JP2021055339A - パネル体 - Google Patents
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Abstract
Description
(ア)大型扉を改修現場等に搬入する際に、搬入経路に高さ制限があり、扉体の搬入経路を確保できない場合がある。例えば、大型扉が既存のエレベータに乗らないサイズの場合もあり得る。
(イ)扉が大型になれば、その分扉重量が重くなるため、搬入時の揚重作業等により多くの人手が必要となる。
前記上側パネル要素は、上側表面材と、複数本の上側縦骨材と、を備えており、
前記下側パネル要素は、下側表面材と、複数本の下側縦骨材と、を備えており、
前記上側パネル要素と前記下側パネル要素は、前記上側表面材の下端と前記下側表面材の上端を突き合わせて組み立てられており、
前記上側パネル要素と前記下側パネル要素の一方のパネル要素の一方の縦骨材の全部あるいは一部は、表面材突合せ部を越えて突出する突出部を有しており、他方のパネル要素には、前記一方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されており、
前記一方の縦骨材の前記突出部は、前記他方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された状態で前記他方のパネル要素に固定されている、
パネル体、である。
1つの態様では、前記縦骨材の突出部は、縦骨材に固定された別部材(例えば、後述する補強縦骨材)から形成される。この場合、例えば、前記縦骨材は表面材突合せ部を越えておらず、前記縦骨材に設けた別部材のみが表面材突合せ部を越える場合を含む。
1つの態様では、前記縦骨材の突出部は、縦骨材の部分及び縦骨材に固定された別部材の部分から形成されている(例えば、後述する複合突出部)。
1つの態様では、前記パネル体は扉体であって、前記扉体は上側扉要素と下側扉要素とから組み立てられている。
1つの態様では、全ての上側縦骨材が突出部を有している。
1つの態様では、全ての下側縦骨材が突出部を有している。
1つの態様では、一部の上側縦骨材、および/あるいは、一部の下側縦骨材が突出部を有している。
1つの態様では、前記パネル体が上から順に第1パネル要素、第2パネル要素、第3パネル要素の3つに分割されている場合には、「第1パネル要素、第2パネル要素」、「第2パネル要素、第3パネル要素」が、それぞれ「上側パネル要素、下側パネル要素」となる。
1つの態様では、前記縦骨材の突出部と他方のパネル要素の表面材が固定手段(螺子や溶接)で固定されている。
前記ジョイントの上側部位は前記上側パネル要素に固定され、前記ジョイントの下側部位は前記下側パネル要素に固定されている。
上側扉要素と下側扉要素の表面材突合せ部の上下に跨るように内蔵されたジョイントは、表面材突合せ部の補強部材としても機能し、また、表面材突合せ部における室内外貫通防止の機能も備えている。
1つの態様では、前記ジョイントは、前記表面材において、パネル要素の面部を形成する内外の表面材間の寸法と略同じ厚さを有しており、内外の表面材の間隔を維持する。
1つの態様では、前記ジョイントの突出部と他方のパネル要素の表面材が固定手段(螺子や溶接)で固定されている。
1つの態様では、前記ジョイントは、いずれか一方のパネル要素に予め固定(溶接)されており、組立時に他方のパネル要素に固定(螺子)される。
1つの態様では、前記補強縦骨材の部位は表面材突合せ部を越えて突出する突出部となっており、前記縦骨材の突出部と前記補強骨材の突出部から複合突出部が形成されている。
1つの態様では、前記他方のパネル要素において、前記一方の縦骨材に対応する他方の縦骨材は、前記表面材突合せ部まで達しておらず、当該他方の縦骨材と前記表面材突合せ部との間に、前記一方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されている。
前記他方の縦骨材の前記突出部は、前記一方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された状態で前記一方のパネル要素に固定されている。
前記上側パネル要素は、表面材と、複数本の縦骨材と、下端の開口と、を備えており、
前記下側パネル要素は、表面材と、複数本の縦骨材と、上端の開口と、を備えており、
前記上側パネル要素と前記下側パネル要素の一方のパネル要素の一方の縦骨材の全部あるいは一部は、当該一方のパネル要素の開口から突出する突出部を有しており、他方のパネル要素は前記一方の縦骨材の突出部が開口から嵌入する嵌入空間を備えており、
前記一方のパネル要素の前記一方の縦骨材の突出部を、前記他方のパネル要素の嵌入空間に嵌入し、前記一方のパネル要素の一方の表面材と前記他方のパネル要素の他方の表面材を突き合わせ、
前記他方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された前記一方の縦骨材の前記突出部と前記他方のパネル要素を固定する、ものである。
前記一方のパネル要素と前記他方のパネル要素の表面材を突き合わせる時に、前記ジョイントの前記残りの部分を他方のパネル要素の前記ジョイント嵌入空間内に嵌入し、
前記他方のパネル要素の前記ジョイント嵌入空間に嵌入された前記ジョイントの残りの部分と前記他方のパネル要素を固定する。
前記一方のパネル要素と前記他方のパネル要素の表面材を突き合わせる時に、前記補強縦骨材の前記残りの部分を他方のパネル要素の前記嵌入空間内に嵌入し、
前記他方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された前記補強縦骨材の残りの部分と前記他方のパネル要素を固定する。
1つの態様では、前記他方のパネル要素において、前記一方の縦骨材に対応する他方の縦骨材は、前記表面材突合せ部まで達しておらず、当該他方の縦骨材と前記表面材突合せ部との間に、前記一方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されており、
前記一方のパネル要素の前記一方の縦骨材の突出部を、前記他方のパネル要素の嵌入空間に嵌入する。
1つの態様では、前記一方の縦骨材と前記他方の縦骨材を近接ないし突き合わせる。
前記他方のパネル要素の前記他方の縦骨材の突出部を、前記一方のパネル要素の嵌入空間に嵌入し、
前記一方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された前記他方の縦骨材の前記突出部と前記一方のパネル要素を固定する。
図1は、ドア装置の正面図、図2は、扉体の正面図であり、ドア装置は、長方形状のドア枠1と、ドア枠1に形成された開口部を開閉する扉体2と、からなる。ドア枠1は、上枠10と下枠11と左右の縦枠12、13からなる長方形枠であり、縦長方形状の開口部を形成している。本実施形態に係るドア装置は開き戸であり、ドア枠1の縦枠12は戸先側縦枠、縦枠13は戸尻側縦枠(吊元側縦枠)であり、扉体2は、ドア枠1の吊元側部位に回動可能に取り付けられる。
図3に示すように、上側扉要素3は、扉幅方向に間隔を存して平行して高さ方向に延びる複数本の上側縦骨材30と、複数本の上側縦骨材30の上端に近接して(溶接等で連結されていてもよい)、扉幅方向に全幅に亘って水平に延びる上側横骨材31と、これらの骨材に取り付けられて、上側扉要素3の第1見付面32、第2見付面33、第1見込面34、第2見込面35、上面36を形成する表面材(鋼板)と、からなり、下端は開口状となっている。本実施形態では、後述するように、上側扉要素3の下端の開口から上側縦骨材30の下方部位が突出している。
図3に示すように、下側扉要素4は、扉幅方向に間隔を存して平行して高さ方向に延びる複数本の下側縦骨材40と、複数本の下側縦骨材40の下端に近接して(溶接等で連結されていてもよい)、扉幅方向に全幅に亘って水平に延びる下側横骨材41と、これらの骨材に取り付けられて、下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面43、第1見込面44、第2見込面45、を形成する表面材(鋼板)と、からなり、上端は開口状となっている。
図2に示すように、上側扉要素3と下側扉要素4は、上側表面材(第1見付面32、第2見付面33、第1見込面34、第2見込面35)の下端(下端縁320、330、340、350)と下側表面材(第1見付面42、第2見付面43、第1見込面44、第2見込面45)の上端(上端縁420、430、440、450)をそれぞれ突き合わせて組み立てられている。
本実施形態において、下側扉要素4の上側空間47は、四方を表面材のみで囲まれた空間であり、下側扉要素4の搬送ないし搬入過程において、開口付近において表面材が変形して、嵌入空間470、471の開口が狭まってしまうおそれがある。縦骨材嵌入空間470、ジョイント嵌入空間471の開口が狭まってしまうと、複合突出部(上側縦骨材30の突出部30´、補強縦骨材5の下側部位5B)やジョイント6の下側部位6Bの円滑な嵌入に支障を来すおそれがあり、例えば、現場において、狭まった縦骨材嵌入空間470、ジョイント嵌入空間471の開口を拡げる作業が必要となり得る。本実施形態では、下側扉要素4の上側空間47に補強要素7を設けることによって、下側扉要素4の搬入過程における縦骨材嵌入空間470、ジョイント嵌入空間471の変形を防止する。
図11を参照しつつ、上側扉要素3と下側扉要素4とから組み立てられる扉体2の他の実施形態について説明する。図1〜図3に示す実施形態と大きく異なる点は、図11に示す下側扉要素4には、子扉(図示せず)によって開閉させる開口が形成されている点であり、下側扉要素4の高さ寸法が、上側扉要素3の高さ寸法に比べて相対的に大きくなっている。
図1〜図6に係る実施形態では、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、上側扉要素3の上側縦骨材30に固定した補強縦骨材5の下側部位5Bが、下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470に嵌入された状態で、下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面43に螺子54で固定されているが、上側縦骨材30の突出部30´を下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面43に固定してもよい。
図1〜図6に係る実施形態では、上側扉要素3の上側縦骨材30の下端部位が上側扉要素3の下端の開口から突出する突出部30´を形成し、下側扉要素4の下側縦骨材40の上端は下側扉要素4の上端の開口まで達しておらず、下側扉要素4の上側空間47に形成された縦骨材嵌入空間470に上側縦骨材30の突出部30´が嵌入されるようになっているが、この逆でも良い。
具体的には、下側扉要素4の下側縦骨材40の上端部位が下側扉要素4の上端の開口から突出する突出部を形成し、上側扉要素3の上側縦骨材30の下端は上側扉要素3の下端の開口まで達しておらず、上側扉要素3の下側空間に下側縦骨材40の突出部が嵌入されるようにしてもよい。
また、上側扉要素3の複数本の上側縦骨材30の一部の上側縦骨材30の下端部位が前記突出部を形成し、下側扉要素4の複数本の下側縦骨材40の一部の下側縦骨材40の上端部位が前記突出部を形成するようにしてもよい。
より具体的には、図12に示すように、上側扉要素3の幅方向中間に位置する上側縦骨材30の下端は、上側扉要素3の下端と一致しており、下側扉要素4の幅方向中間に位置する下側縦骨材40の上端は、上側扉要素4の上端と一致しており、扉体2において、幅方向中間に位置する上側縦骨材30の下端と下側縦骨材40の上端が表面材突合せ部と一致している。上側扉要素3の下端からは、補強縦骨材5の下側部位5B及びジョイント6の下側部位6Bが突出しており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、補強縦骨材5の下側部位5B及びジョイント6の下側部位6Bが下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470、ジョイント嵌入空間471に嵌入され、補強縦骨材5の下側部位5B及びジョイント6の下側部位6Bが下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面に固定される。上側扉要素3の幅方向両側に位置する上側縦骨材30の下端は、上側扉要素3の下端を越える突出部30´となっており、下側扉要素4の幅方向両側に位置する下側縦骨材40の上端は、上側扉要素4の上端まで達しておらず、縦骨材嵌入空間470が形成されている。上側扉要素3の幅方向両側の下端からは、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5Bが突出しており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5Bが下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470に嵌入され、補強縦骨材5の下側部位5Bが下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面に固定される。さらに、上側縦骨材30の突出部30´の見込辺と下側扉要素4の第1見込面44、第2見込面45がそれぞれ固定される。
図13では、上側扉要素3の構成は図3に示す実施形態の上側扉要素3の構成と略同じであるが、下側扉要素4の幅方向中間に位置する下側縦骨材40は、上側扉要素3の対応する上側縦骨材30及び補強縦骨材5の位置に対して偏倚しており、これらの下側縦骨材40の上端は、下側扉要素4の上端に一致している。上側扉要素3の下端からは、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5B、ジョイント6の下側部位6Bが突出しており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470、ジョイント嵌入空間471に嵌入され、補強縦骨材5の下側部位5B及びジョイント6の下側部位6Bが下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面に固定される。下側扉要素4の幅方向両側に位置する下側縦骨材40の上端は、上側扉要素4の上端まで達しておらず、縦骨材嵌入空間470が形成されている。上側扉要素3の幅方向両側の下端からは、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5Bが突出しており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5Bが下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470に嵌入され、補強縦骨材5の下側部位5Bが下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面に固定される。さらに、上側縦骨材30の突出部30´の見込辺と下側扉要素4の第1見込面44、第2見込面45がそれぞれ固定される。
図14では、上側縦骨材30が上側扉要素3の下端の開口から突出する突出部30´を備えていることに加えて、下側縦骨材40が下側扉要素4の上端の開口から突出する突出部40´を備えており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、上側縦骨材30の突出部30´及びジョイント6の下側部位6Bが下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470、ジョイント嵌入空間471に嵌入され、上側縦骨材30の突出部30´及びジョイント6の下側部位6Bが下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面に固定され、下側縦骨材40の突出部40´が上側扉要素3の縦骨材嵌入空間370に嵌入され、下側縦骨材40の突出部40´が上側扉要素3の第1見付面32、第2見付面に固定されている。下側扉要素4の幅方向両側に位置する下側縦骨材40の上端は、上側扉要素4の上端まで達しておらず、縦骨材嵌入空間470が形成されている。上側扉要素3の幅方向両側の下端からは、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5Bが突出しており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、上側縦骨材30の突出部30´及び補強縦骨材5の下側部位5Bが下側扉要素4の縦骨材嵌入空間470に嵌入され、補強縦骨材5の下側部位5Bが下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面に固定される。さらに、上側縦骨材30の突出部30´の見込辺と下側扉要素4の第1見込面44、第2見込面45がそれぞれ固定される。
具体的には、ジョイント6の下側部位6Bが予め下側扉要素4に固定されており、上側扉要素3と下側扉要素4の組立時に、ジョイント6の上側部位6Aを上側扉要素3の下側空間に嵌入するようにしてもよい。
また、複数のジョイント6の一部のジョイント6の上側部位6Aを予め上側扉要素3に固定して上側扉要素3の下端からジョイント6の下側部位6Bを突出させ、残りのジョイント6の下側部位6Bを予め下側扉要素4に固定して下側扉要素4の上端からジョイント6の上側部位6Aを突出させることで、上下の扉要素3、4の両方からジョイント6を突出させてもよい。
上記実施形態では、上側扉要素3の表面材の下端(第1見付面32、第2見付面33、第1見込面34、第2見込面35の下端縁320、330、340、350)は同じ高さ位置(同一水平面上に位置する)にあり、下側扉要素4の表面材の上端(第1見付面42、第2見付面43、第1見込面44、第2見込面45の上端縁420、430、440、450)は同じ高さ位置(同一水平面上に位置する)にあるが、組立時に上側扉要素3の表面材の下端と下側扉要素4の表面材の上端が突き合わさるように構成されていればよく、第1見付面32、第2見付面33、第1見込面34、第2見込面35の下端縁320、330、340、350の一部ないし全ての高さ位置、第1見付面42、第2見付面43、第1見込面44、第2見込面45の上端縁420、430、440、450の一部ないし全ての高さ位置が異なっていてもよい。
上記実施形態では、上側扉要素3の第1見付面32、第2見付面33、第1見込面34、第2見込面35の下端縁320、330、340、350、下側扉要素4の第1見付面42、第2見付面43、第1見込面44、第2見込面45の上端縁420、430、440、450の各縁は全て水平に延びているが、傾斜縁、あるいは、凸凹縁であってもよい。
上記実施形態では、扉体2を上側扉要素3と下側扉要素4の2つの扉要素から構成したが、3つ以上の扉要素から構成してもよい。例えば、扉体が上から順に第1扉要素、第2扉要素、第3扉要素の3つに分割されている場合には、「第1扉要素、第2扉要素」、「第2扉要素、第3扉要素」がそれぞれ上側扉要素、下側扉要素となる。
2 扉体
3 上側扉要素(上側パネル要素)
30 上側縦骨材
300 見込辺
301 第1見付辺
302 第2見付辺
303 下端
30´ 突出部
31 上側横骨材
32 第1見付面(上側表面材)
320 下端縁(上側表面材の下端)
33 第2見付面(上側表面材)
330 下端縁(上側表面材の下端)
34 第1見込面(上側表面材)
340 下端縁(上側表面材の下端)
35 第2見込面(上側表面材)
350 下端縁(上側表面材の下端)
4 下側扉要素(下側パネル要素)
40 下側縦骨材
403 上端
41 下側横骨材
42 第1見付面(下側表面材)
420 上端縁(下側表面材の上端)
43 第2見付面(下側表面材)
430 上端縁(下側表面材の上端)
44 第1見込面(下側表面材)
440 上端縁(下側表面材の上端)
45 第2見込面(下側表面材)
450 上端縁(下側表面材の上端)
47 上側空間(中空空間)
470 縦骨材嵌入空間(中空空間)
471 ジョイント嵌入空間(中空空間)
5 補強縦骨材
5A 上側部位
5B 下側部位(突出部)
6 ジョイント
6A 上側部位
6B 下側部位
7 補強要素
Claims (12)
- 上側パネル要素と下側パネル要素から組み立てられるパネル体であって、
前記上側パネル要素は、上側表面材と、複数本の上側縦骨材と、を備えており、
前記下側パネル要素は、下側表面材と、複数本の下側縦骨材と、を備えており、
前記上側パネル要素と前記下側パネル要素は、前記上側表面材の下端と前記下側表面材の上端を突き合わせて組み立てられており、
前記上側パネル要素と前記下側パネル要素の一方のパネル要素の一方の縦骨材の全部あるいは一部は、表面材突合せ部を越えて突出する突出部を有しており、他方のパネル要素には、前記一方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されており、
前記一方の縦骨材の前記突出部は、前記他方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された状態で前記他方のパネル要素に固定されている、
パネル体。 - 前記表面材突合せ部の上下に跨るようにジョイントが設けてあり、
前記ジョイントの上側部位は前記上側パネル要素に固定され、前記ジョイントの下側部位は前記下側パネル要素に固定されている、
請求項1に記載のパネル体。 - 前記一方の縦骨材には、前記表面材突合せ部の上下に跨るように補強縦骨材が固定されており、前記補強縦骨材は、前記他方のパネル要素に固定されている、
請求項1、2いずれか1項に記載のパネル体。 - 前記上側パネル要素と前記下側パネル要素は、前記上側縦骨材の下端と前記下側縦骨材の上端を対向近接ないし突き合わせて組み立てられている、
請求項1〜3いずれか1項に記載のパネル体。 - 前記他方のパネル要素において、前記一方の縦骨材に対応する他方の縦骨材は、前記表面材突合せ部まで達しておらず、当該他方の縦骨材と前記表面材突合せ部との間に、前記一方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されている、
請求項1〜4いずれか1項に記載のパネル体。 - 前記他方のパネル要素の他方の縦骨材の全部あるいは一部は、表面材突合せ部を越えて突出する突出部を有しており、前記一方のパネル要素には、前記他方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されており、
前記他方の縦骨材の前記突出部は、前記一方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された状態で前記一方のパネル要素に固定されている、
請求項1〜3いずれか1項に記載のパネル体。 - 上側パネル要素と下側パネル要素からパネル体を組み立てる方法であって、
前記上側パネル要素は、表面材と、複数本の縦骨材と、下端の開口と、を備えており、
前記下側パネル要素は、表面材と、複数本の縦骨材と、上端の開口と、を備えており、
前記上側パネル要素と前記下側パネル要素の一方のパネル要素の一方の縦骨材の全部あるいは一部は、当該一方のパネル要素の開口から突出する突出部を有しており、他方のパネル要素は前記一方の縦骨材の突出部が開口から嵌入する嵌入空間を備えており、
前記一方のパネル要素の前記一方の縦骨材の突出部を、前記他方のパネル要素の嵌入空間に嵌入し、前記一方のパネル要素の一方の表面材と前記他方のパネル要素の他方の表面材を突き合わせ、
前記他方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された前記一方の縦骨材の前記突出部と前記他方のパネル要素を固定する、
パネル体の組立方法。 - 前記上側パネル要素と前記下側パネル要素の一方のパネル要素には、一方の縦骨材間に位置して、ジョイントが設けてあり、前記ジョイントの部分は前記一方のパネル要素内に位置して当該一方のパネル要素に固定されており、残りの部分は前記一方のパネル要素の開口から突出しており、他方のパネル要素は前記ジョイントの残りの部分が開口から嵌入するジョイント嵌入空間を備えており、
前記一方のパネル要素と前記他方のパネル要素の表面材を突き合わせる時に、前記ジョイントの前記残りの部分を他方のパネル要素の前記ジョイント嵌入空間内に嵌入し、
前記他方のパネル要素の前記ジョイント嵌入空間に嵌入された前記ジョイントの残りの部分と前記他方のパネル要素を固定する、
請求項7に記載のパネル体の組立方法。 - 前記一方の縦骨材には補強縦骨材が固定されており、前記補強縦骨材の部分は前記一方のパネル要素内に位置して前記一方の縦骨材に固定されており、残りの部分は前記一方のパネル要素の開口から突出しており、他方のパネル要素は前記補強縦骨材の残りの部分が開口から嵌入する嵌入空間を備えており、
前記一方のパネル要素と前記他方のパネル要素の表面材を突き合わせる時に、前記補強縦骨材の前記残りの部分を他方のパネル要素の前記嵌入空間内に嵌入し、
前記他方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された前記補強縦骨材の残りの部分と前記他方のパネル要素を固定する、
請求項7、8いずれか1項に記載のパネル体の組立方法。 - 前記上側パネル要素と前記下側パネル要素の組立時に前記上側縦骨材の下端と前記下側縦骨材の上端を対向近接ないし突き合わせることを含む、
請求項7〜9いずれか1項に記載のパネル体の組立方法。 - 前記他方のパネル要素において、前記一方の縦骨材に対応する他方の縦骨材は、前記表面材突合せ部まで達しておらず、当該他方の縦骨材と前記表面材突合せ部との間に、前記一方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されており、
前記一方のパネル要素の前記一方の縦骨材の突出部を、前記他方のパネル要素の嵌入空間に嵌入する、
請求項7〜10いずれか1項に記載のパネル体の組立方法。 - 前記他方のパネル要素の他方の縦骨材の全部あるいは一部は、表面材突合せ部を越えて突出する突出部を有しており、前記一方のパネル要素には、前記他方の縦骨材の突出部の嵌入空間が形成されており、
前記他方のパネル要素の前記他方の縦骨材の突出部を、前記一方のパネル要素の嵌入空間に嵌入し、
前記一方のパネル要素の前記嵌入空間に嵌入された前記他方の縦骨材の前記突出部と前記一方のパネル要素を固定する、
請求項7〜9いずれか1項に記載のパネル体の組立方法。
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