JP2021051479A - 管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】保護者による子供などの被保護者のサービス利用の管理を確実に行うための管理装置を提供する。【解決手段】システムにおいて、管理装置(承認確認サーバ16)は、サービスの利用を要求したユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得する取得手段と、取得したユーザ識別情報に基づいて識別されたユーザが、サービスの利用について他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、被保護者の保護者として登録されたユーザによるサービスの利用の承認または拒否の確認を出力する承認確認手段と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば車両に搭載された端末等から享受できるサービスを管理するための管理装置に関する。
従来、アプリケーションサービスの提供者により、種々のサービス、例えばビデオのストリーミング視聴などのサービスを、スマートフォン等の端末により受けることができる。その際、サービスの提供を受ける者が子供等の被保護者であれば、そのサービスの内容や対象を制限するペアレンタル制御が知られている(例えば特許文献1参照)。ペアレンタル制御では、予め許容するレーティングを設定しておくことで、サービスの提供を制限することができる。また近年では個人情報保護の法制度が整備され、例えばEUでは、一般データ保護規則(GDPR)などが規定され、域外の事業者にも適用される。GDPRでは、個人情報を収集する事業者等は、提供者の同意を得ることが規定されており、対象が16歳未満の場合には、親権者としての責任を有する者の同意が必要とされている。
このように、親の保護下にある子供がサービスを利用する場合や、サービス利用などに伴う個人情報の収集の対象になる場合には、親による介入が必要とされる場合がある。
しかしながら、電子化されたサービスにおいては、親などの保護者による制限や同意を実際に親が行ったことの保証が困難であったり、あるいは子供により無効化されたりすることもあり得た。たとえば上述したペアレンタル制限では、設定時の認証だけがよりどころであり、また同意を入力する場合にも入力者が何者であるかを特定することは困難である。
本発明は上記実施形態に鑑みて成されたもので、保護者による子供などの被保護者のサービス利用の管理を確実に行うための管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。本発明の一側面によれば、サービスの利用を要求したユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得する取得手段と、
取得した前記ユーザ識別情報に基づいて識別された前記ユーザが、前記サービスの利用について他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の確認を出力する承認確認手段と
を有することを特徴とする管理装置が提供される。
取得した前記ユーザ識別情報に基づいて識別された前記ユーザが、前記サービスの利用について他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の確認を出力する承認確認手段と
を有することを特徴とする管理装置が提供される。
本発明によれば、保護者による子供のサービス利用の管理を確実に行うことができる。
[第1実施形態]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
●システム構成
図1に本実施形態に係るシステム構成の一例のブロック図を示す。図1には本実施形態に係る部分を示している。本実施形態は、乗用車の乗員が、外部から提供されるサービスを利用するケースである。図1において、車両1にはドライバ監視カメラ(以下、DMC或いは単にカメラと呼ぶ。)14が搭載されている。カメラ14は、ドライバ18FRのみならず、助手席乗員18FLや後席乗員18RL、18RRも視界に入る位置に設けられ、通常の乗車姿勢であれば全乗員の顔画像を撮影可能である。また、カメラ14は、その撮影画像の画像認識により個人を特定できる程度の解像度を有する。なお後席乗員18RL、18RRが子供など小柄な人であっても確実に顔を撮影するために、後席乗員用のカメラを例えば天井中央部などに設けてもよい。
図1に本実施形態に係るシステム構成の一例のブロック図を示す。図1には本実施形態に係る部分を示している。本実施形態は、乗用車の乗員が、外部から提供されるサービスを利用するケースである。図1において、車両1にはドライバ監視カメラ(以下、DMC或いは単にカメラと呼ぶ。)14が搭載されている。カメラ14は、ドライバ18FRのみならず、助手席乗員18FLや後席乗員18RL、18RRも視界に入る位置に設けられ、通常の乗車姿勢であれば全乗員の顔画像を撮影可能である。また、カメラ14は、その撮影画像の画像認識により個人を特定できる程度の解像度を有する。なお後席乗員18RL、18RRが子供など小柄な人であっても確実に顔を撮影するために、後席乗員用のカメラを例えば天井中央部などに設けてもよい。
前席用表示/操作パネル13は、前席乗員18FL、18FRが操作可能な位置、たとえばダッシュボード中央部に設けられている。前席用表示/操作パネル13は例えばタッチパネルで構成されており、画像の表示を行うとともに、画面上でタッチ操作を行うことができる。後席用表示/操作パネル15は、後席乗員18RL、18RRが操作可能な位置、たとえば前席背もたれの中央部に設けられている。後席用表示/操作パネル15は、図1では後席乗員が共用できるよう中央部に一つだけ設けられているが、各乗員の前に専用の操作パネルを設けてもよい。後席用表示/操作パネル15も例えばタッチパネルで構成されており、画像の表示を行うとともに、画面上でタッチ操作を行うことができる。
前席用表示/操作パネル13、ドライバ監視カメラ14、後席用表示/操作パネル15は、制御部であるコントローラ11に接続され、コントローラ11により制御される。コントローラ11は、前席用表示/操作パネル13、ドライバ監視カメラ14、後席用表示/操作パネル15を含む車載端末の制御部であってもよい。コントローラ11は、CPUであるプロセッサ111と、半導体メモリや大容量ストレージ等を含むメモリ112とを有し、端末装置として機能するためのプログラムを実行する。コントローラ11にはさらに通信ユニット12が接続され、車外のサーバ等と通信できる。通信ユニット12は例えば第5世代移動通信システムを用いた無線通信により通信を行うものであってよい。なおコントローラ11は、サーバの端末として機能するために、例えばウエブブラウザを実行してもよい。この場合、承認確認サーバ16やアプリケーションサーバ17がフロントエンドに備えたウエブサーバと通信すればよい。そこでコントローラ11についてはその処理内容の説明を省略する。またサーバについては、ウエブサーバとしての機能の説明は省略する。もちろんサーバと端末とをHTTP以外のプロトコルで接続してもよい。
アプリケーションサーバ17は、要求に応じて、接続された端末等に対してサービスを提供する。サーバ17はコントローラ11と同様にプロセッサとメモリとを有し、図2に例示する手順のプログラムを実行してサービスの提供を実施する。提供されるサービスには、たとえばゲームやビデオ或いは音楽のストリーミング、観光案内、写真やビデオ等を記録するストレージ、走行履歴の記録など、種々のサービスがある。本実施形態では、アプリケーションの提供を受けるためには、サービスの要求者が、サービス加入者として予め登録されている必要がある。アプリケーションサーバ17は、サービスを要求された場合に、要求元のサービス加入者の識別情報を取得して認証し、認証が成功し、かつ、サービス提供にあたってユーザの承認確認が成功したならサービスを提供する。加入者認証はアプリケーションサーバ17がおこなってもよいし、別途設けた認証サーバ(不図示)が行ってもよい。あるいは、認証サーバが承認確認サーバ16を兼ねてもよい。本実施形態では、サービス利用者は加入者として登録されており、加入者に紐づけて予め登録したユーザであればそのサービスを利用できる。加入者は一または複数のユーザの代表として登録されていると考えることもできる。すなわち、加入者はサービス要求に対する認証をうける利用者であり、ユーザは、加入者が認証されることで当該サービスを利用できる利用者を指すものとする。本実施形態ではまた、ユーザごとに顔画像の特徴を含む情報と、保護者にかかる情報とが登録されており、顔画像を登録情報と照会することで、どのユーザが実際に利用しているのかを特定することができる。
サービス提供にあたり加入者に紐づけられたユーザによる承認が必要な場合には、承認確認サーバ16がその処理を行う。例えば本実施形態では、車載端末を利用するので、車載端末の識別情報を加入者認証の際の識別情報として利用してもよい。あるいは、サービス利用の都度ユーザに識別情報を入力させてもよいし、車載端末に特定の個人の識別情報を予め登録しておいてもよい。また加入者とユーザとを区別せず、サービスの利用者については各々を加入者として登録する構成であってもよい。
承認確認サーバ16は、承認確認要求に応じてユーザによる承認(あるいは同意、承諾などとも呼ぶ。)を受けて、図3,図5に例示する手順のプログラムを実行し、承認確認要求の要求元(本例ではアプリケーションサーバ)に対して応答を返す。必要な承認を得られたか、あるいは承認が不要であった場合には成功を、必要な承認が得られなかった場合には失敗を、応答として返す。このように承認確認サーバ16は、ユーザによる承認が必要なサービスの利用を管理しており、管理装置と呼ぶこともある。
承認確認サーバ16には、その不揮発性のストレージ等に、サービスに対応した加入者データ161が格納されている。加入者データ161には一例として以下のような情報が含まれる。
・加入者共通情報...サービスについて定義された情報であり、たとえばユーザによる一切の承認が不要であることや、ユーザによる承認が必須であることなどを示す情報が含まれる。
・加入者個別情報...加入者ごとに定義された情報である。例えば以下のような情報が含まれてよい。
・・加入者ごとの識別情報...サービス加入者の識別情報であり、これに基づいてサービス要求が認証される。加入者の識別情報は個人のIDであっても端末のIDであってもよい。
・・本人情報...本人情報は加入者に紐づけられた個々のユーザの情報であり、個人の識別情報や氏名、顔画像を画像認識した特徴情報が含まれる。ユーザ情報と呼ぶこともある。画像から取得した顔の特徴情報を本人情報に含まれた特徴情報と照合することで、取得した画像の人物が、照合したユーザであるか否かを判定できる。さらにユーザを固有に認識するために指紋などの生体情報を含めてもよい。本人情報に対応するユーザが未成年などであり、保護者が必要な場合には、本人情報に関連付けられた保護者情報が含まれる。本例では本人情報は、ユーザ本人やその保護者によるサービス利用の承認のための情報であり、本人とは加入者情報に紐づけた個々の利用者を指している。
・・保護者情報...保護者による承認が必要な場合の、保護者の情報を示す。保護者の本人情報が登録されていれば、そのレコードへのリンクなどにより保護者情報を示してもよい。図1ではこの例を示している。また保護者の本人情報が登録されていない場合には、保護者情報としても、本人情報に匹敵する情報、たとえば顔画像の特徴情報などを含めてもよい。
・・加入者個別設定...加入者ごとに設定される情報が含まれる。たとえばサービスについてはユーザによる承認が必要とされているが、加入者ごとに例外的に承認しなくともよいことや、逆に、サービスについては承認が不要とされているが、加入者ごとにユーザによる承認を必要とする設定等が含まれていてよい。
・加入者共通情報...サービスについて定義された情報であり、たとえばユーザによる一切の承認が不要であることや、ユーザによる承認が必須であることなどを示す情報が含まれる。
・加入者個別情報...加入者ごとに定義された情報である。例えば以下のような情報が含まれてよい。
・・加入者ごとの識別情報...サービス加入者の識別情報であり、これに基づいてサービス要求が認証される。加入者の識別情報は個人のIDであっても端末のIDであってもよい。
・・本人情報...本人情報は加入者に紐づけられた個々のユーザの情報であり、個人の識別情報や氏名、顔画像を画像認識した特徴情報が含まれる。ユーザ情報と呼ぶこともある。画像から取得した顔の特徴情報を本人情報に含まれた特徴情報と照合することで、取得した画像の人物が、照合したユーザであるか否かを判定できる。さらにユーザを固有に認識するために指紋などの生体情報を含めてもよい。本人情報に対応するユーザが未成年などであり、保護者が必要な場合には、本人情報に関連付けられた保護者情報が含まれる。本例では本人情報は、ユーザ本人やその保護者によるサービス利用の承認のための情報であり、本人とは加入者情報に紐づけた個々の利用者を指している。
・・保護者情報...保護者による承認が必要な場合の、保護者の情報を示す。保護者の本人情報が登録されていれば、そのレコードへのリンクなどにより保護者情報を示してもよい。図1ではこの例を示している。また保護者の本人情報が登録されていない場合には、保護者情報としても、本人情報に匹敵する情報、たとえば顔画像の特徴情報などを含めてもよい。
・・加入者個別設定...加入者ごとに設定される情報が含まれる。たとえばサービスについてはユーザによる承認が必要とされているが、加入者ごとに例外的に承認しなくともよいことや、逆に、サービスについては承認が不要とされているが、加入者ごとにユーザによる承認を必要とする設定等が含まれていてよい。
上記の情報はもちろん一例であり、そのすべてを含まなくともよいし、他の情報を含んでもよい。図1の例では、加入者情報の各レコード161aは、保護者による承認が必要なユーザのレコードであり、保護者情報として保護者のレコード161bへのリンクを有している。本人情報は、不図示の手順で登録され、顔画像の特徴情報も登録時に、例えば登録時に撮影した画像から抽出し、本人情報或いは保護者情報として登録してよい。保護者の適格性については、本例ではサービス提供者の責任において判断される。たとえばGDPRでは、16歳未満のユーザの個人情報の収集については、親権者としての責任を有する者による同意が必要とされているので、保護者の登録時に親権者であることの審査が行われることが望ましい。このように保護者による承認が必要な場合には、本人の年齢が所定の年齢条件を満たしていない場合が含まれ、その場合には保護者の年齢は前記した所定の年齢条件を満たしている必要がある。
●アプリケーションサーバによるサービス提供処理
図2に、アプリケーションサーバ17によるサービス開始時の処理手順を示す。この手順はアプリケーションサーバ17の不図示のプロセッサとメモリとにより実行される。前席表示/操作パネル13または後席表示/操作パネル15(以下、コントローラ11を含めて、これらを端末と称する)が操作されてサービスの利用が指示されると、サービス要求が発行されて、アプリケーションサーバ17がその要求を受け付け、図2の処理が開始される。このときサービス要求とともに、或いは別に、サービス加入者の識別情報が送信される。図4に操作画面の一例を示す。図4(A)の画面41は、前席表示/操作パネル13または後席表示/操作パネル15に表示される画面の例である。画面41には、サービスことのアイコン411,412,413が表示され、ユーザがいずれかにタッチするとそのサービスに対する要求が発行される。
図2に、アプリケーションサーバ17によるサービス開始時の処理手順を示す。この手順はアプリケーションサーバ17の不図示のプロセッサとメモリとにより実行される。前席表示/操作パネル13または後席表示/操作パネル15(以下、コントローラ11を含めて、これらを端末と称する)が操作されてサービスの利用が指示されると、サービス要求が発行されて、アプリケーションサーバ17がその要求を受け付け、図2の処理が開始される。このときサービス要求とともに、或いは別に、サービス加入者の識別情報が送信される。図4に操作画面の一例を示す。図4(A)の画面41は、前席表示/操作パネル13または後席表示/操作パネル15に表示される画面の例である。画面41には、サービスことのアイコン411,412,413が表示され、ユーザがいずれかにタッチするとそのサービスに対する要求が発行される。
サービス要求を受け付けたアプリケーションサーバ17は、まず受信した識別情報を用いて加入者認証を行う(S201)。識別情報とともに、加入者しか知りえないパスワードや、加入者と切り離せない生体情報などのセキュリティ情報を送信してもよい。セキュリティ情報も、識別情報とともにコントローラ11に予め保存しておいてもよい。加入者認証が済むと、その結果が成功であったか判定する(S203)。失敗した場合には、サービス提供を拒否するメッセージを端末に送信する(S213)。端末はそれをサービス要求が入力された表示/操作パネルに表示する。
一方、加入者認証が成功した場合、要求したサービス利用のためにユーザの承認が必要か判定する(S205)。ユーザの承認には、ユーザ本人による承認のほか、ユーザの保護者による承認も含まれる。保護者による承認には、原則として本人による承認が必要であるが保護者がいる場合には本人に代えて保護者の承認が必要な場合と、原則として本人による承認は不要だがユーザの年齢基準等により保護者による承認が必要な場合とが含まれる。なお承認の必要性や、前記いずれの場合に該当するかについては、サービスごとに予め決められているものとする。承認が不要と判定した場合にはステップS211に分岐してサービスの提供を開始する。
一方、サービス利用のためにユーザによる承認が必要と判定された場合には、承認確認サーバ16に対して承認確認要求(あるいはサービスの利用可否の入力要求)を送信する(S207)。承認確認サーバ16は、ユーザによる承認の手順を実行して応答をアプリケーションサーバ17に返す。その応答を受信したアプリケーションサーバ17は、応答が、承認確認の成功であるか否かを判定する(S209)。成功であると判定した場合にはサービスの提供を開始し(S211)、失敗であると判定した場合にはサービスの提供を拒否するメッセージを端末に送信する(S213)。なお提供するサービスが、ゲームやビデオストリーミング等の特定の表示/操作パネルにおける入力や出力を伴う場合には、サービス要求の操作がされた表示/操作パネルを対象としてサービスを提供してよい。以上のようにして、アプリケーションサーバ17は、要求に応じたサービスを、ユーザ認証の成功や、必要なユーザによる承認(あるいは同意)を条件として、提供することができる。なおS203とS205との間で、被保護者以外の人員が車両に乗車しているか判定し、乗車していなければS213に分岐してもよい。被保護者以外の人員がいることは、例えば被保護者がユーザの場合には、乗車人数が2人以上である場合に判定してもよい。もちろんそのほかの搭乗者についても特定したうえで被保護者以外の人員が車両に乗車しているか判定してもよい。
●ユーザによる承認確認手順
図3に、アプリケーションサーバ17からの承認確認要求を受信した承認確認サーバ16による承認確認の処理手順を示す。この手順は承認確認サーバ16の不図示のプロセッサとメモリとにより実行される。承認確認要求を受け付けると、承認確認サーバ16は、ドライバ監視カメラ(単にカメラと呼ぶ)14による操作者の顔画像を取得する(S301)。カメラ14はビデオ動画のように一定時間間隔で画像を撮影しており、撮影した画像は所定時間分メモリ112等に保存される。ステップS301では、保存された画像を取得し、その中から、サービス要求の元となったユーザを特定する。たとえばサービス要求とともに、その元となる操作が行われた表示/操作パネルと操作された時刻とを示す情報が端末から送信されていれば、それら情報に基づいて、画像からその表示/操作パネルを操作したユーザを画像から特定することができる。あるいは、いずれかの表示/操作パネルが操作されたときに、そのときの撮影画像を、コントローラ11が操作対象のサービスと対応付けて保存しておいてもよい。その場合には、ステップS301では操作時に保存した画像が承認確認サーバ16により取得される。ステップS301で取得される画像はユーザの認識あるいいは特定のために利用されることから、ユーザ認識情報あるいはユーザ特定情報あるいはユーザ識別情報と呼ばれることがある。またこれらの情報、特にユーザ識別情報は、画像とは限らず、IDとパスワード等の秘密情報とで構成されることもある。
図3に、アプリケーションサーバ17からの承認確認要求を受信した承認確認サーバ16による承認確認の処理手順を示す。この手順は承認確認サーバ16の不図示のプロセッサとメモリとにより実行される。承認確認要求を受け付けると、承認確認サーバ16は、ドライバ監視カメラ(単にカメラと呼ぶ)14による操作者の顔画像を取得する(S301)。カメラ14はビデオ動画のように一定時間間隔で画像を撮影しており、撮影した画像は所定時間分メモリ112等に保存される。ステップS301では、保存された画像を取得し、その中から、サービス要求の元となったユーザを特定する。たとえばサービス要求とともに、その元となる操作が行われた表示/操作パネルと操作された時刻とを示す情報が端末から送信されていれば、それら情報に基づいて、画像からその表示/操作パネルを操作したユーザを画像から特定することができる。あるいは、いずれかの表示/操作パネルが操作されたときに、そのときの撮影画像を、コントローラ11が操作対象のサービスと対応付けて保存しておいてもよい。その場合には、ステップS301では操作時に保存した画像が承認確認サーバ16により取得される。ステップS301で取得される画像はユーザの認識あるいいは特定のために利用されることから、ユーザ認識情報あるいはユーザ特定情報あるいはユーザ識別情報と呼ばれることがある。またこれらの情報、特にユーザ識別情報は、画像とは限らず、IDとパスワード等の秘密情報とで構成されることもある。
承認確認サーバ16はステップS301で取得した画像から、サービスを要求した操作者を特定し、特定した操作者の顔画像の特徴で、加入者データ161を検索する(S303)。なお検索の対象は、認証された加入者の識別情報に紐づけられた加入者データを対象とすればよい。つづけて、検索の結果、該当する加入者のレコードが見つかったか、すなわち検索が成功したか判定し(S305)、失敗であったなら承認確認失敗をアプリケーションサーバ17に応答する(S325)。検索に成功した場合とは、操作した個別のユーザを画像から識別し、認識できたということなので、ステップS303は、画像、特に顔画像を認識情報として承認確認サーバ16により実現されるユーザ認識手段ということもできる。
一方検索に成功した場合には、サービスの利用にあたり保護者の承認が必要か判定する(S309)。この判定は、検索の結果見つかった顔の持ち主、すなわち操作者の本人情報に、保護者情報が含まれている否かにより判定できる。保護者情報が含まれていれば保護者による承認が必要と判定してよい。保護者による承認が必要でないと判定した場合には、本人による承認が必要か否かを判定する(S309)。必要でないと判定した場合には承認確認の成功を応答する(S325)。S309の判定は例えば加入者データに含まれた、本人による承認が必要か否かを示す情報に基づいて行うことができる。本人による承認は、たとえば個人情報を収集するようなサービスでは必要とされることがある。
一方、本人による承認が必要と判定した場合には、S301で取得した画像から、サービス要求操作をした操作者の位置(座席)を特定する(S311)。そして特定した位置に対応する表示/操作パネルに、承認確認用の画面を表示する(S313)。図1の例では、前席、後席共に左右共通の表示/操作パネルが設けられているので、操作者が前席か後席かに応じて、前席用また後席用の表示/操作パネルに画面を表示する。このとき例えば後席の表示/操作パネルが左右別々に設けられていた場合には、操作者が後席の左右いずれの席かに応じて、表示する表示/操作パネルも対応するものとする。承認確認用画面の例を図4(B)に示す。承認確認とは利用の可否の指定であり、承認(利用可または承諾とも呼ぶ)だけでなく拒否(または不承認や、利用不可とも呼ぶ)も含む。承認画面42に、承認を促す文字列を表示する。このとき、ステップS303での検索が成功したことで、承認を求めるユーザは特定されている。そこで加入者情報に基づいて、そのユーザの使命を文字列内の「XX」に代えて表示してよい。また画面42には、承認ボタン421と不承認ボタン422とが用意され、「XX」で示されたユーザ(またはその保護者)によるタッチを待つ。さらに、次回から、保護者同乗時には承認不要とするオプションのチェックボックス423が用意される。このチェックボックスをチェックした状態で承認ボタン421がタッチされると、次回のサービス要求から、保護者が同乗している限り、保護者による承認操作は不要となる。ただし、チェックボックス423と対応するメッセージは、本人による承認を求める際には非表示としてもよい。画面42を表示させたなら、承認を求めるユー対象ユーザの識別情報を記憶して(S315)、画面42への承認入力を待機する。
一方、ステップS307で保護者による承認が必要と判定された場合には、カメラ14で取得した画像から保護者の位置を特定する。このためには、取得した画像から認識した顔の特徴に合致する顔情報が、操作をした利用者の保護者情報に含まれているかを判定し、合致する顔があればその顔の人物の位置を画像から特定する。特定できれば成功であり、特定できなければ失敗である。特定の後には、それが成功したか否かを判定し(S319)、失敗したなら承認確認失敗を応答する(S325)。一方、成功と判定した場合には、保護者同乗時には承認が不要のオプションが設定済みか判定する(S321)。設定済みであれば、すでに保護者の同乗は確認されているから、承認確認成功を送信する(S323)。またステップS321で、保護者同乗時には承認が不要のオプションが設定済みでないと判定した場合には、ステップS313に分岐する。そこでは、ステップS317で特定した保護者に基づいて特定した位置の操作パネルに承認画面を表示して、保護者による承認を求める。この際には、保護者同乗時には承認が不要のオプションのチェックボックス423を画面42に表示してよい。
以上の手順により、設定等の必要に応じて、操作者本人またはその保護者によるサービス提供に対する承認を要求する。あるいは承認を要求するまでもなくサービスを提供し、或いは提供を拒否することができる。
●承認入力の受付
図5は承認確認サーバ16による、図4(B)に示した承認画面への操作者による入力を受け付けた承認確認サーバによる処理手順である。表示/操作パネル13,15に表示された承認画面42で承認ボタン421または不承認ボタン422がタッチされると、コントローラ11から、いずれかの操作が行われたことを示す応答が承認確認サーバ16に送信される。それを受けて図5の手順が実行される。
図5は承認確認サーバ16による、図4(B)に示した承認画面への操作者による入力を受け付けた承認確認サーバによる処理手順である。表示/操作パネル13,15に表示された承認画面42で承認ボタン421または不承認ボタン422がタッチされると、コントローラ11から、いずれかの操作が行われたことを示す応答が承認確認サーバ16に送信される。それを受けて図5の手順が実行される。
まずカメラ14で撮影した画像がコントローラ11から取得され、そこから顔画像が抽出される。これは承認画面42を操作したときの画像であり、図3のステップS301と同じ要領で行われてよい。また取得した操作者の顔画像を用いて、加入者データから該当するユーザが検索される(S503)。これにより操作者を特定する。これは図3のステップS303と同じ要領で行われてよい。そして、図3のステップS315で記憶した承認要求の対象者と、ステップS503で特定した操作者とが一致しているか判定する(S505)。
ステップS505で不一致と判定した場合、すなわち操作者が本人又は保護者でない場合には、承認確認失敗をアプリケーションサーバ17に応答する(S515)。なおステップS503で検索に失敗した場合にもステップS515へと分岐するものとする。一方ステップS505で一致と判定した場合、すなわち操作者が、承認を求めた本人又は保護者の場合には、操作入力が「承認」であるか判定する(S509)。不承認であればステップS515へと分岐して承認確認失敗を応答する。「承認」であれば、保護者同乗時の承認不要オプション(図4(B)のチェックボックス423)がチェックされているか、すなわち設定されているか判定する(S509)。
設定されていると判定した場合には、保護者同乗時は承認不要の設定を、サービスを利用しようとしている被保護者の本人情報に記憶する(S513)。この設定は図3のステップS321で参照される。なお図5では明記していないが、ステップS509で設定されていないと判定した場合には、保護者同乗時は承認不要の設定を解除してもよい。その後、承認確認成功応答をアプリケーションサーバ17に送信する(S513)。
図5の手順による応答を受信したアプリケーションサーバ17は、図2のステップS207で応答を受信し、ステップS209で応答が承認確認成功応答か、承認確認失敗応答化を判定することになる。この結果、登録された保護者による承認が必要にもかかわらずその承認を受けられない場合にはサービスは提供されない。逆に、登録された保護者による承認が必要である場合には、その承認を受けられた場合に限ってサービスが提供される。
以上のように、本実施形態によれば、保護者による子供のサービス利用の管理を確実に行うことが可能となる。
なお、承認確認は操作パネルに対する入力であるとして説明したが、例えば音声など、そのほかの入力であってもよい。音声入力の例では、図4(B)のような承認画面を表示しなくともよく、音声によるガイダンスを承認画面にかえて出力してもよい。そのガイダンスは例えば承認と拒否のいずれかの音声入力を促すものであってよい。
[第2の実施形態]
上述した第1実施形態に基づいた第2実施形態を示す。本実施形態は、被保護者によるサービス利用の承認を与える保護者が乗車はしているが承認を与えられない場合の解決方法を提供する。本実施形態では、第1実施形態との差分のみを示す。図6に、承認確認サーバ16による承認確認受付処理(図3)に付加される工程を示す。図3のステップS321において、保護者同乗時は承認不要のオプションが設定されていないと判定した場合に、ステップS313に分岐している。本実施形態では、ステップS313への分岐に変えて図6の手順が実行される。
上述した第1実施形態に基づいた第2実施形態を示す。本実施形態は、被保護者によるサービス利用の承認を与える保護者が乗車はしているが承認を与えられない場合の解決方法を提供する。本実施形態では、第1実施形態との差分のみを示す。図6に、承認確認サーバ16による承認確認受付処理(図3)に付加される工程を示す。図3のステップS321において、保護者同乗時は承認不要のオプションが設定されていないと判定した場合に、ステップS313に分岐している。本実施形態では、ステップS313への分岐に変えて図6の手順が実行される。
まずステップS317で位置を特定した保護者が覚醒しているか判定する(S601)。覚醒しているか否かは、顔画像から判定してよい。例えば両目を閉じている場合には覚醒していないと判定してもよいし、時間的にずれた複数の画像を取得して、そのすべてで両眼を閉じていれば覚醒していないと判定してもよい。覚醒していると判定した場合にはステップS313へ分岐して、保護者による承認を求める。一方覚醒してないと判定した場合には、他の保護者がいるか加入者データを参照して判定する。たとえばサービスを利用としているユーザの本人情報に、複数の保護者の保護者情報が含まれている場合には他の保護者がいると判定する。その場合、たとえば所定の順序で保護者を参照していくことで、同一の保護者を繰り返して別の保護者と判定する事態を防止できる。他の保護者がいると判定した場合には、その保護者の顔の特徴に一致する顔を、カメラ14で取得した画像(ステップS301で取得した画像でよい)から探索することで、画像中の他の保護者を特定する(S605)。特定に成功したならステップS313へ分岐して、特定した他の保護者の位置に対応するパネルに承認画面を表示する。一方、不成功の場合にはステップS325へ分岐して承認確認失敗をアプリケーションサーバ17に応答する。
以上説明した本実施形態によれば、複数の保護者が被保護者とともにいる場合には、承認が可能な保護者に対して承認を求めることができる。このため、たまたま対応できない保護者がいた場合でも、代替できる保護者がいれば、その保護者による承認を受けることができる。
[第1,2実施形態の変形例]
上記実施形態では、サービスは予め登録された加入者のみに提供されていた。しかしながらサービス自体は不特定の利用者に対して提供されるものであってもよい。その場合には、図2のステップS201、S203における加入者認証は不要となる。また加入者ごとに承認の要不要を判断できないので、承認が必要な被保護者及びその保護者について登録しておく必要がある。その内容は、図1に示した加入者データ161に相当するものであってよい。そして図2のステップS201において承認の要不要の判定は、操作者の顔画像を取得して、その顔画像を、あらかじめ登録した被保護者の顔画像のデータベースから検索することで行う。該当する顔画像が登録されていれば、その操作者は保護者の承認が必要と判定される。それ以降の動作は上述した第1実施形態や第2実施形態と同様である。この変形例によれば、不特定の利用者を対象としたサービスについても、保護者による承認が必要な場合には、その承認を要求することができ、確実な被保護者の保護を実現できる。
上記実施形態では、サービスは予め登録された加入者のみに提供されていた。しかしながらサービス自体は不特定の利用者に対して提供されるものであってもよい。その場合には、図2のステップS201、S203における加入者認証は不要となる。また加入者ごとに承認の要不要を判断できないので、承認が必要な被保護者及びその保護者について登録しておく必要がある。その内容は、図1に示した加入者データ161に相当するものであってよい。そして図2のステップS201において承認の要不要の判定は、操作者の顔画像を取得して、その顔画像を、あらかじめ登録した被保護者の顔画像のデータベースから検索することで行う。該当する顔画像が登録されていれば、その操作者は保護者の承認が必要と判定される。それ以降の動作は上述した第1実施形態や第2実施形態と同様である。この変形例によれば、不特定の利用者を対象としたサービスについても、保護者による承認が必要な場合には、その承認を要求することができ、確実な被保護者の保護を実現できる。
また、第1、第2実施形態では、保護者同乗時は承認不要のオプション設定を設けており、これが設定されていると、保護者による承認がなくとも、保護者が同席していれば被保護者によるサービス利用を許していた。しかしながらこのオプション設定をより拡張し、いったん承認を受けたなら、保護者の同席の有無を問わずにサービスの利用を許可してもよい。その場合には、図3のステップS321で行う保護者同乗時は承認不要のオプションのテストを、ステップS301のまえに行えばよい。オプションが設定されていればステップS323で承認確認成功すなわちサービス利用の許可を送信し、設定されていなければステップS301に分岐すればよい。この場合ステップS321はおこなわず、ステップS319で成功と判定した場合にはステップS313へと分岐してよい。このようにすることで、いったん承認すればそれ以降のサービス利用について承認の手間を省くことができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、車両の乗員がサービスのユーザである場合の説明をした。しかしながら、ユーザが車両内にいなくとも、カメラが取り付けられた室内などに居る場合であってもよい。このような場合でも、カメラによりユーザや保護者の顔画像を撮影でき、外部のサーバに接続できる環境であれば、上記実施形態に係る発明を適用することができる。また、上記実施形態では、車載端末の表示/操作パネルにより承認を求めた。しかしながら、例えば保護者情報として保護者のスマートフォンや携帯端末が登録され、そのスマートフォンや携帯体端末に、認証のためのアプリケーションがインストールされている場合には、携帯端末等の画面に承認画面を表示し、承認の入力をさせてもよい。このようにすることで、承認時の操作者の確認を省略できる。すなわち承認の入力をした操作者は保護者であると判断することができる。これにより処理を簡略化でき、また、保護者が被保護者と同じ場所(カメラの画角内)に居なくとも承認を求めることができる。また利用する携帯端末に指紋センサがついている場合には、顔画像ではなく指紋を保護者の本人確認のために利用してもよい。
上記実施形態では、車両の乗員がサービスのユーザである場合の説明をした。しかしながら、ユーザが車両内にいなくとも、カメラが取り付けられた室内などに居る場合であってもよい。このような場合でも、カメラによりユーザや保護者の顔画像を撮影でき、外部のサーバに接続できる環境であれば、上記実施形態に係る発明を適用することができる。また、上記実施形態では、車載端末の表示/操作パネルにより承認を求めた。しかしながら、例えば保護者情報として保護者のスマートフォンや携帯端末が登録され、そのスマートフォンや携帯体端末に、認証のためのアプリケーションがインストールされている場合には、携帯端末等の画面に承認画面を表示し、承認の入力をさせてもよい。このようにすることで、承認時の操作者の確認を省略できる。すなわち承認の入力をした操作者は保護者であると判断することができる。これにより処理を簡略化でき、また、保護者が被保護者と同じ場所(カメラの画角内)に居なくとも承認を求めることができる。また利用する携帯端末に指紋センサがついている場合には、顔画像ではなく指紋を保護者の本人確認のために利用してもよい。
また、保護者同乗時は承認不要のオプションについて、保護者がそれを意識的に解消した場合のほか、サービスが更新された場合にいったん解消してもよい。このために、例えばアプリケーションサーバ17は、サービスのアプリケーションが更新されると、承認確認サーバ16に対して、アプリケーションが更新されたことを示す情報を送信する。それを受けた承認確認サーバ16は、各加入者の加入者データに保存してある保護者同乗時は承認不要の設定を、すべての加入者について解除する。このようにすることで、サービスの内容が変わった可能性がある場合には、保護者の承認を省略する設定を再設定させることができる。これにより、保護者による承認の確実性をより向上させることができる。
さらに、上記実施形態では、保護者の判断は、被保護者と関連付けた保護者情報の有無に基づいて行っていた。これに対して本人情報として年齢や他の本人情報との関係(親、子、兄弟、その他親族など)を含めてもよい。そしてその場合には、あるユーザが被保護者であることを、その年齢に基づいて判定してもよい。さらに被保護者の保護者を、他の本人情報との関係に基づいて判定してもよい。例えばあるユーザについて他のユーザが親であることが示されていれば、その、他のユーザが保護者であると判定してよい。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
●実施形態のまとめ
以上説明した本実施形態をまとめると以下のとおりである。
(1)本発明の第1の態様によれば、サービスの利用を要求したユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得する取得手段と、
取得した前記ユーザ識別情報に基づいて識別された前記ユーザが、前記サービスの利用について他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の確認を出力する承認確認手段とを有することを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者による被保護者のサービス利用の管理を確実に行うことができる。
(2)(1)の管理装置であって、
前記取得手段は、前記ユーザ識別情報として前記ユーザの画像を取得する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、画像から被保護者であるユーザを認識し、サービス利用の管理を確実に行うことができる。
(3)(1)または(2)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、識別された前記ユーザに関連付けて前記保護者が登録されている場合に、前記ユーザを前記被保護者であると判定する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、登録に基づいて被保護者に対する被保護者のユーザを特定でき、保護者によるサービス利用の管理を確実に行うことができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記確認に対する入力を受け付けた場合に、前記入力を行ったユーザが前記保護者として登録されたユーザであるか判定し、前記保護者として登録されたユーザであり、かつ、前記入力が承認であれば前記サービスの提供を許可する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、被保護者に対する被保護者のユーザを特定でき、保護者による承認に基づいて被保護者によるサービスの利用の許可することができる。
(5)(4)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記取得手段により前記確認に対する入力を行ったユーザの画像を取得し、取得した前記画像に基づいて、前記入力を行ったユーザが前記保護者として登録されたユーザであるか判定する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、承認の入力をしたユーザが保護者であることを確認することができる。
(6)(2)を引用する(4)または(5)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認が入力された場合には、それ以降の前記被保護者による前記サービスの利用を、前記取得手段により取得した前記画像から前記保護者として登録されたユーザを認識できたなら許可する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者であるユーザが承認を入力した場合には、保護者と同席している限り、それ以降の被保護者によるサービス利用を許可することができる。
(7)(4)または(5)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認が入力された場合には、それ以降の前記被保護者による前記サービスの利用を許可する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者であるユーザが承認を入力した場合には、それ以降の被保護者によるサービス利用を許可することができる。
(8)(6)または(7)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記サービスが更新された場合には、次回の前記サービスの利用の要求に対して、他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の入力を受け付ける画面を操作手段に表示させる
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者であるユーザが承認を入力した場合にそれ以降の被保護者によるサービス利用を許可する設定がされていても、サービスが更新されるとその設定を無効化することで、更新されたサービスに対して改めて保護者による承認を求めることができる。
(9)(1)乃至(8)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記ユーザが前記被保護者であることをあらかじめ記憶された前記ユーザの年齢に基づいて判定し、当該ユーザの保護者を、あらかじめ記憶された前記ユーザと他のユーザとの関係に基づいて特定する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、ユーザの年齢と他のユーザとの関係に基づいて、被保護者及びその保護者を認識できる。
(10)(2)を引用する(3)乃至(9)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記画像の認識に基づいて、前記保護者として登録された前記ユーザが前記確認に対する入力をできない状態であると判定した場合には、前記保護者として登録された他のユーザに対して、前記サービスの利用の承認または拒否の入力を受け付ける画面を表示させる
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、複数の保護者がいる場合には、そのいずれかにより被保護者のサービス利用の承認をすることができ、より承認を柔軟に行える。
(11)(2)を引用する(3)乃至(10)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記画像の認識に基づいて、前記保護者として登録された前記ユーザの位置を特定し、特定した位置に最も近い操作手段に前記確認に対する入力を受け付ける画面を表示させる
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、承認を求めるユーザの近くで操作を行わせることができる。
(12)(1)乃至(11)のいずれかの管理装置であって、
前記管理装置は車両の乗員をユーザとし、前記被保護者以外の人員が前記車両に搭乗している場合に、前記取得手段によるユーザ識別情報の取得と、前記承認確認手段による、前記保護者による前記サービスの利用の承認または拒否の確認の出力を行う
ことを特徴とする管理装置。
(13)(1)乃至(12)のいずれかの管理装置であって、
前記確認に対する入力を受け付ける操作手段は、車両に搭載された車載端末である
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、被保護者と同じ車両に乗った保護者により、被保護者によるサービスの利用を承認させることができる。
(14)(1)乃至(12)のいずれかの管理装置であって、
前記確認に対する入力を受け付ける操作手段は、携帯端末である
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者と被保護者とが離れていても、保護者により、被保護者によるサービスの利用を承認させることができる。
以上説明した本実施形態をまとめると以下のとおりである。
(1)本発明の第1の態様によれば、サービスの利用を要求したユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得する取得手段と、
取得した前記ユーザ識別情報に基づいて識別された前記ユーザが、前記サービスの利用について他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の確認を出力する承認確認手段とを有することを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者による被保護者のサービス利用の管理を確実に行うことができる。
(2)(1)の管理装置であって、
前記取得手段は、前記ユーザ識別情報として前記ユーザの画像を取得する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、画像から被保護者であるユーザを認識し、サービス利用の管理を確実に行うことができる。
(3)(1)または(2)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、識別された前記ユーザに関連付けて前記保護者が登録されている場合に、前記ユーザを前記被保護者であると判定する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、登録に基づいて被保護者に対する被保護者のユーザを特定でき、保護者によるサービス利用の管理を確実に行うことができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記確認に対する入力を受け付けた場合に、前記入力を行ったユーザが前記保護者として登録されたユーザであるか判定し、前記保護者として登録されたユーザであり、かつ、前記入力が承認であれば前記サービスの提供を許可する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、被保護者に対する被保護者のユーザを特定でき、保護者による承認に基づいて被保護者によるサービスの利用の許可することができる。
(5)(4)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記取得手段により前記確認に対する入力を行ったユーザの画像を取得し、取得した前記画像に基づいて、前記入力を行ったユーザが前記保護者として登録されたユーザであるか判定する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、承認の入力をしたユーザが保護者であることを確認することができる。
(6)(2)を引用する(4)または(5)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認が入力された場合には、それ以降の前記被保護者による前記サービスの利用を、前記取得手段により取得した前記画像から前記保護者として登録されたユーザを認識できたなら許可する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者であるユーザが承認を入力した場合には、保護者と同席している限り、それ以降の被保護者によるサービス利用を許可することができる。
(7)(4)または(5)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認が入力された場合には、それ以降の前記被保護者による前記サービスの利用を許可する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者であるユーザが承認を入力した場合には、それ以降の被保護者によるサービス利用を許可することができる。
(8)(6)または(7)の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記サービスが更新された場合には、次回の前記サービスの利用の要求に対して、他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の入力を受け付ける画面を操作手段に表示させる
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者であるユーザが承認を入力した場合にそれ以降の被保護者によるサービス利用を許可する設定がされていても、サービスが更新されるとその設定を無効化することで、更新されたサービスに対して改めて保護者による承認を求めることができる。
(9)(1)乃至(8)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記ユーザが前記被保護者であることをあらかじめ記憶された前記ユーザの年齢に基づいて判定し、当該ユーザの保護者を、あらかじめ記憶された前記ユーザと他のユーザとの関係に基づいて特定する
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、ユーザの年齢と他のユーザとの関係に基づいて、被保護者及びその保護者を認識できる。
(10)(2)を引用する(3)乃至(9)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記画像の認識に基づいて、前記保護者として登録された前記ユーザが前記確認に対する入力をできない状態であると判定した場合には、前記保護者として登録された他のユーザに対して、前記サービスの利用の承認または拒否の入力を受け付ける画面を表示させる
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、複数の保護者がいる場合には、そのいずれかにより被保護者のサービス利用の承認をすることができ、より承認を柔軟に行える。
(11)(2)を引用する(3)乃至(10)のいずれかの管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記画像の認識に基づいて、前記保護者として登録された前記ユーザの位置を特定し、特定した位置に最も近い操作手段に前記確認に対する入力を受け付ける画面を表示させる
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、承認を求めるユーザの近くで操作を行わせることができる。
(12)(1)乃至(11)のいずれかの管理装置であって、
前記管理装置は車両の乗員をユーザとし、前記被保護者以外の人員が前記車両に搭乗している場合に、前記取得手段によるユーザ識別情報の取得と、前記承認確認手段による、前記保護者による前記サービスの利用の承認または拒否の確認の出力を行う
ことを特徴とする管理装置。
(13)(1)乃至(12)のいずれかの管理装置であって、
前記確認に対する入力を受け付ける操作手段は、車両に搭載された車載端末である
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、被保護者と同じ車両に乗った保護者により、被保護者によるサービスの利用を承認させることができる。
(14)(1)乃至(12)のいずれかの管理装置であって、
前記確認に対する入力を受け付ける操作手段は、携帯端末である
ことを特徴とする管理装置が提供される。
これにより、保護者と被保護者とが離れていても、保護者により、被保護者によるサービスの利用を承認させることができる。
1 車両、13,15 表示/操作パネル、14 ドライバ監視カメラ、11コントローラ、12 通信ユニット、16 承認確認サーバ、17 アプリケーションサーバ
Claims (14)
- サービスの利用を要求したユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得する取得手段と、
取得した前記ユーザ識別情報に基づいて識別された前記ユーザが、前記サービスの利用について他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の確認を出力する承認確認手段と、
を有することを特徴とする管理装置。 - 請求項1に記載の管理装置であって、
前記取得手段は、前記ユーザ識別情報として前記ユーザの画像を取得する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項1または2に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、識別された前記ユーザに関連付けて前記保護者が登録されている場合に、前記ユーザを前記被保護者であると判定する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記確認に対する入力を受け付けた場合に、前記入力を行ったユーザが前記保護者として登録されたユーザであるか判定し、前記保護者として登録されたユーザであり、かつ、前記入力が承認であれば前記サービスの提供を許可する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項4に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記取得手段により前記確認に対する入力を行ったユーザの画像を取得し、取得した前記画像に基づいて、前記入力を行ったユーザが前記保護者として登録されたユーザであるか判定する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項2を引用する請求項4または5に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認が入力された場合には、次回以降の前記被保護者による前記サービスの利用を、前記取得手段により取得した前記画像から前記保護者として登録されたユーザを認識できた場合に許可する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項4または5に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認が入力された場合には、次回以降の前記被保護者による前記サービスの利用を許可する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項6または7に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記サービスが更新された場合には、次回の前記サービスの利用の要求に対して、他のユーザによる承認が必要な被保護者であるか判定し、被保護者である場合には、前記被保護者の保護者として登録されたユーザによる前記サービスの利用の承認または拒否の入力を受け付ける画面を操作手段に表示させる
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記ユーザが前記被保護者であることをあらかじめ記憶された前記ユーザの年齢に基づいて判定し、当該ユーザの保護者を、あらかじめ記憶された前記ユーザと他のユーザとの関係に基づいて特定する
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項2を引用する請求項3乃至9のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記画像の認識に基づいて、前記保護者として登録された前記ユーザが前記確認に対する入力をできない状態であると判定した場合には、前記保護者として登録された他のユーザに対して、前記サービスの利用の承認または拒否の確認を行う
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項2を引用する請求項3乃至10のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記承認確認手段は、前記画像の認識に基づいて、前記保護者として登録された前記ユーザの位置を特定し、特定した位置に最も近い操作手段に前記確認に対する入力を受け付ける画面を表示させる
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記管理装置は車両の乗員をユーザとし、前記被保護者以外の人員が前記車両に搭乗している場合に、前記承認確認手段による、前記保護者による前記サービスの利用の承認または拒否の確認の出力を行う
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記確認に対する入力を受け付ける操作手段は、車両に搭載された車載端末である
ことを特徴とする管理装置。 - 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の管理装置であって、
前記確認に対する入力を受け付ける操作手段は、携帯端末である
ことを特徴とする管理装置。
Priority Applications (1)
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