これに鑑みて、本発明の実施例は、送信側のデバイスがより高速又は柔軟に受信側デバイスにアクセスするように、デバイスのアクセス制御機能を向上させることができる情報伝送方法及びデバイスを提供する。
第1形態は、情報伝送方法を提供し、当該方法は、第1デバイスが第2デバイスにランダムアクセスメッセージを送信することを含み、当該ランダムアクセスメッセージには当該第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続を確立するために用いられる。
選択可能で、当該第1デバイスが端末デバイスであり、当該第2デバイスが端末デバイス又はネットワークデバイスである。
選択可能で、当該ランダムアクセスメッセージは、第1デバイスがアイドル状態から接続状態に切り替わる1番目のメッセージであっても良いし、当該第1デバイスに処理しようとするサービスがあることを指示するためのものであっても良く、つまり、当該ランダムアクセスメッセージは、ランダムアクセスプリアンブル情報が含まれるメッセージであっても良い。
選択可能で、当該第1デバイスの第1専用情報又は第2専用情報は、第1デバイスが第2デバイスとの接続を確立する関連情報であっても良いし、第1デバイスが第2デバイスとの接続を確立する関連構成情報であっても良い。当該第1専用情報や当該第2専用情報に含まれる情報は、同じであっても良いし、一部が同じであっても良いし、全く相違してもよく、本発明はこれを限定しない。
選択可能で、当該ランダムアクセスメッセージに含まれるものは、第1デバイス又は第2デバイスにより構成されたものであっても良いし、第1デバイスと第2デバイスとが予め交渉して確定されたのもであっても良い。
ランダムアクセスメッセージに第1デバイスの第1専用情報及び/又は第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報を付けることで、アクセスプロセスを最適化し、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスするように、第1デバイスのアクセス制御機能を向上させることができる。
第1形態を結合し、第1形態の第1実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第2デバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第1デバイスが当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を送信することを含む。
選択可能で、第1デバイスと第2デバイスとは、当該第1デバイスの第2専用情報を伝送するための複数のリソースを予め交渉してもよいし、第1デバイス又は第2デバイスは、当該第1デバイスの第2専用情報を伝送するための複数のリソースを予め構成してもよい。第1デバイスは、その中の1つのリソースを指示して当該第1専用情報及び/又は当該第2専用情報を伝送することができる。
第1形態又は上記の第1形態のいかなる実現形態を結合し、第1形態の第2実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第1デバイスが当該第2デバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第1デバイスが予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を送信することを含む。
選択可能で、第1デバイスと第2デバイスとは、当該第1デバイスの第2専用情報を伝送するための複数のリソースを予め交渉してもよいし、第1デバイス又は第2デバイスは、当該第1デバイスの第2専用情報を伝送するための複数のリソースを予め構成してもよい。第1デバイスが第2デバイスに第2専用情報の送信のみを指示し、第2デバイスが、受信した指示情報に基づいて、予め設定された1つのリソースにおいて当該第2専用情報を取得してもよい。
選択可能で、当該指示情報は、当該第2専用情報の送信位置又は送信リソースを示してもよいし、当該第1デバイスの衝突回避パラメータ等を示してもよい。
予め設定されたリソースにおいて第2専用情報を送信し及び/又はランダムアクセスメッセージに第1専用情報を付けることで、第1デバイスは、第2デバイスからのアップリンクリソース割り当てを待つ必要がなく、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる。
第1形態又は上記の第1形態のいかなる実現形態を結合し、第1形態の第3実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
第1形態又は上記の第1形態のいかなる実現形態を結合し、第1形態の第4実現可能な形態において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該第1デバイスの識別子情報、当該第1デバイスが接続確立を要求する理由、当該第1デバイスが送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該第1デバイスが登録する公衆移動通信網PLMNの情報、当該第1デバイスのモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該第1デバイスの非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1デバイスが第2デバイスに送信する接続確立要求メッセージに含まれるメイン情報、例えば第1デバイスの識別子及び接続確立の理由等を含んでもよく、この場合、接続確立プロセスをある程度短縮させ、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる。
当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1デバイスが第2デバイスに送信する接続確立完了メッセージに含まれるメイン情報、例えば第1デバイスが登録する公衆移動通信網PLMNの情報、第1デバイスのMMEの情報及び第1デバイスのNASの情報などを含んでもよく、この場合、接続確立プロセスをある程度短縮させ、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる。
当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含んでもよく、この場合、第1デバイスがより柔軟に第2デバイスにアクセスすることができる。
選択可能で、当該ランダムアクセスメッセージにランダムアクセスプリアンブル情報がさらに含まれ、第1デバイスは、当該ランダムアクセスプリアンブル情報に連続する固定数の周波数領域リソース及び/又は時間領域リソースにおいて当該第1専用情報又は当該第2専用情報を送信する。
第1形態又は上記の第1形態のいかなる実現形態を結合し、第1形態の第5実現可能な形態において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含み、当該第1シグナリングは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第2デバイスにより送信されたアップリンクリソース割り当て情報を受信することと、当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて当該第2デバイスに当該第1シグナリングを送信することとを含む。
第2形態は、情報伝送方法を提供し、当該ランダムアクセスメッセージには当該第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続を確立するために用いられる。
選択可能で、当該第1デバイスが端末デバイスであり、当該第2デバイスが端末デバイス又はネットワークデバイスである。
第1デバイスの第1専用情報及び/又は第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれるランダムアクセスメッセージを受信することで、アクセスプロセスを最適化し、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスするように、第1デバイスのアクセス制御機能を向上させることができる。
第2形態を結合し、第2形態の第1実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第2デバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第2デバイスが当該指示情報によって当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得することを含む。
第2形態又は上記の第2形態のいかなる実現形態を結合し、第2形態の第2実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第1デバイスが当該第2デバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第2デバイスが予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を取得することを含む。
第2形態又は上記の第2形態のいかなる実現形態を結合し、第2形態の第3実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報が含まれ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第2デバイスが当該ランダムアクセスメッセージから当該第1専用情報を取得することを含む。
第2形態又は上記の第2形態のいかなる実現形態を結合し、第2形態の第4実現可能な形態において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
予め設定されたリソースにおいて第2専用情報を送信し及び/又はランダムアクセスメッセージに第1専用情報を付けることで、第1デバイスは、第2デバイスからのアップリンクリソース割り当てを待つ必要がなく、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる。
第2形態又は上記の第2形態のいかなる実現形態を結合し、第2形態の第5実現可能な形態において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該第1デバイスの識別子情報、当該第1デバイスが接続確立を要求する理由、当該第1デバイスが送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該第1デバイスが登録する公衆移動通信網PLMNの情報、当該第1デバイスのモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該第1デバイスの非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1デバイスが第2デバイスに送信した接続確立要求メッセージに含まれるメイン情報、例えば第1デバイスの識別子及び接続確立理由等を含んでもよく、この場合、接続確立プロセスをある程度短縮させ、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる。
当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1デバイスが第2デバイスに送信した接続確立完了メッセージに含まれるメイン情報、例えば第1デバイスが登録する公衆移動通信網PLMNの情報、第1デバイスのMMEの情報及び第1デバイスのNASの情報等を含んでもよく、この場合、接続確立プロセスをある程度短縮させ、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる。
当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含んでもよく、この場合、第1デバイスがより柔軟に第2デバイスにアクセスすることができる。
第2形態又は上記の第2形態のいかなる実現形態を結合し、第2形態の第6実現可能な形態において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含み、当該第1シグナリングは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットに基づいて当該第1デバイスのアップリンクリソース割り当て情報を確定することと、当該第1デバイスに当該アップリンクリソース割り当て情報を送信することと、当該第1デバイスが当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて送信した当該第1シグナリングを受信することとを含む。
選択可能で、当該ランダムアクセスメッセージにランダムアクセスプリアンブル情報が含まれ、第2デバイスは、当該ランダムアクセスプリアンブル情報に連続する固定数の周波数領域リソース及び/又は時間領域リソースにおいて当該第1専用情報又は当該第2専用情報を受信する。
第3形態は、上記の第1形態又は第1形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるデバイスを提供する。具体的に、当該デバイスは、上記の第1形態又は第1形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第4形態は、上記の第2形態又は第2形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるデバイスを提供する。具体的に、当該デバイスは、上記の第2形態又は第2形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第5形態は、デバイスを提供し、当該デバイスは、メモリー、プロセッサ、送受信機及びバスシステムを含む。ここで、メモリー、プロセッサ及び送受信機がバスシステムにより接続され、当該メモリーが命令を記憶し、当該プロセッサが当該メモリーに記憶された命令を実行し、当該命令が実行される場合、当該プロセッサは、第1形態の方法を実行し、送受信機が入力したデータ及び情報を受信し、操作結果等のデータを出力するように制御する。
第6形態は、デバイスを提供し、当該デバイスは、メモリー、プロセッサ、送受信機及びバスシステムを含む。ここで、メモリー、プロセッサ及び送受信機がバスシステムにより接続され、当該メモリーが命令を記憶し、当該プロセッサが当該メモリーに記憶された命令を実行し、当該命令が実行される場合、当該プロセッサは、第2形態の方法を実行し、送受信機が入力したデータ及び情報を受信し、操作結果等のデータを出力するように制御する。
第7形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶され、前記プログラムには第1形態又は第1形態のいかなる実現可能な方法を実現するための命令が含まれる。
第8形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶され、前記プログラムには第2形態又は第2形態のいかなる実現可能な方法を実現するための命令が含まれる。
本発明において、デバイスの名前はデバイス構成を限定せず、実際に実施する場合、上記のデバイスが他の名前で示してもよい。各デバイスの機能が本発明に類似すればよく、本発明の請求項の保護範囲に属する。
本発明の形態や他の形態は、以下の実施例の記載により分かりやすくなる。
本発明の実施例の技術的な解決策をより明確に説明するため、以下に実施例又は従来技術の記述において必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
なお、本発明の実施例における技術的解決策は様々な通信システム、例えばグローバル移動体通信(GSM:Global System of Mobile Communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)汎用パケット無線サービス(GPRS:Genera1 Packet Radio Service)システム、長期進化型(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD:Time Division Duplex)システム、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム、及び将来の5G通信システムなどに応用されることができる。
特に、本発明の実施例の技術案は、非直交多重アクセス技術に基づく各通信システム、例えば散在符号多重接続(SCMA:Sparse Code Multiple Access)システム、低密度シグネチャ(LDS:Low Density Signature)システム等などに応用されることができ、当然、SCMAシステムやLDSシステムが通信分野において他の名前と言われてもよく、さらに、本発明の実施例の技術案は、非直交多重アクセス技術を採用するマルチキャリア伝送システム、例えば非直交多重アクセス技術を採用する直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、フィルターバンクマルチキャリア (FBMC:Filter Bank Multi−Carrier)、通用周波数分割多重化(GFDM:Generalized Frequency Division Multiplexing)、フィルタ−OFDM(F−OFDM:Filtered−OFDM)システムなどに応用されることができる。
本発明の実施例における端末デバイスは、ユーザデバイス(UE:User Equipment)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、移動ステーション、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント又はユーザ装置と指しても良い。アクセス端末はセルラー電話、無線電話、セッション確立プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、パーソナルデジタル処理(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯デバイス、計算デバイス又は無線変調復調器に接続するその他のデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および将来の5Gネットワークにおける端末デバイス、又は将来進化型公衆移動通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)おける端末デバイスなどであっても良い。
本発明の実施例におけるネットワークデバイスは端末デバイスと通信するためのデバイスであっても良く、例えばGSMシステム又はCDMAにおける基地局(BTS:Base Transceiver Station)、WCDMAシステムにおける基地局(NB:NodeB)、LTEシステムにおける進化型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional NodeB)であってよく、又は該基地局は中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側デバイス、又は将来進化型公衆移動通信網PLMNおけるネットワークデバイスなどであっても良い。
図1は本発明の応用シーンを示す図である。図1の通信システムが端末デバイス10及びネットワークデバイス20を含む。ネットワークデバイス20が端末デバイス10に通信サービスやコアネットワークへのアクセスを提供し、端末デバイス10が、ネットワークデバイス20からの同期信号、放送信号等を検索してネットワークにアクセスし、ネットワークとの通信を行う。図1に示す矢印は、端末デバイス10とネットワークデバイス20との間のセルラネットワークリンクにより行うアップ/ダウンリンク伝送を示している。
LTEシステムにおいて、端末は、電源を入れてからPLMN選択、セル選択及びセル再選択等という一連のプロセスでセル常駐を行う。端末は、セル常駐を行ってからアイドル状態に遷移し、即ち、この時、ネットワークの登録を完了したが、ネットワークとの接続を確立せず、リアルタイムのデータ伝送を行うことができない。端末は、アイドル状態に遷移した後、サービス(発信サービスと着信サービスを含む)を開始する必要がある場合、システム情報内の構成情報に基づいて接続確立プロセスを開始する。
分かりやすくするために、図2を参照し接続確立プロセスを説明する。図2に示す方法は、ステップ101〜105を含む。
101において、端末がランダムアクセスプリアンブル情報を送信し、それにプリアンブルシリアルコードpreambleが含まれる。即ち、端末は、基地局により構成されたpreambleのうちの1つをランダム選択し、基地局に送信する。
102において、基地局は、ランダムアクセスプリアンブル情報を受信してから、端末にランダムアクセスレスポンスを送信し、ランダムアクセスレスポンスにアップリンクタイミングアドバンス(TA:Timing Advance)、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI:Cell Radio Network Temporary Identifier)及びアップリンクリソース割り当てが含まれる。
103において、端末は、対応するアップリンクリソース割り当てに基づいて、基地局に接続確立要求を送信し、この中に端末の識別子、接続確立理由、例えば、緊急発信、優先度の高いアクセス、着信アクセス、発信シグナリング、発信データ、低遅延敏感度、音声サービス等のメイン情報が含まれる。
104において、基地局は、端末により送信された接続確立要求を複製し当該接続確立要求で端末に返信し、競合解消を行う。
105において、基地局が端末に接続確立メッセージを送信し、当該メッセージが専用リソース構成を含み、端末の接続状態に遷移する前のリソースを構成する。
106において、端末が接続確立完了メッセージを返信し、この中に端末が登録するPLMNの情報、端末のMMEの情報及び端末の非アクセス層(Non−Access Stratum)情報が含まれる。
端末のアクセス制御機能をより向上させるために、本発明の実施例は、最適化された接続確立プロセスを提供する。
なお、本発明の実施例は、5G通信システムへの応用を例として説明するが、これに限定しない。また、本明細書に記載される「システム」及び「ネットワーク」という単語は交換可能に使用される。本明細書に記載される「及び/又は」は、関連対象の関連関係を説明するものに限られ、以下の3つの関係を示す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独存在すること、AとBが同時に存在すること、及びBが単独存在することそれぞれ示す。また、本明細書に記載される「/」は、通常に、前後の関連対象の「又は」の関係を示す。
図3は本発明の実施例の情報伝送方法200のブロック図を示す。図3に示すように、当該方法200は、S210を含み、
S210において、第1デバイスが第2デバイスにランダムアクセスメッセージを送信し、当該ランダムアクセスメッセージには当該第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられる。
なお、本発明の技術案は、無線通信技術シーンに応用されても良いし、デバイスツーデバイス技術(D2D:Device to Device)シーンに応用されても良く、本発明の実施例の第1デバイスが端末デバイス、第2デバイスがネットワークデバイス又は端末デバイスであっても良い。当該第2デバイスが中継デバイス等であっても良い。本発明はこれを限定しない。説明しやすくするために、以下の実施例は、第1デバイスを端末デバイスとし、第2デバイスをネットワークデバイスとして説明する。
具体的に、端末は、電源を入れてから、選定されたPLMNから1つの適当なセルを選択して常駐し、あるセルに常駐してからシステムメッセージ及びセルブロードキャスト情報を受信することができる。通常、端末は、初めに電源を入れて登録プロセスを実行する必要があり、1つの形態として、認証を相互に行い、もう1つの形態として、ネットワークデバイスが端末のいくつかの基本情報を取得する。その後、端末がずっとアイドル状態にある。端末がアイドル状態から接続状態に切り替わる場合、ネットワークデバイスにランダムアクセスを開始する必要があり、ランダムアクセスが完了した場合のみ、端末がネットワークデバイスとデータの送受信を行うことができる。この時、端末は、ネットワークデバイスにランダムpreambleコード又はネットワークデバイスにより割り当てたpreambleコードを送信し、これによって、アップリンクリソース又はアップリンクTA同期などをネットワークデバイスに要求する必要がある。端末は、当該preambleコードを送信するメッセージ内に端末のいくつかの専用情報又は当該専用情報を示すための指示情報を付加することができ、当該専用情報は、例えば、当該端末の識別子、当該端末の接続要求の理由等であっても良い。
そして、本発明の実施例における情報伝送方法は、ランダムアクセスメッセージに第1デバイスの第1専用情報及び/又は第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報を付けることで、アクセスプロセスを最適化し、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスするように、第1デバイスのアクセス制御機能を向上させることができる。
なお、本発明の実施例におけるランダムアクセスメッセージは、第1デバイスがアイドル状態から接続状態に切り替わるメッセージであっても良いし、当該第1デバイスがサービスを行うように指示するためのものであっても良く、つまり、当該ランダムアクセスメッセージは、ランダムアクセスプリアンブル情報が含まれるメッセージであっても良い。本発明はこれを限定しない。
なお、当該第1専用情報と当該第2専用情報に含まれる情報とは、同じであっても良いし、一部が同じであっても良いし、全く相違してもよい。本発明はこれを限定しない。
選択可能で、当該端末の第1専用情報又は第2専用情報は、端末がネットワークデバイスとの接続を確立する関連情報であっても良いし、端末がネットワークデバイスとの接続を確立する関連構成情報であっても良い。例えば、端末の初期識別子(一時モバイルユーザ識別子又はランダム数など)、端末の接続確立理由(緊急発信、優先度の高いアクセス、着信アクセス、発信シグナリング、発信データ、低遅延敏感度及び音声サービス等を含む)であっても良いし、端末がその後に送信したシグナリングの大きさ及び/又はフォーマット等であっても良いし、端末が送信する必要があるPLMN情報、MMEの情報及びNASの情報であっても良い。本発明は、当該第1専用情報及び/又は第2専用情報に含まれるものを限定しない。
具体的に、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、端末がネットワークデバイスに送信した接続確立要求メッセージに含まれるメイン情報、例えば端末の識別子及び接続確立の理由等を含む場合、接続確立プロセスをある程度短縮させ、端末のアクセス遅延を低減させることができる。当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、端末がネットワークデバイスに送信した接続確立完了メッセージに含まれるメイン情報、例えば端末が登録する公衆移動通信網PLMNの情報、端末のMMEの情報及び端末のNASの情報などを含む場合、接続確立プロセスをある程度短縮させ、端末のアクセス遅延を低減させることができる。当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含む場合、端末がより柔軟にネットワークデバイスにアクセスすることができる。
選択可能で、当該ランダムアクセスメッセージに含まれるものは、ネットワークデバイスにより確定されても良いし、端末とネットワークデバイスとが予め交渉して確定されてもよい。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該ネットワークデバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を送信することを含む。
選択可能で、本発明の他の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該端末が当該ネットワークデバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該情報伝送方法は、さらに、当該端末が予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を送信することを含む。
具体的に、端末デバイスは、ネットワークデバイスと予め交渉して当該第2専用情報を伝送するための複数のリソースを確定し、交渉して確定されたリソースからあるリソースを選択して当該第2専用情報を伝送し、ネットワークデバイスが端末の選択したリソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示してもよい。端末デバイスは、ネットワークデバイスと予め交渉して当該第2専用情報を伝送するための1つのリソースを確定し、端末が当該第2専用情報を送信したことをネットワークデバイスに指示してもよく、この場合、ネットワークデバイスは、予め設定されたリソースにおいて当該第2専用情報を取得することができる。また、端末がネットワークデバイスと予め合意し、当該ランダムアクセスメッセージにランダムアクセスプリアンブル情報が含まれる場合、ネットワークデバイスが予め設定されたリソースにおいて専用情報を取得し又はネットワークデバイスが予め設定されたリソースにおいて専用情報が存在するかどうかを監視している。本発明は、ネットワークデバイスがどのように第2専用情報を取得するように指示する方法を限定しない。
選択可能で、本発明の他の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
予め設定されたリソースにおいて第1専用情報を送信し及び/又はランダムアクセスメッセージに第2専用情報を付けることで、第1デバイスは、第2デバイスからのアップリンクリソース割り当てを待つ必要がなく、第1デバイスのアクセス遅延を低減させることができる
なお、本発明の実施例において、当該第1リソース及び/又は当該第2リソースは、時間領域のリソースであっても良いし、周波数領域のリソースであっても良く、本発明はこれを限定しない。
以下、図4(a)〜図4(c)を参照し、本発明の実施例の専用情報、ランダムアクセスプリアンブル情報及びランダムアクセスメッセージの各種の位置関係を説明する。
図4(a)に示すように、端末とネットワークデバイスとが予め交渉して確定した又はネットワークデバイスが予め構成した当該ランダムアクセスプリアンブル情報と当該専用情報とは、同一の時間領域ユニットの連続して相違する周波数領域リソースに位置してもよい。
図4(b)に示すように、端末とネットワークデバイスとが予め交渉して確定した又はネットワークデバイスが予め構成した当該指示情報と当該専用情報とは、連続して相違する時間領域リソースに位置してもよい。
図4(c)に示すように、端末とネットワークデバイスとが予め交渉して確定した又はネットワークデバイスが予め構成した当該ランダムアクセスプリアンブル情報と当該第1専用情報とは、同一の時間領域ユニットの連続して相違する周波数領域リソースに位置してもよく、端末とネットワークデバイスとが予め交渉して確定した又はネットワークデバイスが予め構成した当該ランダムプリアンブルアクセス情報と当該第2専用情報とは、連続して相違する時間領域リソースに位置してもよい。
なお、本発明の実施例において、専用情報とランダムアクセスプリアンブル情報及び/又は指示情報を送信するリソースは、周波数領域リソース又は時間領域リソースにおいて連続しなくてもよく、上記の実施例は、例示的なものであり、上記の実施例を組み合わせてもよく、本発明はこれを限定しない。
さらに、当該専用情報に端末のその後に送信した第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットが含まれる場合、当該第1シグナリングは、接続確立に関連するシグナリングであっても良く、具体的に、接続確立要求メッセージであっても良く、ネットワークデバイスは、当該第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを受信した後、当該端末にアップリンクリソースを割り当て、当該アップリンク割り当てリソース情報を当該端末に送信してもよく、この場合、当該端末は、さらに、ネットワークデバイスに当該接続確立要求メッセージを送信する。
具体的に、当該ランダムアクセスメッセージに含まれる専用情報の内容に基づいて以降のステップを確定してもよい。例えば、当該専用情報には端末の接続確立に関連する上記の全ての情報が含まれる場合、端末とネットワークデバイスとが接続確立要求の送受信、例えば、接続確立要求メッセージ、接続確立メッセージ及び接続確立完了メッセージ等の送受信を行わなくてもよい。端末は、ランダムアクセスレスポンスメッセージにおいて、ネットワークデバイスにより当該端末のために構成された各種の情報を付加してもよい。当該専用情報が伝送する第1シグナリングの大きさ及びフォーマットのみを含む場合、ネットワークデバイスは、その後に送信した第1シグナリングの大きさ及びフォーマットを分かっているが、端末デバイスは、依然としてネットワークデバイスとの接続確立要求の送受信を行う必要がある。当該専用情報が接続確立要求メッセージ内の内容のみを含む場合、端末は、以降のネットワークデバイスとの接続確立要求の送受信を行う過程において接続確立要求メッセージを省略してもよい。なお、専用情報に含まれる内容に応じて、端末のネットワークデバイスへのアクセスプロセスが相違する可能性があり、端末がより高速又は柔軟にネットワークデバイスへアクセスする技術案は、本発明の実施例に含まれ、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
図5は本発明の実施例における情報伝送方法300のブロック図である。図5に示すように、当該方法300は、S310を含む。
S310において、第2デバイスが第1デバイスにより送信されたランダムアクセスメッセージを受信し、当該ランダムアクセスメッセージには当該第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられる。
具体的に、端末は、ネットワークデバイスにデータ送信し又はネットワークデバイスからのシグナリング又はデータを受信する場合、つまり、アイドル状態から接続状態に切り替わる場合、初期アクセス過程を行う必要があり、即ち、ネットワークデバイスにpreambleコードを送信する必要がある。ネットワークデバイスは、端末により送信されたpreambleコードを検定した場合、ダウンリンク共有チャネルにおいてレスポンスを送信し、当該レスポンスに検定されたプリアンブルシーケンスのインデックス番号が含まれてもよく、アップリンク同期の時間調整情報、初期アップリンクリソースに割り当て及び一時のC−RNTIに用いられる。ネットワークデバイスは、第1専用情報及び/又は第2専用情報を指示する指示情報が含まれる当該ランダムアクセスメッセージを受信した場合、当該ランダムアクセスメッセージから当該第1専用情報を取得し及び/又は予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得することができる。
そして、本発明の実施例における情報伝送方法は、第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれるランダムアクセスメッセージを受信することで、アクセスプロセスを最適化し、ネットワークのアクセス制御機能を向上させ、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスすることができる。
なお、本発明の実施例におけるランダムアクセスメッセージは、端末がアイドル状態から接続状態に切り替わるメッセージであっても良いし、当該端末がサービスを行うように指示するためのものであっても良く、つまり、当該ランダムアクセスメッセージは、ランダムアクセスプリアンブル情報が含まれるメッセージであっても良い。本発明はこれを限定しない。
なお、当該第1専用情報と当該第2専用情報に含まれる情報とは、同じであっても良いし、一部が同じであっても良いし、全く相違してもよい。本発明はこれを限定しない。
選択可能で、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該端末の識別子情報、当該端末が接続確立を要求する理由、当該端末が送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該端末が登録する公衆移動通信網PLMNの情報、当該端末のモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該端末の非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の1つの実施例として、選択可能で、当該指示情報は、当該ネットワークデバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられる。具体的に、端末デバイスは、ネットワークデバイスと予め交渉して当該第2専用情報を伝送るための複数のリソースを確定し、交渉して確定された複数のリソースからあるリソースを選択して当該第2専用情報を伝送し、ネットワークデバイスが端末により選択された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示する。ネットワークデバイスは、当該指示情報を受信した後、当該指示情報に指示する第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得する。
本発明の他の1つの実施例として、選択可能で、当該指示情報は、当該端末がネットワークデバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられる。具体的に、端末デバイスがネットワークデバイスと予め交渉して当該第2専用情報を伝送するための1つのリソースを確定し、ネットワークデバイスが当該指示情報を受信する場合、予め設定されたリソースにおいて当該第2専用情報を取得し、または、端末がネットワークデバイスと予め交渉して、当該ランダムアクセスメッセージにランダムアクセスプリアンブル情報が含まれる場合、ネットワークデバイスが予め設定されたリソースにおいて専用情報を取得し、又はネットワークデバイスが予め設定されたリソースにおいて当該第2専用情報が存在するかどうかをずっと監視している。本発明は、ネットワークデバイスがどのように第2専用情報を取得するように指示する方法を限定しない。
本発明の他の実施例として、選択可能で、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
さらに、当該方法は、さらに、当該第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットに基づいて当該端末のアップリンクリソース割り当て情報を確定することと、当該端末に当該アップリンクリソース割り当て情報を送信することと、当該端末が当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて送信した当該第1シグナリングを受信することとを含む。
具体的に、当該ランダムアクセスメッセージに含まれる専用情報の内容に基づいて以降のステップを確定してもよい。例えば、当該専用情報に端末の接続確立に関連する上記の全ての情報が含まれる場合、端末とネットワークデバイスとは接続確立要求の送受信、例えば、接続確立要求メッセージ、接続確立メッセージ及び接続確立完了メッセージ等の送受信を行わなくてもよい。端末は、ランダムアクセスレスポンスメッセージにおいて、ネットワークデバイスにより当該端末のために構成された各種の情報を付加してもよい。当該専用情報が伝送する第1シグナリングの大きさ及びフォーマットのみを含む場合、ネットワークデバイスは、その後に送信した第1シグナリングの大きさ及びフォーマットを分かっているが、端末デバイスは、依然としてネットワークデバイスとの接続確立要求の送受信を行う必要がある。当該専用情報が接続確立要求メッセージ内の内容のみを含む場合、端末は、以降のネットワークデバイスと接続確立要求の送受信を行う過程において接続確立要求メッセージを省略してもよい。なお、専用情報の内容に応じて、端末のネットワークデバイスへのアクセスプロセスが相違する可能性があり、端末がより高速又は柔軟にネットワークデバイスへアクセスする技術案は、本発明の実施例に含まれ、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
なお、上記の各方法実施例において、通常に、ネットワークデバイスが基地局であり、端末がユーザデバイスである。
なお、第2デバイス側で説明する第2デバイスと第1デバイスとの関連処理、特性、機能等について、第1デバイスの関連特性や機能に対応し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
なお、本発明の各実施例において、上記各過程の番号が実行順番の前後を意味せず、各過程の実行順番は、その機能及び組み込み論理に決定され、本発明の実施例の実行過程を限定しない。
以上、図3〜図5を参照し、本発明の実施例における情報伝送方法を説明し、以下、図6〜図9を参照し、本発明の実施例における情報伝送デバイスを説明し、方法による実施例に記載された技術的特徴は、以下のデバイスによる実施例に応用される。
図6は本発明の実施例における情報伝送デバイス400のブロック図を示す。図6に示すように、当該デバイス400が第1デバイスであり、送信ユニット410を含む。
送信ユニット410は、第2デバイスにランダムアクセスメッセージを送信するように構成され、当該ランダムアクセスメッセージには当該第1デバイス400の第1専用情報及び/又は当該第1デバイス400の第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該第1デバイス400と当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられる。
本発明の技術案は、デバイス400のアイドル状態から接続状態への遷移シーンに応用され、他のシーンにも応用され、本発明の実施例と同じ思想を有する技術案は、本発明の実施例の拡張したものに属する。
そして、本発明の実施例における情報伝送デバイスは、ランダムアクセスメッセージに第1デバイスの第1専用情報及び/又は第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報を付けることで、アクセスプロセスを最適化し、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスするように、第1デバイスのアクセス制御機能を向上させることができる。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第2デバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該送信ユニット410は、さらに、
当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を送信するように構成される。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第1デバイスが当該第2デバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該送信ユニット410は、さらに、
予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を送信するように構成される。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
選択可能で、本発明の実施例において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該第1デバイスの識別子情報、当該第1デバイスが接続確立を要求する理由、当該第1デバイスが送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該第1デバイスが登録する公衆移動通信網PLMNの情報、当該第1デバイスのモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該第1デバイスの非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能で、本発明の実施例において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含み、当該第1シグナリングは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられ、当該デバイス400は、さらに、受信ユニット420を含み、
受信ユニット420は、当該第2デバイスにより送信されたアップリンクリソース割り当て情報を受信するように構成され、
当該送信ユニット410は、さらに、
当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて当該第2デバイスに当該第1シグナリングを送信するように構成される。
選択可能で、当該デバイス400が端末デバイスであり、当該第2デバイスがネットワークデバイス又は端末デバイスである。
なお、本発明の実施例におけるデバイス400が本発明の実施例における情報伝送方法200の第1デバイスに対応し、さらに、デバイス400の各モジュールの上記及び他の操作及び/又は機能が図3及び図4の各方法のプロセスを実現し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
図7は本発明の実施例における情報伝送デバイス500のブロック図を示す。図7に示すように、当該デバイス500は、第2デバイスであり、受信ユニット510を含む。
受信ユニット510は、第1デバイスにより送信されたランダムアクセスメッセージを受信するように構成され、前記ランダムアクセスメッセージには前記第1デバイスの第1専用情報及び/又は前記第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、前記第1専用情報と前記第2専用情報とは、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられる。
そして、本発明の実施例における情報伝送デバイスは、第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれるランダムアクセスメッセージを受信することで、アクセスプロセスを最適化し、第1デバイスアクセス制御機能をさらに向上させ、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスすることができる。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第2デバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該デバイス500は、さらに、第1取得ユニット520を含み、
第1取得ユニット520は、当該指示情報に基づいて当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように構成される。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第1デバイスが当該第2デバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該デバイス500は、さらに、第2取得ユニット530を含み、
第2取得ユニット530は、予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように構成される。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報が含まれ、当該デバイス500は、さらに、第3取得ユニット540を含み、
第3取得ユニット540は、当該ランダムアクセスメッセージから当該第1専用情報を取得するように構成される。
選択可能で、本発明の実施例において、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報と当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
選択可能で、本発明の実施例において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該第1デバイスの識別子情報、当該第1デバイスの接続確立要求の理由、当該第1デバイスが送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該第1デバイスが登録する公衆移動通信網ネットワークPLMNの情報、当該第1デバイスのモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該第1デバイスの非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能で、本発明の実施例において、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含み、当該第1シグナリングは、当該第1デバイスと当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられ、
当該デバイス500は、さらに、確定ユニット550を含み、
確定ユニット550は、当該第1シグナリングの大きさ及びフォーマットに基づいて、当該第1デバイスのアップリンクリソース割り当て情報を確定するように構成され、
送信ユニット560は、当該第1デバイスに当該アップリンクリソース割り当て情報を送信するように構成され、
当該受信ユニット510は、さらに、
当該第1デバイスが当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて送信した当該第1シグナリングを受信するように構成される。
選択可能で、当該第1デバイスが端末デバイスであり、当該デバイス500がネットワークデバイス又は端末デバイスである。
なお、本発明の実施例におけるデバイス500が本発明の実施例における情報伝送方法300の第2デバイスに対応し、さらに、デバイス500の各モジュールの上記及び他の操作及び/又は機能が図4及び図5の各方法のプロセスを実現し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
なお、上記の実施例におけるデバイスは、その機能を実現する場合、上記の各機能ユニットによって分け説明し、実際に、要求に応じて上記の機能を割り当て異なる機能ユニットにより実行してもよく、即ち、デバイスの内部構成を異なる機能ユニットに分けて、上記の部分又はすべての機能を実現する。また、上記の実施例におけるデバイスと方法による実施例とは同一の思想に属し、実現過程が方法による実施例を参照し、ここでは説明を省略する。
図8は本発明の実施例におけるデバイス10のブロック図を示す。図8に示すデバイス10は、メモリー11、プロセッサ12、送受信機13及びバスシステム14を含む。ここで、メモリー11、プロセッサ12及び送受信機13は、バスシステム14により接続され、当該メモリー11は命令を記憶し、当該プロセッサ12は、当該メモリー11に記憶された命令を実行して、送受信機13が入力されたデータ及び情報を受信し、操作結果等のデータを出力する。
プロセッサ12は、当該送受信機13で第2デバイスにランダムアクセスメッセージを送信し、当該ランダムアクセスメッセージにデバイス10の第1専用情報及び/又は用当該デバイス10の第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該デバイス10と当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられる。
なお、本発明の実施例において、当該プロセッサ12は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、応用専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、又は1つ以上の集積回路を利用して、関連のプログラムを実行し、本発明の実施例における技術案を実現する。
当該メモリー11は、読み取り専用メモリー及びランダムアクセスメモリーを含み、プロセッサ12に命令及びデータを提供する。プロセッサ12の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリーを含む。例えば、プロセッサ12は、デバイスタイプの情報を記憶することができる。
当該バスシステム14はデータバス、電源バス、制御バス及び状態信号バス等を含む。明確にするために、図にバスシステム14で各バスを示す。
実際に、上記の方法の各ステップは、プロセッサ12のハードウェアの集積ロジック回路又はソフトウェアの命令により実行することができる。本発明の実施例における無線通信の方法を参照し、ハードウェアであるプロセッサにより実行し、又は用プロセッサのハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実行する。ソフトウェアモジュールがランダムメモリー、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリー、プログラマブル読み取り専用メモリー又は電気的に消去可能なプログラマブルメモリー、レジスター等の本分野に知られる記憶媒体に位置する。当該記憶媒体がメモリー11に位置し、プロセッサ12は、メモリー11内の情報を読み、そのハードウェアにより上記の方法のステップを実行する。簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第2デバイスが予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該プロセッサ12は、さらに、当該送受信機13で当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を送信するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該デバイス10が当該第2デバイスに当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該プロセッサ12は、さらに、当該送受信機13で予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を送信するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
選択可能で、1つの実施例として、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該デバイス10の識別子情報、当該デバイス10の接続確立要求の理由、当該デバイス10が送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該デバイス10が登録する公衆移動通信網ネットワークPLMNの情報、当該デバイス10のモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該デバイス10の非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能で、1つの実施例として、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含み、当該第1シグナリングは、当該第1デバイス10と当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられ、当該プロセッサ12は、送受信機13で当該第2デバイスにより送信されたアップリンクリソース割り当て情報を受信し、当該アップリンクリソース割り当て情報は、当該第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットに基づいて確定されたものであり、さらに、当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて当該第2デバイスに当該第1シグナリングを送信するように構成される。
選択可能で、当該デバイス10が端末デバイスであり、当該第2デバイスがネットワークデバイス又は端末デバイスである。
そして、本発明の実施例における情報伝送端末は、ランダムアクセスメッセージに第1デバイスの第1専用情報及び/又は第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報を付けることで、アクセスプロセスを最適化し、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスするように、第1デバイスのアクセス制御機能を向上させることができる。
なお、本発明の実施例におけるデバイス10が本発明の実施例における情報伝送方法の第1デバイスに対応し、本発明の実施例におけるデバイス400に対応し、さらに、デバイス10の各モジュールの上記及び他の操作及び/又は機能が図3及び図4の各方法のプロセスを実現し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
図9は本発明の実施例におけるデバイス20のブロック図を示す。図9に示すデバイス20は、メモリー21、プロセッサ22、送受信機23及びバスシステム24を含む。ここで、メモリー21、プロセッサ22及び送受信機23は、バスシステム24により接続され、当該メモリー21は命令を記憶し、当該プロセッサ22は、当該メモリー21に記憶された命令を実行して、送受信機23が入力されたデータ及び情報を受信し、操作結果等のデータを出力する。
プロセッサ22は、当該送受信機23で当該第1デバイスにより送信されたランダムアクセスメッセージを受信し、当該ランダムアクセスメッセージにデバイス10の第1専用情報及び/又は当該デバイス10の第2専用情報を指示するための指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、当該デバイス10と当該第2デバイスとの間の接続確立を要求するために用いられる。
なお、本発明の実施例において、当該プロセッサ22は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、応用専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、又は1つ以上の集積回路を利用して、関連のプログラムを実行し、本発明の実施例における技術案を実現する。
当該メモリー21は、読み取り専用メモリー及びランダムアクセスメモリーを含み、プロセッサ22に命令及びデータを提供する。プロセッサ22の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリーを含む。例えば、プロセッサ22は、デバイスタイプの情報を記憶することができる。
当該バスシステム24はデータバス、電源バス、制御バス及び状態信号バス等を含む。明確にするために、図にバスシステム24で各バスを示す。
実際に、上記の方法の各ステップは、プロセッサ22のハードウェアの集積ロジック回路又はソフトウェアの命令により実行することができる。本発明の実施例における無線通信の方法を参照し、ハードウェアであるプロセッサにより実行し、又は用プロセッサのハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実行する。ソフトウェアモジュールがランダムメモリー、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリー、プログラマブル読み取り専用メモリー又は電気的に消去可能なプログラマブルメモリー、レジスター等の本分野に知られる記憶媒体に位置する。当該記憶媒体がメモリー21に位置し、プロセッサ22は、メモリー21内の情報を読み、そのハードウェアにより上記の方法のステップを実行する。簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該デバイス20が予め設定された第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように指示するために用いられ、当該プロセッサ22は、さらに、当該指示情報に基づいて当該第1リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該指示情報が含まれ、当該指示情報は、当該第1デバイスが当該デバイス20に当該第2専用情報を送信するように指示するために用いられ、当該プロセッサ22は、さらに、予め設定された第2リソースにおいて当該第2専用情報を取得するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報が含まれ、当該プロセッサ22は、さらに、当該ランダムアクセスメッセージから当該第1専用情報を取得するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ランダムアクセスメッセージに当該第1専用情報及び当該指示情報が含まれ、当該第1専用情報と当該第2専用情報とは、相違する情報を含む。
選択可能で、1つの実施例として、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、当該第1デバイスの識別子情報、当該第1デバイスの接続確立要求の理由、当該第1デバイスが送信する第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマット、当該第1デバイスが登録する公衆移動通信網ネットワークPLMNの情報、当該第1デバイスのモビリティ管理エンティティMMEの情報及び当該第1デバイスの非アクセス層NASの情報のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能で、1つの実施例として、当該第1専用情報又は当該第2専用情報は、第1シグナリングの大きさ及び/又はフォーマットを含み、当該第1シグナリングは、当該第1デバイスと当該デバイス20との間に接続の確立を要求するために用いられ、当該プロセッサ22は、さらに、当該第1シグナリングの大きさ及びフォーマットに基づいて、当該第1デバイスのアップリンクリソース割り当て情報を確定し、当該送受信機23で当該第1デバイスに当該アップリンクリソース割り当て情報を送信し、当該送受信機23で当該第1デバイスが当該アップリンクリソース割り当て情報に基づいて送信した当該第1シグナリングを受信するように構成される。
選択可能で、当該第1デバイスが端末デバイスであり、当該デバイス20がネットワークデバイス又は端末デバイスである。
そして、本発明の実施例における情報伝送デバイスは、第1デバイスの第1専用情報及び/又は当該第1デバイスの第2専用情報を指示するための指示情報が含まれるランダムアクセスメッセージを受信することで、アクセスプロセスを最適化し、ネットワークのアクセス制御機能を向上させ、第1デバイスがより高速又は柔軟に第2デバイスにアクセスすることができる。
なお、本発明の実施例におけるデバイス20が本発明の実施例における情報伝送方法300の第2デバイスに対応し、本発明の実施例におけるデバイス500に対応し、さらに、デバイス20の各モジュールの上記及び他の操作及び/又は機能が図4及び図5の各方法のプロセスを実現し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
なお、本発明の実施例において、「Aに対応するB」は、BがAに関連し、AによってBを確定することを示す。ただし、AによってBを確定することは、AのみによってBを確定することを意味せず、A及び/又は他の情報によってBを確定してもよい。
また、本明細書に記載される「及び/又は」は、関連対象の関連関係を説明するものに過ぎず、以下の3つの関係を示す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独存在すること、AとBが同時に存在すること、及びBが単独存在することそれぞれ示す。また、本明細書に記載される「/」は、通常に、前後の関連対象の「又は」の関係を示す。
なお、本発明の各実施例において、上記各過程の番号が実行順番の前後を意味せず、各過程の実行順番は、その機能及び組み込み論理に決定され、本発明の実施例の実行過程を限定しない。
本願に開示されている実施例に説明されている各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップを結合し、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの結合を用いて実現することができることを、当業者であれば理解できる。これらの機能がハードウェアの形式かあるいはソフトウェアの形式で実施するかについては、技術案の特定応用と設計制約によるものである。当業者は、各特定応用に応じて異なる方法を用いて、説明されている機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると見なすべきではない。
当業者は、簡潔にするために、上記のシステム、装置及びユニットの動作過程が上記の方法の実施例の過程を参照することができることを理解すべきであり、ここで説明を省略する。
本願に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを他のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互い的なカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立な製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。