JP2021038994A - 車載装置、及び車載装置の制御方法 - Google Patents

車載装置、及び車載装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021038994A
JP2021038994A JP2019160248A JP2019160248A JP2021038994A JP 2021038994 A JP2021038994 A JP 2021038994A JP 2019160248 A JP2019160248 A JP 2019160248A JP 2019160248 A JP2019160248 A JP 2019160248A JP 2021038994 A JP2021038994 A JP 2021038994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
section
lane
display
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2019160248A
Other languages
English (en)
Inventor
世川 李
Shichuan Li
世川 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2019160248A priority Critical patent/JP2021038994A/ja
Publication of JP2021038994A publication Critical patent/JP2021038994A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】レーン変更の好適なタイミングを運転者に案内する。【解決手段】ナビゲーション装置1Aにおいて、制御部100は、推奨レーンを判定する推奨レーン判定部136と、案内地点を特定する案内地点特定部135と、走行レーンが推奨レーンではない場合に、推奨区間や必須区間を含む第1変更タイミングバーを表示パネル81に表示させる表示制御部137と、案内地点までの距離が第2設定距離以下である場合に、センサの情報と、案内地点までの距離とに基づいて許可区間である推奨区間や必須区間を決定する区間決定部138と、を備える。表示制御部137は、自車両が推奨レーンから推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合であり、案内地点までの距離が第2設定距離以下である場合に、推奨区間や必須区間を含む第2変更タイミングバーを表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置、及び車載装置の制御方法に関する。
従来、車両が走行すべき推奨レーンを案内する装置が知られている。例えば、特許文献1は、車両が走行すべき推奨レーンを取得する推奨レーン取得部と、推奨レーンを案内する案内画像を車両の前方風景に重畳して表示させる表示制御部と、を備えるレーン案内表示システムを開示する。このレーン案内表示システムでは、走行レーンと推奨レーンとが異なる場合に、走行レーンから推奨レーンへのレーン変更の緊急度に応じて案内画像の表示状態を変化させている。
特開2014−48146号公報
しかしながら、特許文献1のレーン案内表示システムでは、車両の運転者は、レーン変更の緊急度を認識できても、レーン変更の好適なタイミングを認識することはできなかっった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、好適なレーン変更のタイミングを運転者に案内することができる車載装置、及び車載装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車載装置は、目的地までの走行経路を運転者に案内する車載装置であって、表示部と、道路に関する情報を記憶した記憶部と、前記車載装置を搭載した車両が走行する走行レーンを判定する走行レーン判定部と、前記走行経路に沿って車両を走行させる場合に、前記車両が走行すべき推奨レーンを、前記走行経路及び前記道路に関する情報に基づいて判定する推奨レーン判定部と、前記走行経路及び前記道路に関する情報に基づき、前記運転者に前記走行経路の案内が必要な案内地点を特定する案内地点特定部と、前記車両に搭載されたセンサの情報を取得する情報取得部と、前記車両が走行する走行レーンが前記推奨レーンではない場合に、前記推奨レーンへのレーン変更を許可する区間であって、前記案内地点までの距離に基づいて決定される許可区間を含む第1の案内表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、前記案内地点までの距離が第1しきい値以下である場合に、前記センサの情報と、前記案内地点までの距離とに基づいて前記許可区間を決定する区間決定部と、を備え、前記表示制御部は、前記第1の案内表示の表示終了後、前記車両が前記推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合であって、前記案内地点までの距離が前記第1しきい値以下である場合に、前記区間決定部が決定した前記許可区間を含み、前記第1の案内表示とは表示情報が異なる第2の案内表示を表示させる、ことを特徴とする。
上記車載装置において、前記区間決定部は、前記センサの情報と、前記案内地点までの距離とに基づき、前記車両の周囲に位置する他車両と、前記車両との位置関係を特定し、特定した前記位置関係に基づき、前記推奨レーンへのレーン変更を禁止する禁止区間と、前記許可区間とを決定し、前記表示制御部は、前記禁止区間と前記許可区間とを含む前記第2の案内表示を表示させる構成でもよい。
上記車載装置において、前記表示制御部は、前記第1の案内表示の表示終了後、前記車両が前記推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合に、前記禁止区間を有する前記第2の案内表示を表示させ、前記区間決定部が前記許可区間を特定すると、前記第2の案内表示に前記許可区間を表示させる構成でもよい。
上記車載装置において、前記表示制御部は、前記案内地点までの距離が前記第1しきい値よりも値の小さい第2しきい値以下になっても前記区間決定部が前記許可区間を決定できない場合に、前記推奨レーンへのレーン変更が許可できない旨を前記第2の案内表示に表示させる構成でもよい。
本発明の車載装置の制御方法は、目的地までの走行経路を運転者に案内する車載装置の制御方法であって、前記車載装置を搭載した車両が走行する走行レーンを判定するステップと、前記走行経路に沿って車両を走行させる場合に、道路に関する情報と、前記走行経路とに基づき、前記車両が走行すべき推奨レーンを判定するステップと、前記走行経路と、前記道路に関する情報とに基づき、前記運転者に前記走行経路の案内が必要な案内地点を特定するステップと、前記車両に搭載されたセンサの情報を取得するステップと、前記車両が走行する走行レーンが前記推奨レーンではない場合に、前記推奨レーンへのレーン変更を許可する区間であって、前記案内地点までの距離に基づいて決定される許可区間を含む第1の案内表示を表示部に表示させるステップと、前記案内地点までの距離が第1しきい値以下である場合に、前記センサの情報と、前記案内地点までの距離とに基づいて前記許可区間を決定するステップと、を有し、前記表示させるステップは、前記第1の案内表示の表示終了後、前記車両が前記推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合であって、前記案内地点までの距離が前記第1しきい値以下である場合に、前記許可区間を決定するステップにより決定された前記許可区間を含み、前記第1の案内表示とは表示情報が異なる第2の案内表示を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、レーン変更の好適なタイミングを運転者に案内することができる。
ナビゲーション装置の構成図である。 ナビゲーション画面を示す図である。 ナビゲーション画面を示す図である。 ナビゲーション画面を示す図である。 ナビゲーション画面を示す図である。 自車両が走行する高速道路を示す図である。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 第1区間判定処理の詳細を示すフローチャートである。 第2区間判定処理の詳細を示すフローチャートである。 第2区間判定処理の詳細を示すフローチャートである。 変形例のナビゲーション装置の構成図である。
添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用したナビゲーション装置1Aの構成図である。
ナビゲーション装置1Aは、車載装置の一例であって、設定された目的地までの走行経路を探索し、探索した走行経路を示す画像を地図画像に重ねて表示することで目的地までの経路案内を行う。以下では、ナビゲーション装置1Aが搭載された車両を自車両3と表記する。
ナビゲーション装置1Aは、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信部10、相対方位検出部20、補助記憶装置40、通信I/F(インターフェイス)50、操作部60、音声入出力部70、タッチパネル80及び制御部100を備える。
GNSS受信部10は、アンテナ15を備え、不図示の人工衛星から送信された複数種類のGNSS信号を受信し、受信したGNSS信号に基づいて自車位置を算出するための測位データを出力する。
相対方位検出部20は、ジャイロセンサや加速度センサ、磁気方位センサを備え、自車両3の瞬時の進行方向を示す位置ベクトルを出力する。
補助記憶装置40は、記憶部の一例に対応し、HDD(hard disk drive)やSSD(Solid State Drive)、SDカード、フラッシュメモリ等の記憶装置により構成される。補助記憶装置40は、制御プログラムのほか、地図情報45を記憶する。地図情報45には、交差点やその他の道路網上の結線点を示すノードに関する情報や、ノードとノードとの道路区間を示すリンクに関する情報が含まれる。また、地図情報45には、道路に関する情報が含まれる。道路の関する情報には、例えば、道路の道路種別に関する情報や、道路の幅員(道路幅)、レーン数(車線数)等の情報が含まれる。また、地図情報45には、施設名称等の施設に関する情報や、住所に関する情報等も含まれる。
通信I/F50は、インターフェイス回路を備える。通信I/F50は、自車両3に搭載されたECU(Electronic Control Unit)やセンサに通信バス55を介して接続される。通信I/F50は、通信プロトコルに従ってECUやセンサとデータ通信を行う。通信バス55は、例えば、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay(登録商標)、イーサネット(登録商標)等を採用可能である。
通信I/F50が取得するデータには、カメラECUから取得する撮像画像や、ソナーの検出情報が含まれる。カメラECUは、自車両3に搭載されたカメラを制御する制御装置である。自車両3には、例えば、自車両3の前方を撮像するフロントカメラ、後方を撮像するリアカメラ、左サイドを撮像する左サイドカメラ、右サイドを撮像する右サイドカメラの4つのカメラが搭載されている。また、ソナーの検出情報は、例えば、他車両等の障害物までの距離や、障害物の方位を示す情報である。
操作部60は、例えば、複数のハードウェアボタンを備える。操作部60は、これらハードウェアボタンに対する操作を受け付け、受け付けた操作に対応した操作信号を制御部100に出力する。ハードウェアボタンの図示は省略する。
音声入出力部70は、マイク71と、スピーカ73と、を備える。
音声入出力部70は、自車両3の乗員の音声をマイク71により収音し、収音した音声を音声データに変換して制御部100に出力する。制御部100は、入力された音声データを音声認識辞書により特定して乗員により入力された音声を判定する。また、音声入出力部70は、制御部100から入力される音声データに基づく音声、例えば、走行経路を案内する音声をスピーカ73から出力する。
タッチパネル80は、表示パネル81と、タッチセンサ83と、を備える。
表示パネル81は、表示部の一例に対応し、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。タッチセンサ83は、抵抗膜方式や静電容量方式等の一般的に知られた方式のセンサが用いられる。タッチパネル80は、表示パネル81に対する指のタッチ操作をタッチセンサ83により検出し、検出したタッチ操作の操作位置を示す位置信号を生成する。タッチパネル80は、生成した位置信号を制御部100に出力する。
制御部100は、メモリ110と、プロセッサ130と、を備える。
メモリ110は、制御プログラム115や、プロセッサ130の演算に使用されるパラメータを記憶する不揮発性の記憶装置と、プロセッサ130が演算領域として使用する揮発性の記憶装置とを備える。不揮発性の記憶装置は、例えば、ROM(read only memory)やフラッシュメモリによって構成され、揮発性の記憶装置は、例えば、RAM(Random access memory)等によって構成される。
プロセッサ130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)により構成される演算装置である。プロセッサ130は、制御プログラム115を実行してナビゲーション装置1Aの各部を制御する。プロセッサ130は、単一のプロセッサにより構成してもよいし、複数のプロセッサにより構成することも可能である。また、プロセッサ130は、メモリ110の一部又は全部、若しくはその他の回路と統合されたSoC(System on Chip)により構成してもよい。また、プロセッサ130は、プログラムを実行するCPUと、所定の演算処理を実行するDSP(Digital Signal Processor)との組み合せにより構成してもよい。さらに、プロセッサ130の機能の全てをハードウェアに実装した構成としてもよく、プログラマブルデバイスを用いて構成してもよい。
制御部100は、機能ブロックとして、位置算出部131、車両情報取得部132、経路探索部133、走行レーン判定部134、案内地点特定部135、推奨レーン判定部136、表示制御部137及び区間決定部138を備える。これらの機能ブロックは、プロセッサ130が制御プログラム115に記述された命令セットを実行してデータの演算や制御を行うことにより実現される機能をブロックにより示したものである。
位置算出部131は、GNSS受信部10から入力された測位データや、相対方位検出部20から入力された位置ベクトル、補助記憶装置40から読み出した地図情報45に基づいて、自車両3の現在位置を算出する。
車両情報取得部132は、自車両3に搭載されたECUやセンサとデータ通信を行い、ECUやセンサから車両情報を取得する。車両情報には、例えば、カメラの撮像画像や、ソナーの検出情報が含まれる。車両情報は、本発明のセンサの情報に相当する。
経路探索部133は、目的地までの走行経路を探索する。自車両3の乗員は、タッチパネル80のタッチ操作や、操作部60のハードウェアボタンを操作して、目的地を設定する。経路探索部133は、現在位置から目的地に至る走行経路をダイクストラ法等の既知の方法により探索する。
走行レーン判定部134は、自車両3が走行する走行レーンを判定する。走行レーン判定部134は、自車両3が高速道路を走行しているときに、フロントカメラの撮像画像をカメラECUから取得する。走行レーン判定部134は、取得した撮像画像を解析して路面に引かれた白線等の区画線を検出する。走行レーン判定部134は、検出した区画線や、地図情報45に含まれる幅員(道路幅)やレーン数(車線数)等の情報等の情報に基づいて自車両3が走行する走行レーンを判定する。
案内地点特定部135は、案内地点90(図6参照)を特定する。案内地点90は、高速道路の出口や分岐点等、走行経路の案内が必要な地点である。案内地点特定部135は、位置算出部131が算出した自車両3の現在位置と、経路探索部133が探索した走行経路とに基づいて案内地点90を特定する。
推奨レーン判定部136は、推奨レーンを判定する。
推奨レーン判定部136は、案内地点特定部135が特定した案内地点90に基づいて推奨レーンを判定する。推奨レーン判定部136は、案内地点特定部135により高速道路の出口が案内地点90として特定された場合、特定された出口に走行可能なレーンを推奨レーンとして特定する。また、推奨レーン判定部136は、案内地点特定部135により分岐点が案内地点90として特定された場合、分岐点における自車両3の進行方向を特定し、特定した進行方向に走行可能なレーンを推奨レーンとして特定する。
表示制御部137は、表示パネル81の表示を制御する。
表示制御部137は、補助記憶装置40から読み出した地図情報45に基づいて地図画像を生成し、生成した地図画像に、経路探索部133により探索された走行経路を示す画像を重畳してナビゲーション画面150を生成する。表示制御部137は、生成したナビゲーション画面150を表示パネル81に表示させる。
ナビゲーション画面150には、地図画面151と、情報画面153とが表示される。地図画面151は、現在位置周辺の地図画像に、探索した走行経路を示す画像を重ねて表示した画面である。また、情報画面153には、最寄のインターチェンジやサービスエリアの名称や距離を示す情報が表示される。また、情報画面153には、時刻表示や、自車両3の進行方向を示す方位情報等が表示される。
図2、図3、図4及び図5は、ナビゲーション画面150を示す図である。特に、図2は、第1変更タイミングバー160が表示されたナビゲーション画面150を示す図である。また、図3、図4及び図5は、第2変更タイミングバー170が表示されたナビゲーション画面150を示す図である。
ナビゲーション画面150には、第1の案内表示に対応する第1変更タイミングバー160、又は第2の案内表示に対応する第2変更タイミングバー170が表示される。表示制御部137は、自車両3が高速道路を走行している場合、第1変更タイミングバー160及び第2変更タイミングバー170の画像を生成し、生成した画像を表示パネル81に表示させる。第1変更タイミングバー160及び第2変更タイミングバー170は、推奨レーンへのレーン変更タイミングを通知するバー表示である。
第1変更タイミングバー160は、案内地点90までの距離が、第1設定距離r1以下である場合に表示パネル81に表示される。以下の説明では、第1設定距離r1が「5km」であると仮定して説明するが、第1設定距離r1は「5km」に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
第2変更タイミングバー170は、第1条件及び第2条件が成立した場合に表示パネル81に表示される。第1条件は、第1変更タイミングバー160の表示に従って、自車両3が推奨レーンにレーン変更した後、自車両3が再度、推奨レーン以外のレーンにレーン変更したことである。自車両3が推奨レーンにレーン変更した場合、第1変更タイミングバー160の表示は非表示となるため、第2変更タイミングバー170は、第1変更タイミングバー160の表示終了後に表示される。
図6は、自車両3が走行する高速道路を示す図である。
図6に示す三角形のアイコンが自車両3を示している。図6に示す高速道路は、走行レーン7Aと走行レーン7Bとを有する片側2車線の道路であって、道路の途中には、直進方向と左方向とに分岐する分岐点が設けられている。自車両3は、この分岐点において左方向に分岐する経路を走行する。このため、推奨レーン判定部136は、走行レーン7Aと走行レーン7Bとのうち走行レーン7Aを推奨レーンと判定する。例えば、図6に示すように、推奨レーンに落下物や事故車等の障害物5がある場合や、推奨レーンで道路工事が行われている場合、自車両3の運転者は、走行レーンを推奨レーン以外のレーンに変更する。図6には、推奨レーンを走行していた自車両3が、障害物5を回避するため、走行レーンを走行レーン7Bに変更した様子を示す。
また、第2条件は、現在位置から案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下であることである。第1条件が成立しても、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下ではない場合には、第1変更タイミングバー160が表示される。第2設定距離r2は、表示パネル81に第1変更タイミングバー160を表示させるのか、第2変更タイミングバー170を表示させるのかを判定する基準となるしきい値である。第2設定距離r2は、本発明の第1しきい値に相当する。第2変更タイミングバー170は、例えば、500mや700m等、案内地点90までの残距離が短い場合に表示させるバーである。このため、第2設定距離r2は、例えば700mや500m等の比較的短い距離に設定される。以下の説明では、第2設定距離r2が「500m」であると仮定して説明するが、第2設定距離r2は「500m」に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
第1変更タイミングバー160には、第1禁止区間161、準備区間162、推奨区間163、必須区間164及び第2禁止区間165の5つの区間が表示される。
第2変更タイミングバー170には、2つの表示形態がある。図3及び図5に、第2変更タイミングバー170の第1表示形態を示し、図4に、第2変更タイミングバー170の第2表示形態を示す。第2変更タイミングバー170の第1表示形態には、1つの区間として第1禁止区間171又は第2禁止区間174が表示される。第2変更タイミングバー170の第2表示形態には、第1禁止区間171、推奨区間172、必須区間173及び第2禁止区間174の4つの区間が表示される。従って、第1変更タイミングバー160の表示情報と、第2変更タイミングバー170の表示情報とは異なる。
第1禁止区間161、第1禁止区間171、第2禁止区間165及び第2禁止区間174は、レーン変更が禁止であることを示す区間である。第1禁止区間161、第1禁止区間171、第2禁止区間165及び第2禁止区間174に、自車両3を示すアイコン190が表示されることで、レーン変更が禁止であることを運転者に案内する。
また、第1禁止区間161、171にアイコン190が表示される場合と、第2禁止区間165、174のアイコン190が表示される場合とでは、案内地点90までの残距離が異なる。例えば、推奨レーンが、高速道路の左側の走行レーンである場合、案内地点90の何キロも手前から左側の走行レーンを走行していると、他車両の合流があったり、大型車両が走行している場合もあり、目的地までの到着時間が遅くなったり、快適な走行ができなかったりする場合がある。このため、第1設定距離r1を予め設定して、案内地点90までの残距離が第1設定距離r1以下ではない場合に、自車両3を示すアイコン190を第1禁止区間161に表示させることで、運転者が快適に運転できるようにしている。また、第2変更タイミングバー170に表示される第1禁止区間171は、自車両3の周囲に他車両が走行しており、自車両3が推奨レーンへのレーン変更を安全に行えないと判定された場合に表示される。また、第2禁止区間165、174にアイコン190が表示される場合は、案内地点90までの残距離が短く、レーン変更に十分な距離が残っていない場合である。
準備区間162は、運転者に、レーン変更の準備を促す区間である。準備区間162にアイコン190が表示されることで、もうすぐレーン変更の推奨区間163に移行するため、レーン変更の準備をするように運転者に案内する。
推奨区間163、172は、推奨レーンへのレーン変更が推奨される区間である。推奨区間163、172にアイコン190が表示されることで、推奨レーンへのレーン変更を実行するように運転者に案内する。
また、必須区間164、173は、走行経路に沿った走行を行うために、推奨レーンへのレーン変更が必須の区間である。必須区間164、173が終了するまでにレーン変更が終了しなかった場合、案内している走行経路を外れることとなる。
区間決定部138は、推奨レーンへのレーン変更を禁止する禁止区間と、推奨レーンへのレーン変更を許可する許可区間とを決定する。禁止区間には、準備区間162、第1禁止区間161、171と、第2禁止区間165、174とが含まれる。また、許可区間には、推奨区間163、172と、必須区間164、173とが含まれる。
第1変更タイミングバー160に表示される第1禁止区間161、準備区間162、推奨区間163、必須区間164及び第2禁止区間165は、案内地点90までの距離に基づいて決定される。
第1禁止区間161は、案内地点90までの距離が、第1設定距離r1以下であって、第3設定距離r3以下ではない場合に対応した区間である。以下の説明では、第3設定距離r3が「1km」であると仮定して説明するが、第3設定距離r3は「1km」に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
準備区間162は、案内地点90までの距離が、第3設定距離r3以下であって、第4設定距離r4以下ではない場合に対応した区間である。以下の説明では、第4設定距離r4が「700m」であると仮定して説明するが、第4設定距離r4は「700m」に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
推奨区間163は、案内地点90までの距離が、第4設定距離r4以下であって、第5設定距離r5以下ではない場合に対応した区間である。以下の説明では、第5設定距離r5が「300m」であると仮定して説明するが、第5設定距離r5は「300m」に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
必須区間164は、案内地点90までの距離が、第5設定距離r5以下であって、第6設定距離r6以下ではない場合に対応した区間である。以下の説明では、第6設定距離r6が「100m」であると仮定して説明するが、第6設定距離r6は「100m」に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
また、第2変更タイミングバー170に表示される第1禁止区間171、推奨区間172、必須区間173及び第2禁止区間174は、案内地点90までの距離と、自車両3の周囲を走行する他車両との位置関係とに基づいて決定される。
区間決定部138は、自車両3の前方を走行する他車両と、自車両3との距離が、許可距離以上離れている場合、及び、自車両3の後方を走行する他車両と、自車両3との距離が許可距離以上離れている場合に、案内地点90までの距離に基づいて推奨区間172、必須区間173及び第2禁止区間174を決定する。区間の判定に使用する距離は、第1変更タイミングバー160における区間の決定に用いた第5設定距離r5、及び第6設定距離r6と同一である。また、許可距離は、レーン変更が許可される距離であり、自車両3と他車両との距離が許可距離以上離れている場合に、自車両3が安全にレーン変更できると判定する。自車両3の前方を走行する他車両との距離の判定に使用する許可距離と、自車両3の後方を走行する他車両との距離の判定に使用する許可距離とは、値が同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、区間決定部138は、自車両3の前方であって自車両3から許可距離以内を他車両が走行している場合、自車両3の現在位置に対応する区間を第1禁止区間171又は第2禁止区間174と判定する。区間決定部138は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下ではない場合に、自車両3の現在位置に対応する区間を第1禁止区間171と判定する。また、区間決定部138は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下である場合に、自車両3の現在位置に対応する区間を第2禁止区間174と判定する。自車両3の後方を走行する他車両の判定においても同様に判定する。
表示制御部137は、上述した第1条件及び第2条件が成立した場合、第2変更タイミングバー170を第1表示形態で表示させる。表示制御部137は、区間決定部138が推奨区間172及び必須区間173を決定するまで、第2変更タイミングバー170を第1表示形態で表示させる。
また、表示制御部137は、区間決定部138が推奨区間172及び必須区間173を決定すると、第2変更タイミングバー170の表示形態を第2表示形態に変更する。さらに、表示制御部137は、区間決定部138が推奨区間172及び必須区間173を決定することなく、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下になった場合、第2変更タイミングバー170の第1表示形態を表示させたまま、推奨レーンへのレーン変更が禁止である旨の案内を表示させる。第6設定距離r6は、本発明の第2しきい値に相当する。
図7及び図8は、ナビゲーション装置1Aの動作を示すフローチャートである。
図7及び図8に示すフローチャートを参照しながら、ナビゲーション装置1Aの動作について説明する。
まず、制御部100は、自車両3の現在位置を示す位置情報を算出する(ステップS1)。制御部100は、GNSS受信部10から入力される測位データや、相対方位検出部20から入力される位置ベクトル、補助記憶装置40から読み出した地図情報45に基づいて自車両3の位置を示す位置情報を算出する。
次に、制御部100は、算出した位置情報に基づき自車両3が高速道路を走行しているか否かを判定する(ステップS2)。制御部100は、算出した位置情報に基づいて自車両3が走行する道路を特定し、特定した道路の道路種別が高速道路であるか否かを判定する。制御部100は、自車両3が高速道路を走行していないと判定した場合には(ステップS2/NO)、ステップS1の処理に戻る。
制御部100は、自車両3が高速道路を走行している場合(ステップS2/YES)、目的地までの走行経路に含まれる案内地点90の情報を地図情報45から取得する(ステップS3)。制御部100は、案内地点90の情報を取得すると、ステップS1で取得した位置情報と、取得した案内地点90の情報とに基づき、現在位置から最寄りの案内地点90までの残距離が第1設定距離r1以下であるか否かを判定する(ステップS4)。
制御部100は、最寄りの案内地点90までの距離が第1設定距離r1以下ではない場合(ステップS4/NO)、再度、位置情報を算出し(ステップS5)、最寄りの案内地点90までの距離が第1設定距離r1以下になったか否かを判定する。制御部100は、ステップS5の処理、及びS4の判定を、案内地点90までの残距離が第1設定距離r1以下になるまで繰り返す。
制御部100は、最寄りの案内地点90までの距離が第1設定距離r1以下である場合(ステップS4/YES)、案内地点90の情報を参照して推奨レーンを判定する(ステップS6)。例えば、制御部100は、案内地点90である高速道路の出口や分岐点が自車両3の進行方向の右側にあるのか、左側にあるのかを判定して推奨レーンを判定する。制御部100は、案内地点90が進行方向の左側にある場合、左端の走行レーンを推奨レーンと判定する。また、制御部100は、案内地点90が進行方向の右側にある場合は、右端の走行レーンを推奨レーンと判定する。
次に、制御部100は、ステップS6で判定した推奨レーンを自車両3が走行しているか否かを判定する(ステップS7)。具体的には、制御部100は、通信I/F50を介して入力されるカメラの撮像画像を取得する。制御部100は、通信I/F50を介してカメラの撮像画像を取得し、取得した撮像画像から道路に引かれた白線等の区画線を検出する。制御部100は、区画線の検出結果や、地図情報45から取得した高速道路のレーン数に基づいて自車両3が走行する走行レーンが推奨レーンであるか否かを判定する。
制御部100は、自車両3が推奨レーンを走行していない場合(ステップS7/NO)、後述する第1区間判定処理を実行する(ステップS8)。この第1区間判定処理を実行することで、自車両3の現在位置が、第1禁止区間161、準備区間162、推奨区間163、必須区間164、第2禁止区間165のいずれの区間に対応するのかが判定される。第1区間判定処理の詳細については、図9に示すフローチャートを参照しながら後述する。次に、制御部100は、第1変更タイミングバー160を表示パネル81に表示させ、ステップS8の第1区間判定処理により判定した区間に対応する第1変更タイミングバー160の位置に、自車両3を示すアイコン190を表示させる(ステップS9)。
また、ステップS7において、自車両3が推奨レーンを走行していると判定した場合(ステップS7/YES)、制御部100は、自車両3が推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更したか否かを判定する(ステップS10)。例えば、図6に示すように、推奨レーンに落下物や事故車等の障害物5がある場合や、推奨レーンで道路工事が行われている場合、自車両3の運転者は、走行レーンを推奨レーン以外のレーンに変更する。制御部100は、通信I/F50を介して取得したカメラの撮像画像に基づいて自車両3がレーン変更したか否かを判定する。また、制御部100は、通信I/F50を介してステアリングECUからステアリングの操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて自車両3がレーン変更したか否かを判定してもよい。
ステップS10においてレーン変更が行われていないと判定した場合(ステップS10/NO)、制御部100は、自車両3の位置を示す位置情報を算出し(ステップS16)、算出した位置情報や案内地点90の情報に基づいて自車両3が案内地点90を通過したか否かを判定する(ステップS17)。制御部100は、自車両3が案内地点90を通過していない場合(ステップS17/NO)、ステップS10に戻り、自車両3がレーン変更を行ったか否かを判定する(ステップS10)。
また、制御部100は、自車両3が案内地点90を通過した場合(ステップS17/YES)、自車両3が走行する道路の道路種別が高速道路であるか否かを判定する(ステップS18)。制御部100は、目的地の設定を受け付けたときに算出した走行経路に基づいて自車両3が高速道路を走行しているか否かを判定してもよい。また、制御部100は、位置情報を算出し、算出した位置情報に基づいて自車両3が走行する道路の道路種別が高速道路であるか否かを判定し、自車両3が高速道路を走行しているか否かを判定してもよい。
制御部100は、自車両3が高速道路を走行している場合(ステップS18/YES)、ステップS3の処理に戻って次の案内地点90の情報を取得し、次の案内地点90までの距離が第1設定距離r1以下であるか否かを判定する(ステップS4)。また、制御部100は、自車両3が高速道路を走行していない場合(ステップS18/NO)、この処理フローを終了する。
また、ステップS10においてレーン変更が行われたと判定した場合(ステップS10/YES)、制御部100は、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下であるか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11において案内地点90までの残距離が第2設定距離r2以下ではないと判定した場合(ステップS11/NO)、制御部100は、ステップS8に移行して第1区間判定処理を実行する。また、制御部100は、案内地点90までの残距離が第2設定距離r2以下である場合(ステップS11/YES)、第2変更タイミングバー170を第1表示形態で表示させる。この第2変更タイミングバー170の第1表示形態には、第1禁止区間171が表示される。また、制御部100は、第1禁止区間171の対応する位置にアイコン190を表示させ(ステップS12)、第2区間判定処理を実行する(ステップS13)。第2区間判定処理の詳細については、図10及び図11に示すフローチャートを参照しながら後述する。
次に、制御部100は、第2区間判定処理により判定した区間が第1禁止区間171であるか否かを判定する(ステップS14)。制御部100は、第2区間判定処理により判定した区間が第1禁止区間171である場合(ステップS14/YES)、図8に示すステップS19の判定に移行する。また、制御部100は、判定した区間が第1禁止区間171以外の区間である場合(ステップS14/NO)、第2変更タイミングバー170の表示形態を第2表示形態に変更し、第2区間判定処理で判定した区間に対応する第2変更タイミングバー170の位置にアイコン190を表示させる(ステップS15)。その後、図8に示すステップS19の判定に移行する。
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170を表示させた後の制御部100の動作について説明する。
制御部100は、自車両3が走行レーンを変更したか否かを判定する(ステップS19)。制御部100は、第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170の表示に従い、自車両3の運転者が走行レーンを変更したか否かを判定する(ステップS19)。自車両3が走行レーンを変更したか否かの判定方法は、図7に示すステップS10と同一である。
制御部100は、自車両3が走行レーンを変更した場合(ステップS19/YES)、走行レーンの変更後に自車両3が走行する走行レーンが推奨レーンであるか否かを判定する(ステップS20)。制御部100は、自車両3が推奨レーンを走行している場合(ステップS20/YES)、表示パネル81に表示させた第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170の表示を非表示にする(ステップS21)。その後、制御部100は、ステップS16の判定に移行する。
また、ステップS19において走行レーンの変更が行われていないと判定した場合(ステップS19/NO)、又はステップS20において走行レーンの変更後の走行レーンが推奨レーンではないと判定した場合(ステップS20/NO)、制御部100は、自車両3の位置を示す位置情報を算出する(ステップS25)。そして、制御部100は、算出した位置情報に基づいて第1区間判定処理又は第2区間判定処理を行う(ステップS26)。制御部100は、表示パネル81に第1変更タイミングバー160を表示させている場合には、第1区間判定処理を行い、表示パネル81に第2変更タイミングバー170を表示させている場合には、第2区間判定処理を行う。
次に、制御部100は、ステップS26にて行った第1区間判定処理又は第2区間判定処理により、自車両3の現在位置に対応する第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170の区間に変更があるか否かを判定する(ステップS27)。制御部100は、自車両3の現在位置に対応する第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170の区間に変更がない場合(ステップS27/NO)、ステップS19に戻り、自車両3が走行レーンを変更したか否かを判定する(ステップS19)。
また、制御部100は、自車両3の現在位置に対応する第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170の区間に変更された場合(ステップS27/YES)、変更後の区間に対応する第1変更タイミングバー160又は第2変更タイミングバー170の位置にアイコン190を表示させる(ステップS28)。
次に、制御部100は、ステップS26で判定した区間が第2禁止区間165又は174であるか否かを判定する(ステップS29)。制御部100は、ステップS26で判定した区間が第2禁止区間165又は174ではない場合(ステップS29/NO)、ステップS19の判定に戻り、自車両3が走行レーンを変更したか否かを判定する(ステップS19)。
また、制御部100は、ステップS26で判定した区間が第2禁止区間165又は174である場合(ステップS29/YES)、レーン変更が禁止である旨の案内を表示パネル81に表示させ(ステップS30)、レーン変更が禁止であることを運転者に報知する。制御部100は、レーン変更に必要な距離を確保することができないため、レーン変更が禁止である旨の案内を表示パネル81に表示させる。
その後、制御部100は、自車両3の位置情報を算出し(ステップS31)、自車両3が案内地点90を通過したか否かを判定する(ステップS32)。制御部100は、自車両3が案内地点90を通過していない場合(ステップS32/NO)、ステップS31に戻って再度、位置情報を算出し、自車両3が案内地点90を通過したか否かを再度、判定する(ステップS32)。また、制御部100は、自車両3が案内地点90を通過した場合(ステップS32/YES)、走行経路を再計算し(ステップS33)、再計算した走行経路を示す画像を地図に重ねて表示させる(ステップS34)。そして、制御部100は、ステップS3の処理に戻って次の案内地点90の情報を取得し、次の案内地点90までの距離が第1設定距離r1以下であるか否かを判定する(ステップS4)。
図9は、第1区間判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図9に示すフローチャートを参照しながら第1区間判定処理の詳細を説明する。
制御部100は、自車両3から案内地点90までの距離が第3設定距離r3以下であるか否かを判定する(ステップS41)。第3設定距離r3は、第1設定距離r1よりも値が小さい。制御部100は、案内地点90までの距離が第3設定距離r3よりも離れている場合(ステップS41/NO)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を第1禁止区間161と判定する(ステップS42)。
また、制御部100は、案内地点90までの距離が第3設定距離r3以下である場合(ステップS41/YES)、案内地点90までの距離が第4設定距離r4以下であるか否かを判定する(ステップS43)。第4設定距離r4は、第3設定距離r3よりも値が小さい。制御部100は、案内地点90までの距離が第4設定距離r4よりも離れている場合(ステップS43/NO)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を準備区間162と判定する(ステップS44)。
また、制御部100は、案内地点90までの距離が第4設定距離r4以下である場合(ステップS43/YES)、案内地点90までの距離が第5設定距離r5以下であるか否かを判定する(ステップS45)。第5設定距離r5は、第4設定距離r4よりも値が小さい。制御部100は、案内地点90までの距離が第5設定距離r5よりも離れている場合(ステップS45/NO)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を推奨区間163と判定する(ステップS46)。
また、制御部100は、案内地点90までの距離が第5設定距離r5以下である場合(ステップS45/YES)、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下であるか否かを判定する(ステップS47)。第6設定距離r6は、第5設定距離r5よりも値が小さい。制御部100は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6よりも離れている場合(ステップS47/NO)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を必須区間164と判定する(ステップS46)。また、制御部100は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下である場合(ステップS47/YES)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を第2禁止区間165と判定する(ステップS49)。
図10及び図11は、第2区間判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図10及び図11に示すフローチャートを参照しながら第2区間判定処理の詳細について説明する。
まず、制御部100は、通信I/F50を介してECUやセンサから車両情報を取得する(ステップS51)。車両情報には、ソナーのセンサ情報や、カメラの撮像画像が含まれる。次に、制御部100は、カメラの撮像画像を解析した解析結果や、ソナーのセンサ情報により自車両3の推奨レーン側の側方を他車両が走行しているか否かを判定する(ステップS52)。制御部100は、自車両3の側方を撮像するカメラの撮像画像を解析して、自車両3の側方を他車両が走行しているか否かを判定する。制御部100は、自車両3の推奨レーン側の側方を他車両が走行している場合(ステップS52/YES)、ステップS59の判定に移行する。
また、制御部100は、自車両3の側方を他車両が走行していない場合(ステップS52/NO)、自車両3の後方を他車両が走行しているか否かを判定する(ステップS53)。例えば、制御部100は、ソナーのセンサ情報や、カメラの撮像画像により自車両3の後方を他車両が走行しているか否かを判定する(ステップS53)。制御部100は、自車両3の後方を他車両が走行している場合(ステップS53/YES)、この後方の他車両が走行する走行レーンが、推奨レーンであるか否かを判定する(ステップS54)。
制御部100は、後方の他車両が走行する走行レーンが推奨レーンである場合(ステップS54/YES)、自車両3と後方の他車両との距離が許可距離よりも小さいか否かを判定する(ステップS56)。制御部100は、後方の他車両との距離が許可距離よりも小さい場合(ステップS56/YES)、ステップS59の判定に移行する。また、制御部100は、自車両3と後続の他車両とが許可距離以上、離れている場合(ステップS56/NO)、図11に示すステップS62の判定に移行する。
また、ステップS54において後方の他車両が推奨レーンを走行していない場合(ステップS54/NO)、制御部100は、後方の他車両が推奨レーンへレーン変更しているか否かを判定する(ステップS55)。制御部100は、後方の他車両が推奨レーンへレーン変更している場合(ステップS55/YES)、自車両3と後方の他車両との距離が許可距離よりも小さいか否かを判定する(ステップS56)。制御部100は、後方の他車両との距離が許可距離よりも小さい場合(ステップS56/YES)、ステップS59の判定に移行する。また、制御部100は、自車両3と後方の他車両とが許可距離以上、離れている場合(ステップS56/NO)、図11に示すステップS62の判定に移行する。
また、ステップS53において後方を走行する他車両が存在しない場合(ステップS53/NO)、制御部100は、自車両3の前方を他車両が走行しているか否かを判定する(ステップS57)。制御部100は、自車両3の前方を走行する他車両が存在しない場合(ステップS57/NO)、図11に示すステップS62の判定に移行する。
また、ステップS57において自車両3の前方を走行する他車両が存在する場合(ステップS57/YES)、制御部100は、この前方の他車両との距離が、許可距離よりも小さいか否かを判定する(ステップS558)。この許可距離は、ステップS56において後方の他車両との距離の判定に用いた許可距離と同値であってもよいし、異なる値であってもよい。制御部100は、前方の他車両との距離が、許可距離以上離れている場合(ステップS58/NO)、図11に示すステップS62の判定に移行する。
また、制御部100は、前方の他車両との距離が、許可距離よりも小さい場合(ステップS58/YES)、案内地点90までの残距離が第6設定距離r6以下であるか否かを判定する(ステップS59)。また、制御部100は、ステップS52において、推奨レーン側の側方を他車両が走行している場合や(ステップS52/YES)、ステップS56において、後方の他車両との距離が許可距離よりも小さい場合も(ステップS56/YES)、ステップS59の判定を行う。
制御部100は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下ではない場合(ステップS59/NO)、アイコン190の表示区間を第1禁止区間171と判定する(ステップS60)。この後、制御部100は、ステップS14又はS27の判定に移行する。また、制御部100は、案内地点90までの残距離が第6設定距離r6以下である場合(ステップS59/YES)、アイコン190の表示区間を第2禁止区間174と判定する(ステップS61)。この後、制御部100は、ステップS14又はS27の判定に移行する。
ステップS61の判定においてアイコン190の表示区間を第2禁止区間174と判定した場合であって、ステップS27以降の処理を実行する場合、制御部100は、ステップS29の判定において、ステップS26で判定した区間が第2禁止区間165又は174であると判定する。この場合、制御部100は、ステップS30の処理に移行してレーン変更が禁止である旨の案内を表示パネル81に表示させ(ステップS30)、レーン変更が禁止であることを運転者に報知する。そして、制御部100は、自車両3の現在位置を示す位置情報を算出し、自車両3が案内地点90を通過したか否かを判定する(ステップS32)。制御部100は、自車両3が案内地点90を通過すると、走行経路を再計算し(ステップS33)、再計算した走行経路を示す画像を地図に重ねて表示させる(ステップS34)。
次に、ステップS57又はS58において、判定結果が否定判定であった場合の動作について図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS57又はS58の判定が否定判定である場合、すなわち、他車両との距離が許可距離以上あり、自車両3がレーン変更を安全に行うことができると判定した場合、制御部100は、案内地点90までの距離が第5設定距離r5以下であるか否かを判定する(ステップS62)。
制御部100は、案内地点90までの距離が第5設定距離r5よりも離れている場合(ステップS62/NO)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を推奨区間163と判定する(ステップS63)。また、制御部100は、案内地点90までの距離が第5設定距離r5以下である場合(ステップS62/YES)、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下であるか否かを判定する(ステップS64)。制御部100は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下ではない場合(ステップS64/NO)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を必須区間164と判定する(ステップS65)。また、制御部100は、案内地点90までの距離が第6設定距離r6以下である場合(ステップS64/YES)、自車両3を示すアイコン190の表示区間を第2禁止区間165と判定する(ステップS66)。
以上説明したように本実施形態のナビゲーション装置1は、目的地までの走行経路を運転者に案内する車載装置であり、表示パネル81、補助記憶装置40、走行レーン判定部134、推奨レーン判定部136、案内地点特定部135、車両情報取得部132、表示制御部137及び区間決定部138を備える。
補助記憶装置40は、道路に関する情報を含む地図情報45を記憶する。
走行レーン判定部134は、自車両3が走行する走行レーンを判定する。
推奨レーン判定部136は、自車両3が走行すべき推奨レーンを、走行経路及び道路に関する情報に基づいて判定する。
案内地点特定部135は、走行経路及び道路に関する情報に基づき、運転者に走行経路の案内が必要な案内地点90を特定する。
車両情報取得部132は、表示制御部137は、自車両3に搭載されたセンサの情報を取得する。
表示制御部137は、自車両3が走行する走行レーンが推奨レーンではない場合に、推奨レーンへのレーン変更を許可する区間であって、案内地点90までの距離に基づいて決定される許可区間を含む第1変更タイミングバー160を表示パネル81に表示させる。
区間決定部138は、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下である場合に、センサの情報と、案内地点90までの距離とに基づいて許可区間を決定する。
表示制御部137は、第1変更タイミングバー160の表示終了後、自車両3が推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合であって、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下である場合に、区間決定部138が決定した許可区間を含み、第1変更タイミングバー160とは表示情報が異なる第2変更タイミングバー170を表示させる。
本実施形態のナビゲーション装置1は、自車両3が走行する走行レーンが推奨レーンではない場合、案内地点90までの距離に基づいて決定された許可区間を含む第1変更タイミングバー160が表示される。
例えば、案内地点90が左方向に分岐する分岐点であった場合、推奨レーンへのレーン変更のタイミングが早すぎると、前方を走行する他車両の速度に影響され、目的地に到達するまでに時間がかかる場合がある。また、推奨レーンへのレーン変更のタイミングが遅すぎると、推奨レーンを走行する他車両の影響を受けて推奨レーンにレーン変更できない場合がある。このため、案内地点90までの距離に基づいて決定された許可区間を含む第1変更タイミングバー160を表示させることで、自車両3の運転者にレーン変更の好適なタイミングを通知することができる。
また、本実施形態は、自車両3が推奨レーンを走行している状態から推奨レーン以外のレーンにレーン変更した場合であって、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下である場合に、センサの情報と、案内地点90までの距離とに基づき決定された許可区間を含み、第1変更タイミングバー160とは表示情報が異なる第2変更タイミングバー170を表示させる。
また、本実施形態は、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下である場合、センサの情報と、案内地点90までの距離とに基づき決定された許可区間を含む第2変更タイミングバー170が表示される。従って、自車両3の周囲を走行する他車両の情報と、案内地点90までの距離とに基づいて決定された好適な許可区間を運転者に通知することができる。
また、区間決定部138は、センサの情報と、案内地点90までの距離とに基づき、自車両3の周囲に位置する他車両と、自車両3との位置関係を特定し、特定した位置関係に基づいて推奨レーンへのレーン変更を禁止する禁止区間と、許可区間とを決定する。
また、表示制御部137は、禁止区間と許可区間とを含む第2変更タイミングバー170を表示させる。
従って、自車両3の周囲を走行する他車両の情報と、案内地点90までの距離とに基づいて決定した禁止区間及び許可区間を運転者に通知することができる。
また、表示制御部137は、第1変更タイミングバー160の表示終了後、自車両3が推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合に、禁止区間を有する第2変更タイミングバー170を表示させ、区間決定部138が許可区間を特定すると、第2変更タイミングバー170に許可区間を表示させる。
従って、自車両3の周囲を走行する他車両との位置関係により許可区間を決定することができない場合には、禁止区間を有する第2変更タイミングバー170を表示させることができる。また、区間決定部138が許可区間を決定した場合には、第2変更タイミングバー170に許可区間を表示させることができる。
また、表示制御部137は、案内地点90までの距離が第2設定距離r2よりも値の小さい第6設定距離r6以下になっても区間決定部138が許可区間を決定できない場合、推奨レーンへのレーン変更が許可できない旨を第2変更タイミングバー170に表示させる。
従って、推奨レーンへのレーン変更が許可できない旨を自車両3の運転者に通知し、無理な車線変更を防止することができる。
図12は、変形例のナビゲーション装置1Bの構成を示すブロック図である。
変形例のナビゲーション装置1Bは、交通情報取得部30をさらに備える。
交通情報取得部30は、ラジオ放送受信装置、ビーコン受信装置及び無線通信装置の少なくともいずれかを備え、ラジオ局又はビーコンから送られる交通情報(例えば、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)、及びインターネットに接続されたサーバ装置が配信する交通情報の少なくともいずれかを取得する。サーバ装置の図示は省略する。
変形例のナビゲーション装置1Bは、交通情報取得部30が取得した交通情報に基づいて、案内地点90から第1設定距離r1以下の範囲の推奨レーンに、障害物5があるか否かを判定する。ナビゲーション装置1Bは、障害物5があると判定した場合、障害物5までの距離が第1設定距離r1以下となり、自車両3が推奨レーン以外のレーンを走行している場合であっても、第1変更タイミングバー160を表示パネル81に表示させない。また、ナビゲーション装置1Bは、推奨レーンに障害物5が存在することを表示パネル81に表示させてもよい。これにより、自車両3を、障害物5がある推奨レーンに誘導しないようにすることができる。
そして、ナビゲーション装置1Bは、障害物5を通過し、案内地点90までの距離が第2設定距離r2よりも離れている場合には、第1変更タイミングバー160を表示パネル81に表示させ、案内地点90までの距離が第2設定距離r2以下である場合には、第2変更タイミングバー170を表示パネル81に表示させる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。但し、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、自車両3が高速道路を走行する場合を例に説明したが、一般道路を走行する場合にも適用可能である。また、図2〜図5に示す第1変更タイミングバー160や第2変更タイミングバー170には、推奨区間163、172や必須区間164、173等の区間だけを表示した。これ以外に、自車両3の位置や、案内地点90の位置、第3設定距離r3〜第6設定距離r6に基づき、推奨区間163、172や必須区間164、173等の区間が開始される開始点の位置や、区間が終了する終了点の位置を、案内地点90を基準にして表示させてもよい。
また、第1変更タイミングバー160に表示される5つの区間を異なる表示色で表示させてもよい。例えば、第1禁止区間161及び第2禁止区間165を赤色で表示させ、準備区間162及び必須区間164を黄色で表示させ、推奨区間163を緑色で表示させてもよい。各区間の表示色を変更することで、レーン変更のタイミングや緊急度を運転手に通知する視覚的効果を高めることができる。
また、第2変更タイミングバー170に表示される区間の表示色も同様に変更可能である。例えば、第2変更タイミングバー170の第1表示形態に表示される第1禁止区間171又は第2禁止区間174を赤色で表示させる。第2変更タイミングバー170の第2表示形態に表示される第1禁止区間171及び第2禁止区間174を赤色で表示させ、推奨区間172を緑色で表示させ、必須区間173を黄色で表示させてもよい。
また、また、上述した実施形態では、ナビゲーション装置1A、1Bにより走行経路の探索を行ったが、走行経路の探索を外部のサーバ装置により行うことも可能である。例えば、ナビゲーション装置1Bは、交通情報取得部30が有する無線通信部によりネットワークに接続し、操作部60やタッチパネル80により受け付けた目的地や、自車両3の位置情報、探索条件等の情報をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、ナビゲーション装置1Bから受信した情報に基づいて、現在位置から目的地までの走行経路を探索し、探索した走行経路の情報をナビゲーション装置1Bに送信する。また、地図情報45も、サーバ装置に格納しておき、ナビゲーション装置1Bが通信により地図情報45をダウンロードしてもよい。
また、図1は、本願発明を理解容易にするために、ナビゲーション装置1Aの機能構成を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、ナビゲーション装置1Aの構成は、処理内容に応じてさらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
また、図1に示した制御部100において、プロセッサ130により実行されるプログラムは、例えば、通信ネットワークを介して外部のサーバ装置からダウンロードされ、メモリ110にロードされてプロセッサ130により実行されるようにしてもよい。また、通信ネットワークを介して、外部のサーバ装置からメモリ110に直接ロードされ、プロセッサ130により実行されるようにしてもよい。或いは、制御部100に接続された記憶媒体から、メモリ110にロードされるようにしてもよい。
また、図7〜図11に示したフローチャートの処理単位は、制御部100による処理の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。制御部100の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、同様の処理結果が得られるのであれば、上記各フローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、本発明の車載装置の制御方法を、コンピュータを用いて実現する場合、このコンピュータに実行させるプログラムを記録媒体、又はこのプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体には、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu−ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、ナビゲーション装置1A、1Bが備えるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
1A ナビゲーション装置
1B ナビゲーション装置
3 自車両
5 障害物
7A、7B 走行レーン
10 GNSS受信部
15 アンテナ
20 相対方位検出部
30 交通情報取得部
40 補助記憶装置
45 地図情報
50 通信I/F
55 通信バス
60 操作部
70 音声入出力部
71 マイク
73 スピーカ
80 タッチパネル
81 表示パネル
83 タッチセンサ
90 案内地点
100 制御部
110 メモリ
115 制御プログラム
130 プロセッサ
131 位置算出部
132 車両情報取得部
133 経路探索部
134 走行レーン判定部
135 案内地点特定部
136 推奨レーン判定部
137 表示制御部
138 区間決定部
150 ナビゲーション画面
151 地図画面
153 情報画面
160 第1変更タイミングバー
161、171 第1禁止区間
162 準備区間
163、172 推奨区間
164、173 必須区間
165、174 第2禁止区間
170 第2変更タイミングバー
190 アイコン
r1 第1設定距離
r2 第2設定距離
r3 第3設定距離
r4 第4設定距離
r5 第5設定距離
r6 第6設定距離

Claims (5)

  1. 目的地までの走行経路を運転者に案内する車載装置であって、
    表示部と、
    道路に関する情報を記憶した記憶部と、
    前記車載装置を搭載した車両が走行する走行レーンを判定する走行レーン判定部と、
    前記走行経路に沿って車両を走行させる場合に、前記車両が走行すべき推奨レーンを、前記走行経路及び前記道路に関する情報に基づいて判定する推奨レーン判定部と、
    前記走行経路及び前記道路に関する情報に基づき、前記運転者に前記走行経路の案内が必要な案内地点を特定する案内地点特定部と、
    前記車両に搭載されたセンサの情報を取得する情報取得部と、
    前記車両が走行する走行レーンが前記推奨レーンではない場合に、前記推奨レーンへのレーン変更を許可する区間であって、前記案内地点までの距離に基づいて決定される許可区間を含む第1の案内表示を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記案内地点までの距離が第1しきい値以下である場合に、前記センサの情報と、前記案内地点までの距離とに基づいて前記許可区間を決定する区間決定部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記第1の案内表示の表示終了後、前記車両が前記推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合であって、前記案内地点までの距離が前記第1しきい値以下である場合に、前記区間決定部が決定した前記許可区間を含み、前記第1の案内表示とは表示情報が異なる第2の案内表示を表示させる、ことを特徴とする車載装置。
  2. 前記区間決定部は、前記センサの情報と、前記案内地点までの距離とに基づき、前記車両の周囲に位置する他車両と、前記車両との位置関係を特定し、特定した前記位置関係に基づき、前記推奨レーンへのレーン変更を禁止する禁止区間と、前記許可区間とを決定し、
    前記表示制御部は、前記禁止区間と前記許可区間とを含む前記第2の案内表示を表示させる、ことを特徴とする請求項1記載の車載装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第1の案内表示の表示終了後、前記車両が前記推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合に、前記禁止区間を有する前記第2の案内表示を表示させ、
    前記区間決定部が前記許可区間を特定すると、前記第2の案内表示に前記許可区間を表示させる、ことを特徴とする請求項2記載の車載装置。
  4. 前記表示制御部は、前記案内地点までの距離が前記第1しきい値よりも値の小さい第2しきい値以下になっても前記区間決定部が前記許可区間を決定できない場合に、前記推奨レーンへのレーン変更が許可できない旨を前記第2の案内表示に表示させる、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車載装置。
  5. 目的地までの走行経路を運転者に案内する車載装置の制御方法であって、
    前記車載装置を搭載した車両が走行する走行レーンを判定するステップと、
    前記走行経路に沿って車両を走行させる場合に、道路に関する情報と、前記走行経路とに基づき、前記車両が走行すべき推奨レーンを判定するステップと、
    前記走行経路と、前記道路に関する情報とに基づき、前記運転者に前記走行経路の案内が必要な案内地点を特定するステップと、
    前記車両に搭載されたセンサの情報を取得するステップと、
    前記車両が走行する走行レーンが前記推奨レーンではない場合に、前記推奨レーンへのレーン変更を許可する区間であって、前記案内地点までの距離に基づいて決定される許可区間を含む第1の案内表示を表示部に表示させるステップと、
    前記案内地点までの距離が第1しきい値以下である場合に、前記センサの情報と、前記案内地点までの距離とに基づいて前記許可区間を決定するステップと、を有し、
    前記表示させるステップは、前記第1の案内表示の表示終了後、前記車両が前記推奨レーン以外の走行レーンにレーン変更した場合であって、前記案内地点までの距離が前記第1しきい値以下である場合に、前記許可区間を決定するステップにより決定された前記許可区間を含み、前記第1の案内表示とは表示情報が異なる第2の案内表示を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする車載装置の制御方法。
JP2019160248A 2019-09-03 2019-09-03 車載装置、及び車載装置の制御方法 Ceased JP2021038994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019160248A JP2021038994A (ja) 2019-09-03 2019-09-03 車載装置、及び車載装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019160248A JP2021038994A (ja) 2019-09-03 2019-09-03 車載装置、及び車載装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021038994A true JP2021038994A (ja) 2021-03-11

Family

ID=74848549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019160248A Ceased JP2021038994A (ja) 2019-09-03 2019-09-03 車載装置、及び車載装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021038994A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014048146A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Aisin Aw Co Ltd レーン案内表示システム、方法およびプログラム
JP2017032440A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラム
JP2017116335A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 制御システム、制御方法、及び制御プログラム
WO2018131290A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2019020345A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 株式会社ゼンリン 運転支援装置及びプログラム
JP2019066420A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 経路探索システムおよび経路探索プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014048146A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Aisin Aw Co Ltd レーン案内表示システム、方法およびプログラム
JP2017032440A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラム
JP2017116335A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 制御システム、制御方法、及び制御プログラム
WO2018131290A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2019020345A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 株式会社ゼンリン 運転支援装置及びプログラム
JP2019066420A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 経路探索システムおよび経路探索プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4446204B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置及び車両用ナビゲーションプログラム
JP4950858B2 (ja) 画像認識装置及び画像認識プログラム
JP2005189008A (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
JP2004198209A (ja) ナビゲーション装置並びに該装置用プログラム及び記録媒体
JP2009133754A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法およびナビゲーションプログラム
JP6558129B2 (ja) 走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラム
JPWO2005098364A1 (ja) 経路案内システム及び方法
JP6875057B2 (ja) 電子装置、走行レーン検出プログラムおよび走行レーン検出方法
US11333516B2 (en) Lane guidance system and lane guidance program
KR20180028471A (ko) 차선 표시 장치 및 차선 표시 방법
JP2008232760A (ja) ナビゲーション装置
JP5901358B2 (ja) 車載装置
JP2007147317A (ja) 車両用経路案内装置
JP3991946B2 (ja) 経路設定装置、車両用ナビゲーション装置及びプログラム
JP5041411B2 (ja) 情報表示装置
JP2008045933A (ja) 車両用道路地図表示装置
JP2012149957A (ja) 車載地図表示装置
JP6778898B2 (ja) 逆走判定方法およびそれを利用した逆走判定装置、プログラム
JP2005003419A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2009210292A (ja) 経路探索装置、ナビゲーション装置、経路探索方法、ナビゲーション方法、経路探索プログラム、ナビゲーションプログラム、および記録媒体
JP2008040780A (ja) 周辺車両監視装置
JP2006064661A (ja) ナビゲーション装置
JP2021038994A (ja) 車載装置、及び車載装置の制御方法
JP6921023B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2006138798A (ja) 車載ナビゲーション装置及び経路案内方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20230926