JP2021044888A - 充電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部のサイズを大きくした場合であっても、ハウジングの内部のレイアウトの自由度を確保する充電器を提供する。【解決手段】電池パックを充電する充電器2は、ハウジング10と、ハウジングの内部に収容された回路基板と、ハウジングの内部に収容された発光素子と、ハウジングに設けられた表示部30と、発光素子から表示部までの光路を囲う遮光筒を備える。遮光筒が、表示部から発光素子に向かうにつれて狭まる形状を有する。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、充電器に関する。
特許文献1には、電池パックを充電する充電器が開示されている。前記充電器は、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容された回路基板と、前記ハウジングの内部に収容された発光素子と、前記ハウジングに設けられた表示部と、前記発光素子から前記表示部までの光路を囲う遮光筒を備えている。
特開2001−245436号公報
表示部の視認性を向上するためには、表示部の面積を大きくすることが好ましい。しかしながら、表示部の面積を大きくした場合、それだけ遮光筒のサイズが大きくなってしまい、ハウジングの内部のレイアウトの自由度が小さくなってしまう。本明細書では、大きな表示部を有する充電器において、ハウジングの内部のレイアウトの自由度を確保することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する充電器は、電池パックを充電してもよい。前記充電器は、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容された回路基板と、前記ハウジングの内部に収容された発光素子と、前記ハウジングに設けられた表示部と、前記発光素子から前記表示部までの光路を囲う遮光筒を備えていてもよい。前記遮光筒は、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて狭まる形状を有していてもよい。
上記の構成によれば、表示部のサイズを大きくした場合であっても、遮光筒が、表示部から発光素子に向かうにつれて狭まる形状を有しているので、ハウジングの内部のレイアウトの自由度を確保することができる。
実施例に係る充電器2の斜視図である。 実施例に係る充電器2のバッテリ取付部22の近傍の斜視図である。 実施例に係る充電器2のレンズ32を後方右方上方から見た斜視図である。 実施例に係る充電器2のレンズ32を後方右方下方から見た斜視図である。 実施例に係る充電器2のレンズ取付溝20aの近傍の斜視図である。 実施例に係る充電器2の内部の構成を示す斜視図である。 実施例に係る充電器2のLED40,42,44の近傍を左右方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。 実施例に係る充電器2のLED40,42,44の近傍を前後方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。 実施例に係る充電器2の回路基板12のブロック図である。 実施例に係る充電器2を前後方向および左右方向に沿った断面で見た断面図である。 実施例に係る充電器2のトランス80aの近傍を前後方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された充電器を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、充電器は、電池パックを充電してもよい。前記充電器は、ハウジングと、前記ハウジングの内部に収容された回路基板と、前記ハウジングの内部に収容された発光素子と、前記ハウジングに設けられた表示部と、前記発光素子から前記表示部までの光路を囲う遮光筒を備えていてもよい。前記遮光筒は、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて狭まる形状を有していてもよい。
上記の構成によれば、表示部のサイズを大きくした場合であっても、遮光筒が、表示部から発光素子に向かうにつれて狭まる形状を有しているので、ハウジングの内部のレイアウトの自由度を確保することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記充電器は、前記ハウジングの外部から内部へ空気が流入する給気口と、前記ハウジングの内部から外部へ空気が流出する排気口と、前記ハウジングの内部に収容されており、前記給気口から前記排気口に向けて冷却風を流動させる第1送風機を備えていてもよい。前記回路基板に直交する方向を第1方向とし、前記充電器を前記第1方向から平面視した時に前記給気口から前記排気口に向かう方向を第2方向とし、前記第1方向と前記第2方向に直交する方向を第3方向とした時に、前記充電器を前記第1方向から平面視したときに、前記遮光筒は、前記給気口と前記排気口の間に配置されていてもよい。前記遮光筒は、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて前記第3方向の幅が小さくなる形状を有していてもよい。
充電器を第1方向から平面視したときに、遮光筒が給気口と排気口の間に配置されている構成では、給気口から排気口に向かう冷却風が、遮光筒の背後に位置する電子部品に流れにくくなり、遮光筒の背後に位置する電子部品を十分に冷却できなくなってしまう。上記の構成によれば、遮光筒が表示部から発光素子に向かうにつれて第3方向の幅が小さくなる形状を有しているので、遮光筒の背後に冷却風を回り込ませて、遮光筒の背後に位置する電子部品を十分に冷却することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記回路基板は、スイッチング素子を備えていてもよい。前記遮光筒の前記第3方向の一端は、前記スイッチング素子に近接して配置されていてもよい。前記遮光筒の前記第3方向の一端は、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて前記遮光筒の前記第3方向の他端に近づくように、前記第1方向に対して傾斜していてもよい。
充電器で使用されるスイッチング素子は、発熱量が大きく、十分な冷却を必要とする。上記の構成によれば、遮光筒の第3方向の端部のうち、スイッチング素子に近接する側の端部が、第1方向に対して傾斜しているので、スイッチング素子の周りに冷却風が流れやすくすることができる。スイッチング素子を十分に冷却することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記回路基板は、ヒートシンクを備えていてもよい。前記遮光筒の前記第3方向の一端は、前記ヒートシンクに近接して配置されていてもよい。前記遮光筒の前記第3方向の一端は、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて前記遮光筒の前記第3方向の他端に近づくように、前記第1方向に対して傾斜していてもよい。
充電器で使用されるヒートシンクは、回路基板の電子部品からの放熱を促進するために、十分な冷却を必要とする。上記の構成によれば、遮光筒の第3方向の端部のうち、ヒートシンクに近接する側の端部が、第1方向に対して傾斜しているので、ヒートシンクの周りに冷却風が流れやすくすることができる。ヒートシンクを十分に冷却することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記充電器は、前記第1送風機とは別に、前記電池パックを冷却する冷却風を流動させるための第2送風機をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、充電器のハウジングの内部を冷却するための第1送風機と、電池パックを冷却するための第2送風機が別個に設けられているので、充電器と電池パックのそれぞれの状態に応じた冷却動作を実行することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記発光素子は、前記回路基板に搭載されていてもよい。
上記の構成によれば、発光素子を回路基板とは別の基板に搭載する場合に比べて、部品点数を低減することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記発光素子の光軸が、前記回路基板に直交する方向に対して傾斜していてもよい。
発光素子からの光によって表示部を明瞭に点灯するためには、発光素子の光軸上に表示部の中心が位置することが好ましい。上記の構成によれば、回路基板に直交する方向から見た時に、発光素子の位置と、表示部の中心の位置がオフセットしている場合であっても、発光素子の光軸を傾斜させて、発光素子の光軸を表示部の中心に向けることができる。表示部を明瞭に点灯することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記ハウジングは、レンズ取付溝を備えていてもよい。前記表示部は、前記レンズ取付溝に取り付けられたレンズを備えていてもよい。前記レンズの軸は、前記発光素子の前記光軸に対して傾斜していてもよい。
上記の構成によれば、発光素子から入射する光をレンズにおいて逆向きに屈折させて、レンズ全体を均等に点灯させることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記レンズは、前記ハウジングの外面よりも突出する突出部を備えていてもよい。
上記の構成によれば、レンズが点灯したときの視認性を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記表示部は、前記ハウジングの外面に貼付されており、前記レンズと前記ハウジングの隙間を覆うラベルをさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、レンズとハウジングの隙間からハウジングの内部に水が入り込んでしまうことを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記回路基板は、外部電源と電気的に導通する一次側電子部品と、前記外部電源と電気的に絶縁する二次側電子部品を備えていてもよい。前記一次側電子部品は、前記回路基板の第1領域に配置されていてもよい。前記二次側電子部品が、前記回路基板の第2領域に配置されていてもよい。前記充電器を前記回路基板に直交する方向から平面視した時に、前記表示部は、前記第1領域と前記第2領域の両方に重なり合っていてもよい。
上記の構成によれば、充電器を回路基板に直交する方向から見た時に、表示部が、第1領域のみと重なり合う場合や、第2領域のみと重なり合う場合に比べて、表示部をより大きくすることができ、視認性を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記発光素子は、第1色で発光する第1発光素子と、前記第1色とは異なる第2色で発光する第2発光素子を備えていてもよい。
上記の構成によれば、単一の表示部において2色の点灯パターンを実現することができ、1色の点灯パターンのみを実現する場合に比べて、より多くの情報をユーザに提示することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記発光素子は、前記第1色および前記第2色とは異なる第3色で発光する第3発光素子をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、単一の表示部において3色の点灯パターンを実現することができ、1色の点灯パターンや2色の点灯パターンを実現する場合に比べて、より多くの情報をユーザに提示することができる。
(実施例)
図1に示す充電器2は、電池パック4を充電するために使用される。電池パック4は、例えば、ドライバやドリル等の電動工具や、草刈機やブロワ等の電動作業機に取り付けて使用されるスライド式の電池パックである。電池パック4は、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池を内蔵している。充電器2は、電源コード6を介して外部の交流電源(図示せず)から供給される電力を利用して、電池パック4を充電することができる。
充電器2は、ハウジング10と、回路基板12(図6参照)と、第1送風機14(図6参照)と、第2送風機16(図6参照)と、を備えている。回路基板12と、第1送風機14と、第2送風機16は、ハウジング10の内部に収容されている。ハウジング10は、前方が高く後方が低い略台形柱形状を有している。ハウジング10は、ハウジング10の下方の部分の外形形状を規定する下側ハウジング18と、ハウジング10の上方の部分を規定する上側ハウジング20を備えている。上側ハウジング20の上面の左方の部分には、バッテリ取付部22が設けられている。バッテリ取付部22に電池パック4を所定のスライド方向に沿ってスライドさせることで、電池パック4を充電器2に着脱することができる。電池パック4のスライド方向は、上側ハウジング20の上面に対して略平行である。
図2に示すように、バッテリ取付部22には、接続端子24と、端子カバー26と、冷却風通路28が設けられている。接続端子24は、上側ハウジング20の上面から上方に突出するように、上側ハウジング20に保持されている。接続端子24は、電池パック4に充電電力を供給するための充電用端子24aと、電池パック4と信号通信するための通信用端子24bを備えている。充電用端子24aは、プラス端子60(図9参照)と、マイナス端子62(図9参照)を備えている。通信用端子24bは、電源電圧(VCC)端子64(図9参照)、充電許可(ES)端子66(図9参照)、電池パック認識(DT)端子68(図9参照)、通信(TX)端子70(図9参照)を備えている。端子カバー26は、電池パック4のスライド方向に沿って移動可能に上側ハウジング20に保持されている。端子カバー26は、接続端子24を覆う保護位置(図1参照)と、接続端子24を露出させる開放位置(図2参照)の間で移動可能である。端子カバー26は、ハウジング10の内部に収容されたコイルばね(図示せず)によって、開放位置から保護位置に向けて付勢されている。このため、バッテリ取付部22に電池パック4が取り付けられていない状態では、端子カバー26は保護位置にあり、接続端子24を覆っている。電池パック4をバッテリ取付部22に取り付けると、電池パック4に押圧されて端子カバー26が保護位置から開放位置に移動し、電池パック4の接続端子(図示せず)が対応する接続端子24に係合して接続する。冷却風通路28は、電池パック4をバッテリ取付部22に取り付けた時に、電池パック4の冷却風通路(図示せず)と対向する位置に配置されている。このため、充電器2が第2送風機16を駆動して冷却風通路28に冷却風を流すと、電池パック4の冷却風通路を介して電池パック4の内部にも冷却風が流れて、電池パック4が冷却される。
図1に示すように、上側ハウジング20の上面の右方の部分には、表示部30が設けられている。表示部30は、レンズ32と、ラベル34を備えている。レンズ32は、回路基板12に設けられたLED40,42,44(図6参照)からの光によって、点灯する。本実施例では、LED40は緑色に発光し、LED42は青色に発光し、LED44は赤色に発光する。このため、レンズ32は、緑色、青色および赤色のうちの何れか一色で点灯可能である。ラベル34は、上側ハウジング20の外面に貼付されている。ラベル34には、レンズ32の点灯パターンと、充電器2の状態の対応関係が図示されている。充電器2のユーザは、レンズ32の点灯パターンから、充電器2の状態を把握することができる。
本実施例では、回路基板12は、充電器2の状態に応じて、LED40,42,44の動作を制御して、例えば以下のようなレンズ32の点灯パターンを実現する。充電器2に電池パック4が取り付けられていない状態では、レンズ32は、緑色での長時間の点灯と消灯を繰り返す。充電器2に電池パック4が取り付けられており、電池パック4の充電を開始する前の状態では、レンズ32は、青色での長時間の点灯と消灯を繰り返す。電池パック4の充電を実行中の状態では、レンズ32は、青色での短時間の点灯と消灯を繰り返す。電池パック4の充電が実用レベルまで完了した場合、レンズ32は、青色で点灯し続ける。電池パック4の充電がフルレベルまで完了した場合、レンズ32は、緑色で点灯し続ける。電池パック4の充電中であって、第1送風機14や第2送風機16に異常が発生している状態では、レンズ32は、赤色での短時間の点灯および消灯と、青色での短時間の点灯および消灯を、交互に繰り返す。電池パック4の充電中であって、回路基板12に異常が発生していたり、電池パック4との間の通信に異常が発生している状態では、レンズ32は、赤色で点灯し続ける。
図3、図4に示すように、レンズ32は、基部32aと、上側突出部32bと、下側突出部32cを備えている。基部32aは、下面と、下面に対して傾斜した上面と、下面に対して直交する前面を有する、略三角柱形状を有している。基部32aの前面には、上下方向に伸びる窪み32dが形成されている。上側突出部32bは、基部32aの上面から上方に突出している。下側突出部32cは、基部32aの下面から下方に突出している。下側突出部32cには、リブ32eが形成されている。図5に示すように、上側ハウジング20には、レンズ32の基部32aと下側突出部32cが嵌合するレンズ取付溝20aと、レンズ取付溝20aからLED40,42,44まで下方に伸びる遮光筒20bが形成されている。レンズ32をレンズ取付溝20aに取り付けると、リブ32eが押圧されて変形することで、レンズ32がレンズ取付溝20aに対して固定される。レンズ32がレンズ取付溝20aに取り付けられた状態から、窪み32dに指をかけて基部32aを引き出すと、レンズ32がレンズ取付溝20aから取り外される。図1に示すように、ラベル34には、上側突出部32bが貫通可能な形状の開口34aが形成されている。レンズ32をレンズ取付溝20aに取り付けた状態で、ラベル34を上側ハウジング20に貼り付けることで、レンズ32の上側突出部32bが開口34aを貫通して外部に露出した状態で、レンズ32の基部32aがラベル34によって覆われる。このような構成とすることで、レンズ32の基部32aと上側ハウジング20の間の隙間をラベル34によって覆うことができ、レンズ32と上側ハウジング20の隙間からハウジング10の内部に水が入り込んでしまうことを抑制することができる。また、レンズ32が上側ハウジング20よりも外側に突出する上側突出部32bを備えていることで、レンズ32が点灯したときの視認性を向上することができる。
図6に示すように、LED40,42,44は、スペーサ46を介して、回路基板12に搭載されている。図7に示すように、LED40,42,44は、左右方向に関して、上端が下端に対して右側に傾斜する角度で、回路基板12に保持されている。このため、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aは、左右方向に関して、上下方向に対して右側に傾斜している。また、図8に示すように、LED40,42,44は、前後方向に関して、上端が下端に対して傾斜しない角度で、回路基板12に保持されている。このため、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aは、前後方向に関して、上下方向に対して傾斜していない。このように、LED40,42,44を回路基板12に対して左右方向に傾斜した角度で配置することによって、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aをレンズ32の中心に向けることができ、レンズ32が点灯したときの視認性を向上することができる。なお、LED40,42,44を回路基板12に対して傾斜して配置することに応じて、図7に示すように、レンズ32の下側突出部32cは、右側の部分に比べて左側の部分がより下方に突出する形状に形成されている。このため、レンズ32の軸32fは、左右方向に関して、上下方向に対して左側に傾斜している。すなわち、レンズ32の軸32fは、LED40,42,44の光軸とは反対側に傾斜している。このような構成とすることで、LED40,42,44から入射する光を逆向きに屈折させて、レンズ32を左右方向に均等に点灯させることができる。また、遮光筒20bは、LED40,42,44からレンズ32に至る光路の周囲を囲っており、LED40,42,44からの光は、周囲に漏れ出ることがない。このため、LED40,42,44が発光した時に、充電器2の表示部30以外の箇所、例えば下側ハウジング18と上側ハウジング20の隙間から、光が漏れ出ることを抑制することができる。
図6に示すように、第2送風機16は、ハウジング10の内部において、左後方に配置されている。第2送風機16は、上下方向に流れる冷却風を生じさせるように配置されている。第2送風機16の上方には、上側ハウジング20の冷却風通路28(図1参照)が配置されている。また、第2送風機16の後方下方には、下側ハウジング18に形成された空気通路50(図1参照)が配置されている。本実施例では、第2送風機16が駆動すると、冷却風通路28を介してハウジング10の外部から内部に空気が吸引されるとともに、空気通路50を介してハウジング10の内部から外部に空気が排出される。なお、これとは異なり、第2送風機16が駆動すると、空気通路50を介してハウジング10の外部から内部に空気が吸引されるとともに、冷却風通路28を介してハウジング10の内部から外部に空気が排出される構成としてもよい。
図6に示すように、第1送風機14は、ハウジング10の内部において、左右方向の中央近傍の前方に配置されている。第1送風機14は、前後方向に流れる冷却風を生じさせるように配置されている。下側ハウジング18の前下部には、空気通路52が形成されている。また、下側ハウジング18の後下部には、空気通路54が形成されている。本実施例では、第1送風機14が駆動すると、空気通路54を介してハウジング10の外部から内部に空気が吸引されるとともに、空気通路52を介してハウジング10の内部から外部に空気が排出される。なお、これとは異なり、第1送風機14が駆動すると、空気通路52を介してハウジング10の外部から内部に空気が吸引されるとともに、空気通路54を介してハウジング10の内部から外部に空気が排出される構成としてもよい。第1送風機14が駆動することによって、ハウジング10の内部を冷却風が流れて、回路基板12が冷却される。
図9は、回路基板12のブロック図を示している。回路基板12は、一次側と二次側とが絶縁した構成になっている。回路基板12の一次側には、ノイズフィルタ72、整流回路74、PFC(Power Factor Correction)回路76、平滑回路78が設けられている。また、一次側と二次側に跨って、メインコンバータ80、サブコンバータ82、フォトカプラ84,86が設けられている。
ノイズフィルタ72は、回路基板12の動作によって電源コード6にノイズが重畳することを抑制する。整流回路74は、整流ダイオード74a(図10参照)を備えており、電源コード6を通じて外部から供給される交流電力を直流電力に変換する。PFC回路76は、整流回路74で整流された直流電力の力率を改善する。平滑回路78は、PFC回路76で力率が改善された電力を平滑化する。平滑回路78は、メインコンバータ80及びサブコンバータ82に接続されている。メインコンバータ80は、トランス80a(図10参照)と、スイッチング素子80b(図10参照)を備えている。メインコンバータ80は、平滑回路78から入力された直流電力の電圧を、電池パック4の充電に適した電圧に降圧する。サブコンバータ82は、トランス82a(図10参照)と、スイッチング素子82b(図10参照)を備えている。サブコンバータ82は、平滑回路78から入力された直流電力の電圧を、第1送風機14、第2送風機16を駆動させるための電圧(例えば12V)に降圧する。
フォトカプラ84は、定電流制御及び定電圧制御のためのフィードバック用のフォトカプラである。フォトカプラ86は、PFC回路76及びメインコンバータ80の動作を制御するためのフォトカプラである。
回路基板12の二次側には、マイコン90、メインコンバータ80に接続されている整流回路92、平滑回路94、及び、スイッチング素子96が設けられている。整流回路92は、整流ダイオード92a(図10参照)を備えている。スイッチング素子96は、平滑回路94とプラス端子60の間を接続しており、マイコン90によってオン/オフが切り換えられる。マイコン90は、電池パック4を充電する場合に、スイッチング素子96をオンにする。
また、回路基板12の二次側には、CV設定回路98、CV回路100が設けられている。CV設定回路98は、マイコン90から入力される電圧(V−SET)に応じた基準電圧をCV回路100に出力する。CV回路100は、メインコンバータ80から出力される直流電力の電圧を調整するための回路である。CV回路100は、平滑回路94から入力される電圧と、CV設定回路98から入力される基準電圧と、を比較する。そして、CV回路100は、平滑回路94から入力される電圧がCV設定回路98から入力される基準電圧よりも大きい場合に、フォトカプラ84をオンにするための信号を出力する。
また、回路基板12の二次側には、スイッチング素子102が設けられている。スイッチング素子102は、フォトカプラ86とマイコン90の間に設けられている。マイコン90は、スイッチング素子102を制御することによって、PFC回路76及びメインコンバータ80の駆動・停止を制御する。
また、回路基板12の二次側には、サブコンバータ82に接続されている整流回路104、平滑回路106、及び、レギュレータ108が設けられている。整流回路104は、整流ダイオード104a(図10参照)を備えている。サブコンバータ82、整流回路104、平滑回路106によって、電圧12Vの直流電力が生成される。また、レギュレータ108は、平滑回路106から入力される直流電力の電圧を5Vに変換する。従って、サブコンバータ82、整流回路104、平滑回路106、レギュレータ108によって、電圧5Vの直流電力が生成される。
また、回路基板12の二次側には、電流制限回路110が設けられている。電流制限回路110は、第2送風機16、第1送風機14の駆動に利用される12V電源とVCC端子64の間に設けられている。電流制限回路110は、閾値を超える電流が、VCC端子64を介して電池パック4に流れることを防止する。
また、回路基板12の二次側には、シャント抵抗112、アンプ回路114、及び、F/B回路116が設けられている。シャント抵抗112は、アンプ回路114を介して、マイコン90に接続されている。マイコン90は、シャント抵抗112に生じる電圧に基づいて、電池パック4の放電電流を検出する。F/B回路116の入力部は、アンプ回路114及びマイコン90に接続されており、出力部は、フォトカプラ84に接続されている。F/B回路116は、マイコン90から入力される電圧(C−SET)と、アンプ回路114から入力される電圧を比較することで、C−SETに応じた基準電流と、電池パック4への充電電流を比較する。そして、F/B回路116は、電池パック4への充電電流が基準電流よりも大きい場合に、フォトカプラ84をオンにするための信号を出力する。
また、回路基板12の二次側には、LED40,42,44が設けられている。LED40,42,44と、ES端子66、DT端子68、TX端子70は、マイコン90に接続されている。
図10に示すように、回路基板12では、一次側の電子部品が、回路基板12の右方の領域に搭載されており、二次側の電子部品が、回路基板12の左方の領域に搭載されている。また、回路基板12には、ヒートシンク122,124,126が設けられている。ヒートシンク122には、整流回路74の整流ダイオード74aと、サブコンバータ82のスイッチング素子82bが取り付けられている。ヒートシンク124には、メインコンバータ80のスイッチング素子80bが取り付けられている。ヒートシンク126には、整流回路92の整流ダイオード92aと、スイッチング素子96が取り付けられている。
第1送風機14が駆動して、空気通路54から空気通路52に向けて冷却風が流れると、回路基板12の各電子部品が冷却される。この際に、遮光筒20bが空気通路54と空気通路52の間に配置されているので、冷却風は遮光筒20bに衝突した後、左右方向に分岐して流れる。これによって、回路基板12の全体に冷却風を流して、回路基板12の全体を冷却することができる。
仮に、図7に破線で示すように、遮光筒20bが、左右方向の幅が上下方向に均等な形状を有していた場合、空気通路54から空気通路52に向かう冷却風に対して、ヒートシンク124やスイッチング素子80bが遮光筒20bの背後に隠れてしまって、ヒートシンク124やスイッチング素子80bを十分に冷却できなくなってしまう。これに対して、本実施例の充電器2では、遮光筒20bが、上方から下方に向けて左右方向の幅が狭まる形状を有している。具体的には、遮光筒20bは、ヒートシンク124やスイッチング素子80bに近接して配置されている右側の端部が、上方から下方に向かうにつれて左側の端部に近づくように傾斜している。このような構成とすることで、遮光筒20bの右方下方に冷却風が通過可能な空間が確保され、ヒートシンク124やスイッチング素子80bを十分に冷却することができる。
図8に示すように、メインコンバータ80のトランス80aは、接着剤80cによって回路基板12に接着されている。接着剤80cは、トランス80aの左右方向の両端近傍にのみ設けられており、それ以外の箇所では、図11に示すように、トランス80aと回路基板12の間に冷却風が通過可能な空間が確保されている。このような構成とすることで、トランス80aと回路基板12の間に冷却風を流して、トランス80aを十分に冷却することができる。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、充電器2は、電池パック4を充電する。充電器2は、ハウジング10と、ハウジング10の内部に収容された回路基板12と、ハウジング10の内部に収容されたLED40,42,44(発光素子の例)と、ハウジング10に設けられた表示部30と、LED40,42,44から表示部30までの光路を囲う遮光筒20bを備えている。遮光筒20bは、表示部30からLED40,42,44に向かうにつれて狭まる形状を有している。
上記の構成によれば、表示部30のサイズを大きくした場合であっても、遮光筒20bが、表示部30からLED40,42,44に向かうにつれて狭まる形状を有しているので、ハウジング10の内部のレイアウトの自由度を確保することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、充電器2は、ハウジング10の外部から内部へ空気が流入する空気通路54(給気口の例)と、ハウジング10の内部から外部へ空気が流出する空気通路52(排気口の例)と、ハウジング10の内部に収容されており空気通路54から空気通路52に向けて冷却風を流動させる第1送風機14を備えている。回路基板12に直交する方向を上下方向(第1方向の例)とし、充電器2を上方から平面視した時に空気通路54から空気通路52に向かう方向を前後方向(第2方向の例)とし、上下方向と前後方向に直交する方向を左右方向(第3方向の例)とした場合、充電器2を上方から平面視したときに、遮光筒20bは空気通路54と空気通路52の間に配置されている。遮光筒20bは、表示部30からLED40,42,44に向かうにつれて左右方向の幅が小さくなる形状を有している。
充電器2を上方から平面視したときに、遮光筒20bが空気通路54と空気通路52の間に配置されている構成では、空気通路54から空気通路52に向かう冷却風が、遮光筒20bの背後に位置する電子部品に流れにくくなり、遮光筒20bの背後に位置する電子部品を十分に冷却できなくなってしまう。上記の構成によれば、遮光筒20bが表示部30からLED40,42,44に向かうにつれて左右方向の幅が小さくなる形状を有しているので、遮光筒20bの背後に冷却風を回り込ませて、遮光筒20bの背後に位置する電子部品を十分に冷却することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、回路基板12は、スイッチング素子80bを備えている。遮光筒20bの右端(第3方向の一端の例)は、スイッチング素子80bに近接して配置されている。遮光筒20bの右端は、表示部30からLED40,42,44に向かうにつれて遮光筒20bの左端(第3方向の他端の例)に近づくように、上下方向に対して傾斜している。
充電器2で使用されるスイッチング素子80bは、発熱量が大きく、十分な冷却を必要とする。上記の構成によれば、遮光筒20bの左右方向の端部のうち、スイッチング素子80bに近接する側の端部(すなわち右端)が、上下方向に対して傾斜しているので、スイッチング素子80bの周りに冷却風が流れやすくすることができる。スイッチング素子80bを十分に冷却することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、回路基板12は、ヒートシンク124を備えている。遮光筒20bの右端(第3方向の一端の例)は、ヒートシンク124に近接して配置されている。遮光筒20bの右端は、表示部30からLED40,42,44に向かうにつれて遮光筒20bの左端(第3方向の他端の例)に近づくように、上下方向に対して傾斜している。
充電器2で使用されるヒートシンク124は、回路基板12の電子部品からの放熱を促進するために、十分な冷却を必要とする。上記の構成によれば、遮光筒20bの左右方向の端部のうち、ヒートシンク124に近接する側の端部(すなわち右端)が、上下方向に対して傾斜しているので、ヒートシンク124の周りに冷却風が流れやすくすることができる。ヒートシンク124を十分に冷却することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、充電器2は、第1送風機14とは別に、電池パック4を冷却する冷却風を流動させるための第2送風機16をさらに備えている。
上記の構成によれば、充電器2のハウジング10の内部を冷却するための第1送風機14と、電池パック4を冷却するための第2送風機16が別個に設けられているので、充電器2と電池パック4のそれぞれの状態に応じた冷却動作を実行することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、LED40,42,44は、回路基板12に搭載されていてもよい。
上記の構成によれば、LED40,42,44を回路基板12とは別の基板に搭載する場合に比べて、部品点数を低減することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aが、回路基板12に直交する方向(例えば上下方向)に対して傾斜している。
LED40,42,44からの光によって表示部30を明瞭に点灯するためには、LED40,42,44の光軸40a,42a,44a上に表示部30の中心が位置することが好ましい。上記の構成によれば、回路基板12に直交する方向から見た時に、LED40,42,44の位置と、表示部30の中心の位置がオフセットしている場合であっても、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aを傾斜させて、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aを表示部30の中心に向けることができる。表示部30を明瞭に点灯することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ハウジング10は、レンズ取付溝20aを備えている。表示部30は、レンズ取付溝20aに取り付けられたレンズ32を備えている。レンズ32の軸32fは、LED40,42,44の光軸40a,42a,44aに対して傾斜している。
上記の構成によれば、LED40,42,44から入射する光をレンズ32において逆向きに屈折させて、レンズ32全体を均等に点灯させることができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、レンズ32は、ハウジング10の外面よりも突出する上側突出部32b(突出部の例)を備えている。
上記の構成によれば、レンズ32が点灯したときの視認性を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、表示部30は、ハウジング10の外面に貼付されており、レンズ32とハウジング10の隙間を覆うラベル34をさらに備えている。
上記の構成によれば、レンズ32とハウジング10の隙間からハウジング10の内部に水が入り込んでしまうことを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、回路基板12は、外部電源に接続された電源コード6と電気的に導通する一次側電子部品(例えば、ノイズフィルタ72、整流回路74、PFC回路76、平滑回路78、メインコンバータ80のスイッチング素子80b、サブコンバータ82のスイッチング素子82b)と、電源コード6と電気的に絶縁する二次側電子部品(例えば、マイコン90、整流回路92、平滑回路94、スイッチング素子96、CV設定回路98、CV回路100、スイッチング素子102、整流回路104、平滑回路106、レギュレータ108、電流制限回路110、シャント抵抗112、アンプ回路114、F/B回路116)を備えている。一次側電子部品は、回路基板12の第1領域(例えば、図10の一次側領域)に配置されている。二次側電子部品は、回路基板12の第2領域(例えば、図10の二次側領域)に配置されている。充電器2を回路基板12に直交する方向から平面視した時に、表示部30は、第1領域と第2領域の両方に重なり合っている。
上記の構成によれば、充電器2を回路基板12に直交する方向から見た時に、表示部30が、第1領域のみと重なり合う場合や、第2領域のみと重なり合う場合に比べて、表示部30をより大きくすることができ、視認性を向上することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、LED40,42,44は、緑色(第1色の例)で発光するLED40(第1発光素子の例)と、緑色とは異なる青色(第2色の例)で発光するLED42(第2発光素子の例)を備えている。
上記の構成によれば、単一の表示部30において2色の点灯パターンを実現することができ、1色の点灯パターンのみを実現する場合に比べて、より多くの情報をユーザに提示することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、LED40,42,44は、緑色および青色とは異なる赤色(第3色の例)で発光するLED44(第3発光素子の例)をさらに備えている。
上記の構成によれば、単一の表示部30において3色の点灯パターンを実現することができ、1色の点灯パターンや2色の点灯パターンを実現する場合に比べて、より多くの情報をユーザに提示することができる。
2 :充電器
4 :電池パック
6 :電源コード
10 :ハウジング
12 :回路基板
14 :第1送風機
16 :第2送風機
18 :下側ハウジング
20 :上側ハウジング
20a :レンズ取付溝
20b :遮光筒
22 :バッテリ取付部
24 :接続端子
24a :充電用端子
24b :通信用端子
26 :端子カバー
28 :冷却風通路
30 :表示部
32 :レンズ
32a :基部
32b :上側突出部
32c :下側突出部
32d :窪み
32e :リブ
32f :軸
34 :ラベル
34a :開口
40 :LED
40a :光軸
42 :LED
42a :光軸
44 :LED
44a :光軸
46 :スペーサ
50 :空気通路
52 :空気通路
54 :空気通路
60 :プラス端子
62 :マイナス端子
64 :VCC端子
66 :ES端子
68 :DT端子
70 :TX端子
72 :ノイズフィルタ
74 :整流回路
74a :整流ダイオード
76 :PFC回路
78 :平滑回路
80 :メインコンバータ
80a :トランス
80b :スイッチング素子
80c :接着剤
82 :サブコンバータ
82a :トランス
82b :スイッチング素子
84 :フォトカプラ
86 :フォトカプラ
90 :マイコン
92 :整流回路
92a :整流ダイオード
94 :平滑回路
96 :スイッチング素子
98 :CV設定回路
100 :CV回路
102 :スイッチング素子
104 :整流回路
104a :整流ダイオード
106 :平滑回路
108 :レギュレータ
110 :電流制限回路
112 :シャント抵抗
114 :アンプ回路
116 :F/B回路
122 :ヒートシンク
124 :ヒートシンク
126 :ヒートシンク

Claims (13)

  1. 電池パックを充電する充電器であって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容された回路基板と、
    前記ハウジングの内部に収容された発光素子と、
    前記ハウジングに設けられた表示部と、
    前記発光素子から前記表示部までの光路を囲う遮光筒を備えており、
    前記遮光筒が、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて狭まる形状を有する、充電器。
  2. 前記ハウジングの外部から内部へ空気が流入する給気口と、
    前記ハウジングの内部から外部へ空気が流出する排気口と、
    前記ハウジングの内部に収容されており、前記給気口から前記排気口に向けて冷却風を流動させる第1送風機を備えており、
    前記回路基板に直交する方向を第1方向とし、前記充電器を前記第1方向から平面視した時に前記給気口から前記排気口に向かう方向を第2方向とし、前記第1方向と前記第2方向に直交する方向を第3方向とした場合、
    前記充電器を前記第1方向から平面視したときに、前記遮光筒は、前記給気口と前記排気口の間に配置されており、
    前記遮光筒が、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて前記第3方向の幅が小さくなる形状を有している、請求項1の充電器。
  3. 前記回路基板が、スイッチング素子を備えており、
    前記遮光筒の前記第3方向の一端が、前記スイッチング素子に近接して配置されており、
    前記遮光筒の前記第3方向の一端が、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて前記遮光筒の前記第3方向の他端に近づくように、前記第1方向に対して傾斜している、請求項2の充電器。
  4. 前記回路基板が、ヒートシンクを備えており、
    前記遮光筒の前記第3方向の一端が、前記ヒートシンクに近接して配置されており、
    前記遮光筒の前記第3方向の一端が、前記表示部から前記発光素子に向かうにつれて前記遮光筒の前記第3方向の他端に近づくように、前記第1方向に対して傾斜している、請求項2または3の充電器。
  5. 前記第1送風機とは別に、前記電池パックを冷却する冷却風を流動させるための第2送風機をさらに備えている、請求項2から4の何れか一項の充電器。
  6. 前記発光素子が、前記回路基板に搭載されている、請求項1から5の何れか一項の充電器。
  7. 前記発光素子の光軸が、前記回路基板に直交する方向に対して傾斜している、請求項6の充電器。
  8. 前記ハウジングが、レンズ取付溝を備えており、
    前記表示部が、前記レンズ取付溝に取り付けられたレンズを備えており、
    前記レンズの軸が、前記発光素子の前記光軸に対して傾斜している、請求項7の充電器。
  9. 前記レンズが、前記ハウジングの外面よりも突出する突出部を備えている、請求項8の充電器。
  10. 前記表示部が、前記ハウジングの外面に貼付されており、前記レンズと前記ハウジングの隙間を覆うラベルをさらに備える、請求項8または9の充電器。
  11. 前記回路基板が、外部電源と電気的に導通する一次側電子部品と、前記外部電源と電気的に絶縁する二次側電子部品を備えており、
    前記一次側電子部品が、前記回路基板の第1領域に配置されており、前記二次側電子部品が、前記回路基板の第2領域に配置されており、
    前記充電器を前記回路基板に直交する方向から平面視した時に、前記表示部が、前記第1領域と前記第2領域の両方に重なり合っている、請求項6から10の何れか一項の充電器。
  12. 前記発光素子が、第1色で発光する第1発光素子と、前記第1色とは異なる第2色で発光する第2発光素子を備えている、請求項1から11の何れか一項の充電器。
  13. 前記発光素子が、前記第1色および前記第2色とは異なる第3色で発光する第3発光素子をさらに備える、請求項12の充電器。
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