JP2021034859A - 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介してサーバー装置から取得した地図情報を用紙に印刷する場合に、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することを可能とする。【解決手段】端末装置6は、位置を指定する入力を受け付けると、サーバー装置から、指定された位置を含む地図データーD1を取得する。情報処理装置は、地図データーD1に基づく地図M1を表示する。端末装置6は、地図M1の印刷指示を受け付けると、地図M1に関連する地図M2を表示するための地図データーD2を、サーバー装置8から取得する。画像形成装置1は、地図M1と地図M2とを含む地図画像を1枚の用紙S上に形成する。【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
従来、インターネット等のネットワークを介してサーバー装置から地図情報が提供されている。このサービスのユーザーは、たとえばスマートフォン等の電子機器にインストールされたブラウザまたは地図アプリを用いることにより、当該電子機器にて地図を見ることができる。
また、インストール型地図ソフトウェアも知られている。このようなソフトウェアがパーソナルコンピュータ等の電子機器にインストールされている場合には、当該ソフトウェアのユーザーは、インターネットに接続することなく、当該電子機器にて地図を確認できる。
たとえば特許文献1には、出発地から目的地までの地図情報を取得する画像形成装置(典型的には、複合機)が開示されている。また、特許文献2には、「ユーザーが現在地点から目的地点にたどり着くために役立つ指標を適切に表示した地図を印刷する」ことを目的とした、印刷システムが開示されている。
また、3G(Generation)、4Gと称される各種の移動通信システムが利用されている。さらに、各宅内において、無線LAN(Local Area Network)が利用されている。
特開2016−51010号公報 特開2008−172537号公報
スマートフォン等の携帯端末のユーザーは、上記移動通信システムを用いたサービスを提供する通信事業者(通信キャリア)との間で、通信データー量に関する契約をしている。このため、契約した通信データー量(上限値)を超える通信は制限される。あるいは、契約したデーター量を超える使用には別途課金がなされる。このため、外出中に携帯端末にて地図を極力確認しないでおこうとするユーザーもいる。一方、無線LANの場合には、データー通信量の制限が無い場合が多い。
このため、ユーザーが、出発地と目的地とを含む地図(広域図)と、目的地の周辺を拡大した地図(詳細図)とを、携帯端末および無線LANを利用して自宅で印刷しておき、かつ、ユーザーが、目的地に行く場合に、これらの地図(地図が印刷された用紙)を持参することもなされている。
また、スマートフォン等の携帯端末のストレージ容量は、パーソナルコンピュータ等のストレージ容量に比べて少ないため、地図アプリ等をインストールしたくないと考えるユーザーもいる。このようなユーザーは、パーソナルコンピュータおよび無線LANを利用して自宅で印刷しておき、かつ、ユーザーが、目的地に行く場合に、これらの地図を持参することもあり得る。
このように、異なる縮尺の複数の地図を別々の用紙に出力し、かつ、複数の用紙を持って行くことがなされている。
一方、インストール型地図ソフトウェアは有料である場合が多い。また、インストール型地図ソフトウェアにより、電子機器のストレージの空き容量が、上述したアプリに比べ大幅に少なくなる。このため、一般的には、インストール型地図ソフトウェアは、上述したアプリに比べ気軽に使用しづらい。したがって、インターネットを利用したサービスに比べて、利用者の数は多いとは言えない。
本開示は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、ネットワークを介してサーバー装置から取得した地図情報を用紙に印刷する場合に、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能な情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法を提供することにある。
本開示のある局面に従うと、情報処理システムは、情報処理装置と、画像形成装置とを備える。情報処理装置は、位置を指定する入力を受け付けると、地図データーを記憶したサーバー装置から、地図データーのうち位置を含む第1の要素データーを取得する。情報処理装置は、第1の要素データーに基づく第1の地図を表示する。情報処理装置は、第1の地図の印刷指示を受け付けると、地図データーのうち、第1の地図に関連する第2の地図を表示するための第2の要素データーを、サーバー装置からさらに取得する。画像形成装置は、第1の地図と第2の地図とを含む地図画像を、1枚の用紙上に形成する。
好ましくは、情報処理装置は、第1の要素データーと、第2の要素データーとに基づいて、地図画像を表す画像データーを生成する。情報処理装置は、生成された画像データーを画像形成装置に送信する。画像形成装置は、画像データーに基づいて、地図画像を用紙上に形成する。
好ましくは、情報処理装置は、第1の要素データーと、第2の要素データーとを、画像形成装置に送信する。画像形成装置は、第1の要素データーと、第2の要素データーとに基づいて、地図画像を表す画像データーを生成する。画像形成装置は、画像データーに基づいて、地図画像を用紙上に形成する。
好ましくは、第2の地図は、第1の地図が表す地域を含み、かつ、第1の地図よりも広い地域を表している。
好ましくは、第2の地図が表す地域は、第1の地図が表す地域と隣接している。
好ましくは、第2の地図は、第1の地図が表す地域の一部を含む。
好ましくは、画像形成装置は、地図画像として、第1の地図および第2の地図のうちの一方の地図が他方の地図に重畳された画像を、用紙上に形成する。
好ましくは、位置は、目的地である。画像形成装置は、地図画像として、他方の地図に含まれる目的地が一方の地図によって非表示とならない位置に一方の地図が表示される画像を、用紙上に形成する。
好ましくは、情報処理装置は、第1の地図の回転を指示する入力を受け付けると、回転後の第1の地図を表示する。画像形成装置は、情報処理装置における第1の地図の回転表示の有無に関わらず、地図画像として、第1の地図と第2の地図との南北方向が用紙の第1の辺と平行となり、かつ、第1の地図と第2の地図の東西方向が第1の辺と垂直となる用紙の第2の辺と平行となる画像を、用紙上に形成する。
好ましくは、第2の地図の縮尺と第1の地図の縮尺との比は、一定である。
好ましくは、位置は、目的地である。情報処理装置は、出発地の指定をさらに受け付ける。第2の地図は、目的地と出発地とを含む。
好ましくは、第1の地図を表した画像を形成する第1の用紙領域と、第2の地図を表した画像を形成する第2の用紙領域とは、用紙のサイズに応じて予め定められている。
好ましくは、第1の用紙領域のサイズと第2の用紙領域のサイズとは同じである。
好ましくは、画像形成装置は、情報処理装置に表示された第1の地図の縦方向の長さが横方向の長さよりも長い場合、地図画像として、第1の地図と第2の地図とが横方向に並ぶ画像を、用紙上に形成する。画像形成装置は、情報処理装置に表示された第1の地図の縦方向の長さが横方向の長さよりも短い場合、地図画像として、第1の地図と第2の地図とが縦方向に並ぶ画像を、用紙上に形成する。
好ましくは、位置は、目的地である。情報処理装置は、出発地の指定をさらに受け付ける。第2の地図は、目的地と出発地との距離が第2の用紙領域において最も長くなる縮尺で、用紙上に形成される。
好ましくは、情報処理装置は、第1の用紙領域のサイズに基づいて、第1の地図を縦方向の長さと横方向の長さとの比率を変えることなく拡大または縮小する。画像形成装置は、地図画像として、拡大または縮小された第1の地図と、第2の地図とを含む画像を用紙上に形成する。
好ましくは、情報処理装置は、第1の用紙領域の縦方向の長さと第1の地図の縦方向の長さとを一致させるように第1の地図を拡大または縮小した場合、第1の用紙領域の横方向の長さよりも第1の地図の横方向の長さが短くなるときには、第1の地図の地域を全て含む第3の地図を表した第3の要素データーをサーバー装置からさらに取得する。第3の地図の縦方向と横方向との比率は、第1の用紙領域の縦方向の長さと横方向の長さとの比率と同じである。画像形成装置は、地図画像の代わりに、第3の地図と、第2の地図とを含む他の地図画像を用紙上に形成する。
好ましくは、情報処理装置は、第1の用紙領域の横方向の長さと第1の地図の横方向の長さとを一致させるように第1の地図を拡大または縮小した場合、第1の用紙領域の縦方向の長さよりも第1の地図の縦方向の長さが短くなるときには、第1の地図の地域を全て含む第3の地図を表した第3の要素データーをサーバー装置からさらに取得する。第3の地図の縦方向と横方向との比率は、第1の用紙領域の縦方向の長さと横方向の長さとの比率と同じである。画像形成装置は、地図画像の代わりに、第3の地図と、第2の地図とを含む他の地図画像を用紙上に形成する。
本開示の他の局面に従うと、画像形成装置と通信可能な情報処理装置は、プロセッサと、ディスプレイと、地図データーを記憶したサーバー装置と通信する通信インターフェイスとを備える。プロセッサは、位置を指定する入力を受け付けると、通信インターフェイスを介して、地図データーのうち位置を含む第1の要素データーをサーバー装置から取得して、第1の要素データーに基づく第1の地図をディスプレイに表示させる。プロセッサは、第1の地図の印刷指示を受け付けると、通信インターフェイスを介して、地図データーのうち、第1の地図に関連する第2の地図を表示するための第2の要素データーを、サーバー装置からさらに取得する。プロセッサは、第1の要素データーと、第2の要素データーとに基づいて、第1の地図と第2の地図とを含む地図画像を1枚の用紙に形成する画像データーを生成する。プロセッサは、生成された画像データーを画像形成装置に送信する。
本開示のさらに他の局面に従うと、情報処理方法は、情報処理装置と、情報処理装置と通信可能な画像形成装置とを備えた情報処理システムにおいて実行される。情報処理方法は、情報処理装置が、位置を指定する入力を受け付けると、サーバー装置に記憶された地図データーのうち位置を含む第1の要素データーをサーバー装置から取得するステップと、情報処理装置が、第1の要素データーに基づく第1の地図を表示するステップと、情報処理装置が、第1の地図の印刷指示を受け付けると、地図データーのうち、第1の地図に関連する第2の地図を表示するための第2の要素データーを、サーバー装置からさらに取得するステップと、画像形成装置が、第1の地図と第2の地図とを含む地図画像を1枚の用紙上に形成するステップとを備える。
本開示によれば、ネットワークを介してサーバー装置から取得した地図情報を用紙に印刷する場合に、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能となる。
情報処理システムの全体構成を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の典型例を表した図である。 サーバー装置のハードウェア構成の典型例を表した図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。 端末装置の機能的構成を表した図である。 画像形成装置の機能的構成を表した図である。 所定の用紙サイズにおける、領域の設定例を示した図である。 端末装置に表示された地図を表した図である。 印刷指示によって、用紙上に形成される地図画像を表した図である。 端末装置において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。 画像形成装置における処理の流れを説明するためのフロー図である。 用紙上に形成される地図画像を説明するための図である。 端末装置において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。 用紙に形成される地図画像を説明するための図である。 端末装置において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。 用紙に形成される地図画像を説明するための図である。 端末装置6において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。 地図を回転したときに、用紙に形成される地図画像を説明するための図である。 用紙に形成される地図画像を説明するための図である。 用紙に形成される地図画像を説明するための図である。 端末装置において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。 所定の用紙サイズにおける、領域の設定例を示した図である。 用紙上に形成される地図画像を説明するための図である。 領域において地図が表示されない余白領域を説明するため図である。 用紙上に形成される地図画像を説明するための図である。 端末装置において実行される処理の前半部分の流れを説明するためのフロー図である。 端末装置において実行される処理の後半部分の流れを説明するためのフロー図である。 用紙上に形成される地図画像を説明するための図である。 用紙上に形成される地図画像を説明するための図である。 他の画像形成装置の機能的構成を表した図である。 他の画像形成装置における処理の流れを説明するためのフロー図である。
実施の形態における画像形成装置について、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本開示の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
図面においては、実際の寸法の比率に従って図示しておらず、構造の理解を容易にするために、構造が明確となるように比率を変更して図示している箇所がある。なお、以下で説明される各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
また、画像形成装置は、モノクロプリンタ、カラープリンター、FAXであってもよい。あるいは、画像形成装置は、モノクロプリンタ、カラープリンターおよびFAXの複合機(MFP:Multi-Functional Peripheral)であってもよい。
[実施の形態1]
<A.ネットワークシステムの全体構成>
図1は、情報処理システム1000の全体構成を示す図である。
図1を参照して、情報処理システム1000は、画像形成装置1と、端末装置6と、サーバー装置8とを備えている。
画像形成装置1は、本体部10と、後処理装置20とを備える。本体部10は、コントローラー(制御基盤)31と、操作パネル34とを備える。
端末装置6は、画像形成装置1と通信可能である。典型的には、端末装置6は、たとえば、AirPrint(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、WifiDirect(登録商標)等によって、画像形成装置1と通信可能に構成されている。
また、端末装置6は、ネットワーク900を介して、サーバー装置8と通信可能である。典型的には、端末装置6は、無線ルーター7と中継局9とを介して、サーバー装置8と通信する。
サーバー装置8は、地図データーが記憶されたサーバーである。サーバー装置8は、端末装置6からの指示に応じて、地図データーを端末装置6に送信する。サーバー装置8は、典型的には、クラウド上に位置されている。
詳しくは、端末装置6は、ブラウザまたは地図アプリを用いることにより、サーバー装置8から地図データーをダウンロードする。端末装置6は、ダウンロードされた地図データーに基づく地図を、端末装置6の画面に表示する。
なお、図1の例では、端末装置6は、スマートフォンである。ただし、これに限定されず、端末装置6は、たとえば、タブレット端末、パーソナルコンピュータであってもよい。
<B.ハードウェア構成>
(b1.端末装置6)
図2は、端末装置6のハードウェア構成の典型例を表した図である。図2を参照して、端末装置6は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU61と、CPU61によるプログラムの実行により生成されたデーター、又は入力装置を介して入力されたデーターを揮発的に格納するRAM62と、データーを不揮発的に格納するROM63と、データーを不揮発的に格納するフラッシュメモリ64と、タッチスクリーン65と、通信IF66と、アンテナ67と、バッテリ68と、電源回路69とを含む。各構成要素は、相互にデーターバスによって接続されている。
タッチスクリーン65は、各種のデーターを表示し、かつ操作入力を受け付けるためのデバイスである。タッチスクリーン65は、タッチパネル651と、ディスプレイ652とにより構成される。
通信IF66は、たとえば、端末装置6に対するデーターの送信処理と、端末装置6から送信されたデーターの受信処理を行なう。アンテナ67は、通信IF66用のアンテナである。
電源回路69は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、端末装置6の各部に電源供給を行なう回路である。
バッテリ68は、CPU等の各デバイスに電力を供給する。バッテリ68は、電源回路69からの電源供給により充電される。
端末装置6において実行される処理は、各ハードウェアおよびCPU61により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ64に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF69等を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ64に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU61によってフラッシュメモリ64から読み出され、RAM62に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU61は、そのプログラムを実行する。
同図に示される端末装置6を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM62、フラッシュメモリ64、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、端末装置6の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
(b2.サーバー装置8)
図3は、サーバー装置8のハードウェア構成の典型例を表した図である。図3を参照して、サーバー装置8は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU81と、CPU81によるプログラムの実行により生成されたデーター、又は入力装置を介して入力されたデーターを揮発的に格納するRAM82と、データーを不揮発的に格納するROM83と、データーを不揮発的に格納するHDD84と、ディスプレイ85と、操作キー86と、通信IF(Interface)87と、電源回路88とを含む。各構成要素は、相互にデーターバスによって接続されている。
電源回路88は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、サーバー装置8の各部に電源供給を行なう回路である。
通信IF87は、端末装置6との間の通信を行なためのインターフェイスである。
操作キー86は、サーバー装置8のユーザーがサーバー装置8へデーターを入力するための用いるキー(キーボード)である。
サーバー装置8における処理は、各ハードウェアおよびCPU81により実行されるソフトウェアによって実現される。
同図に示されるサーバー装置8を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM82、HDD84、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、サーバー装置8の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
(b3.画像形成装置1)
図4は、画像形成装置1のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。
図4を参照して、本体部10は、コントローラー31と、固定記憶装置32と、短距離無線IF(Inter Face)33と、電源スイッチ39と、スキャナーユニット12と、操作パネル34と、給紙ユニット14と、メディアセンサ16と、画像形成ユニット11と、プリンタコントローラー35と、ネットワークIF36と、ワイヤレスIF37とを有する。コントローラー31には、各部11,12,14,16,32〜37,39がバス30を介して接続されている。
コントローラー31は、画像形成装置1の動作を制御する。コントローラー31は、CPU(Central Processing Unit)311と、制御プログラムの格納されたROM(Read Only Memory)312と、作業用のS−RAM(Static Random Access Memory)313と、画像形成に関わる各種の設定を記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(Non-Volatile RAM:不揮発性メモリ)314と、時計IC(Integrated Circuit)315とを有する。各部311〜315は、バス30を介して接続されている。また、コントローラー31は、典型的には、制御基盤として本体部10に内蔵される。
電源スイッチ39は、画像形成装置1をオンおよびオフさせるためのスイッチである。電源スイッチ39は、主電源のスイッチである。
操作パネル34は、各種の入力を行うキー、および表示部を有する。操作パネル34は、典型的には、タッチスクリーンと、ハードウェアキーとで構成される。なお、タッチスクリーンは、ディスプレイの上にタッチパネルが重畳されたデバイスである。
ネットワークIF36は、ネットワークを介して接続された通信機器(図示せず)および他の画像形成装置(図示せず)をはじめとする外部装置との間で各種の情報を送受信する。
プリンタコントローラー35は、ネットワークIF36により受信したプリントデーターから複写画像を生成する。画像形成ユニット11は、複写画像を用紙上に形成する。
なお、固定記憶装置32は、典型的には、ハードディスク装置である。固定記憶装置32には、各種のデーターが記憶されている。なお、固定記憶装置32は、フラッシュメモリであってもよい。
<C.機能的構成>
以下では、端末装置6に地図アプリがインストールされており、端末装置6が、当該地図アプリを用いて地図データーをサーバー装置8から取得する構成を例に挙げて説明する。
(c1.端末装置6)
図5は、端末装置6の機能的構成を表した図である。
図5を参照して、端末装置6は、制御部600と、操作部601と、表示部602と、通信部603とを備える。
制御部600は、地図アプリケーション部610と、印刷アプリケーション部620と、表示制御部630と、通信制御部640とを備える。
地図アプリケーション部610は、位置受付部611と、ダウンロード処理部612と、表示用データー生成部613と、関連地図取得部614とを備える。関連地図取得部614は、縮尺設定部6141と、ダウンロード処理部6142とを備える。
印刷アプリケーション部620は、印刷領域情報取得部621と、画像サイズ決定部622と、画像合成処理部623とを備える。
操作部601は、端末装置6のユーザーによる操作を受け付ける。操作部601は、図2の例では、タッチパネル651に対応する。
表示部602は、各種の画面を表示する。表示部602は、図2の例では、ディスプレイ652に対応する。
通信部603は、他の機器と通信するための通信インターフェイスである。通信部603により、端末装置6は、画像形成装置1およびサーバー装置8との間で通信可能となる。通信部603は、図2の例では、通信IF66に対応する。
制御部600は、端末装置6の全体的な動作を制御する。制御部600は、図2の例では、CPU61に対応する。詳しくは、制御部600は、CPU61がオペレーティングシステムおよび各種のアプリケーションを実行することにより実現される。
表示制御部630は、表示部602に各種の画面を表示させる。通信制御部640は、通信部603を介して、データーの送受信を行なう。
地図アプリケーション部610は、端末装置6において地図の表示を実現するための機能ブロックである。
位置受付部611は、操作部601を介して、位置(地点、場所)を指定する入力を受け付ける。たとえば、位置受付部611は、目的地と出発地との入力を受け付ける。位置の指定は、住所または名前の文字入力、地図上でのカーソルによる選択等により行なわれる。さらには、本例では、地図をスクロールする処理も位置の指定に含まれる。このように、位置の指定は、ユーザーが所望する位置を表す各種のユーザー操作によって行なわれる。入力された地点(指定された位置)は、ダウンロード処理部612に送られる。
ダウンロード処理部612は、地図データーを記憶したサーバー装置8から、当該地図データーのうち、受け付けた位置を含む地図データー(以下、「地図データーD1」と称する)を取得する。地図データーD1は、サーバー装置8が記憶している地図データーのうちの一部のデーター(すなわち、要素データー)である。取得された地図データーD1は、表示用データー生成部613に送られる。
表示用データー生成部613は、地図データーD1に基づく地図を表示部602に表示する。なお、以下では、説明の便宜上、地図データーD1に基づく地図を「地図M1」と称する。
表示部602に地図M1が表示された状態で、制御部600が操作部601を介して地図M1を印刷する指示を受け付けると、関連地図取得部614は、以下の処理を実行する。なお、印刷指示は、少なくとも、用紙サイズの指定を含む。
関連地図取得部614は、サーバー装置8から、地図M1に関連する地図(以下、「地図M2」と称する)を表示するための地図データー(以下、「地図データーD2」と称する)を取得する。
具体的には、関連地図取得部614は、縮尺設定部6141によって設定された縮尺の地図データーD2を、サーバー装置8から取得する。より詳しくは、ダウンロード処理部6142が地図データーD2を取得する。
なお、縮尺は、地図上の長さを実際の長さで除したものである。通常、縮尺は、たとえば「1/100」、「1/1000」といった形式で表される。画面上の表示領域が同じサイズである場合、縮尺が小さい程、広域な地域が表示される。
縮尺設定部6141は、所定の縮尺がデフォルトで設定されていてもよい。あるいは、縮尺設定部6141は、地図M1の縮尺に基づき、地図M2の縮尺を設定してもよい。さらに、縮尺設定部6141は、目的地と出発地とに基づき、縮尺を設定してもよい。このように、縮尺は、固定であってもよいし、あるいは、都度算出される構成であってもよい。
なお、地図M1に関連する地図M2の具体例については、後述する。すなわち、地図M1と地図M2との関連性については、後述する。
地図データーD2が取得されると、地図アプリケーション部610は、既に取得された地図データーD1と、地図データーD2とを、印刷アプリケーション部620に送る。
なお、本例では、地図データーD2に基づく地図M2は端末装置6では表示されないが、地図M2を非表示とすることは必須ではない。
印刷アプリケーション部620は、画像形成装置1において画像の形成を実現するための機能ブロックである。本例の場合、印刷アプリケーション部620は、用紙に地図を印刷するための機能ブロックである。
印刷アプリケーション部620の印刷領域情報取得部621は、画像形成装置1から、印刷指示の際に指定された用紙サイズ(たとえば、A4サイズ)における印刷領域情報を取得する。
「印刷領域情報」とは、地図M1を印刷する用紙領域(以下、「領域P」と称する)と、地図M1に関連する地図M2を印刷する用紙領域(以下、「領域Q」と称する)とを特定する情報である。領域Pおよび領域Qは、1枚の用紙S内での領域である。すなわち、領域Pと領域Qとは、1つの用紙Sに同時に存在する。領域Pと領域Qとは、互いに異なる領域であってもよいし、一部が重複していてもよい。領域P,Qの具体例については後述する(図7等)。
画像サイズ決定部622は、地図M1が領域Pに収まり、かつ地図M2が領域Qに収まるように、地図M1のサイズと地図M2のサイズとを決定する。なお、「サイズ」とは、地図の縦方向の長さと、横方向の長さとを規定するものである。典型的には、「サイズ」は、南北方向の長さと、東西方向の長さとを規定するものである。このように、画像サイズ決定部622は、地図M1,M2の縮尺を変更することなく、地図M1,M2の大きさを調整する。
具体的には、画像サイズ決定部622は、縦方向の長さと横方向の長さとの比率を変えることなく地図M1を拡大または縮小することにより、地図M1が領域Pに収まり、かつ地図M1が最大となるように、サイズを決定する。また、端末装置6は、地図M2の縦の長さと横の長さとの比が地図M1と同様になるような地図データーD2をダウンロードしておく。
なお、本実施の形態では、領域Pにおいて地図M1が印刷されない余白領域が生じることが想定される。この場合には、端末装置6は、地図M1を、領域Pの左上に詰めて配置したり、領域Pの中央部に配置するための処理を行なう。また、端末装置6は、地図M1と同様の配置になるように、領域Q内における地図M2の配置を調整する。
画像合成処理部623は、決定された各サイズとなるように、地図データーD1と地図データーD2とを合成し、合成画像データー(以下、「合成画像データーZ」と称する)を生成する。生成された合成画像データーZは、通信部603を介して、画像形成装置1に送信される。
(c2.画像形成装置1)
図6は、画像形成装置1の機能的構成を表した図である。
図6を参照して、画像形成装置1は、制御部110と、通信部120と、画像形成部130とを備える。制御部110は、送信処理部111と、記憶部112と、画像データー受信部113とを備える。
通信部120は、他の機器と通信するための通信インターフェイスである。通信部120により、画像形成装置1は、端末装置6との間で通信可能となる。通信部120は、図4の例では、ワイヤレスIF37およびネットワークIF37に対応する。
画像形成部130は、用紙Sに画像を形成する。画像形成部130は、図4の例では、画像形成ユニット11に対応する。
制御部110は、画像形成装置1の全体的な動作を制御する。制御部110は、図4の例では、コントローラー31に対応する。詳しくは、制御部110は、CPU311がオペレーティングシステムおよび各種のアプリケーションを実行することにより実現される。
記憶部112は、印刷領域情報を記憶している。詳しくは、記憶部112は、印刷領域情報として、用紙Sのサイズ毎に、領域Pを規定する情報と、領域Qを規定する情報とを記憶している。典型的には、用紙サイズが大きく程、領域Pおよび領域Qのサイズは大きく設定されている。
送信処理部111は、端末装置6からの要求に応じて、印刷領域情報を端末装置6に送信する。具体的には、送信処理部111は、画像形成装置1が印刷指示を受け付けると、指定された用紙サイズに応じた印刷領域情報を記憶部112から読み出し、端末装置6に当該印刷領域情報を送信する。
画像データー受信部113は、端末装置6から合成画像データーZを受信する。画像データー受信部113は、合成画像データーZを画像形成部130に送る。
画像形成部130は、合成画像データーZに基づき、地図M1と地図M2とを含む地図画像を、1枚の用紙S上に形成する。なお、以下では、説明の便宜上、地図M1と地図M2とを含む地図画像を、「地図画像G」とも称する。
図7は、所定の用紙サイズにおける、領域Pと領域Qとの設定例を示した図である。
図7を参照して、本例では、用紙Sにおいて、領域Pと領域Qとが重複せず、かつ領域Pと領域Qとが同じ大きさ(縦と横との長さが同じ)となるように、各領域P,Qが設定されている。このように、領域Pのサイズと領域Qのサイズとは同じである。なお、このような領域設定は、一例であって、これに限定されるものではない。
<D.処理例>
本実施の形態においては、地図M1の中心と地図M2の中心とが同じ場所となるような地図データーD2をサーバー装置8から取得する構成について説明する。しかしながら、これに限定されず、端末装置6は、地図M1に表示された目的地(図8参照)が、地図M2の中心となるような地図データーD2をサーバー装置8から取得してもよい。
(d1.第1の処理例)
第1の処理例として、縮尺設定部6141が所定の縮尺の地図M2をサーバー装置8からダウンロードする場合について説明する。なお、地図M2として広域図を印刷させる構成の場合には、所定の縮尺は小さな値とすることが好ましい。
図8は、端末装置6に表示された地図M1を表した図である。
図8を参照して、端末装置6は、サーバー装置8から取得した地図データーD1に基づき、ディスプレイ652に地図M1を表示する。なお、地図M1には、指定された位置(本例では、目的地990)が含まれている。
また、端末装置6は、地図M1を印刷するユーザー操作を受け付ける。典型的には、端末装置6は、地図M1が表示された状態で、地図M1を印刷するユーザー操作を受け付ける。
この場合、端末装置6は、上述したように、印刷領域情報に基づき地図データーD1と地図データーD2とを合成することにより得られた合成画像データーZを、サーバー装置8に送信する。サーバー装置8は、合成画像データーZを端末装置6から受信すると、地図M1と地図M2とを含む地図画像Gを、指定されたサイズの用紙S上に形成する。
図9は、印刷指示によって、用紙S上に形成される地図画像Gを表した図である。
図9を参照して、画像形成装置1は、1枚の用紙S上に、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
本例の場合、地図M2の縮尺は、地図M1の縮尺よりも小さい。なお、当該縮尺の設定は、上述したように、端末装置6の縮尺設定部6141(図5)でなされる。また、本例の場合には、地図M1の中心と、地図M2の中心とが同じ場所となるように、地図データーD2がサーバー装置8より取得される。このように、図9の例では、地図M2は、地図M1が表す地域を含み、かつ、地図M1よりも広い地域を表している。
情報処理システム1000によれば、図9に示すように、異なる縮尺の地図を並べた地図画像Gを1枚の用紙Sに印刷することが可能となる。したがって、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能となる。
なお、地図M1のみを印刷するように、情報処理システム1000を設定することも可能である。地図M1のみを印刷するか、地図M1と地図M2とを含む地図画像Gを印刷するかは、ユーザー設定により変更可能である。なお、このような設定変更は、後述する他の処理例と、他の実施形態でも同様である。
図10は、端末装置6において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。
図10を参照して、ステップS1において、ユーザー操作に基づき、端末装置6は、地図アプリを起動する。ステップS2において、端末装置6は、所定の位置を含む地図データー(以下、「地図データーD0」とも称する)をサーバー装置8からダウンロードする。ステップS3において、端末装置6は、地図データーD0に基づき地図(以下、「地図M0」とも称する)をディスプレイ652に表示する。
ステップS4において、端末装置6は、位置の指定を受け付けたか否かを判断する。位置の指定を受け付けた場合(ステップS4においてYES)、ステップS5において、指定された位置を含む地図データーD1を、サーバー装置8からダウンロードする。位置の指定を受け付けていない場合(ステップS4においてNO)、処理をステップS3に戻す。
ステップS6において、端末装置6は、地図データーD1に基づき地図M1をディスプレイ652に表示する。ステップS7において、端末装置6は、表示された地図を印刷するユーザー操作(印刷指示)を受け付けたか否かを判断する。
印刷指示を受け付けたと判断した場合(ステップS7においてYES)、端末装置6は、ステップS8において、画像形成装置1から、指定された用紙サイズ(たとえば、A4)の印刷領域情報を取得する。印刷指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS7においてNO)、端末装置6は、処理をステップS4に戻す。
ステップS9において、端末装置6は、地図M1を一部に含む所定の縮尺の地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。ステップS10において、端末装置6は、印刷領域情報に基づき、地図データーD1と地図データーD2とを合成し、合成画像データーZを生成する。ステップS11において、端末装置6は、合成画像データーZを画像形成装置1に送信する。
図11は、画像形成装置1における処理の流れを説明するためのフロー図である。
図11を参照して、ステップS21において、画像形成装置1は、端末装置6からの要求に基づき、指定された用紙サイズに対して予め設定された印刷領域情報を記憶部112から読み出す。ステップS22において、画像形成装置1は、読み出した印刷領域情報を、端末装置6に送信する。
ステップS23において、画像形成装置1は、合成画像データーZを端末装置6から受信したか否かを判断する。合成画像データーZを受信したと判断された場合(ステップS24においてYES)、画像形成装置1は、ステップS24において、合成画像データーZに基づく地図画像Gを用紙S上に形成する。具体的には、画像形成装置1は、地図M1と地図M2とを含む地図画像G(図9参照)を、プリントアウトする。
(d2.第2の処理例)
第2の処理例として、縮尺設定部6141が地図M1の縮尺に基づき地図M2の縮尺を設定する構成について説明する。なお、本処理例においても、第1の処理例と同様に、端末装置6が地図M1を表示しているものとする(図8参照)。
図12は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図12を参照して、画像形成装置1は、1枚の用紙S上に、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
本例の場合、地図M2の縮尺は、地図M1の縮尺よりも小さくなるように、縮尺設定部6141によって地図M2の縮尺が設定される。より詳しくは、地図M2の縮尺と地図M1の縮尺との比が一定となるように、地図M2の縮尺が設定される。なお、本処理例の場合も、第1の処理例と同様、地図M1の中心と、地図M2の中心とが同じ場所となるように、地図データーD2がサーバー装置8より取得される。このように、図12の例でも、図9の例と同様に、地図M2は、地図M1が表す地域を含み、かつ、地図M1よりも広い地域を表している。
情報処理システム1000によれば、図12に示すように、異なる縮尺の地図を並べた地図画像Gを1枚の用紙Sに印刷することが可能となる。したがって、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能となる。
図13は、端末装置6において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。
図13を参照して、本処理例は、ステップS9(図10参照)の代わりにステップS131を有する点において、第1の処理例とは異なる。その他のステップは、第1の処理例と同様であるため、ここでは繰り返し説明しない。
ステップS8の後、端末装置6は、ステップS131において、地図M1を一部に含み、かつ地図M1の縮尺の所定倍の縮尺の地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。ステップS131の後は、端末装置6は、処理をステップS10に進める。
(d3.第3の処理例)
第3の処理例として、縮尺設定部6141が、目的地と出発地とに基づき縮尺を設定する構成について説明する。なお、本処理例においても、第1の処理例と同様に、端末装置6が地図M1を表示しているものとする(図8参照)。
図14は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図14を参照して、画像形成装置1は、1枚の用紙S上に、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
本例の場合、縮尺設定部6141は、目的地990と出発地980とを含むように地図M2の縮尺を設定する。詳しくは、縮尺設定部6141は、出発地980が地図の端部に含まれるように、地図M2の縮尺を調整する。なお、本処理例の場合も、第1の処理例と同様、地図M1の中心と、地図M2の中心とが同じ場所となるように、地図データーD2がサーバー装置8より取得される。このように、図14の例でも、図9の例と同様に、地図M2は、地図M1が表す地域を含み、かつ、地図M1よりも広い地域を表している。
情報処理システム1000によれば、図14に示すように、異なる縮尺の地図を並べた地図画像Gを1枚の用紙Sに印刷することが可能となる。また、目的地990付近の地図M1と、目的地990と出発地980とを含む地図M2とを含む地図画像Gが1枚の用紙Sに印刷されるため、目的地に向かうユーザーの利便性に優れた地図を提供できる。
図15は、端末装置6において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。
図15を参照して、本処理例は、ステップS9(図10参照)の代わりにステップS151,S152,S153を有する点において、第1の処理例とは異なる。なお、本処理例では、ステップS4において、端末装置6は、「位置の指定」として目的地の指定を受け付ける。ステップS5においては、「指定された位置」としての目的地を含む地図データーD1をサーバー装置8からダウンロードする。その他のステップは、第1の処理例と同様であるため、ここでは繰り返し説明しない。
ステップS8の後、ステップS151において、端末装置6は、出発地の指定があるか否かを判断する。出発地の指定がある場合(ステップS151においてYES)、ステップS152において、端末装置6は、地図M1を一部に含み、かつ、出発地を含む地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。その後、端末装置6は、処理をステップS10に進める。
出発地の指定がない場合(ステップS151においてNO)、ステップS153において、端末装置6は、地図M1を一部に含む所定の縮尺の地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。すなわち、端末装置6は、図10のステップS9と同様の処理を行なう。その後、端末装置6は、処理をステップS10に進める。
<E.小括>
(1)情報処理システム1000は、端末装置6と、画像形成装置1とを備える。端末装置6は、位置を指定する入力を受け付けると、地図データーを記憶したサーバー装置8から、地図データーのうち当該位置を含む地図データーD1(第1の要素データー)を取得する。端末装置6は、地図データーD1に基づく地図M1(第1の地図)を表示する。端末装置6は、地図M1の印刷指示を受け付けると、上記地図データーのうち、地図M1に関連する地図M2(第2の地図)を表示するための地図データーD2(第2の要素データー)を、サーバー装置8からさらに取得する。画像形成装置1は、地図M1と地図M2とを含む地図画像Gを、1枚の用紙S上に形成する(図9,12,14参照)。
(2)端末装置6は、地図データーD1と、地図データーD2とに基づいて、地図画像Gを表す画像データー(合成画像データーZ)を生成する。端末装置6は、生成された合成画像データーZを画像形成装置1に送信する。画像形成装置1は、合成画像データーZに基づいて、地図画像Gを用紙S上に形成する。
(3)地図M2は、地図M1が表す地域を含み、かつ、地図M1よりも広い地域を表している。
(4)地図M1を表した画像を形成する領域P(第1の用紙領域)と、地図M2を表した画像を形成する領域Q(第2の用紙領域)とは、用紙Sのサイズに応じて予め定められている。
(5)領域Pのサイズと領域Qのサイズとは同じである(図7参照)。
(6)地図M2は、目的地990と出発地980とを含む(図14参照)。
(7)端末装置6は、領域P(第1の用紙領域)のサイズに基づいて、地図M1を縦方向の長さと横方向の長さとの比率を変えることなく拡大または縮小する。画像形成装置1は、地図画像Gとして、拡大または縮小された地図M1と、地図M2とを含む画像を用紙S上に形成する。
<F.変形例>
(f1.第1の変形例)
以下の処理を実行するように、情報処理システム1000を構成してもよい。
図16は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図16を参照して、状態(A)に示すように、端末装置6において縦が横よりも長い状態(以下、「縦長方向」とも称する)で地図M1が表示されている場合には、用紙Sにおいて地図M1と地図M2との各々が縦長方向に印刷されるように、端末装置6は合成画像データーZを生成する。
一方、状態(B)に示すように、端末装置6において横が縦よりも長い状態(以下、「横長方向」とも称する)で地図M1が表示されている場合には、用紙Sにおいて地図M1と地図M2との各々が横長方向に印刷されるように、端末装置6は合成画像データーZを生成する。
このように、領域P,Qにおける地図の向きを、端末装置6の地図M1の表示態様におうじて、変更する。このような構成によれば、たとえば状態(B)のように、端末装置6において横長方向で地図M1が表示されている場合において、状態(A)のように左右に並べて地図M1,M2を印刷するときに比べて、用紙S上に形成する地図M1,M2のサイズを大きくすることができる。このように、本変形例によれば、領域P,Qを有効に使用できる。
図17は、端末装置6において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。具体的には、図10等に示したステップS10の詳細を説明するためのフロー図である。
図17を参照して、ステップS171において、端末装置6(詳しくは、CPU61)は、端末装置6のディスプレイ652に表示され地図M1のサイズを取得する。ステップS172において、端末装置6は、地図M1の縦方向の長さが横方向の長さよりも長いか否かを判断する。
縦方向の長さが横方向の長さよりも長いと判断された場合(ステップS172においてYES)、端末装置6は、ステップS173において、地図M1と地図M2とを横並び(図16の状態(A))で表示するように、地図データーD1と地図データーD2とを合成する。
縦方向の長さが横方向の長さよりも短いと判断された場合(ステップS172においてNO)、端末装置6は、ステップS174において、地図M1と地図M2とを縦並び(図16の状態(B))で表示するように、地図データーD1と地図データーD2とを合成する。
以上のように、本変形例では、画像形成装置1は、端末装置6に表示された地図M1の縦方向の長さが横方向の長さよりも長い場合、地図画像Gとして、地図M1と地図M2とが横方向に並ぶ画像を、用紙S上に形成する。また、画像形成装置1は、端末装置6に表示された地図M1の縦方向の長さが横方向の長さよりも短い場合、地図画像Gとして、地図M1と地図M2とが縦方向に並ぶ画像を、用紙S上に形成する。
(f2.第2の変形例)
端末装置6は、操作部601(図5)を介して、地図M1の回転を指示する入力を受け付けると、回転後の地図M1をディスプレイ652に表示する。
図18は、地図M1を回転したときに、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図18を参照して、画像形成装置1は、端末装置6における地図M1の回転表示の有無に関わらず、地図画像Gとして、地図M1と地図M2との南北方向が用紙Sの第1の辺(本例の場合には短辺)と平行となり、かつ、地図M1と地図M2の東西方向が第1の辺と垂直となる用紙Sの第2の辺(本例の場合には長辺)と平行となる画像を、用紙S上に形成する。
このような構成によれば、ユーザーは、端末装置6において地図を元の状態に戻さなくても、地図の南北および東西が用紙Sの辺に平行な地図画像Gを得ることが可能となる。
(f3.第3の変形例)
図19は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図19を参照して、端末装置6が、縮尺が所定値よりも小さい地図M1をディスプレイ652に表示している場合に、地図M1の印刷指示を受け付けた場合、縮尺が所定値よりも大きい地図M2を表す地図データーD2をサーバー装置8からダウンロードする。なお、地図M2の縮尺は、縮尺設定部6141にて予め設定されている。
このような構成によれば、端末装置6が縮尺の大きな地図M1(すなわち、詳細な地図)を表示している場合において、画像形成装置1は、地図M1と地図M1よりも縮尺の小さいな地図M2とを含む地図画像Gを印刷することができる。したがって、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能となる。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、地図M1の中心と地図M2の中心とが同じ場所となるような地図データーD2をサーバー装置8から取得する構成について説明した。本実施の形態では、地図M1の中心を考慮せずに、地図データーD2をサーバー装置8から取得する構成について説明する。具体的には、本実施の形態では、目的地と出発地とを含む地図データーD2をサーバー装置8から取得する構成について説明する。
なお、以下では、本実施の形態では、実施の形態1と異なる点を説明し、実施の形態1と同じ点については、繰り返し説明をしない。この点は、後述する他の実施の形態でも同様である。
図20は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図20を参照して、画像形成装置1は、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
本例の場合、縮尺設定部6141は、目的地990と出発地980とを含むように地図M2の縮尺を設定する。詳しくは、縮尺設定部6141は、目的地990と出発地980との距離が領域Q内において最も長くなるように、地図M2の縮尺を調整する。このため、地図M2は、地図M1が表す地域の一部を含む。
このように、情報処理システム1000によれば、実施の形態1と同様に、異なる縮尺の地図を並べた地図画像Gを1枚の用紙Sに印刷することができる。また、実施の形態1と同様に、情報処理システム1000によれば、目的地990付近の地図M1と、目的地990と出発地980とを含む地図M2とを含む地図画像Gが1枚の用紙Sに印刷することができる。特に、本実施の形態では、目的地990と出発地980との間の地図を、実施の形態1の図14に示した場合よりも、詳細に表示することができる。
したがって、情報処理システム1000によれば、目的地に向かうユーザーの利便性に優れた地図を提供できる。
図21は、端末装置6において実行される処理の流れを説明するためのフロー図である。
図21を参照して、本処理例は、ステップS9(図10参照)の代わりにステップS211,S212,S213を有する点において、実施の形態1で説明した第1の処理例とは異なる。なお、本処理例では、ステップS4において、端末装置6は、「位置の指定」として目的地の指定を受け付ける。ステップS5においては、「指定された位置」としての目的地を含む地図データーD1をサーバー装置8からダウンロードする。その他のステップは、実施の形態1の第1の処理例(図10参照)と同様であるため、ここでは繰り返し説明しない。
ステップS8の後、ステップS211において、端末装置6は、出発地の指定があるか否かを判断する。出発地の指定がある場合(ステップS211においてYES)、ステップS212において、端末装置6は、地図M1を一部に含み、かつ、目的地と出発地との距離が領域Q内で最大となる地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。その後、端末装置6は、処理をステップS10に進める。
出発地の指定がない場合(ステップS211においてNO)、ステップS21において、端末装置6は、地図M1を一部に含む所定の縮尺の地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。すなわち、端末装置6は、図10のステップS9と同様の処理を行なう。その後、端末装置6は、処理をステップS10に進める。
(小括)
以上のように、地図M2は、地図M1が表す地域の一部を含む。また、地図M2は、目的地990と出発地980とを含む。さらに、地図M2は、目的地990と出発地980との距離が領域Qにおいて最も長くなる縮尺で、用紙S上に形成される。
[実施の形態3]
実施の形態1,2では、図7に基づき説明したように、地図M1と地図M2とが重なり合わないように地図画像Gが生成される。本実施の形態では、地図M1および地図M2のうち、一方の地図が他方の地図に重畳される地図画像Gを生成する構成について説明する。
図22は、所定の用紙サイズにおける、領域Pと領域Qとの設定例を示した図である。
図22を参照して、本例では、用紙Sにおいて、地図M1を表示するための領域Pとして複数の領域P1、P2,P3,P4が設定されている。地図M1は、4つの領域P1〜P4のうちのいずれかに表示される。また、用紙Sにおいて、地図M2を表示するための領域Qが設定されている。
4つの領域P1〜P4と、領域Qとは重複している。詳しくは、地図M1が地図M2に重畳するように、領域P1〜P4と領域Qとが設定されている。なお、以下では、領域P1〜P4を区別せずにいずれか1つの領域を表す場合には、領域Pと称する。
図23は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図23を参照して、画像形成装置1は、1枚の用紙S上に、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
画像形成装置1は、地図画像Gとして、地図M1が地図M2に対して重畳された画像を、用紙S上に形成する。詳しくは、画像形成装置1は、地図画像Gとして、地図M2に含まれる目的地990が地図M1によって非表示とならない位置に地図M1が表示される画像を、用紙S上に形成する。本例では、領域P4(図22参照)に地図M1が配置される。
地図M1を領域P1〜P4のいずれに配置するかは、地図M2における目的地990の位置と、各領域P1〜P4の位置とに基づいて端末装置6にて決定される。
たとえば、地図M2における目的地990が領域P1〜P4のいずれにも含まれない場合、領域P1〜P4のうち予め指定された領域に地図M1を配置すればよい。
また、領域Qを、領域Qの中心点に基づき、時計回りに4つの象限(第1象限〜第4象限)に区分し、目的地990が含まれる象限と対向する象限の領域Pに、地図M1を配置してもよい。すなわち、領域P1〜P4のうち、地図M2における目的地990から最も離れた領域に地図M1を配置してもよい。なお、図22において、領域P4を含む象限が第1象限であり、領域P1を含む象限が第2象限である。
なお、実施の形態1と同様に、地図M2の縮尺は、地図M1の縮尺よりも小さくなるように、縮尺設定部6141によって地図M2の縮尺が設定される。より詳しくは、地図M2の縮尺と地図M1の縮尺との比が一定となるように、地図M2の縮尺が設定される。なお、本例の場合も、地図M1の中心と、地図M2の中心とが同じ場所となるように、地図データーD2がサーバー装置8より取得される。このように、図23の例でも、実施の形態1の図9の例と同様に、地図M2は、地図M1が表す地域を含み、かつ、地図M1よりも広い地域を表している。
情報処理システム1000によれば、実施の形態1と同様に、異なる縮尺の地図を並べた地図画像Gを1枚の用紙Sに印刷することができる。また、実施の形態1と同様に、情報処理システム1000によれば、目的地990付近の地図M1と、目的地990と出発地980とを含む地図M2とを含む地図画像Gが1枚の用紙Sに印刷することができる。特に、本実施の形態では、地図M1が地図M2上に重ねられた状態となるため、視認性に優れる。
したがって、情報処理システム1000によれば、目的地に向かうユーザーの利便性に優れた地図を提供できる。
端末装置6では、実施の形態1と同様に、図10に示した一連の処理が実行される。本実施の形態では、図10のステップS10において、上述したように、複数の領域P1〜P4から1つの領域を選択する処理が実行される。
なお、上記においては、地図M2に地図M1を重畳させる構成を説明したが、これに限定されるものではない。地図M1に地図M2を重畳させる構成であってもよい。この場合には、領域Pと領域Qとの設定を変更すればよい。たとえば、図22に示した領域P1〜P4が領域Q1〜Q4となり、かつ領域Qが領域Pとなるように、印刷領域情報を変更すればよい。
(小括)
以上のように、画像形成装置1は、地図画像Gとして、地図M1および地図M2のうちの一方の地図が他方の地図に重畳された画像を、用紙S上に形成する。詳しくは、画像形成装置1は、地図画像Gとして、上記他方の地図に含まれる目的地990が上記一方の地図によって非表示とならない位置に上記一方の地図が表示される画像を、用紙S上に形成する。
[実施の形態4]
本実施の形態では、実施の形態3の図23の場合とは異なり、地図M1に地図M2を重畳させる構成について説明する。また、領域Pにおいて地図M1が表示されない余白領域が生じたときの処理を説明する。
図24は、領域Pにおいて地図M1が表示されない余白領域を説明するため図である。
図24を参照して、端末装置6は、地図M1を縦方向の長さと横方向の長さとの比率を変えることなく地図M1を拡大することにより、地図M1が領域P内で最大となるようにする。この場合、領域Pに余白が生じる場合がある。図24の例では、領域Pのうち、地図M1の上下の領域(ハッチングで表した領域)が、余白領域となる。
本実施の形態では、このような余白領域が生じないように、端末装置6および画像形成装置1は、後述する処理を実行する。
端末装置6は、領域Pのサイズに基づいて、地図M1を縦方向の長さと横方向の長さとの比率を変えることなく拡大または縮小する。詳しくは、端末装置6は、領域Pの縦方向の長さと地図M1の縦方向の長さとを一致させるように地図M1を拡大または縮小した場合、領域Pの横方向の長さよりも地図M1の横方向の長さが短くなる場合には、以下の処理を実行する。
すなわち、端末装置6は、地図M1の地域を全て含む地図(以下、「地図M3」と称する)地図データー(以下、「地図データーD3」と称する)をサーバー装置8からさらに取得する。また、地図M3の縦方向と横方向との比率は、領域Pの縦方向の長さと横方向の長さとの比率と同じである。
図25は、用紙S上に形成される地図画像G’を説明するための図である。
図25を参照して、画像形成装置1は、地図画像Gの代わりに、地図M3と、地図M2とを含む地図画像G’を用紙S上に形成する。なお、領域Pに地図M3が配置され、領域Qに地図M2が配置される。また、領域2501は、地図M3に含まれるが、地図M1には含まれていない場所である。
以上により、ユーザーは、領域Pにおいて余白が生じない地図画像G’が形成された用紙Sを得ることができる。
なお、端末装置6は、領域Pの横方向の長さと地図M1の横方向の長さとを一致させるように地図M1を拡大または縮小してもよい。この場合、端末装置6は、領域Pの縦方向の長さよりも地図M1の縦方向の長さが短くなるときには、地図M1の地域を全て含む地図M3を表した地図データーD3をサーバー装置8から取得すればよい。
図26は、端末装置6において実行される処理の前半部分の流れを説明するためのフロー図である。図27は、端末装置6において実行される処理の後半部分の流れを説明するためのフロー図である。
図26を参照して、端末装置6は、実施の形態1の図10のステップS1〜S8の処理を実行する。したがって、前半部分の処理内容の説明を繰り返さない。
図27を参照して、端末装置6は、ステップS8の後、ステップS271において、地図M1の縦の長さと横の長さとの比率を保ったまま地図M1を拡大または縮小した場合、縦と横との長さが領域Pに適合するか否かを判断する。
適合すると判断された場合(ステップS271においてYES)、端末装置6は、処理をステップS9にすすめる。適合しないと判断された場合(ステップS271においてNO)、端末装置6は、ステップS272において、地図M1の隣接領域を含み、かつ、領域Pに適合する地図M3の地図データーD3を、サーバー装置8からダウンロードする。
ステップS273において、端末装置6は、地図M1を一部に含む所定の縮尺の地図M2の地図データーD2を、サーバー装置8からダウンロードする。ステップS274において、端末装置6は、印刷領域情報に基づき、地図データーD3と地図データーD2とを合成し、合成画像データー(以下、「合成画像データーZ’」とも称する)を生成する。
なお、合成画像データーZ’は、画像形成装置1に送られる。画像形成装置1は、合成画像データーZ’に基づいた地図画像G’を用紙S上に形成する。
[実施の形態5]
上記の実施の形態においては、地図M2が、地図M1が表す地域を含み、かつ、地図M1よりも広い地域を表している場合を例に挙げて説明した。本実施の形態では、地図M2の表す地域が地図M1の表す地域と隣接するような、地図M2を取得する構成を説明する。
図28は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図28を参照して、画像形成装置1は、1枚の用紙S上に、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
本例の場合、地図M2の縮尺は、地図M1の縮尺と同じになるように、縮尺設定部6141によって地図M2の縮尺が設定される。また、地図M1と地図M2とが経路的に連続するように、地図データーD2がサーバー装置8より取得される。
情報処理システム1000によれば、端末装置6に表示された地図M1に隣接する地域の地図も印刷されるため、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能となる。
図29は、用紙S上に形成される地図画像Gを説明するための図である。
図29を参照して、画像形成装置1は、1枚の用紙S上に、2つの地図M1,M2を含む地図画像Gを印刷する。詳しくは、画像形成装置1は、用紙Sの領域Pに地図M1を印刷し、かつ用紙Sの領域Qに地図M2を印刷する。
本例の場合、地図M2の縮尺は、地図M1の縮尺と同じになるように、縮尺設定部6141によって地図M2の縮尺が設定される。また、地図M1と地図M2とが経路的に連続し、かつ、一部が重複する、地図データーD2がサーバー装置8より取得される。
情報処理システム1000によれば、端末装置6に表示された地図M1に隣接する地域の地図も印刷される。また、地図画像Gにおいては、地図M1の一部と地図M2の一部とが重複しているため、ユーザーは、地図の連続性を容易に把握できる。それゆえ、情報処理システム1000によれば、ユーザーにとって利便性に優れた地図を印刷することが可能となる。
なお、図28および図29の例では、地図M2を地図M1の東側の地図としたが、これに限定されるものではない。東側、西側、南側、および北側のうちのいずれかをユーザーが選択できるように、端末装置6を構成していもよい。
また、出発地の位置を考慮して、地図M1の北側、南側、東側、および西側のうちの1つを、端末装置6が選択するようにしてもよい。具体的には、地図M1の北側、南側、東側、および西側の4つの地図のうち、出発地に最も近い地域が含まれる地図を地図M2とするように、端末装置6を構成してもよい。
[実施の形態6]
上記の各実施の形態では、端末装置6が、地図データーD1(あるいは、地図データーD3)と地図データーD2とに基づき、合成画像データーZ(あるいは、合成画像データーZ’)を生成する構成について説明した。
本実施の形態では、地図データー同士の上述した合成処理を、端末装置6ではなく、画像形成装置1が実施する場合を説明する。
図30は、本実施の形態に係る画像形成装置1Aの機能的構成を表した図である。
図30を参照して、画像形成装置1Aは、制御部110Aと、通信部120と、画像形成部130とを備える。制御部110Aは、送信処理部111と、記憶部112と、画像データー受信部113と、画像合成処理部114とを備える。このように、画像形成装置1Aは、画像合成処理部114を備える点において、実施の形態1で説明した画像形成装置1(図6参照)とは異なる。
画像データー受信部113は、端末装置6から、地図データーD1と地図データーD2とを受信する。
画像合成処理部114は、地図データーD1と地図データーD2とを合成し、合成画像データーZを生成する。その後、画像形成部130は、合成画像データーZに基づき、地図画像G(あるいは地図画像G’)を用紙S上に形成する。
なお、本実施の形態では、端末装置6は画像合成処理部623(図5参照)を備える必要はない。
図31は、画像形成装置1Aにおける処理の流れを説明するためのフロー図である。
図31を参照して、ステップS311において、画像形成装置1は、端末装置6からの要求に基づき、指定された用紙サイズに対して予め設定された印刷領域情報を記憶部112から読み出す。ステップS312において、画像形成装置1は、地図データーD1と地図データーD2とを端末装置6から受信したか否かを判断する。
地図データーD1,D2を受信したと判断された場合(ステップS312においてYES)、画像形成装置1は、ステップS313において、印刷領域情報に基づいて、地図データーD1と地図データーD2とを合成し、合成画像データーZを生成する。地図データーD1,D2を受信していないと判断された場合(ステップS312においてNO)、画像形成装置1は、処理をステップS312に戻す。
ステップS314において、画像形成装置1は、合成画像データーZに基づいて、地図M1と地図M2とを含む地図画像Gを、プリントアウトする。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 画像形成装置、6 端末装置、7 無線ルーター、8 サーバー装置、9 中継局、10 本体部、11 画像形成ユニット、12 スキャナーユニット、14 給紙ユニット、20 後処理装置、31 コントローラー、35 プリンタコントローラー、65 タッチスクリーン、110,110A,600 制御部、111 送信処理部、112 記憶部、113 画像データー受信部、114,623 画像合成処理部、120,603 通信部、130 画像形成部、601 操作部、602 表示部、610 地図アプリケーション部、611 位置受付部、612,6142 ダウンロード処理部、613 表示用データー生成部、614 関連地図取得部、620 印刷アプリケーション部、621 印刷領域情報取得部、622 画像サイズ決定部、630 表示制御部、640 通信制御部、651 タッチパネル、652 ディスプレイ、980 出発地、990 目的地、1000 情報処理システム、6141 縮尺設定部、D0,D1,D2,D3 地図データー、G,G’ 地図画像、M0,M1,M2,M3 地図、P,P1,P2,P3,P4,Q,Q1,Q4 領域、S 用紙、Z 合成画像データー。

Claims (20)

  1. 情報処理装置と、画像形成装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    位置を指定する入力を受け付けると、地図データーを記憶したサーバー装置から、前記地図データーのうち前記位置を含む第1の要素データーを取得し、
    前記第1の要素データーに基づく第1の地図を表示し、
    前記第1の地図の印刷指示を受け付けると、前記地図データーのうち、前記第1の地図に関連する第2の地図を表示するための第2の要素データーを、前記サーバー装置からさらに取得し、
    前記画像形成装置は、前記第1の地図と前記第2の地図とを含む地図画像を、1枚の用紙上に形成する、情報処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記第1の要素データーと、前記第2の要素データーとに基づいて、前記地図画像を表す画像データーを生成し、
    生成された前記画像データーを前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、前記画像データーに基づいて、前記地図画像を前記用紙上に形成する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記第1の要素データーと、前記第2の要素データーとを、前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、
    前記第1の要素データーと、前記第2の要素データーとに基づいて、前記地図画像を表す画像データーを生成し、
    前記画像データーに基づいて、前記地図画像を前記用紙上に形成する、請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の地図は、前記第1の地図が表す地域を含み、かつ、前記第1の地図よりも広い地域を表している、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記第2の地図が表す地域は、前記第1の地図が表す地域と隣接している、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第2の地図は、前記第1の地図が表す地域の一部を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記画像形成装置は、前記地図画像として、前記第1の地図および前記第2の地図のうちの一方の地図が他方の地図に重畳された画像を、前記用紙上に形成する、請求項4に記載の情報処理システム。
  8. 前記位置は、目的地であって、
    前記画像形成装置は、前記地図画像として、前記他方の地図に含まれる前記目的地が前記一方の地図によって非表示とならない位置に前記一方の地図が表示される画像を、前記用紙上に形成する、請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記情報処理装置は、前記第1の地図の回転を指示する入力を受け付けると、回転後の前記第1の地図を表示し、
    前記画像形成装置は、前記情報処理装置における前記第1の地図の回転表示の有無に関わらず、前記地図画像として、前記第1の地図と前記第2の地図との南北方向が前記用紙の第1の辺と平行となり、かつ、前記第1の地図と前記第2の地図の東西方向が前記第1の辺と垂直となる前記用紙の第2の辺と平行となる画像を、前記用紙上に形成する、請求項4に記載の情報処理システム。
  10. 前記第2の地図の縮尺と前記第1の地図の縮尺との比は、一定である、請求項4に記載の情報処理システム。
  11. 前記位置は、目的地であって、
    前記情報処理装置は、出発地の指定をさらに受け付け、
    前記第2の地図は、前記目的地と前記出発地とを含む、請求項4に記載の情報処理システム。
  12. 前記第1の地図を表した画像を形成する第1の用紙領域と、前記第2の地図を表した画像を形成する第2の用紙領域とは、前記用紙のサイズに応じて予め定められている、請求項4に記載の情報処理システム。
  13. 前記第1の用紙領域のサイズと前記第2の用紙領域のサイズとは同じである、請求項12に記載の情報処理システム。
  14. 前記画像形成装置は、
    前記情報処理装置に表示された前記第1の地図の縦方向の長さが横方向の長さよりも長い場合、前記地図画像として、前記第1の地図と前記第2の地図とが横方向に並ぶ画像を、前記用紙上に形成し、
    前記情報処理装置に表示された前記第1の地図の縦方向の長さが横方向の長さよりも短い場合、前記地図画像として、前記第1の地図と前記第2の地図とが縦方向に並ぶ画像を、前記用紙上に形成する、請求項13に記載の情報処理システム。
  15. 前記位置は、目的地であって、
    前記情報処理装置は、出発地の指定をさらに受け付け、
    前記第2の地図は、前記目的地と前記出発地との距離が前記第2の用紙領域において最も長くなる縮尺で、前記用紙上に形成される、請求項12または13に記載の情報処理システム。
  16. 前記情報処理装置は、前記第1の用紙領域のサイズに基づいて、前記第1の地図を縦方向の長さと横方向の長さとの比率を変えることなく拡大または縮小し、
    前記画像形成装置は、前記地図画像として、前記拡大または縮小された前記第1の地図と、前記第2の地図とを含む画像を前記用紙上に形成する、請求項12または13に記載の情報処理システム。
  17. 前記情報処理装置は、前記第1の用紙領域の縦方向の長さと前記第1の地図の縦方向の長さとを一致させるように前記第1の地図を拡大または縮小した場合、前記第1の用紙領域の横方向の長さよりも前記第1の地図の横方向の長さが短くなるときには、前記第1の地図の地域を全て含む第3の地図を表した第3の要素データーを前記サーバー装置からさらに取得し、
    前記第3の地図の縦方向と横方向との比率は、前記第1の用紙領域の縦方向の長さと横方向の長さとの比率と同じであり、
    前記画像形成装置は、前記地図画像の代わりに、前記第3の地図と、前記第2の地図とを含む他の地図画像を用紙上に形成する、請求項16に記載の情報処理システム。
  18. 前記情報処理装置は、前記第1の用紙領域の横方向の長さと前記第1の地図の横方向の長さとを一致させるように前記第1の地図を拡大または縮小した場合、前記第1の用紙領域の縦方向の長さよりも前記第1の地図の縦方向の長さが短くなるときには、前記第1の地図の地域を全て含む第3の地図を表した第3の要素データーを前記サーバー装置からさらに取得し、
    前記第3の地図の縦方向と横方向との比率は、前記第1の用紙領域の縦方向の長さと横方向の長さとの比率と同じであり、
    前記画像形成装置は、前記地図画像の代わりに、前記第3の地図と、前記第2の地図とを含む他の地図画像を用紙上に形成する、請求項16に記載の情報処理システム。
  19. 画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、
    プロセッサと、
    ディスプレイと、
    地図データーを記憶したサーバー装置と通信する通信インターフェイスとを備え、
    前記プロセッサは、
    位置を指定する入力を受け付けると、前記通信インターフェイスを介して、前記地図データーのうち前記位置を含む第1の要素データーを前記サーバー装置から取得して、前記第1の要素データーに基づく第1の地図を前記ディスプレイに表示させ、
    前記第1の地図の印刷指示を受け付けると、前記通信インターフェイスを介して、前記地図データーのうち、前記第1の地図に関連する第2の地図を表示するための第2の要素データーを、前記サーバー装置からさらに取得し、
    前記第1の要素データーと、前記第2の要素データーとに基づいて、前記第1の地図と前記第2の地図とを含む地図画像を1枚の用紙に形成する画像データーを生成し、
    生成された前記画像データーを前記画像形成装置に送信する、情報処理装置。
  20. 情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な画像形成装置とを備えた情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、位置を指定する入力を受け付けると、サーバー装置に記憶された地図データーのうち前記位置を含む第1の要素データーを前記サーバー装置から取得するステップと、
    前記情報処理装置が、前記第1の要素データーに基づく第1の地図を表示するステップと、
    前記情報処理装置が、前記第1の地図の印刷指示を受け付けると、前記地図データーのうち、前記第1の地図に関連する第2の地図を表示するための第2の要素データーを、前記サーバー装置からさらに取得するステップと、
    前記画像形成装置が、前記第1の地図と前記第2の地図とを含む地図画像を1枚の用紙上に形成するステップとを備える、情報処理方法。
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