JP2021036156A - 脚体固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】脚体と平行に回動するカムと、当該カムの従節に相当する部材の当接によって、脚体の開脚状態を維持して、天板に対する脚体の固定を実現する装置を提供することを目的とする。【解決手段】脚体固定装置1は、天板用ブラケット100と、脚用ブラケット200と、天板用ブラケット100に対して脚用ブラケット200を蝶番状に回動可能に支持するヒンジ軸300と、脚用ブラケット200と平行に回動するレバー400と、を備え、レバー400はヒンジ軸300とは異なる軸部410と、軸部410を挟んで対向する操作部420とカム部430を有し、カム部430は小曲率面433を有し、脚用ブラケット200は小曲率面433と曲率が一致する曲受面231を有する受座部230を有し、小曲率面433が曲受面231に当接するときは、カム部430は静止した状態を維持し、脚用ブラケット200が閉じる方向への回動を阻害する。【選択図】図6
Description
本発明は、折りたたみが可能なテーブルに関するものであって、詳しくは、テーブルの天板に蝶着した脚部の固定に関するものである。
テーブルは、不使用時に収納することを想定して、折りたたみが可能な構造にすることがある。天板を垂直にたたむ構造のテーブルは、1枚の天板を傾倒する、天板を分離して対向するように傾倒するなど、収納の形態に合わせた多様な機能を備える。一方、脚を折りたたむ構造のテーブルもまた、脚を1本ずつたたむ、複数の脚を連動してたたむなど、やはり多様な機能を備える。
折りたたみが可能な構造を備えるテーブルにおいては、使用時における天板または脚の固定が重要である。使用時に天板または脚が意図せず折り畳まれると、天板に載せた物品が散乱するのみならず、使用者が負傷する危険がある。
天板を固定する機構としては、爪状の部材が段部に係止して天板が水平姿勢に拘束されるテーブルが開示されている(特許文献1)。また、脚を固定する機構としては、脚と連動する回動部材に設けられる凹形状の係合部に係合ピンを噛ませて、脚を起立状態に保持するテーブルが開示されている(特許文献2)。
テーブルの天板または脚の固定に爪状の部材やピン状の部材を係止させる構造では、開脚時のがたつきが少ないという利点はあるが、部材の破損や変形が生じやすい。また、爪状の部材や、ピンを係合させる部材の形状も凹凸が多くなって複雑化する。
そこで、本発明は、脚体と平行に回動するカムと、当該カムの従節に相当する部材の当接によって、脚体の開脚状態を維持して、天板に対する脚体の固定を実現する装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、本発明の脚体固定装置は、天板用ブラケットと、脚用ブラケットと、前記天板用ブラケットに対して前記脚用ブラケットを蝶番状に回動可能に支持するヒンジ軸と、前記脚用ブラケットと平行に回動するレバーと、を備え、前記レバーは前記ヒンジ軸とは異なる軸部と、前記軸部を挟んで対向する操作部とカム部を有し、前記カム部は小曲率面を有し、前記脚用ブラケットは前記小曲率面と曲率が一致する曲受面を有する受座部を有し、前記小曲率面が前記曲受面に当接するときは、前記脚用ブラケットが前記天板用ブラケットに対して閉じようとする外力に対して、前記カム部は静止した状態を維持することを特徴とする。
また、請求項2の手段は、本発明の脚体固定装置は、ねじりコイルバネが前記天板用ブラケットと前記レバーに係止され、前記操作部は、前記ねじりコイルバネの弾性力によって、前記天板用ブラケットの方向に回動するための付勢を受けていることを特徴とする。
また、請求項3の手段は、本発明の脚体固定装置は、前記カム部は大曲率面を有し、前記脚用ブラケットの前記受座部は平受面を有し、前記大曲率面が前記平受面に当接するときは、前記平受面は前記大曲率面に対して摺動しながら前記脚用ブラケットが回動することを特徴とする。
本発明の脚体固定装置は、請求項1の構成によって、脚用ブラケットが天板用ブラケットに対して直角または直角よりやや開いた状態であって、前記小曲率面が前記曲受面に当接するときは、前記カム部によって前記脚用ブラケットは閉じる方向への回動を阻害される。そのため、前記脚用ブラケットは、前記天板用ブラケットに対して開脚状態を維持し、かつ固定された状態となる。また、前記カム部および前記受座部の当接部位の周辺は、平坦あるいは平坦に近い曲率半径を有する曲面に形成可能であるため、変形や破損に強い。
また、本発明の脚体固定装置は、請求項2の構成によって、前記脚用ブラケットが前記天板用ブラケットに対して直角より開くときは、前記曲受面が前記小曲率面から離隔しようとしても、前記レバーに与えられる付勢によって、前記小曲率面が前記曲受面に追随して回動し、前記カム部によって前記脚用ブラケットは閉じる方向への回動を阻害される。
また、本発明の脚体固定装置は、請求項3の構成によって、前記レバーを回動して、前記大曲率面を前記平受面に当接させることによって、前記脚用ブラケットは、閉じる方向への回動が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明について実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の脚体固定装置1をテーブルの天板10および脚体20に取り付けた状態を示す斜視図であり、脚体20は天板10に対して開いた状態である。脚体固定装置1は、天板用ブラケット100と脚用ブラケット200と、天板用ブラケット100に対して脚用ブラケット200を蝶番状に回動可能に支持するヒンジ軸300とを備える。
天板用ブラケット100は、天板10に固定される板状の背部110と、背部110から垂下して形成される片部120および、背部110から屈曲して形成される壁部130と、を備える。また、脚用ブラケット200は、脚体20に固定される板状の背部210と、背部210から垂直に屈曲する壁部220と、を備える。
ヒンジ軸300は、脚用ブラケット200の壁部220に設けられた図示しないピン穴と、天板用ブラケット100の片部120に設けられた図示しないピン穴に挿通される。ヒンジ軸300は、天板10に固定される天板用ブラケット100から脚用ブラケット200が脱落しないように、両端がリベット状に加工される。
図2は、本発明の脚体固定装置1の脚用ブラケット200を天板用ブラケット100に対して直角に開いた状態を示す概略断面図である。脚体固定装置1は、脚用ブラケット200と平行に回動するレバー400を備える。レバー400はヒンジ軸300とは異なる軸部410を有し、軸部410は、片部120に設けられたヒンジ軸300のための軸穴とは別の軸穴に挿通され、天板用ブラケット100に対してレバー400を回動可能に支持する。また、レバー400は軸部410を挟んで対向する操作部420とカム部430を有する。レバー400は、軸部410が支点、操作部420が力点、カム部430が作用点にそれぞれ相当する。
天板用ブラケット100とレバー400の間にはねじりコイルバネ440が取り付けられ、図示しないねじりコイルバネ440のコイル部は、軸部410に挿通される。本実施例のねじりコイルバネ440の腕部441は、一方が天板用ブラケット100の台座部140に、他方が操作部420に係止される。台座部140は、片部120に挟まれた部分に設けられる。操作部420は、ねじりコイルバネ440の弾性力によって、常に天板用ブラケット100の背部110の方向に回動するための付勢を受けている。
本実施例の操作部420は、環状に形成され、手で把持することに適している。操作部420を把持して脚用ブラケット200の背部210の方向に操作部420を回動すると、ねじりコイルバネ440の付勢によって、操作部420は天板用ブラケット100の背部110の方向に戻ろうとする。
カム部430は、全体的には側面に湾曲のあるカム面を有する肉厚な柱体である。カム部430のカム面は、天板用ブラケット100の背部110に面した側に窪みがあり、脚用ブラケット200の背部210に面した側に膨らみがある。詳しくは、カム部430は、ヒンジ軸300と脚用ブラケット200の背部210との空間に入り込む先端面431が形成される。また、先端面431から背部110の側には、ヒンジ軸300と干渉しないように凹形状に窪面432が形成される。さらに、先端面431から背部210の側は膨らんだ形状を有し、先端面431に近い側は曲率が小さい小曲率面433が形成され、小曲率面433から軸部410にかけて小曲率面433より曲率が大きい大曲率面434が形成される。
カム部430は、脚用ブラケット200の受座部230に当接する。図2のように、脚用ブラケット200が天板用ブラケット100に対して直角に開いた状態においては、カム部430の小曲率面433と、受座部230の一部である弧状に形成された曲受面231が当接する。曲受面231の曲率は、小曲率面433の曲率と一致するように形成される。また、受座部230の曲受面231より脚体20の先端側には平坦状に斜受面232が形成される。斜受面232は、カム部430が過剰に回動しないよう、小曲率面433に対するストッパーの役割を有する。
図3は、本発明の脚体固定装置1の脚用ブラケット200を天板用ブラケット100に重ね合わせて閉じた状態を示す概略断面図である。脚用ブラケット200が閉じた状態においても、カム部430が脚用ブラケット200の受座部230に当接し、具体的には、大曲率面434の一部と、受座部230のうち曲受面231より天板10の側に形成された平受面233が当接する。このとき、レバー400は、ねじりコイルバネ440によって操作部420が天板10の方向に戻ろうとする弾性を有するが、脚用ブラケット200が閉じた状態を維持することには寄与していない。
脚用ブラケット200が閉じた状態を維持するために、天板用ブラケット100のヒンジ軸300の側とは反対側にプランジャー500が設けられる。また、脚用ブラケット200の先端に、ボールボタン510が設けられる。図3を用いて、プランジャー500の構造を詳述する。筒状のプランジャー500は天板用ブラケット100に固定され、内部520に、ピン530と、ピンに付勢するスプリング540と、調整螺子550と、を収納する。ピン530は、球形状に加工されたピン頭部531と、スプリング540と当接しピン頭部531より径が大きく加工されたピン胴部532を備える。
ボールボタン510は、穴部511と斜面部512を有し、穴部511とピン頭部531が嵌合することによって、脚用ブラケット200が閉じた状態でロックされる。また、斜面部512は、脚用ブラケット200が閉じる前から球形状のピン頭部531に当接し、脚用ブラケット200が天板用ブラケット100に近づくに従って、球形状のピン頭部531をスプリング540の付勢に抗して内部520に滑らかに圧入させる。
スプリング540は、ピン530の反対側が調整螺子550と当接する。調整螺子550は外周に雄螺子551が設けられ、内部520に設けられた雌螺子521と螺着する。調整螺子550を回転させることによって、スプリング540の強度が調整される。スプリング540の強度が大きいほど、ピン530とボールボタン510の着脱に大きな力を必要とする。
天板用ブラケット100はスリット160が形成され、脚用ブラケット200はスリット260が形成される。図4は、本発明の脚体固定装置1を閉じた状態の斜視図である。スリット160およびスリット260の空間があることによって、レバー400の力点となる操作部420を、天板10および脚体20に接するまで大きく形成することができる。また、操作部420を大きく形成することによって、小さい力でカム部430に大きい力を伝達することが容易になる。
図5は、本発明の脚体固定装置1の脚用ブラケット200が開閉の途中にある状態を示す概略断面図である。レバー400のカム部430の大曲率面434は、カム部430の窪面432がヒンジ軸300に近接したときに、ヒンジ軸300からの径が一定となり、かつ、ヒンジ軸300から平受面233までの径と一致するように形成され、大曲率面434が平受面233に当接する。このとき、平受面233は大曲率面434に対して摺動しながら脚用ブラケット200が回動する。よって、図5の状態においては、脚用ブラケット200の回動が、換言すれば、開閉が可能である。また、このとき、仮にレバー400の操作部420を天板10の方向に回動させようとすると、レバー400の軸部410はヒンジ軸300と一致しないため、ヒンジ軸300から大曲率面434と平受面233とが当接する部分の距離が増大することになる。そのため、図5の状態において、ねじりコイルバネ440の付勢があっても、また、外力によっても、レバー400が天板10の方向に回動することはない。
脚用ブラケット200が開閉の途中にある状態から脚用ブラケット200をさらに開くと、カム部430と受座部230が当接する部位は、平受面233から曲受面231の方向に移動する。脚用ブラケット200は天板用ブラケット100に対して直角または略直角となったとき、当該当接部位が平受面233と曲受面231の境界に達し、カム部430と受座部230が離隔する。このとき、ねじりコイルバネ440の付勢を有するレバー400は、軸部410を中心として回動し、カム部430の小曲率面433が曲受面231と当接する。小曲率面433と曲受面231の間に摩擦が生じて、図2に示す部位までレバー400が回動せず、小曲率面433が曲受面231に密着しない場合は、脚用ブラケット200が不安定になる。この場合は、操作部420を天板10の方向に回動して、小曲率面433と曲受面231を密着させる。
図6は、本発明の脚体固定装置1のヒンジ軸300の周辺の拡大概略断面図であり、脚用ブラケット200を天板用ブラケット100に対して直角に開いた状態である。この状態においては、小曲率面433が曲受面231と当接し、かつ脚体20が天板10に当接し、脚用ブラケット200は開脚した状態を維持している。
図7は、本発明の脚体固定装置1のヒンジ軸300の周辺の拡大概略断面図であり、脚用ブラケット200を天板用ブラケット100に対して直角よりやや閉じた仮想の状態を示す。図6の状態から、脚用ブラケット200に外力を加えて、脚用ブラケット200が天板用ブラケット100に対して閉じようとしても、脚用ブラケット200の曲受面231からカム部430の小曲率面433に伝達する力は、曲面である曲受面231および小曲率面433の広範な当接部位から軸部410の方向に集中する。そのため、カム部430は、回動せず静止した状態を維持し、脚用ブラケット200が閉じる方向への回動を阻害する。
図8は、本発明の脚体固定装置1のヒンジ軸300の周辺の拡大概略断面図であり、脚用ブラケット200を天板用ブラケット100に対して直角よりやや開いた状態を示す。脚用ブラケット200を直角より開く方向に回動しようとしても、実際には、脚用ブラケット200を装着した脚体20が天板10に当接して、脚用ブラケット200は回動しない。しかしながら、脚体20の変形により、脚用ブラケット200が直角よりわずかに開くことはある。レバー400に力を加えずに、脚用ブラケット200が直角よりわずかに開くとき、曲受面231は小曲率面433から離隔しようとする。このとき、ねじりコイルバネ440によってレバー400に与えられる付勢によって、小曲率面433が曲受面231に追随するように、レバー400が脚用ブラケット200の開脚とは逆の方向に回動する。
天板用ブラケット100と脚用ブラケット200が直角よりやや開いても、小曲率面433と曲受面231は引き続き当接する。この状態から、脚用ブラケット200を閉じる方向に外力を加えて、脚用ブラケット200が天板用ブラケット100に対して閉じようとしても、脚用ブラケット200の曲受面231からカム部430の小曲率面433に伝達する力は、曲面である曲受面231および小曲率面433の広範な当接部位から軸部410の方向に集中する。そのため、カム部430は、回動せず静止した状態を維持し、カム部430によって脚用ブラケット200は閉じる方向への回動を阻害される。
以上において説明したとおり、本実施例で示す脚体固定装置1は、脚用ブラケット200が天板用ブラケット100に対して直角または直角よりやや開いた状態であって、小曲率面433が曲受面231に当接するときは、カム部430によって脚用ブラケット200は閉じる方向への回動を阻害される。そのため、脚用ブラケット200は、天板用ブラケット100に対して開脚状態を維持し、かつ固定された状態となる。また、カム部430および受座部230の当接部位の周辺は、平坦あるいは平坦に近い曲率半径を有する曲面に形成可能であるため、変形や破損に強い。
図6の天板用ブラケット100と脚用ブラケット200が直角である状態から脚用ブラケット200を閉じるためには、カム部430の小曲率面433と受座部230の曲受面231に生じている当接を解除する必要がある。レバー400の操作部420を、ねじりコイルバネ440の付勢に逆らって脚用ブラケット200の方向に回動させると、小曲率面433は、摺動しながら曲受面231から僅かに離隔する。ここで、カム部430はレバー400の作用点に相当し、操作部420はレバー400の力点に相当する。そのため、小曲率面433と曲受面231が密着した状態であっても、レバー400は、操作部420に対して脚体20の方向に力を加えることによって容易に回動し、脚用ブラケット200の固定を解除することができる。
カム部430の窪面432がヒンジ軸300に近接するまでレバー400を回動すると、脚用ブラケット200の大曲率面434を平受面233と当接させることができ、脚用ブラケット200は、閉じる方向への回動が可能になる。このとき、レバー400を自由にして、レバー400がねじりコイルバネ440の付勢を得ても、レバー400は回動せず、図5の状態を経由して閉脚することができる。
レバー400のカム部430および脚用ブラケット200の受座部230は、肉厚であり、互いに負荷を掛け合うため、高度な耐変形性と成形容易性が求められる。レバー400および受座部230の好ましい材質の一例として、アルミダイキャストが挙げられる。
1…脚体固定装置。
10…天板。
20…脚体。
100…天板用ブラケット、110…背部、120…片部、130…壁部、140…台座部、160…スリット。
200…脚用ブラケット、210…背部、220…壁部、230…受座部、231…曲受面、232…斜受面、233…平受面、260…スリット。
300…ヒンジ軸。
400…レバー、410…軸部、420…操作部、430…カム部、431…先端面、432…窪面、433…小曲率面、434…大曲率面、440…ねじりコイルバネ、441…腕部。
500…プランジャー、510…ボールボタン、511…穴部、512…斜面部、520…内部、521…雌螺子、530…ピン、531…ピン頭部、532…ピン胴部、540…スプリング、550…調整螺子、551…雄螺子。
10…天板。
20…脚体。
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Claims (3)
- 天板用ブラケットと、
脚用ブラケットと、
前記天板用ブラケットに対して前記脚用ブラケットを蝶番状に回動可能に支持するヒンジ軸と、
前記脚用ブラケットと平行に回動するレバーと、を備え、
前記レバーは前記ヒンジ軸とは異なる軸部と、前記軸部を挟んで対向する操作部とカム部を有し、
前記カム部は小曲率面を有し、前記脚用ブラケットは前記小曲率面と曲率が一致する曲受面を有する受座部を有し、
前記小曲率面が前記曲受面に当接するときは、前記脚用ブラケットが前記天板用ブラケットに対して閉じようとする外力に対して、前記カム部は静止した状態を維持することを特徴とする脚体固定装置。 - ねじりコイルバネが前記天板用ブラケットと前記レバーに係止され、前記操作部は、前記ねじりコイルバネの弾性力によって、前記天板用ブラケットの方向に回動するための付勢を受けていることを特徴とする請求項1に記載の脚体固定装置。
- 前記カム部は大曲率面を有し、前記脚用ブラケットの前記受座部は平受面を有し、前記大曲率面が前記平受面に当接するときは、前記平受面は前記大曲率面に対して摺動しながら前記脚用ブラケットが回動することを特徴とする請求項1または2に記載の脚体固定装置。
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