JP2021042680A - 異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードポンプの異常を早期に検出する。【解決手段】燃料タンク2と、燃料タンク2に連通されて燃料タンク2から燃料を吸い上げるフィードポンプ3と、フィードポンプ3に連通されてフィードポンプ3で吸い上げた燃料を濾過する燃料フィルタ5と、燃料タンク2からフィードポンプ3に供給される燃料の温度を検出する第一温度センサ8と、フィードポンプ3から燃料フィルタ5に供給される燃料の温度を検出する第二温度センサ9と、第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1と第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2とに基づいてフィードポンプ3の異常を判定する異常判定部10と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料タンクから燃料を吸い上げるフィードポンプの異常を検出する異常検出装置に関する。
近年、ディーゼルエンジンを搭載したトラック等の車両として、フィードポンプで吸い上げられた燃料の一部を、駆動系の潤滑に利用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−249027号公報
ところで、駆動系の潤滑を確保するためには、高清浄度の燃料を用いた潤滑が必要になる。高清浄度の燃料は、フィードポンプで吸い上げた燃料を燃料フィルタで濾過することにより得られる。しかしながら、濾過効率の高い燃料フィルタを用いたとしても、燃料フィルタの定期交換時や関連部品の交換時における燃料への異物混入を防ぐことは難しい。また、フィードポンプには燃料フィルタで濾過される前の燃料が入り込むため、燃料に異物が混入すると、フィードポンプに異物が入り込み、異物引き摺りによる焼き付きや異常摩耗によりフィードポンプが破損する可能性がある。フィードポンプが破損すると、エンストや再始動不能等のエンジン不調へ繋がることもある。一方で、ドライバはエンジンの不調を予見することが難しいため、フィードポンプの破損を予防するために、フィードポンプそのもののコンタミネーション耐性向上と、メンテナンス時の異物混入防止に対する啓蒙活動に頼っているのが現状である。
そこで、本発明は、フィードポンプの異常を早期に検出することができる異常検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る異常検出装置は、燃料タンクと、燃料タンクに連通されて燃料タンクから燃料を吸い上げるフィードポンプと、フィードポンプに連通されてフィードポンプで吸い上げた燃料を濾過する燃料フィルタと、燃料タンクからフィードポンプに供給される燃料の温度を検出する第一温度センサと、フィードポンプから燃料フィルタに供給される燃料の温度を検出する第二温度センサと、第一温度センサで検出した燃料の温度と第二温度センサで検出した燃料の温度とに基づいてフィードポンプの異常を判定する異常判定部と、を備える。
この異常検出装置では、燃料に異物が混入すると、当該異物がフィードポンプに噛み込むことにより、フィードポンプが発熱する。その結果、フィードポンプから排出される燃料の温度は、フィードポンプに供給される燃料の温度よりも高くなる。そして、この傾向は時間の経過とともに大きくなる。このため、燃料タンクからフィードポンプに供給される燃料の温度とフィードポンプから燃料フィルタに供給される燃料の温度とを比べることで、フィードポンプの異常の有無を判定することができる。つまり、第二温度センサで検出した燃料の温度が、第一温度センサで検出した燃料の温度よりも所定の閾値以上である場合は、フィードポンプが異常であると判定することができる。これにより、フィードポンプの異常を早期に検出することができる。
第一温度センサは、燃料タンクからフィードポンプに流れる燃料の第一流路におけるフィードポンプの近傍において燃料の温度を検出し、第二温度センサは、フィードポンプから燃料フィルタに流れる燃料の第二流路におけるフィードポンプの近傍において燃料の温度を検出してもよい。フィードポンプの上流側及び下流側では、フィードポンプから離れるほど燃料の温度が変わる可能性がある。そこで、この異常検出装置では、第一温度センサ及び第二温度センサがフィードポンプの近傍において燃料の温度を検出することで、フィードポンプの異常検出精度を更に高めることができる。
第一温度センサ及び第二温度センサは、フィードポンプに取り付けられていてもよい。この異常検出装置では、第一温度センサ及び第二温度センサがフィードポンプに取り付けられていることで、第一温度センサ及び第二温度センサがフィードポンプの入口及び出口において燃料の温度を検出することができる。このため、フィードポンプの異常検出精度を更に高めることができ、更には、装置を小型化することができる。
異常判定部でフィードポンプが異常であると判定した場合に、エンジンの回転を低下させるための異常処理を行う異常処理部を更に備えてもよい。この異常検出装置では、異常判定部でフィードポンプが異常であると判定した場合に、エンジンの回転を低下させるための異常処理部を行うことで、フィードポンプの異常によりエンジン不調が生じるのを抑制することができる。
フィードポンプに連通されて燃料フィルタで濾過された燃料を圧送する圧送ポンプと、圧送ポンプに連通されて圧送ポンプから圧送された燃料を複数の燃料噴射装置に供給するコモンレールと、を更に備えてもよい。この異常検出装置では、圧送ポンプ及びコモンレールを備えることで、複数の燃料噴射装置に均一な圧力の燃料を供給することができる。
本発明によれば、フィードポンプの異常を早期に検出することができる。
実施形態に係る異常検出装置の模式構成図である。 実施形態に係る異常検出装置の機能構成を示すブロック図である。 正常時の燃料の温度と時間の経過との関係の一例を示すグラフである。 異常時の燃料の温度と時間の経過との関係の一例を示すグラフである。 実施形態に係る異常検出装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の異常検出装置1は、燃料タンク2と、フィードポンプ3と、圧送ポンプ4と、燃料フィルタ5と、コモンレール6と、複数の燃料噴射装置7と、第一温度センサ8と、第二温度センサ9と、異常判定部10と、異常処理部11と、を備える。なお、フィードポンプ3及び圧送ポンプ4は、例えば、サプライポンプ12としてユニット化されている。但し、フィードポンプ3及び圧送ポンプ4は、サプライポンプ12としてユニット化されることなく、別体として構成されていてもよい。
フィードポンプ3は、燃料タンク2に連通されて燃料タンク2から燃料を吸い上げる低圧ポンプである。燃料タンク2とフィードポンプ3との間には、燃料が流通する流路13が形成されており、フィードポンプ3は、流路13を通じて燃料タンク2から燃料を吸い上げる。また、フィードポンプ3は、サプライポンプ12内に形成された流路14を通じて燃料を圧送ポンプ4に送り出す。フィードポンプ3としては、例えば、トコロイドポンプが挙げられる。
圧送ポンプ4は、フィードポンプ3に連通されてフィードポンプ3で吸い上げた燃料をコモンレール6に圧送する高圧ポンプである。圧送ポンプ4とコモンレール6との間には、燃料が流通する流路15が形成されており、圧送ポンプ4は、流路15を通じて燃料をコモンレール6に圧送する。圧送ポンプ4は、例えば、フィードポンプ3から供給された燃料を200〜250MPaに加圧してコモンレール6に送り出す。圧送ポンプ4としては、例えば、プランジャが挙げられる。
燃料フィルタ5は、フィードポンプ3に連通されてフィードポンプ3で吸い上げた燃料を濾過する濾過装置である。フィードポンプ3と燃料フィルタ5との間には、燃料が流通する流路16及び流路17が形成されている。そして、フィードポンプ3から送り出された燃料は、流路16を通って燃料フィルタ5に供給されて、燃料フィルタ5で濾過される。燃料フィルタ5で濾過された燃料は、流路17を通ってフィードポンプ3に戻され、その後、流路14を通って圧送ポンプ4に送り出される。つまり、フィードポンプ3は、燃料タンク2から吸い上げた燃料を燃料フィルタ5に送り出して燃料フィルタ5で濾過させ、その後、燃料フィルタ5で濾過された燃料を圧送ポンプ4に送り出す。
また、フィードポンプ3と燃料タンク2との間には、クランクシャフト等の駆動系を通る流路18が形成されており、フィードポンプ3は、燃料フィルタ5により濾過された燃料を、流路18を通じて燃料タンク2に戻す。流路18に供給された燃料は、駆動系の潤滑に供される。
コモンレール6は、圧送ポンプ4から圧送された燃料を一時的に貯留して、高圧の燃料を複数の燃料噴射装置7に供給する。コモンレール6と燃料噴射装置7との間には、燃料が流通する流路19が形成されており、流路19を通じてコモンレール6から燃料噴射装置7に燃料が供給される。また、コモンレール6と燃料タンク2との間には、燃料が流通する流路20が形成されており、コモンレール6の減圧弁(不図示)から排出された燃料が流路19を通って燃料タンク2に戻される。
複数の燃料噴射装置7は、エンジンの各気筒に対応して設けられている。燃料噴射装置7は、コモンレール6から供給された高圧の燃料を、エンジンの気筒又は気筒に続く吸気管に噴射する。燃料噴射装置7と燃料タンク2との間には、燃料が流通する流路21が形成されており、燃料噴射装置7から戻された燃料が流路21を通って燃料タンク2に戻される。
第一温度センサ8は、燃料タンク2からフィードポンプ3に供給される燃料の温度T1を検出する温度センサである。つまり、第一温度センサ8は、燃料タンク2からフィードポンプ3に流れる燃料の流路13において燃料の温度T1を検出する。ここで、フィードポンプ3の上流側に位置する流路13では、フィードポンプ3から離れるほど燃料の温度T1が変わる可能性がある。このため、フィードポンプ3の近傍において燃料の温度T1を検出することが好ましい。そこで、第一温度センサ8は、例えば、フィードポンプ3又はサプライポンプ12に取り付けられて、流路13におけるフィードポンプ3の入口で燃料の温度T1を検出してもよい。第一温度センサ8は、検出した燃料の温度T1を異常判定部10に送信する。
第二温度センサ9は、フィードポンプ3から燃料フィルタ5に供給される燃料の温度T2を検出する温度センサである。つまり、第二温度センサ9は、フィードポンプ3から燃料フィルタ5に流れる燃料の流路16において燃料の温度T2を検出する。ここで、フィードポンプ3の下流側に位置する流路16では、フィードポンプ3から離れるほど燃料の温度T2が変わる可能性がある。このため、フィードポンプ3の近傍において燃料の温度T2を検出することが好ましい。そこで、第二温度センサ9は、例えば、フィードポンプ3又はサプライポンプ12に取り付けられて、流路16におけるフィードポンプ3の出口で燃料の温度T2を検出してもよい。第二温度センサ9は、検出した燃料の温度T2を異常判定部10に送信する。
異常判定部10は、第一温度センサ8及び第二温度センサ9と電気的に接続されている。そして、異常判定部10は、第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1と第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2とに基づいてフィードポンプ3の異常を判定する。異常判定部10は、例えば、ECU[Electronic Control Unit]により構成されている。ECUは、CPU[CentralProcessing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]等を有する電子制御ユニットである。ECUでは、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、各種の制御を実行する。ECUは、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。
ここで、燃料は、フィードポンプ3によっても僅かに加圧される。このため、燃料は、フィードポンプ3を通過する際に、フィードポンプ3に加圧されて昇温する。フィードポンプ3による燃料の加圧は、例えば、1MPa程度である。そして、フィードポンプ3が正常である場合は、図3に示すように、燃料がフィードポンプ3を通過する際の昇温温度は、時間の経過に大きく影響されない。つまり、フィードポンプ3に供給される燃料の温度T1とフィードポンプ3から排出される燃料の温度T2とは、時間が経過しても所定の範囲内に維持される。
しかしながら、燃料に異物が混入すると、当該異物がフィードポンプ3に噛み込み、フィードポンプ3が発熱する。その結果、図4に示すように、フィードポンプ3から排出される燃料の温度T2は、フィードポンプ3に供給される燃料の温度T1よりも高くなる。そして、温度T2が温度T1よりも高くなる傾向は時間の経過とともに大きくなる。このため、燃料タンク2からフィードポンプ3に供給される燃料の温度T1とフィードポンプ3から燃料フィルタ5に供給される燃料の温度T2とを比べることで、フィードポンプ3に異常が生じているか否かを判定することができる。
そこで、異常判定部10は、第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2が、第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1よりも所定の閾値T以上でない場合は、フィードポンプ3が正常であると判定する。一方、異常判定部10は、第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2が、第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1よりも所定の閾値T以上である場合は、フィードポンプ3が異常であると判定する。なお、所定の閾値Tは、エンジンの仕様、フィードポンプ3の異常判定基準等により適宜設定することができる。
なお、フィードポンプ3に異常が発生すると、圧送ポンプ4及びサプライポンプ12にも異常が発生する可能性が高い。このため、異常検出装置1は、フィードポンプ3が異常であると判定すると、圧送ポンプ4及びサプライポンプ12も異常であると判定してもよい。
異常処理部11は、異常判定部でフィードポンプが異常であると判定した場合に、エンジンの回転を低下させるための異常処理を行う。異常処理としては、エンジン回転数を低下させ又はエンジン回転数を所定値以下とするようエンジンECUを制御させる処理、ドライバに対してエンジン回転数又は車速を低下させるように表示装置又は音声出力装置から画像又は音声で報知させる処理等が挙げられる。異常処理部11は、例えば、ECUにより構成されている。なお、異常判定部10及び異常処理部11がECUによりより構成されている場合、異常判定部10及び異常処理部11は同じECUにより構成されていてもよく、異なるECUにより構成されていてもよい。
次に、図5を参照して、本実施形態の異常検出装置1の処理動作について説明する。
図5に示すように、第一温度センサ8は、燃料タンク2からフィードポンプ3に供給される燃料の温度T1を検出する(ステップS1)。また、第二温度センサ9は、フィードポンプ3から燃料フィルタ5に供給される燃料の温度T2を検出する(ステップS2)。
次に、異常判定部10は、第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1と第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2とに基づいてフィードポンプ3の異常を判定する。つまり、異常判定部10は、第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2から第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1を引いた値が、所定の閾値T以上であるか否かを判定する(ステップS3)。そして、ステップS3において温度T2から温度T1を引いた値が所定の閾値T未満であると判定すると(ステップS3:NO)、一旦処理を終了し、再度ステップS1から上記処理を繰り返す。一方、ステップS3において温度T2から温度T1を引いた値が所定の閾値T以上であると判定すると(ステップS3:YES)、異常判定部10は、フィードポンプ3が異常であると判定し、異常処理部11は、異常処理を行う(ステップS4)。そして、一旦処理を終了し、再度ステップS1から上記処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態の異常検出装置1では、燃料タンク2からフィードポンプ3に供給される燃料の温度T1とフィードポンプ3から燃料フィルタ5に供給される燃料の温度T2とを比べることで、フィードポンプ3の異常の有無を判定することができる。つまり、第二温度センサ9で検出した燃料の温度T2が、第一温度センサ8で検出した燃料の温度T1よりも所定の閾値T以上である場合は、フィードポンプ3が異常であると判定することができる。これにより、フィードポンプ3の異常を早期に検出することができる。
また、フィードポンプ3の上流側及び下流側では、フィードポンプ3から離れるほど燃料の温度が変わる可能性があるが、第一温度センサ8及び第二温度センサ9がフィードポンプ3の近傍において燃料の温度を検出することで、フィードポンプ3の異常検出精度を更に高めることができる。
また、第一温度センサ8及び第二温度センサ9がフィードポンプ3に取り付けられていることで、第一温度センサ8及び第二温度センサ9がフィードポンプ3の入口及び出口において燃料の温度を検出することができる。このため、フィードポンプ3の異常検出精度を更に高めることができ、更には、装置を小型化することができる。
また、フィードポンプ3が異常であると判定した場合に、エンジンの回転を低下させるための異常処理部を行うことで、フィードポンプ3の異常によりエンジン不調が生じるのを抑制することができる。
また、圧送ポンプ4及びコモンレール6を備えることで、複数の燃料噴射装置7に均一な圧力の燃料を供給することができる。
なお、圧送ポンプ4を備える場合、圧送ポンプ4の上流側と下流側とで燃料の温度を比べることで、圧送ポンプ4の異常を検出することもできる。しかしながら、フィードポンプ3が燃料を加圧することにより昇温させる昇温温度は、圧送ポンプ4が燃料を加圧することにより昇温させる昇温温度よりも極めて小さい。このため、圧送ポンプ4の上流側と下流側とで燃料の温度を比べることで圧送ポンプ4の異常を検出する場合よりも、本実施形態のようにフィードポンプ3の上流側と下流側とで燃料の温度を比べることでフィードポンプ3の異常を検出する場合の方が、異常検出精度を極めて高くすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
1…異常検出装置、2…燃料タンク、3…フィードポンプ、4…圧送ポンプ、5…燃料フィルタ、6…コモンレール、7…燃料噴射装置、8…第一温度センサ、9…第二温度センサ、10…異常判定部、11…異常処理部、12…サプライポンプ、13…流路(第一流路)、14…流路、15…流路、16…流路(第二流路)、17…流路、18…流路、19…流路、20…流路、21…流路。

Claims (5)

  1. 燃料タンクと、
    前記燃料タンクに連通されて前記燃料タンクから燃料を吸い上げるフィードポンプと、
    前記フィードポンプに連通されて前記フィードポンプで吸い上げた前記燃料を濾過する燃料フィルタと、
    前記燃料タンクから前記フィードポンプに供給される前記燃料の温度を検出する第一温度センサと、
    前記フィードポンプから前記燃料フィルタに供給される前記燃料の温度を検出する第二温度センサと、
    前記第一温度センサで検出した前記燃料の温度と前記第二温度センサで検出した前記燃料の温度とに基づいて前記フィードポンプの異常を判定する異常判定部と、を備える、
    異常検出装置。
  2. 前記第一温度センサは、前記燃料タンクから前記フィードポンプに流れる前記燃料の第一流路における前記フィードポンプの近傍において前記燃料の温度を検出し、
    前記第二温度センサは、前記フィードポンプから前記燃料フィルタに流れる前記燃料の第二流路における前記フィードポンプの近傍において前記燃料の温度を検出する、
    請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記第一温度センサ及び前記第二温度センサは、前記フィードポンプに取り付けられている、
    請求項1又は2に記載の異常検出装置。
  4. 前記異常判定部でフィードポンプが異常であると判定した場合に、エンジンの回転を低下させるための異常処理を行う異常処理部を更に備える、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の異常検出装置。
  5. 前記フィードポンプに連通されて前記燃料フィルタで濾過された前記燃料を圧送する圧送ポンプと、
    前記圧送ポンプに連通されて前記圧送ポンプから圧送された前記燃料を複数の燃料噴射装置に供給するコモンレールと、を更に備える、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の異常検出装置。
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