JP2021048446A - 画像形成装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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直樹 森田
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Abstract

【課題】画像形成装置を改善する。【解決手段】画像形成装置101は、ユーザ設定ボタン303〜305をユーザによる操作が可能に表示する表示デバイス118と、複数のユーザ設定ボタン303〜305を権限の情報とともに記録可能なメモリ114と、CPU111と、を有する。CPU111は、ユーザ設定ボタン303〜305を表示する前に、ユーザ設定ボタンの権限に基づいて、操作するユーザの権限の有無を判断し、権限の有無の判断結果に応じて、ユーザ設定ボタン303〜305についての表示デバイス118への表示を制御する。【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置、その制御方法およびプログラムに関する。
画像形成装置は、たとえば原稿をコピーするだけでなく、読取部で原稿を読取り画像データしたりする多機能のものがある。コピーなどにおいても、用紙サイズ、印刷倍率、印刷色などの各種の設定が可能である。また、画像形成装置には、読取部で原稿を読取り画像データ化するスキャナ装置もある。これらの画像形成装置では、多種多様な設定が可能である反面、使用のたびに操作をして設定を一からすることは、操作するユーザにとって負担となることがある。また、近年、紙を使用する原稿を、画像データ化することは重要性を増している。原稿を画像データ化すると、紙のまま管理する場合に比べて管理が容易となる。また、大量の画像データの中から、必要なデータを短時間で探し出すことが可能である。特に、画像形成装置において、画像データごとのファイル名、データの格納先などを自在に設定できるようにすると、このような目的のために画像形成装置をより良く活用できると考えられる。このために、画像形成装置では、特許文献1にあるように、ユーザ設定ボタンを設けることが考えられる。ユーザは、予め所定の処理を実行するようにユーザ設定ボタンを設定して登録することにより、その後においてはユーザ設定ボタンを操作するだけで所定の設定および処理のために、画像形成装置を繰り返し使用することができる。
特開2011−166492号公報
しかしながら、たとえば画像形成装置が複数のユーザにより使用されるような場合、各ユーザがユーザ設定ボタンを設定すると、画像形成装置には複数のユーザ設定ボタンが記録されることになる。画像形成装置は、複数のユーザ設定ボタンを各ユーザに対して提供するようになる。このため、特許文献1では、ユーザ設定ボタンの有効または無効を設定できるようにしている。これにより、各ユーザは、画像形成装置に登録されているユーザ設定ボタンについて、その有効または無効を設定できる。しかしながら、特許文献1では、有効または無効の設定は、すべてのユーザ設定ユーザ設定ボタンに共通に適用される。このため、一部のボタンを有効に、それ以外を無効に、といった設定ができない。
このように画像形成装置では、改善することが求められている。
本発明に係る画像形成装置は、ユーザ設定ボタンをユーザによる操作が可能に表示する表示デバイスと、複数の前記ユーザ設定ボタンを権限の情報とともに記録可能なメモリと、前記ユーザ設定ボタンを表示する前に、前記ユーザ設定ボタンの権限に基づいて、操作するユーザの権限の有無を判断するユーザ権限判断手段と、前記ユーザ権限判断手段による権限の有無の判断結果に応じて、前記ユーザ設定ボタンについての前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、を有する。
本発明では、画像形成装置に表示されるユーザ設定ボタンについての表示を、ユーザ設定ボタンごとの権限に基づいて制御することができる。
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置を含む画像システムの説明図である。 図1の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2の操作部の説明図である。 画像形成装置のユーザ設定ボタンとしての、ワンタッチ送信ボタンの管理画面の説明図である。 図4から呼び出される、ワンタッチ送信ボタンの権限設定画面の説明図である。 画像形成装置へのログイン画面の説明図である。 画像形成装置へのログイン処理のフローチャートである。 図1の認証サーバに予め登録して管理されているユーザ情報の説明図である。 ホーム画面へのワンタッチ送信ボタンの表示処理のフローチャートである。 図9の処理後のホーム画面の説明図である。 本発明の第二実施形態に係る画像形成装置での、ワンタッチ送信スキャン処理のフローチャートである。 図11のステップS1111の送信先変更処理の詳細なフローチャートである。 図12のステップS1209の処理により操作部に表示される送信先変更画面の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置101を含む画像システム100の説明図である。図1の画像システム100は、画像形成装置101、認証サーバ102、ファイルサーバ103、PC(パーソナルコンピュータ)104、およびこれらが接続されるネットワーク105、を有する。ここで、ファイルサーバ103と、PC104とは、ネットワーク105を通じて画像形成装置101と通信する外部機器である。画像形成装置101は、原稿をスキャンした画像データをファイルサーバ103、PC104に送信する機能を有する。画像データは、画像に関する電子データであり、たとえば原稿をスキャンした画像のRAWデータであっても、所定の画像フォーマットのデータであってもよい。画像フォーマットには、たとえばTIFF、JPEG、PDFなどがある。認証サーバ102は、画像システム100の構成装置およびユーザを認証する。認証サーバ102は、たとえばActiveDirectory(商標)を用いて画像システム100の構成装置およびユーザを管理する。認証サーバ102は、後述する図8に示す情報を管理する。認証サーバ102は、たとえば画像形成装置101からの問い合わせに応じて、認証されているユーザの情報を応答送信する。ファイルサーバ103は、たとえばFTP、SMBプトコルに対応したファイルサーバ103である。ファイルサーバ103は、ユーザごとに分類して、たとえば画像データのファイルを記録する。PC104は、たとえばSMTPプロトコルに対応したPC104である。また、PC104は、HTTPプロトコルにより画像形成装置101と通信し、画像形成装置101の設定値を参照および更新してよい。ネットワーク105は、それに接続されている装置間でたとえば画像データを通信なものであればよい。ネットワーク105は、有線および無線が混在したものでよい。ネットワーク105には、インターネットが含まれてよい。
図2は、図1の画像形成装置101の構成を示すブロック図である。図2の画像形成装置101は、CPU111、ROM112、RAM113、ストレージ114、読取I/F115、操作I/F117、印刷I/F119、外部記録I/F121、通信I/F123、およびこれらが接続される内部バス124、を有する。ROM112は、CPU111が実行可能な制御プログラム、データを記録する。ROM112は、この他にもたとえば、ブートプログラム、フォントデータなどを記録してよい。ストレージ114は、CPU111が実行可能な各種プログラム、設定データを記録する。設定データには、後述する複数のユーザ設定ボタンの設定データが含まれてよい。ユーザ設定ボタンの設定データには、ボタンごとに、ボタンを使用可能なユーザに関する権限の情報が含まれてよい。この場合、ストレージ114は、複数のユーザ設定ボタンの設定データを記録可能なメモリとして機能する。ストレージ114は、この他にもたとえば、画像データ、印刷データ、アドレス帳、などを記録してよい。ストレージ114は、フラッシュメモリ、SD、HDD,eMMCなどの補助記録装置でよい。RAM113は、CPU111の主記録メモリである。RAM113は、ワークエリア、ROM112およびストレージ114に記録された各種制御プログラムを展開するための一時記録領域として用いられる。CPU111は、ROM112およびストレージ114に記録されている制御プログラムを読み出して実行する。これにより、CPU111は、画像形成装置101の動作を全体的に制御する制御部として機能する。制御部としてのCPU111は、たとえば画像形成装置101における原稿の読取制御、画像データに基づく印刷制御、画像データの送受信制御を実行する。なお、画像形成装置101は、複数のCPU111、RAM113、ROM112、およびストレージ114を有してよい。この場合、複数のCPU111は、協働して、画像形成装置101の動作を全体的に制御する。また、画像形成装置101は、画像形成装置101の処理の一部を、たとえば画像処理を実行する専用の演算処理装置を備えてよい。このような演算処理装置には、たとえばASIC、FPGA、がある。
読取I/F115は、読取部116と接続される。読取部116は、原稿の画像を読み取り、その画像をバイナリ形式の画像データへ変換する。これにより、画像データが生成される。読取I/F115は、読取部116により生成された画像データを、CPU111、ストレージ114などへ出力する。画像データは、たとえばストレージ114に記録される。印刷I/F119は、印刷部120と接続される。印刷I/F119は、たとえばストレージ114の画像データに基づく印刷データを、印刷部120へ出力する。印刷部120は、印刷データに基づく画像を用紙に印刷する。外部記録I/F121は、外部記録装置122と接続させる。外部記録装置122は、たとえば画像形成装置101から取外可能なUSBメモリ、SDカードでよい。外部記録I/F121は、たとえばストレージ114の画像データを、外部記録装置122へ出力する。外部記録装置122は、画像データを記録する。通信I/F123は、ネットワーク105に接続される。通信I/F123は、ネットワーク105に接続される外部装置との間でたとえば画像データを送受するための通信を実行する。通信I/F123は、たとえばファイルサーバ103またはPC104から画像データを受信すると、受信した画像データをストレージ114へ出力する。通信I/F123は、ストレージ114に記録されている画像データを、たとえばファイルサーバ103またはPC104へ送信する。また、通信I/F123は、ユーザの認証処理のためのユーザ情報を認証サーバ102との間で送受する。また、通信I/F123は、PC104から各種の設定情報の参照要求を受信すると、CPU111の処理に基づいてRAM113やストレージ114から要求に係る情報を取得して応答送信する。通信I/F123は、PC104から各種の設定情報の変更要求を受信すると、CPU111の処理に基づいてRAM113やストレージ114の情報を更新する。ここで、画像データの送受信は、たとえばFTP、SMB、WebDAV、SMTPなどのプロトコルを用いたファイル送受信処理でよい。各種設定情報の送信や変更の受信は、たとえばHTTPによる送受信処理でよい。操作I/F117は、操作部118と接続される。
図3は、図2の操作部118の説明図である。図3の操作部118は、タッチパネル300、DataLED307、ErrorLED308、を有する。DataLED307およびErrorLED308は、画像形成装置101の状態をユーザに通知するものである。DataLED307は、電子メールやファイル送信ジョブの実行中に点灯する。ErrorLED308は、画像形成装置101に何らかのエラーが発生した際に点灯する。タッチパネル300は、ユーザに対する操作画面などを表示する表示デバイスに、ユーザがタッチ操作するパネルが重ねて設けられたものである。操作部118は、この他にもたとえば、テンキー、スタートボタンなどの専用キーを有してよい。
そして、図3のタッチパネル300には、操作I/F117により、画像形成装置101の起動直後に表示されるホーム画面が表示されている。ホーム画面の上部には、ユーザがタッチ操作可能な複数の操作ボタンが割り当てられている。複数の操作ボタンは、たとえばよく使う設定ボタン、スキャンボタン301、メニューボタン、アドレス帳ボタン302、申請書Aボタン303、問診票ボタン304、紹介状ボタン305、でよい。また、ホーム画面の下部には、ホームボタン306が常時表示される。ホームボタン306が操作されると、タッチパネル300は、図3のホーム画面を表示する。スキャンボタン301は、原稿を読取部116により読み取って原稿の画像データを生成する処理をCPU111に実行させるためにユーザ操作される規設ボタンである。スキャンボタン301が操作されると、CPU111は、原稿の読取設定、読み取りにより生成した画像データについての後処理設定の画面を操作部118に表示させる。後処理には、たとえば画像データを電子メールに添付して送信する処理、画像データをファイルとして送信する処理、画像データを外部記録装置122にファイルとして記録する処理、などがある。設定画面を表示した後のたとえばスタートボタンの操作により、CPU111は、設定に基づくスキャン処理を実行する。アドレス帳ボタン302は、画像形成装置101のストレージ114に記録されるアドレス帳へ送信先ユーザを登録、変更、または削除するために操作される既設ボタンである。アドレス帳ボタン302が操作されると、CPU111は、ストレージ114に記録されるアドレス帳を読み込んでその表画面を操作部118に表示させる。ユーザは、たとえば既登録の送信先ユーザを選択することにより、選択したユーザの変更または削除を操作する。送信先ユーザの情報には、たとえば送信種別(電子メール送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信)、名称、宛先情報(電子メールアドレス、ホスト名、サーバ情報など)が含まれる。
申請書Aボタン303、問診票ボタン304、紹介状ボタン305は、ユーザが設定したユーザ設定ボタンの一例としてのワンタッチ送信ボタンである。ワンタッチ送信ボタンが操作されると、CPU111は、ワンタッチ送信ボタンに対応する処理を実行する。ワンタッチ送信ボタンの処理内容は、予めユーザによりボタンごとに設定されてストレージ114に記録されている。ユーザは、たとえば予め記録された設定で原稿を読み取り、画像データに対して予め記録されたファイル名を付与し、予め記録された送信先ユーザまたは格納先へ、予め記録された通信方法で送信する。
近年、紙を使用する原稿を、画像データ化することは重要性を増している。原稿を画像データ化すると、紙のまま管理する場合に比べて管理が容易となる。また、大量の画像データの中から、必要なデータを短時間で探し出すことが可能である。特に、画像形成装置101において、画像データごとのファイル名、データの格納先などを自在に設定できるようにすると、このような目的のために画像形成装置101をより良く活用できると考えられる。このために本実施形態の画像形成装置101は、上述したワンタッチ送信ボタンのようなユーザ設定ボタンを設定することができる。ユーザは、予め所定の処理を実行するようにユーザ設定ボタンを設定して登録することにより、その後においてはユーザ設定ボタンを操作するだけで所定の設定および処理のために画像形成装置101を繰り返し使用することができる。しかしながら、たとえば画像形成装置101が複数のユーザにより使用されるような場合、各ユーザがユーザ設定ボタンを設定すると、画像形成装置101には複数のユーザ設定ボタンが記録されることになる。画像形成装置101は、複数のユーザにより設定された複数のユーザ設定ボタンを、各ユーザに対して提供してしまうことになる。各ユーザは、不要なものを含む複数のユーザ設定ボタンの中から、所望のユーザ設定ボタンを探さなければならない。ユーザの業務効率が低下するようになる。このように画像形成装置101では、改善することが求められている。
図4は、画像形成装置101のユーザ設定ボタンとしての、ワンタッチ送信ボタンの管理画面の説明図である。ユーザ設定ボタンは、この他にもたとえばワンタッチコピーボタン、ワンタッチ印刷ボタンなどがある。画像形成装置101は、これらユーザ設定ボタンの種類ごとに、図4と同様のワンタッチボタンの管理画面を備えてよい。図4の管理画面は、画像形成装置101のログインユーザが使用するPC104の不図示のモニタに表示されてよい。PC104は、たとえばブラウザで画像形成装置101にHTTP接続する。画像形成装置101は、HTTP接続しているPC104へ、通信I/F123から、図4の管理画面の表示データを送信する。なお、画像形成装置101のCPU111は、ホーム画面を設定画面に切り替えて、図4と同様の内容に管理画面を操作部118に表示してよい。図4(A)の管理画面、および図4(B)の管理画面は、図4(A)に示すように、アプリケーション名称領域4000、アプリケーション情報領域4001、新規登録ボタン4002、ボタン情報領域4003、を有する。アプリケーション名称領域4000には、ワンタッチ送信スキャンというアプリケーション名称が表示される。ワンタッチ送信スキャンは、予め決められた設定で原稿をスキャンし、予め決められたフォーマットおよびファイル名で画像データを生成し、予め決められた送信先ユーザへ予め決められた手段で送信する機能をいう。アプリケーション情報領域4001には、アプリケーションのバージョンが表示される。ここでは、1.00というバージョン番号が表示されている。新規登録ボタン4002は、新たなワンタッチ送信ボタンを追加登録する際にユーザ操作されるボタンである。新規登録ボタン4002が操作されると、不図示の設定編集画面が表示される。設定編集画面では、OCR領域、送信先フォルダ、送信ファイル名、送信種別などを設定できる。ボタン情報領域4003には、登録済みの複数のワンタッチ送信ボタンの設定情報が、ボタンごとに表示される。
図4(A)では、ボタン名が「申請書A」、「申請書B」、「紹介状」、「問診票」、「申請書C」である5つのワンタッチ送信ボタンが表示されている。ワンタッチ送信ボタンは、ボタン名、送信種別設定、表示設定、権限設定といった設定情報を有する。これらの情報は、画像形成装置101のストレージ114に記録されている。ボタン名は、ホーム画面などにおいて画像形成装置101に表示されるワンタッチ送信ボタンの表示名である。ボタン名は、また、画像データのファイル名として用いられてよい。ボタン名を選択すると設定編集画面が表示される。送信種別設定は、設定編集画面で設定された送信種別が表示される。送信種別には、たとえばEメール送信、ネットワーク105フォルダへのファイル保存、USBメモリへのファイル保存、がある。設定編集画面では、送信種別とともにその送信先ユーザが設定されてよい。表示設定には、ボタン表示の設定状態4004、表示/非表示切替ボタン4005、削除ボタン4006、が表示される。表示/非表示切替ボタン4005が操作されると、ストレージ114に記録されているボタン表示の設定状態4004が、表示と非表示との間でトグル式に切り替えられる。削除ボタン4006が操作されると、ワンタッチ送信ボタンがストレージ114から削除される。「申請書A」「紹介状」「問診票」のワンタッチ送信ボタンは、ボタン表示の設定状態4004が「表示」であるため、タッチパネル300に表示されている。これに対し、「申請書B」「申請書C」のワンタッチ送信ボタンは、ボタン表示の設定状態4004が「非表示」であるため、タッチパネル300にボタンが表示されない。
権限設定には、登録済みの複数のワンタッチ送信ボタンについての設定チェックボックス4008および権限設定変更ボタン4009が、ボタンごとに表示される。設定チェックボックス4008には、ワンタッチ送信ボタンについての権限に基づく表示制御するか否かが設定される。チェックがONの場合、ワンタッチ送信ボタンは、ログインユーザの権限に基づいてホーム画面などへの表示が制御される。チェックがOFFの場合、ワンタッチ送信ボタンは、ログインユーザの権限によらずにホーム画面などへ表示される。図4(A)の管理画面では、設定チェックボックス4008はすべてOFFとなっている。この場合、5つのワンタッチ送信ボタンは、すべてホーム画面などへの表示される。これに対し、図4(B)の管理画面のように、一部の設定チェックボックス4101がONになっている場合、ONになっているワンタッチ送信ボタンは、ログインユーザに応じてホーム画面などへ表示されることになる。
図5は、図4から呼び出される、ワンタッチ送信ボタンの権限設定画面の説明図である。図5(A)の権限設定画面は、図4の「申請書A」のワンタッチ送信ボタンについての権限設定画面である。図4の「申請書A」の権限設定変更ボタン4009が操作されると、表示される。ワンタッチ送信ボタンの権限設定画面には、ログインユーザの権限についての複数の権限設定項目5002〜5006と、権限が無い場合での表示方法の設定項目5007と、が表示される。これらの情報は、OKボタン5000が操作されることにより画像形成装置101へ送信され、ストレージ114に記録される。キャンセルボタン5001が操作されると、情報が反映されることなく削除される。複数の権限設定項目5002〜5006には、認証サーバ102から入手可能な各ユーザの情報と比較可能な情報が設定される。たとえばユーザログオン名5002、ドメイングループ5003、会社5004、部署5005、事業所5006、が設定される。権限設定項目5002〜5006は、空欄の場合は何も設定されていないことを示している。何らかの文字列や値が表示されている場合、ユーザは表示されている設定内容にすべて該当する場合に、権限を満たすことになる。1つでも該当しない設定項目がある場合、権限を満たさないことになる。権限が無い場合での表示方法の設定項目5007は、権限を満たさない場合での当該ボタンの表示方法が設定される。権限が無い場合での表示方法には、たとえばボタンを非表示にする、ボタンをグレーアウトする、ボタン押下時にエラーメッセージを表示する、の3つの選択肢がある。デフォルト値として、「非表示」が設定されてよい。メモリとしてのストレージ114には、ユーザ設定ボタンの情報として、ワンタッチ送信ボタンの情報が、その送信先ユーザの情報とともに記録される。ワンタッチ送信ボタンは、画像形成装置101において生成する画像データを、送信先ユーザを指定した通信により、画像形成装置101と通信可能な外部機器へ送信する処理を規定する。図5(B)の権限設定画面は、図4の「紹介状」のワンタッチ送信ボタンについての権限設定画面である。図4の「紹介状」の権限設定変更ボタン4009が操作されると、表示される。図5(B)の権限設定画面では、複数の権限設定項目5102〜5106には、ドメイングループ5103のみに設定がなされ、その他の設定がなされていない。これに対し、図5(A)の権限設定画面では、複数の権限設定項目5002〜5006のすべてに設定がなされている。
図6は、画像形成装置101へのログイン画面の説明図である。図6のログイン画面は、画像形成装置101のたとえば電源投入後、スリープ状態から復帰した後、使用していたユーザがログアウトした後に、操作部118に表示されてよい。図6(A)のログイン画面には、ユーザログオン名の入力ボックス1001、パスワードの入力ボックス1002、ログインボタン1003、キーボード1004、が表示される。画像形成装置101を使用しようとするユーザは、たとえばキーボード1004を用いて、ユーザログオン名およびパスワードを入力する。入力されたユーザログオン名およびパスワードは、必要に応じて伏せ字にて入力ボックス1001,1002に表示されてよい。その後、ユーザは、ログインボタン1003を操作する。これにより、ユーザは、画像形成装置101にログインできる。なお、ユーザにログイン権限がない場合、あるいは入力情報に誤りがある場合、画像形成装置101の操作部118には、図6(B)に示すようなログイン失敗の通知画面を表示してよい。
図7は、画像形成装置101へのログイン処理のフローチャートである。画像形成装置101の制御部としてのCPU111は、図6(A)のログイン画面に対して情報が入力され始めた後、たとえばログインボタン1003が操作されることにより、図7のログイン処理を実行する。ユーザは図6(A)で示すログイン画面に情報を入力し、ログインボタン1003を操作する。ステップS701において、CPU111は、ログインボタン1003の操作を検出する。CPU111は、通信I/F123を介して認証サーバ102に対して入力されたアカウント情報を送信し、ユーザ認証を依頼する。ステップS702において、CPU111は、ログイン画面に入力されたユーザのユーザログオン名およびパスワードをアカウント情報として取得して、認証サーバ102に対してアカウント情報によるユーザ認証を問い合わせる。通信I/F123は、認証サーバ102へアカウント情報を送信する。認証サーバ102は、受信したアカウント情報と、予め登録されているユーザ情報とを比較し、ログインユーザの一致を判定する。認証サーバ102は、一致または不一致の判定結果を、通信I/F123へ送信する。
図8は、図1の認証サーバ102に予め登録して管理されているユーザ情報の説明図である。図8には、画像形成装置101を使用可能な複数のユーザのユーザ情報が、各行のレコードとして示されている。ユーザ情報には、ユーザのユーザログオン名、ユーザの氏名、所属する事業者、部署、役職、会社とともに、所属するグループの情報が含まれる。ユーザ情報には、この他にも認証のためのパスワードの情報が含まれてよい。所属するグループは、たとえば画像形成装置101にいての利用可能な機能ごとのグループでよい。たとえばグループ「Print Domain Users」に属するユーザは、画像形成装置101のプリント機能を使用できる。グループ「Scan Domain Users」に属するユーザは、画像形成装置101のスキャン機能を使用できる。グループ「Admin Domain Users」に属するユーザは、画像形成装置101のすべての機能を使用できる。認証サーバ102に予め登録して管理されているユーザ情報は、ユーザを認証するための情報として使用される。
図7のステップS703において、CPU111は、認証に成功したか否かを判断する。認証サーバ102から一致の判定結果を取得する場合、CPU111は、認証に成功したと判断し、処理をステップS704へ進める。認証サーバ102から不一致の判定結果を取得する場合、CPU111は、認証に失敗したと判断し、処理をステップS706へ進める。ステップS704において、CPU111は、認証サーバ102から、認証に成功したログインユーザの情報を取得する。CPU111は、認証サーバ102から、たとえば図8のユーザログオン名「yamadatarou」について、「事業所:下丸子」「会社名:キヤノン」「部署:○○事業部△△部□□第2課」の情報を取得する。また、CPU111は、さらに「Print Domain UserScan Domain Users」の情報を取得する。取得した情報は、RAM113またはストレージ114に記録されてよい。ステップS705において、CPU111は、ホーム画面を操作部118に表示する。その後、CPU111は、図7の処理を終了する。ステップS706において、CPU111は、図6(B)のログイン失敗画面を操作部118に表示する。その後、CPU111は、図7の処理を終了する。
図9は、ホーム画面へのワンタッチ送信ボタンの表示処理のフローチャートである。CPU111は、操作部118にホーム画面を表示する場合、図9の処理をボタンごとに実行して、登録されているワンタッチ送信ボタンについてのホーム画面への表示を制御する。ステップS801において、CPU111は、処理にかかるワンタッチ送信ボタンの設定情報をストレージ114から取得し、権限チェックボックス4101がONであるか否かを判断する。権限チェックボックス4101がONである場合、CPU111は、処理をステップS802へ進める。権限チェックボックス4101がOFFである場合、CPU111は、処理をステップS805へ進める。ステップS802において、CPU111は、図5(A)(B)で示すようなボタンの権限設定と、認証通信デバイスおよび権限取得手段としての通信I/F123が図7のステップS704で取得したログインユーザの情報とを比較して確認する。ステップS803において、CPU111は、ユーザ権限判断手段として、ログインユーザの権限を判断する。CPU111は、取得したログインユーザの情報が、ボタンの権限設定を満たすか否かを判断する。権限を満たす場合、CPU111は、処理をステップS805へ進める。権限を満たさない場合、CPU111は、処理をステップS804へ進める。ステップS804において、CPU111は、ボタンに設定されている権限がない場合の表示方法にしたがって、ボタンの表示処理を行う。たとえば「非表示」設定の場合、ボタンを表示しない。「グレーアウト」設定の場合、ボタンをグレーアウト表示し、押下不可とする。「押下時にエラー表示」設定の場合、押下操作に応じてエラーメッセージを表示するボタンとして表示する。その後、CPU111は、本処理を終了する。ステップS805において、CPU111は、処理にかかるワンタッチ送信ボタンを、操作可能なボタンとしてホーム画面に表示する。
このようにCPU111は、登録されている複数のワンタッチ送信ボタンについて、ボタンごとの個別の設定に基づいて、操作可能な表示についての制御を実行する。CPU111は、グループ「Scan Domain Users」を有するログインユーザに対しては、ホーム画面にワンタッチ送信ボタンを表示する。CPU111は、グループ「Admin Domain Users」を有するログインユーザに対しては、ホーム画面にワンタッチ送信ボタンを表示する。CPU111は、グループ「Print Domain UserScan」のみを有するログインユーザに対しては、ホーム画面にワンタッチ送信ボタンを表示しない。
図10は、図9の処理後のホーム画面の説明図である。図10(A)のホーム画面は、図4(A)に示すように権限チェックがすべてOFFとなっている場合での図9の処理後のものである。この場合、ホーム画面には、予め登録されている「申請書A」ワンタッチ送信ボタンと、「紹介状」ワンタッチ送信ボタンと、「問診票」ワンタッチ送信ボタンと、が表示される。これに対し、図10(A)のホーム画面は、図4(B)に示すように一部の権限チェックがONとなっている場合での図9の処理後のものである。図4(B)の場合、「申請書A」「紹介状」の権限チェックがONである。「申請書A」については、図5(A)の権限設定がなされている。「紹介状」については、図5(B)の権限設定がなされている。そして、ログオンユーザが図8の「satoichirou」であるとする。この場合、「申請書A」については、「会社」と「事業所」は一致するものの、ユーザログオン名、ドメイングループ、部署が「satoichirou」の情報と不一致となる。よって、CPU111は、ステップS803の判断において権限を満たさないと判断し、「申請書A」のワンタッチ送信ボタンを、ホーム画面に「非表示」とする。「紹介状」については、ドメイングループが「satoichirou」の情報と一致する。それ以外の権限の項目は設定がない。よって、CPU111は、ステップS803の判断において権限を満たすと判断し、「紹介状」のワンタッチ送信ボタンを、ホーム画面に表示する。その結果、ホーム画面には、権限チェックがOFFの「問診票」ワンタッチ送信ボタンと、権限を満たす「紹介状」のワンタッチ送信ボタンとが表示されることになる。
以上のように、本実施形態では、ユーザ設定ボタンとしてのワンタッチ送信ボタンごとに権限を設定する。そして、ユーザ設定ボタンを表示する前に、ユーザ設定ボタンの権限に基づいて、ログインして操作するログインユーザの権限の有無を判断し、その判断結果に応じてユーザ設定ボタンについての操作部118への表示を制御する。具体的には、ユーザ権限がある場合には、ユーザ設定ボタンを表示デバイスに操作可能に表示する。ユーザ権限がない場合には、ユーザ設定ボタンを操作部118に表示しない。または、操作可能な他のユーザ設定ボタンとは異なる操作不能のグレーアウトの状態に表示する。または、操作に応じてエラー表示をする。これにより、ログインユーザが、権限のないユーザ設定ボタンを操作し、それに基づいて画像データが送信または保存されてしまうことを防止できる。ユーザの誤操作を抑制できる。
しかも、本実施形態では、画像形成装置101を使用する場合にはログイン画面を表示し、ログイン画面からログインするユーザの認証情報を認証サーバ102から取得する。このため、ログイン後には、取得したログインユーザの情報と、ストレージ114に記録されているユーザ設定ボタンごとの権限とを、ユーザ設定ボタンごとに比較する。そして、ストレージ114に登録されている複数のユーザ設定ボタンの中から、ログインユーザが権限を有する複数のユーザ設定ボタンを選択できる。その結果、ログイン後にホーム画面を表示する際には、ログインユーザが権限を有する複数のユーザ設定ボタンのみをホーム画面に操作可能に表示することができる。
したがって、本実施形態では、画像形成装置101に複数のユーザ設定ボタンを設定が設定されるとしても、ユーザ設定ボタンごとに紐づけられたユーザの権限により、各ユーザに権限が紐づけられているユーザ設定ボタンのみを表示させることができる。自身に権限が紐づけられていないユーザ設定ボタンは、表示デバイスに表示されない。これにより、ユーザは、たとえばメモリに記録されている複数のユーザ設定ボタンのそれぞれについて個別に有効、無効を設定することなく、自分に必要とされるユーザ設定ボタンのみを、表示デバイスに表示することができる。たとえば画像形成装置101に登録されている複数のユーザ設定ボタンの中の一部である、自分に必要とされるユーザ設定ボタンのみを、表示デバイスに表示することが可能になる。そして、各ユーザは、表示デバイスに表示されているユーザ設定ボタンを操作して、画像形成装置101を使用することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置101を含む画像システム100を説明する。本実施形態では、ワンタッチ送信ボタンを操作した後の処理が、上述した実施形態と異なる。以下の説明では、主に第一実施形態との相違点について説明する。
図11は、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置101での、ワンタッチ送信スキャン処理のフローチャートである。CPU111は、ホーム画面300に操作可能に表示されているワンタッチ送信ボタンが操作されると、図11の処理を実行する。ワンタッチ送信ボタンは、たとえば申請書Aボタン303、問診票ボタン304、紹介状ボタン305である。そして、ここでは申請書Aボタン303、問診票ボタン304、紹介状ボタン305の操作により原稿の画像データのファイルを保存する場合を例として説明する。ステップS1101において、CPU111は、操作部118において操作されたたとえば問診票ボタン304といったワンタッチ送信ボタンについての設定を、ストレージ114から取得する。ステップS1102において、CPU111は、読取部116に原稿がセットされているか否かを判定する。原稿がセットされていない場合、CPU111は、本処理を終了する。原稿がセットされている場合、CPU111は、処理をステップS1103へ進める。ステップS1103において、CPU111は、読取部116を制御し、セットされている原稿を一枚ずつ搬送してその画像を読み取る。読取部116は、読み取った原稿の画像ごとの画像データを生成する。ここで生成される画像データは2値に圧縮された画像データでもよい。ステップS1104において、CPU111は、ステップS1103で生成した画像データから、ステップS1101で取得したファイル形式の設定に基づいて、設定されたファイル名の電子ファイルを生成する。生成された画像データの電子ファイルは、ストレージ114に記録される。ステップS1105において、CPU111は、ステップS1101で取得したワンタッチ送信ボタンについての設定に基づいて、ステップS1103で生成した画像データに対して文字認識処理を実行し、送信先ユーザの文字列を取得する。ステップS1106において、CPU111は、ステップS1105で取得した文字列と、ステップS1101で取得された設定に基づいて、送信先を生成する。たとえば、ステップS1101でファイルサーバ103の設定を取得している場合、CPU111は、ステップS1105において画像データについての文字認識処理によりフォルダパスを取得する。CPU111は、これらを組み合わせて、送信先ユーザの情報を生成する。
ステップS1107において、CPU111は、通信I/F123を介して、ステップS1106で生成した送信先ユーザのフォルダにアクセスするための認証処理を行う。本実施形態では、画像形成装置101にログインしているユーザのアカウント情報と送信先ユーザの情報とを、認証サーバ102へ送信する。認証サーバ102は、送信先ユーザのフォルダについての、ログインユーザのアクセスの可否について認証する。認証サーバ102は、認証結果を画像形成装置101へ応答送信する。通信I/F123は、送信先取得手段として、ワンタッチ送信ボタンによる送信処理を実行する前に、ワンタッチ送信ボタンの操作に基づいて、画像形成装置101と通信可能な外部機器としての認証サーバ102から送信先ユーザへの情報を取得する。CPU111は、送信先認証手段として、ワンタッチ送信ボタンが操作された場合に、取得された送信先ユーザの情報とストレージ114に記録されるワンタッチ送信ボタンについての送信先ユーザの情報とを比較する。CPUは、操作するログインユーザから送信先ユーザへの送信についての認証処理を実行する。ステップS1108において、CPU111は、ステップS1107の認証処理の成否を確認する。認証に成功している場合、CPU111は、処理をステップS1109へ進める。認証に失敗している場合、CPU111は、処理をステップS1111へ進める。ステップS1109において、CPU111は、はステップS1104で生成した画像データのファイルを送信する。CPU111は、たとえばSMBやFTPを用いてファイルサーバ103に画像データのファイルを送信する。ファイルサーバ103は、送信先内のフォルダパスが示すフォルダに、画像データのファイルを記録する。通信I/F123は、画像送信デバイスとして、認証がなされている場合に、所定の処理を実行する。ここでは、通信I/F123は、画像形成装置101において生成された画像データのファイルを、送信先ユーザを指定した通信により、画像形成装置101と通信可能な外部機器としてのファイルサーバ103へ送信する。ステップS1110において、CPU111は、送信終了処理を実行する。CPU111は、送信データなどのRAM113に記録させた、不要となったデータを破棄する。その後、CPU111は、本処理を終了する。
ステップS1111において、CPU111は、後述する図12のフローチャートで示す送信先変更処理を実行する。送信先変更処理の結果は、RAM113に記録されてよい。ステップS1112において、CPU111は、送信先変更処理の結果を確認して、送信先を変更するか否かを判断する。送信先変更処理の結果として処理終了が記録されている場合、CPU111は、処理をステップS1110へ進める。送信先を変更するためのボタン情報が記録されている場合、CPU111は、処理をステップS1113へ進める。ステップS1113において、CPU111は、送信先変更を示すボタンの設定を取得して、ステップS1101で取得していた設定を更新する。その後、CPU111は、処理をステップS1105へ進める。
図12は、図11のステップS1111の送信先変更処理の詳細なフローチャートである。図12の送信先変更処理は、ワンタッチ送信ボタンが操作され、さらにスキャンを実行した後の送信の認証が失敗した後に、CPU111により実行される。ステップS1201において、CPU111は、送信に失敗したボタンと同じ機能を持つボタンであって、本フローチャートでの確認が済んでいないボタンが残っているか否かを判断する。確認が済んでいないボタンが残っている場合、CPU111は、処理をステップS1202へ進める。すべてのボタンの確認が済んでいる場合、CPU111は、処理をステップS1209へ進める。
ステップS1202において、CPU111は、本フローチャートでの確認が済んでいない未確認のボタンを1つを選択する。ステップS1203において、CPU111は、選択したボタンを、ユーザが操作可能か否かを判断する。なお、「ユーザが操作可能」とは、選択されたボタンについてボタン表示の設定状態4004での表示であり、かつ、図9のフローチャートのステップS805において表示するように判断されていることを示す。操作可能である場合、CPU111は、処理をステップS1204へ進める。操作可能でない場合、CPU111は、処理をステップS1208へ進める。ステップS1204において、CPU111は、送信に失敗したボタンと選択したボタンとの間で、送信先が異なるか否かを確認する。送信先が異なる場合、CPU111は、処理をステップS1205へ進める。送信先が同じで異ならない場合、CPU111は、処理をステップS1208へ進める。ステップS1205において、CPU111は、送信に失敗したボタンと選択したボタンとの間で、スキャンに関する設定と送信種別とが同じであるか否かを判断する。これらの設定が同じである場合、CPU111は、処理をステップS1206へ進める。これらの設定が異なる場合、CPU111は、処理をステップS1208へ進める。なお、これらの設定の一部が異なる場合、CPU111は、送信に失敗したボタンについての設定によるスキャン済みの画像データから、選択したボタンによる画像データへの再変換化が可能か否かに基づいて、進行先を選択してもよい。この場合、CPU111は、ステップS1205およびステップS1208の中から、処理の進行先を選択すればよい。ステップS1206において、CPU111は、選択したボタンを変更候補であると判断し、RAM113に記録する。ステップS1207において、CPU111は、送信に失敗したボタンと選択したボタンとの間での、ワンタッチ送信ボタンとしての設定が一致する項目数を確認し、RAM113に記録する。これにより、RAM113には、変更候補のボタンとともに、一致の項目数が記録される。その後、CPU111は、処理をステップS1201へ戻す。ステップS1208において、CPU111は、選択したボタンを変更候補でないと判断し、処理をステップS1201へ戻す。CPU111は、ステップS1202からステップS1207またはステップS1208までの処理を繰り返す。その結果、RAM113には、変更候補の複数のワンタッチ送信ボタンと、ボタンごとの一致の項目数と、が記録される。CPU111は、代替取得手段として、ストレージ114から、操作されたワンタッチ送信ボタン以外のユーザが権限を有する他のワンタッチ送信ボタンを取得し、RAM113に記録する。
ステップS1209において、CPU111は、RAM113に記録している変更候補から、変更候補リスト1301を作成し、送信先変更画面を操作部118に表示する。
図13は、図12のステップS1209の処理により操作部118に表示される送信先変更画面の説明図である。CPU111は、表示制御手段として、図13の送信先変更画面に、送信先ユーザへの送信について認証されないために、送信先ユーザへの送信ができない旨を表示する。図13の送信先変更画面には、送信ができない旨の表示とともに、変更候補リスト1301が表示される。変更候補リスト1301には、RAM113に記録された変更候補の複数のワンタッチ送信ボタンがリスト表示される。複数のワンタッチ送信ボタンは、RAM113に記録された項目の一致数が多いボタンから順番に表示される。送信に失敗したボタンの処理は、ユーザが本当に選択したかったボタンの処理と内容が類似している可能性が高い。このような項目の一致数が多い順にリスト表示することにより、ユーザが本来操作したかったボタンが、リストの先頭に表示され易くなる。送信先変更画面には、送信に失敗したボタンと、送信先以外の設定、たとえばOCR領域の設定などが一致するボタンが表示され易くなる。これに対し、送信先変更画面には、ログインユーザにボタン実行権限がないものは表示されない。また、変更候補リスト1301の先頭には、処理終了ボタンが表示される。これにより、CPU111は、表示制御手段として、認証がなされないために送信先ユーザへの送信できない旨を表示する操作部118に、代替取得される他のワンタッチ送信ボタンを表示する。他のワンタッチ送信ボタンは、データ送信を終了させる処理終了ボタンとともにリスト化されて、択一選択操作可能に表示される。また、CPU111は、表示制御手段として、複数の他のワンタッチ送信ボタンが代替候補として取得される場合、送信できなかったワンタッチ操作ボタンとの間で設定項目の一致が多いものから順番となるリストに、複数の他のワンタッチ送信ボタンを表示する。
図12のステップS1210において、CPU111は、ユーザが図13のOKボタン1302を操作することに基づいて、変更候補リスト1301においてどのボタンが選択されているかを判断する。処理終了ボタンが選択されている場合、CPU111は、処理をステップS1211へ進める。処理終了ボタン以外のボタンが選択されている場合、CPU111は、処理をステップS1212へ進める。ステップS1211において、CPU111は、送信先変更処理の結果として、RAM113にユーザが処理終了を選んだことを記録する。その後、CPU111は、処理をステップS1213へ進める。ステップS1212において、CPU111は、送信先変更処理の結果として、ユーザが選択した変更候補が示すボタンを、RAM113に送信先変更ボタンとして記録する。ステップS1213において、CPU111は、ステップS1211またはステップS1212でRAM113に記録した情報以外の、本フローチャートでRAM113に記録した変更候補に関わる情報を破棄する。そして本処理を終了する。この図12の送信先変更処理が完了すると、CPU111は、図11のステップS1112の処理を実行する。送信先変更ボタンがRAM113に記録されている場合、CPU111は、図11のステップS1113の処理により送信先変更ボタンの設定を取得する。また、CPU111は、ステップS1105以降の処理により、送信先変更ボタンに設定されている送信先ユーザへの画像データのファイルの送信処理を実行する。
以上のように、本実施形態では、有効なユーザ設定ボタンの操作に基づく送信処理が失敗した場合、類似の処理のユーザ設定ボタンの操作を提案する。これにより、ログインユーザは、原稿の読み取りからの操作を繰り返すことなく、権限のある正しい送信先ユーザへ向けて原稿の画像データのファイルを送信することができる。
本実施形態では、ストレージ114には、ユーザ設定ボタンとして、画像形成装置101において生成する画像データを、送信先ユーザを指定した通信により、画像形成装置101と通信可能な外部機器へ送信するワンタッチ送信ボタンが記録される。ワンタッチ送信ボタンは、送信先ユーザの情報とともにストレージ114に記録される。そして、ワンタッチ送信ボタンが操作された場合に、操作するログインユーザから送信先ユーザへの送信についての認証処理を実行し、その認証が得られない場合には、その旨を操作部118に表示する。よって、ログインユーザは、たとえば誤ったワンタッチ送信ボタンを操作したとしても、認証されない送信先ユーザに対して誤って画像データを送信しないようにできるとともに、そのことを知ることができる。
特に、本実施形態では、操作部118に、送信先ユーザへの送信が認証されないために送信先ユーザへの送信できない旨とともに、他のワンタッチ送信ボタンを処理終了ボタンとともにリスト化して、択一選択操作可能に表示する。これにより、送信ができかったログインユーザは、送信できない旨とともに表示される新たな他のワンタッチ送信ボタンを即座に操作して、画像データのファイルを所望の送信先ユーザへ送信することができる。画像データのファイルを送信するための操作を一から再度実施することなく、画像データを所望の正しい送信先ユーザへ送信することができる。
また、本実施形態では、CPU111は、最初のワンタッチ送信ボタンの操作後に、操作部118に、代替取得される他のワンタッチ送信ボタンを、データ送信の処理終了ボタンとともにリスト化して、択一選択操作可能に表示する。CPU111は、最初の操作後に選択されるワンタッチ送信ボタンについての送信先ユーザへの送信を実際に開始する前に、リストを表示する。そして、CPU111は、実際に新たに選択した送信先ユーザへの送信を開始する前に代替の選択操作がされた場合には、その新たに操作に基づいて新たな送信先ユーザへの送信を実行する。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
たとえば上述した実施形態では、送信先ユーザへの送信が認証されない場合に、操作部118に、代替えの他のワンタッチ操作ボタンを表示している。
この他にもたとえば、CPU111は、ワンタッチ操作ボタンが操作された後に、操作部118に、代替えの他のワンタッチ操作ボタンを表示するようにしてもよい。この場合、CPU111は、送信先ユーザへの送信が認証されないために送信先ユーザへの送信できない旨を表示する前に、他のワンタッチ送信ボタンを表示することができる。操作直後に操作ミスに気付いたログインユーザは、直ちに送信先ユーザを修正することができる。
101 画像形成装置
102 認証サーバ
103 ファイルサーバ
104 PC
111 CPU
114 ストレージ
118 操作部
300 ホーム画面
300 タッチパネル
303 申請書Aボタン
304 問診票ボタン
305 紹介状ボタン
1301 変更候補リスト
4009 権限設定変更ボタン
4101 設定チェックボックス
5003 ドメイングループ

Claims (12)

  1. ユーザ設定ボタンをユーザによる操作が可能に表示する表示デバイスと、
    複数の前記ユーザ設定ボタンを権限の情報とともに記録可能なメモリと、
    前記ユーザ設定ボタンを表示する前に、前記ユーザ設定ボタンの権限に基づいて、操作するユーザの権限の有無を判断するユーザ権限判断手段と、
    前記ユーザ権限判断手段による権限の有無の判断結果に応じて、前記ユーザ設定ボタンについての前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御手段と、
    を有する、画像形成装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記ユーザ権限判断手段が権限ありと判断する場合、前記ユーザ設定ボタンを前記表示デバイスに操作可能に表示し、
    前記ユーザ権限判断手段が権限なしと判断する場合、前記ユーザ設定ボタンを前記表示デバイスに表示しない、操作可能な他のユーザ設定ボタンとは異なる状態で表示する、または、操作に応じてエラー表示をするように表示する、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記表示デバイスは、前記画像形成装置を使用するためのログイン画面を表示し、
    前記ユーザ権限判断手段は、前記ログイン画面からログインするログインユーザの権限を、前記ユーザ設定ボタンごとに比較し、ログインユーザが権限を有する前記ユーザ設定ボタンを、前記表示デバイスに操作可能に表示する、
    請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置を使用可能なユーザの権限の情報を記録する認証サーバと通信する認証通信デバイスと、
    前記ログイン画面からログインするログインユーザの情報を用いて、前記認証通信デバイスを用いて前記認証サーバから、ログインユーザの権限の情報を取得する権限取得手段と、を有し、
    前記ユーザ権限判断手段は、前記権限取得手段により取得したログインユーザの権限の情報と、前記メモリに記録される前記ユーザ設定ボタンの権限とを、前記ユーザ設定ボタンごとに比較し、ログインユーザが権限を有する前記ユーザ設定ボタンを、前記表示デバイスに操作可能に表示する、
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記メモリは、前記ユーザ設定ボタンとして、前記画像形成装置において生成する画像データを、送信先ユーザを指定した通信により、前記画像形成装置と通信可能な外部機器へ送信する送信ボタンを、前記送信先ユーザの情報とともに記録し、
    前記送信ボタンが操作された場合に、操作するユーザから送信先ユーザへの送信についての認証処理を実行する送信先認証手段、を有し、
    前記表示制御手段は、前記送信先認証手段により認証されないために送信先ユーザへの送信できない旨を前記表示デバイスに表示する、
    請求項1から4のいずれか一項記載の画像形成装置。
  6. 前記送信ボタンによる送信処理を実行する前に、前記送信ボタンが操作されたことに基づいて、前記画像形成装置と通信可能な外部機器から送信先ユーザへの情報を取得する送信先取得手段、を有し、
    前記送信先認証手段は、前記送信先取得手段により取得された送信先ユーザの情報と、前記メモリに記録される前記送信ボタンについての前記送信先ユーザの情報とを比較して、操作するユーザから送信先ユーザへの送信についての認証処理を実行する、
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記メモリから、操作された送信ボタン以外のユーザが権限を有する他の送信ボタンを取得する代替取得手段、を有し、
    前記表示制御手段は、前記送信先認証手段により認証されないために送信先ユーザへの送信できない旨を表示する前記表示デバイスに、前記代替取得手段により取得される他の送信ボタンを、操作可能に表示する、
    請求項5または6記載の画像形成装置。
  8. 前記代替取得手段は、前記送信先認証手段により認証されなかった送信先ユーザと異なる送信先ユーザに対応づけられている他の送信ボタンを、前記メモリから取得する、
    請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記代替取得手段により複数の他の送信ボタンが取得される場合、送信できなかった操作ボタンとの間で設定項目の一致が多いものから順番に、前記表示デバイスに表示させる、
    請求項7または8記載の画像形成装置。
  10. 前記表示制御手段は、最初の前記送信ボタンの操作の後に、送信先ユーザへの送信を開始する前に、前記表示デバイスに、前記代替取得手段により取得される他の送信ボタンを、操作可能に表示する、
    請求項5から9のいずれか一項記載の画像形成装置。
  11. ユーザ設定ボタンをユーザによる操作が可能に表示する表示デバイスとメモリとを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記メモリに、前記ユーザ設定ボタンを権限の情報とともに記録する工程と、
    前記ユーザ設定ボタンを表示する前に、前記ユーザ設定ボタンの権限に基づいて、操作するユーザの権限の有無を判断するユーザ権限判断工程と、
    前記ユーザ権限判断手段による権限の有無の判断結果に応じて、前記ユーザ設定ボタンについての前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御工程と、
    を有する、画像形成装置の制御方法。
  12. ユーザ設定ボタンをユーザによる操作が可能に表示する表示デバイスとメモリとを有する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    前記メモリに、前記ユーザ設定ボタンを権限の情報とともに記録する工程と、
    前記ユーザ設定ボタンを表示する前に、前記ユーザ設定ボタンの権限に基づいて、操作するユーザの権限の有無を判断するユーザ権限判断工程と、
    前記ユーザ権限判断手段による権限の有無の判断結果に応じて、前記ユーザ設定ボタンについての前記表示デバイスへの表示を制御する表示制御工程と、
    を有する、プログラム。

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