JP2021038541A - 引戸 - Google Patents

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友美子 木谷
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友美子 木谷
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Abstract

【課題】安定した扉体の移動を実現しつつ、扉体の取付作業が容易な引戸を提供する。【解決手段】ガイド機構5は、扉体2と対向する壁部11に取り付けられ、扉体2と壁部11の間で扉体2をガイドする。扉体2は、背面部2Cに設けられて扉体2の開閉方向に沿って延びるレール20を有する。ガイド機構5は、レール20に接触した状態で、扉体2のレール20をガイドするローラ6を有する。レール20は、扉体2の背面部2Cから壁部11に向かって突出し、下側に向かって開放された凹状に形成された溝部22を有する。溝部22は、ローラ6に上方から載置されて、ローラ6と接触する。【選択図】 図5

Description

本発明は、開閉可能な扉体を備えた引戸に関する。
壁部の開口を開閉する引戸として、アウトセット引戸が用いられている。アウトセット引戸では、扉体は、壁部の開口の外側で壁部に沿って移動して、壁部の開口を開閉する。また、従来、壁に装着したガイド装置のローラにより、引戸(扉体)のレール部材をガイドする引戸装置(引戸)が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来の引戸装置では、引戸の上部の背面にレール部材を装着し、建物の開口と引戸収納部との間の上方の壁面にガイド装置のローラを配置する。また、ガイド装置のローラをレール部材のレール溝内に転動自在に嵌合し、ガイド装置のローラとレール部材により、引戸を安定して移動させる。ただし、引戸を引戸装置に取り付ける際には、引戸をガイド装置のローラの側方に位置させ、ガイド装置のローラを引戸の側方からレール溝内に差し込んでレール部材に装着する必要がある。そのため、引戸を引戸装置に容易に取り付けられず、引戸の取付作業に手間がかかる。
特許第3007619号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、安定した扉体の移動を実現しつつ、扉体の取付作業が容易な引戸を提供することである。
本発明は、壁部に沿って移動して、前記壁部の開口を開閉する扉体を備えた引戸であって、前記扉体と対向する前記壁部に取り付けられ、前記扉体と前記壁部の間で前記扉体をガイドするガイド機構を備え、前記扉体は、前記壁部側に位置する前記扉体の背面部に設けられて前記扉体の開閉方向に沿って延びるレールを有し、前記ガイド機構は、前記レールに接触した状態で、前記扉体の前記レールをガイドするローラを有し、前記レールは、前記扉体の背面部から前記壁部に向かって突出し、下側に向かって開放された凹状に形成された溝部を有し、前記溝部は、前記ローラに上方から載置されて、前記ローラと接触する引戸である。
本発明によれば、安定した扉体の移動を実現しつつ、扉体の取付作業が容易な引戸を提供することができる。
本実施形態の引戸の正面図である。 本実施形態の引戸の正面図である。 本実施形態の引戸を図1の矢印X1方向からみた平面図である。 本実施形態の引戸を図1のX3−X3線で切断した縦断面図である。 本実施形態の電動式ガイド機構とレールを示す図である。 本実施形態の電動式ガイド機構の正面図である。 本実施形態の電動式ガイド機構の平面図である。 本実施形態の引戸の正面図である。 本実施形態の引戸の正面図である。 本実施形態の手動式ガイド機構とレールを示す図である。 本実施形態の手動式ガイド機構の正面図である。 本実施形態の手動式ガイド機構の平面図である。
本発明の引戸の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の引戸は、建物に設けられる引戸装置であり、扉体により、建物の壁部の開口を開閉する。また、引戸は、アウトセット引戸であり、引戸の扉体は、電動又は手動で移動して開閉する。以下では、引戸が片引戸である場合を例にとり、本実施形態の引戸について説明する。
図1、図2は、本実施形態の引戸1の正面図であり、建物10に設置した引戸1を模式的に示すとともに、引戸1の内部構造の一部を鎖線で示している。また、図1は、壁部11の開口12を開放する引戸1を示し、図2は、壁部11の開口12を閉塞する引戸1を示している。図3は、本実施形態の引戸1を図1の矢印X1方向からみた平面図であり、図1のX2−X2線で切断した建物10の壁部11の横断面図も示している。図4は、本実施形態の引戸1を図1のX3−X3線で切断した縦断面図であり、図1のX4−X4線で切断した建物10の壁部11の縦断面図も示している。
図示のように、建物10に設置した引戸1を正面からみたときに(図1参照)、上下となる方向が上下方向であり、左右となる方向が左右方向である。図1では、上下方向は垂直方向であり、左右方向は水平方向である。このように、引戸1に関する方向は、引戸1を建物10に設置した状態での方向(上下方向、左右方向等)で特定する。
建物10の壁部11には、方形状の開口12が形成されている。開口12は、壁部11を貫通して、壁部11の両側の空間に向かって開放されている。引戸1は、壁部11の一方側の空間に配置されており、壁部11及び壁部11に近接する建物10の床面13に設けられている。また、引戸1は、壁部11に沿って配置されたパネル状の扉体2と、床面13に設けられた下レール3と、床面13に固定された2つのストッパー4と、扉体2をガイドするガイド機構5を備えている。
扉体2は、左右方向に移動可能な方形状のパネル体であり、壁部11に沿う状態で移動する。また、扉体2は、壁部11の開口12を開放する位置(開放位置P1)(図1参照)と壁部11の開口12を閉塞する位置(閉塞位置P2)(図2参照)とに壁部11に沿って移動して開閉する。扉体2は、開放位置P1と閉塞位置P2の間で開閉方向K(開方向、閉方向)に移動して、壁部11の開口12を開閉する。扉体2の開閉方向Kは、扉体2の開閉時(扉体2による開口12の開閉時)における扉体2に移動方向(ここでは、左右方向)である。
扉体2は、開放位置P1から壁部11に沿って閉塞位置P2まで移動して、閉塞位置P2に配置される。これにより、扉体2が閉じられて、扉体2により、壁部11の開口12が閉塞する。また、扉体2は、閉塞位置P2から壁部11に沿って開放位置P1まで移動して、開放位置P1に配置される。これにより、扉体2が開いて、扉体2により、壁部11の開口12が開放される。開放位置P1の扉体2の配置箇所と閉塞位置P2の扉体2の配置箇所は、開口12の側方に位置する壁部11の遮蔽部14において部分的に重複する。そのため、壁部11の遮蔽部14は、扉体2の開閉方向Kの位置に関わらず、扉体2(開放位置P1の扉体2、閉塞位置P2の扉体2、開閉方向Kに移動する扉体2)により常に遮蔽される。
下レール3は、床面13に取り付けられたレール部材であり、扉体2の下側に配置されて、扉体2の開閉方向Kに沿って延びる。扉体2の下部には、回転可能な戸車2Aが設けられている。戸車2Aは、下レール3に移動可能に載置されて、下レール3に沿って移動する。扉体2の下部及び扉体2は、床面13の下レール3により移動可能に支持されるとともに、下レール3により開閉方向Kにガイドされて移動する。2つのストッパー4は、下レール3の長手方向(左右方向)の両外側に配置され、開閉方向Kに移動する扉体2と当接して、扉体2を開放位置P1と閉塞位置P2とで停止させる。
ガイド機構5には、電動式ガイド機構と手動式ガイド機構の一方が任意に選択可能である。電動式ガイド機構は、扉体2を電動で移動(開閉)する場合に用いられるガイド機構5であり、手動式ガイド機構は、扉体2を手動で移動(開閉)する場合に用いられるガイド機構5である。ガイド機構5は、電動式ガイド機構と手動式ガイド機構から選択されて、扉体2と対向する壁部11に取り付けられ、扉体2と壁部11の間で、開閉方向Kに移動する扉体2をガイドする。電動式ガイド機構と手動式ガイド機構は、複数のビスにより、壁部11の同じ箇所に着脱可能に取り付けられるとともに、同様の取り付け方で、壁部11に交換可能に取り付けられる。
ガイド機構5は、壁部11の遮蔽部14に取り付けられており、開口12の側方で開口12よりも上側の位置に配置されている。ガイド機構5は、扉体2を正面からみたときに、扉体2により遮蔽される位置(遮蔽部14)に設けられて、扉体2の開閉方向Kの位置に関わらず、扉体2により常に遮蔽される。そのため、扉体2が開閉方向Kに移動するとき、扉体2が開放位置P1に配置されたとき、及び、扉体2が閉塞位置P2に配置されたときのいずれにおいても、ガイド機構5は、扉体2と壁部11の間に配置されて、扉体2により遮蔽される。
ガイド機構5は、回転可能なローラ6により、開放位置P1と閉塞位置P2とに移動する扉体2を開閉方向Kにガイドする。ガイド機構5が電動式ガイド機構であるときには、ローラ6は、扉体2のガイド機能と駆動機能を有するローラ(駆動ローラという)であり、ガイド機構5が手動式ガイド機構であるときには、ローラ6は、扉体2のガイド機能を有するローラ(ガイドローラという)である。扉体2は、ガイド機構5のローラ6により、開閉方向Kに移動可能に支持されて、開放位置P1と閉塞位置P2とにガイドされる。壁部11のガイド機構5(ローラ6)により、扉体2の上部が支持されて開閉方向Kにガイドされる。扉体2が移動するときには、ローラ6が軸線回りに回転する。
扉体2は、壁部11の反対側(正面側)に位置する正面部2Bと、壁部11側(背面側)に位置する背面部2Cと、背面部2Cに形成された段部2Dと、背面部2Cに設けられたレール20と、2つのストッパー2Eを有している。背面部2Cは、扉体2の壁部11側で、壁部11及び開口12と対向する。段部2D(図4参照)は、背面部2Cの上縁部に沿って凹状に形成され、扉体2の幅方向(左右方向)の全体にわたって設けられている。背面部2Cは、段部2Dの箇所で、正面部2Bに向かって窪んで段形状に形成されている。レール20は、背面部2Cの上縁部に沿って延びるレール部材であり、背面部2Cの段部2D及び段部2Dよりも下側の部分に配置されて、ビスにより、扉体2の背面部2Cに取り付けられている。
レール20は、扉体2の上端部よりも上側には配置されずに、扉体2の上端部よりも下側に配置されている。また、レール20は、扉体2を正面(正面部2B側)からみたときに、扉体2の上端部から露出しない位置に設けられて、扉体2の正面部2Bにより遮蔽される。レール20が壁部11の開口12よりも上側の位置に配置されて、レール20の全体が扉体2の背面部2Cと壁部11の間に位置している。レール20は、ガイド機構5の下方に位置する突片21(図4参照)を有している。突片21が扉体2の背面部2Cから壁部11に向かって突出して、モヘア2Fが突片21の先端部に取り付けられて壁部11に接触している。突片21とモヘア2Fにより、光が遮られて、扉体2と壁部11の間から光が漏れるのが防止されている。
レール20の長手方向(左右方向)の両端部には、L字状の取付具2G(図1、図2参照)がビスにより取り付けられている。2つのストッパー2Eは、例えば、制振ゴムであり、取付具2Gのそれぞれに固定されて、取付具2Gにより、扉体2に取り付けられている。扉体2が開閉方向Kに移動して開放位置P1と閉塞位置P2とで停止するときに、ストッパー2Eがガイド機構5に当接する。
レール20は、扉体2の幅方向の全体にわたって設けられて、扉体2の開閉方向K(移動方向)に沿って延びる。ガイド機構5のローラ6は、扉体2の背面部2Cの段部2D(図4参照)に配置されて、段部2Dでレール20に接触する。ガイド機構5は、ローラ6により、扉体2のレール20をガイドする。ローラ6は、扉体2のレール20に接触した状態で、レール20を扉体2の開閉方向Kにガイドする。図1〜図4に示すガイド機構5は、電力により作動する電動式ガイド機構5Aであり、扉体2の開閉時に扉体2を駆動する。電動式ガイド機構5Aは、操作機器(例えば、リモートコントローラ、壁部11に設けられた操作スイッチ)(図示せず)により操作されて、扉体2を開閉方向Kに移動する。
図5は、本実施形態の電動式ガイド機構5Aとレール20を示す図であり、図4の一部を拡大して示している。
図示のように、扉体2のレール20は、扉体2の開閉方向Kに沿って延びる溝部22を有している。レール20の溝部22は、下側に向かって開放された凹状に形成されたレール溝であり、扉体2の背面部2Cの段部2Dに配置されて、背面部2Cの上縁部に位置している。レール20の溝部22は、背面部2Cの段部2D内で、扉体2の背面部2Cから壁部11及びガイド機構5に向かって突出して配置されている。レール20の溝部22の下方には、ガイド機構5のローラ6が配置される空間が形成されている。ローラ6がレール20の壁部11側から溝部22の下側に配置されて、ローラ6の一部(軸線よりも上側の部分)が溝部22内に配置される。レール20の溝部22は、ローラ6に上方から載置されて、ローラ6と接触する。
レール20の溝部22は、溝部22の底部に位置する底面(溝底面23)と、下側に向かって開放された開口(溝開口24)と、互いに対向する一対の壁(溝壁25)を有している。溝底面23は、平面形状に形成されて、一対の溝壁25の間で扉体2の開閉方向Kに沿って延びる。溝開口24は、溝底面23の下側に位置しており、一対の溝壁25の間に形成されている。一対の溝壁25は、段形状に形成されており、溝底面23の両側の縁部から溝開口24に向かって下側に突出している。一対の溝壁25は、溝底面23と溝開口24の間の中間部で、溝部22の幅方向の外側に向かって屈曲している。一対の溝壁25の間隔及び溝部22の幅は、一対の溝壁25の中間部(屈曲部)で、溝部22の幅方向の外側に向かって広がり、溝底面23側よりも溝開口24側で広く形成されている。
図6は、本実施形態の電動式ガイド機構5Aの正面図であり、図5の矢印X5方向からみた電動式ガイド機構5Aを示している。図7は、本実施形態の電動式ガイド機構5Aの平面図であり、図6の矢印X6方向からみた電動式ガイド機構5Aを示している。
図5〜図7に示すように、ガイド機構5として電動式ガイド機構5Aが選択されたときには、壁部11(遮蔽部14)のレール20と対向する箇所に電動式ガイド機構5Aが取り付けられる。この場合には、ガイド機構5のローラ6は、電動式ガイド機構5Aの駆動ローラ6Aである。電動式ガイド機構5Aは、壁部11に固定される固定部材30と、扉体2を駆動する1つの駆動ローラ6Aと、駆動ローラ6Aを回転する電動モータ7と、駆動ローラ6Aを付勢する付勢機構40を有している。
複数のビスにより、固定部材30が壁部11に固定されて、電動式ガイド機構5Aが壁部11に取り付けられる。駆動ローラ6Aは、断面円形状の回転体であり、レール20に接触する環状の外周面60を有している。駆動ローラ6Aは、レール20の溝部22に配置されて、溝部22の内側で、レール20の溝部22(ここでは、溝部22の溝底面23)に接触する。駆動ローラ6Aが溝底面23の下側に配置されて、溝部22の溝底面23が上側から駆動ローラ6Aの外周面60と接触する。扉体2の開閉時に、溝底面23、溝部22、及び、レール20は、回転する駆動ローラ6Aによりガイドされる。
駆動ローラ6Aにより、電動式ガイド機構5Aは、扉体2のレール20(溝部22)を扉体2の開閉方向Kに移動可能に支持するとともに、レール20を介して、扉体2を移動可能に支持して、レール20及び扉体2を開閉方向Kにガイドする。駆動ローラ6Aは、電動モータ7の回転軸7Aに取り付けられて、電動モータ7により回転駆動される。電動モータ7は、電力により作動する駆動源(駆動モータ)であり、駆動ローラ6Aを周方向の一方側と他方側のそれぞれに回転する。駆動ローラ6Aは、レール20の溝部22に接触した状態で、電動モータ7により回転して、回転動力をレール20の溝部22に伝達する。駆動ローラ6Aにより、レール20は、扉体2とともに扉体2の開閉方向Kに移動する。
扉体2の開閉時に、駆動ローラ6Aは、レール20の溝部22をガイドしつつ、扉体2の開閉方向Kの一方側(開方向)と他方側(閉方向)のそれぞれにレール20及び扉体2を移動する。電動式ガイド機構5Aは、駆動ローラ6Aにより、扉体2をガイドしつつ、電動で扉体2を移動する。扉体2は、開放位置P1と閉塞位置P2とに開閉方向Kに移動して、開放位置P1と閉塞位置P2とに配置される。
付勢機構40は、電動モータ7を保持する保持部材41と、保持部材41及び駆動ローラ6Aを付勢する付勢部材42を有している。電動モータ7は、保持部材41に取り付けられて、保持部材41と一体に上下方向に移動する。固定部材30は、保持部材41の左右方向の両側に位置する2つの板状の支持部31と、保持部材41の下側に位置する板状のブラケット32を有している。支持部31には、上下方向に延びる長孔33が形成され、ブラケット32には、挿通孔34が形成されている。保持部材41は、2つの支持部31の間で支持部31のそれぞれに沿って配置される2つの板状の連結部43と、連結部43のそれぞれから支持部31に向かって突出する連結ピン44と、下側に突出する円柱状のガイド部材45を有している。
保持部材41の連結ピン44は、支持部31の長孔33を挿通した状態で、長孔33内で上下方向に移動する。保持部材41の連結部43は、連結ピン44により固定部材30の支持部31に連結され、保持部材41は、固定部材30の2つの支持部31の間で、支持部31により上下方向に移動可能に支持される。保持部材41のガイド部材45は、ブラケット32の挿通孔34を挿通した状態で、保持部材41と一体に上下方向に移動して、保持部材41を上下方向にガイドする。付勢部材42は、弾性部材(ここでは、バネ(圧縮コイルバネ))であり、ガイド部材45の周りに配置される。
付勢部材42は、保持部材41とブラケット32に挟まれて、保持部材41とブラケット32の間で圧縮される。付勢部材42により、保持部材41、電動モータ7、及び、駆動ローラ6Aが上方に向かって付勢される。付勢機構40は、付勢部材42の付勢力(ここでは、バネの復元力)により、駆動ローラ6Aを扉体2のレール20の溝部22に向かって付勢して、駆動ローラ6Aをレール20の溝部22に押し付ける。これにより、駆動ローラ6Aが溝部22の溝底面23に向かって付勢されて、駆動ローラ6Aの外周面60が溝部22の溝底面23に押し付けられる。電動式ガイド機構5Aは、駆動ローラ6Aをレール20の溝部22に押し付けた状態で、電動モータ7により駆動ローラ6Aを回転して、駆動ローラ6Aによりレール20及び扉体2を移動する。
図8、図9は、本実施形態の引戸1の正面図であり、図1、図2と同様に、建物10に設置した引戸1を示している。また、図8は、壁部11の開口12を開放する引戸1を示し、図9は、壁部11の開口12を閉塞する引戸1を示している。
図示のように、ガイド機構5として手動式ガイド機構5Bが選択されたときには、手動式ガイド機構5Bが電動式ガイド機構5Aと同様に壁部11に取り付けられる。この場合には、ガイド機構5のローラ6は、手動式ガイド機構5Bのガイドローラ6Bである。扉体2とレール20は、ガイドローラ6Bによりガイドされつつ、開閉方向Kに移動する。
ガイド機構5が手動式ガイド機構5Bであるときには、2つの開閉制御装置8が扉体2のレール20に取り付けられ、作動部材8Aが手動式ガイド機構5Bに取り付けられる。開閉制御装置8は、例えば、ソフトクローズ装置であり、扉体2の開閉を制御する。作動部材8Aは、開閉制御装置8を作動させるトリガーである。扉体2の開閉時に、作動部材8Aが開閉制御装置8に接触して、開閉制御装置8が作動する。開閉制御装置8は、扉体2を減速して、扉体2を開放位置P1と閉塞位置P2のそれぞれまで移動する。
図10は、本実施形態の手動式ガイド機構5Bとレール20を示す図であり、図5と同様に、扉体2と壁部11の一部を示している。
図示のように、レール20の溝部22は、手動式ガイド機構5Bのガイドローラ6Bを受けるローラ受け部26を有している。ローラ受け部26は、溝壁25に形成された段部であり、上下方向に対して傾斜した平面形状に形成されて、斜め下側に向かって傾斜している。ローラ受け部26は、一対の溝壁25に設けられて、扉体2の開閉方向Kに沿って延び、一対の溝壁25の間に位置するガイドローラ6Bと接触する。
図11は、本実施形態の手動式ガイド機構5Bの正面図であり、図10の矢印X7方向からみた手動式ガイド機構5Bを示している。図12は、本実施形態の手動式ガイド機構5Bの平面図であり、図11の矢印X8方向からみた手動式ガイド機構5Bを示している。
図10〜図12に示すように、手動式ガイド機構5Bは、壁部11に固定される固定部材50と、扉体2をガイドする1つのガイドローラ6Bと、ガイドローラ6Bを付勢する付勢機構70を有している。複数のビスにより、固定部材50が壁部11に固定されて、手動式ガイド機構5Bが壁部11に取り付けられる。
ガイドローラ6Bは、断面円形状の回転体であり、環状の外周面61と、ガイドローラ6Bの幅方向(軸線方向)の両側に位置する側面部62と、レール20に接触する2つの環状の接触部63を有している。ガイドローラ6Bは、レール20の溝部22に配置されて、溝部22の内側で、レール20の溝部22(ここでは、溝部22のローラ受け部26)に接触する。ガイドローラ6Bが溝底面23の下側に配置されて、一対の溝壁25の間で、ガイドローラ6Bの接触部63が一対の溝壁25のローラ受け部26のそれぞれに下側から接触する。ローラ受け部26は、ガイドローラ6Bの接触部63を受ける。扉体2の開閉時に、ローラ受け部26、溝部22、及び、レール20は、回転するガイドローラ6Bによりガイドされる。
ガイドローラ6Bの接触部63は、ガイドローラ6Bの両側の側面部62に形成された張り出し部であり、ガイドローラ6Bの幅方向の外側に向かって張り出す。2つの接触部63は、それぞれ接触するローラ受け部26の傾斜に対応して、上下方向に対して傾斜しており、外周面61よりもガイドローラ6Bの幅方向の両外側に位置している。接触部63の直径は、外周面61の直径よりも小さい。ガイドローラ6Bの外周面61は、溝部22の溝底面23との間に隙間を開けた状態で溝底面23と対向しており、レール20の溝部22と接触しない。ガイドローラ6Bは、接触部63でのみレール20の溝部22に接触する。
ガイドローラ6Bにより、手動式ガイド機構5Bは、扉体2のレール20(溝部22)を扉体2の開閉方向Kに移動可能に支持するとともに、レール20を介して、扉体2を移動可能に支持して、レール20及び扉体2を開閉方向Kにガイドする。ガイドローラ6Bは、レール20の溝部22から受ける力で回転する従動ローラであり、レール20の溝部22に接触した状態で、手動で移動(開閉)する扉体2のレール20をガイドする。扉体2の開閉時に、ガイドローラ6Bは、扉体2の開閉方向Kの一方側(開方向)と他方側(閉方向)のそれぞれに移動するレール20の溝部22及び扉体2をガイドする。
付勢機構70は、ガイドローラ6Bを回転可能に保持する保持部材71と、保持部材71及びガイドローラ6Bを付勢する付勢部材72を有している。固定部材50は、壁部11に沿って配置される板状の支持部51と、支持部51から保持部材71に向かって突出する連結ピン52と、保持部材71の上下方向の両側に位置する2つの板状のブラケット53、54と、円柱状のガイド部材55を有している。ガイド部材55は、保持部材71に形成された挿通孔73を挿通した状態で、ブラケット53、54に取り付けられて、ブラケット53、54の間で上下方向に沿って延びる。
保持部材71は、固定部材50の支持部51に沿って配置される板状の連結部74と、レール20の溝部22の下側に配置される板状の保持壁75と、保持壁75に取り付けられた軸部材76を有している。ガイドローラ6Bは、軸部材76に回転可能に取り付けられて、保持部材71と一体に上下方向に移動する。連結部74には、上下方向に延びる長孔77が形成されている。固定部材50の連結ピン52は、連結部74の長孔77を挿通した状態で、長孔77内で上下方向に移動する。
保持部材71の連結部74は、連結ピン52により固定部材50の支持部51に連結される。保持部材71は、固定部材50の支持部51により上下方向に移動可能に支持されて、ガイド部材55により上下方向にガイドされる。付勢部材72は、弾性部材(ここでは、バネ(圧縮コイルバネ))であり、ガイド部材55の周りに配置される。付勢部材72は、保持部材71と下側のブラケット54に挟まれて、保持部材71と下側のブラケット54の間で圧縮される。
付勢部材72により、保持部材71とガイドローラ6Bが上方に向かって付勢される。付勢機構70は、付勢部材72の付勢力(ここでは、バネの復元力)により、ガイドローラ6Bを扉体2のレール20の溝部22に向かって付勢して、ガイドローラ6Bをレール20の溝部22に押し付ける。これにより、ガイドローラ6Bが溝部22のローラ受け部26に向かって付勢されて、ガイドローラ6Bの接触部63が溝部22のローラ受け部26に押し付けられる。手動式ガイド機構5Bは、ガイドローラ6Bをレール20の溝部22に押し付けた状態で、レール20及び扉体2をガイドする。
扉体2のレール20の溝部22は、電動式ガイド機構5Aの駆動ローラ6A(図5参照)と手動式ガイド機構5Bのガイドローラ6B(図10参照)のそれぞれに上方から載置されて、駆動ローラ6Aとガイドローラ6Bのそれぞれに接触する。駆動ローラ6Aとガイドローラ6Bは、互いに異なる形状に形成され、レール20の溝部22の互いに異なる箇所に接触するとともに、互いに異なる接触面積でレール20の溝部22と接触する。ガイドローラ6Bの接触部63の幅は、駆動ローラ6Aの外周面60の幅よりも狭く、ガイドローラ6Bのレール20の溝部22と接触する面(接触面)は、駆動ローラ6Aのレール20の溝部22と接触する面(接触面)よりも小さい。そのため、ガイドローラ6Bのレール20の溝部22との接触面積は、駆動ローラ6Aのレール20の溝部22との接触面積よりも小さい。
ガイドローラ6Bのレール20の溝部22との接触面は、2つの接触部63の溝部22(ローラ受け部26)との接触面であり、ガイドローラ6Bのレール20の溝部22との接触面積は、2つの接触部63のそれぞれの溝部22(ローラ受け部26)との接触面積を合計した面積である。駆動ローラ6Aのレール20の溝部22との接触面は、外周面60の溝部22(溝底面23)との接触面であり、駆動ローラ6Aのレール20の溝部22との接触面積は、外周面60の溝部22(溝底面23)との接触面積である。ガイドローラ6Bの接触部63のローラ受け部26との接触面積は、2つの接触部63のそれぞれのローラ受け部26との接触面積を合計した面積であり、駆動ローラ6Aの外周面60の溝底面23との接触面積よりも小さい。
以上説明した引戸1では、レール20の溝部22をローラ6(駆動ローラ6A、ガイドローラ6B)に上方から載置することで、ローラ6をレール20に確実に接触させて、扉体2を引戸1に容易に取り付けることができる。また、ローラ6により、レール20を安定して支持して、レール20のガイドを円滑に行うことができる。ローラ6によるレール20のガイドにより、扉体2を開閉方向Kに安定して移動することもできる。従って、安定した扉体2の移動を実現しつつ、扉体2の取付作業が容易な引戸1を提供することができる。レール20により、ローラ6の露出を防止できるとともに、ローラ6に付着物(例えば、埃)が付着するのを抑制することもできる。
建物10に上枠を設けずに、扉体2の開閉を行うことができる。また、扉体2を正面からみたときに、レール20とガイド機構5が扉体2から露出するのを抑制して、引戸1の外観及び意匠性を向上することができる。ガイド機構5を電動式ガイド機構5Aと手動式ガイド機構5Bとに簡単に変更(、又は、交換)することができる。扉体2のレール20を交換することなく、電動式ガイド機構5Aの駆動ローラ6Aと手動式ガイド機構5Bのガイドローラ6Bのそれぞれにより、レール20をガイドすることができる。
ガイドローラ6Bのレール20の溝部22との接触面積は、駆動ローラ6Aのレール20の溝部22との接触面積よりも小さい。これにより、各ローラ6A、6Bとレール20の溝部22との摩擦力を、各ローラ6A、6Bに適した大きさにすることができる。また、ガイドローラ6Bとレール20の溝部22との摩擦力を小さくできるため、扉体2を手動で開閉するときのガイドローラ6Bの転がり抵抗を低減して、扉体2を容易に移動することができる。駆動ローラ6Aのレール20の溝部22との接触面積がガイドローラ6Bのレール20の溝部22との接触面積よりも大きいため、駆動ローラ6Aとレール20の溝部22との摩擦力を大きくすることができる。そのため、回転する駆動ローラ6Aによりレール20及び扉体2を円滑に移動することができる。
従って、電動で扉体2が移動する電動式引戸と手動で扉体2が移動する手動式引戸とに簡単に変更可能な引戸1を提供することができる。また、1つのレール20により、電動式引戸と手動式引戸に対応して、扉体2をガイドすることができる。引戸1の施工時の作業負担を軽減して、引戸1を建物10に容易に設置することもできる。引戸1の設置後に、ガイド機構5を電動式ガイド機構5Aと手動式ガイド機構5Bの一方から他方に交換することで、引戸1を電動式引戸と手動式引戸の一方から他方に簡単に変更することができる。既存の戸をリフォームするときに、既存の枠体を残したままで、引戸1を設置することができ、戸のリフォームを容易に行うことができる。
駆動ローラ6Aの外周面60がレール20の溝部22の溝底面23に接触し、ガイドローラ6Bの接触部63がレール20の溝部22のローラ受け部26に接触する。そのため、1つのレール20により、駆動ローラ6Aとガイドローラ6Bのそれぞれに対応して、駆動ローラ6Aとガイドローラ6Bのそれぞれにより、扉体2のレール20をガイドすることができる。また、ガイドローラ6Bの接触部63のローラ受け部26との接触面積は、駆動ローラ6Aの外周面60の溝底面23との接触面積よりも小さい。これにより、各ローラ6A、6Bとレール20の溝部22との摩擦力を、各ローラ6A、6Bに適した大きさにすることができる。ガイドローラ6Bとレール20の溝部22との摩擦力を小さくできるため、扉体2を手動で開閉するときのガイドローラ6Bの転がり抵抗を低減して、扉体2を容易に移動することができる。
電動式ガイド機構5Aの付勢機構40により、駆動ローラ6Aをレール20の溝部22に押し付けており、駆動ローラ6Aをレール20の溝部22に確実に接触させることができる。また、駆動ローラ6Aとレール20の溝部22との摩擦力をより大きくして、駆動ローラ6Aによりレール20を安定して移動することができる。手動式ガイド機構5Bの付勢機構70により、ガイドローラ6Bをレール20の溝部22に押し付けており、ガイドローラ6Bをレール20の溝部22に確実に接触させて、ガイドローラ6Bによりレール20を安定してガイドすることができる。
以上、片引戸を例にとり、本実施形態の引戸1について説明したが、本発明は、片引戸に限定されず、壁部に沿って移動する扉体を備えた他の引戸(例えば、引き分け戸)に適用することができる。また、レール20は、扉体2の背面部2Cにおいて、上縁部に沿って設けてもよく、上縁部から下側に離隔した箇所に設けてもよい。
以上のとおり、引戸は、壁部に沿って移動して、前記壁部の開口を開閉する扉体を備えた引戸であって、
前記扉体と対向する前記壁部に取り付けられ、前記扉体と前記壁部の間で前記扉体をガイドするガイド機構を備え、
前記扉体は、前記壁部側に位置する前記扉体の背面部に設けられて前記扉体の開閉方向に沿って延びるレールを有し、
前記ガイド機構は、前記レールに接触した状態で、前記扉体の前記レールをガイドするローラを有し、
前記レールは、前記扉体の背面部から前記壁部に向かって突出し、下側に向かって開放された凹状に形成された溝部を有し、
前記溝部は、前記ローラに上方から載置されて、前記ローラと接触する引戸である。
レールの溝部をローラに上方から載置することで、扉体を引戸に容易に取り付けることができる。また、ローラによりレールをガイドすることで、扉体を開閉方向に安定して移動することができる。従って、安定した扉体の移動を実現しつつ、扉体の取付作業が容易な引戸を提供することができる。
前記ガイド機構は、電動式ガイド機構と手動式ガイド機構から選択され、
前記電動式ガイド機構は、前記溝部に接触した状態で回転して前記レールを前記扉体の開閉方向に移動する前記ローラと、当該ローラを回転する電動モータと、を有し、
前記手動式ガイド機構は、前記溝部に接触した状態で、手動で移動する前記扉体の前記レールをガイドする前記ローラを有し、
前記電動式ガイド機構のローラと前記手動式ガイド機構のローラは、互いに異なる形状に形成され、
前記手動式ガイド機構のローラの前記溝部との接触面積は、前記電動式ガイド機構のローラの前記溝部との接触面積よりも小さい。
従って、電動で扉体が移動する電動式引戸と手動で扉体が移動する手動式引戸とに簡単に変更可能な引戸を提供することができる。また、1つのレールにより、電動式引戸と手動式引戸に対応して、扉体をガイドすることができる。
ローラとレールの溝部との摩擦力を、電動式ガイド機構と手動式ガイド機構のそれぞれのローラに適した大きさにすることができる。また、扉体を手動で開閉するときのローラの転がり抵抗を低減して、扉体を容易に移動することができる。
前記溝部は、前記電動式ガイド機構のローラの外周面と接触する溝底面と、互いに対向する一対の溝壁に設けられて前記手動式ガイド機構のローラを受けるローラ受け部と、を有し、
前記手動式ガイド機構のローラは、前記ローラ受け部と接触する環状の接触部を有し、
前記接触部の前記ローラ受け部との接触面積は、前記外周面の前記溝底面との接触面積よりも小さい。
ローラとレールの溝部との摩擦力を、電動式ガイド機構と手動式ガイド機構のそれぞれのローラに適した大きさにすることができる。また、扉体を手動で開閉するときのローラの転がり抵抗を低減して、扉体を容易に移動することができる。
前記電動式ガイド機構は、前記電動式ガイド機構のローラを前記溝部に向かって付勢して、前記電動式ガイド機構のローラを前記溝部に押し付ける付勢機構を有する。
電動式ガイド機構のローラをレールの溝部に押し付けることで、電動式ガイド機構のローラをレールの溝部に確実に接触させることができる。また、電動式ガイド機構のローラとレールの溝部との摩擦力をより大きくして、電動式ガイド機構のローラによりレールを安定して移動することができる。
前記手動式ガイド機構は、前記手動式ガイド機構のローラを前記溝部に向かって付勢して、前記手動式ガイド機構のローラを前記溝部に押し付ける付勢機構を有する。
手動式ガイド機構のローラをレールの溝部に押し付けることで、手動式ガイド機構のローラをレールの溝部に確実に接触させて、手動式ガイド機構のローラによりレールを安定してガイドすることができる。
1・・・引戸、2・・・扉体、2A・・・戸車、2B・・・正面部、2C・・・背面部、2D・・・段部、2E・・・ストッパー、2F・・・モヘア、2G・・・取付具、3・・・下レール、4・・・ストッパー、5・・・ガイド機構、5A・・・電動式ガイド機構、5B・・・手動式ガイド機構、6・・・ローラ、6A・・・駆動ローラ、6B・・・ガイドローラ、7・・・電動モータ、7A・・・回転軸、8・・・開閉制御装置、8A・・・作動部材、10・・・建物、11・・・壁部、12・・・開口、13・・・床面、14・・・遮蔽部、20・・・レール、21・・・突片、22・・・溝部、23・・・溝底面、24・・・溝開口、25・・・溝壁、26・・・ローラ受け部、30・・・固定部材、31・・・支持部、32・・・ブラケット、33・・・長孔、34・・・挿通孔、40・・・付勢機構、41・・・保持部材、42・・・付勢部材、43・・・連結部、44・・・連結ピン、45・・・ガイド部材、50・・・固定部材、51・・・支持部、52・・・連結ピン、53・・・ブラケット、54・・・ブラケット、55・・・ガイド部材、60・・・外周面、61・・・外周面、62・・・側面部、63・・・接触部、70・・・付勢機構、71・・・保持部材、72・・・付勢部材、73・・・挿通孔、74・・・連結部、75・・・保持壁、76・・・軸部材、77・・・長孔、K・・・開閉方向、P1・・・開放位置、P2・・・閉塞位置。

Claims (5)

  1. 壁部に沿って移動して、前記壁部の開口を開閉する扉体を備えた引戸であって、
    前記扉体と対向する前記壁部に取り付けられ、前記扉体と前記壁部の間で前記扉体をガイドするガイド機構を備え、
    前記扉体は、前記壁部側に位置する前記扉体の背面部に設けられて前記扉体の開閉方向に沿って延びるレールを有し、
    前記ガイド機構は、前記レールに接触した状態で、前記扉体の前記レールをガイドするローラを有し、
    前記レールは、前記扉体の背面部から前記壁部に向かって突出し、下側に向かって開放された凹状に形成された溝部を有し、
    前記溝部は、前記ローラに上方から載置されて、前記ローラと接触する引戸。
  2. 請求項1に記載された引戸において、
    前記ガイド機構は、電動式ガイド機構と手動式ガイド機構から選択され、
    前記電動式ガイド機構は、前記溝部に接触した状態で回転して前記レールを前記扉体の開閉方向に移動する前記ローラと、当該ローラを回転する電動モータと、を有し、
    前記手動式ガイド機構は、前記溝部に接触した状態で、手動で移動する前記扉体の前記レールをガイドする前記ローラを有し、
    前記電動式ガイド機構のローラと前記手動式ガイド機構のローラは、互いに異なる形状に形成され、
    前記手動式ガイド機構のローラの前記溝部との接触面積は、前記電動式ガイド機構のローラの前記溝部との接触面積よりも小さい引戸。
  3. 請求項2に記載された引戸において、
    前記溝部は、前記電動式ガイド機構のローラの外周面と接触する溝底面と、互いに対向する一対の溝壁に設けられて前記手動式ガイド機構のローラを受けるローラ受け部と、を有し、
    前記手動式ガイド機構のローラは、前記ローラ受け部と接触する環状の接触部を有し、
    前記接触部の前記ローラ受け部との接触面積は、前記外周面の前記溝底面との接触面積よりも小さい引戸。
  4. 請求項2又は3に記載された引戸において、
    前記電動式ガイド機構は、前記電動式ガイド機構のローラを前記溝部に向かって付勢して、前記電動式ガイド機構のローラを前記溝部に押し付ける付勢機構を有する引戸。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載された引戸において、
    前記手動式ガイド機構は、前記手動式ガイド機構のローラを前記溝部に向かって付勢して、前記手動式ガイド機構のローラを前記溝部に押し付ける付勢機構を有する引戸。
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