JP2021037266A - カバー及びベルト付カバー - Google Patents
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
Description
・特願2002−570219
定期券+カバー+改札口での検索で、下記の2件表示された。
・実開平06−036415・実開平05−091425
診察券+カバーでの検索での検索で、9件表示された。
・汚したくない、折り曲げの傷を入れたくない、雨に濡らしたくない投函用郵便物や、プレゼント用の写真を入れるカバーはなかった。
・指先に力が入らず、定期券を落とすことがあった。
・改札口でかざして通過する時、定期券を持つ手には微妙な動かし方が必要だった。
・荷物を持ちながら乗り換えの度に定期券を取り出し、しまうのは面倒だった。
・紐でカバン等に取り付けておき、改札口を通過する度に、定期券の在り処を確認して、取り出さなければならなかった。
・定期券を忘れていることを駅まで気づかないことが有った。
・病院では診察券や保険証を数度、提出する度に、バッグから出し入れ直しをしていた。
・認識用のカードを首から吊るして使っていた。
・名刺、会員証類は必ずしも硬く丈夫なものばかりではなく、汚れにくく保護出来るカバーが必要だった。
ロ) 弱い材質のカードの保護をすることが出来るようになった。
ハ) 力が入らなくても定期券を落とすことがなくなった。
ニ) 改札口を通過するたびに、定期の在り処を確認しなくてもよくなった。
ホ) タッチしやすい持ち方ができるようになった。
ヘ) 車椅子の下方から手を伸ばしても、落とさずにタッチしやすくなった。
ト) 透明材以外も選べ、行先や日付が他人に見えなくなった。
チ) 宅配便では、料金引き換えの場合、代金が外から確かめられる状態なので本願内に入れたままで代金を支払い、そのまま渡すことが可能になった。
リ) 病院内での診察券類の出し入れがし易くなった。
ヌ) 首から吊るさなくてもよく、煩わしくなくなった。
袋体(1)は主面部(2)と従面部(3)で成り、開口辺(5)と底辺部(6)と側辺部(7)を有し、従面部に差し込み片(4)が延長する。他に、主面部にベルトストッパー(17)が延長する形態と差し込み片とベルトストッパーのミックスする形態がある。
主面部にベルトストッパーが直に繋がり、使用時にベルトストッパーから手の動き等が直に伝動するため、主面部を基盤箇所と称する。ベルトストッパーとは、ベルト状であって、開口辺の挿入口から挿入物がずり出るのをくい止める機能を有する意味である。従面部の延長部分は袋体の内空へ、主面部の延長部分は袋体と腕や手を包むので、それぞれの長さが必然的に異なってくる。あるいは挿入物によって装着の仕方によって、特に従面部側の開口辺位置は移動し、主、従面部の長さは互いに無関係ともいえる。主、従面部の開口辺側の端部辺りの側辺部の接合は出来ない。
かん
ここでは袋体(1)を形成する主面部(2)と従面部(3)の二面部を類似の長方形とする。開口辺(5)を袋体の短径側に底辺部(6)に平行に設ける。曲げることで弾力を生じるクリアファイル類の材料を使用する。透明材の折り曲げで生じる弾力が、内向きの差し込み片で成る蓋部としては好都合である。挿入物(14)の大きさによって、袋体の内部空間の大きさが決まる。3a以外は縫い代類(10)について削除した作図とする。
図1は開口辺を右側に置いた正面図で、aは主面部を手前側に置き、後ろ側に従面部を置く。従面部から延長方向に差し込み片(4)を設ける。差し込み片を、開口辺位置で折り曲げ挿入して蓋替わりをする時、開口辺から物が滑り出ず、開閉の邪魔にならない範囲の大きさにする。例として弦と弧で囲まれた形状や台形に類似するものが適するが、形状は選択の範囲にある。ここでは台形状に類似し、差し込み片先端箇所を直線状にその両端の二辺をカーブ状にする。また主面部の開口辺位置を直線状にする。差し込み片の折り曲げ箇所が開口辺となり、主面部端部との間が挿入口(9)となる。
bは差し込み片を挿入口から挿入した正面図である。左端が底辺部である。幅を示す上、下のラインが側辺部(7)である。
cは開口辺側からの正面図である。右端ラインが従面部であり、差し込み片の折り目(8)の外側にある。挿入口は差し込み片の根元付近に表れる。
図2は分解図の一例で、左右向きの長い帯体シート状である。主面部と従面部の区分けラインが底辺部を形成し、差し込み片は従面部の延長上にある。差し込み片内にコの字状の切り欠き(27)を設ける場合もある。
aは側辺部(7)での接合箇所に縫い代類(10)の場所があり、側辺部の開口辺(5)側に接合しない分離部(11)を有する場合である。挿入し易く開口し易く折り曲げ易くするための工夫である。次にこの図では差し込み片(4)の先端ラインの中心を少し凹ませている。差し込んだ差し込み片の面を主面部(2)側に近づけるために山折りの折り目(8)を設ける。差し込み片の折り目付近をカーブ状にする補助線(13)の折り込み角の完成角度は鈍角である。その他、挿入物(14)が滑り出ないように差し込み片先端を外向きに折り曲げたり、主面部の中側に摩擦が生じるようなボッチを数個設けたり、蓋機能の動きを妨げない折り方やカーブの持たせ方を工夫し、付属部を設けるなどを行う。少なくとも従面部の端部位置は確定出来ない。
bは使い方を示し、図1bの状態に、はがきや封書、写真、チケット、クーポン券、紙幣等の挿入物を差し込む。差し込み片を挿入した後から、挿入物を挿入した使用図である。取り出す時は、差し込み片を抑えて挿入口から挿入物を取り出すか、差し込み片を先に引き出して挿入物を取り出すかを挿入物に合わせて選択する。内部空間の底辺部から開口辺に直交する幅アは挿入物の幅イに差し込み片の開口辺に直交する幅ウを加えた幅以上の幅が必要となる(ア>イ+ウ)。
cは開口辺に突状箇所(12)を設けた場合の端面図である(斜線削除)。この例では主面部(2)では内側、従面部では外側を凸状にしているが、その他、挿入口(9)位置で突状箇所の凸部を対等に設けることも可能である。挿入口は主、従面部の二か所の突状箇所の間にある。
従面部に補強箇所(15)を設ける。補強箇所に斜線を記した。より張りが生じストッパーとしてより機能する。従面部の端部ラインを凸状ラインに、主面部の端部ラインを直線か凹状ラインにする組み合わせもある。袋体の内側に滑り止めを施してもよい。コの字状の切り欠き(27)は選択範囲であるが、差し込み片を開ける時にはつまみになり、閉じる時、ストッパーになる。
主に、差し込み片を主、従面部の間に差し込んでセットした後に挿入物(14)を挿入する。
側辺と側面、底辺と底面のそれぞれを同義語とする。使う状態で、挿入物によって線状から面状に形状が変わることがあるためである。挿入物としては主に扁平な物を対象とし、保護保存することを優先する。
差し込み片(4)とベルトストッパーは袋体と同じシート材のままか、開口辺(5)の近く等で他具の介在によって別のシート材を接合する。一部を透明材にして、別生地を繋いでもよい。季節によりシートの材質を選ぶ。夏向きとしては麻、綿、メッシュのシートが良い。挿入物(14)を定期券で説明する。長径側に開口辺を有する例で、ベルトストッパー形状により、帯型(28)と二股型(19)とリング型(29)の違いが出来る。ベルトストッパーは伸縮性のある生地やゴム製にする方がより楽に装着位置を移動できる。リング型にはゴム材が適する。帯状と二股状はどちらでもよい。接合材として面ファスナーのような接合材の方が望ましい。
図4は主面部(2)から同じ生地のそのままのベルトストッパーを延長する形態である。
aは主面部側からの斜視図で、主面部上の接合材(16)が表れ、bは従面部(3)からの斜視図で、ベルトストッパー側の接合材が表れる。
図5aは、定期券を挿入した後から、差し込み片を挿入した透明図で、差し込み片の折り曲げ箇所が開口辺や挿入口(9)となる。bはベルトストッパーで挿入口を塞ぎながら巻いて、主面部上の接合材で留め合わせようとしている、cは差し込み片を折り込まないでそのまま腕に添わせて、接合材を留め合わせようとしている。この場合、差し込み片の長さは比較的長くてもよい。
図6で第二形態の帯型の使い方を説明する。定期券を手首等に装着して、改札口でタッチする時の状態で、手首や手に巻いて主面部上で接合材同士を重ね合わせて留める。
aは定期券(14)を挿入した袋体(1)を手の甲側に装着、bはaの場合の掌側の手首の状態である。仮にキャラクター箇所(18)を設ける場合の、使用する時に邪魔にならない位置に網目状で示した。cは掌側に袋体をずらした状態である。改札口でのかざす場所が現在は右側なので、右の方で掌側に装着するのが一番スムーズな動きになる。接合材(16)の幅を増やして設けたり、緩めに装着する等の工夫で掌への移動をし易くする。
主に、挿入物を挿入してから、差し込み片を差し込んで使用する。
aは開口辺(5)を右側にした主面部(2)側からの正面図で、主面部上にベルトストッパー(17)との固定箇所(25)があり、その間に接合材(16)を有する。固定箇所は主面部の底辺部から開口辺近くまでである。
bで二股型の使い方を説明する。
二股の間に親指を通す使い方をした時の、掌側の状態を示した斜視図である。二股の間に親指を挿入して、帯型の場合と同様に装着する。cは接合材の位置を変えて、長い方を人差し指にかけて装着する場合である。b、c共に指にも通すので固定がより完全になる。
図8でリング型(29)を説明する。挿入空間ないしは腕や手等(21)の位置を示す端面図である。
袋体より独立したベルトストッパーについては、帯状のままの場合と、先にシンプルなリング状に成型されている場合と、一枚状で成型して両端箇所が重複する場合がある。帯状のままの場合は主面部位置に主面部とベルトストッパーの先端付近と端部付近を重ね、接触している主面部とベルトストッパーの先端付近と端部付近の三か所を縫合箇所(20)として接合固定する。シンプルなリング状の場合は、リングの任意の箇所を主面部に接合固定する。一部重複している場合は、ベルトストッパーの端部のラインと主面部の開口辺のラインを合わせて、主面部に接触させて接合固定する。現実的には前述同様に三か所を接合固定する。
aは腕への装着前、bは腕に装着した、cはbの接合箇所の拡大図である。
三型ともに装着の仕方について定期券(14)を包む袋体(1)は腕の外側でも、腕周りを廻しても、特に掌の手首寄りや手の甲側に置き換えることも可能であり、左手でも右手でも構わない。通常は用を足してから装着するが、途中、手洗いの必要が起これば、上腕側に移動して行う。細い腕の子供が使用する場合は上腕側に装着し、成長につれて手首側に変えて装着する。一か月に一度あるかどうかの定期券の交換やチャージの際には、ゴム仕様ならば差し込み片(4)を引き出し定期券を引き出して行う。図5cの差し込み片を折り曲げず添わせて腕にはめるときは、主、従面部(2、3)の間にそのまま定期券を挿入する。
aは第三面部(30)を重ねることによって、片方の側辺部の開口状態が接合することなく閉じられ、第二開口辺(22)が生じる形態である。AB=DC、AD=BCの長方形ABCDを袋体(1)とする。下辺BCの延長上にBC=CGなる点Gを求め、直線DGか直線DGから外側へ凸状ラインを描き三面部とする。次に直線ADより上方側に、ADを直径か弦とするAHDのラインを描き、これを差し込み片(4)とし、多角形ABGDHのシートとする。DCで折り曲げて、袋体の底辺と第三面部の底辺CGを接合し、底辺部(6)を設ける。
AHDのラインは必ずしも頂点を中点位置に設けるのではなく、ずれた位置にする方が扱い易くなる場合がある。ADの方は低点がずれた位置にある凹状ラインとなる。また端部ラインを透明で二本のずれた曲線にして彩色すれば、挿入箇所が明確になり、デザイン的にもインパクトを有するものになる。
bは主面部(2)を側辺部(7)の中央辺りまで有した場合で、ベルトストッパー(17)を設ける場合はこの中央辺りの位置に繋ぐことになる。現実的には主面部に繋ぐ。
cは第一形態の底面部に穴や切り込み(23)を設けた形態である。使用対象例は鍵類(24)で、鍵の手元側を差し込み片で挟み、鍵先を穴から突き出してセットする。硬めの材質がよく、左、右の幅が広くなって持ち易く扱い易くなる。図3cとは異なりどちらかをかぶせた構造にも出来、これは鍵を押し付ける時により強いストッパー力になる。底辺部にバネ機能を持たせる場合は、側辺部の接合は一部または全て不要、あるいは側辺部の幅を広げて側面部を設ける。
材質によっては、カード大の裏地や保護シートを取り付ける。接合材(16)類の着脱が多いので、摩耗で不安な箇所には、新たに接合材類を設けたり数や広さで補強する。
穴や切り込み(23)を主、従面部(3)側に設けてもよい。穴に紐や鎖を通す。紐を差し込み片にひっかけてもよい。
主に折り畳むことで完成するので形態もあるので、和紙類でも竹や木材でも作成可能である。柔軟な生地類、自立可能なあるいは芯の挿入で自立可能にした材質の場合や、PPシートやフイルム材程度の硬質な場合、鍵用のカバーならばプラスチック類でも作成可能である。
4 差し込み片 5 開口辺 6 底辺部
7 側辺部 8 折り目 9 挿入口
10 縫い代類 11 分離部 12 突状箇所
13 補助線 14 挿入物 15 補強箇所
16 接合材 17 ベルトストッパー 18 キャラクター箇所
19 二股型 20 縫合箇所 21 腕や手等
22 第二開口辺 23 穴や切り込み 24 鍵類
25 固定箇所 26 先端部 27 切り欠き
28 帯型 29 リング型 30 第三面部
Claims (6)
- 底辺部位置で区分けされた主面部と従面部が互いに妨げられることなく個別に前記底辺部の反対側の開口方向に延長可能なシートを用いて、側辺部を接合し二面部から成る多角形の一辺側が開口する袋体を設け、前記主面部と従面部は少なくとも底辺部に直交する長さの半分以上が同じ幅を有し、前記従面部の開口辺側から延長して、前記開口辺辺りで折り曲げて袋体内空に挿入可能な差し込み片を設けたことを特徴とする、カバー及びベルト付カバー。
- 底辺部位置で区分けされた主面部と従面部が互いに妨げられることなく個別に前記底辺部の反対側の開口方向に延長可能なシートを用いて、側辺部を接合し二面部から成る多角形の一辺側が開口する袋体を設け、前記主面部と従面部は少なくとも底辺部に直交する長さの半分以上が同じ幅を有し、基盤箇所となる前記主面部の開口辺側から延長して又は概主面部に繋いで、ベルトストッパーを、前記開口辺に対して概ね直交方向で前記開口辺箇所の開口状態を塞ぎながら挿入物用空間と前記袋体とを巻いて曲げ、主面部に戻り得る長さで設けたことを特徴とする、カバー及びベルト付カバー。
- 帯状か、帯状を切り分けた様な二股状か、あるいはリング状の、ベルトストッパーを設け、前記帯状か二股状のベルトストッパーの先端部に接合材を設け、主面部辺りに前記接合材に対応する接合材を設け、リング状のベルトストッパーは概ベルトストッパーの任意の位置で、またベルトの端部同士の接合で重複箇所を有すれば前記重複箇所で、前記主面部辺りに接合固定したことを特徴とする、請求項1、2記載のカバー及びベルト付カバー。
- 側辺部の一部が分離し、主面部と従面部の底辺部から開口辺までの長さが関わりあわないことを特徴とする、請求項1、2、3記載のカバー及びベルト付カバー。
- 穴や切り込みを有する、請求項1、2、3、4記載のカバー及びベルト付カバー。
- 従面部より幅の狭い差し込み片の端部ラインを、中心を避けた箇所に頂点位置を有する凸状曲線で設け、主面部側の端部ラインを、直線か中心を避けた箇所に底点位置を有する凹状曲線で、あるいは頂点と底点を中心位置以外に設けたことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5記載カバー及びベルト付カバー。
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