JP2021045254A - コイルアセンブリおよびコイルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】組立性の良好なコイルアセンブリおよびコイルユニットを提供する。【解決手段】コイル、絶縁性の巻枠、および巻枠に固着された2つの端子を備えたコイルユニットと、コネクタと、コイルユニットとコネクタとを接続する信号線と、を備えたコイルアセンブリであって、端子は、棒状の導電部材で形成されており、かつ、一方の第1端部にはコイルが接続され、他方の第2端部には信号線が接続されており、さらに、端子は、第2端部の信号線が接続される接続面に第1端部が近づく方向に、かつ、接続面側から端子を平面視した場合に、第1端部および第2端部が重ならない状態で折り曲げられた形状である。【選択図】図16

Description

本開示は、コイルアセンブリおよびコイルユニットに関する。
大腸などの下部消化管を観察するための内視鏡が知られている。下部消化管は、比較的直線的に伸びる食道などの上部消化管と異なり、複雑に湾曲している。そのため、患者などの被検体内である下部消化管内に挿入された内視鏡は、内視鏡の挿入部も複雑に湾曲する。このような被検体内に挿入される内視鏡の挿入部の形状を把握するために、被検体内の内視鏡の挿入部の形状を検出する内視鏡システム(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特許文献1に記載の内視鏡システムは、磁気を利用して、被検体内の挿入部の形状を画像化する情報を取得することにより、取得した情報に基づいて挿入部の形状を画像化する機能を備えている。内視鏡の挿入部内には、複数の磁界検出用コイルが間隔を空けて配置されている。内視鏡システムは、被検体の外側に配置された磁界発生用コイルが発生する磁界を、内視鏡の挿入部内に配置された各磁界検出用コイルで検出する。内視鏡の挿入部内に配置された各磁界検出用コイルにより検出された磁界発生用コイルの磁界の強さは、磁界発生用コイルに対する各磁界検出用コイルの位置を表すため、特許文献1に記載の内視鏡システムは、各磁界発生用コイルの磁界の強さの情報を、挿入部の形状を画像化する情報として用いて、挿入部の形状を示す画像を生成する。そして、生成された画像をモニタに表示し、術者(医師)などのユーザに提示する。
なお、特許文献1に記載の内視鏡システムとは逆に、内視鏡の挿入部内に配置された各磁界発生用コイルが発生する磁界を、被検体の外側に配置された磁界検出用コイルで検出することにより、被検体内の挿入部の形状を画像化する情報を取得する内視鏡システム(例えば、特許文献2参照)も知られている。
WO2017/217162号公報 特許第3450526号公報
上記のような内視鏡システムにおいては、被検体内挿入時の内視鏡の挿入部の形状を検出するため、例えば内視鏡の挿入部内の複数の位置に磁界発生用または磁界検出用のコイルを配置する必要がある。その場合には、複数のコイルを備えたコイルアセンブリを形成し、このコイルアセンブリが内視鏡内に組み込まれる。コイルアセンブリは、複数のコイルと、コイルを外部回路と接続するためのコネクタとを備えている。コイルは、絶縁性の巻枠、および巻枠に固着されコイルの両端と各々導通する2つの端子などと一体化されたコイルユニットの形で、コイルアセンブリに組み込まれる。コイルユニットの端子とコネクタとは、信号線により接続されている。
内視鏡は、被検者の負担を軽減するために細径であることが求められているため、内視鏡内に配置されるコイルアセンブリについても細径であることが求められている。コイルアセンブリが備えるコイルユニットの直径は数mm程度と微細であり、このような微細なコイルユニットの端子に信号線を接続しなくてはならないため、コイルアセンブリは組立性が良好であることが求められている。
本開示の技術は、組立性の良好なコイルアセンブリおよびコイルユニットを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るコイルアセンブリは、コイル、コイルの少なくとも一端に設けられた絶縁性の巻枠、および巻枠に固着されコイルの両端と各々導通する2つの端子を備えたコイルユニットと、コイルユニットを外部回路と接続するためのコネクタと、コイルユニットとコネクタとを接続する信号線と、を備えたコイルアセンブリであって、端子は、棒状の導電部材で形成されており、かつ、一方の第1端部にはコイルが接続され、他方の第2端部には信号線が接続されており、さらに、端子は、第2端部の信号線が接続される接続面に第1端部が近づく方向に、かつ、接続面側から端子を平面視した場合に、第1端部および第2端部が重ならない状態で折り曲げられた形状である。
上記態様のコイルアセンブリにおいては、端子は、第1端部側の第1端面から、第1端面に最も近い折り曲げ部までの第1の長さと、第2端部側の第2端面から、第2端面に最も近い折り曲げ部までの第2の長さとが異なる態様で折り曲げられた形状とすることが好ましい。
また、上記態様のコイルアセンブリにおいては、2つの端子は、同一の巻枠に、巻枠の軸方向から見て並列に埋め込まれ、2つの端子に接続されたそれぞれの信号線は、巻枠から露出した2つの端子のそれぞれの第2端部において、同じ方向を向いた面に接続されていることが好ましい。
また、上記態様のコイルアセンブリにおいては、2つの端子の両端部は、コイルユニットを正面視した場合において、巻枠の外縁内に収まっていることが好ましい。
また、上記態様のコイルアセンブリにおいては、コネクタを備えた基板を備え、コネクタと信号線とは基板を介して接続され、複数の信号線の少なくとも基板に接続される端部側の一部を束にする結束部材であって、束にされた部分を基板に固定する結束部材を備えることが好ましい。
また、上記態様のコイルアセンブリにおいては、結束部材は、ケーブルクランプであり、ケーブルクランプは、複数の信号線が挿通される円環部と、円環部から延設し、基板に接合される平板状の接合部とを備え、基板を側面視した場合において、接合部の一端から接合部の厚み方向に円環部が突出しており、基板に接合される接合部の接合面は、円環部が突出する側の面であることが好ましい。
また、上記態様のコイルアセンブリにおいては、基板は、ケーブルクランプが接合された端部において、信号線が接続される面側の端縁が面取りされていることが好ましい。
本開示の一態様に係るコイルユニットは、コイル、コイルの少なくとも一端に設けられた絶縁性の巻枠、および巻枠に固着されコイルの両端と各々導通し、かつ外部回路と接続するための信号線と接続される2つの端子を備えたコイルユニットであって、端子は、棒状の導電部材で形成されており、かつ、一方の第1端部にはコイルが接続され、他方の第2端部には信号線が接続されており、さらに、端子は、第2端部の信号線が接続される接続面に第1端部が近づく方向に、かつ、接続面側から端子を平面視した場合に、第1端部および第2端部が重ならない状態で折り曲げられた形状である。
上記態様のコイルユニットにおいては、端子は、第1端部側の第1端面から、第1端面に最も近い折り曲げ部までの第1の長さと、第2端部側の第2端面から、第2端面に最も近い折り曲げ部までの第2の長さとが異なる態様で折り曲げられた形状とすることが好ましい。
また、上記態様のコイルユニットにおいては、2つの端子は、同一の巻枠に、巻枠の軸方向から見て並列に埋め込まれ、2つの端子に接続されたそれぞれの信号線は、巻枠から露出した2つの端子のそれぞれの第2端部において、同じ方向を向いた面に接続されていることが好ましい。
また、上記態様のコイルユニットにおいては、2つの端子の両端部は、コイルユニットを正面視した場合において、巻枠の外縁内に収まっていることが好ましい。
本開示の技術によれば、組立性の良好なコイルアセンブリおよびコイルユニットを提供することができる。
内視鏡システムを用いた内視鏡検査の様子を示す説明図である。 内視鏡システムの全体構成を示す概略図である。 内視鏡の構成図である。 複数の発生コイルが発生する磁界を、複数の検出コイルが検出する様子を示す説明図である。 磁界測定部の機能ブロック図である。 磁界測定データの一例を示す説明図である。 ナビゲーション装置による各検出コイルの位置検出処理を説明するための説明図である。 挿入部の形状検出処理の一例を示す説明図である。 コイルアセンブリの外観図である。 コイルアセンブリの熱収縮チューブを断面図で示した内部構成図である。 基板を表側から観たときの外観図である。 基板を裏側から観たときの外観図である。 基板の側面図である。 検出コイルと基板との配線状態を示す図である。 コイルユニットの外観図である。 コイルユニットの側面図である。 コイルユニットの分解斜視図である。 コイルユニットの正面図である。 端子の側面図である。 コイルユニットに信号線を接続する様子を示す説明図である。 端子の側面図である。 端子の側面図である。 端子の側面図である。 端子の側面図である。 端子の側面図である。
[内視鏡システムの全体構成]
図1は、内視鏡システム9を用いた内視鏡検査の様子を示す説明図である。図1に示すように、内視鏡システム9は、内視鏡10と、光源装置11と、ナビゲーション装置12と、磁界発生器13と、プロセッサ装置14と、モニタ15と、を備える。内視鏡システム9は、患者などの被検者Hの体内の内視鏡検査に用いられる。被検者Hは、被検体の一例である。この内視鏡10は、例えば、大腸などの消化管内に挿入される内視鏡であり、可撓性を有する軟性内視鏡である。内視鏡10は、消化管内に挿入される挿入部17と、挿入部17の基端側に連設され且つ術者が把持して各種操作を行う操作部18と、操作部18に連設されたユニバーサルコード19と、を有する。内視鏡10は、本開示の技術に係るコイルアセンブリ60が組み込まれた内視鏡の一例である。
内視鏡検査は、例えば、被検者Hを寝台16の天面16Aに寝かせた状態で行う。大腸検査の場合は、医師である術者OPによって、内視鏡10の挿入部17が肛門から消化管内に挿入される。光源装置11は、観察部位である大腸内を照明する照明光を内視鏡10に供給する。プロセッサ装置14は、内視鏡10で取得された画像信号に基づいて、モニタ15に観察画像41を表示させる。術者OPは、観察画像41を確認しながら内視鏡検査を進める。モニタ15に表示される観察画像41は、基本的には動画であるが、観察画像41として、必要に応じて静止画を表示することも可能である。
また、内視鏡システム9は、術者OPが行う内視鏡10の挿入操作などの手技をナビゲーションするナビゲーション機能を備えている。ここで、ナビゲーションとは、被検者Hの体内での内視鏡10の挿入部17の位置および形状を含む挿入状態を、術者OPに対して提示することにより、術者OPの内視鏡10の手技を支援することをいう。ナビゲーション機能は、磁界MFを利用して挿入部17の挿入状態を検出して、検出した挿入状態を提示する。
ナビゲーション機能は、ナビゲーション装置12と、磁界発生器13と、後述する内視鏡10内の磁界測定装置とによって実現される。磁界発生器13は、磁界MFを発生する。磁界発生器13は、例えば、スタンドに取り付けられており、被検者Hが横たわる寝台16の傍らに配置される。また、磁界発生器13は、発生する磁界MFが被検者Hの体内に届く範囲内に配置される。
内視鏡10内の磁界測定装置は、磁界発生器13が発生する磁界MFを検出し、検出した磁界MFの強さを測定する。ナビゲーション装置12は、磁界測定装置による磁界測定結果に基づいて、磁界発生器13と挿入部17との相対的な位置を導出することにより、挿入部17の挿入状態を検出し、検出した挿入状態を表す形状表示画像42を生成する。
プロセッサ装置14は、ナビゲーション装置12により生成された形状表示画像42を、モニタ15に表示させる。術者OPは、観察画像41とともに、形状表示画像42を確認しながら内視鏡検査を進める。モニタ15に表示される形状表示画像42は、基本的には動画であるが、形状表示画像42として、必要に応じて静止画を表示することも可能である。
モニタ15は、観察画像41と形状表示画像42とを表示する。なお、観察画像41と形状表示画像42とを表示するモニタ15がそれぞれ別に設けられていてもよい。
図2に示すように、挿入部17は、細径でかつ長尺の管状部分であり、基端側から先端側に向けて順に、軟性部21と、湾曲部22と、先端部23とが連接されて構成される。軟性部21は、可撓性を有する。湾曲部22は、操作部18の操作により湾曲可能な部位である。先端部23には、撮像装置48(図3参照)などが配置される。
挿入部17内には、ライトガイド33と、信号ケーブル32と、操作ワイヤ(図示せず)と、処置具挿通用の管路(図示せず)とが設けられている。ライトガイド33は、ユニバーサルコード19から延設され、光源装置11から供給される照明光を、先端部23の照明窓46(図3参照)に導光する。信号ケーブル32は、撮像装置48(図3参照)からの画像信号および撮像装置48を制御する制御信号の通信に加えて、撮像装置48に対する電力供給に用いられる。信号ケーブル32も、ライトガイド33と同様に、ユニバーサルコード19から延設され、先端部23まで配設されている。
操作ワイヤは、湾曲部22を操作するためのワイヤであり、操作部18から湾曲部22までの間に配設される。処置具挿通用の管路は、鉗子などの処置具(図示せず)を挿通するための管路であり、操作部18から先端部23まで配設される。挿入部17内には、この他、送気送水用の流体チューブ(図示せず)が設けられる。流体チューブは、先端部23に、先端部23の先端面の洗浄用の気体および水を供給する。
また、挿入部17内には、軟性部21から先端部23にかけて複数の検出コイル25が予め設定された間隔で設けられている。各検出コイル25は、磁界MFを検出する磁界検出素子に相当する。各検出コイル25は、それぞれ磁界発生器13から発生した磁界MFの影響を受けることにより、電磁誘導の作用により誘導起電力を生じ、誘導起電力によって誘導電流を発生する。各検出コイル25から発生した誘導電流の値は、各検出コイル25でそれぞれ検出した磁界MFの強さを表し、これが磁界測定結果となる。すなわち、磁界測定結果とは、磁界MFの強さを表す誘導電流の大きさに応じた値をいう。
また、複数の検出コイル25は、これらが一体化されたコイルアセンブリ60の形で、内視鏡10内に配置されている。コイルアセンブリ60は、全体として長尺な形態になっており、複数の検出コイル25を有する主要部分が挿入部17内に配置される。そして、検出コイル25を有さない部分が、後述するようにユニバーサルコード19を通って、コネクタ34まで伸びている。
操作部18には、術者によって操作される各種操作部材が設けられている。具体的には、操作部18には、2種類の湾曲操作ノブ27と、送気送水ボタン28と、吸引ボタン29と、が設けられている。2種類の湾曲操作ノブ27は、それぞれが操作ワイヤに連結されており、湾曲部22の左右湾曲操作および上下湾曲操作に用いられる。また、操作部18には、処置具挿通用の管路の入口である処置具導入口31が設けられている。
ユニバーサルコード19は、内視鏡10を光源装置11に接続するための接続コードである。ユニバーサルコード19は、信号ケーブル32と、ライトガイド33と、コイルアセンブリ60と、流体チューブ(不図示)とを内包している。また、ユニバーサルコード19の端部には、光源装置11に接続されるコネクタ34が設けられている。
コネクタ34を光源装置11に接続することで、光源装置11から内視鏡10に対して、内視鏡10の運用に必要な電力と制御信号と照明光と気体と水とが供給される。また、先端部23の撮像装置48(図3参照)により取得される観察部位の画像信号と、各検出コイル25の検出信号に基づく磁界測定結果とが、内視鏡10から光源装置11へ送信される。
コネクタ34は、光源装置11との間で、金属製の信号線などを用いた電気的な有線接続はされず、その代わりに、コネクタ34と光源装置11とは、光通信(非接触型通信)により通信可能に接続される。コネクタ34は、内視鏡10と光源装置11の間でやり取りされる制御信号の送受信と、内視鏡10から光源装置11への画像信号および磁界測定結果の送信と、を光通信により行う。コネクタ34内には、信号ケーブル32と、コイルアセンブリ60の基端側に設けられた基板61とが接続された制御基板50が設けられている。また、制御基板50には、レーザダイオード(Laser Diode:以下、LDという)36が設けられている。
LD36は、内視鏡10から光源装置11への大容量データの送信、具体的には画像信号および磁界測定結果の送信に用いられる。LD36は、元々は電気信号の形態であった、画像信号および磁界測定結果を光信号の形態で、光源装置11に設けられているフォトダイオード(Photodiode:以下、PDという)37に向けて送信する。
なお、図示は省略するが、LD36およびPD37とは別に、コネクタ34および光源装置11の双方には、内視鏡10と光源装置11との間で遣り取りされる小容量の制御信号を光信号化して送受信する光送受信部が設けられている。さらに、コネクタ34には、光源装置11の給電部(不図示)からワイヤレス給電により給電を受ける受電部(不図示)が設けられている。
コネクタ34内のライトガイド33は光源装置11内に挿入される。また、コネクタ34内の流体チューブ(不図示)は光源装置11を介して送気送水装置(不図示)に接続される。これにより、光源装置11および送気送水装置から内視鏡10に対して、照明光と気体および水とがそれぞれ供給される。
光源装置11は、コネクタ34を介して、内視鏡10のライトガイド33へ照明光を供給すると共に、送気送水装置(不図示)から供給された気体および水を内視鏡10の流体チューブ(不図示)へ供給する。また、光源装置11は、LD36から送信される光信号をPD37で受光し、受光した光信号を電気信号である元の画像信号および磁界測定結果に変換した後、ナビゲーション装置12へ出力する。
ナビゲーション装置12は、光源装置11から入力された、観察画像41の画像信号をプロセッサ装置14へ出力する。また、ナビゲーション装置12は、後述の磁界発生器13の駆動を制御すると共に、被検者Hの体内の挿入部17の形状などを検出し、この検出結果に基づいて形状表示画像42を生成して、形状表示画像42の画像信号をプロセッサ装置14へ出力する。
プロセッサ装置14は、ナビゲーション装置12から観察画像41の画像信号の入力を受けて、観察画像41(動画像)をモニタ15に表示させる。また、プロセッサ装置14は、ナビゲーション装置12から形状表示画像42の画像信号の入力を受けて、形状表示画像42(動画像)をモニタ15に表示させる。
このように、本例における内視鏡10は、光源装置11と接続する1つのコネクタ34を持つワンコネクタタイプである。
磁界発生器13は、複数の磁界発生素子に相当する複数の発生コイル39を有している。各発生コイル39は、例えば、駆動電流の印加により、直交座標系XYZのXYZ座標軸にそれぞれ対応した方向に交流磁界(交流磁場)を発生するX軸コイルとY軸コイルとZ軸コイルとを含む。各発生コイル39は、同じ周波数の磁界MFを発生する。各発生コイル39は、ナビゲーション装置12の制御の下、詳しくは後述するが、互いに異なるタイミングで磁界MFを発生する。
<内視鏡>
図3は、内視鏡10内に配置される部品の詳細を示す説明図である。図3に示すように、内視鏡10において、挿入部17の先端部23内には、照射レンズ45と、撮像装置48とが設けられている。また、内視鏡10内には、挿入部17からコネクタ34に渡って、ライトガイド33と、複数の検出コイル25を備えたコイルアセンブリ60と、不図示の流体チューブおよび送気送水ノズルとが配設されている。コネクタ34内には、制御基板50が設けられている。
先端部23の先端面には、観察部位に照明光を照明する照明窓46と、照明光が被写体で反射した被写体光が入射する観察窓47と、処置具が突出する処置具出口(図示せず)と、観察窓47に気体および水を噴射することにより、観察窓47を洗浄するための送気送水ノズル(図示せず)とが設けられている。照明窓46および観察窓47のそれぞれは、照射レンズ45および撮像装置48のそれぞれと対応する位置に配置されている。
ライトガイド33は、大口径光ファイバまたはバンドルファイバなどである。ライトガイド33の入射端は、コネクタ34を介して光源装置11内に挿入される。ライトガイド33は、コネクタ34内とユニバーサルコード19内と操作部18内とに挿通されており、挿入部17の先端部23内に設けられた照射レンズ45に、出射端が対向している。これにより、光源装置11からライトガイド33の入射端に供給された照明光は、照射レンズ45から先端部23の先端面に設けられた照明窓46を通して、観察部位に照射される。そして、観察部位で反射した照明光は、観察部位の像光として、先端部23の先端面に設けられた観察窓47を通して撮像装置48の撮像面に入射する。
なお、前述の流体チューブ(不図示)の一端側は、コネクタ34および光源装置11を通して送気送水装置(不図示)に接続されると共に、流体チューブ(不図示)の他端側は、挿入部17内などを通って先端部23の先端面に設けられた送気送水ノズル(不図示)に接続している。これにより、送気送水装置(不図示)から供給された気体または水が、送気送水ノズル(不図示)から先端部23の先端面に噴射されて、照明窓46および観察窓47が洗浄される。
撮像装置48は、集光レンズ53と撮像素子54とを有する。集光レンズ53は、観察窓47から入射した観察部位の像光を集光し、かつ、集光した観察部位の像光を撮像素子54の撮像面に結像させる。撮像素子54は、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型またはCCD(charge coupled device)型の撮像素子である。撮像素子54は、例えば、各画素にR(Red)、G(Green)、B(Blue)のいずれかのマイクロフィルタが割り当てられたカラー撮像素子である。撮像素子54は、観察対象である観察部位を撮像する。より具体的には、撮像素子54は、撮像面に結像した観察部位の像光を撮像(電気信号に変換)して、観察部位の画像信号を制御基板50へ出力する。
制御基板50は、磁界検出回路51および統括制御回路52を備える。磁界検出回路51は、挿入部17内の各検出コイル25に電気的に接続している。磁界検出回路51は、磁界発生器13の発生コイル39から発生した磁界MFに応じた、各検出コイル25のそれぞれの磁界測定結果を含む磁界測定データを、統括制御回路52へ出力する。
統括制御回路52は、CPU(Central Processing Unit)を含む各種の演算回路と、各種のメモリとを含んで構成されており、内視鏡10の各部の動作を統括的に制御する。この統括制御回路52は、不図示のメモリに記憶された制御用のプログラムを実行することで、信号処理部52aと、磁界測定制御部52bと、画像信号出力部52cとして機能する。
磁界検出回路51と、磁界測定制御部52bとを合わせて磁界測定部を構成する。磁界測定部は、検出コイル25が出力する検出信号に基づいて、複数の磁界発生素子に相当する発生コイル39のそれぞれを発生元とする複数の磁界MFを測定することにより、磁界MF毎の磁界測定結果を出力する。磁界測定部と、検出コイル25とを合わせて磁界測定装置を構成する。
信号処理部52aは、撮像素子54から順次出力される画像信号に対して各種信号処理を施す。信号処理としては、例えば、相関二重サンプリング処理、および信号増幅処理などのアナログ信号処理と、アナログ信号処理後にアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D(Analog/Digital)変換処理などが含まれる。信号処理が施された後の画像信号をフレーム画像信号と呼ぶ。信号処理部52aは、フレーム画像信号55を、画像信号出力部52cへ出力する。フレーム画像信号55は、観察部位の動画像データとして使用される。このように、複数のフレーム画像信号55は、撮像素子54が動画撮影を実行することにより取得され、予め設定された時間間隔で出力される画像信号である。
磁界測定制御部52bは、磁界検出回路51を介して各検出コイル25の複数の磁界測定結果を含む磁界測定データ56を取得し、取得した磁界測定データ56を、画像信号出力部52cへ出力する。
画像信号出力部52cは、フレーム画像信号55のフレーム毎に、対応する磁界測定データ56を付加して、内視鏡10の外部に出力する。
[形状表示画像生成処理の流れ]
図4は、複数の発生コイル39が発生する磁界を、複数の検出コイル25が検出する様子を示す説明図である。図4に示すように、各検出コイル25の磁界測定結果は、各発生コイル39が発生する磁界の強さが同じであっても、例えば、磁界MFを発生する各発生コイル39と、各検出コイル25のそれぞれとの間の距離および向きに応じて変化する。例えば、図4に示す第1発生コイル39は、実線で示すように、第1〜第3の各検出コイル25との距離および向きが異なる。そのため、1つの第1発生コイル39が発生する磁界MFについて、第1〜第3の各検出コイル25のそれぞれの磁界測定結果は異なる。第2発生コイル39および第3発生コイル39のそれぞれと、第1〜第3の各検出コイル25との関係も同様である。
また、反対に、第1〜第3の各発生コイル39が発生する磁界MFの強さが同じであっても、各発生コイル39のそれぞれの磁界MFについての1つの第1検出コイル25の磁界測定結果は異なる。ここで、例えば、第1〜第3の各発生コイル39がそれぞれX軸コイル、Y軸コイルおよびZ軸コイルである場合を考える。この場合は、X軸、Y軸およびZ軸の各コイルのそれぞれの磁界MFについての1つの第1検出コイル25の磁界測定結果に基づいて、XYZ座標軸に対応する、第1検出コイル25の三次元座標位置を検出することができる。第2検出コイル25および第3検出コイル25についても同様である。挿入部17に予め設定された間隔で設けられる各検出コイル25の三次元座標位置を検出することができれば、挿入部17の形状を検出することが可能である。
なお、実際には、磁界測定結果に基づいて、各検出コイル25の三次元座標位置に加えて、各検出コイル25の角度も検出される。三次元座標位置と角度の情報に基づいて挿入部17の形状が検出される。以下においては、煩雑化を避けるため、角度については省略して、三次元座標位置のみで説明する。
図5は、磁界測定部の機能ブロック図である。図5に示すように、各検出コイル25は、磁界検出回路51のオペアンプ51aに接続されている。オペアンプ51aは、磁界検出回路51のADコンバータ51bに接続されている。オペアンプ51aは、検出コイル25から出力された信号強度に応じたアナログ信号を出力する。ADコンバータ51bは、オペアンプ51aから入力されたアナログ信号をAD変換したデジタル信号を、磁界測定制御部52bへ出力する。
図6は、磁界測定制御部52bが取得する磁界測定データ56の一例を説明するための説明図である。磁界測定制御部52bは、複数の発生コイル39が発生する複数の磁界MFのそれぞれを、複数の各検出コイル25がそれぞれ検出し、各検出コイル25からそれぞれ出力される複数の磁界測定結果を含む磁界測定データ56を取得する。
図6において、(1)〜(4)は、それぞれ1つの発生コイル39が発生する磁界MFについての、複数の検出コイル25のそれぞれの磁界測定結果を示すデータ列である。例えば、「D11」は第1番目の発生コイル39で発生した磁界MFを第1検出コイル25で検出した磁界測定結果である。「D12」は第1番目の発生コイル39で発生した磁界MFを「第2検出コイル」で検出した磁界測定結果である。同様に、「D42」は第4番目の発生コイル39で発生した磁界MFを第2検出コイル25で検出した磁界測定結果である。「D43」は第4番目の発生コイル39で発生した磁界MFを第3検出コイル25で検出した磁界測定結果である。
磁界測定制御部52bは、磁界発生器13における各発生コイル39のそれぞれの磁界発生タイミングと同期を取りながら、各検出コイル25の磁界測定結果を順番に取得する。磁界測定制御部52bは、例えば、1回の磁界測定期間において、すべての発生コイル39のそれぞれの磁界MFについて、すべての検出コイル25のそれぞれの磁界測定結果を取得する。これにより、磁界測定制御部52bは、1回の磁界測定期間において、各発生コイル39と各検出コイル25とのすべての組み合わせに係る複数の磁界測定結果を含む磁界測定データ56を取得する。
例えば、磁界発生器13内に9個の発生コイル39が設けられており、挿入部17内に17個の検出コイル25が設けられている場合は、各発生コイル39について17個の磁界測定結果が得られる。そのため、磁界測定制御部52bは、1回の磁界測定期間内に、合計で、9×17=153個の磁界測定結果を含む磁界測定データ56を取得する。こうしたすべての組み合わせに係る複数の磁界測定結果を含む磁界測定データ56を、全磁界測定データと呼ぶ。本例においては、特に断りの無い限り、磁界測定データ56には、全磁界測定データが含まれるものとする。
画像信号出力部52cは、フレーム画像信号のフレーム毎に、対応する磁界測定データ56を付加して、光源装置11を介してナビゲーション装置12に出力する(ステップS3)。
図7は、ナビゲーション装置12による各検出コイル25の位置検出処理を説明するための説明図である。図7に示すように、ナビゲーション装置12は、対応関係57を参照して、磁界測定データ56に含まれる複数の磁界測定結果を判別する。対応関係57は、磁界測定データ56に含まれる、各発生コイル39と各検出コイル25との複数の組み合わせに対応する複数の磁界測定結果の格納順序を表す情報である。ナビゲーション装置12は、対応関係57に基づいて、磁界測定データ56に含まれる各磁界測定結果が、各発生コイル39と各検出コイル25とのどの組み合わせに対応するデータであるかを判別する。
具体的には、磁界測定においては、各発生コイル39が磁界MFを発生する発生順序と、1つの発生コイル39の磁界MFについて、各検出コイル25の磁界測定結果の取得順序とが決まっている。各発生コイル39と各検出コイル25の組み合わせに応じた複数の磁界測定結果は、発生順序と取得順序に従って、磁界測定データ56内に格納される。そのため、ナビゲーション装置12は、格納順序を規定した対応関係57を参照することで、磁界測定データ56に含まれる複数の磁界測定結果がどの組み合わせ(「D11」、「D12」、「D13」・・・)に対応するかを判別することができる。
ナビゲーション装置12は、判別した複数の磁界測定結果に基づき、各検出コイル25の位置、具体的には三次元座標位置をコイル位置データ58として検出する。コイル位置データは、磁界発生器13を基準とした相対位置である。図7において、例えば、P1は第1検出コイル25の三次元座標位置(x1,y1,z1)を示す。P2、P3、P4などについても同様である。ナビゲーション装置12は、検出したコイル位置データ58に基づき、被検者Hの体内での挿入部17の形状を検出する。
図8は、ナビゲーション装置12による挿入部17の形状検出処理の一例を説明するための説明図である。図8に示すように、ナビゲーション装置12は、コイル位置データ58が示す各検出コイル25の位置(P1、P2、・・・)に基づき、各位置を曲線で補間する補間処理を行って挿入部17の中心軸Cを導出し、挿入部17の形状を示す挿入部形状データ59を生成する。曲線で補間する補間処理は、例えば、ベジェ曲線補間である。挿入部形状データ59には、挿入部17の先端部23の先端位置PTが含まれる。
ナビゲーション装置12は、挿入部形状データ59に基づいて、形状表示画像42を生成し、生成した形状表示画像42のデータをプロセッサ装置14に出力する。ナビゲーション装置12は、新たな磁界測定データ56が入力される毎に、形状表示画像42を更新し、更新された形状表示画像42のデータをプロセッサ装置14に出力する。
[コイルアッセンブリの構成]
図9は、コイルアセンブリ60の外観図である。図10は、図9の外観図と同じ状態のコイルアセンブリ60の内部構成を示す断面図である。
コイルアセンブリ60は、細径でかつ長尺の管状部品であり、内部に複数の検出コイル25を備えている。検出コイル25は、後述するコイル線81(図17参照)、絶縁性の巻枠83および巻枠84(図15から図17など参照)、および巻枠に固着されコイル線81の両端と各々導通する2つの端子90(図15から図17など参照)と一体化されたコイルユニット80の形で、コイルアセンブリ60に組み込まれている。
コイルアセンブリ60の先端側には、係合部品71を備えている。コイルアセンブリ60の基端側には、基板61を備えている。係合部品71と基板61とは、コイルアセンブリ60のほぼ全長に渡って延びる部品接続線74により接続されている。また、複数のコイルユニット80は、例えば、等間隔で部品接続線74に接続されている。複数のコイルユニット80のそれぞれと基板61とは、コイルユニット80毎に設けられた信号線26により接続されている。なお、図10において、コイルユニット80が検出コイル25として機能することを示すため、コイルユニット80の符号に対して括弧書きで符号25を付している。
係合部品71は、先端側(図9および図10中の左側)から順に、挿入部17の先端部23に固定するための係合部71aと、コイルアセンブリ60を保持するための保持部71bと、部品接続線74に接続する接続部71cとを備える。係合部71aは、挿入部17の先端部23に設けられた係合部24と係合し、コイルアセンブリ60の先端側を、先端部23内に固定させる。
熱収縮チューブ72は、複数のコイルユニット80を覆う被覆部材であり、熱収縮チューブ72の先端側は係合部品71の接続部71cに固定され、熱収縮チューブ72の基端側は、基板61の近くまで延びている。また、コイルアセンブリ60において、熱収縮チューブ72の基端側には、熱収縮チューブ73が設けられている。熱収縮チューブ73は、基板61の大半を覆う被覆部材である。熱収縮チューブ73の先端側は、熱収縮チューブ72の基端側と一部重なっている。熱収縮チューブ73の基端側からは、基板61の一部が露出している。このように、コイルアセンブリ60は、熱収縮チューブ72および73によって、ほぼ全長に渡って覆われている。
図11は、基板61を表側から観たときの外観図である。図12は、基板61を裏側から観たときの外観図である。図13は、基板61の側面図である。なお、基板61において、信号線パッド63を備えた面を、便宜上、表面61aとする。また、基板61において、表面61aと反対側の面を、裏面61bとする。
図11に示すように、基板61の表面61aには、信号線パッド63が設けられている。信号線パッド63は、信号線26を接続するための端子である。図14は、コイルユニット80と基板61との配線状態を示す図である。図14に示すように、コイルユニット80のそれぞれは、2本の信号線26により、基板61と電気的に接続されている。
図12に示すように、基板61の裏面61bには、制御基板50と接続するためのコネクタ64が設けられている。コネクタ64は、信号線26を介して各コイルユニット80と制御基板50とを接続するための端子を備えている。
図13に示すように、基板61は、複数の信号線26の少なくとも基板61に接続される端部側の一部を束にする結束部材であって、束にされた部分を基板61に固定するケーブルクランプ65を備えている。
ケーブルクランプ65は、金属製であり、複数の信号線26が挿通される円環部65aと、円環部65aから延設し、基板61に接合される平板状の接合部65bとを備えている。円環部65aは、接合部65bの一端から接合部65bの厚み方向に突出している。接合部65bの基板61に対する接合面は、円環部65aが突出する側の面である。ケーブルクランプ65の接続部65bは、基板61の裏面61bに固着されている。ケーブルクランプ65が浮遊成分となってノイズ源となるのを避けるため、接続部65bは基板61のグランドに半田接合されている。
係合部品71の接続部71cと、複数のコイルユニット80と、各コイルユニット80に接続された複数の信号線26と、部品接続線74とは、上述したとおり、熱収縮チューブ72により覆われている(図10参照)。図13に示すように、熱収縮チューブ72の基端側は、ケーブルクランプ65の円環部65aに固定されている。円環部65a内を挿通し、かつ、熱収縮チューブ72の基端から延出している信号線26は、基板61の信号線パッド63に半田接合されている。信号線26は、半田接合部分の剥離防止のため、および基板61の表面61aから浮き上がるのを防止するため、表面61aに対して接着剤(不図示)によりポッティングされている。基板61は、ケーブルクランプ65が接合された端部において、信号線26が接続される表面61a側の端縁61cが面取りされている。なお、基板61の厚さ方向における端縁61cの面取りの範囲は、基板61の厚さの半分以上とすることが好ましい。また、端縁61cにおける面取りの形状は、C(Chamfer)面取りまたはR(Radius)面取り等、どのような形状でもよい。
熱収縮チューブ72の基端側の一部と、ケーブルクランプ65と、基板61の一部とは、熱収縮チューブ73により覆われている。熱収縮チューブ73は、基板61の裏面61bに設けられたコネクタ64と重ならない状態で、設けられている。基板61の裏面61bから熱収縮チューブ73の外側までの高さは、基板61の裏面61bからコネクタ64の係合面64aまでの高さよりも低くなるように構成されている。
<コイルユニット>
図15は、コイルユニット80の外観斜視図である。図16は、コイルユニット80の側面図である。図17は、コイルユニット80の分解斜視図である。
図15〜17に示すように、コイルユニット80は、コイル線81と、コイル線81を巻きつけるための芯材82と、芯材82の両端に配設される絶縁性の巻枠83および84と、一方の巻枠83に固着された2つの端子90と、コイル線81を保護する被覆部材であるテープ85と、を備えている。
芯材82は、コイルユニット80の磁気性能を向上させるため、軟磁性材を用いることが好ましい。軟磁性材のなかでも強度を確保できるため、パーマロイなどの金属系軟磁性材が好ましい。
コイル線81は、芯材82の両端に配設された巻枠83と巻枠84との間にコイル状に巻きつけられている。
テープ85は、コイル線81がコイル状に巻かれた後、コイル線81の上から巻きつけられて、コイル線81を保護する被覆部材として機能する。
巻枠83および84は、樹脂製であり、外周の一部に溝83aおよび84aが形成されている。2つの端子90は、同一の巻枠83aに、巻枠83aの軸方向から見て並列に埋め込まれている。
端子90は、一例として断面が矩形の棒状の導電部材で形成される。端子90の一方の第1端部90fにはコイル線81が接続され、他方の第2端部90gには信号線26が接続される。第2端部90gにおいて信号線26が接続される面を接続面90eと呼ぶ。
2つの端子90のそれぞれの第1端部90fおよび第2端部90gは、巻枠83から露出している。2つの端子90に接続されたそれぞれの信号線26は、巻枠83から露出した2つの端子90のそれぞれの第2端部90gにおいて、同じ方向(図15において上方)を向いた接続面90eに接続されている。
また、本例では、2つの端子90は、信号線26の接続面90eが同一平面となる状態で配置されている。また、図18に示すように、2つの端子90の第1端部90fおよび第2端部90gは、コイルユニット80を正面視した場合において、巻枠83の外縁内に収まっている。
さらに、図19に示すように、端子90は、第1端部90fと第2端部90gの間で折り曲げられている。具体的には、端子90は、第2端部90gの接続面90eに第1端部90fが近づく方向に、かつ、接続面90e側から端子90を平面視した場合に、第1端部90fおよび第2端部90gが重ならない状態で折り曲げられた形状である。
本例では、端子90において、第1端部90f側の第1端面90aから第1端面90aに最も近い折り曲げ部90cまでの第1の長さL1と、第2端部90g側の第2端面90bから第2端面90bに最も近い折り曲げ部90dまでの第2の長さL2とが異なる態様で折り曲げられた形状である。具体的には、第2端面90bから折り曲げ部90dまでの第2の長さL2は、第1端面90aから折り曲げ部90cまでの第1の長さL1よりも長い。そのため、接続面90e側、すなわち、図19における上方から平面視した場合、第1端部90fと第2端部90gとは重ならず、第1端部90fよりも下方に位置する第2端部90gの接続面90eの一部が露出することになる。
また、本例では、端子90は、第1端面90aから折り曲げ部90cまでの直線部と、第2端面90bから折り曲げ部90dまでの直線部とのなす角度(第1端部90fと第2端部90gとの広がり角度)が、鋭角になるように形成されている。
また、端子90において「折り曲げられた形状」とは、あくまでも完成品の形状を意味するもので、製造方法を限定するものではない。従って、端子90は、棒状の導電部材の一部を折り曲げる折り曲げ工程を経て製造されてもよいし、折り曲げ工程を経ることなく製造されてもよい。例えば、端子90は、導電部材を金型成形または切削成形などにより、折り曲げられた形状に成形することにより、製造されてもよい。なお、図19においては1つの端子90を示したが、端子90は2つとも同じ形状である。
図15に示すように、コイル線81の両端部は、巻枠83の溝83aを通して、2つの端子90に接続される。信号線26は、2つの端子90の同じ向きの面(接続面90e)に接続されている。巻枠83の先端部は、端子90とコイル線81との接合部分の剥離防止および端子90と信号線26との接合部分の剥離防止のため、接着剤86によりポッティングされている。
[作用効果]
本開示のコイルアセンブリ60においては、以上で説明したように、コイルユニット80の端子90は、第2端部90gの信号線26が接続される接続面90eに第1端部90fが近づく方向に、かつ、接続面26側から端子90を平面視した場合に、第1端部90fおよび第2端部90gが重ならない状態で折り曲げられた形状である。端子90をこのような形状とすることにより、図20に示すように、端子90の第2端部90gにおける信号線26の接続面90eに、信号線26を半田接合する際に、半田ごて100が、端子90におけるコイル線81の接続側の第1端部90fと干渉しなくなる。そのため、組立性の良好なコイルアセンブリ60とすることができる。
また、端子90は、第1端部90f側の第1端面90aから、第1端面90aに最も近い折り曲げ部90cまでの第1の長さL1と、第2端部90g側の第2端面90bから第2端面90bに最も近い折り曲げ部90dまでの第2の長さL2とが異なる態様で折り曲げられた形状である。端子90をこのような形状とすることにより、次のようなメリットがある。すなわち、第1端面90aから折り曲げ部90cまでの直線部と、第2端面90bから折り曲げ部90dまでの直線部とのなす角度(第1端部90fと第2端部90gとの広がり角度)が鋭角になるように、端子90を折り曲げた場合でも、第1端部90fと第2端部90gとが重ならない形状とすることができる。
また、2つの端子90は、巻枠83から両端90aおよび90bが露出した状態で、巻枠83に並列に埋設されている。2つの端子90に接続されたそれぞれの信号線26は、2つの端子90の同じ向きの接続面90eに接続されている。このような態様とすることにより、図20に示すように、2つの端子90のそれぞれの接続面90eに信号線26を半田接合する際に、半田ごて100を同じ向きから接合部に接触させることができる。そのため、組立性の良好なコイルアセンブリ60とすることができる。
また、2つの端子90の両端90aおよび90bは、コイルユニット80を正面視した場合において、巻枠83の外縁内に収まっている。このような態様とすることにより、コイルユニット80の外径が大きくなるのを防ぐことができるため、コイルアセンブリ60の細径化に寄与する。
また、本開示のコイルアセンブリ60においては、コネクタ64を備えた基板61を備え、コネクタ64と信号線26とは基板61を介して接続され、複数の信号線26の少なくとも基板61に接続される端部側の一部を束にする結束部材であって、束にされた部分を基板61に固定する結束部材を備えている。このような態様とすることにより、コネクタ64と信号線26とを直接接続する場合と比較して、接続部分の強度を高めることができる。また、基板61を設けることにより、例えば、コイルユニット80の感度の個体差を補正するための補正情報を格納したメモリなど、他の電子部品を実装することが容易になる。
また、結束部材であるケーブルクランプ65は、複数の信号線26が挿通される円環部65aと、円環部65aから延設し、基板61に接合される平板状の接合部65bとを備えている。円環部65aは、接合部65bの一端から接合部65bの厚み方向に突出している。接合部65bの基板61に対する接合面は、円環部65aが突出する側の面である。このような態様とすることにより、ケーブルクランプ65を含む基板61の厚さを抑えることができる。
また、基板61は、ケーブルクランプ65が接合された端部において、信号線26が接続される表面61a側の端縁61cが面取りされている。このような態様とすることにより、信号線26が基板61の端縁61cに接触しても、信号線26の断線を防止することができる。
[変形例]
上記実施形態は、一例であり、以下に示すように種々の変形が可能である。
例えば、端子90の形状は、図19で示した態様に限らず、図21に示す端子91のように、2か所の折り曲げ部91cおよび91dが形成され、導電部材の第1端部91fにおける第1端面91aから折り曲げ部91cまでの直線部と、導電部材の第2端部91gにおける第2端面91bから折り曲げ部91dまでの直線部とのなす角度が、平行になるように形成してもよい。
また、図22に示す端子92のように、1か所の折り曲げ部92cが形成され、導電部材の第1端部92fにおける第1端面92aから折り曲げ部92cまでの直線部と、導電部材の第2端部92gにおける第2端面92bから折り曲げ部92cまでの直線部とのなす角度が、鋭角になるように形成してもよい。
また、図23に示す端子93のように、1か所の折り曲げ部93cが形成され、導電部材の第1端部93fにおける第1端面93aから折り曲げ部93cまでの直線部と、導電部材の第2端部93gにおける第2端面93bから折り曲げ部93cまでの直線部とのなす角度が、直角になるように形成してもよい。
また、図24に示す端子94のように、1か所の折り曲げ部94cが形成され、導電部材の第1端部94fにおける第1端面94aから折り曲げ部94cまでの直線部と、導電部材の第2端部94gにおける第2端面94bから折り曲げ部94cまでの直線部とのなす角度が、鈍角になるように形成してもよい。
また、図25に示す端子95のように、1か所の湾曲形状の折り曲げ部95cが形成され、導電部材の第1端部95fにおける第1端面95aから折り曲げ部95cまでの直線部と、導電部材の第2端部95gにおける第2端面95bから折り曲げ部95cまでの直線部とのなす角度が、平行になるように形成してもよい。
また、上記実施形態では、端子90を構成する棒状の導電部材として、断面が矩形の導電部材を一例として示したが、導電部材の断面形状は、矩形に限らず、多角形、円形、または楕円形としてもよい。また、棒状の導電部材としては、断面の厚みが薄い平板状で、かつ、細長の導電部材でもよい。すなわち、「棒状の導電部材」とは、第1端部と第2端部を結ぶ長手方向が細長形状の導電部材を意味し、断面形状については種々の形状がありうる。また、端子において信号線が接続される接続面は、完全な平面に限らず、曲率を持った面でもよい。
また、上記実施形態では、巻枠83に対して端子90を埋設した例を説明したが、巻枠83に対する端子90の固着方法は、埋設に限らず、接着でもよい。
また、上記実施形態では、1つの巻枠83に対して2つの端子90を固着した例を説明したが、巻枠83および巻枠84のそれぞれに1つずつ端子90を固着してもよい。
また、上記実施形態では、内視鏡10に磁界測定制御部52bを配置し、コイルアセンブリ60を磁界検出用として用いた例で説明したが、反対に、内視鏡10に磁界発生制御部を配置して、コイルアセンブリ60を磁界発生用として用いてもよい。
以上に示した記載内容および図示内容は、本開示の技術に係る部分についての詳細な説明であり、本開示の技術の一例に過ぎない。例えば、上記の構成、機能、作用、および効果に関する説明は、本開示の技術に係る部分の構成、機能、作用、および効果の一例に関する説明である。よって、本開示の技術の主旨を逸脱しない範囲内において、以上に示した記載内容および図示内容に対して、不要な部分を削除したり、新たな要素を追加したり、置き換えたりしてもよいことはいうまでもない。また、錯綜を回避し、本開示の技術に係る部分の理解を容易にするために、以上に示した記載内容および図示内容では、本開示の技術の実施を可能にする上で特に説明を要しない技術常識などに関する説明は省略されている。
9 内視鏡システム
10 内視鏡
11 光源装置
12 ナビゲーション装置
13 磁界発生器
14 プロセッサ装置
15 モニタ
16 寝台
16A 天面
17 挿入部
18 操作部
19 ユニバーサルコード
21 軟性部
22 湾曲部
23 先端部
24 係合部
25 検出コイル
26 信号線
27 湾曲操作ノブ
28 送気送水ボタン
29 吸引ボタン
31 処置具導入口
32 信号ケーブル
33 ライトガイド
34 コネクタ
39 発生コイル
41 観察画像
42 形状表示画像
45 照射レンズ
46 照明窓
47 観察窓
48 撮像装置
50 制御基板
51 磁界検出回路
51a オペアンプ
51b ADコンバータ
52 統括制御回路
52a 信号処理部
52b 磁界測定制御部
52c 画像信号出力部
53 集光レンズ
54 撮像素子
55 フレーム画像信号
56 磁界測定データ
57 対応関係
58 コイル位置データ
59 挿入部形状データ
60 コイルアセンブリ
61 基板
61a 表面
61b 裏面
62 メモリ
63 信号線パッド
64 コネクタ
64a 係合面
65 ケーブルクランプ
65a 円環部
65b 接続部
71 係合部品
71a 係合部
71b 保持部
71c 接続部
72 熱収縮チューブ
73 熱収縮チューブ
74 部品接続線
80 コイルユニット
81 コイル線
82 芯材
83 巻枠
83a 溝
84 巻枠
84a 溝
85 テープ
86 接着剤
90〜95 端子
90a〜95a第1端面
90b〜95b第2端面
90c〜95c 折り曲げ部
90d〜91d折り曲げ部
90e 接続面
90f〜95f第1端部
90g〜95g第2端部
C 中心軸
H 被検者
MF 磁界
OP 術者
PT 先端位置

Claims (11)

  1. コイル、前記コイルの少なくとも一端に設けられた絶縁性の巻枠、および前記巻枠に固着され前記コイルの両端と各々導通する2つの端子を備えたコイルユニットと、
    前記コイルユニットを外部回路と接続するためのコネクタと、
    前記コイルユニットと前記コネクタとを接続する信号線と、を備えたコイルアセンブリであって、
    前記端子は、棒状の導電部材で形成されており、かつ、一方の第1端部にはコイルが接続され、他方の第2端部には前記信号線が接続されており、
    さらに、前記端子は、前記第2端部の前記信号線が接続される接続面に前記第1端部が近づく方向に、かつ、前記接続面側から前記端子を平面視した場合に、前記第1端部および前記第2端部が重ならない状態で折り曲げられた形状である
    コイルアセンブリ。
  2. 前記端子は、前記第1端部側の第1端面から、前記第1端面に最も近い折り曲げ部までの第1の長さと、前記第2端部側の第2端面から、前記第2端面に最も近い折り曲げ部までの第2の長さとが異なる態様で折り曲げられた形状である
    請求項1に記載のコイルアセンブリ。
  3. 前記2つの端子は、同一の前記巻枠に、前記巻枠の軸方向から見て並列に埋め込まれ、
    前記2つの端子に接続されたそれぞれの前記信号線は、前記巻枠から露出した前記2つの端子のそれぞれの前記第2端部において、同じ方向を向いた面に接続されている
    請求項1または2に記載のコイルアセンブリ。
  4. 前記2つの端子の両端部は、前記コイルユニットを正面視した場合において、前記巻枠の外縁内に収まっている
    請求項1から3のいずれか1項に記載のコイルアセンブリ。
  5. 前記コネクタを備えた基板を備え、
    前記コネクタと前記信号線とは前記基板を介して接続され、
    複数の前記信号線の少なくとも前記基板に接続される端部側の一部を束にする結束部材であって、前記束にされた部分を前記基板に固定する結束部材を備える
    請求項1から4のいずれか1項に記載のコイルアセンブリ。
  6. 前記結束部材は、ケーブルクランプであり、
    前記ケーブルクランプは、複数の前記信号線が挿通される円環部と、前記円環部から延設し、前記基板に接合される平板状の接合部とを備え、前記基板を側面視した場合において、前記接合部の一端から前記接合部の厚み方向に前記円環部が突出しており、
    前記基板に接合される前記接合部の接合面は、前記円環部が突出する側の面である
    請求項5に記載のコイルアセンブリ。
  7. 前記基板は、前記ケーブルクランプが接合された端部において、前記信号線が接続される面側の端縁が面取りされている
    請求項6に記載のコイルアセンブリ。
  8. コイル、前記コイルの少なくとも一端に設けられた絶縁性の巻枠、および前記巻枠に固着され前記コイルの両端と各々導通し、かつ外部回路と接続するための信号線と接続される2つの端子を備えたコイルユニットであって、
    前記端子は、棒状の導電部材で形成されており、かつ、一方の第1端部にはコイルが接続され、他方の第2端部には前記信号線が接続されており、
    さらに、前記端子は、前記第2端部の前記信号線が接続される接続面に前記第1端部が近づく方向に、かつ、前記接続面側から前記端子を平面視した場合に、前記第1端部および前記第2端部が重ならない状態で折り曲げられた形状である
    コイルユニット。
  9. 前記端子は、前記第1端部側の第1端面から、前記第1端面に最も近い折り曲げ部までの第1の長さと、前記第2端部側の第2端面から、前記第2端面に最も近い折り曲げ部までの第2の長さとが異なる態様で折り曲げられた形状である
    請求項8に記載のコイルユニット。
  10. 前記2つの端子は、同一の前記巻枠に、前記巻枠の軸方向から見て並列に埋め込まれ、
    前記2つの端子に接続されたそれぞれの前記信号線は、前記巻枠から露出した前記2つの端子のそれぞれの前記第2端部において、同じ方向を向いた面に接続されている
    請求項8または9に記載のコイルユニット。
  11. 前記2つの端子の両端部は、前記コイルユニットを正面視した場合において、前記巻枠の外縁内に収まっている
    請求項8から10のいずれか1項に記載のコイルユニット。
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