器からロック弁39に対してゲートロックレバーのポジションに応じた信号が入力される。ゲートロックレバーのポジションがロック位置にあればロック弁39が閉じてポンプライン140が遮断され、ロック解除位置にあればロック弁39が開いてポンプライン140が開通する。つまり、ポンプライン140が遮断された状態では操作装置45,46,47による操作が無効化され、旋回油圧モータ4、ブーム8、アーム9、バケット10を駆動するブームシリンダ5、アームシリンダ6、バケットシリンダ7が動かせなくなり、旋回、掘削等の動作が禁止される。
油圧ポンプ2から吐出された圧油は、流量制御弁15a〜15hおよび各流量制御弁を結ぶセンタバイパス通路20a,20b(図2)を介して走行右油圧モータ3a、走行左油圧モータ3b、旋回油圧モータ4、ブームシリンダ5、アームシリンダ6、バケットシリンダ7に供給される。供給された圧油によってブームシリンダ5、アームシリンダ6、バケットシリンダ7が伸縮することで、ブーム8、アーム9、バケット10がそれぞれ回動し、バケット10の位置及び姿勢が変化する。また、供給された圧油によって旋回油圧モータ4が回転することで、下部走行体11に対して上部旋回体12が旋回する。そして、供給された圧油によって走行右油圧モータ3a、走行左油圧モータ3bが回転することで、下部走行体11が走行する。
図5は、油圧ショベル1に搭載されたマシンコントロール(MC)システムの構成図である。図5のシステムは、MCとして、操作装置45,46がオペレータによって操作されたとき、作業装置1Aを予め定められた条件に基づいて制御する処理を実行する。本実施例ではマシンコントロール(MC)を、操作装置45,46の非操作時に作業装置1Aの動作をコンピュータにより制御する「自動制御」に対して、操作装置45,46の操作時にのみ作業装置1Aの動作をコンピュータにより制御する「半自動制御」と称することがある。次に本実施例におけるMCの詳細を説明する。
作業装置1AのMCとしては、操作装置45b,46aを介して掘削操作(具体的には、アームクラウド、バケットクラウド及びバケットダンプの少なくとも1つの指示)が入力された場合、目標面60(図3)と作業装置1Aの先端(本実施例ではバケット10の爪先とする)の位置関係に基づいて、作業装置1Aの先端の位置が目標面60上及びその上方の領域内に保持されるようにブームシリンダ5、アームシリンダ6、バケットシリンダ7のうち少なくとも1つを強制的に動作させる制御信号(例えば、ブームシリンダ5を伸ばして強制的にブーム上げ動作を行う)を該当する流量制御弁15a〜15eに出力する。
このMCによりバケット10の爪先が目標面60の下方に侵入することが防止されるので、オペレータの技量の程度に関わらず目標面60に沿った掘削が可能となる。なお、本実施例では、MC時の作業装置1Aの制御点を、油圧ショベル1のバケット10の爪先(作業装置1Aの先端)に設定しているが、制御点は作業装置1Aの先端部分の点であればバケット爪先以外にも変更可能である。例えば、バケット10の底面や、バケットリンク13の最外部も選択可能である。
図5のシステムは、作業装置姿勢検出装置50と、目標面設定装置51と、オペレータ操作検出装置52aと、運転室内に設置され、目標面60と作業装置1Aの位置関係が表示可能な表示装置(例えば液晶ディスプレイ)53と、MCによるバケット角度制御(作業具角度制御とも称する)の許可・禁止(ON・OFF)を択一的に選択するためのMC制御スイッチ(制御選択装置)97と、MCによるバケット角度制御における目標面60に対するバケット10の角度(目標角度)を設定するための目標角度設定装置96と、MC制御を司るコンピュータであるコントローラ40とを備えている。
作業装置姿勢検出装置50は、ブーム角度センサ30、アーム角度センサ31、バケット角度センサ32、車体傾斜角センサ33から構成される。これらの角度センサ30〜33は作業装置1Aの姿勢センサとして機能している。
目標面設定装置51は、目標面60に関する情報(各目標面の位置情報や傾斜角度情報を含む)を入力可能なインターフェースである。目標面設定装置51は、グローバル座標系(絶対座標系)上に規定された目標面の3次元データを格納した外部端末(不図示)と接続されている。なお、目標面設定装置51を介した目標面の入力は、オペレータが手動で行っても良い。
オペレータ操作検出装置52aは、オペレータによる操作レバー22a,22b(操作装置45a,45b,46a)の操作によってパイロットライン144,145,146に生じる操作圧(制御信号)を取得する圧力センサ70a,70b,71a,71b,72a,72b(図2)から構成される。すなわち、作業装置1Aに係る油圧アクチュエータ5,6,7に対する操作を検出している。
コントローラ40は、各装置50,51,52a,96,97から受信した信号に基づいて各種演算を行うMC制御部41と、電磁比例弁54〜56に信号を出力する電磁比例弁制御部42と、表示装置53に信号を出力する表示制御部43とを備えている。コントローラ40に係る各構成や当該各構成の機能及び実行処理等は、それらの一部又は全部をハードウェア(例えば各機能を実行するロジックを集積回路で設計する等)で実現しても良い。また、コントローラ40に係る構成は、演算処理装置(例えばCPU)によって読み出し・実行されることでコントローラ40の構成に係る各機能が実現されるプログラム(ソフトウェア)としてもよい。当該プログラムに係る情報は、例えば、半導体メモリ(フラッシュメモリ、SSD等)、磁気記憶装置(ハードディスクドライブ等)及び記録媒体(磁気ディスク、光ディスク等)等に記憶することができる。図6にコントローラ40のハードウェア構成の一例を示す。図6において、コントローラ40は、各装置50,51,52a,96,97からの信号を受信する入力インターフェース91と、演算処理装置としてのCPU92と、プログラム等を記憶するROM93と、各種データを一時的に記憶するRAM94と、各装置53〜56に信号を送信する出力インターフェース95とを備えている。
図7にポンプコントロールシステム170の構成を示す。
図7において、シャトルブロック162内には、シャトル弁180a,180b,180c,180dが配置されている。シャトル弁180aの入力側はパイロットライン144a,144bに接続され、シャトル弁180bの入力側はパイロットライン145a,145bに接続されている。シャトル弁180c,180dの入力側は、いずれもシャトル弁180a,180bの出力側に接続されている。
シャトルブロック162は、シャトル弁180bとシャトル弁180dとを接続する通路に配置されたポンプコントロール圧制御弁としての切換弁181aと、シャトル弁180aとシャトル弁180cとを接続する通路に配置されたポンプコントロール圧制御弁としての切換弁181bとを更に有する。
切換弁181a,181bは非通電時には開状態でパイロット圧を通過させ、通電時には閉状態となりパイロット圧を遮断する。
切換弁181a,181bが開状態では、操作レバー22a,22bの操作圧の最大圧がシャトル弁180c,180dにより選択され、ポンプコントロール圧として油圧ポンプ2a,2bのポンプレギュレータ2aa,2baを駆動する。
ポンプレギュレータ2aa,2baを駆動するポンプコントロール圧とポンプ流量の関係を図8に示す。図8に示すように、ポンプ流量はポンプコントロール圧の増加に合わせて増加する関係となっている。
図9にポンプコントロール圧制御弁としての切換弁181a,181bの制御フローを示す。
コントローラ40は、まず、ステップS600でMC制御スイッチ97がONであるか否かを判定する。
ステップS600でNOと判定された場合、ステップS630で切換弁181a,181bをOFF(開状態)にし、フローを終了する。
ステップS600でYESと判定された場合、ステップS610でブーム8またはアーム9の単独動作が指示されているか否かを判定する。
ステップS610でYESと判定された場合、ステップS630で切換弁181a,181bをOFF(開状態)にし、フローを終了する。
ステップS610でNOと判定された場合、ステップS620でアーム押し動作が指示されているか否かを判定する。
ステップS620でYESと判定された場合、ステップS630で切換弁181a,181bをOFF(開状態)にし、フローを終了する。
ステップS620でNOと判定された場合、ステップS640で切換弁181a,181bをON(閉状態)にし、フローを終了する。
<従来のポンプコントロールシステムの動作>
従来のポンプコントロールシステムの動作を説明する。図10に従来のポンプコントロールシステムの構成を示す。
MC制御を使用してバケット刃先を水平に動かすような複合操作時にはアーム引き操作に対してブーム上げ操作は相対的に小さい。
この場合、油圧ポンプ2a,2bのポンプレギュレータ2aa,2baを駆動するポンプコントロール圧として、操作量が大きいアーム操作圧が選択される。
油圧ポンプ2aが吐出した作動油はブーム1流量制御弁15aおよびアーム2流量制御弁15dに分流して供給されるが、アーム2流量制御弁15dへの流量は可変絞り158によって制限され、油圧ポンプ2aが吐出した作動油のほとんどはブーム1流量制御弁15aへと流れることになる。
このため、ブーム操作量が同じでも、アーム操作量に対してブーム操作量が相対的に小さいときにブーム1流量制御弁15aへ供給される作動油の量はブーム単独操作時に比べて増加することになり、単独操作で取得したメータリング特性から算出されたブームシリンダ速度推定値に対してブームシリンダ実速度が大きくなってしまう。
アーム単独操作を行った場合には油圧ポンプ2a,2bのポンプレギュレータ2aa,2baへはいずれもポンプコントロール圧としてアーム操作圧が供給される。
この時、油圧ポンプ2aが吐出した作動油はブーム1流量制御弁15aのセンタバイパスを通って、アーム2流量制御弁15dへ供給される、また、油圧ポンプ2bが吐出した作動油はアーム1流量制御弁15cへ供給される。したがってアームシリンダ6へはアーム1流量制御弁1cおよびアーム2流量制御弁1dからの作動油が合流して供給されることになる。
<第1の実施例におけるポンプコントロールシステムの動作>
本実施例におけるポンプコントロールシステム170(図7)の動作を説明する。
コントローラ40は、MC制御ON時は、切換弁181a,181bに通電してパイロット圧を遮断する。これにより、油圧ポンプ2aのポンプレギュレータ2aaへはポンプコントロール圧としてブーム操作圧が供給され、油圧ポンプ2bのポンプレギュレータ2baへはポンプコントロール圧としてアーム操作圧が供給される。すなわち、ブーム1流量制御弁15aに供給される油圧ポンプ2aの吐出流量はブーム操作圧のみで制御され、アーム1流量制御弁15cに供給される油圧ポンプ2bの吐出流量はアーム操作圧のみで制御される。その結果、MC制御ON時にバケット刃先を水平に動かすような複合操作において、アーム引き操作に対してブーム上げ操作は相対的に小さいときでも、ブーム1流量制御弁15aにはブーム単独操作時と同等の流量が供給されるため、バケット10を安定して動作させることが可能となる。
ここで、切換弁181a,181bが閉状態でアーム単独操作を行った場合は油圧ポンプ2bのポンプレギュレータ2baへはアーム操作圧が供給されるが、油圧ポンプ2aのポンプレギュレータ2aaへはポンプコントロール圧が供給されない。したがって油圧ポンプ2aの吐出流量は増加せず、アームシリンダ6へ供給される作動油の量は従来の油圧回路に比べて少なくなり、アームシリンダ速度が小さくなるという課題が生じる。また、MC制御ON時に目標面に沿ってバケット刃先を移動させる操作を行う際は、アームシリンダ6およびブームシリンダ5の複合操作が行われるため、アーム9またはブーム8の単独操作は基本的に行われない。
そこで、本実施例では、MC制御ON時であっても、アーム9またはブーム8の単独操作が行われている場合は切換弁181a,181bに通電せずパイロット圧を遮断しないことする。これにより、油圧ポンプ2a,2bのポンプレギュレータ2aa,2baへはいずれもポンプコントロール圧としてアーム操作圧およびブーム操作圧の最大圧が供給される。その結果、アーム1流量制御弁15c、アーム2流量制御弁15d、ブーム1流量制御弁15a、およびブーム2流量制御弁15bへ供給されるポンプ吐出流量が従来の油圧回路と同等になるため、従来の油圧回路と同等のシリンダ速度が得られる。
さらに、本実施例では、MC制御ON時であっても、アーム押し操作が行われている場合は切換弁181a,181bに通電せずパイロット圧を遮断しないことする。これにより、水平に沿ったアーム引き掘削後のアーム戻し動作のようなバケット刃先精度が要求されない動作において、従来の油圧回路と同等のシリンダ速度が得られる。
本実施例では、ブーム8、アームおよび作業具を有する作業装置1Aと、ブーム8を駆動するブームシリンダ5、アーム9を駆動するアームシリンダ6、および作業具10を駆動する作業具シリンダ7を含む複数の油圧アクチュエータ5〜7と、複数の油圧ポンプ2a,2bと、複数の油圧ポンプ2a,2bの各吐出流量をそれぞれ調整する複数のポンプレギュレータ2aa,2baと、複数の油圧ポンプ2a,2bの各吐出ポートにそれぞれ接続された複数のセンタバイパス通路20a,20bと、複数のセンタバイパス通路20a,20bにタンデムに配置され、複数の油圧ポンプ2a,2bから複数の油圧アクチュエータ5〜7に供給される作動油の流量を制御する複数の流量制御弁15a〜15eと、複数の流量制御弁15a〜15eを駆動するためのパイロット圧を出力する複数のパイロット弁45a,45b,46aと、複数のパイロット弁45a,45b,46aを操作するための操作レバー22a,22bと、前記複数のパイロット圧から複数のポンプレギュレータ2aa,2baを駆動する複数のポンプコントロール圧を選択して出力するシャトルブロック162と、前記複数のパイロット圧の少なくとも1つを補正することが可能な制御弁ブロック160と、作業装置1Aの半自動制御の有効化または無効化を指示するための制御選択装置97とを備え、制御選択装置97を介して半自動制御の有効化が指示された場合に、予め定めた条件に従って制御弁ブロック160を制御するコントローラ40とを備えた建設機械1において、前記複数のポンプコントロール圧を補正することが可能な複数のポンプコントロール圧制御弁181a,181bを備え、コントローラ40は、制御選択装置97を介して半自動制御の有効化が指示された場合は、前記複数のポンプコントロール圧が複数のセンタバイパス通路20a,20bの各最上流に位置する流量制御弁15a,15cのパイロット圧とそれぞれ一致するように複数のポンプコントロール圧制御弁181a,181bを制御する。
また、本実施例における複数のポンプコントロール圧制御弁181a,181bは、コントローラ40からの制御信号に応じて開閉することにより、前記複数のパイロット圧のうち複数のセンタバイパス通路20a,20bの各最上流に位置する流量制御弁15a,15cのパイロット圧をシャトルブロック162内で連通または遮断することが可能な複数の切換弁である。
以上のように構成した本実施例によれば、制御選択装置97を介して半自動制御の有効化が指示された場合は、複数の油圧ポンプ2a,2bの各吐出流量がセンタバイパス通路20a,20bの各最上流に位置する流量制御弁15a,15cのパイロット圧のみに応じてそれぞれ制御される。これにより、ブームシリンダ5およびアームシリンダ6に供給される流量が、センタバイパス通路20a,20bの各最上流に位置する流量制御弁15a,15cのパイロット圧のみに応じてそれぞれ制御されるため、作業具10を安定して動作させることが可能となる。
また、コントローラ40は、制御選択装置97を介して半自動制御の有効化が指示された状態で、操作レバー22a,22bを介して複数の油圧アクチュエータ5,6のいずれか1つの単独動作、またはアーム9の押し動作が指示された場合には、複数のポンプコントロール圧制御弁181a,181bの制御を一時的に解除する。これにより、MC制御ON時であっても、作業具10の位置精度が要求されない動作において、従来の油圧回路と同等のシリンダ速度を得ることができる。
本発明の第2の実施例について、第1の実施例との相違点を中心に説明する。
図11に本実施例におけるポンプコントロールシステムの構成を示す。図11において、シャトルブロック162は、第1実施例における切換弁181a,181b(図6)の代わりに、シャトル弁180cとポンプレギュレータ2baとを接続する通路に配置されたポンプコントロール圧制御弁としての減圧弁182aと、シャトル弁180dとポンプレギュレータ2aaとを接続する通路に配置されたポンプコントロール圧制御弁としての減圧弁182bとを有する。
<第2の実施例におけるポンプコントロールシステムの動作>
本実施例におけるポンプコントロールシステム170(図11)の動作は、ポンプコントロール圧制御弁としての減圧弁182a,182bの動作を除き、第1の実施例と同様である。
ポンプコントロール圧制御弁としての減圧弁182a,182bの制御フローは、第1の実施例における切換弁181a,181bの制御フロー(図9)とほぼ同様であるが、以下の点で相違する。 コントローラ40は、ステップS630において、減圧弁182a,182bをOFF(開状態)にする。これにより、ポンプレギュレータ2aa,2baへはいずれもブーム操作圧とアーム操作圧の最大圧が供給される。その結果、アーム1流量制御弁15c、アーム2流量制御弁15d、ブーム1流量制御弁15a、およびブーム2流量制御弁15bへ供給されるポンプ吐出流量が従来の油圧回路と同等になるため、従来の油圧回路と同等のシリンダ速度が得られる。
また、コントローラ40は、ステップS640において、ポンプレギュレータ2aaに供給されるポンプコントロール圧がブーム操作圧(圧力センサ70bで検出したパイロット圧)と等しくなるように減圧弁182aを制御し、かつポンプレギュレータ2baに供給されるポンプコントロール圧がアーム操作圧(圧力センサ71bで検出したパイロット圧)と等しくなるように減圧弁182aを制御する。これにより、ブーム1流量制御弁15aに供給される油圧ポンプ2aの吐出流量はブーム操作圧のみで制御され、アーム1流量制御弁15cに供給される油圧ポンプ2bの吐出流量はアーム操作圧のみで制御される。その結果、MC制御ON時にバケット刃先を水平に動かすような複合操作において、アーム引き操作に対してブーム上げ操作は相対的に小さいときでも、ブーム1流量制御弁15aにはブーム単独操作時と同等の流量が供給されるため、バケット10を安定して動作させることが可能となる。
本実施例におけるポンプコントロール圧制御弁182a,182bは、コントローラ40からの制御信号に応じて開口量を調整することにより、ポンプレギュレータ2aa,2baに供給されるポンプコントロール圧を減圧することが可能な複数の減圧弁である。
以上のように構成した本実施例においても、第1の実施例と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成の一部を加えることも可能であり、ある実施例の構成の一部を削除し、あるいは、他の実施例の一部と置き換えることも可能である。
1…油圧ショベル(建設機械)、1A…作業装置、1B…車体、2a,2b…油圧ポンプ、2aa,2ba…ポンプレギュレータ、3a…走行右油圧モータ(油圧アクチュエータ)、3b…走行左油圧モータ(油圧アクチュエータ)、4…旋回油圧モータ、5…ブームシリンダ(油圧アクチュエータ)、6…アームシリンダ(油圧アクチュエータ)、7…バケットシリンダ(作業具シリンダ;油圧アクチュエータ)、8…ブーム、9…アーム、10…バケット(作業具)、11…下部走行体、12…上部旋回体、13…バケットリンク、15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h…流量制御弁、18…エンジン、20a,20b…センタバイパス通路、22a…操作右レバー(操作レバー)、22b…操作左レバー(操作レバー)、23a…走行右レバー(操作レバー)、23b…走行左レバー(操作レバー)、30…ブーム角度センサ、31…アーム角度センサ、32…バケット角度センサ、33…車体傾斜角センサ、39…ロック弁、40…コントローラ、41…MC制御部、42…電磁比例弁制御部、43…表示制御部、45a,45b,46a,46b,47a,47b…操作装置(パイロット弁)48…パイロットポンプ、50…作業装置姿勢検出装置、51…目標面設定装置、52a…オペレータ操作検出装置、53…表示装置、54a,54b,55a,55b,56a,56b,56c,56d…電磁比例弁、60…目標面、70a,70b,71a,71b,72a,72b…圧力センサ、82a,83a,83b…シャトル弁、91…入力インターフェース、92…CPU、93…ROM、94…RAM、95…出力インターフェース、96…目標角度設定装置、97…MC制御スイッチ(制御選択装置)、140…ポンプライン、144a,144b,145a,145b,146a,146b,147a,147b,148a,148b,149a,149b…パイロットライン、150a,150b,151a,151b,152a,152b,153a,153b,154a,154b,155a,155b,156a,156b,157a,157b…油圧駆動部、158…可変絞り、160…フロント制御用油圧ユニット(制御弁ブロック)、162…シャトルブロック、170…ポンプコントロールシステム、180a,180b,180c,180d…シャトル弁、181a,181b…切換弁(ポンプコントロール圧制御弁)、182a,182b…減圧弁(ポンプコントロール圧制御弁)。

Claims (5)

  1. ブーム、アームおよび作業具を有する作業装置と、
    前記ブームを駆動するブームシリンダ、前記アームを駆動するアームシリンダ、および前記作業具を駆動する作業具シリンダを含む複数の油圧アクチュエータと、
    複数の油圧ポンプと、
    前記複数の油圧ポンプの各吐出流量をそれぞれ調整する複数のポンプレギュレータと、
    前記複数の油圧ポンプの各吐出ポートにそれぞれ接続された複数のセンタバイパス通路と、
    前記複数のセンタバイパス通路にタンデムに配置され、前記複数の油圧ポンプから前記複数の油圧アクチュエータに供給される作動油の流量を制御する複数の流量制御弁と、
    前記複数の流量制御弁を駆動するための複数のパイロット圧を出力する複数のパイロット弁と、
    前記複数のパイロット弁を操作するための操作レバーと、
    前記複数のパイロット圧から前記複数のポンプレギュレータを駆動する複数のポンプコントロール圧を選択して出力するシャトルブロックと、
    前記複数のパイロット圧の少なくとも1つを補正することが可能な制御弁ブロックと、
    前記作業装置の半自動制御の有効化または無効化を指示するための制御選択装置とを備え、
    前記制御選択装置を介して半自動制御の有効化が指示された場合に、予め定めた条件に従って前記制御弁ブロックを制御するコントローラとを備えた建設機械において、
    前記複数のポンプコントロール圧を補正することが可能な複数のポンプコントロール圧制御弁を備え、
    前記コントローラは、前記制御選択装置を介して前記半自動制御の有効化が指示された場合は、前記複数のポンプコントロール圧が前記複数のセンタバイパス通路の各最上流に位置する流量制御弁のパイロット圧とそれぞれ一致するように前記複数のポンプコントロール圧制御弁を制御する
    ことを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記複数のポンプコントロール圧制御弁は、前記コントローラからの制御信号に応じて開口量を調整することにより、前記複数のポンプコントロール圧を減圧することが可能な複数の減圧弁である
    ことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記複数のポンプコントロール圧制御弁は、前記コントローラからの制御信号に応じて開閉することにより、前記複数のセンタバイパス通路の各最上流に位置する流量制御弁のパイロット圧を前記シャトルブロック内で連通または遮断することが可能な複数の切換弁である
    ことを特徴とする建設機械。
  4. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記コントローラは、前記制御選択装置を介して前記半自動制御の有効化が指示された状態で、前記操作レバーを介して前記複数の油圧アクチュエータのいずれか1つの単独動作が指示された場合には、前記複数のポンプコントロール圧制御弁の制御を一時的に解除する
    ことを特徴とする建設機械。
  5. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記コントローラは、前記制御選択装置を介して前記半自動制御の有効化が指示された状態で、前記操作レバーを介して前記アームの押し動作が指示された場合には、前記複数のポンプコントロール圧制御弁の制御を一時的に解除する
    ことを特徴とする建設機械。
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