JP2021043536A - 半導体装置、及び半導体装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】一つの実施形態は、各チップのデューティ調整回路の較正動作を効率的に行うことができる半導体装置、及び半導体装置の制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】一つの実施形態によれば、第1のチップと複数の第2のチップとを有する半導体装置が提供される。第1のチップは、ホストデバイスからの信号が入力される端子に電気的に接続されている。複数の第2のチップは、第1のチップに複数のチャネルを介して電気的に接続されている。第2のチップは、第1のデューティ調整回路を有する。第1のチップは、第2のデューティ調整回路を有する。第2のチップにおける第1のデューティ調整回路の較正動作と第1のチップにおける第2のデューティ調整回路の較正動作とは、互いに並行して行われる。【選択図】図3
Description
本実施形態は、半導体装置、及び半導体装置の制御方法に関する。
複数のメモリチップがインターフェースチップを介して外部端子に接続される半導体装置では、各チップに搭載されたデューティ調整回路の較正動作が行われることがある。このとき、各チップのデューティ調整回路の較正動作を効率的に行うことが望まれる。
ISSCC 2015/Session 7.6(ISSCC2015−07−6.pdf)
一つの実施形態は、各チップのデューティ調整回路の較正動作を効率的に行うことができる半導体装置、及び半導体装置の制御方法を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、第1のチップと複数の第2のチップとを有する半導体装置が提供される。第1のチップは、ホストデバイスからの信号が入力される端子に電気的に接続されている。複数の第2のチップは、第1のチップに複数のチャネルを介して電気的に接続されている。第2のチップは、第1のデューティ調整回路を有する。第1のチップは、第2のデューティ調整回路を有する。第2のチップにおける第1のデューティ調整回路の較正動作と第1のチップにおける第2のデューティ調整回路の較正動作とは、互いに並行して行われる。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる半導体装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかる半導体装置は、例えば、複数のメモリチップ及びインターフェースチップを含む半導体メモリデバイスであり、複数のメモリチップがインターフェースチップを介して外部端子に接続される。半導体装置では、各チップに搭載されたデューティ調整回路(DCC:Duty Cycle Corrector)の較正動作が行われることがある。このとき、各チップのDCCの較正動作を効率的に行うことが望まれる。
第1の実施形態にかかる半導体装置は、例えば、複数のメモリチップ及びインターフェースチップを含む半導体メモリデバイスであり、複数のメモリチップがインターフェースチップを介して外部端子に接続される。半導体装置では、各チップに搭載されたデューティ調整回路(DCC:Duty Cycle Corrector)の較正動作が行われることがある。このとき、各チップのDCCの較正動作を効率的に行うことが望まれる。
NAND型フラッシュメモリデバイスのようにクロック信号に同期した動作を行う半導体装置(例えば、半導体メモリデバイス)においては、クロック信号のDCD(Duty Cycle Distortion: クロックの歪み)を小さく抑える必要がある。このため発生したDCDを補正する回路としてDCCが存在する。
DCCは、入力されたクロック信号のデューティ比を設定された目標デューティ比に調整して出力するが、その目標デューティ比を適切なデューティ比(例えば、デューティ比=50%)に予め較正し、適切な目標デューティ比が設定された状態でロックさせる。動作前に一定期間クロック信号を入れてDCCをロックさせる較正動作をトレーニング(Training)シーケンスと呼ぶ。
近年の半導体装置では、実装密度を向上させるため、積層されるメモリチップ数が多くなりつつある。このとき、各メモリチップの外部負荷を減らし高速化を図るために、FBI(Frequency Boosting Interface)チップと呼ばれるインターフェースチップを外部端子に接続し、インターフェースチップと複数のメモリチップ間を複数のチャネルで接続する構成が取られることがある。インターフェースチップ及び各メモリチップには、リード用のDCCが搭載され、インターフェースチップには、ライト用のDCCがさらに搭載されている。この構成では、半導体装置内における各DCCに対して上述のトレーニングシーケンスを行う。例えば、メモリシステムにおいて、搭載しているメモリチップ毎に順次にトレーニングすると、積層メモリチップ数が多くなるほど、トレーニング時間が長時間化し、システム動作のO/H(オーバーヘッド)が大きくなる可能性がある。
そこで、半導体装置において、各メモリチップ内のリード用のDCCの較正動作とインターフェースチップ内のリード用のDCCの較正動作とを一括実行することで、全トレーニング時間の短縮を図る。
具体的には、半導体装置1が適用されるシステムSYSは、図1に示すように構成される。図1は、半導体装置1が適用されるシステムSYSの構成を示す図である。
システムSYSは、ホストHA及び半導体装置1を含む。半導体装置1は、通信媒体(例えば、シリアルバスなど)を介してホストHAに接続可能である。ホストHAは、コントローラなどのデバイスであってもよいし、コンピュータ又は携帯端末などの電子機器であってもよい。半導体装置1は、複数のメモリチップを含むマルチチップモジュールとして構成され得る。半導体装置1は、インターフェースチップFBI及び複数のメモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4を有する。
半導体装置1は、複数のメモリチップCP1,CP2が積層されたMCP(Multi Chip Package)として実装され得る。半導体装置1がMCPとして実装される場合、半導体装置1では、インターフェースチップFBI及び複数のメモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4は、その周囲がモールド樹脂で封止されていてもよい。
インターフェースチップFBIは、外部端子群1aと複数のチャネルCH1,CH2との間に電気的に接続されている。外部端子群1aは、ホストHAに電気的に接続可能である。複数のメモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4は、複数のチャネルCH1,CH2を介してインターフェースチップFBIに接続されている。図1では、チャネルCH1を介してインターフェースチップFBIに4枚のメモリチップCP1−1〜CP1−4が接続され、チャネルCH2を介してインターフェースチップFBIに4枚のメモリチップCP2−1〜CP2−4が接続される構成が例示されている。
半導体装置1は、ホストHAからクロック信号を受けて、クロック信号に同期した動作を行う。半導体装置1は、クロック信号に同期してデータのラッチを行ってもよい。
例えば、外部端子群1aは、図2に示すように、データ信号DQ[7:0]用の端子1a1−7〜1a1−0、リードイネーブル信号RE ̄/RE用の端子1a2−1,1a2−2、データストローブ信号DQS/DQS ̄用の端子1a3−1,1a3−2を含む。図2は、半導体装置1の構成を示す図である。
リード用DCCのトレーニングシーケンスにおいて、リードイネーブル信号RE ̄/REは、ホストHAから供給されるクロック信号である。データストローブ信号DQS/DQS ̄は、レスポンスとしてホストHAへ返されるクロック信号である。
要求されるアクセススピードの高速化に伴い、半導体装置1では、クロック信号のダブルエッジに同期してコマンドに関する動作が行われ得る。このため、クロック信号が差動信号で構成され得る。リードイネーブル信号RE ̄とリードイネーブル信号REとは、一対の差動信号を構成する。データストローブ信号DQSとデータストローブ信号DQS ̄とは、一対の差動信号を構成する。
データのラッチにおいて、データのセットアップ時間及びホールド時間をそれぞれ適切に確保するには、データのデューティ比が適切な値(例えば、デューティ比≒50%)になっていることが望ましい。そのため、インターフェースチップFBI及び各メモリチップCP1,CP2は、クロック信号のデューティを調整するための回路としてDCCを有する。
インターフェースチップFBIは、コマンドデコーダ(Cmd Decorder)101、リード用DCC(DCC For Read)102、リード用DCC(DCC For Read)103、ライト用DCC(DCC For Write)104、ノード群N1〜N6、及びチャネルインターフェース109を有する。
ノード群N1は、データ信号DQ[7:0]用の端子1a1−7〜1a1−0に電気的に接続されている。ノード群N1は、データ信号DQ[7:0]のビット幅(例えば、8ビット幅)に対応した個数のノードを含む。ノード群N1は、内部バスを介してコマンドデコーダ101の入力ノードに電気的に接続されている。内部バスのビット幅は、データ信号DQ[7:0]のビット幅に対応している。
ノード群N2は、リードイネーブル信号RE ̄/RE用の端子1a2−1,1a2−2に電気的に接続されている。ノード群N2は、リードイネーブル信号RE ̄/REのビット幅(例えば、2ビット)に対応した個数のノードを含む。ノード群N2は、内部バスを介してリード用DCC102の入力ノードとリード用DCC103の入力ノードとにそれぞれ電気的に接続されている。内部バスのビット幅は、リードイネーブル信号RE ̄/REのビット幅に対応している。
ノード群N3は、データストローブ信号DQS/DQS ̄用の端子1a3−1,1a3−2に電気的に接続されている。ノード群N3は、データストローブ信号DQS/DQS ̄のビット幅(例えば、2ビット)に対応した個数のノードを含む。ノード群N3は、内部バスを介してリード用DCC103の出力ノードとライト用DCC104の入出力ノードとそれぞれ電気的に接続されている。内部バスのビット幅は、データストローブ信号DQS/DQS ̄のビット幅に対応している。
ノード群N4は、内部バスを介してノード群N1とコマンドデコーダ101の入力ノードとにそれぞれ電気的に接続されている。ノード群N4は、データ信号DQ[7:0]のビット幅(例えば、8ビット幅)に対応した個数のノードを含む。ノード群N4は、チャネルインターフェース109を介して、チャネルCH1及びチャネルCH2の少なくとも一方に電気的に接続され得る。リード用のDCCのトレーニングシーケンスにおいて、チャネルインターフェース109は、ノード群N4をチャネルCH1及びチャネルCH2の両方に電気的に接続する。
ノード群N5は、内部バスを介してリード用DCC102の出力ノードに電気的に接続されている。ノード群N5は、ノード群N2は、リードイネーブル信号RE ̄/REのビット幅(例えば、2ビット)に対応した個数のノードを含む。ノード群N5は、チャネルインターフェース109を介して、チャネルCH1及びチャネルCH2の少なくとも一方に電気的に接続され得る。リード用のDCCのトレーニングシーケンスにおいて、チャネルインターフェース109は、ノード群N5をチャネルCH1及びチャネルCH2の両方に電気的に接続する。
ノード群N6は、内部バスを介してライト用DCC104の入出力ノードに電気的に接続されている。ノード群N6は、データストローブ信号DQS/DQS ̄のビット幅(例えば、2ビット)に対応した個数のノードを含む。ノード群N6は、チャネルインターフェース109を介して、チャネルCH1及びチャネルCH2の少なくとも一方に電気的に接続され得る。リード用のDCCのトレーニングシーケンスにおいて、チャネルインターフェース109は、ノード群N6をチャネルCH1及びチャネルCH2の両方に電気的に接続する。
リード用DCC102は、ノード群N2を介して受けたリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を、設定デューティ比で調整し、調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REをノード群N5へ供給する。トレーニングシーケンスでは、この設定デューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)に較正される。
リード用DCC102は、デューティ補正回路102a、デューティ検出回路102b、及び補正量決定回路102cを有する。トレーニングシーケンスでは、デューティ補正回路102a、デューティ検出回路102b、及び補正量決定回路102cにより設定デューティ比が目標デューティ比に近づくようなフィードバック動作が行われる。すなわち、デューティ補正回路102aは、リードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を設定デューティ比で補正する。デューティ検出回路102bは、補正後のリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を検出し、検出されたデューティ比を補正量決定回路102cへ供給する。補正量決定回路102cは、検出されたデューティ比と目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)とに応じて補正量を決定し、決定された補正量に応じて、デューティ補正回路102aの設定デューティ比を変更する。設定デューティ比は、K階調(Kは2以上の整数、例えば、K=64)で変更可能であってもよい。補正量決定回路102cは、検出されたデューティ比が目標デューティ比より小さい場合、デューティ補正回路102aの設定デューティ比の階調値をインクリメントする。補正量決定回路102cは、検出されたデューティ比が目標デューティ比より大きい場合、デューティ補正回路102aの設定デューティ比の階調値をディクリメントする。デューティ補正回路102aは、再び、リードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を設定デューティ比で補正する。デューティ検出回路102bは、補正後のリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を検出し、検出されたデューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)にほぼ一致していれば、補正量を現在の補正量に固定し、DCCをロック状態にする。
リード用DCC103は、ノード群N2を介して受けたリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を、設定デューティ比で調整し、調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REをデータストローブ信号DQS/DQS ̄としてノード群N3へ供給する。トレーニングシーケンスでは、この設定デューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)に較正される。
リード用DCC103は、デューティ補正回路103a、デューティ検出回路103b、及び補正量決定回路103cを有する。トレーニングシーケンスでは、デューティ補正回路103a、デューティ検出回路103b、及び補正量決定回路103cにより設定デューティ比が目標デューティ比に近づくようなフィードバック動作が行われる。例えば、デューティ検出回路103bは、補正後のリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を検出し、検出されたデューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)にほぼ一致していれば、補正量を現在の補正量に固定し、DCCをロック状態にする。
チャネルCH1に接続された各メモリチップCP1は、端子群TM1〜TM3、メモリセルアレイ111、及び周辺回路112を有する。
端子群TM1は、チャネルCH1を介してノード群N4に電気的に接続されている。端子群TM1は、データ信号DQ[7:0]のビット幅(例えば、8ビット幅)に対応した個数の端子を含む。端子群TM1は、周辺回路112に電気的に接続されている。
端子群TM2は、チャネルCH1を介してノード群N5に電気的に接続されている。端子群TM2は、リードイネーブル信号RE ̄/REのビット幅(例えば、2ビット)に対応した個数の端子を含む。端子群TM2は、周辺回路112に電気的に接続されている。
端子群TM3は、チャネルCH1を介してノード群N6に電気的に接続されている。端子群TM3は、データストローブ信号DQS/DQS ̄のビット幅(例えば、2ビット)に対応した個数の端子を含む。端子群TM3は、周辺回路112に電気的に接続されている。
メモリセルアレイ111は、複数のメモリセルが例えば2次元的に配列されている。周辺回路112は、メモリセルアレイ111の周辺に配され、端子群TM1〜TM3とメモリセルアレイ111との間に電気的に接続されている。周辺回路112は、インターフェースチップFBI及び端子群TM1を介してホストHAから受けたコマンドに応じて、メモリセルアレイ111における各メモリセルへのアクセス動作(例えば、リード動作、ライト動作)を制御する。
周辺回路112は、レシーバ113、ドライバ114、コマンドデコーダ(Cmd Decorder)115、出力遮断(出力OFF)回路116、出力制御(Output Control)回路117、リード用DCC(DCC For Read)118、及び出力遮断(出力OFF)回路119を有する。
レシーバ113は、入力ノードが端子群TM1に電気的に接続され、出力ノードがコマンドデコーダ115に電気的に接続されている。ドライバ114は、入力ノードが出力遮断回路116に電気的に接続され、出力ノードが端子群TM1に電気的に接続されている。コマンドデコーダ115は、入力ノードがレシーバ113に電気的に接続され、出力ノードが出力遮断回路116及び出力制御回路117にそれぞれ電気的に接続されている。出力遮断回路116は、入力ノードがコマンドデコーダに電気的に接続され、出力ノードがドライバ114に電気的に接続されている。出力制御回路117は、入力ノードがコマンドデコーダ115に電気的に接続され、出力ノードがリード用DCC118及び出力遮断回路119にそれぞれ電気的に接続されている。リード用DCC118は、入力ノードが端子群TM2及び出力制御回路117に電気的に接続され、出力ノードが出力遮断回路119に電気的に接続されている。出力遮断回路119は、入力ノードがリード用DCC118及び出力制御回路117にそれぞれ電気的に接続され、出力ノードが端子群TM3に電気的に接続されている。
リード用DCC118は、端子群TM2を介して受けたリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を、設定デューティ比で調整し、調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REを出力遮断回路119へ供給する。トレーニングシーケンスでは、この設定デューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)に較正される。
リード用DCC118は、デューティ補正回路118a、デューティ検出回路118b、及び補正量決定回路118cを有する。トレーニングシーケンスでは、デューティ補正回路118a、デューティ検出回路118b、及び補正量決定回路118cにより設定デューティ比が目標デューティ比に近づくようなフィードバック動作が行われる。例えば、デューティ検出回路118bは、補正後のリードイネーブル信号RE ̄/REのデューティ比を検出し、検出されたデューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)にほぼ一致していれば、補正量を現在の補正量に固定し、DCCをロック状態にする。
出力遮断回路116は、コマンドデコーダ115及びドライバ114の間に配されている。出力遮断回路116は、コマンドデコーダ115からコマンドのデコード結果を受ける。出力遮断回路116は、例えば、コマンドが一括実行モードのリード用DCCの較正動作を指示する較正コマンドであることに応じて、ドライバ114への電源供給を遮断することなどにより、ドライバ114から端子群TM1へのデータ信号DQ[7:0]の出力を停止させる。すなわち、出力遮断回路116は、端子群TM1を非活性化する。
なお、較正コマンドの実行が完了したことに応じて、出力遮断回路116による電源供給の遮断が解除され電源供給が再開されると、ドライバ114は、出力すべきデータ信号DQ[7:0]を端子群TM1へ出力可能な状態になる。
出力制御回路117は、コマンドデコーダ115、リード用DCC118、及び出力遮断回路119の間に配されている。出力制御回路117は、コマンドデコーダ115からコマンドのデコード結果を受ける。出力遮断回路116は、例えば、コマンドが一括実行モードのリード用DCCの較正動作を指示する較正コマンドであることに応じて、リード用DCC118へ較正動作の開始を指示するともに出力遮断回路119へデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力停止を指示する。
出力遮断回路119は、出力制御回路117と端子群TM3との間に配されている。出力遮断回路119は、リード用DCC118から調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REを受け、調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REをデータストローブ信号DQS/DQS ̄として端子群TM3へ出力可能である。出力遮断回路119は、出力制御回路117からデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力停止の指示を受けると、その指示に応じて、端子群TM3へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止する。すなわち、出力遮断回路119は、端子群TM3を非活性化する。
なお、較正コマンドの実行が完了したことに応じて、出力制御回路117による出力停止の指示が解除されると、出力遮断回路119は、調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REをデータストローブ信号DQS/DQS ̄として端子群TM3へ出力可能な状態になる。
チャネルCH2に接続された各メモリチップCP2は、端子群TM1〜TM3、メモリセルアレイ111、及び周辺回路112を有する。端子群TM1〜TM3、メモリセルアレイ111、及び周辺回路112は、それぞれ、メモリチップCP1における端子群TM1〜TM3、メモリセルアレイ111、及び周辺回路112と同様である。
リード用のDCCのトレーニングシーケンスSQ1において、半導体装置1は、例えば、図3に示すような動作を行う。図3は、半導体装置1の動作を示す波形図である。
インターフェースチップFBIは、リード用DCCの較正動作を指示する較正コマンドCM1をホストHAから受信した場合、較正コマンドCM1をコマンドデコーダ101へ供給するとともに、チャネルCH1経由でメモリチップCP1−1〜CP1−4へ供給し、チャネルCH2経由でメモリチップCP2−1〜CP2−4へ供給する。
インターフェースチップFBIにおいて、コマンドデコーダ101は、較正コマンドCM1をデコードする。コマンドデコーダ101は、較正コマンドCM1に応じて、一括実行モードでのリード用DCCの較正動作が指示されたと解釈し、リード用DCC102及びリード用DCC103へDCCの較正動作の開始を指示する。
リード用DCC102及びリード用DCC103は、それぞれ、ホストHAから端子1a2−1,1a2−2経由でリードイネーブル信号RE ̄/RE(リード用のクロック信号)を受信すると、リードイネーブル信号RE ̄/REを用いて、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始する。
また、インターフェースチップFBIは、リード用DCC102による調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REを、チャネルインターフェース109及びチャネルCH1経由で複数のメモリチップCP1−1〜CP1−4の端子群TM2へブロードキャスト送信する。それとともに、インターフェースチップFBIは、リード用DCC102による調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REを、チャネルインターフェース109及びチャネルCH2経由で複数のメモリチップCP2−1〜CP2−4の端子群TM2へブロードキャスト送信される。
この際、メモリチップCP1−1〜CP1−4、及び、CP2−1〜CP2−4へ供給するリードイネーブル信号RE ̄/REはインターフェースチップFBIのリード用DCC102がロックされるまで各メモリチップへのRE ̄/RE出力をゲーティング(停止)し、DCC102がロックされてから各メモリチップへ供給する構成でもよい。
チャネルCH1,CH2を共有する各メモリチップCP1,CP2において、コマンドデコーダ115は、較正コマンドCM1をデコードする。コマンドデコーダ115は、較正コマンドCM1に応じて、一括実行モードでのリード用DCCの較正動作が指示されたと解釈し、出力制御回路117経由でリード用DCC118へDCCの較正動作の開始を指示する。リード用DCC118は、DCCの較正動作を開始可能な状態になる。
これに応じて、チャネルCH1に接続された各メモリチップCP1−1〜CP1−4におけるリード用DCC118は、それぞれ、図3に示すリードイネーブル信号RE ̄/RE(リード用のクロック信号)を受信すると、リードイネーブル信号RE ̄/REを用いて、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始する。それとともに、チャネルCH2に接続された各メモリチップCP2−1〜CP2−4におけるリード用DCC118は、それぞれ、図3に示すリードイネーブル信号RE ̄/RE(リード用のクロック信号)を受信すると、リードイネーブル信号RE ̄/REを用いて、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始する。
このとき、各メモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4の端子群TM1は、いずれも、ハイインピーダンス状態になっている。このため、インターフェースチップFBIは、各メモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4の端子群TM1からチャネルインターフェース109経由で受けたハイインピーダンスの信号に応じて、ダミーのデータD1(例えば、all“0”)をデータ信号DQ[7:0]としてノード群N1及び端子1a1−7,1a1−0経由でホストHAへ返す。データD1のサイズは、データD1の転送期間がインターフェースチップFBI及び各メモリチップのDCCで較正動作が完了するのに十分な期間に対応したサイズになるように、予め決められている。
また、各メモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4の端子群TM3は、いずれも、ハイインピーダンス状態になっている。このため、インターフェースチップFBIは、各メモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4の端子群TM3からチャネルインターフェース109経由で受けたハイインピーダンスの信号に応じて、代わりのデータストローブ信号DQS/DQS ̄を生成する。例えば、インターフェースチップFBIは、リード用DCC103による調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REを、図3に示すデータストローブ信号DQS/DQS ̄としてノード群N3及び端子1a3−1,1a3−2経由でホストHAへ返す。
ここで、チャネルCH1を共有するメモリチップCP1−1〜CP1−4のデータ信号DQ、データストローブ信号DQS/DQS ̄は、それぞれ、同時に伝送するとチャネルCH1上でショートし得る。チャネルCH2を共有するメモリチップCP2−1〜CP2−4のデータ信号DQ、データストローブ信号DQS/DQS ̄は、それぞれ、同時に伝送するとチャネルCH2上でショートし得る。チャネルCH1,CH2上で信号がショートしないよう、複数のチップ(インターフェースチップFBI、メモリチップCP1,CP2)に対して1チップずつDCCのトレーニングを行うと、DCCのトレーニング時間が長時間化する傾向にある。
これに対し、図3に示すトレーニングシーケンスSQ1では、構成コマンドCM1の受信後、リードイネーブル信号RE ̄/REをチャネルCH1,CH2を共有する各メモリチップCP1,CP2が受信する。各メモリチップCP1,CP2では、出力制御回路117の制御により、DCC118がリードイネーブル信号RE ̄/REを受信してDCCの較正動作を開始させる。また、各メモリチップCP1,CP2では、出力遮断回路116,119により端子群TM1,TM3がハイインピーダンス状態になっている。すなわち、DCCの較正動作を指示するコマンドCM1の受信後、各メモリチップCP1,CP2からインターフェースチップFBIへのデータ信号DQ及びデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止させ、ホストHA側にはインターフェースチップFBIからダミーのデータ信号DQ及びダミーのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を返すよう制御する。これにより、全チップ一括してリード用DCCのトレーニングが実行できるようになるので、DCCのトレーニング実行時間を大幅に短縮することができる。
以上のように、第1の実施形態では、半導体装置1において、各メモリチップCP1,CP2内のリード用のDCC118の較正動作とインターフェースチップFBI内のリード用のDCC102,103の較正動作とを一括実行する。これにより、半導体装置1において、各チップのDCCの較正動作を効率的に行うことができ、全トレーニング時間を短縮できる。
なお、インターフェースチップFBI及び各メモリチップCP1,CP2が受信すべき較正コマンドCM1は、リード用DCCの構成動作を指示するための専用コマンドとして用意されていてもよい。
あるいは、較正コマンドCM1は単独実行時のトレーニングコマンドと同じでもよく、この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタをセットフィーチャーコマンドにて予め設定するやり方でもよい。この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタは、インターフェースチップFBI及び各メモリチップCP1,CP2におけるコマンドデコーダ101,115内に設けられていてもよい。
また、リード用DCCのトレーニングシーケンスSQ1において、各メモリチップCP1,CP2のうち選択された1つのメモリチップからインターフェースチップFBIへデータストローブ信号DQS/DQS ̄を出力させてもよい。この構成においてもインターフェースチップFBIはデータストローブ信号DQS/DQS ̄を、リード用DCC103を経由してホストHAへ返すようにする。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかる半導体装置1について説明する。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第2の実施形態にかかる半導体装置1について説明する。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第1の実施形態は、リード用DCCの較正動作を全チップ一括して実行する制御方法を記載したが、システム全体の負荷電流が大きいため、負荷電流の影響で電源電圧が変動するなどDCCが不安定な状態でロックされる可能性がある。
そこで、第2の実施形態では、同時にトレーニングを行うチップを選択できるようにしており、リード用DCCの較正動作を全メモリチップにおける所定数のチップ毎(例えば、8メモリチップのうち4チップ毎)に同時実行(一括実行)する。同時実行するチップの選択はトレーニング実行前にコマンド入力による設定で行う。例えば、半導体装置1は、各チップ(インターフェースチップFBI及び各メモリチップCP1,CP2)のリード用DCCの較正動作を複数のトレーニングシーケンスで分割実行する。すなわち、半導体装置1は、それぞれが分割実行モードでのリード用DCCの較正動作を指示する複数の較正コマンドを順次にホストHAから受信し、複数の較正コマンドに応じた複数のトレーニングシーケンスを順次に行う。
具体的には、リード用DCCのトレーニングシーケンスにおいて、半導体装置1は、図4に示すように、次の点で第1の実施形態と異なる動作を行う。図4は、半導体装置1の動作を示す波形図である。
例えば、較正コマンドCM2は、分割実行モードでの第1のチップ群のリード用DCCの較正動作を指示するコマンドであると予め決められ、較正コマンドCM3は、分割実行モードでの第2のチップ群のリード用DCCの較正動作を指示するコマンドであると予め決められ得る。第1のチップ群は、インターフェースチップFBI及び各チャネルCH1,CH2に接続された奇数番目のメモリチップCP1−1,CP1−3,CP2−1,CP2−3を含む。第2のチップ群は、インターフェースチップFBI及び各チャネルCH1,CH2に接続された偶数番目のメモリチップCP1−2,CP1−4,CP2−2,CP2−4を含む。
トレーニングシーケンスSQ2において、インターフェースチップFBIは、較正コマンドCM2をホストHAから受信した場合、較正コマンドCM2をコマンドデコーダ101へ供給するとともに、チャネルCH1経由でメモリチップCP1−1〜CP1−4へ供給し、チャネルCH2経由でメモリチップCP2−1〜CP2−4へ供給する。
インターフェースチップFBIのコマンドデコーダ101は、較正コマンドCM2をデコードする。コマンドデコーダ101は、較正コマンドCM2に応じて、分割実行モードでの第1のチップ群のリード用DCCの較正動作が指示されたと解釈し、リード用DCC102及びリード用DCC103へDCCの較正動作の開始を指示する。
チャネルCH1,CH2を共有する各メモリチップCP1−1〜CP1−4,CP2−1〜CP2−4において、コマンドデコーダ115は、較正コマンドCM2をデコードする。
奇数番目のメモリチップCP1−1,CP1−3,CP2−1,CP2−3において、コマンドデコーダ115は、較正コマンドCM2に応じて、分割実行モードでのリード用DCCの較正動作が指示されたと解釈し、出力制御回路117経由でリード用DCC118へDCCの較正動作の開始を指示する。リード用DCC118は、DCCの較正動作を開始可能な状態になる。リード用DCC118は、図4に示すリードイネーブル信号RE ̄/RE(リード用のクロック信号)を受信すると、リードイネーブル信号RE ̄/REを用いて、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始する。このとき、出力遮断回路116,119により端子群TM1,TM3がハイインピーダンス状態になっている。すなわち、出力遮断回路116,119により端子群TM1,TM3が非活性化されている。
偶数番目のメモリチップCP1−2,CP1−4,CP2−2,CP2−4において、コマンドデコーダ115は、較正コマンドCM2に応じて、分割実行モードでのリード用DCCの較正動作が指示されていないと解釈し、リード用DCC118へDCCの較正動作の開始を指示しない。リード用DCC118は、較正動作を行わない。すなわち、リード用DCC118は、図4に「Unexecuted」と示されるように、リードイネーブル信号RE ̄/RE(リード用のクロック信号)を受信せず、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始しない。
インターフェースチップFBIは、ダミーのデータD2(例えば、all“0”)をデータ信号DQ[7:0]としてノード群N1及び端子1a1−7,1a1−0経由でホストHAへ返す。インターフェースチップFBIは、リード用DCC103による調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REを、図4に示すデータストローブ信号DQS/DQS ̄としてノード群N3及び端子1a3−1,1a3−2経由でホストHAへ返す。
トレーニングシーケンスSQ3において、奇数番目のメモリチップCP1−1,CP1−3,CP2−1,CP2−3の動作と偶数番目のメモリチップCP1−2,CP1−4,CP2−2,CP2−4の動作とが互いに置き換えられること以外、トレーニングシーケンスSQ2と同様の動作が行われる。
以上のように、第2の実施形態では、半導体装置1において、DCCのトレーニングを同時実行(一括実行)するメモリチップ数を選択できるようにする。例えば、分割実行モードでの較正コマンドを各チップのコマンドデコーダが解釈し、自チップがDCCのトレーニングを実行すべきか解釈できるようにする。これにより、同時実行するチップを任意に選択できるので、全てのチップを一括して実行するよりも、電源電圧の変動を抑制できるなど、安定して各チップのDCCをロックさせることができる。
較正コマンドCM2,CM3は単独実行時のトレーニングコマンド番号と同じでもよく、この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタ、及び、一括実行モード時にどのチップ群を有効にするかをセットフィーチャーコマンドにて予め設定するやり方でもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態にかかる半導体装置1iについて説明する。以下では、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第3の実施形態にかかる半導体装置1iについて説明する。以下では、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第1の実施形態では、リード用DCCを全チップ一括して実行する制御を例示したが、インターフェースチップFBIに搭載されているライト用DCCは個別に実行する必要がある。
第3の実施形態では、ホストHAからのリードイネーブル信号RE ̄/REとデータストローブ信号DQS/DQS ̄とをインターフェースチップFBIに同時入力できるDCCトレーニング用の専用コマンドを設ける。さらに、インターフェースチップFBIにおいて、この専用コマンド受信時にホストHAへのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止する回路、各メモリチップCP1,CP2へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止する回路を追加する。これにより、インターフェースチップFBI用のリード用DCC102,103、ライト用DCC104の較正動作を一括実行することができる。この際、第1の実施形態と同様に各メモリチップCP1,CP2のリード用DCC118の較正動作を一括実行することも可能である。
具体的には、図5に示すように、半導体装置1iにおいて、インターフェースチップFBIは、出力遮断(出力OFF)回路305、出力遮断(出力OFF)回路306、出力遮断(出力OFF)回路307をさらに有する。図5は、半導体装置1iの構成を示す図である。
出力遮断回路305は、ノード群N4とチャネルインターフェース109との間に配されている。出力遮断回路305は、コマンドデコーダ101からコマンドのデコード結果を受ける。出力遮断回路305は、コマンドが一括実行モードのリード用DCC・ライト用DCCの較正動作を指示する較正コマンドであることに応じて、各メモリチップCP1,CP2へ較正コマンドを転送するが、その後にホストHAから受信される書き込みデータD4の各メモリチップCP1,CP2への転送を遮断する。すなわち、出力遮断回路305は、チャネルインターフェース109を端子群1a1−7〜1a1−0から電気的に遮断する。
出力遮断回路306は、リード用DCC103とノード群N3との間に配されている。出力遮断回路306は、コマンドデコーダ101からコマンドのデコード結果を受ける。出力遮断回路306は、例えば、コマンドが一括実行モードのリード用DCC・ライト用DCCの較正動作を指示する較正コマンドであることに応じて、リード用DCC103からノード群N3へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止させる。
ライト用DCC104は、ノード群N3を介して受けたデータストローブ信号DQS/DQS ̄のデューティ比を、設定デューティ比で調整し、調整後のデータストローブ信号DQS/DQS ̄をノード群N6へ供給する。トレーニングシーケンスでは、この設定デューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)に較正される。
ライト用DCC104は、デューティ補正回路104a、デューティ検出回路104b、及び補正量決定回路104cを有する。トレーニングシーケンスでは、デューティ補正回路104a、デューティ検出回路104b、及び補正量決定回路104cにより設定デューティ比が目標デューティ比に近づくようなフィードバック動作が行われる。例えば、デューティ検出回路104bは、補正後のデータストローブ信号DQS/DQS ̄のデューティ比を検出し、検出されたデューティ比が目標デューティ比(例えば、デューティ比=50%)にほぼ一致していれば、補正量を現在の補正量に固定し、DCCをロック状態にする。
出力遮断回路307は、ノード群N6とチャネルインターフェース109との間に配されている。出力遮断回路307は、コマンドデコーダ101からコマンドのデコード結果を受ける。出力遮断回路307は、例えば、コマンドが一括実行モードのリード用DCC・ライト用DCCの較正動作を指示する較正コマンドであることに応じて、ライト用DCC104から各メモリチップCP1,CP2へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止させる。すなわち、出力遮断回路307は、チャネルインターフェース109をライト用DCC104から電気的に遮断する。
また、リード用DCC・ライト用DCCのトレーニングシーケンスSQ4において、半導体装置1iは、図6に示すように、次の点で第1の実施形態と異なる動作を行う。図6は、半導体装置1iの動作を示す波形図である。
インターフェースチップFBIにおいて、コマンドデコーダ101は、較正コマンドCM4をデコードする。コマンドデコーダ101は、較正コマンドCM4に応じて、一括実行モードでのリード用DCC・ライト用DCCの較正動作が指示されたと解釈し、リード用DCC102、リード用DCC103及びライト用DCC104へDCCの較正動作の開始を指示する。
リード用DCC102及びリード用DCC103は、それぞれ、ホストHAから端子1a2−1,1a2−2経由でリードイネーブル信号RE ̄/RE(リード用のクロック信号)を受信すると、リードイネーブル信号RE ̄/REを用いて、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始する。ライト用DCC104は、ホストHAから端子1a3−1,1a3−2経由でデータストローブ信号DQS/DQS ̄(ライト用のクロック信号)を受信すると、データストローブ信号DQS/DQS ̄を用いて、設定デューティ比を目標デューティ比に近づけるためのフィードバック動作を開始する。
このとき、出力遮断回路305は、コマンドデコーダ101からコマンドのデコード結果を受けて、各メモリチップCP1,CP2へ較正コマンドを転送するが、その後にホストHAから受信される書き込みデータD4の各メモリチップCP1,CP2への転送を遮断する。また、出力遮断回路306は、コマンドデコーダ101からコマンドのデコード結果を受けて、リード用DCC103からノード群N3へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止させる。出力遮断回路307は、コマンドデコーダ101からコマンドのデコード結果を受けて、ライト用DCC104から各メモリチップCP1,CP2へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止させる。
これにより、インターフェースチップFBI及び各メモリチップCP1,CP2のリード用DCCの較正動作とインターフェースチップFBIのライト用DCCの較正動作とを同時実行できる。この結果、第1の実施形態よりもさらにDCCの全トレーニング時間を短縮することができる。
以上のように、第3の実施形態では、半導体装置1iにおいて、インターフェースチップFBIのリード用DCCの較正動作と各メモリチップCP1,CP2のリード用DCCの較正動作とインターフェースチップFBIのライト用DCCの較正動作とを一括実行する。これにより、半導体装置1iにおいて、各チップのDCCの較正動作をさらに効率的に行うことができ、全トレーニング時間をさらに短縮できる。
較正コマンドCM4は単独実行時のトレーニングコマンド番号と同じでもよく、この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタ、及び、一括実行モード時にどのチップ群を有効にするかをセットフィーチャーコマンドにて予め設定するやり方でもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態にかかる半導体装置1jについて説明する。以下では、第1の実施形態〜第3の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第4の実施形態にかかる半導体装置1jについて説明する。以下では、第1の実施形態〜第3の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第1の実施形態〜第3の実施形態では、トレーニング時間の短縮を複数のチップについて実現するための工夫を考えたが、第4の実施形態では、トレーニング時間の短縮を1チップについて実現するための工夫を考える。
第1の実施形態〜第3の実施形態では、インターフェースチップFBIがダミーのデータD1〜D4(図3、図4、図6参照)をホストHAへ返す期間の長さは、較正動作を行っているDCCがロックするのに十分な時間(例えば、16KB(1page分のサイズ)のデータ転送の時間)として予め決められている。すなわち、データD1〜D4の期間の長さは、DCCが実際にロックするまでの時間長さより大幅に長くなっている可能性がある。また、DCCが実際にロックしていることを確認するためには、ホストHAは、ステータスリードコマンドを半導体装置に発行し、半導体装置からのそのレスポンスを受信して確認することになる。このトレーニング+確認シーケンスの時間は、DCCが実際にロックするまでの時間長さに比べて、さらに大幅に長くなっている可能性がある。
そこで、第4の実施形態では、各チップがDCCの較正動作の進行状況を示すステータス情報をホストHAで識別可能なパスコードに変換し、ダミーのデータD1〜D4の一部をそのパスコードに置き換えてホストHAへ返すことで、トレーニング+確認シーケンスの時間の短縮を図る。
具体的には、図7に示すように、半導体装置1jにおいて、インターフェースチップFBIは、レシーバ405a、ドライバ406a、及びロックステータス(Lock Status)通知回路407aをさらに有する。図7は、半導体装置1jの構成を示す図である。
レシーバ405aは、ノード群N1とコマンドデコーダ101との間に配されている。レシーバ405aは、ホストHAからコマンドを受信すると、そのコマンドをコマンドデコーダ101へ転送する。
ロックステータス通知回路407aは、コマンドデコーダ101、ドライバ406a、リード用DCC102、リード用DCC103の間に配されている。ロックステータス通知回路407aは、ステータスレジスタ及び生成回路を有する。ロックステータス通知回路407aは、ステータスレジスタ内に第1の番地及び第2の番地を確保する。第1の番地は、リード用DCC102の較正動作の進行状況を示すステータス情報を格納するためのレジスタ番地である。第2の番地は、リード用DCC103の較正動作の進行状況を示すステータス情報を格納するためのレジスタ番地である。ロックステータス通知回路407aは、例えば較正動作の開始を指示するデコード結果をコマンドデコーダ101から受けたことに応じて、ステータスレジスタ内の第1の番地及び第2の番地に初期値を格納する。この初期値は、DCCのロックが未完であることを示す値であってもよい。
リード用DCC102は、DCCの較正動作を行い、その較正動作の進行状況をロックステータス通知回路407aへ通知可能である。ロックステータス通知回路407aは、較正動作の完了の通知をリード用DCC102から受けると、ステータスレジスタ内の第1の番地に格納される値を初期値から有効値に変更する。この有効値は、DCCのロックが完了したことを示す値であってもよい。
同様に、リード用DCC103は、DCCの較正動作を行い、その較正動作の進行状況をロックステータス通知回路407aへ通知可能である。ロックステータス通知回路407aは、較正動作の完了の通知をリード用DCC103から受けると、ステータスレジスタ内の第2の番地に格納される値を初期値から有効値に変更する。この有効値は、DCCのロックが完了したことを示す値であってもよい。
ロックステータス通知回路407aは、ステータスレジスタ内の第1の番地及び第2の番地のいずれにも有効値が格納されると、生成回路によりインターフェースチップFBI用のパスコードを生成してドライバ406aへ出力する。インターフェースチップFBI用のパスコードは、インターフェースチップFBIにおける各DCCのロックが完了したことを示すコード(すなわち、ビットパターン)であってもよい。
ドライバ406aは、ノード群N1とロックステータス通知回路407aとの間に配されている。ドライバ406aは、ロックステータス通知回路407aからインターフェースチップFBI用のパスコードを受信すると、そのパスコードをノード群N1及び端子1a1−7〜1a1−0経由でホストHAへ送信する。これにより、ホストHAは、インターフェースチップFBI用のパスコードを受信し、そのパスコードに応じて、インターフェースチップFBIにおける各DCCのロックが完了したことを認識できる。
チャネルCH1に接続された各メモリチップCP1において、周辺回路112aは、ロックステータス通知回路117aをさらに有する。
ロックステータス通知回路117aは、コマンドデコーダ115、ドライバ114、リード用DCC118の間に配されている。ロックステータス通知回路117aは、ステータスレジスタ及び生成回路を有する。ロックステータス通知回路117aは、ステータスレジスタ内に所定の番地を確保する。所定の番地は、リード用DCC118の較正動作の進行状況を示すステータス情報を格納するためのレジスタ番地である。ロックステータス通知回路117aは、例えば較正動作の開始を指示するデコード結果をコマンドデコーダ115から受けたことに応じて、ステータスレジスタ内の所定の番地に初期値を格納する。この初期値は、DCCのロックが未完であることを示す値であってもよい。
リード用DCC118は、DCCの較正動作を行い、その較正動作の進行状況をロックステータス通知回路117aへ通知可能である。ロックステータス通知回路117aは、較正動作の完了の通知をリード用DCC118から受けると、ステータスレジスタ内の所定の番地に格納される値を初期値から有効値に変更する。この有効値は、DCCのロックが完了したことを示す値であってもよい。
ロックステータス通知回路117aは、ステータスレジスタ内の所定の番地に有効値が格納されると、生成回路によりメモリチップCP1用のパスコードを生成してドライバ114へ出力する。メモリチップCP1用のパスコードは、メモリチップCP1におけるDCCのロックが完了したことを示すコード(すなわち、ビットパターン)であってもよい。ドライバ114は、ロックステータス通知回路117aからメモリチップCP1用のパスコードを受信すると、そのパスコードを端子群TM1及びチャネルCH1経由でインターフェースチップFBIへ送信する。
ロックステータス通知回路407aにおいて、チャネルインターフェース109は、メモリチップCP1用のパスコードを受信するとロックステータス通知回路407aへ転送する。ロックステータス通知回路407aは、転送されたパスコードをドライバ406aへ出力する。ドライバ406aは、そのパスコードをノード群N1及び端子1a1−7〜1a1−0経由でホストHAへ送信する。これにより、ホストHAは、メモリチップCP1用のパスコードを受信し、そのパスコードに応じて、メモリチップCP1におけるDCCのロックが完了したことを認識できる。
なお、チャネルCH2に接続された各メモリチップCP2についても、チャネルCH1に接続された各メモリチップCP1と同様である。
例えば、図8(a)に「Fixed Data Size」と示されるように、インターフェースチップFBIがダミーのデータD1をホストHAへ返す期間の長さがDCCのロックに十分な時間として予め固定的に決められているとする。図8(a)は、データD1の長さが固定的に決められている場合の半導体装置の動作(トレーニング+確認シーケンスSQ1’)を示す波形図である。この場合、データD1の期間の長さは、DCCが実際にロックするまでの時間長さより大幅に長くなっている可能性がある。また、DCCが実際にロックしていることを確認するためには、ホストHAは、ステータスリードコマンドCM10を半導体装置に発行し、半導体装置からのそのレスポンスを受信して確認することになる。このトレーニング+確認シーケンスSQ1’の時間は、DCCが実際にロックするまでの時間長さに比べて、さらに大幅に長くなっている可能性がある。
一方、第4の実施形態では、図8(b)に示すように、各チップは、較正コマンドCM5に応じたトレーニング+確認シーケンスSQ5実行中において、DCCがロックしたかどうかの進行状況(Status)を示すパスコード(Pass Code)CD5をデータ信号DQ[7:0]に乗せる制御を行う。図8(b)は、第4の実施形態にかかる半導体装置1jの動作(トレーニング+確認シーケンスSQ5)を示す波形図である。各チップは、内部でDCCがロックしたタイミングでホストHAにパスコードCD5でそのロック状態を通知することができる。例えば、データ信号DQ[7:0]上のデータパターンは、「Arbitrary Data Size」と示すように、Unlock状態では、インターフェースチップFBIがダミーのデータD5をホストHAへ返す期間の長さは、任意の長さであるとする。そして、データ信号DQ[7:0]上のデータパターンは、DCCがロック状態になったらパスコードCD5を示すパターンとすることができる。パスコードCD5のパターンは、各チップ間で互いに異なるパターンであってもよい。各チップは、(例えば、各チャネルのチップ毎に時分割で出力させるなど)データ信号DQ[7:0]上に他のパスコードがない期間に自身のパスコードを出力させてもよい。これにより、決められた期間よりも短い期間でDCCがロックした場合に、ホストHAが、各チップにおけるDCCのロック状態を認識し、各チップに対して、即座にトレーニングシーケンスSQ5を停止させることができる。これにより、DCCのトレーニング時間を大幅に短縮することができる。
以上のように、第4の実施形態では、1つのチップが、DCCの較正動作の進行状況を示すステータス情報をホストHAで識別可能なパスコードに変換し、ダミーのデータの一部をそのパスコードに置き換えてホストHAへ返す。これにより、決められた期間よりも短い期間でDCCがロックした場合に、即座にトレーニングを停止できるようになるため、固定時間のシーケンスに比べてDCCのトレーニング+確認シーケンスの時間をチップ毎に短縮できる。
較正コマンドCM5は単独実行時のトレーニングコマンド番号と同じでもよく、この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタ、及び、一括実行モード時にどのチップ群を有効にするかをセットフィーチャーコマンドにて予め設定するやり方でもよい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態にかかる半導体装置1kについて説明する。以下では、第1の実施形態〜第4の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第5の実施形態にかかる半導体装置1kについて説明する。以下では、第1の実施形態〜第4の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第4の実施形態は、DCCがロックしたことの通知をトレーニング実行中にホストHA側に即座に行う制御を1チップについて例示したが、第5の実施形態では、この制御を全チップについて一括実行する。
すなわち、第5の実施形態では、第1の実施形態と同様に、各メモリチップにデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止する回路を追加する。さらに、内部でDCCがロックしたタイミングでデータ信号DQ[7:0]出力のうち1bitにフラグをセットする回路を追加し、積層しているチップ毎に1bitずつ出力されるようアサインし、各メモリチップでデータ信号DQの出力がショートしないよう制御を行う。
具体的には、図9に示すように、半導体装置1kにおいて、各メモリチップCP1,CP2の周辺回路112bは、出力遮断(出力OFF)回路119bをさらに有する。図9は、半導体装置1kの構成を示す図である。
出力遮断回路119bは、端子群TM3とリード用DCC118との間に配されている。出力遮断回路119bは、リード用DCC118から調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REとディスエーブル信号DAとを受ける。出力遮断回路119bは、ディスエーブル信号DAがノンアクティブレベルの期間に、調整後のリードイネーブル信号RE ̄/REをデータストローブ信号DQS/DQS ̄として端子群TM3へ出力する。出力遮断回路119bは、ディスエーブル信号DAがアクティブレベルの期間に、端子群TM3へのデータストローブ信号DQS/DQS ̄の出力を停止する。
データ信号DQ[7:0]における各ビットは、チャネルCH1に接続された各メモリチップCP1−1〜CP1−8毎に、その使用するビットとしてアサインされている。各メモリチップCP1−1〜CP1−8のロックステータス通知回路407aは、リード用DCC118からの較正動作の完了の通知に応じて、メモリチップCP1用のフラグを生成してアサインされたビットに設定する。例えば、メモリチップCP1−1のロックステータス通知回路407aは、フラグをビットDQ[0]に設定する。メモリチップCP1−2のロックステータス通知回路407aは、フラグをビットDQ[1]に設定する。メモリチップCP1−8のロックステータス通知回路407aは、フラグをビットDQ[7]に設定する。ロックステータス通知回路407aは、フラグが設定されたビットをドライバ114、端子群TM1、チャネルCH1経由でインターフェースチップFBIへ出力する。
同様に、データ信号DQ[7:0]における各ビットは、チャネルCH2に接続された各メモリチップCP2−1〜CP2−8毎に、その使用するビットとしてアサインされている。各メモリチップCP2−1〜CP2−8のロックステータス通知回路407aは、リード用DCC118からの較正動作の完了の通知に応じて、メモリチップCP2用のフラグを生成してアサインされたビットに設定する。例えば、メモリチップCP2−1のロックステータス通知回路407aは、フラグをビットDQ[0]に設定する。メモリチップCP2−2のロックステータス通知回路407aは、フラグをビットDQ[1]に設定する。メモリチップCP2−8のロックステータス通知回路407aは、フラグをビットDQ[7]に設定する。ロックステータス通知回路407aは、フラグが設定されたビットをドライバ114、端子群TM1、チャネルCH2経由でインターフェースチップFBIへ出力する。
インターフェースチップFBIのチャネルインターフェース109は、例えば、チャネルCH1,CH2とロックステータス通知回路407aとの接続を時分割で切り替えることができる。これにより、データ信号DQ[7:0]における各ビットについてフラグが立ったかどうかは、ほぼリアルタイム的にロックステータス通知回路407aへ通知され得る。ロックステータス通知回路407aは、データ信号DQ[7:0]における各ビットについてフラグが立ったかどうか確認し、全ビットでフラグが立てば、そのチャネルに対応した全メモリチップについてロックが完了したことを示す有効値をロックステータス通知回路407aで保持する。ロックステータス通知回路407aは、内部のDCCとチャネルCH1の全メモリチップCP1のDCCとチャネルCH2の全メモリチップCP2のDCCとのいずれも有効値を保持すると、全チップでロックが完了したことを示すパスコードを生成してドライバ406aへ出力する。ドライバ406aは、そのパスコードをノード群N1及び端子1a1−7〜1a1−0経由でホストHAへ送信する。これにより、ホストHAは、パスコードを受信し、そのパスコードに応じて、全チップにおけるDCCのロックが完了したことを認識できる。
例えば、図10に示すように、各チップは、較正コマンドCM6に応じたトレーニング+確認シーケンスSQ6実行中において、DCCがLockしたかどうかの進行状況を示すステータス情報をデータ信号DQ[7:0]に乗せる制御を行う。図10は、第5の実施形態にかかる半導体装置1kの動作(トレーニング+確認シーケンスSQ6)を示す波形図である。
インターフェースチップFBIは、較正コマンドCM6に応じて、DCCの較正動作を開始するとともにダミーのデータD6をホストHAに送信する。インターフェースチップFBIは、内部でDCCがロックすると、内部のDCCがロックしたことを示す有効値をロックステータス通知回路407aで保持する。
メモリチップCP1−1は、較正コマンドCM6に応じて、DCCの較正動作を開始し、フラグを初期値(Unlock)にしてビットDQ[0]に設定し、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[7:1]とデータストローブ信号DQS/DQS ̄とをそれぞれハイインピーダンス状態にする。メモリチップCP1−1は、内部でDCCがロックしたタイミングでフラグを有効値(Lock)にしてビットDQ[0]に設定する。このとき、メモリチップCP1−1は、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[7:1]をハイインピーダンス状態に維持している。
メモリチップCP1−8は、較正コマンドCM6に応じて、DCCの較正動作を開始し、フラグを初期値(Unlock)にしてビットDQ[7]に設定し、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[6:0]とデータストローブ信号DQS/DQS ̄とをそれぞれハイインピーダンス状態にする。メモリチップCP1−8は、内部でDCCがロックしたタイミングでフラグを有効値(Lock)にしてビットDQ[7]に設定する。このとき、メモリチップCP1−8は、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[6:0]をハイインピーダンス状態に維持している。
インターフェースチップFBIは、チャネルCH1とロックステータス通知回路407aとを接続している状態で全ビットDQ[0]〜DQ[7]にフラグの有効値が設定される(フラグが立つ)と、チャネルCH1に接続された全メモリチップCP1−1〜CP1−8のDCCがロックしたことを示す有効値をロックステータス通知回路407aで保持する。
また、メモリチップCP2−1は、較正コマンドCM6に応じて、DCCの較正動作を開始し、フラグを初期値(Unlock)にしてビットDQ[0]に設定し、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[7:1]とデータストローブ信号DQS/DQS ̄とをそれぞれハイインピーダンス状態にする。メモリチップCP2−1は、内部でDCCがロックしたタイミングでフラグを有効値(Lock)にしてビットDQ[0]に設定する。このとき、メモリチップCP2−1は、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[7:1]をハイインピーダンス状態に維持している。
メモリチップCP2−8は、較正コマンドCM6に応じて、DCCの較正動作を開始し、フラグに初期値(Unlock)にしてビットDQ[7]に設定し、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[6:0]とデータストローブ信号DQS/DQS ̄とをそれぞれハイインピーダンス状態にする。メモリチップCP2−8は、内部でDCCがロックしたタイミングでフラグに有効値(Lock)にしてビットDQ[7]に設定する。このとき、メモリチップCP2−8は、データ信号DQ[7:0]における他のビットDQ[6:0]をハイインピーダンス状態に維持している。
インターフェースチップFBIは、チャネルCH2とロックステータス通知回路407aとを接続している状態で全ビットDQ[0]〜DQ[7]にフラグの有効値が設定される(フラグが立つ)と、チャネルCH2に接続された全メモリチップCP2−1〜CP2−8のDCCがロックしたことを示す有効値をロックステータス通知回路407aで保持する。ロックステータス通知回路407aは、内部のDCCと、チャネルCH1に接続された全メモリチップCP1−1〜CP1−8のDCCと、チャネルCH2に接続された全メモリチップCP2−1〜CP2−8のDCCとのいずれについても、DCCがロックしたことを示す有効値が保持されると、全てのDCCがロックしたことを示すパスコードCD6を生成してホストHAに送信する。これにより、ホストHAは、パスコードを受信し、そのパスコードに応じて、全チップにおけるDCCのロックが完了したことを認識できる。
このように、図10に示すトレーニングシーケンスSQ6では、較正コマンドCM6の受信後、各メモリチップにおいて、データ信号DQ[7:0]における各ビットのうちアサインされたビットに選択的にフラグを出力させ他のビットの出力を停止する。フラグは、その値でDCCの較正動作の進行状況を示し、初期値でロックが未完であることを示し、有効値でロックが完了であることを示す。インターフェースチップは、データ信号DQ[7:0]における各ビットを監視し、ビット毎にフラグが立ったタイミングでそのビットに対応したチップ用のパスコードを生成してホストHAへ送信する。これにより、決められた期間よりも短い期間でDCCがロックした場合に、ほぼリアルタイム的にホストHAへ通知でき、ホストHAにより、即座にトレーニングを停止させることを全チップについて一括実行できる。
以上のように、第5の実施形態では、複数のチップが、互いに並行して、DCCの較正動作の進行状況を示すステータス情報をダミーのデータの一部に置き換えてホストHAへ返す。これにより、DCCの較正動作の実行及び確認を複数のチップについて一括実行でき、決められた期間よりも短い期間でDCCがロックした場合に即座にトレーニングを停止できるようになるため、DCCのトレーニング+確認シーケンスの時間をさらに短縮できる。
なお、各チャネルCH1,CH2に接続されたメモリチップCP1,CP2の数は、データ信号DQ[7:0]のビット数より少なくてもよい。この場合でも、チャネルCH1,CH2毎にその接続された各メモリチップCP1,CP2をデータ信号DQ[7:0]における1bitにアサインし、各メモリチップCP1,CP2でデータ信号DQの出力がチャネルCH1,CH2上でショートしないよう制御を行うことが可能である。
較正コマンドCM6は単独実行時のトレーニングコマンド番号と同じでもよく、この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタ、及び、一括実行モード時にどのチップ群を有効にするかをセットフィーチャーコマンドにて予め設定するやり方でもよい。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態にかかる半導体装置1rについて説明する。以下では、第1の実施形態〜第5の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第6の実施形態にかかる半導体装置1rについて説明する。以下では、第1の実施形態〜第5の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第5の実施形態では、1つのコマンドでチャネル毎にDCCの較正動作の指示及び確認が可能なチップ数がデータ信号のビット数以下に制限され得る。例えば、データ信号DQ[7:0]のビット数が8ビットである場合、1つのコマンドでチャネル毎にDCCの較正動作の指示及び確認が可能なチップ数が8以下に制限され得る。
そこで、第6の実施形態では、1つのコマンドでチャネル毎にDCCロック完了のステータス情報の出力を複数のメモリチップについて順次に行う。例えば、あるメモリチップがDCCのトレーニングを行いDCCがロックするとデータ信号DQ[7:0]上にDCCロック完了のステータス情報(例えば、チップID)を出力する。次のメモリチップは、データ信号DQ[7:0]上にステータス情報が出ていることを認識すると、前のメモリチップのDCCのトレーニングが終わったとして、DCCのトレーニングを行う。このとき、あるメモリチップは、データ信号DQ[7:0]にハイインピーダンスを出力する。次のメモリチップは、DCCがロックするとデータ信号DQ[7:0]上にステータス情報を出力する。この制御をチャネル毎に複数のメモリチップについて順次に行っていく。最後のメモリチップからステータス情報が出力されると、インターフェースチップは、内部でDCCがロックすることに応じてパスコードを生成してホストHAへ送信する。これにより、1つのコマンドでチャネル毎にDCCの較正動作の指示及び確認が可能なチップ数を、データ信号のビット数より多くすることができる。
具体的には、図11に示すように、半導体装置1rにおいて、各メモリチップCP1,CP2の周辺回路112cは、ステータスモニター(DCC Status Monitor)回路116cをさらに有する。図11は、半導体装置1rの構成を示す図である。ステータスモニター回路116cは、チャネルCH1,CH2におけるデータ信号DQ[7:0]の状態をモニターする。
各チャネルCH1,CH2に接続されるメモリチップ数をN(Nは2以上の整数)とする。チャネルCH1について例示する。チャネルCH1に接続された各メモリチップCP1−1〜CP1−Nにチップ番号1〜Nが予め割り振られ、較正コマンドに応じたDCCの較正動作の進行状況の確認がチップ番号の順に行われるとする。メモリチップCP1において、ステータスモニター回路116cは、データ信号DQ[7:0]上に前のメモリチップのパスコードが出ているか否かをモニターする。ステータスモニター回路116cは、前のメモリチップのパスコードが出ていることをモニターすると、そのモニター結果をコマンドデコーダ115経由でロックステータス通知回路117aに通知する。ロックステータス通知回路117aは、データ信号DQ[7:0]上に前のメモリチップのパスコードが出ていることに応じて、内部でDCCがロックしたらパスコードを生成してドライバ114へ出力する。ドライバ114は、そのパスコードを端子群TM1及びチャネルCH1経由でインターフェースチップFBIへ送信する。所定の時間(例えば、次のメモリチップがデータ信号DQ[7:0]上のパスコードをモニターするのに十分な時間)が経過すると、ロックステータス通知回路117aは、ハイインピーダンスをドライバ114へ出力する。ドライバ114は、そのハイインピーダンスを端子群TM1及びチャネルCH1へ伝達する。なお、チャネルCH2についても、チャネルCH1と同様である。
インターフェースチップFBIのチャネルインターフェース109は、例えば、チャネルCH1,CH2とロックステータス通知回路407aとの接続を時分割で切り替えることができる。これにより、チャネルCH1,CH2に接続された最後のメモリチップCP1−N,CP2−Nのステータス情報は、ほぼリアルタイム的にロックステータス通知回路407aへ転送され得る。最後のメモリチップCP1−N,CP2−Nのステータス情報が転送されると、ロックステータス通知回路407aは、内部でDCCがロックすることに応じてパスコードを生成してドライバ406aへ出力する。ドライバ406aは、そのパスコードをノード群N1及び端子1a1−7〜1a1−0経由でホストHAへ送信する。これにより、ホストHAは、パスコードを受信し、そのパスコードに応じて、メモリチップCP1,CP2及びインターフェースチップFBIにおけるDCCのロックが完了したことを認識できる。
例えば、図12に示すようなトレーニング+確認シーケンスSQ7−1〜SQ7−Nが行われる。図12は、第6の実施形態にかかる半導体装置1rの動作(トレーニング+確認シーケンスSQ7)を示す波形図である。以下では、N=256の場合のシーケンスをチャネルCH1に接続された各メモリチップCP1−1〜CP1−NとインターフェースチップFBIとについて例示するが、チャネルCH2に接続された各メモリチップCP2−1〜CP2−NとインターフェースチップFBIとについても同様である。
チップCP1−1は、データ信号DQ[7:0]として、トレーニング中にall“0”のデータD7−1を出力し、トレーニングが完了しDCCがロックしたらチップID“0x01”をステータス情報CD7−1として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−2は、トレーニング中はデータ信号DQ[7:0]の状態をモニターして“0x01”(ステータス情報CD7−1)になるのを待つ。
メモリチップCP1−2は、データ信号DQ[7:0]の“0x00”→“0x01”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していたらチップID“0x02”をステータス情報CD7−2として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−2は、データ信号DQ[7:0]の“0x00”→“0x01”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していなかったら、前のメモリチップのチップID“0x01”をデータD7−2として出力し、トレーニングが完了しDCCがロックしたらチップID“0x02”をステータス情報CD7−2として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−3は、トレーニング中はデータ信号DQ[7:0]の状態をモニターして“0x02”(ステータス情報CD7−2)になるのを待つ。
メモリチップCP1−3は、データ信号DQ[7:0]の“0x01”→“0x02”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していたら“0x03”をステータス情報CD7−3として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−3は、データ信号DQ[7:0]の“0x01”→“0x02”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していなかったら、前のメモリチップのチップID“0x02”をデータD7−3として出力し、トレーニングが完了しDCCがロックしたらチップID“0x03”をステータス情報CD7−3として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−256は、トレーニング中はデータ信号DQ[7:0]の状態をモニターして“0xFF”(ステータス情報CD7−255)になるのを待つ。
メモリチップCP1−256は、データ信号DQ[7:0]の“0xFE”→“0xFF”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していたら“0x00”をステータス情報CD7−256として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−256は、データ信号DQ[7:0]の“0xFE”→“0xFF”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していなかったら、前のメモリチップのチップID“0xFF”をデータD7−256として出力し、トレーニングが完了しDCCがロックしたらチップID“0x00”をステータス情報CD7−256として一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
インターフェースチップFBIは、トレーニング中はデータ信号DQ[7:0]の状態をモニターして“0x00”(ステータス情報CD7−256)になるのを待つ。
インターフェースチップFBIは、データ信号DQ[7:0]の“0xFF”→“0x00”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していたら、チャネルCH1の全チップ及び自チップのDCCのロックが完了しているとして、パスコードCD7−allを生成して一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
メモリチップCP1−256は、データ信号DQ[7:0]の“0xFF”→“0x00”のシーケンスを検出後、自身のトレーニングが完了していなかったら、ダミーデータD7−allを継続して出力する。メモリチップCP1−256は、トレーニングが完了しDCCがロックしたら、チャネルCH1の全チップ及び自チップのDCCのロックが完了しているとして、“パスコードCD7−allを生成して一定期間出力し、その後ハイインピーダンス(Hi−z)とする。
以上のように、第6の実施形態では、1つのコマンドでチャネル毎にDCCロック完了のステータス情報の出力を複数のメモリチップについて順次に行う。これにより、1つのコマンドでチャネル毎にDCCの較正動作の指示及び確認が可能なチップ数を、データ信号のビット数より多くすることができる。
なお、インターフェースチップFBIのチャネルインターフェース109は、例えば、チャネルCH1,CH2とロックステータス通知回路407aとの接続を時分割で切り替えることができる。この場合、インターフェースチップFBIは、チャネルCH1,CH2毎に、データ信号DQ[7:0]上にステータス情報CD7−256が出力されているかを確認してもよい。インターフェースチップFBIは、チャネルCH1,CH2に接続を切り替えている期間に、データ信号DQ[7:0]上にステータス情報CD7−256が出力されていれば、そのチャネルに対応した全メモリチップについてロックが完了したことを示す有効値をロックステータス通知回路407aで保持する。ロックステータス通知回路407aは、内部のDCCとチャネルCH1の全メモリチップCP1のDCCとチャネルCH2の全メモリチップCP2のDCCとのいずれも有効値を保持すると、全チップでロックが完了したことを示すパスコードを生成してドライバ406aへ出力する。ドライバ406aは、そのパスコードをノード群N1及び端子1a1−7〜1a1−0経由でホストHAへ送信する。これにより、ホストHAは、パスコードを受信し、そのパスコードに応じて、全チップにおけるDCCのロックが完了したことを認識できる。
また、各メモリチップは自身のシーケンス出力が完了した時点でリードイネーブル信号RE ̄/REの受信を停止するなど低消費電力モードに入ってもよい。
較正コマンドCM7は単独実行時のトレーニングコマンド番号と同じでもよく、この場合、一括実行モードか単独実行モードかを切り替えるレジスタ、及び、一括実行モード時にどのチップ群を有効にするかをセットフィーチャーコマンドにて予め設定するやり方でもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1i,1j,1k,1r 半導体装置、102,103,118 リード用DCC、104 ライト用DCC、CP1,CP2 メモリチップ、FBI インターフェースチップ。
Claims (9)
- ホストデバイスからの信号が入力される端子に電気的に接続された第1のチップと、
前記第1のチップに複数のチャネルを介して電気的に接続された複数の第2のチップと、
を備え、
前記第2のチップは、第1のデューティ調整回路を有し、
前記第1のチップは、第2のデューティ調整回路を有し、
前記第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作とは、互いに並行して行われる
半導体装置。 - 前記第2のチップは、
データ端子と、
ストローブ端子と、
前記データ端子を非活性化可能である第1の出力遮断回路と、
前記ストローブ端子を非活性化可能である第2の出力遮断回路と、
を有し、
前記複数の第2のチップのそれぞれにおける前記第1の出力遮断回路が前記データ端子を非活性化し前記第2の出力遮断回路が前記ストローブ端子を非活性化した状態において、前記複数の第2のチップのそれぞれにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作とは、第1の期間に一括して行われる
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2のチップは、
データ端子と、
ストローブ端子と、
前記データ端子を非活性化可能である第1の出力遮断回路と、
前記ストローブ端子を非活性化可能である第2の出力遮断回路と、
を有し、
前記複数の第2のチップの一部の第2のチップにおける前記第1の出力遮断回路が前記データ端子を非活性化し前記第2の出力遮断回路が前記ストローブ端子を非活性化した状態において、前記一部の第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作とは、第1の期間に一括して行われ、
前記複数の第2のチップの残りの第2のチップにおける前記第1の出力遮断回路が前記データ端子を非活性化し前記第2の出力遮断回路が前記ストローブ端子を非活性化した状態において、前記残りの第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作とは、第2の期間に一括して行われる
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第1のデューティ調整回路及び前記第2のデューティ調整回路は、それぞれ、前記第2のチップにおけるリード動作用の信号のデューティを調整し、
前記第1のチップは、前記第2のチップにおけるライト動作用の信号のデューティを調整する第3のデューティ調整回路をさらに有し、
前記複数の第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作及び前記第3のデューティ調整回路の較正動作とは、第1の期間に一括して行われる
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2のチップは、
データ端子と、
ストローブ端子と、
前記データ端子を非活性化可能である第1の出力遮断回路と、
前記ストローブ端子を非活性化可能である第2の出力遮断回路と、
を有し、
前記第1のチップは、
前記複数のチャネルに接続可能であるチャネルインターフェースと、
前記チャネルインターフェースを前記第3のデューティ調整回路から電気的に遮断可能である第3の出力遮断回路と、
を有し、
前記複数の第2のチップのそれぞれにおける前記第1の出力遮断回路が前記データ端子を非活性化し前記第2の出力遮断回路が前記ストローブ端子を非活性化するとともに前記第1のチップにおける前記第3の出力遮断回路が前記チャネルインターフェースを前記第3のデューティ調整回路から電気的に遮断した状態において、前記複数の第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作及び前記第3のデューティ調整回路の較正動作とは、前記第1の期間に一括して行われる
請求項4に記載の半導体装置。 - 外部端子に電気的に接続された第1のチップと、
前記第1のチップに複数のチャネルを介して接続された複数の第2のチップと、
を備え、
前記第2のチップは、
第1のデータ端子と、
第1のデューティ調整回路と、
第1の期間に前記第1のデューティ調整回路で調整されたデータを前記第1のデータ端子へ出力し、前記第1の期間より後の第2の期間に前記第1のデューティ調整回路の較正動作の進行状況を示す第1のステータス情報を前記第1のデータ端子へ出力する第1の選択回路と、
を有する
半導体装置。 - 前記第1のチップは、
1つの第2のチップを選択して第1のデータ端子を活性化する第1の動作と前記活性化された前記第1のデータ端子から出力される第1のステータス情報を確認する第2の動作と前記確認される第1のステータス情報で較正動作の完了が示される場合に前記1つの第2のチップを非選択にして前記第1のデータ端子を非活性化する第3の動作とを含む単位動作を前記複数の第2のチップについて順次に行う制御回路を有する
請求項6に記載の半導体装置。 - 前記第1のチップは、
第2のデータ端子と、
第2のデューティ調整回路と、
第3の期間に前記第2のデューティ調整回路で調整されたデータを前記第2のデータ端子へ出力し、前記第3の期間より後の第4の期間に前記第2のデューティ調整回路の較正動作の進行状況を示す第2のステータス情報を前記第2のデータ端子へ出力する第2の選択回路と、
を有する
請求項6に記載の半導体装置。 - 外部端子に電気的に接続され第1のデューティ調整回路を含む第1のチップと前記第1のチップに複数のチャネルを介して電気的に接続され第2のデューティ調整回路を含む複数の第2のチップとを有する半導体装置内の前記第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作を行うことと、
前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作を行うことと、
を備え、
前記第2のチップにおける前記第1のデューティ調整回路の較正動作と前記第1のチップにおける前記第2のデューティ調整回路の較正動作とは、互いに並行して行われる
半導体装置の制御方法。
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