JP2021043540A - 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】センサを有する紙葉類識別装置を適切なプログラムにて動作させることが可能な紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラムを提供する。【解決手段】センサ情報を有するセンサを備える紙葉類識別装置と、前記センサから前記センサ情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した前記センサ情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定部と、を備え、前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに基づき動作する紙葉類処理装置である。【選択図】図3
Description
本発明は、紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラムに関する。より詳しくは、紙葉類を識別する紙葉類識別装置を備えた紙葉類処理装置に好適な紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラムに関する。
紙幣(銀行券)、商品券、小切手、有価証券等の紙葉類を処理する紙葉類処理装置では、紙葉類識別装置に搭載された異なる複数の種類のセンサを用いて、紙葉類の特徴を取得する。そして、取得した紙葉類の特徴に基づき、紙葉類の種類、真偽、正損等を識別することが一般的に行われている。
例えば、特許文献1には、紙幣種類選択手段により、取扱対象となる紙幣が選択されることに応じて、紙幣種類記憶手段に予め記憶されている対応するセンサ群を特定し、特定されたセンサによって真偽判別を行うプログラムが開示されている。
ここで、紙葉類処理装置においては、センサの生産中止等により、それまで採用されていたセンサと完全互換でない、例えば型式の異なるセンサを紙葉類識別装置に搭載する必要が生じる場合が有る。その場合、その完全互換性の無いセンサを従前の制御プログラムにて動作させると、正常な動作をしない可能性がある。また、その場合、紙葉類識別装置の紙葉類を識別するための識別処理プログラムも変更となる場合もある。そのため、完全互換性の無いセンサを搭載する場合は、紙葉類処理装置の製造工程や出荷後のメンテナンス等において、プログラムの変更といった余分な作業や、センサの型式や対応するプログラムの管理といった複雑な管理が必要となる。
更に、センサの変更が無い場合であっても、センサの型式といったセンサ情報が適切に管理されていないと、例えば紙葉類識別装置の出荷後に、各国での紙葉類の識別に関する規則であるレギュレーションの変更に対応する必要が生じた際に、センサの制御プログラムや紙葉類識別装置の識別処理プログラムを容易に変更することができない。その結果、レギュレーション変更に応じて識別処理を適切にレベルアップすることができない可能性がある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、センサを有する紙葉類識別装置を適切なプログラムにて動作させることが可能な紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明は、紙葉類処理装置であって、前記紙葉類処理装置は、センサ情報を有するセンサを備える紙葉類識別装置と、前記センサから前記センサ情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した前記センサ情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定部と、を備え、前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに基づき動作することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記紙葉類処理装置は、前記紙葉類識別装置を動作させる複数のプログラムを記憶する記憶部を更に備え、前記プログラム設定部は、前記複数のプログラムのいずれも前記センサ情報に対応したプログラムでない場合は、前記複数のプログラムのいずれも設定しないことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記プログラム設定部が前記プログラムを設定する際に用いた前記センサ情報は、前記センサの型式であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記紙葉類識別装置を動作させる前記プログラムは、前記センサの動作を制御する制御プログラムを含み、前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに含まれる前記制御プログラムに基づき、前記センサの動作を制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記紙葉類識別装置を動作させる前記プログラムは、紙葉類を識別する処理を行う識別処理プログラムを含み、前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに含まれる前記識別処理プログラムに基づき、紙葉類を識別することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記情報取得部は、前記紙葉類処理装置が設置された位置を特定する位置情報を更に取得し、前記プログラム設定部は、前記センサ情報に加えて更に前記位置情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記紙葉類は、紙幣であり、前記情報取得部は、前記紙葉類処理装置が取扱う紙幣を特定する取扱紙幣情報を更に取得し、前記プログラム設定部は、前記センサ情報に加えて更に前記取扱紙幣情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定することを特徴とする。
また、本発明は、紙葉類処理方法であって、前記紙葉類処理方法は、センサからセンサ情報を取得する情報取得ステップと、前記情報取得ステップにて取得した前記センサ情報に基づき、前記センサを備える紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定ステップと、前記プログラム設定ステップにて設定した前記プログラムに基づいて前記紙葉類識別装置を動作させる動作ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、紙葉類処理プログラムであって、前記紙葉類処理プログラムは、センサからセンサ情報を取得する情報取得処理と、前記情報取得処理にて取得した前記センサ情報に基づき、前記センサを備える紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定処理と、前記プログラム設定処理にて設定した前記プログラムに基づいて前記紙葉類識別装置を動作させる動作処理と、を紙葉類処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明の紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラムによれば、センサを有する紙葉類識別装置を適切なプログラムにて動作させることができる。
以下、本発明に係る紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラムの好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の対象となる紙葉類としては、紙幣(銀行券)、小切手、商品券、手形、帳票、有価証券、カード状媒体等の様々な紙葉類が適用可能であるが、以下においては、紙幣を対象とする紙幣処理装置、紙幣処理方法及び紙幣処理プログラムを例として、本発明を説明する。なお、紙幣処理プログラムは、紙幣処理装置に予め導入されてもよいし、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、又は、ネットワークを介して、操作者に提供されてもよい。また、以下の説明は、紙幣処理装置、紙幣処理方法及び紙幣処理プログラムの一例である。
まず、図1及び2を用いて、本実施形態に係る紙幣処理装置の構成について説明する。図1及び2に示すように、本実施形態に係る紙幣処理装置1は、各種情報の入力を受け付ける操作部及び各種情報を画面上に表示する表示部の機能を有する操作表示部10(図1では図示せず)と、操作者が載置した紙幣BNを、一番下にあるものから順次、1枚ずつ紙幣処理装置1内に繰り出す取込部20と、紙幣BNを搬送路31に沿って1枚ずつ搬送する搬送部30と、紙幣BNから識別処理用のデータをそれぞれ採取する複数のセンサを備え、搬送路31を搬送される紙幣BNの識別処理を行う紙葉類識別装置としての紙幣識別装置(紙幣識別部)100と、紙幣識別装置100で識別された正常な紙幣BNを金種毎に集積する集積部40(40a〜40d)と、識別できなかった紙幣等の所定条件を満たさない異常な紙幣BNであるリジェクト紙幣を集積するリジェクト部50と、これらを制御する制御部60と、を有している。搬送部30は、搬送路31の他に、複数のローラ等の搬送手段と、搬送手段を駆動する、モータ等の駆動装置とを有している。紙幣処理装置1で実行される各処理は、制御部60がこれら各部を制御することによって実現される。紙幣識別装置100をこのような紙幣処理装置1に内蔵して利用することにより、取込部20に載置された複数の紙幣BNを連続して処理し、偽券、損券又は真偽不確定券と判定された紙幣をリジェクト部50に返却し、分別することができる。
紙幣識別装置100による識別処理の内容は特に限定されず、例えば、紙幣の場合は金種の識別、紙幣の真偽や正損の判定、紙幣の向きや表裏の判定、紙幣の外形情報や通過位置情報の取得、紙幣に印字された数字、文字等の記号の読み取りといった各種機能が挙げられる。
以下、図3を用いて、紙幣識別装置100の構成について説明する。図3に示すように、紙幣識別装置100は、紙幣から識別処理用のデータを採取するセンサ(センサユニット)として、赤外光、可視光等の複数種類の光を照射して紙幣の光学データ(光学特性)を取得する光学ラインセンサ110と、紙幣の磁気データ(磁性)を取得する磁気ラインセンサ120と、紙幣の厚みデータを取得する厚検ラインセンサ130と、紫外線を照射して紙幣の蛍光データを取得する蛍光センサ140とを有している。各センサ110、120、130、140は、着脱自在に紙幣識別装置100に取り付けられており、必要に応じて交換が可能となっている。
紙幣識別装置100は、各センサ110、120、130、140で取得されたデータに基づいて紙幣の識別処理等を行う。例えば、光学ラインセンサ110で取得された光学データに基づいて紙幣の光学画像が生成され、紙幣の識別処理に利用される。また、磁気ラインセンサ120で取得された磁気データに基づいて紙幣の磁気情報が検出され、紙幣の識別処理に利用される。また、厚検ラインセンサ130で取得された厚みデータに基づいて紙幣の厚みが検出され、紙幣の識別処理やテープ検知、2枚重ね搬送検知等に利用される。また、蛍光センサ140で取得された蛍光データに基づいて紙幣の蛍光発光の有無が検出され、紙幣の識別処理に利用される。
センサ110、120、130及び140は、それぞれ、不揮発性メモリ等の不揮発性の記憶装置で構成されたセンサ記憶部111、121、131及び141を有している。各センサ記憶部111、121、131、141は、対応するセンサ110、120、130、140のセンサ情報を記憶している。
センサ情報とは、対応するセンサ(そのセンサ情報が記憶された記憶部を有するセンサ)に関する情報であり、対応するセンサの固有情報及び属性情報を含んでいる。ここで、固有情報とは、対応するセンサの個体を識別できる情報を意味し、固有情報としては、シリアルナンバーが好適である。なお、シリアルナンバーは、記号を含んでいてもよい。属性情報とは、対応するセンサの属性を示す情報を意味し、例えば、対応するセンサの種類、メーカー、品目(品目コード)、型式(版数)、解像度、読取幅、光源波長(光学ラインセンサユニット10及び蛍光センサユニット40の場合)などが挙げられる。
また、紙幣識別装置100は、制御部として、各センサ110、120、130、140を制御するとともに紙幣の識別処理を行う制御基板150を有している。各センサ110、120、130、140は、制御基板150に接続されている。各センサ110、120、130、140と制御基板150とは、それぞれ独立して紙幣識別装置100に交換可能な状態で取り付けられている。
制御基板150は、紙幣識別装置100の各部を制御するものであり、例えば、各種の処理を実現するためのソフトウェアプログラムと、該ソフトウェアプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)と、該CPUによって制御される各種ハードウェアと、揮発性又は不揮発性のメモリ等の記憶装置で構成された記憶部151と、これらが実装される基板等によって構成されている。
記憶部151は、紙幣識別装置100を動作させるプログラム(ソフトウェアプログラムやハードウェアプログラムを含む。以下、動作プログラムとも言う。)を記憶しており、制御基板150は、記憶部151に記憶された動作プログラムに従って、紙幣識別装置100の各部を制御する。また、制御基板150は、記憶部30に記憶された動作プログラムにより、情報取得部152、プログラム設定部153及び識別部154の機能を有している。
記憶部151には、動作プログラムとして、光学ラインセンサ110の動作を制御する複数(複数種)の制御プログラムが記憶されている。複数の制御プログラムは、互いに異なる制御方法により光学ラインセンサ110を制御するものである。同様に、記憶部151には、動作プログラムとして、磁気ラインセンサ120の動作を制御する複数(複数種)の制御プログラムと、厚検ラインセンサ130の動作を制御する複数(複数種)の制御プログラムと、蛍光センサ140の動作を制御する複数(複数種)の制御プログラムと、が記憶されている。
また、記憶部151には、動作プログラムとして、紙幣を識別する処理を行う複数(複数種)の識別処理プログラムが記憶されている。複数の識別処理プログラムは、識別部154による識別処理を実行するためのプログラムであり、互いに異なる識別処理を実現するものである。
更に、記憶部151には、紙幣識別装置100の各センサ110、120、130、140の動作確認(セルフチェック)を行うセルフチェックプログラムが記憶されている。制御基板150は、セルフチェックプログラムに基づき、各センサ110、120、130、140の動作確認を行う。より詳細には、図4に示すように、制御基板150は、紙幣処理装置1の搬送路31の幅W1の情報、及び/又は取り扱い紙幣BNの幅W2の情報を紙幣処理装置1から取得し、取得した搬送路31の幅W1、及び/又は取り扱い紙幣BNの幅W2に応じて、紙幣識別装置100に搭載される各センサ110、120、130、140の識別機能を保証する幅(主走査方向の長さ)である性能保証幅W3を設定し、この範囲内は通常通り各センサ110、120、130、140のチェックを行う一方で、この範囲外の領域については各センサ110、120、130、140のチェックを緩めるか、又はチェックしないようにする処理を行う。これにより、紙幣処理装置1の種類や運用場所に応じてセンサ制御及び運用方法を最適化することができるため、搬送路31の幅W1、及び/又は取り扱い紙幣BNの幅W2に応じた汎用性の高いセンサ運用の実施と識別性能の向上とが可能である。
紙幣識別装置は、国内外の様々な搭載機に対応することが好ましいが、搭載機毎に仕様が異なる。搬送路の幅も搭載機毎に異なり、特に国内では日本円のみの取り扱いのため、一例では176.8mm程度で良いことに対し、海外では大小様々な紙幣を取り扱う必要があるため、一例では190.5mm程度が必要になる。これらで共通のセンサ運用とした場合、国内ではラインセンサの両端付近を紙幣が通過しないため、埃が溜まりやすく、センサチェックの実施時にこの埃によりエラーとなり易い。それを回避するためには、両端付近のチェックを緩和して対応する必要がある。しかしながら、海外向けの搭載機では逆に両端付近も厳しくチェックするのが理想であるが、この緩和のため実施できず、両端付近の識別性能が低下し、搭載機の信頼性を低くする原因となり得る。
それに対して、本実施形態では、上述のように搬送路31の幅W1、及び/又は取り扱い紙幣BNの幅W2に応じて性能保証幅W3を設定することから、セルフチェックの範囲を変更可能とすることができ、また、性能保証幅W3の内外でセルフチェックの運用を変更して最適化することが可能である。したがって、例えば、国内ではラインセンサの両端付近の埃に起因するエラーを回避しつつ、他方、海外ではラインセンサ全体にわたって識別性能を向上することができる。
なお、記憶部151は、その他、識別部154による識別処理に利用される各種のテンプレート(例えば基準画像データ等)や閾値を記憶するために利用される。
情報取得部152は、各センサ110、120、130、140からセンサ情報をそれぞれ取得する。すなわち、各センサ記憶部111、121、131、141からセンサ情報をそれぞれ読み取る処理を行う。
プログラム設定部153は、情報取得部152が取得したセンサ情報に基づき、動作プログラム、好ましくは制御プログラム及び識別処理プログラムを設定する。
より詳細には、プログラム設定部153は、情報取得部152が光学ラインセンサ110のセンサ記憶部151から取得したセンサ情報に基づいて、光学ラインセンサ110用の複数の制御プログラムのうちから一つを選択し、それを光学ラインセンサ110を実際に制御する制御プログラムとして設定する。このとき、取得したセンサ情報からどの制御プログラムを選択するかは、例えば、両者の対応関係を特定したテーブルを紙幣処理装置1内のいずれかの記憶部に記憶しておき、そのテーブルを参照することによって決定してもよい。或いは、両者の対応関係を特定した情報を管理システムやクラウドといった紙幣処理装置1の外部に保管しておき、紙幣処理装置1がその外部に保管された情報を通信により参照することによって決定してもよい。
他のセンサ120、130及び140についても同様にして、プログラム設定部153は、情報取得部152が取得したセンサ情報に基づき、制御プログラムを設定する。
また、プログラム設定部153は、情報取得部152が各センサ110、120、130、140の各センサ記憶部111、121、131、141から取得したそれぞれのセンサ情報に基づいて、複数の識別処理プログラムのうちから一以上、通常は複数の識別処理プログラムを選択し、それを実際に実行する識別処理プログラムとして設定する。
より詳細には、プログラム設定部153は、情報取得部152が取得したセンサ情報に基づいて、識別処理の種類(例えば金種識別や真偽判定、正損判定)毎に、識別処理プログラム(判定式)を選択し、それを実際に実行する識別処理プログラムとして設定する。
具体的には、例えば、光学ラインセンサ110で取得された光学データに基づく金種識別、真偽判定及び正損判定を行うための識別処理プログラムがそれぞれ複数ずつ記憶部151に記憶されており、プログラム設定部153は、以下の設定処理を行う。すなわち、プログラム設定部153は、情報取得部152が光学ラインセンサ110のセンサ記憶部111から取得したセンサ情報に基づいて、光学データに基づく金種識別用の複数の識別処理プログラムのうちから一つを選択し、それを実際に実行する識別処理プログラム(金種識別用の判定式)として設定し、光学データに基づく真偽判定用の複数の識別処理プログラムのうちから一つを選択し、それを実際に実行する識別処理プログラム(真偽判定用の判定式)として設定し、光学データに基づく正損判定用の複数の識別処理プログラムのうちから一つを選択し、それを実際に実行する識別処理プログラム(正損判定用の判定式)として設定する。このとき、取得したセンサ情報からどの識別処理プログラムを選択するかは、例えば、識別処理の種類毎に両者の対応関係を特定したテーブルを紙幣処理装置1内のいずれかの記憶部に記憶しておき、そのテーブルを参照することによって決定してもよい。或いは、識別処理の種類毎に両者の対応関係を特定した情報を管理システムやクラウドといった紙幣処理装置1の外部に保管しておき、紙幣処理装置1がその外部に保管された情報を通信により参照することによって決定してもよい。
他のセンサ120、130及び140についても同様にして、プログラム設定部153は、情報取得部152が取得したセンサ情報に基づき、識別処理の種類毎に、識別処理プログラム(判定式)を設定する。
プログラム設定部153が参照する具体的なセンサ情報の種類は、特に限定されないが、シリアルナンバー及び型式が好適である。
シリアルナンバーを利用する場合、予めシリアルナンバーの各々を特定の動作プログラムと対応付けておき、その対応関係に従って動作プログラムを選択してもよいし、予めシリアルナンバーの所定の桁の番号(記号でもよい。)を特定の動作プログラムと対応付けておき、その対応関係に従って動作プログラムを選択してもよい。例えば、シリアルナンバーの3桁目がAであれば、Xの制御プログラムを選択する、といった処理を行ってもよい。
型式を利用する場合、予め型式の各々を特定の動作プログラムと対応付けておき、その対応関係に従って動作プログラムを選択してもよいし、予め型式の各々を所定の仕様情報に対応付けておき、更に予め使用情報の各々を特定の動作プログラムと対応付けておき、それらの対応関係を辿ることによって動作プログラムを選択してもよい。
また、予めシリアルナンバーの各々を所定の型式に対応付けておき、更に予め型式の各々を特定の動作プログラムと対応付けておき、それらの対応関係を辿ることによって動作プログラムを選択してもよい。
更に、センサ情報が、使用すべき動作プログラムを指定する情報(プログラムID等)を有しており、その情報に従って動作プログラムを設定してもよい。この場合、センサ情報に型式及び/又はシリアルナンバーが含まれていなくてもよい。
なお、型式が変わると、通常、紙幣の識別処理用の閾値も変更されることとなる。したがって、ある型式のセンサの出力値に対して、その型式に適合しない識別処理プログラムを実行すると、識別不能となったり、誤った識別結果が得られるといった可能性がある。他方、ハードウェア的に互換性のあるセンサの場合は、通常、出力値を出すプログラムまでは同じである。
そして、制御基板150は、プログラム設定部153が設定した制御プログラムに基づき、各センサ110、120、130、140の動作を制御する。また、識別部154は、プログラム設定部153が設定した識別処理プログラムに基づき、紙幣の識別処理を行う。
ただし、プログラム設定部153は、複数の動作プログラムのいずれもセンサ情報に対応したプログラムでない場合は、複数の動作プログラムのいずれも設定しない。この場合、制御基板150は、制御部60にエラーを出力し、制御部60により操作表示部10にて操作者に対して所定のエラーメッセージが報知される。例えば、プログラム設定部153は、情報取得部152が光学ラインセンサ110のセンサ記憶部111から取得したセンサ情報が、光学ラインセンサ110用の複数の制御プログラムのいずれにも対応していない場合(例えば、センサ情報と制御プログラムとの対応関係を特定したテーブルに取得したセンサ情報が規定されていない場合等)、それらの複数の制御プログラムのいずれも光学ラインセンサ110を実際に制御する制御プログラムとして設定しない。
情報取得部152は、紙幣処理装置1が設置された位置を特定する位置情報を更に取得してもよく、プログラム設定部153は、上述のセンサ情報に加えて更にこの位置情報に基づいて、動作プログラム、好ましくは制御プログラム及び識別処理プログラムを設定してもよい。位置情報としては、具体的には、例えば、GPS(全地球測位システム)等の衛星測位システムにより特定された現在位置の情報(例えば、国名を示す国情報)を用いてもよい。プログラム設定部153は、センサ情報及び位置情報に応じて、各センサ110、120、130、140がそれぞれ適正であるのかを判断してもよい。また、位置情報から特定される要件をいずれかのセンサが満たさない場合は、上述の場合と同様に、操作表示部10にて操作者に対して所定のエラーメッセージを報知してもよい。
更に、情報取得部152は、紙幣処理装置1が取扱う紙幣を特定する取扱紙幣情報を更に取得してもよく、プログラム設定部153は、上述のセンサ情報に加えて更にこの取扱紙幣情報に基づいて、動作プログラム、好ましくは制御プログラム及び識別処理プログラムを設定してもよい。取扱紙幣情報としては、具体的には、例えば、紙幣処理装置1やその上位システムから取得したEUROやドルといった通貨単位が挙げられる。プログラム設定部153は、センサ情報及び取扱紙幣情報に応じて、各センサ110、120、130、140がそれぞれ適正であるのかを判断してもよい。また、取扱紙幣情報から特定される要件をいずれかのセンサが満たさない場合は、上述の場合と同様に、操作表示部10にて操作者に対して所定のエラーメッセージを報知してもよい。
また、プログラム設定部153は、上述のセンサ情報に加えて上述の位置情報及び取扱紙幣情報に基づいて、すなわちこれら3種の情報に基づいて、動作プログラム、好ましくは制御プログラム及び識別処理プログラムを設定してもよい。
なお、ある特定の通貨単位に係る紙幣についてはより細かな記番号を認識する必要がある等の情報は、通常、紙幣処理装置1の上位システムにて管理される。
次に、図5を用いて、紙幣処理装置1で行われる紙幣処理方法、主に動作プログラムの設定の手順について説明する。
図5に示すように、まず、情報取得部152が、各センサ110、120、130、140からセンサ情報をそれぞれ取得する(ステップS11)。このとき、情報取得部152は、紙幣処理装置1が設置された位置を特定する位置情報を更に取得してもよいし、紙幣処理装置1が取扱う紙幣を特定する取扱紙幣情報を更に取得してもよし、位置情報及び取扱紙幣情報を更に取得してもよい。
次に、制御基板150が、ステップS11にて取得したセンサ情報に基づいて、上位システムが要求する要件に各センサ110、120、130、140が適合しているか否かを判定し(ステップS12)、少なくとも一つのセンサが適合していなければ(ステップS12でNO)、エラーを出力して終了する。
各センサ110、120、130、140が適合していれば(ステップS12でYES)、プログラム設定部153が、センサ情報に基づいて、又はセンサ情報に加えて位置情報及び/若しくは取扱紙幣情報に基づいて、それらの情報に対応する動作プログラム(制御プログラム及び識別処理プログラム)が記憶部151に記憶されているか否かを判定する(ステップS13)。記憶されていれば(ステップS13でYES)、プログラム設定部153が、その動作プログラムを選択して設定し(ステップS14)、そして、その動作プログラムに基づいて紙幣識別装置100を動作させ(ステップS15)、その動作プログラムに従って紙幣識別装置100の動作(センサ制御及び識別処理)が終了する。記憶されていなければ(ステップS13でNO)、いずれの動作プログラムも設定せずに、エラーを出力して終了する。
次に、図6〜8を用いて、紙幣処理装置1で行われる紙幣処理方法、特に動作プログラムの設定手順のより具体的な二つの例について説明する。
図6に示すように、ここでは、型式が互いに異なる2種類の光学ラインセンサA及びBを想定する。光学ラインセンサAと光学ラインセンサBでは、光源の波長と、解像度が異なっている。なお、解像度は、(主走査方向の解像度)×(副走査方向の解像度)dpiで表記している。また、図7は、反射赤外光(反射IR)の3波長に対応する必要がある場合のフローを示し、図8は、反射赤色光、反射緑色光及び反射青色光(反射RGB)の3波長について200×200dipの解像度に対応する必要がある場合のフローを示している。
反射IRの3波長に対応する必要がある場合は、図7に示すように、まず、制御部60が、紙幣処理装置1の上位システムから取り扱い対象の紙幣(国)の情報を取得し、光学ラインセンサ110、制御プログラム及び識別処理プログラムが反射IRの3波長に対応する必要があるという要件を認識する(ステップS110)。
次に、制御基板150が、ステップS110で制御部60が認識した要件に紙幣識別装置100が対応可能であるか否かを判定し(ステップS120)、対応不能であれば(ステップS120でNO)、エラーを出力して終了する。
対応可能であれば(ステップS120でYES)、情報取得部152が、光学ラインセンサ110と通信を行い、光学ラインセンサ110のセンサ情報を読み込む(ステップS130)。
次に、プログラム設定部153が、ステップS130にて情報取得部152が取得したセンサ情報に基づいて、制御部60が認識した要件に光学ラインセンサ110が適合しているか否かを判定し(ステップS140)、適合していなければ(ステップS140でNO)、エラーを出力して終了する。
適合していれば(ステップS140でYES)、ステップS150へ進む。図6に示した光学ラインセンサA及びBは、いずれも赤外光の3波長によるに反射画像を取得可能であることから(反射IR1〜反射IR3参照)、どちらの光学ラインセンサを備える場合も、ステップS150へ進むことになる。
ステップS150では、プログラム設定部153が、ステップS130で情報取得部152が取得したセンサ情報に基づいて、そのセンサ情報に対応する動作プログラム(制御プログラム及び識別処理プログラム)が記憶部151に記憶されているか否かを判定する。記憶されていれば(ステップS150でYES)、プログラム設定部153が、その動作プログラムを選択して設定し(ステップS160)、終了する。記憶されていなければ(ステップS150でNO)、いずれの動作プログラムも設定せずに、エラーを出力して終了する。
反射RGBの3波長について200×200dipの解像度に対応する必要がある場合は、図8に示すように、まず、制御部60が、紙幣処理装置1の上位システムから取り扱い対象の紙幣(国)の情報を取得し、光学ラインセンサ110、制御プログラム及び識別処理プログラムが反射RGBの3波長について200×200dipの解像度に対応する必要があるという要件を認識する(ステップS210)。
次に、制御基板150が、ステップS210で制御部60が認識した要件に紙幣識別装置100が対応可能であるか否かを判定し(ステップS220)、対応不能であれば(ステップS220でNO)、エラーを出力して終了する。
対応可能であれば(ステップS220でYES)、情報取得部152が、光学ラインセンサ110と通信を行い、光学ラインセンサ110のセンサ情報を読み込む(ステップS230)。
次に、プログラム設定部153が、ステップS230にて情報取得部152が取得したセンサ情報に基づいて、制御部60が認識した要件に光学ラインセンサ110が適合しているか否かを判定し(ステップS240)、適合していなければ(ステップS240でNO)、エラーを出力して終了する。
適合していれば(ステップS240でYES)、ステップS250へ進む。図6に示した光学ラインセンサBは、RGBの3波長について200×200dipの解像度で反射画像を取得可能であることから(反射R、反射G、反射B参照)、光学ラインセンサBを備える場合は、ステップS250へ進むことになる。他方、図6に示した光学ラインセンサAは、RGBの3波長について200×200dipの解像度で反射画像を取得できないことから(反射R、反射G、反射B参照)、光学ラインセンサAを備える場合は、エラーを出力して終了することになる。
ステップS250では、プログラム設定部153が、ステップS230で情報取得部152が取得したセンサ情報に基づいて、そのセンサ情報に対応する動作プログラム(制御プログラム及び識別処理プログラム)が記憶部151に記憶されているか否かを判定する。記憶されていれば(ステップS250でYES)、プログラム設定部153が、その動作プログラムを選択して設定し(ステップS260)、終了する。記憶されていなければ(ステップS250でNO)、いずれの動作プログラムも設定せずに、エラーを出力して終了する。
なお、図8に示した例では、高解像度の反射RGBの画像を取得する設定であるため、いずれかのIRを使用しない設定であってもよい。
以上説明したように、本実施形態では、情報取得部152が取得した各センサ110、120、130、140のそれぞれのセンサ情報に基づき、センサ110、120、130及び140を備える紙幣識別装置100を動作させるプログラム(動作プログラム)を設定することから、紙幣識別装置100を適切なプログラムにて動作させることが可能である。より具体的には、例えば、あるセンサが完全互換でない、例えば型式の異なるセンサに変更された場合であっても、その完全互換性の無いセンサを適切な制御プログラムにて動作させることができ、また、適切な識別処理プログラムにて紙幣を識別することができる。また、紙幣処理装置1の製造工程や出荷後のメンテナンス等において、プログラムの変更といった余分な作業や、センサの型式や対応するプログラムの管理といった複雑な管理が不要である。更に、レギュレーション変更に応じて識別処理を適切にレベルアップすることが可能性である。
なお、上記実施形態では、情報取得部152及びプログラム設定部153を紙幣識別装置100内に設ける場合について説明したが、これらの少なくとも一方は、紙幣処理装置1内であって紙幣識別装置100の外部、例えば制御部60に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、複数の動作プログラムがいずれも紙幣識別装置100の記憶部151に記憶される場合について説明したが、複数の動作プログラムを記憶させる先は、特に限定されず、例えば、複数の動作プログラムの少なくとも一部は、紙幣識別装置100の記憶部151を除く、紙幣処理装置1の他の記憶部に記憶されてもよいし、紙幣処理装置1の外部、例えば上位システムからダウンロードされてもよい。
また、上記実施形態では、センサとして、光学ラインセンサ110、磁気ラインセンサ120、厚検ラインセンサ130及び蛍光センサ140を用いる場合について説明したが、使用するセンサの種類及び数は特に限定されず、適宜設定可能である。上記以外のセンサとしては、例えば、超音波センサ、静電容量センサ等が挙げられる。超音波センサによれば、紙幣の破れを検知することが可能である。静電容量センサによれば、異物貼付け検知、ヘタリ(コシ)検知、及び/又は、吸水状態検知が可能である。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。また、各実施形態の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。
以上のように、本発明は、センサを有する紙葉類識別装置を適切なプログラムにて動作させるのに有用な技術である。
1:紙幣処理装置(紙葉類処理装置)
10:操作表示部
20:取込部
30:搬送部
31:搬送路
40、40a〜40d:集積部
50:リジェクト部
60:制御部
100:紙幣識別装置(紙葉類識別装置)
110:光学ラインセンサ
120:磁気ラインセンサ
130:厚検ラインセンサ
140:蛍光センサ
111、121、131、141:センサ記憶部
150:制御基板
151:記憶部
152:情報取得部
153:プログラム設定部
154:識別部
BN:紙幣
10:操作表示部
20:取込部
30:搬送部
31:搬送路
40、40a〜40d:集積部
50:リジェクト部
60:制御部
100:紙幣識別装置(紙葉類識別装置)
110:光学ラインセンサ
120:磁気ラインセンサ
130:厚検ラインセンサ
140:蛍光センサ
111、121、131、141:センサ記憶部
150:制御基板
151:記憶部
152:情報取得部
153:プログラム設定部
154:識別部
BN:紙幣
Claims (9)
- センサ情報を有するセンサを備える紙葉類識別装置と、
前記センサから前記センサ情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部が取得した前記センサ情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定部と、を備え、
前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに基づき動作する
ことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 前記紙葉類識別装置を動作させる複数のプログラムを記憶する記憶部を更に備え、
前記プログラム設定部は、前記複数のプログラムのいずれも前記センサ情報に対応したプログラムでない場合は、前記複数のプログラムのいずれも設定しない
ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。 - 前記プログラム設定部が前記プログラムを設定する際に用いた前記センサ情報は、前記センサの型式である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の紙葉類処理装置。 - 前記紙葉類識別装置を動作させる前記プログラムは、前記センサの動作を制御する制御プログラムを含み、
前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに含まれる前記制御プログラムに基づき、前記センサの動作を制御する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の紙葉類処理装置。 - 前記紙葉類識別装置を動作させる前記プログラムは、紙葉類を識別する処理を行う識別処理プログラムを含み、
前記紙葉類識別装置は、前記プログラム設定部が設定した前記プログラムに含まれる前記識別処理プログラムに基づき、紙葉類を識別する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の紙葉類処理装置。 - 前記情報取得部は、前記紙葉類処理装置が設置された位置を特定する位置情報を更に取得し、
前記プログラム設定部は、前記センサ情報に加えて更に前記位置情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の紙葉類処理装置。 - 前記紙葉類は、紙幣であり、
前記情報取得部は、前記紙葉類処理装置が取扱う紙幣を特定する取扱紙幣情報を更に取得し、
前記プログラム設定部は、前記センサ情報に加えて更に前記取扱紙幣情報に基づき、前記紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の紙葉類処理装置。 - センサからセンサ情報を取得する情報取得ステップと、
前記情報取得ステップにて取得した前記センサ情報に基づき、前記センサを備える紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定ステップと、
前記プログラム設定ステップにて設定した前記プログラムに基づいて前記紙葉類識別装置を動作させる動作ステップと、
を含むことを特徴とする紙葉類処理方法。 - センサからセンサ情報を取得する情報取得処理と、
前記情報取得処理にて取得した前記センサ情報に基づき、前記センサを備える紙葉類識別装置を動作させるプログラムを設定するプログラム設定処理と、
前記プログラム設定処理にて設定した前記プログラムに基づいて前記紙葉類識別装置を動作させる動作処理と、
を紙葉類処理装置に実行させることを特徴とする紙葉類処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019163231A JP2021043540A (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019163231A JP2021043540A (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021043540A true JP2021043540A (ja) | 2021-03-18 |
Family
ID=74864082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019163231A Pending JP2021043540A (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法及び紙葉類処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021043540A (ja) |
-
2019
- 2019-09-06 JP JP2019163231A patent/JP2021043540A/ja active Pending
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