JP2021034334A - 連結型コンタクトおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減化が図られた連結型コンタクトおよびその製造方法を提供する。【解決手段】連結型コンタクト10は、2つの雌型コンタクト20A,20Bおよび連結部30を有する。ここで、この連結型コンタクト10を製造するにあたり、2つの雌型コンタクト20A,20Bおよび連結部30が形成される全領域が1本のキャリア50の幅方向片側に形成されるように金属平板を打ち抜き加工する。これにより、金属平板材料の歩留まりが向上し、製造コストの低減化が図られる。【選択図】図4

Description

本発明は、2つの雌型コンタクトが連結部で連結された連結型コンタクトおよびその製造方法に関する。
2つの雄型コンタクトどうしを電気的および機械的につなぐ、2つの雌型コンタクトが互いに連結された連結型のコンタクトが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、このコンタクトを構成する2つの雌型コンタクトに挿し込まれる2つの雄型コンタクトが互いに異なる2つの機器に備えられていて、それら2つの機器の振動モードが異なる場合がある。そこで、連結型コンタクトは、2つの雌型コンタクトが連結部で連結されて、その連結部で振動モードの相違を吸収する構造となっている。
特開2014−10949号公報
上掲の特許文献1の連結型のコンタクトの場合、製造過程における、金属平板を打ち抜き加工で、2つの雌型コンタクトが形成される2つの領域と連結部が形成される領域が形成される。そして、連結部が形成される領域を中央にしてそれら3つの領域が直線状に並ぶ。このため、それら3つの領域を間に挟むようにして延びる2本のキャリアが必要となる。したがって、金属材料の歩留まりが悪く、製造コストの低減化の妨げとなっている。
本発明は、製造コストの低減化が図られた連結型コンタクトおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の連結型コンタクトは、
各々が下向きに開いた挿入口を有しその挿入口から挿し込まれた各雄型コンタクトと電気的に導通する2つの雌型コンタクトと、
2つの雌型コンタクトどうしを連結する連結部とを有し、
連結部が、
2つの雌型コンタクトの各々に連結されて立ち上がり互いに対面する向きに延びる一対の立壁と、
一対の立壁の各々から互いに近づく向きに折れ曲がり横向きの同一面をなす一対の梁と、
両端の各々が一対の梁の各々に連結された連結部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の連結型コンタクトは、連結部が、上記の一対の立壁、一対の梁、および連結部材で構成されている。この構成の連結部を備えたことにより、連結部およびその連結部で連結される2つの雌型コンタクトを1本のキャリアの幅方向片側に形成することが可能である。これにより、金属材料の歩留まりが向上し、製造コストの低減化が図られる。
ここで、本発明の連結型コンタクトにおいて、連結部材が波型に曲がった弾性ばねであり、一対の梁への弾性ばねの接続部が一対の梁の各々から折れ曲がり弾性ばねが水平面内で波型に曲がった形状を有することが好ましい。
このように弾性ばねが一対の梁の各々から折れ曲がって弾性ばねが水平面内で波型に曲がった形状を有すると、連結型コンタクトがキャリアに連結された状態において、弾性ばねが、その両側に設けられた立壁により保護される。
また、本発明の連結型コンタクトの製造方法は、
1つの連結型コンタクトを構成する2つの雌型コンタクトのそれぞれが形成される2つの領域がキャリアの長手方向に沿って並び、かつ、1つの連結型コンタクトを構成する2つの雌型コンタクトおよび連結部の全体が1本のキャリアの幅方向片側に形成されるように、金属平板を打ち抜き加工する工程を含むことを特徴とする。
この製造方法を採用すると、金属平板材料の歩留まりが向上し、製造コストの低減化が図られる。
ここで、本発明の連結型コンタクトの製造方法において、
上記工程が、さらに、一対の梁を構成する2つの梁を弾性ばねとは別途に互いに繋ぐ連結梁が形成されるように金属平板を打ち抜き加工する工程であって、
連結梁を切除する工程をさらに含むことが好ましい。
上掲の特許文献1に示された構造の場合、雌型コンタクトをハウジングに挿入するまでの間に連結部材に不用意な力が作用して連結部材が変形するおそれがある。これに対し、上記の連結梁を形成すると連結部材の不用意な変形が抑えられる。この連結梁は、後の工程、例えば雌型コンタクトをハウジングに挿入する工程で切除される。
以上の本発明によれば、製造コストの低減化が図られた連結コンタクトが実現する。
本発明の一実施形態としての連結型コンタクトの3面図である。 図1の連結型コンタクトの斜視図である。 キャリアが連結された状態の連結型コンタクトの3面図である。 キャリアが連結された状態の連結型コンタクトの斜視図である 本実施形態の連結型コンタクトの製造時における、金属平板の打ち抜き加工後の形状の概要を示した図である。
図1は、本発明の一実施形態としての連結型コンタクトの3面図である。ここで、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図、図1(C)は側面図である。
また、図2は、図1の連結型コンタクトの斜視図である。
これら図1および図2には、コンタクトのみを示しているが、これら図1および図2に示したコンタクトは、ハウジングに挿入された後の最終形態のコンタクトである。
この連結型コンタクト10は、導電性の金属平板を打抜き加工および曲げ加工して形成され、2つの雌型コンタクト20A,20Bと連結部30を備えている。
2つの雌型コンタクト20A,20Bは、それらの各々が下向きに開いた挿入口21a,21bを有し、その挿入口21a,21bから挿し込まれた各雄型コンタクト(不図示)と電気的に導通する。また、連結部30は、2つの雌型コンタクト20A,20Bどうしを電気的および機械的に連結する。
ここで、連結部30は、一対の立壁31a,31bと、一対の梁32a,32bと、弾性ばね(連結部材)33とを有する。
一対の立壁31a,31bは、2つの雌型コンタクト20A,20Bの各々に連結されて立ち上がり互いに対面する向きに延びている。また、一対の梁32a,32bは、一対の立壁31a,31bの各々から互いに近づく向きに折れ曲がり横向きの同一面を成している。また、弾性ばね33は、両端の各々が一対の梁32a,32bの各々に連結されている。ここで、この弾性ばね33は、一対の梁32a,32bとの接続部34a,34bが一対の梁32a,32bの各々から折れ曲がり、水平面内で波型に曲がった形状を有する。
連結型コンタクト10がキャリア50(図3〜図4参照)に連結された状態において、弾性ばね33が、同じキャリアに連結されている別の連結型コンタクト10などに引っかかって変形するおそれがある。この実施形態の連結型コンタクト10には、弾性ばね33の両側に立壁31a,31bが設けられている。このため、それらの立壁31a,31bにより弾性ばね33と別の連結型コンタクト10などとの干渉が抑えられ、弾性ばね33が変形等を受けないように保護される。
図3は、キャリアが連結された状態の連結型コンタクトの3面図である。ここで、図1と同様、図3(A)は平面図、図3(B)は正面図、図3(C)は側面図である。
また、図4は、キャリアが連結された状態の連結型コンタクトの斜視図である。
これら図3,図4には、図1,図2に示した連結型コンタクト10が1つのみ示されている。ただし、実際には、キャリア50は長く延び、そのキャリア50には多数の連結型コンタクト10が連結されている。ここで、図3,図4に示す連結型コンタクト10は、図1,図2に示した連結型コンタクト10と比べたとき、キャリア50に連結されていることのほか、連結梁35が備えられている。この連結梁35は、一対の梁32a,32bを構成する2つの梁32a,32bを、弾性ばね33とは別途に繋いでいる。この連結梁35は、弾性ばね33に不用意な力が作用したときであっても、弾性ばね33の伸縮を抑えて弾性ばね33の寸法精度を高精度に保つのに役立つ。この弾性ばね33は、この連結型コンタクト10をハウジング(不図示)に挿し込む際に、キャリア50の切り離しとともに切除される。
図5は、本実施形態の連結型コンタクトの製造時における、金属平板の打ち抜き加工後の形状の概要を示した図である。この図5におけるハッチングは、断面を意味するものではなく、金属平板60の、打ち抜き後の形状を明瞭化するためである。
この図5には、1つの連結型コンタクト10を構成する2つの雌型コンタクト20A,20Bのそれぞれが形成される2つの領域20A,20Bが示されている。ここでは、分かりやすさのため、雌型コンタクト20A,20Bと、雌型コンタクト20A,20Bが形成される領域20A,20Bとを同じ符号で示している。連結部30についても同様である。また、ここでは、領域20A,20Bは、その領域の広がりのみを示し、その領域20A,20B内の、打ち抜き加工後の詳細な形状は図示を省略している。また、連結部30については、この図5には折り曲げ加工されていない段階の要素が示されているが、折り曲げ加工後(図3,図4)の要素と同じ符号を付し同じ名称で説明する。
この図5に示されている通り、1つの連結型コンタクト10を構成する2つの雌型コンタクト20A,20Bのそれぞれが形成される2つの領域20A,20Bは、キャリア50の長手方向に沿って並んでいる。また、それら2つの領域20A,20Bおよび連結部30の全てが、1本のキャリア50の幅方向片側に形成されている。また、ここには、連結梁35も形成されている。
本実施形態の場合、この図5に示すように、連結部30およびその連結部30で連結される2つの雌型コンタクト20A,20Bが1本のキャリア50の幅方向片側に形成される。したがって、金属平板材料の歩留まりが向上し、製造コストの低減化が図られる。
本実施形態の連結型コンタクト10の製造にあたっては、金属平板が図5に示すブランク60に打ち抜き加工される。そして、曲げ加工により図3,図4に示す形態の連結型コンタクト10が形成される。さらに、ハウジング(不図示)への挿し込みの際にキャリア50が切り離されるとともに連結梁35が切除される。これらの工程により、図1,図2に示す最終形態の連結型コンタクト10となる。
10 連結型コンタクト
20A,20B 雌型コンタクト
30 連結部
31a,31b 立壁
32a,32b 梁
33 弾性ばね(連結部材)
34 連結梁
50 キャリア

Claims (4)

  1. 各々が下向きに開いた挿入口を有し該挿入口から挿し込まれた各雄型コンタクトと電気的に導通する2つの雌型コンタクトと、
    前記2つの雌型コンタクトどうしを連結する連結部とを有し、
    前記連結部が、
    前記2つの雌型コンタクトの各々に連結されて立ち上がり互いに対面する向きに延びる一対の立壁と、
    前記一対の立壁の各々から互いに近づく向きに折れ曲がり横向きの同一面をなす一対の梁と、
    両端の各々が前記一対の梁の各々に連結された連結部材とを備えたことを特徴とする連結型コンタクト。
  2. 前記連結部材が、波型に曲がった弾性ばねであり、
    前記弾性ばねの前記一対の梁との接続部が前記一対の梁の各々から折れ曲がり該弾性ばねが水平面内で波型に曲がった形状を有することを特徴とする請求項1に記載の連結型コンタクト。
  3. 請求項1または2に記載の連結型コンタクトの製造方法であって、
    1つの前記連結型コンタクトを構成する前記2つの雌型コンタクトのそれぞれが形成される2つの領域がキャリアの長手方向に沿って並び、かつ、該1つの連結型コンタクトを構成する該2つの雌型コンタクトおよび前記連結部の全体が1本のキャリアの幅方向片側に形成されるように、金属平板を打ち抜き加工する工程を含むことを特徴とする連結型コンタクトの製造方法。
  4. 前記工程が、さらに、前記一対の梁を構成する2つの梁を前記連結部材とは別途に互いに繋ぐ連結梁が形成されるように金属平板を打ち抜き加工する工程であって、
    前記連結梁を切除する工程をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の連結型コンタクトの製造方法。
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JPS62160479U (ja) * 1986-04-02 1987-10-12
JP2014010949A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ及びメス型端子
JP2017204394A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ及びコンタクト、コンタクト連続体、コンタクトの製造方法

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