JP2021040115A - 電子機器 - Google Patents

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里奈 松島
Rina Matsushima
里奈 松島
麻帆 岸本
Maho Kishimoto
麻帆 岸本
龍徳 荒川
Tatsunori Arakawa
龍徳 荒川
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Abstract

【課題】コネクタが実装された基板を筐体内に配置した場合において、そのコネクタをより強固に固定する。【解決手段】電子機器としてのコンバータS3は、電子基板1と、電子基板1上に実装される第1コネクタC1〜第4コネクタC4と、を備え、電子基板1を筐体10内に配置してなる。このコンバータS3は、筐体10の前壁部10fに形成される第1開口部O1〜第4開口部O4と、筐体10内に配置され、電子基板1を位置決めする出力側位置決めピン3と、電子基板1に取り付けられ、出力側位置決めピン3に固定可能な板金部材2と、を備える。第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、それぞれ、第1開口部O1〜第4開口部O4の各々に対応するように配置されるとともに、板金部材2を介して出力側位置決めピン3に固定される。【選択図】図5

Description

ここに開示する技術は、電子機器に関する。
従来、電子機器等の筐体内に、コネクタが実装された基板を収容することが広く知られている。例えば特許文献1には、そうしたコネクタ装置の一例として、一方の筐体にはジャックを固定した上で、他方の筐体にはコネクタ(プラグ)を可動可能に支持したものが開示されている。前記特許文献1によれば、筐体等の寸法誤差に起因した誤差(一体化誤差)を吸収することができるようになる。
実開昭59−77784号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示されているように、コネクタを可動可能に支持してしまうと、ジャック等を差し込もうとする力がコネクタまで十分に伝わらず、例えば電子機器の使用時に、両者の結合が外れてしまう可能性がある。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コネクタが実装された基板を筐体内に配置した場合において、そのコネクタをより強固に固定することにある。
本開示は、基板と、前記基板上に実装されるコネクタと、を備え、前記基板を筐体内に配置してなる電子機器に係る。この電子機器は、前記筐体の一壁面に形成される開口部と、前記筐体内に配置され、前記基板を位置決めする位置決め部材と、前記基板に取り付けられ、前記位置決め部材に固定可能な連結部材と、を備え、前記コネクタは、前記開口部に対応するように配置されるとともに、前記連結部材を介して前記位置決め部材に固定される。
この構成によれば、コネクタは、開口部には直接固定されないため、コネクタ及び開口部等の製造誤差を良好に吸収することができる。さらに、コネクタは、連結部材を介して位置決め部材に固定されるため、筐体に対し強固に固定することができる。
このように、コネクタ及び開口部等の製造誤差を良好に吸収しつつ、コネクタをより強固に固定することができ、ひいてはジャック等を差し込もうとする力をコネクタまで十分に伝えることができるようになる。
また、前記コネクタ及び前記開口部は、それぞれ、複数にわたり設けられ、前記連結部材は、前記位置決め部材に固定されることで、前記複数にわたり設けられたコネクタをまとめて位置決めする、としてもよい。
この構成によれば、各コネクタの剛性を高めることができる。
また、前記筐体を構成する複数の壁面のうち、前記一壁面の反対側に位置する他壁面には、第2のコネクタが一体的に設けられ、前記他壁面は、前記基板に固定されている、としてもよい。
この構成によれば、他壁面に対する第2のコネクタの位置合わせが不要になるため、電子機器の組立作業が容易になる。
また、前記他壁面は、前記筐体のうち前記位置決め部材が配置された壁面に対し、相対移動可能に取り付けられる、としてもよい。
この構成によれば、位置決め部材が配置された壁面を基準として、他壁面及び第2のコネクタ等を位置合わせすることができるようになる。
また、前記一壁面は、前記筐体のうち前記位置決め部材が配置された壁面に対し、相対移動可能に取り付けられる、としてもよい。
この構成によれば、位置決め部材が配置された壁面を基準として、一壁面及び開口部等を位置合わせすることができるようになる。
以上説明したように、前記電子機器によれば、筐体内にコネクタが実装された基板を配置した場合において、そのコネクタをより強固に固定することができる。
図1は、表示システムの全体構成を例示する図である。 図2は、コンバータの構成を出力側から見て例示する斜視図である。 図3は、コンバータの構成を入力側から見て例示する斜視図である。 図4は、コンバータからアッパーケースを取り外した状態を例示する斜視図である。 図5は、コンバータの構成を例示する分解斜視図である。 図6は、第1モジュールの構成を入力側から見て例示する斜視図である。 図7は、第1モジュールの構成を出力側から見て例示する斜視図である。 図8は、第1モジュールの構成を下方から見て例示する斜視図である。 図9は、第1モジュールの構成を例示する平面図である。 図10は、板金部材の構成を例示する斜視図である。 図11は、板金部材の構成を例示する三面図である。 図12は、第2モジュールの構成を入力側から見て例示する斜視図である。 図13は、第2モジュールの構成を出力側から見て例示する斜視図である。 図14は、第2モジュールの構成を下方から見て例示する斜視図である。 図15は、第2モジュールの構成を例示する平面図である。 図16は、出力側位置決めピンによるコネクタの位置決めを例示する断面図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明は例示である。
<システム構成>
図1は、表示システムSの全体構成を例示する図である。また、図2は、電子機器機としてのコンバータS3の構成を出力側から見て例示する斜視図であり、図3は、コンバータS3の構成を入力側から見て例示する斜視図である。
図1に示すように、表示システムSは、使用者の頭部に装着され、該使用者に映像を表示する表示部S1と、表示部S1により表示される映像を決定し、該映像を示す信号を出力する映像出力部S2と、映像出力部S2から出力される信号を変換するコンバータS3と、コンバータS3により変換された信号が入力され、該信号を表示部S1へ出力するコントローラS4と、コントローラS4に接続され、表示部S1によって表示される映像を制御するスイッチ装置S5と、を備えている。
このうち、表示部S1は、例えばゴーグル状に形成されており、使用者の頭部に装着される。その表示部S1における表示内容(映像)は、映像出力部S2によって決定される。映像出力部S2が映像を決定すると、その映像を示す信号が、コンバータS3とコントローラS4を介して表示部S1に入力される。
ここで、コンバータS3は、図1に例示するように、映像出力部S2から信号が入力され、これを変換してコントローラS4へ出力する。詳しくは、コンバータS3は、本実施形態における「電子機器」の例示であり、電子基板1と、その電子基板1上に実装されるコネクタとしての第1コネクタC1〜第4コネクタC4と、を備え、その電子基板1を筐体10内に配置してなる。
本実施形態に係るコンバータS3は、第1コネクタC1〜第4コネクタC4等の製造公差を吸収しつつ、それらをより強固に固定するために、種々の工夫が施されている。以下、コンバータS3に係る構成のうち、第1コネクタC1〜第4コネクタC4の固定に関連した構成について詳細に説明する。
<コンバータ>
図3は、コンバータS3の構成を入力側から見て例示する斜視図であり、図4は、コンバータS3からアッパーケース10uを取り外した状態を例示する斜視図であり、図5は、コンバータS3の構成を例示する分解斜視図である。
また、図6は、第1モジュールM1の構成を入力側から見て例示する斜視図であり、図7は、第1モジュールM1の構成を出力側から見て例示する斜視図であり、図8は、第1モジュールM1の構成を下方から見て例示する斜視図であり、図9は、第1モジュールM1の構成を例示する平面図である。また、図10は、板金部材2の構成を例示する斜視図であり、図11は、板金部材2の構成を例示する三面図である。
また、図12は、第2モジュールM2の構成を入力側から見て例示する斜視図であり、図13は、第2モジュールM2の構成を出力側から見て例示する斜視図であり、図14は、第2モジュールM2の構成を下方から見て例示する斜視図であり、図15は、第2モジュールM2の構成を例示する平面図である。そして、図16は、出力側位置決めピン3によるコネクタC1〜C4の位置決めを例示する断面図である。
以下の説明において、「前」又は「出力側」とは、コンバータS3における筐体10の短手方向一側を指し、「後」又は「入力側」とは、筐体10の短手方向他側を指す。また、以下の説明において「左」とは筐体10の長手方向一側を指し、「右」とは筐体10の長手方向他側を指す。同様に、以下の説明において「上」とは筐体10の厚み方向一側を指し、「下」とは筐体10の厚み方向他側を指す。
図2〜図5に例示するように、コンバータS3は、筐体10と、電子基板1と、電子基板1上に実装される第1コネクタC1〜第8コネクタC8と、筐体10の前壁部10fに形成される第1開口部O1〜第4開口部O4と、を備える。コンバータS3は、出力側に配置された第1コネクタC1〜第4コネクタC4から入力された信号を電子基板1において変換し、変換後の信号を第5コネクタC5〜第8コネクタC8から出力することができる。
そして、本実施形態に係るコンバータS3は、例えば図5に示すように、第1開口部O1から第1コネクタC1に通じるように、かつ第2開口部O2から第2コネクタC2に通じるように、かつ第3開口部O3から第3コネクタC3に通じるように、かつ第4開口部O4から第4コネクタC4に通じるように、電子基板1を筐体10内に配置してなる。ここで、筐体10内における電子基板1の位置決めは、連結部材としての板金部材2と、位置決め部材としての出力側位置決めピン3と、によって実現される。
このうち筐体10は、図2〜図5に例示するように、その上面と、左右両側面の上半部と、を区画するアッパーケース10uを有する。筐体10はまた、その下面と、左右両側面の下半部と、を区画するロアーケース10lを有する。アッパーケース10uとロアーケース10lを組み合わせることで、筐体10の上面、下面、左側面及び右側面が区画される。
筐体10はさらに、出力側の壁面を区画する前壁部10fと、筐体10を構成する複数の壁面のうち、前壁部10fの反対側に位置するとともに入力側の壁面を区画する後壁部10bと、を有する。前壁部10fは本実施形態における「一壁面」の例示であり、後壁部10bは本実施形態における「他壁面」の例示である。
図5に例示するように、本実施形態に係るコンバータS3は、アッパーケース10uと、後壁部10b及び電子基板1を有する第1モジュールM1と、ロアーケース10l及び前壁部10fを有する第2モジュールM2と、の3つの部材に区分される。
(第1モジュール)
第1モジュールM1は、主たる構成要素として、電子基板1と、後壁部10bと、第1コネクタC1〜第8コネクタC8と、板金部材2と、を有している。
このうち、電子基板1は、図6〜図9に例示するように、前後方向の寸法に比して左右方向の寸法が長い矩形薄板状に形成されている。この電子基板1には、位置決め用のネジを挿入するための貫通孔が複数箇所に設けられている。電子基板1は、本実施形態における「基板」の例示である。
また、後壁部10bは、上下方向及び左右方向に延びる壁状に形成されており、電子基板1と一体的に設けられている。具体的に、後壁部10bは、電子基板1の後縁部に固定されており、電子基板1と後壁部10bとが互いに直交するような姿勢で固定されている。図5等に例示するように、後壁部10bは、出力側位置決めピン3が配置されたロアーケース10lに対し、相対移動可能に取り付けられるようになっている。
また、第1コネクタC1〜第8コネクタC8のうち、第1コネクタC1、第2コネクタC2、第3コネクタC3及び第4コネクタC4は、電子基板1における前縁部の上面に実装されている。第1コネクタC1、第2コネクタC2、第3コネクタC3及び第4コネクタC4は、左方から順番に略等間隔で並んでおり、図5等に例示するように、第1開口部O1〜第4開口部O4に対して相対移動可能に構成されている。これにより、第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、第1開口部O1〜第4開口部O4に対して自由に位置決めすることができる。なお、第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、いずれも差し込み式のジャックとして構成することができる。例えば、第1コネクタC1〜第4コネクタC4を差し込み式のジャックとして構成した場合、図2に示すように、第1コネクタC1に第1プラグT1を差し込んで固定したり、第2コネクタC2に第2プラグT2を差し込んで固定したり、第3コネクタC3に第3プラグT3を差し込んで固定したり、第4コネクタC4に第4プラグT4を差し込んで固定したりすることができる。第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、本実施形態における「コネクタ」の例示である。
また、第1コネクタC1〜第8コネクタC8のうち、第5コネクタC5、第6コネクタC6、第7コネクタC7及び第8コネクタC8は、電子基板1における後縁部の上面に実装されている。第5コネクタC5、第6コネクタC6、第7コネクタC7及び第8コネクタC8は、左方から順番に略等間隔で並んでおり、図7等に例示するように、後壁部10bと一体に設けられている。なお、第5コネクタC5〜第8コネクタC8は、差し込み式のジャックに加え、ねじ込み式のジャックを含んで構成され、それぞれ、後壁部10bを貫いて筐体10の外部に露出している。例えば、第7コネクタC7をねじ込み式のジャックとして構成した場合、図4に示すように、第7コネクタC7に第7プラグT7をねじ込んで固定することができる。第5コネクタC5〜第8コネクタC8は、本実施形態における「第2のコネクタ」の例示である。
なお、出力側の第1コネクタC1〜第4コネクタC4に接続されるプラグは、入力側の第5コネクタC5〜第8コネクタC8に接続されるプラグに比して、より頻繁に着脱されるようになっている。
板金部材2は、左右方向に沿って延びる板金からなり、本実施形態における連結部材を例示している。具体的に、板金部材2は、図10〜図11に示すように、上下方向及び左右方向に沿って延びる矩形薄板状に形成されており、上下方向の寸法に比して、左右方向の寸法が長くなるように形成されている。板金部材2は、これを板厚方向に貫く第1貫通孔H1〜第4貫通孔H4を有している。具体的に、第1貫通孔H1、第2貫通孔H2、第3貫通孔H3及び第4貫通孔H4は、左方から順番に略等間隔で並んでおり、板金部材2を筐体10内に配置したときに、筐体10の前壁部10fに設けた第1開口部O1、第2開口部O2、第3開口部O3及び第4開口部O4の各々と連通するように配置されている。
具体的に、板金部材2を筐体10内に取り付けた状態にあっては、第1貫通孔H1と第1開口部O1とが連通し、第2貫通孔H2と第2開口部O2とが連通し、第3貫通孔H3と第3開口部O3とが連通し、第4貫通孔H4と第4開口部O4とが連通するようになっている。
また、板金部材2は、筐体10内へ取り付けるべく、後方へ向かって突出した薄板状の第1爪部21〜第5爪部25を有している。具体的に、第1爪部21、第2爪部22、第3爪部23、第4爪部24及び第5爪部25は、左方から順番に略等間隔で並んでおり、いずれも薄板状に形成されている。板金部材2を電子基板1の上に載置するとともに、板金部材2における各貫通孔H1〜H4を第1コネクタC1〜第4コネクタC4に挿入することで、図7〜図8等に例示するように、第1貫通孔H1から第1コネクタC1が突出し、第2貫通孔H2から第2コネクタC2が突出し、第3貫通孔H3から第3コネクタC3が突出し、第4貫通孔H4から第4コネクタC4が突出するようになっている。
そして、第1爪部21〜第5爪部25のそれぞれにネジBを挿入して締結することで、板金部材2を電子基板1の上面に固定するとともに、板金部材2と電子基板1とを出力側位置決めピン3に共締めすることができる。このように、板金部材2は、出力側位置決めピン3に固定可能な部材として構成されている。
(第2モジュール)
第2モジュールM2は、主たる構成要素として、ロアーケース10lと、前壁部10fと、出力側位置決めピン3と、入力側位置決めピン4と、中間位置決めピン5と、スペーサ6と、を有している。
このうち、ロアーケース10lには、ネジBを挿入可能な貫通孔が複数箇所に設けられている。それら貫通孔に対して下方からネジBを挿入することで、出力側位置決めピン3と、入力側位置決めピン4と、中間位置決めピン5と、をロアーケース10lに締結することができる(図14及び図16を参照)。
なお、ロアーケース10lの後縁部には、左右方向に沿って延びる溝7が設けられている。この溝7には、第1モジュールM1における後壁部10bの下端部を挿入することができるようになっている。溝7に後壁部10bを挿入することで、ロアーケース10lに対して後壁部10bを位置決めすることができる。
また、前壁部10fは、上下方向及び左右方向に延びる壁状に形成されており、ロアーケース10lに対して着脱可能に設けられている。すなわち、前壁部10fは、後壁部10bと同様に、出力側位置決めピン3が配置されたロアーケース10lに対し、相対移動可能に取り付けられるようになっている。また、前壁部10fの外面には、例えば図2等に示すように、電源の投入・遮断を切り替えるスイッチSwが設けられている。
また、図12〜図14等に例示するように、前壁部10fには、前述した第1開口部O1、第2開口部O2、第3開口部O3及び第4開口部O4が形成される。第1開口部O1、第2開口部O2、第3開口部O3及び第4開口部O4は、左方から順番に略等間隔で並んでおり、それぞれ、前壁部10fを壁厚方向に貫通する。第1開口部O1〜第4開口部O4は、それぞれ、第1貫通孔H1〜第4貫通孔H4の各々から突出した第1コネクタC1〜第4コネクタC4に対応して配置されている。
スペーサ6は、前壁部10fの後面に配置されており、その前壁部10fの後面と、板金部材2の前面との隙間を埋めることができる。スペーサ6を設けることで、板金部材2、ひいては電子基板1及び第1コネクタC1〜第4コネクタC4を、前後方向において位置決めすることができるようになる。
出力側位置決めピン3は、図5、図12及び図15〜図16等に例示するように、筐体10内に配置され、かつ左右方向に沿って略等間隔で並んだ複数の筒状体からなる。具体的に、出力側位置決めピン3は、それぞれロアーケース10lの前縁部に沿って配置されており、左側から順に、第1位置決めピン31と、第2位置決めピン32と、第3位置決めピン33と、第4位置決めピン34と、第5位置決めピン35と、からなる。第1位置決めピン31〜第5位置決めピン35は、いずれも上下方向に延びる筒状に形成されており、上端及び下端からネジBを挿入して締結することができるようになっている。
前述のように、板金部材2は、電子基板1とともに、位置決めピン3に共締めされる。具体的に、第1位置決めピン31には、電子基板1と第1爪部21とが共締めされる。同様に、第2位置決めピン32には電子基板1と第2爪部22とが共締めされ、第3位置決めピン33には電子基板1と第3爪部23とが共締めされ、第4位置決めピン34には電子基板1と第4爪部24とが共締めされ、第5位置決めピン35には電子基板1と第5爪部25とが共締めされる。
出力側位置決めピン3は、そうした共締めを通じて、第2モジュールM2におけるロアーケース10lに対し、第1モジュールM1における電子基板1及び第1コネクタC1〜第4コネクタC4を位置決めすることができる。
また、入力側位置決めピン4は、出力側位置決めピン3と同様に、筐体10内に配置され、かつ左右方向に沿って略等間隔で並んだ複数の筒状体からなる。具体的に、入力側位置決めピン4は、それぞれロアーケース10lの後縁部に沿って配置されており、左側から順に、第1位置決めピン41と、第2位置決めピン42と、第3位置決めピン43と、第4位置決めピン44と、第5位置決めピン45と、からなる。第1位置決めピン41〜第5位置決めピン45は、いずれも上下方向に延びる筒状に形成されており、上端及び下端からネジBを挿入して締結することができるようになっている。入力側位置決めピン4の上に電子基板1を載置した状態で上方からネジBを挿入して締結することで、入力側位置決めピン4に電子基板1を固定することができる。
また、中間位置決めピン5は、筐体10内に配置されており、左右方向に沿って並んだ一対の筒状体からなる。具体的に、図15に例示するように、中間位置決めピン5は、ロアーケース10lにおける前後方向の中央部付近に配置されており、左側から順に、第1位置決めピン51と、第2位置決めピン52と、からなる。第1位置決めピン51と第2位置決めピン52は、双方とも上下方向に延びる筒状に形成されており、上端及び下端からネジBを挿入して締結することができるようになっている。中間位置決めピン5の上に電子基板1を載置した状態で上方からネジBを締結することで、中間位置決めピン5に電子基板1を固定することができる。
(コネクタの取り付けについて)
例えば図7に示すように、第1コネクタC1〜第4コネクタC4を板金部材2に挿入した状態で、その板金部材2を筐体10に固定することで、第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、それぞれ、筐体10の前壁部10fに形成した第1開口部O1〜第4開口部O4に対応するように配置される。
板金部材2を筐体10に固定するためには、図16等に示すように、板金部材2を、電子基板1と出力側位置決めピン3との上に載置する。その状態で、板金部材2に対し、上方からネジBを挿入して締結する。これにより、板金部材2と電子基板1とが出力側位置決めピン3に固定されると同時に、電子基板1上に実装された第1コネクタC1〜第4コネクタC4が、板金部材2を介して出力側位置決めピン3に固定される。
ところで、一般的な電子機器では、コネクタを可動可能に支持する場合がある。その場合、ジャック等を差し込もうとする力がコネクタまで十分に伝わらず、例えば電子機器の使用時に、両者の結合が外れてしまう可能性がある。
それに対し、本実施形態に係る第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、図16等に示すように、板金部材2を介して出力側位置決めピン3に固定されるため、筐体10に対しより強固に固定することができ、ひいては、ジャック等を差し込もうとする力を第1コネクタC1〜第4コネクタC4まで十分に伝えることができるようになる。
また、第1コネクタC1〜第4コネクタC4は、図5等に示すように、第1開口部O1〜第4開口部O4には直接固定されないため、第1コネクタC1〜第4コネクタC4及び第1開口部O1〜第4開口部O4等の製造誤差を良好に吸収することができる。
また、第1コネクタC1〜第4コネクタC4及び第1開口部O1〜第4開口部O4は、双方とも複数にわたり設けられ、板金部材2は、出力側位置決めピン3に固定されることで、第1コネクタC1〜第4コネクタC4をまとめて位置決めすることができる。これにより、各コネクタの剛性を高めることができる。
また、図6等に示すように、第5コネクタC5〜第8コネクタC8と後壁部10bとを一体的に設けることで、後壁部10bに対する第5コネクタC5〜第8コネクタC8の位置合わせが不要になるため、コンバータS3の組立作業が容易になる。
また、後壁部10bと、ロアーケース10lとを相対移動可能に構成することで、出力側位置決めピン3が配置されたロアーケース10lを基準として、後壁部10b及び第5コネクタC5〜第8コネクタC8を位置合わせすることができるようになる。
また、前壁部10fとロアーケース10lとを相対移動可能に構成することで、出力側位置決めピン3が配置されたロアーケース10lを基準として、前壁部10f及び第1開口部O1〜第4開口部O4を位置合わせすることができるようになる。
《他の実施形態》
前記実施形態では、出力側位置決めピン3に加えて、入力側位置決めピン4及び中間位置決めピン5を備えた構成が例示されていたが、本開示は、そうした構成には限定されない。例えば、入力側位置決めピン4及び中間位置決めピン5のうちの少なくとも一方を省略してもよい。
1 電子基板(基板)
2 板金部材(連結部材)
3 出力側位置決めピン(位置決め部材)
10 筐体
10f 前壁部(一壁面)
10b 後壁部(他壁面)
C1 第1コネクタ(コネクタ)
C2 第2コネクタ(コネクタ)
C3 第3コネクタ(コネクタ)
C4 第4コネクタ(コネクタ)
C5 第5コネクタ(第2のコネクタ)
C6 第6コネクタ(第2のコネクタ)
C7 第7コネクタ(第2のコネクタ)
C8 第8コネクタ(第2のコネクタ)
O1 第1開口部(開口部)
O2 第2開口部(開口部)
O3 第3開口部(開口部)
O4 第4開口部(開口部)
S 表示システム
S3 コンバータ(電子機器)

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に実装されるコネクタと、を備え、
    前記基板を筐体内に配置してなる電子機器であって、
    前記筐体の一壁面に形成される開口部と、
    前記筐体内に配置され、前記基板を位置決めする位置決め部材と、
    前記基板に取り付けられ、前記位置決め部材に固定可能な連結部材と、を備え、
    前記コネクタは、前記開口部に対応するように配置されるとともに、前記連結部材を介して前記位置決め部材に固定される
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載された電子機器において、
    前記コネクタ及び前記開口部は、それぞれ、複数にわたり設けられ、
    前記連結部材は、前記位置決め部材に固定されることで、前記複数にわたり設けられたコネクタをまとめて位置決めする
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載された電子機器において、
    前記筐体を構成する複数の壁面のうち、前記一壁面の反対側に位置する他壁面には、第2のコネクタが一体的に設けられ、
    前記他壁面は、前記基板に固定されている
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載された電子機器において、
    前記他壁面は、前記筐体のうち前記位置決め部材が配置された壁面に対し、相対移動可能に取り付けられる
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載された電子機器において、
    前記一壁面は、前記筐体のうち前記位置決め部材が配置された壁面に対し、相対移動可能に取り付けられる
    ことを特徴とする電子機器。
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