JP2021042725A - 斜板式アキシャルピストンポンプ・モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】シリンダブロックを精度よく軸支し得る斜板式アキシャルピストンポンプ・モータを提供する。【解決手段】本体1にはすべり軸受15A、15B、15Cを備えた支持軸14を固定配置する。シリンタブロック8は重心位置Jと側板23と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受15A、15Bにより支持軸14へ回転自在に軸支した。これにより、シリンダブロック8の回転に伴うピストン16の往復動で発生する回転モーメントをすべり軸受15A、15Bで軸支できるため、シリンダブロック8を精度よく軸支することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、シリンダブロックに複数のピストンを軸方向へ往復動自在に配置し、ピストンの往復動量を斜板で設定する斜板式アキシャルピストンポンプ・モータに関し、特に水等の低粘度の作動流体に好適な斜板式アキシャルピストンポンプ・モータに関する。
この種の斜板式アキシャルピストンポンプ・モータは、本体へ回転軸を回転自在に軸支し、回転軸の先端をシリンダブロックに挿入して回転軸とシリンダブロックとを固定し、シリンダブロックは外周を本体に配置した軸受で軸支し、シリンダブロックには複数のピストンを軸方向へ往復動自在で周方向へ等間隔に配置し、ピストンの往復動量を設定する斜板を本体に固定している。作動は、ポンプ作動では、回転軸でシリンダブロックを回転駆動することでピストンが往復動して水の吸入吐出が行われる。また、モータ作動では、供給される水の水圧によりピストンが往復動することで回転軸がシリンダブロックとともに回転する。そして、回転軸は、シリンダブロックを貫通するものでなく、軸方向長さを短くしている。
ところが、かかる従来の斜板式アキシャルピストンポンプ・モータでは、シリンダブロックは外周を本体に配置した軸受で支持しているため、軸受はシリンダブロックの外周を軸支する大径のもとなり、大径の軸受でシリンダブロックを精度よく軸支するのが難しい問題点があった。
本発明の課題は、シリンダブロックを精度よく軸支し得る斜板式アキシャルピストンポンプ・モータを提供するものである。
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
本体へ回転自在に軸支した回転軸と、回転軸と回転方向に係合して本体へ回転自在に軸支したシリンダブロックと、シリンダブロックに軸方向へ往復動自在に配置した複数のピストンと、各ピストンとシリンダブロックとにより区画形成して作動流体を吸排する複数の作動室と、本体に配置しシリンダブロックより突出した各ピストンの先端部と当接して各ピストンの往復動量を設定する斜板と、本体に固定配置しシリンダブロックと摺接して作動流体が流通する一対の吸排ポートを形成した側板とを備え、本体にはすべり軸受を備えた支持軸を固定配置し、シリンタブロックは重心位置と側板と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受により支持軸へ回転自在に軸支したことを特徴とする斜板式アキシャルピストンポンプ・モータがそれである。
本体へ回転自在に軸支した回転軸と、回転軸と回転方向に係合して本体へ回転自在に軸支したシリンダブロックと、シリンダブロックに軸方向へ往復動自在に配置した複数のピストンと、各ピストンとシリンダブロックとにより区画形成して作動流体を吸排する複数の作動室と、本体に配置しシリンダブロックより突出した各ピストンの先端部と当接して各ピストンの往復動量を設定する斜板と、本体に固定配置しシリンダブロックと摺接して作動流体が流通する一対の吸排ポートを形成した側板とを備え、本体にはすべり軸受を備えた支持軸を固定配置し、シリンタブロックは重心位置と側板と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受により支持軸へ回転自在に軸支したことを特徴とする斜板式アキシャルピストンポンプ・モータがそれである。
この場合、前記すべり軸受は、前記重心位置を軸支する第1すべり軸受と、前記端部位置を軸支する第2すべり軸受と、第1すべり軸受と第2すべり軸受との間で前記シリンダブロックを軸支する第3すべり軸受とから成してもよい。また、前記すべり軸受は、前記第1すべり軸受と前記第2すべり軸受と前記第3すべり軸受とを一つの部材で形成した単一のすべり軸受としてもよい。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、本体にはすべり軸受を備えた支持軸を固定配置し、シリンタブロックは重心位置と側板と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受により支持軸へ回転自在に軸支した。このため、シリンダブロックの回転に伴うピストンの往復動で発生する回転モーメントをすべり軸受で軸支できるから、従来ポンプ・モータの如き、シリンダブロックの外周を軸受で軸支するものに比し、シリンダブロックを精度よく軸支することができる。
また、請求項2に記載の発明は、すべり軸受は、重心位置を軸支する第1すべり軸受と、端部側位置を軸支する第2すべり軸受と、第1すべり軸受と第2すべり軸受との間でシリンダブロックを軸支する第3すべり軸受とから成した。このため、シリンダブロックを軸支する箇所を多くでき、シリンダブロックを安定して軸支することができる。
また、請求項3に記載の発明は、すべり軸受は、第1すべり軸受と第2すべり軸受と第3すべり軸受とを一つの部材で形成した単一のすべり軸受とした。このため、すべり軸受を支持軸へ容易に組付けることができる。
以下、斜板式アキシャルピストンポンプ・モータを斜板式アキシャルピストンポンプとした本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1において、1は本体で、円筒状の筒部材2の両端開口を前蓋部材3と後蓋部材4とで閉塞して構成し、内部に空間Fを形成する。本体1は両蓋部材3、4間に筒部材2を挟持して両蓋部材3、4を複数のボルト部材5で締結する。6は本体1の前蓋部材3へ回転自在に軸支した回転軸で、前蓋部材3を貫通して先端を外部に突出すると共に、後端を空間Fに突出する。回転軸6は先端に図示しない電動機と結合するキー7を有すると共に、後端に後述詳記するシリンダブロック8と回転方向に係合するスプライン9を形成する。
図1において、1は本体で、円筒状の筒部材2の両端開口を前蓋部材3と後蓋部材4とで閉塞して構成し、内部に空間Fを形成する。本体1は両蓋部材3、4間に筒部材2を挟持して両蓋部材3、4を複数のボルト部材5で締結する。6は本体1の前蓋部材3へ回転自在に軸支した回転軸で、前蓋部材3を貫通して先端を外部に突出すると共に、後端を空間Fに突出する。回転軸6は先端に図示しない電動機と結合するキー7を有すると共に、後端に後述詳記するシリンダブロック8と回転方向に係合するスプライン9を形成する。
本体1の一つの部材としての前蓋部材3には、回転軸6を回転自在に軸支する二つの軸受10、11を軸方向の外方と内方に離間して配置する。軸方向の外方に配置する軸受10はラジアル玉軸受で、外部に露呈する。軸方向の内方に配置する軸受11は樹脂材から筒状に形成したすべり軸受で、先端に有したつば部11Aを前蓋部材3の段部3Aに係合して軸方向に位置決めする。12は環状の密封部材としてのメカニカルシールで、ラジアル玉軸受10とすべり軸受11との間に配置して回転軸6を挿通して挿通箇所を密封する。メカニカルシール12は両軸受10、11で挟持して軸方向に位置決めする。
前蓋部材3は、空間Fに面する内方端面を傾斜面3Bに形成する。傾斜面3Bには円板状の斜板13を固定し、斜板13の軸心を回転軸6が遊嵌する。傾斜面3Bは回転軸6の軸線Gと直行する線Lに対して一定の角度α傾斜する。後蓋部材4には支持軸14を固定して設け、支持軸14は空間Fに向けて突出する。支持軸14には樹脂材から筒状に形成した第1すべり軸受15A、第2すべり軸受15B、第3すべり軸受15Cの三つを外嵌して備える。シリンダブロック8は一端面に開口して軸心に支持孔8Aを形成し、支持孔8Aには支持軸14を嵌挿する。シリンダブロック8は、重心位置Jを第1すべり軸受15Aで支持軸14へ回転自在に軸支し、後述詳記する側板23と摺接する端部側位置を第2すべり軸受15Bで支持軸14へ回転自在に軸支し、第1すべり軸受15Aと第2すべり軸受15Bとの間を第3すべり軸受15Cで支持軸14へ回転自在に軸支する。重心位置Jとは、シリンダブロック8におけるそのまわりでのモーメントが0である位置をいう。シリンダブロック8は一端面と対向する他端面に開口して軸心にスプライン溝8Bを形成する。スプライン溝8Bには回転軸6のスプライン9を係合し、シリンダブロック8を回転軸6で回転駆動する。
シリンダブロック8は他端面に開口して径方向の外周側で周方向へ等間隔に複数のピストン孔8Cを形成する。各ピストン孔8Cにはピストン16を軸方向へ往復動自在に嵌挿し、作動室17を区画形成する。各ピストン16は先端部に枢着したシュー18を介して斜板13に当接する。斜板13は傾斜した角度αに基づき各ピストン16の往復動量を設定する。各シュー18はばね19のばね力がリテーナ20、リテーナ板21を介して付与され、斜板13に押し付けられる。
作動室17は、各ピストン16の図1右方向への往動で容積が増加して作動流体としての水を吸入すると共に、各ピストン16の図1左方向への複動で容積が減少して水を吐出する。各作動室17には接続孔22を接続し、各接続孔22はシリンダブロック8の一端面に周方向へ等間隔に開口する。シリンダブロック8の一端面と摺接する側板23は、後蓋部材4の空間Fに面する内方端面に固定し、軸心を支持軸14が挿通する。側板23には一対の吸排ポート24A、24Bを貫通形成し、両吸排ポート24A、24Bは半円弧状で側板23の軸心に対して対称位置に配置する。
一方の吸排ポート24Aはピストン16の往動で容積が増加する作動室17に連通し、作動室17に吸入する水を流通する吸入ポートとして機能する。他方の吸排ポート24Bはピストン16の復動で容積が減少する作動室17に連通し、作動室17から吐出する水を流通する吐出ポートとして機能する。25A、25Bは後蓋部材4に形成した一対の吸排流路で、一方の吸排流路25Aは吸入ポートとして機能する一方の吸排ポート24Aに接続し、他方の吸排流路25Bは吐出ポートとして機能する他方の吸排ポート24Bに接続する。
次にかかる構成の作動を説明する。
図1の状態で、回転軸6を回転駆動すると、シリンダブロック8が回転軸6とともに回転する。シリンダブロック8の回転に伴い、各ピストン16は斜板13の傾斜角度αに応じた往復動量で往復動し、各作動室17の容積を増減する。
図1の状態で、回転軸6を回転駆動すると、シリンダブロック8が回転軸6とともに回転する。シリンダブロック8の回転に伴い、各ピストン16は斜板13の傾斜角度αに応じた往復動量で往復動し、各作動室17の容積を増減する。
シリンダブロック8の回転により容積が増加する作動室17には、吸排流路25Aより吸排ポート24Aを流通して水が吸入される。また、シリンダブロック8の回転により容積が減少する作動室17の水は、吸排ポート24Bを流通して吸排流路25Bより吐出される。このように、シリンダブロック8の回転に伴い水の吸入と吐出を連続して行うポンプ作動をする。そして、回転軸6の回転駆動を停止すると、ポンプ作動を停止する。
かかる作動において、本体1にはすべり軸受15A、15B、15Cを備えた支持軸14を固定配置し、シリンタブロック8は重心位置Jと側板23と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受15A、15Bにより支持軸14へ回転自在に軸支した。このため、シリンダブロック8の回転に伴うピストン16の往復動で発生する回転モーメントおよびシリンダブロック8のラジアル荷重をすべり軸受15A、15Bで軸支できるから、従来ポンプ・モータの如き、シリンダブロックの外周を軸受で軸支するものに比し、シリンダブロック8を精度よく軸支することができる。
また、すべり軸受は、重心位置Jを軸支する第1すべり軸受15Aと、端部側位置を軸支する第2すべり軸受15Bと、第1すべり軸受15Aと第2すべり軸受15Bとの間でシリンダブロック8を軸支する第3すべり軸受15Cとから成した。このため、シリンダブロック8を軸支する箇所を多くでき、シリンダブロック8を安定して軸支することができる。
図2は本発明の他の実施形態を示し、一実施形態と同一箇所には同符号を付して説明を省略し、異なる箇所についてのみ説明する。
すべり軸受15Dは、シリンダブロック8の重心位置Jを軸支する第1すべり軸受15A(図1に図示)と、シリンダブロック8の端部側位置を軸支する第2すべり軸受15B(図1に図示)と、第1すべり軸受15Aと第2すべり軸受15Bとの間でシリンダブロック8を軸支する第3すべり軸受15C(図1に図示)とを一つの部材で形成した単一のすべり軸受とした。
すべり軸受15Dは、シリンダブロック8の重心位置Jを軸支する第1すべり軸受15A(図1に図示)と、シリンダブロック8の端部側位置を軸支する第2すべり軸受15B(図1に図示)と、第1すべり軸受15Aと第2すべり軸受15Bとの間でシリンダブロック8を軸支する第3すべり軸受15C(図1に図示)とを一つの部材で形成した単一のすべり軸受とした。
作動は、一実施形態と略同様に、回転軸6を回転駆動すると、各作動室17の容積を増減してポンプ作動を行い、回転軸6の回転駆動を停止すると、ポンプ作動を停止する。
この作動で、本体1にはすべり軸受15Dを備えた支持軸14を固定配置し、リンタブロック8は重心位置Jと側板23と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受15Dにより支持軸14へ回転自在に軸支した。このため、一実施形態と略同様に、シリンダブロック8の回転に伴うピストン16の往復動で発生する回転モーメントをすべり軸受15Dで軸支できるから、シリンダブロック8を精度よく軸支することができる。
この作動で、本体1にはすべり軸受15Dを備えた支持軸14を固定配置し、リンタブロック8は重心位置Jと側板23と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受15Dにより支持軸14へ回転自在に軸支した。このため、一実施形態と略同様に、シリンダブロック8の回転に伴うピストン16の往復動で発生する回転モーメントをすべり軸受15Dで軸支できるから、シリンダブロック8を精度よく軸支することができる。
また、すべり軸受15Dは、シリンダブロック8の重心位置Jと、シリンダブロック8の端部側位置と、重心位置Jと端部側位置との間を軸支した。このため、一実施形態と略同様に、シリンダブロック8を軸支する箇所を多くでき、シリンダブロック8を安定して軸支することができる。
さらにまた、すべり軸受15Dは、第1すべり軸受15A(図1に図示)と第2すべり軸受15B(図1に図示)と第3すべり軸受15C(図1に図示)とを一つの部材で形成した単一のすべり軸受とした。このため、一つのすべり軸受15Dを支持軸14へ組付ければよく、すべり軸受15Dを支持軸14へ容易に組付けることができる。
なお、前述の一実施形態では、第1すべり軸受15A、第2すべり軸受15B、第3すべり軸受15Cの三つを支持軸14に備えたが、用途に応じて第1すべり軸受15Aと第2すべり軸受15Bの二つであってもよい。また、斜板式アキシャルピストンポンプ・モータを斜板式アキシャルピストンポンプとしたが、斜板式アキシャルピストンモータとしてもよい。この場合には、外部から供給された水によりシリンダブロック8が回転駆動され、シリンダブロック8で回転軸6を回転する。また、斜板13の傾斜角度を一定の角度αとした定容量型としたが、斜板の傾斜角度を変更可能とした可変容量型としてもよい。さらにまた、作動流体として水を用いたが、クーラント液であってもよいことは勿論である。
1:本体
6:回転軸
8:シリンダブロック
13:斜板
14:支持軸
15A:第1すべり軸受
15B:第2すべり軸受
15C:第3すべり軸受
15D:すべり軸受
16:ピストン
23:側板
24A、24B:吸排ポート
J:重心位置
6:回転軸
8:シリンダブロック
13:斜板
14:支持軸
15A:第1すべり軸受
15B:第2すべり軸受
15C:第3すべり軸受
15D:すべり軸受
16:ピストン
23:側板
24A、24B:吸排ポート
J:重心位置
Claims (3)
- 本体へ回転自在に軸支した回転軸と、回転軸と回転方向に係合して本体へ回転自在に軸支したシリンダブロックと、シリンダブロックに軸方向へ往復動自在に配置した複数のピストンと、各ピストンとシリンダブロックとにより区画形成して作動流体を吸排する複数の作動室と、本体に配置しシリンダブロックより突出した各ピストンの先端部と当接して各ピストンの往復動量を設定する斜板と、本体に固定配置しシリンダブロックと摺接して作動流体が流通する一対の吸排ポートを形成した側板とを備え、本体にはすべり軸受を備えた支持軸を固定配置し、シリンタブロックは重心位置と側板と摺接する端部側位置との少なくとも2個所ですべり軸受により支持軸へ回転自在に軸支したことを特徴とする斜板式アキシャルピストンポンプ・モータ。
- 前記すべり軸受は、前記重心位置を軸支する第1すべり軸受と、前記端部側位置を軸支する第2すべり軸受と、第1すべり軸受と第2すべり軸受との間で前記シリンダブロックを軸支する第3すべり軸受とから成ることを特徴とする請求項1に記載の斜板式アキシャルピストンポンプ・モータ。
- 前記すべり軸受は、前記第1すべり軸受と前記第2すべり軸受と前記第3すべり軸受とを一つの部材で形成した単一のすべり軸受としたことを特徴とする請求項2に記載の斜板式アキシャルピストンポンプ・モータ。
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JP2019166018A JP2021042725A (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 斜板式アキシャルピストンポンプ・モータ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2598201A (en) * | 2020-07-15 | 2022-02-23 | Eaton Intelligent Power Ltd | Inline piston pump |
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2019
- 2019-09-12 JP JP2019166018A patent/JP2021042725A/ja active Pending
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GB2598201A (en) * | 2020-07-15 | 2022-02-23 | Eaton Intelligent Power Ltd | Inline piston pump |
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