JP2021042784A - 乾式安全器 - Google Patents
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Abstract
Description
一端に一次側に連絡する流入口を有し他端に二次側に連絡する流出口を有する本体内に逆火流のときの流路を遮断する遮断弁機構と二次側に位置して前記逆火流の火炎を消炎する逆火消炎部材を設けた乾式安全器において、
上記遮断弁機構は一次側に移動したとき流入口を閉鎖するよう移動可能に設けられ一次側に向けてスピンドルばねで付勢されたスピンドルを具備し、
前記スピンドルの二次側に形成されたスピンドルシャフトは本体内に設けた孔付きスリーブ内に挿通され、
前記孔付きスリーブの外周には上記スピンドルばねより弱い遮断スリーブばねで二次側に付勢された遮断スリーブが移動可能に装着され、
前記遮断スリーブの二次側は上記流出口に対向する衝撃板に連絡し、
上記スピンドルシャフトの外面には孔付きスリーブに設けた孔に挿入されたボールが入り込む係止溝が形成され、
前記遮断スリーブの内面にはスピンドルが二次側に移動したとき前記ボールを上記係止溝に押し込む押圧面と遮断スリーブが一次側に押されたときボールの押圧を開放する開放面が形成され、
前記スピンドルシャフトは前記二次側に付勢された遮断スピンドルを保持しており、
前記遮断スピンドルは初期状態において前記流入口と前記流出口とが開通するように前記スピンドルシャフトにはんだで固定されており、
前記はんだが融解した際に前記遮断スピンドルが前記流入口と前記流出口との間を閉鎖するように移動する、
乾式安全器が得られる。
[項目1]
一端に一次側に連絡する流入口を有し他端に二次側に連絡する流出口を有する本体内に逆火流のときの流路を遮断する遮断弁機構と二次側に位置して前記逆火流の火炎を消炎する逆火消炎部材を設けた乾式安全器において、
上記遮断弁機構は一次側に移動したとき流入口を閉鎖するよう移動可能に設けられ一次側に向けてスピンドルばねで付勢されたスピンドルを具備し、
前記スピンドルの二次側に形成されたスピンドルシャフトは本体内に設けた孔付きスリーブ内に挿通され、
前記孔付きスリーブの外周には上記スピンドルばねより弱い遮断スリーブばねで二次側に付勢された遮断スリーブが移動可能に装着され、
前記遮断スリーブの二次側は上記流出口に対向する衝撃板に連絡し、
上記スピンドルシャフトの外面には孔付きスリーブに設けた孔に挿入されたボールが入り込む係止溝が形成され、
前記遮断スリーブの内面にはスピンドルが二次側に移動したとき前記ボールを上記係止溝に押し込む押圧面と遮断スリーブが一次側に押されたときボールの押圧を開放する開放面が形成され、
前記スピンドルシャフトは前記二次側に付勢された遮断スピンドルを保持しており、
前記遮断スピンドルは初期状態において前記流入口と前記流出口とが開通するように前記スピンドルシャフトにはんだで固定されており、
前記はんだが融解した際に前記遮断スピンドルが前記流入口と前記流出口との間を閉鎖するように移動する、
乾式安全器。
[項目2]
項目1に記載の乾式安全器であって、
上記本体の外方にはリセットリングが移動可能に嵌挿され、本体に形成した長溝を通して上記スピンドルとリセットリングを連結したことを特徴とする
乾式安全器。
[項目3]
項目1又は項目2に記載の乾式安全器であって、
前記はんだは、低くても90度以上で融解することを特徴とする
乾式安全器。
本発明の概念図1及び図2を参照して説明する。図1(a)に示されるように、安全器は、外側シャフト100と内側シャフト200を概念的に有している。図示されるように、外側スピンドルのin側(一次側)からout側(二次側)までは連通しており、ガス等が流入することが可能である。out側は火器に接続されている。ここで、火器において何らかの事情により逆火が起こった場合には、図1(b)に示されるように、内側シャフトがin側に押圧される。これにより、図1(c)に示されるように、遮断弁150が開口部を閉鎖することによってガスの流入を防ぐ。
以下に示す変形例の一部は、上述した実施の形態に適宜応用・採用することが可能である。
1 一次側本体
2 スリーブ
3 3方穴本体
4 二次側本体
5 スピンドル
6 逆防スピンドル
7 逆防スピンドル止メ金具
8 フィルター受座金(A)
9 フィルター受座金(B)
10 フィルター
11 ガスケット
12 リセットリング
13 メタルヒューズ
14 スピンドル押え
15 スピンドルシャフト
16 三方穴金具
17 遮断スリーブ
18 六角穴付ボルト
19 座金
20 遮断スリーブ押板
21 衝撃板シャフト
22 衝撃板
23 ホルダー
24 遮断スピンドル
25 ホーローセット
26 ボール
27 ボール
28 ストップリング
29 スプリング
30 スプリング
31 スプリング
32 スプリング
33 スプリング
34 Oリング
35 Oリング
36 Oリング
37 Oリング
38 Oリング
39 Oリング
40 Oリング
41 Oリング
42 ナット
43 ホーローセット
<図6乃至図9>
1 本体
2 流入口
3 流出口
10 長溝
11 確認スリーブ
16 消炎フィルター
26 スピンドル
27 逆止弁
31 スピンドルばね
32 止め金具
33 スピンドル押え
39 スピンドルシャフト
42 孔付きスリーブ
46 遮断スリーブ
51 衝撃板
52 衝撃板シャフト
56 スリーブ押え
57 ホルダー
58 リセットリング
59 連結軸
62 プランジャー
Claims (3)
- 一端に一次側に連絡する流入口を有し他端に二次側に連絡する流出口を有する本体内に逆火流のときの流路を遮断する遮断弁機構と二次側に位置して前記逆火流の火炎を消炎する逆火消炎部材を設けた乾式安全器において、
上記遮断弁機構は一次側に移動したとき流入口を閉鎖するよう移動可能に設けられ一次側に向けてスピンドルばねで付勢されたスピンドルを具備し、
前記スピンドルの二次側に形成されたスピンドルシャフトは本体内に設けた孔付きスリーブ内に挿通され、
前記孔付きスリーブの外周には上記スピンドルばねより弱い遮断スリーブばねで二次側に付勢された遮断スリーブが移動可能に装着され、
前記遮断スリーブの二次側は上記流出口に対向する衝撃板に連絡し、
上記スピンドルシャフトの外面には孔付きスリーブに設けた孔に挿入されたボールが入り込む係止溝が形成され、
前記遮断スリーブの内面にはスピンドルが二次側に移動したとき前記ボールを上記係止溝に押し込む押圧面と遮断スリーブが一次側に押されたときボールの押圧を開放する開放面が形成され、
前記スピンドルシャフトは前記二次側に付勢された遮断スピンドルを保持しており、
前記遮断スピンドルは初期状態において前記流入口と前記流出口とが開通するように前記スピンドルシャフトにはんだで固定されており、
前記はんだが融解した際に前記遮断スピンドルが前記流入口と前記流出口との間を閉鎖するように移動する、
乾式安全器。 - 請求項1に記載の乾式安全器であって、
上記本体の外方にはリセットリングが移動可能に嵌挿され、本体に形成した長溝を通して上記スピンドルとリセットリングを連結したことを特徴とする
乾式安全器。 - 請求項1又は請求項2に記載の乾式安全器であって、
前記はんだは、低くても90度以上で融解することを特徴とする
乾式安全器。
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JPS593645B2 (ja) * | 1977-05-26 | 1984-01-25 | 株式会社孝安産業 | ガス体の逆流・逆火緊急自動停止装置 |
JP2000304218A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Sanki:Kk | 乾式安全器 |
JP2001289346A (ja) * | 2000-04-03 | 2001-10-19 | Sanki:Kk | 流路遮断装置及びそれを備えた乾式安全器 |
JP2005077015A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Sanki:Kk | 乾式ガス安全器 |
JP2012013381A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Sanki:Kk | 乾式安全器 |
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2019
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