JP2021048469A - 列車無線システム及び列車無線装置 - Google Patents

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Shuhei Mizuguchi
修平 水口
中野 雄介
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【課題】信号の切り替えを要さずに、漏洩同軸ケーブルと移動体側との間の通信状態を良好に維持する。【解決手段】漏洩同軸ケーブルL1、L3は列車(移動局10)からみて進行方向の右側に、漏洩同軸ケーブルL2は左側に敷設されている。一方、移動局10において各漏洩同軸ケーブル間で通信をするためのアンテナとして、進行方向右側の第1アンテナA1と、進行方向左側の第2アンテナA2が設けられている。第1アンテナA1には第1送信器T1が、第2アンテナA2には第2送信機T2が接続されている。第1送信器T1、第2送信器T2は、共に基地局100との間で、STBC方式あるいはDSTBC方式で通信を行う。この場合、第1送信器T1が第1アンテナA1を介して発する第1信号S1と、第2送信機T2が第2アンテナA2を介して発する第2信号S2を、同一の内容を伝送し、かつ互いに直交するような設定とすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体である列車に搭載された移動局と基地局との間で無線通信を行う無線通信システム、及びこのために列車に搭載された列車無線装置に関する。
列車等の移動体がトンネルや地下道等の閉鎖空間内にいる場合において、この移動体との間で無線通信を行うために、漏洩同軸ケーブルが使用されている。漏洩同軸ケーブルは、信号を伝送する同軸ケーブルの長さ方向において一定間隔でスロットを設けることによって、この同軸ケーブルをアンテナとしても使用することができるように構成されたものである。この漏洩同軸ケーブルをトンネルの長さ方向に沿って敷設することによって、列車がトンネル内を走行中の間において、安定した通信を行わせることができる。
この際に安定して通信を行わせるためには、漏洩同軸ケーブルと列車との間の通信状況を常に良好に保つ必要があるが、一般的には、漏洩同軸ケーブルは、列車の進行方向にからみた左右のどちらかに敷設され、どちらに敷設されているかは一般的には定めがない。このため、列車側には左右にそれぞれアンテナが設けられ、特に列車側から送信を行う際には、列車の位置情報によってどちらの側に漏洩同軸ケーブルがあるかを列車側が認識し、この側のアンテナから送信を行わせるように出力先を切り替えることができる。しかしながら、この場合には、このような漏洩同軸ケーブルの敷設に関する情報を列車側が認識することが必要となる。
また、例えば特許文献1等には、列車側に2つのアンテナを設けると共に、左右に漏洩同軸ケーブルを敷設し、2つの漏洩同軸ケーブルのうちのうち、列車側から送信された信号の強度が高く受信された側が自動的に選択され、その出力が自動的に切り替えられて出力される無線装置が記載されている。この場合において、2つの漏洩同軸ケーブルが受信する信号は基本的には同一であるが、例えばこれらの漏洩同軸ケーブルを1条のものとした場合には、両者の間で信号の干渉が発生してデータが劣化するおそれがある。このため、特許文献1に記載の技術においては、2つの漏洩同軸ケーブルが切り替えて用いられる。
特開平3−295323号公報
前記のような従来の技術においては、送信側あるいは受信側の一方で信号の切替機構が必要となる。この場合において、切替機構の誤動作により、適正な出力の選択ができない場合があった。このため、信号の切り替えを要さずに、漏洩同軸ケーブルと移動体側との間の通信状態を良好に維持できることが望まれた。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、上記課題を解決することを目的とする。
本発明は、列車に設けられた移動局と、当該移動局と通信をする基地局とが、前記列車の進行方向に沿った複数の箇所でそれぞれが前記列車の進行方向からみた一方の側又は他方の側において設けられ前記基地局と接続された複数の漏洩同軸ケーブルを介して無線通信する列車無線システムであって、前記移動局は、前記一方の側に設けられ第1信号を発する第1アンテナと、前記他方の側に設けられ、前記第1信号と同一の内容を伝送し、かつ前記第1信号と直交する系列の第2信号を発する第2アンテナと、を具備する。
また、前記第1信号及び前記第2信号は時空間ブロック符号化(STBC)方式又は差動時空間ブロック符号化(DSTBC)方式により発せられていてもよい。
また、複数の前記漏洩同軸ケーブルは直列に接続されていてもよい。
また、本発明は、列車の進行方向に沿った複数の箇所でそれぞれが前記進行方向からみた一方の側又は他方の側において設けられ基地局と接続された複数の漏洩同軸ケーブルが敷設された環境下において、前記列車に搭載され前記基地局との間で通信を行う列車無線装置であって、前記一方の側に設けられ第1信号を発する第1アンテナと、前記他方の側に設けられ、前記第1信号と同一の内容を伝送し、かつ前記第1信号と直交する系列の第2信号を発する第2アンテナと、を具備する。
また、前記第1信号及び前記第2信号は時空間ブロック符号化(STBC)方式又は差動時空間ブロック符号化(DSTBC)方式により発せられていてもよい。
本発明によると、信号の切り替えを要さずに、漏洩同軸ケーブルと移動体側との間の通信状態を良好に維持できる。
実施の形態に係る列車無線システムの構成を示す図である。 比較例となる従来の列車無線システムの構成を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る列車無線システム1の構成、及びその動作を説明する図である。ここで、列車に搭載される移動局は列車と一体化されており、列車は移動局(列車無線装置)10として記載され、移動局10以外の列車の構成は本願発明とは無関係であるため、記載が省略されている。列車(移動局10)は、図中左側に向けて進行しているものとする。
列車の進行方向(左右方向)に沿って、右側から漏洩同軸ケーブルL1、L2、L3が、その長手方向が進行方向と平行とされて敷設されている。この状況は、列車が通過するトンネル内の状況を再現している。漏洩同軸ケーブルL1、L2、L3は、直列に地上の固定された基地局100に接続されている。このため、移動局10は、その進行方向において漏洩同軸ケーブルL1、L2、L3のうち最も移動局10と近い位置にあるもの(自身と隣接するもの)を介して基地局100と通信をすることができる。なお、漏洩同軸ケーブルL1、L2、L3は、一部オーバーラップするように敷設されていてもよい。
ただし、漏洩同軸ケーブルL1、L3は列車(移動局10)からみて進行方向の右側(図中上側)に、漏洩同軸ケーブルL2は列車(移動局10)からみて進行方向の左側(図中上側)に敷設されている。一方、移動局10において各漏洩同軸ケーブル間で通信をするためのアンテナとして、進行方向右側の第1アンテナA1と、進行方向左側の第2アンテナA2が設けられている。このため、漏洩同軸ケーブルL1、L3と通信するためには第1アンテナA1を用いることが好ましく、漏洩同軸ケーブルL2と通信するためには第2アンテナA2を用いることが好ましい。
一方、ここで、第1アンテナA1には第1送信器T1が、第2アンテナA2には第2送信機T2が接続されている。第1送信器T1、第2送信器T2は、共に基地局100との間で、時空間ブロック符号化(STBC:Space−Time Block Coding)方式、あるいは差動時空間ブロック符号化(DSTBC:Differential Space−Time Block Coding)方式で通信を行う。こうした具体例については、例えば特許第4712897号、特許第5250720号、特許第5671328号、特許第5763963号に記載されている。この場合、第1送信器T1が第1アンテナA1を介して発する第1信号S1と、第2送信機T2が第2アンテナA2を介して発する第2信号S2を、同一の内容を伝送し、かつ互いに直交するような設定とすることができる。あるいは、第1送信器T1と第2送信器T2を用いて空間ダイバーシチ方式を実現することができる。
この場合、移動局10が漏洩同軸ケーブルL1、L3がある区間にいる場合には、漏洩同軸ケーブルL1、L3は主として第1アンテナA1から発せられた第1信号S1を受信する。ここで、第1信号S1と同時に第2信号S2も移動局10側から発せられているが、これらは直交関係にあるため干渉することはなく、第2信号S2の存在による悪影響は発生しない。同様に、移動局10が漏洩同軸ケーブルL2がある区間にいる場合には、漏洩同軸ケーブルL2は主として第2アンテナA2から発せられた第2信号S2を受信し、この際に第1信号S1が同時に存在するが、前記と同様に、これによる悪影響は発生しない。
比較例となる従来の列車無線システム2の構成を、図1に対応させて図2に示す。この移動局90においても、同様に第1アンテナA1、第2アンテナA2が設けられるが、ここでは単一の送信機Tが用いられる。送信機Tが発する信号Sを、漏洩同軸ケーブルがある側を認識した上で、第1アンテナA1、第2アンテナA2のいずれかを選択した上で出力させる必要があり、このために切替器SWが用いられる。この場合、切替器SWは、漏洩同軸ケーブルL1、L3がある領域では第1アンテナA1、漏洩同軸ケーブルL2がある領域では第2アンテナA2に出力先を切り替える必要がある。この場合には、このような切り替え動作が必須となり、切り替えの際の受信の中断が発生する、あるいは切替器SWの故障により通信ができなくなる場合がある。また、このような切替のタイミングを移動局2側で適切に認識することが必須であり、このための情報を移動局2側で記憶する必要がある。
また、高出力の高周波信号の切り替えのためには、切替器SWとして、機械的な動作を行う同軸リレーが用いられる場合も多い。こうした場合においては、切り替えの動作に伴う切替器SWの経年劣化(耐久性)等の問題も発生する。
これに対して、図1の移動局10においては、第1送信機T1(第アンテナA1)は第1信号S1を、第2送信器T2(第2アンテナA2)を、それぞれ常時出力するように構成され、移動局10側での信号の切り替えは不要であり、基地局100側においても不要である。このため、出力の切り替えを要さずに、漏洩同軸ケーブルL1、L2,L3と移動局10側との間の通信状態を良好に維持することができる。このため、信号の切り替えに起因する問題は発生せず、移動局10の進行に際して、漏洩同軸ケーブルL1〜L3(基地局100)と移動体10側の通信を安定して行わせることができる。
なお、図1においては、移動局10側から基地局100(漏洩同軸ケーブルL1〜L3)側への通信の状況が示された。これに対して、基地局100側から移動局10側への通信の手法は任意である。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1、2 列車無線システム
10、90 移動局(列車無線装置)
100 基地局
A1 第1アンテナ
A2 第2アンテナ
L1、L2、L3 漏洩同軸ケーブル
S 信号
S1 第1信号
S2 第2信号
SW 切替器
T 送信機
T1 第1送信器
T2 第2送信器

Claims (5)

  1. 列車に設けられた移動局と、当該移動局と通信をする基地局とが、前記列車の進行方向に沿った複数の箇所でそれぞれが前記列車の進行方向からみた一方の側又は他方の側において設けられ前記基地局と接続された複数の漏洩同軸ケーブルを介して無線通信する列車無線システムであって、
    前記移動局は、
    前記一方の側に設けられ第1信号を発する第1アンテナと、
    前記他方の側に設けられ、前記第1信号と同一の内容を伝送し、かつ前記第1信号と直交する系列の第2信号を発する第2アンテナと、
    を具備することを特徴とする列車無線システム。
  2. 前記第1信号及び前記第2信号は時空間ブロック符号化(STBC)方式又は差動時空間ブロック符号化(DSTBC)方式により発せられることを特徴とする請求項1に記載の列車無線システム。
  3. 複数の前記漏洩同軸ケーブルは直列に接続されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の列車無線システム。
  4. 列車の進行方向に沿った複数の箇所でそれぞれが前記進行方向からみた一方の側又は他方の側において設けられ基地局と接続された複数の漏洩同軸ケーブルが敷設された環境下において、前記列車に搭載され前記基地局との間で通信を行う列車無線装置であって、
    前記一方の側に設けられ第1信号を発する第1アンテナと、
    前記他方の側に設けられ、前記第1信号と同一の内容を伝送し、かつ前記第1信号と直交する系列の第2信号を発する第2アンテナと、
    を具備することを特徴とする列車無線装置。
  5. 前記第1信号及び前記第2信号は時空間ブロック符号化(STBC)方式又は差動時空間ブロック符号化(DSTBC)方式により発せられることを特徴とする請求項4に記載の列車無線装置。
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