JP2021044607A - 無線装置、無線装置の自己診断方法およびプログラム - Google Patents

無線装置、無線装置の自己診断方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部機器を用いることなく、無線装置内の異常の有無を診断することができる無線装置を提供すること。【解決手段】試験パターン信号をアンテナ80に送信する送信回路30と、送信回路30から送信された試験パターン信号を送信回路30と同一の周波数帯において受信する受信回路90と、送信回路30から送信された試験パターン信号と、受信回路90で受信した試験パターン信号と、に基づいて診断を行うCPU20と、を備え、CPU20は、受信回路90に漏れこんできた試験パターン信号を判定することで、RFIDタグリーダライタ装置10内の異常の有無を診断する。【選択図】図2

Description

本発明は、無線装置、無線装置の自己診断方法およびプログラムに関する。
近年、無線装置としてRFID(Radio Frequency Identifier)を用いたRFIDタグリーダライタ装置等の近距離無線装置通信技術が用いられている。従来のRFIDタグリーダライタ装置は、送信回路において生成された送信信号を、アンテナから空中へ放射する。そして、RFIDタグリーダライタ装置は、放射した信号に応答してタグから返信された応答信号をアンテナで受信し、受信回路で増幅し、復調してタグの応答を受信している。
このようなRFIDタグリーダライタ装置として、直交検波回路により、タグから返信される信号を受信することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−130604号公報
しかしながら、従来のRFIDタグリーダライタ装置では、送信回路の異常により信号がアンテナに送信できないのか、タグの異常により信号を受信できないのか、受信回路の異常により信号を受信できないのか、異常個所の診断を行うことができなかった。また、外部機器により異常個所の診断を行う場合には、回路規模が大きくなるとともに、コストが大きくなるおそれがある。
本発明の1つの側面に係わる目的は、外部機器を用いることなく、無線装置内の異常の有無を診断することができる無線装置を提供することである。
本発明の1つの態様の無線装置は、試験信号をアンテナに送信する送信回路と、前記送信回路から送信された前記試験信号を前記送信回路と同一の周波数帯において受信する受信回路と、前記送信回路から送信された前記試験信号と、前記受信回路で受信した前記試験信号と、に基づいて診断を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記受信回路に漏れこんできた前記試験信号を判定することで、無線装置内の異常の有無を診断することを特徴とする。
本発明の1つの態様の無線装置の自己診断方法は、試験信号をアンテナに送信し、前記アンテナに送信された前記試験信号と同一の周波数帯において受信し、前記アンテナに送信された前記試験信号と、前記受信した前記試験信号と、に基づいて受信回路に漏れこんできた前記試験信号を判定することで、前記無線装置内の異常の有無を診断することを特徴とする。
本発明の1つの態様のプログラムは、試験信号をアンテナに送信する処理と、前記アンテナに送信された前記試験信号と同一の周波数帯において受信する処理と、前記アンテナに送信された前記試験信号と、前記受信した前記試験信号と、に基づいて受信回路に漏れこんできた前記試験信号を判定することで、前記無線装置内の異常の有無を診断する処理と、を行うことを特徴とする。
上述の態様によれば、外部機器を用いることなく、無線装置内の異常の有無を診断することができる無線装置を提供することができる。
本実施形態のRFIDタグリーダライタシステム1の一例を示す図である。 RFIDタグリーダライタ装置10の一例を示す回路図である。 本実施形態のカップラーの構成の一例を示す図である。 本実施形態の自己診断処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態のRFIDタグリーダライタシステム1の一例を示す図である。RFIDタグリーダライタシステム1は、RFIDタグリーダライタ装置10と、複数の物品100に貼付された複数のRFIDタグ101により構成されている。RFIDタグリーダライタ装置10は、無線装置の一例である。本実施形態においては、物品100に貼付されたRFIDタグ101は、ベルトコンベア200上を搬送方向(図1の右方)に搬送されている。
RFIDタグ101は、識別・管理の対象の物品100に貼付される識別タグであり、アンテナ101aを含んでいる。アンテナ101aは、RFIDタグリーダライタ装置10から送信される送信信号の周波数に整合するように形成され、例えば、アルミ箔によるアンテナパターンで作られた、ダイポールアンテナ等である。RFIDタグ101は、RFIDタグリーダライタ装置10から送信される送信信号を受け、バックスキャッタ方式にてRFIDタグリーダライタ装置10へ応答信号を返送する。そして、RFIDタグリーダライタ装置10は、RFIDタグ101からの応答信号を受信し、復調することで、RFIDタグ101との間で情報の通信が行われる。本実施形態に係るRFIDタグリーダライタ装置10は、例えば、PC(Personal Computer)300からの指示に基づいて、RFIDタグ101の読取動作等を行う。
図2は、RFIDタグリーダライタ装置10の一例を示す回路図である。
RFIDタグリーダライタ装置10は、全体を制御するCPU(Central Processing Unit)20、記憶部21、送信回路30、第1パワー検出器37、局発部40、第2カップラー50、マッチング調整器51、第3カップラー60、第2パワー検出器61、切替回路70、アンテナ80、アンテナ端81および受信回路90を有している。
CPU20は、RFIDタグリーダライタ装置10全体の制御を行う。CPU20は、記憶部21に記憶されたプログラムに基づいて、以下に説明する各種制御や後述の自己診断処理を行う。CPU20は、制御部の一例である。記憶部21は、CPU20による処理に必要な各種データ、CPU20に実行させるプログラム、アプリケーションプログラム等が格納される。RFIDタグリーダライタ装置10は、コンピュータの機能を備えており、自己診断処理プログラムにしたがって後述する自己診断処理を実行する。RFIDタグリーダライタ装置10は、例えば、PC300との通信を行う通信回路等、図2に示していない回路構成を備えていてもよい。なお、アンテナ80は、RFIDタグリーダライタ装置10の一部を構成する回路としているがこの限りではなく、RFIDタグリーダライタ装置10とは異なる別の回路構成としてもよい。
RFIDタグリーダライタ装置10は、PC300から読取コマンド発行の指示を受けると、CPU20がそのコマンドを解析し、送信回路30に読取コマンド発行の指令である送信信号を出力する。また、CPU20は、自己診断処理時に所定の試験パターン信号を送信回路30へ送信する。試験パターン信号は、任意の矩形波(方形波)の信号、タグの応答信号を模した信号、既知のパターンの信号等を採用することができる。試験パターン信号は、試験信号の一例である。
局発部40は、所定の発振周波数の局発信号を出力する。
送信回路30は、DAC(Digital to analog converter:デジタルアナログ変換回路)31、送信ベースバンド処理回路32、送信ミキサ33、第1送信アンプ34、第1カップラー35および移相器36を有する。送信回路30は、図2に示していない回路構成を備えていてもよい。以下、送信回路30内の回路構成を「送信系」と呼ぶこともある。
DAC31は、CPU20で生成されたデジタルの送信信号をアナログ信号に変換して送信ベースバンド処理回路32へ出力する。
送信ベースバンド処理回路32は、DAC31から出力された送信信号から不要な周波数成分を除去する処理等の波形整形処理を行う。
送信ミキサ33は、送信ベースバンド処理回路32によって波形整形された送信信号に対して局発部40から出力される局発信号を掛け合わせる。この結果、送信信号は局発部40から出力される局発信号の周波数にアップコンバートされる。
第1送信アンプ34は、アップコンバートされた送信信号を所定の送信電力に増幅して第1カップラー35へ出力する。第1カップラー35は、第1送信アンプ34により増幅された送信信号を移相器36へ出力するとともに、送信信号(電力)の一部を第1パワー検出器37へ伝達する。
図3は、本実施形態のカップラーの構成の一例を示す図である。図3(1)は、第1カップラー35の構成の一例を示す図である。第1カップラー35は、入出力端子として、第1端子(Input)P1、第2端子(Direct)P2、第3端子(Isolated)P3および第4端子(Coupled)P4を含む。
第1カップラー35において、第1端子P1は、第1送信アンプ34から出力された信号を入力する。第2端子P2は、第1端子P1に入力された信号を移相器36に出力する。第3端子P3は、第1カップラー35においては使用しないので、終端抵抗(例えば、50Ω)に接続される。第4端子P4は、カップリング出力端子として構成され、第1端子P1に入力された信号(電力)の一部が第1パワー検出器37へ伝達される。第1パワー検出器37は、第1カップラー35から伝達された信号の電力から換算した電圧をパワーとして検出する。なお、第1パワー検出器37は、送信回路30とは別の回路構成として構成されているがこの限りではなく、送信回路30を構成する一回路として構成してもよい。
以下、第1カップラー35の第1端子P1に、第1送信アンプ34の出力として「+30dBm」の信号が入力される場合について説明する。この場合、第2端子P2からは、送信アンプの出力「+30dBm」(第1端子P1への入力分)から第1カップラー35の挿入損失(Insertion Loss)分減少した信号が出力される。第1カップラー35の挿入損失は、予め各カップラーの周波数帯ごとに仕様として規定されている。本実施形態においては、第1カップラー35の挿入損失は、920MHzで「0.2dB」であるとする。したがって、第2端子P2からは「30-0.2=29.8dBm」の信号が出力される。なお、第2端子P2から出力される信号は「(10^(30/10)-10^(29.8/10))÷10^(30/10)×100=4.5%」程度しか減衰しない。このため、第1カップラー35を接続した場合であっても、RFIDタグリーダライタ装置10の送受信性能にほとんど影響を与えずに、RFIDタグリーダライタ装置10の診断を行うことができる。
第1カップラー35のカップリング量(Coupling量)は、予め各カップラーの周波数帯ごとに仕様として規定されている。本実施形態においては、第1カップラー35のCoupling量は、920MHzで「10dB」であるとする。したがって、第4端子P4からは「30-10=20dBm」の信号が第1パワー検出器37へ出力される。このため、第4端子P4に接続された第1パワー検出器37は、正常時には「20dBm」の信号のパワーを検出することができる。
正常時に第1パワー検出器37で検出できるパワー「20dBm」を示す情報は、予め記憶部21に記憶されている。したがって、CPU20は、第1パワー検出器37で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)であるか否かを判定することにより、送信系のDAC31から第1送信アンプ34までの範囲で異常があるか否かを診断することができる。期待範囲としては、例えば、正常時に第1パワー検出器37で検出できるパワーの誤差範囲を設定することができる。
送信系のDAC31から第1送信アンプ34までの範囲で異常があると診断した場合には、CPU20は、上位の機器、例えば、PC300や図示しないサーバに異常を通知する。通知の内容として、例えば、送信系のDAC31から第1送信アンプ34までの範囲で異常がある旨のメッセージなどをディスプレイに表示したり、スピーカで報知したりすることができる。この通知を受けたRFIDタグリーダライタ装置10の管理者は、異常がある個所をいち早く特定することができる。
CPU20は、第1カップラー35から出力される送信信号(試験パターン信号)の位相制御量θを調整することにより、直交復調回路にて構成されるI−chまたはQ−chでの受信信号振幅が最大となる位相に移相器36を調整する。CPU20は、位相を調整した受信信号に基づき、直交復調回路を構成するI−ch,Q−chの受信回路90の動作を診断する方法の詳細については後述する。移相器36は、位相が調整された送信信号を第2カップラー50へ出力する。
図3(2)は、第2カップラー50の構成の一例を示す図である。第2カップラー50の構成は、図3(1)の第1カップラー35の構成と略同一であるため、同一の符号を使用することにより重複する説明を省略する。
第2カップラー50において、第1端子P1は、送信回路30から出力された信号を入力する。第2端子P2は、第1端子P1に入力された信号を第3カップラー60に出力する。また、第2端子P2は、アンテナ80からの反射信号をアンテナ端81、切替回路70、第3カップラー60を介して入力する。第3端子P3は、マッチング調整器51に接続される。第4端子P4は、第2端子P2が入力した信号および第1端子P1を通じて送信回路30から漏れてきた信号を受信回路90に出力する。
マッチング調整器51は、第2カップラー50の第3端子P3に接続された終端回路である。マッチング調整器51は、第2カップラー50の第3端子P3とアース間に接続される、第2カップラー50の終端抵抗等である。マッチング調整器51は、CPU20の制御により、第1端子P1を通じて第4端子P4に流れてきた、送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を調整する。マッチング調整器51は、容量成分(C)やインダクタンス成分(L)等を調整可能に構成されている。マッチング調整器51により送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を調整する方法の詳細については、後述する。
図3(3)は、第3カップラー60の構成の一例を示す図である。第3カップラー60の構成は、図3(1)の第1カップラー35の構成と略同一であるため、同一の符号を使用することにより重複する説明を省略する。
第3カップラー60において、第1端子P1は、第2カップラー50から出力された信号を入力する。第2端子P2は、第1端子P1に入力された信号を切替回路70に出力する。また、第2端子P2は、アンテナ80からの反射信号をアンテナ端81、切替回路70を介して入力する。第3端子P3は、第3カップラー60においては使用しないので、終端抵抗(例えば、50Ω)に接続される。第4端子P4は、カップリング出力端子として構成され、第1端子P1に入力された信号(電力)の一部が第2パワー検出器61へ伝達される。第2パワー検出器61は、第3カップラー60から伝達された信号の電力から換算した電圧をパワーとして検出する。
正常時に第2パワー検出器61で検出できるパワー(dBm)を示す情報は、予め記憶部21に記憶されている。したがって、CPU20は、第2パワー検出器61で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)であるか否かを判定することにより、送信系の第1カップラー35から第2カップラー50までの範囲で異常があるか否かを診断することができる。期待範囲としては、例えば、正常時に第2パワー検出器61で検出できるパワーの誤差範囲を設定することができる。
送信系の第1カップラー35から第2カップラー50までの範囲で異常があると診断した場合には、CPU20は、上位の機器、例えば、PC300や図示しないサーバに異常を通知する。通知の内容として、例えば、送信系の第1カップラー35から第2カップラー50までの範囲で異常がある旨のメッセージなどをディスプレイに表示したり、スピーカで報知したりすることができる。この通知を受けたRFIDタグリーダライタ装置10の管理者は、異常がある個所をいち早く特定することができる。
切替回路70は、CPU20の制御により、送信回路30および受信回路90とアンテナ80との間の負荷状態を切り替える。切替回路70は、送信回路30および受信回路90の接続先をアンテナ端81または終端抵抗(例えば、50Ω)に切り替えるスイッチにより構成される。
自己診断処理時には、CPU20は、切替回路70の接続先をアンテナ端81から終端抵抗(例えば、50Ω)に切り替える。そして、CPU20は、切替回路70による接続先の切り替え後に送信回路30から送信された試験パターン信号と、受信回路90で受信した試験パターン信号と、を比較する。
例えば、CPU20は、送信回路30から送信された試験パターン信号の波形と、送信回路30から送信された(漏れてきた)試験パターン信号の波形に対し受信回路90で処理をし、受信回路90から出力された試験パターン信号の波形と、を対比する。
具体的には、送信回路30から送信された試験パターン信号の波形とは、送信回路30から送信された試験パターン信号の、該送信回路30により波形整形処理が行われる前(すなわち、DAC31に入力された)試験パターン信号の波形である。また、送信回路30から送信された(漏れてきた)試験パターン信号の波形とは、送信回路30から送信され第2カップラー50を介して受信回路90に入力され、受信回路90のADC(I−chADC97a、Q−chADC97b)から出力された試験パターン信号の波形である。
そして、CPU20は、対比した結果、実質的に同一の信号か否かを判定する。実質的に同一でない場合には、送信回路30または受信回路90に異常があると診断する。これにより、CPU20は、アンテナ80の先にある人や物の配置関係を含む周辺環境や、RFIDタグ101の影響を除外して、RFIDタグリーダライタ装置10内の異常の有無を診断することができる。
そして、通常時または自己診断処理を終了する際には、CPU20は、切替回路70の接続先を終端抵抗からアンテナ端81に切り替える。これにより、アンテナ端81を介して、送信回路30および受信回路90をアンテナ80と接続してRFIDタグ101との通信を行うことができる。
切替回路70の接続先がアンテナ端81に切り替えられている場合には、第2カップラー50は、送信回路30から出力された送信信号をアンテナ80へ導き、アンテナ80を介して送信信号が出力される。このようにして、RFIDタグリーダライタ装置10からRFIDタグ101へ情報読み出しのための読取コマンド発行の指令である送信信号が発行される。
また、RFIDタグリーダライタ装置10がRFIDタグ101から応答信号である反射波をアンテナ80に受けると、第2カップラー50は、アンテナ80から入力されるRFIDタグ101からの応答信号である反射波を、受信回路90へ出力する。また、第2カップラー50は、送信回路30から漏れてきた信号を受信回路90へ出力する。
受信回路90は、第4カップラー91、第3パワー検出器92、分配器93、ハイブリッド回路94、I−ch受信ミキサ95a、Q−ch受信ミキサ95b、I−ch受信ベースバンド処理回路96a、Q−ch受信ベースバンド処理回路96b、I−chADC97aおよびQ−chADC97bを有する。受信回路90は、図2に示していない回路構成を備えていてもよい。以下、受信回路90内の回路構成を「受信系」と呼ぶこともある。
図3(4)は、第4カップラー91の構成の一例を示す図である。第4カップラー91の構成は、図3(1)の第1カップラー35の構成と略同一であるため、同一の符号を使用することにより重複する説明を省略する。
第4カップラー91において、第1端子P1は、第2カップラー50から出力された信号を入力する。第2端子P2は、第1端子P1に入力された信号を分配器93に出力する。第3端子P3は、第4カップラー91においては使用しないので、終端抵抗(例えば、50Ω)に接続される。第4端子P4は、カップリング出力端子として構成され、第1端子P1に入力された信号(電力)の一部が第3パワー検出器92へ伝達される。第3パワー検出器92は、第4カップラー91から伝達された信号の電力から換算した電圧をパワーとして検出する。
正常時に第3パワー検出器92で検出できるパワー(dBm)を示す情報は、予め記憶部21に記憶されている。したがって、CPU20は、第3パワー検出器92で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)であるか否かを判定することにより、第1パワー検出器37や第2パワー検出器61がない場合であっても、送信回路30に異常があるか否かを診断することができる。期待範囲としては、例えば、正常時に第3パワー検出器92で検出できるパワーの誤差範囲を設定することができる。
送信回路30に異常があると診断した場合には、CPU20は、上位の機器、例えば、PC300や図示しないサーバに異常を通知する。通知の内容として、例えば、送信回路30に異常がある旨のメッセージなどをディスプレイに表示したり、スピーカで報知したりすることができる。この通知を受けたRFIDタグリーダライタ装置10の管理者は、異常がある個所をいち早く特定することができる。
また、第3パワー検出器92は、第2カップラー50での送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を検出することができる。
ここで、マッチング調整器51により送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を調整する方法について説明する。送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)は、RFIDタグリーダライタ装置10のノイズ発生源であるため、可能な限り小さいことが望ましい。したがって、通常時または自己診断処理を終了する際においては、CPU20の制御により、送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を最小化するようにマッチング調整器51を調整する。例えば、CPU20は、第3パワー検出器92で検出される送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)が最小化するようにマッチング調整器51を調整する。
これに対し、自己診断処理時には、CPU20は、送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみを最大化するようにマッチング調整器51を調整する。例えば、CPU20は、第3パワー検出器92で検出される送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)が最大化するようにマッチング調整器51を調整する。これにより、送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を検出しやすくすることができ、異常の有無を診断する性能を向上することができる。
具体的には、CPU20は、第2カップラー50のディレクティビティ(Directivity)を変化させることにより第2カップラー50での送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみ(キャリアリーク)を調整することができる。ディレクティビティ(Directivity)は、予め各カップラーの周波数帯ごとに仕様として規定されている。ディレクティビティ(Directivity)は、第1端子P1から第3端子P3に漏れていく量と、第1端子P1から第4端子P4へのCoupling量との差により算出される。
第2カップラー50のCoupling量は、予め各カップラーの周波数帯ごとに仕様として規定されている。
CPU20は、送信回路30から受信回路90へのアイソレーション量(Isolation)を増加させると、送信回路30から受信回路90へ流れる信号(キャリアリーク)を低減することができる。アイソレーション量(Isolation)、ディレクティビティ(Directivity)およびカップリング量(Coupling量)は、式(1)の関係となる。
Isolation = Directivity + Coupling・・・(1)
マッチング調整器51は、容量成分(C)やインダクタンス成分(L)等を調整可能に構成されている。このため、CPU20は、マッチング調整器51の容量成分(C)やインダクタンス成分(L)を調整することにより、マッチング調整器51のインピーダンスを調整することができる。したがって、CPU20は、マッチング調整器51のインピーダンスを調整することにより、第3端子P3へのアイソレーション量(Isolation)を調整することができる。その結果、CPU20は、マッチング調整器51の容量成分(C)やインダクタンス成分(L)を調整することで、送信回路30から受信回路90へ流れる信号(キャリアリーク)を調整することができる。
このように、自己診断処理時には、送信回路30から受信回路90への信号の漏れこみが最大化するようにマッチング調整器51を調整することで、試験パターン信号を受信する感度を上げることができる。
分配器93は、切替回路70により送信回路30および受信回路90がアンテナ端81と接続されている場合には、アンテナ端81を介してアンテナ80から送られた信号を、第2カップラー50を介して受信する。
また、分配器93は、切替回路70により送信回路30および受信回路90がアンテナ端81から終端抵抗に切り替えられている場合には、第2カップラー50において送信回路30から漏れてきたキャリアリーク分の信号を受信する。分配器93は、受信した信号を2つの信号に分配し、分配した信号をそれぞれI−ch受信ミキサ95aとQ−ch受信ミキサ95bに出力する。
ハイブリッド回路94は、局発部40から受信した信号を、互いに90°位相のずれた信号として、それぞれ、I−ch受信ミキサ95aと、Q−ch受信ミキサ95bに出力する。I−ch受信ミキサ95a、Q−ch受信ミキサ95bは、各々、自己に入力される分配器93からの信号に対して、局発部40から出力される局発信号を掛け合わせる。この結果、受信信号は局発部40から出力される局発信号の周波数にダウンコンバートされる。I−ch受信ミキサ95a、Q−ch受信ミキサ95bで掛け合わせる局発信号は、送信ミキサ33で掛け合わせる局発信号と同一の周波数帯である。本実施形態において、I−ch受信ミキサ95a、Q−ch受信ミキサ95bおよび送信ミキサ33で掛け合わせる周波数帯は「920MHz帯」であるがこれに限られるものではない。例えば、「2.4GHz帯」、「13.56MHz帯」等であってもよい。
I−ch受信ベースバンド処理回路96aは、I−ch受信ミキサ95aでダウンコンバートされた信号から不要な周波数成分を除去し、復調して、I−chADC97aに出力する。I−chADC97aは、受信したアナログ信号をデジタル信号に変換し、CPU20に出力する。
Q−ch受信ベースバンド処理回路96bは、Q−ch受信ミキサ95bでダウンコンバートされた信号から不要な周波数成分を除去し、復調して、Q−chADC97bに出力する。Q−chADC97bは、受信したアナログ信号をデジタル信号に変換し、CPU20に出力する。
I−ch受信ミキサ95a、Q−ch受信ミキサ95b、I−ch受信ベースバンド処理回路96a、Q−ch受信ベースバンド処理回路96b、I−chADC97aおよびQ−chADC97bは、受信回路90の直交復調回路を構成する。以下、直交復調回路にて構成される受信回路90の動作を診断する方法について説明する。
CPU20は、I−chADC97aでの受信信号振幅が最大となる位相に移相器36を調整する。そして、CPU20は、I−chADC97aから出力された試験パターン信号の波形が正常波形か否かを判定する。波形が正常か否かの判定は、CPU20を通じて送信回路30から送信された試験パターン信号の波形と、I−chADC97aからCPU20に出力された試験パターン信号の波形と、が実質的に同一か否かが判定されることにより行われる。
送信系に異常がない場合において、I−chADC97aから出力された試験パターン信号の波形が異常波形であると判定した場合には、I−chの受信系に異常があると診断する。I−chの受信系に異常があると診断した場合には、CPU20は、上位の機器、例えば、PC300や図示しないサーバに異常を通知する。通知の内容として、例えば、I−chの受信系に異常がある旨のメッセージなどをディスプレイに表示したり、スピーカで報知したりすることができる。この通知を受けたRFIDタグリーダライタ装置10の管理者は、異常がある個所をいち早く特定することができる。
また、CPU20は、Q−chADC97bでの受信信号振幅が最大となる位相に移相器36を調整する。そして、CPU20は、Q−chADC97bから出力された試験パターン信号の波形が正常波形か否かを判定する。波形が正常か否かの判定は、CPU20を通じて送信回路30から送信された試験パターン信号の波形と、Q−chADC97bからCPU20に出力された試験パターン信号の波形と、が実質的に同一か否かが判定されることにより行われる。
送信系に異常がない場合において、Q−chADC97bから出力された試験パターン信号の波形が異常波形であると判定した場合には、Q−chの受信系に異常があると診断する。Q−chの受信系に異常があると診断した場合には、CPU20は、上位の機器、例えば、PC300や図示しないサーバに異常を通知する。通知の内容として、例えば、Q−chの受信系に異常がある旨のメッセージなどをディスプレイに表示したり、スピーカで報知したりすることができる。この通知を受けたRFIDタグリーダライタ装置10の管理者は、異常がある個所をいち早く特定することができる。
図4は、本実施形態の自己診断処理の一例を示すフローチャートである。自己診断処理は、送信回路30および受信回路90の接続先がアンテナ端81である状態で開始される。はじめに、CPU20は、PC300から自己診断処理開始の指示を受けると、読取コマンド発行の指令である送信信号の出力を開始する(ステップS11)。
CPU20は、第1パワー検出器37で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)であるか否かを判定する(S12)。第1パワー検出器37で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲外のパワー(電力)である場合(S12:NO)には、CPU20は、送信系のDAC31から第1送信アンプ34までの範囲で異常があると診断する(S13)。そして、CPU20は、送信系のDAC31から第1送信アンプ34までの範囲で異常がある旨を上位のPC300等に対し通知する(S14)。この処理が終了すると、図4では省略されているが自己診断処理は終了となる。
第1パワー検出器37で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)である場合(S12:YES)には、CPU20は、第2パワー検出器61で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)であるか否かを判定する(S15)。
第2パワー検出器61で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲外のパワー(電力)である場合(S15:NO)には、CPU20は、送信系の第1カップラー35から第2カップラー50までの範囲で異常があると診断する(S16)。そして、CPU20は、送信系の第1カップラー35から第2カップラー50までの範囲で異常がある旨を上位のPC300等に対し通知する(S17)。この処理が終了すると、図4では省略されているが自己診断処理は終了となる。
第2パワー検出器61で検出したパワーが正常時に検出できる期待範囲内のパワー(電力)である場合(S15:YES)には、CPU20は、送信回路30および受信回路90の接続先をアンテナ端81から終端抵抗に切り替える(S18)。
CPU20は、第2カップラー50において、送信系から受信系への信号の漏れこみ(キャリアリーク)が最大化するようにマッチング調整器51を調整する(S19)。CPU20は、試験パターン信号の送信を開始する(S20)。
CPU20は、I−chADC97aでの受信信号振幅が最大となる位相に移相器36を調整する(S21)。そして、CPU20は、I−chADC97aから出力された試験パターン信号の波形が正常波形か否かを判定する(S22)。I−chADC97aから出力された試験パターン信号の波形が異常波形である場合(S22:NO)には、CPU20は、I−chの受信系に異常があると診断する(S23)。そして、CPU20は、I−chの受信系に異常がある旨を上位であるPC300等に通知する(S24)。この処理が終了すると、図4では省略されているが自己診断処理は終了となる。
I−chADC97aから出力された試験パターン信号の波形が正常波形である場合(S22:YES)には、CPU20は、Q−chADC97bでの受信信号振幅が最大となる位相に移相器36を調整する(S25)。そして、CPU20は、Q−chADC97bから出力された試験パターン信号の波形が正常波形か否かを判定する(S26)。Q−chADC97bから出力された試験パターン信号の波形が異常波形である場合(S26:NO)には、CPU20は、Q−chの受信系に異常があると診断する(S27)。そして、CPU20は、Q−chの受信系に異常がある旨をPC300等の上位に通知する(S28)。この処理が終了すると、図4では省略されているが自己診断処理は終了となる。
Q−chADC97bから出力された試験パターン信号の波形が正常波形であると判定した場合(S29:YES)には、CPU20は、通常時の設定(状態)への復帰処理(S29〜S31)を行う。すなわち、CPU20は、送信系から受信系への信号の漏れこみが最小化するようにマッチング調整器51を調整する(S29)。そして、CPU20は、送信回路30および受信回路90の接続先を終端抵抗からアンテナ端81へ復帰する(S30)。また、CPU20は、移相器36の位相を規定値に復帰する(S31)。この処理が終了すると自己診断処理は終了となる。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。
1 RFIDタグリーダライタシステム
10 RFIDタグリーダライタ装置
20 CPU
21 記憶部
30 送信回路
31 DAC
32 送信ベースバンド処理回路
33 送信ミキサ
34 第1送信アンプ
35 第1カップラー
36 移相器
37 第1パワー検出器
40 局発部
50 第2カップラー
51 マッチング調整器
60 第3カップラー
61 第2パワー検出器
70 切替回路
80 アンテナ
81 アンテナ端
90 受信回路
91 第4カップラー
92 第3パワー検出器
93 分配器
94 ハイブリッド回路
95a I−ch受信ミキサ
95b Q−ch受信ミキサ
96a I−ch受信ベースバンド処理回路
96b Q−ch受信ベースバンド処理回路
97a I−chADC
97b Q−chADC
100 物品
101 RFIDタグ
101a アンテナ
200 ベルトコンベア
300 PC
P1 第1端子
P2 第2端子
P3 第3端子
P4 第4端子

Claims (7)

  1. 試験信号をアンテナに送信する送信回路と、
    前記送信回路から送信された前記試験信号を前記送信回路と同一の周波数帯において受信する受信回路と、
    前記送信回路から送信された前記試験信号と、前記受信回路で受信した前記試験信号と、に基づいて診断を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記受信回路に漏れこんできた前記試験信号を判定することで、無線装置内の異常の有無を診断する
    ことを特徴とする無線装置。
  2. 請求項1に記載の無線装置において、
    前記送信回路と前記受信回路との間に接続されたカップラーを更に備え、
    前記制御部は、前記制御部を通じて前記送信回路から送信された前記試験信号の波形と、前記送信回路から送信され前記カップラーを介して前記受信回路から前記制御部に出力された前記試験信号の波形と、が実質的に同一か否かを判定し、同一でない場合には、異常であると診断する
    ことを特徴とする無線装置。
  3. 請求項1または2に記載の無線装置において、
    前記送信回路は、前記送信回路から送信される前記試験信号に基づいて前記試験信号のパワーを検出するパワー検出器を更に備え、
    前記制御部は、前記パワー検出器により検出された前記パワーに基づいて、前記送信回路に異常があるか否かを判断する
    ことを特徴とする無線装置。
  4. 請求項1から3のうちいずれかに記載の無線装置において、
    前記送信回路および前記受信回路と前記アンテナとの間の負荷状態を切り替える切替回路を更に備え、
    前記制御部は、前記切替回路による切り替え後に、前記受信回路で受信した前記試験信号に基づいて診断を行う
    ことを特徴とする無線装置。
  5. 請求項1から4のうちいずれかに記載の無線装置において、
    前記送信回路は、前記送信回路から送信される前記試験信号の位相を調整する移相器を更に備え、
    前記制御部は、前記移相器により前記試験信号の位相を調整することにより、直交復調回路にて構成される前記受信回路の動作を診断する
    ことを特徴とする無線装置。
  6. 無線装置の異常を診断する無線装置の自己診断方法であって、
    試験信号をアンテナに送信し、
    前記アンテナに送信された前記試験信号と同一の周波数帯において受信し、
    前記アンテナに送信された前記試験信号と、前記受信した前記試験信号と、に基づいて受信回路に漏れこんできた前記試験信号を判定することで、前記無線装置内の異常の有無を診断する
    ことを特徴とする無線装置の自己診断方法。
  7. 無線装置の異常を診断する無線装置のコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    試験信号をアンテナに送信する処理と、
    前記アンテナに送信された前記試験信号と同一の周波数帯において受信する処理と、
    前記アンテナに送信された前記試験信号と、前記受信した前記試験信号と、に基づいて受信回路に漏れこんできた前記試験信号を判定することで、前記無線装置内の異常の有無を診断する処理と、
    を行うことを特徴とするプログラム。
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