JP2021034203A - 電池モジュール及び介在部材 - Google Patents

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貴洋 寺田
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信好 黒岩
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Yasuaki Jinme
靖明 甚目
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襟 木下
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Abstract

【課題】開放弁をより確実に動作させることができる介在部材を備える電池モジュール、及び、その介在部材を提供すること。
【解決手段】実施形態によれば、電池モジュールは、第1の電池及び第2の電池と、介在部材と、を備える。第1の電池及び前記第2の電池のそれぞれは、電極群と、電極群が収納される内部空洞を規定する外装部と、を備える。第1の電池の外装部は、開放弁を備える。開放弁は、内部空洞の圧力が所定の圧力に達することで開放される。介在部材は、第1の電池と前記第2の電池との間に配置される。介在部材は、拘束部を備える。拘束部は、開放弁の近傍を押圧することで、外装部を押圧する部分において外装部の変形を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、電池モジュール及び介在部材に関する。
電池モジュール等に設けられる電池は、外装部を備える。電池では、外装部により内部空洞が規定される。電池の外装部には、内部空洞における圧力(内圧)が所定の圧力を超えて上昇した場合等に開放される開放弁が、設けられる。開放弁には、構造的に弱い部分、例えば肉厚の薄い薄肉部が設けられている。電池の内圧が高くなると、薄肉部に歪みが生じる。この薄肉部が破断することで、開放弁を通して内部空洞の気体が外部に流出する。開放弁を適切に開放させるためには、電池の内圧の上昇にともなう歪みによる応力を、開放弁に設けられた薄肉部に対してより集中させることが、求められている。
特開2005−374915号公報 特開2014−102935号公報 特開2012−204087号公報 特開2015−106490号公報 特開2008−226518号公報
本発明が解決しようとする課題は、例えば、電池の内圧の上昇にともなう歪みによる応力を開放弁に設けられた構造的に弱い部分に集中させるなど、開放弁をより確実に動作させることができる介在部材を備える電池モジュール、及び、その介在部材を提供することである。
実施形態によれば、電池モジュールは、第1の電池及び第2の電池と、介在部材と、を備える。第1の電池及び前記第2の電池のそれぞれは、正極及び負極を備える電極群と、電極群が収納される内部空洞を規定する外装部と、を備える。第1の電池の外装部は、開放弁を備える。開放弁は、内部空洞の圧力が所定の圧力に達することで開放される。介在部材は、第1の電池と前記第2の電池との間に配置される。介在部材は、拘束部を備える。拘束部は、開放弁の近傍を押圧することで、外装部を押圧する部分において外装部の変形を抑制する。
また、実施形態によれば、介在部材は、第1の電池及び第2の電池が設けられる電池モジュールにおいて、第1の電池と第2の電池との間に配置される。第1の電池及び第2の電池のそれぞれは、正極及び負極を備える電極群と、電極群が収納される内部空洞を規定する外装部と、を備える。第1の電池の外装部は、内部空洞の圧力が所定の圧力に達することで開放される開放弁を備える。介在部材は、拘束部を備える。拘束部は、開放弁の近傍を押圧することで、外装部を押圧する部分において外装部の変形を抑制する。
図1は、第1の実施形態に係る電池の一例を概略的に示す斜視図である。 図2Aは、図1の電池の電極群の構成を示す概略図である。 図2Bは、図1の電池において縦方向に対して垂直又は略垂直な断面で概略的に示す断面図である。 図3は、第1の実施形態に係る電池モジュールの一例を示す概略図である。 図4は、第1の実施形態に係る介在部材を概略的に示す斜視図である。 図5は、図4の介在部材の一部を概略的に示す斜視図である。 図6は、図3の電池モジュールにおいて第2の交差方向に対して垂直又は略垂直な断面で概略的に示す断面図である。 図7は、図6の一部を拡大して示す概略的な断面図である。 図8は、第1の実施形態の変形例に係る介在部材の一部を概略的に示す斜視図である。 図9は、第2の実施形態に係る電池モジュールの一例を示す概略図である。 図10は、図9の電池モジュールにおいて第2の交差方向に対して垂直又は略垂直な断面で概略的に示す断面図である。 図11は、図10の一部を拡大して示す概略的な断面図である。 図12は、第2の実施形態の変形例に係る電池モジュールにおいて第2の交差方向に対して垂直又は略垂直な断面で概略的に示す断面図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。実施形態に係る電池モジュールは、第1の電池及び第2の電池を備える。第1の電池及び第2の電池のそれぞれは、外装部を備える。電池モジュールでは、第1の電池の外装部と第2の電池の外装部との間に介在部材が設けられる。介在部材は、第1の電池の外装部と及び第2の電池の外装部とを電気的に絶縁することが好ましい。
(第1の実施形態)
[電池]
まず、電池モジュールに設けられる電池単体について説明する。電池としては、例えば非水電解質二次電池等の二次電池が用いられる。図1は電池1の一例を示す。図1の一例の電池1は、外装部3を備える。外装部3は、例えば金属等の導電材料から形成される。外装部3の肉厚は、薄く、例えば、0.02mm以上0.3mm以下に形成される。図1の電池1及び外装部3では、縦方向(矢印X1及び矢印X2で示す方向)、縦方向に対して交差する(垂直又は略垂直な)横方向(矢印Y1及び矢印Y2で示す方向)、及び、縦方向及び横方向の両方に対して交差する(垂直又は略垂直な)高さ方向(矢印Z1及び矢印Z2で示す方向)が、規定される。図1の一例の電池1及び外装部3のそれぞれでは、高さ方向についての寸法が、縦方向についての寸法、及び、横方向についての寸法のそれぞれに比べて、遥かに小さい。外装部3は、第1の外装部材(カップ部材)5、第2の外装部材(蓋部材)6、及び開放弁18を備える。
第1の外装部材5は、底壁7、周壁4、及びフランジ13を備える。第1の外装部材5では、底壁7及び周壁4によって内部空間が規定される。内部空間は、外装部3の内部空洞の少なくとも一部を形成し、底壁7が位置する側とは反対側へ向かって開口する。周壁4は、二対の側壁8、9を備える。一対の側壁8は、縦方向について内部空間を挟んで対向する。一対の側壁9は、横方向について内部空間を挟んで対向する。側壁8のそれぞれは、側壁9の間に、横方向に沿って連続して延設される。側壁9のそれぞれは、側壁8の間に、縦方向に沿って連続して延設される。フランジ13は、周壁4において底壁7とは反対側の端部から外周側へ突出する。フランジ13は、外装部3の周方向について全周に亘って形成され、外装部3の周方向について全周に亘って外周側へ突出する。
第1の外装部材5の外表面には、一対の凹面16が形成される。凹面16のそれぞれは、側壁9の対応する一方と底壁7との間に、設けられる。一対の凹面16のそれぞれは、側壁8の間に、縦方向に沿って連続して延設される。凹面16のそれぞれは、高さ方向について、底壁7の外表面に対して、第1の外装部材5の内部空間の開口に向かう側に凹む。
第2の外装部材6は、電池1の高さ方向について底壁7が位置する側とは反対側から、フランジ13に取り付けられ、底壁7とは反対側からフランジ13と対向する。第1の外装部材5の内部空間の開口は、第2の外装部材6によって塞がれる。第2の外装部材6が第1の外装部材5に溶接等によって取り付けられることにより、内部空洞は、封止及び密閉される。
外装部3の内部空洞には、電極群10が収納される。図2Aは、電極群10の一例を示す。図2Aの一例では、電極群10は、例えば扁平形状に形成され、正極11及び負極12を備える。また、電極群10では、正極11と負極12との間にセパレータ(図示しない)が介在する。セパレータは、電気的絶縁性を有する材料から形成され、正極を負極に対して電気的に絶縁する。
正極11は、正極集電箔等の正極集電体11Aと、正極集電体11Aの表面に担持される正極活物質含有層(図示しない)と、を備える。正極活物質含有層は、正極活物質を備える。正極集電体11Aは、正極活物質含有層が未担持の部分として、正極集電タブ11Bを備える。負極12は、負極集電箔等の負極集電体12Aと、負極集電体12Aの表面に担持される負極活物質含有層(図示しない)と、を備える。負極活物質含有層は、負極活物質を備える。負極集電体12Aは、負極活物質含有層が未担持の部分として、負極集電タブ12Bを備える。図2Aの一例の電極群10では、正極集電タブ11Bは、負極に対して突出する。負極集電タブ12Bは、正極11に対して、正極集電タブ11Bの突出方向とは反対側へ突出する。
また、内部空洞では、電極群10に、電解液(図示しない)が保持(含浸)される。電解液は、電解質を有機溶媒に溶解させた非水電解液であってもよく、水溶液等の水系電解液であってもよい。電解液の代わりに、ゲル状電解質が用いられてもよく、固体電解質が用いられてもよい。固体電解質が電解質として用いられる場合、電極群において、固体電解質が、セパレータの代わりに、正極と負極との間に介在する。固体電解質により、正極が負極に対して電気的に絶縁される。
図2Bは、電池1において凹面16の一方及びその近傍の構成を、縦方向に垂直又は略垂直な断面で示す。図2B等に示すように、外装部3の外表面には、一対の電極端子15D1,15D2が取り付けられる。電極端子15D1,15D2の一方が電池1の正極端子となり、電極端子15D1,15D2の他方が電池1の負極端子となる。このため、電極端子15D1,15D2は、互いに対して反対の極性を有する。電極端子15D1,15D2のそれぞれは、凹面16の対応する一方に、外部に露出する状態で取り付けられる。電極端子15D1,15D2のそれぞれは、外装部3の周方向について、側壁9の対応する一方が延設される範囲に、設けられる。
また、電極端子15D1,15D2のそれぞれと凹面16の対応する一方との間には、絶縁部材14A1,14A2の対応する一方が、介在する。電極端子15D1は、絶縁部材14A1によって、外装部3(第1の外装部材5)に対して電気的に絶縁される。電極端子15D2は、絶縁部材14A2によって、外装部3(第1の外装部材5)に対して電気的に絶縁される。また、図1及び図2B等の一例では、電極端子15D1,15D2のそれぞれには、導電材料から形成されるバー部材17が接続される。
電極群10の正極集電タブ11Bは、正極リード15A1,15B1,15C1等の1つ以上の正極リードを介して、電極端子15D1,15D2の対応する一方である正極端子に電気的に接続される。外装部3の内部空洞では、正極集電タブ11B及び正極リードは、絶縁部材14B1等の1つ以上の絶縁部材によって、外装部3に対して電気的に絶縁される。電極群10の負極集電タブ12Bは、負極リード15A2,15B2,15C2等の1つ以上の負極リードを介して、電極端子15D1,15D2の対応する一方である負極端子に電気的に接続される。外装部3の内部空洞では、負極集電タブ12B及び負極リードは、絶縁部材14B2等の1つ以上の絶縁部材によって、外装部3に対して電気的に絶縁される。
外装部3の外表面には、開放弁18が設けられる。開放弁18は、溝19を備える。溝19は、外装部3の外表面に設けられる。溝19では、外装部3の肉厚が薄い薄肉部が形成される。開放弁18は、第1の外装部材5の外表面、又は第2の外装部材6の外表面に設けられる。開放弁18が、例えば第1の外装部材5の外表面に設けられる場合、底壁7に設けられていてもよく、凹面16に設けられていてもよい。図1及び図2B等の一例では、開放弁18は、第1の外装部材5の凹面16に設けられる。ただし、開放弁18は、電極端子15D1,15D2が取付けられている部分以外の部分に設けられる。また、開放弁が、第2の外装部材6の外表面に設けられる場合、第1の外装部材5のフランジ13に取り付けられている部分以外の第2の外装部材6の外表面に、設けられる。
開放弁18では、外装部3の内部空洞の圧力が所定の圧力に達することにより、薄肉部等の構造的に弱い部分に歪みが生じ、薄肉部等が破断する。これにより、開放弁18は、開放される。開放弁18が開放されることにより、外装部3の内部空洞の気体が、開放弁18を介して、外装部3の外部に流出する。また、図1及び図2B等の一例では、溝19によって形成される薄肉部が、開放弁18において構造的に弱い部分を形成するが、これに限るものではない。ある一例では、外装部3の他の部位より、剛性の低い材料から構造的に弱い部分を形成し、開放弁18を形成してもよい。
また、実施形態等の電池の構成は、前述の構成に限るものではない。電池モジュールに搭載される電池は、開放弁を備え、後述する介在部材により、開放弁の周囲が拘束されるものであればよい。
[電池モジュール]
前述の電池を複数備える電池モジュールについて説明する。図3は、電池モジュール20の一例を示す。図3に示すように、電池モジュール20では、複数の電池1と介在部材21が積層方向(矢印Z3及び矢印Z4で示す方向)について積層される。電池モジュール20では、複数の電池1が積層方向に対して交差する(垂直又は略垂直な)第1の交差方向(矢印Y3及び矢印Y4で示す方向)、及び、積層方向及び第1の交差方向の両方に対して交差する(垂直又は略垂直な)第2の交差方向(矢印X3及び矢印X4で示す方向)が、規定される。
電池モジュール20では、複数の電池のそれぞれは、高さ方向が積層方向と一致又は略一致する状態で、配置される。そして、複数の電池のそれぞれは、横方向が第1の交差方向と一致又は略一致し、かつ、縦方向が第2の交差方向と一致又は略一致する状態で、配置される。
ここで、複数の電池1の中で互いに対して隣り合って配置される2つを電池(第1の電池)1A、電池(第2の電池)1Bとする。図3の一例では、電池(第1の電池)1Aは電池1のいずれか1つであり、電池(第2の電池)1Bは、電池1の中で、電池(第1の電池)1Aに対して矢印Z3側に隣り合う1つである。電池モジュール20では、積層方向について、複数の電池1のそれぞれの間に、介在部材21が配置される。複数の電池1のそれぞれは、縦方向及び横方向のそれぞれについて、互いに対してずれていない又はほとんどずれていない状態で、配置される。
電池モジュール20では、電池(第1の電池)1Aの底壁7は、介在部材21を間に挟んで、電池(第2の電池)1Bの第2の外装部材6と対向する。このため、介在部材21によって、電池1Bの第2の外装部材6への電池(第1の電池)1Aの底壁7の接触が防止される。これにより、電池(第1の電池)1A及び電池(第2の電池)1Bの外装部3同士の接触が防止され、電池(第1の電池)1A及び電池(第2の電池)1Bの外装部3同士が電気的に接続されることが有効に防止される。
図4は、介在部材21の一例を示す。介在部材21は、略板状に形成され、土台22と、突出部23と、を備える。電池モジュール20において、電池(第1の電池)1Aと電池(第2の電池)1Bとの間の介在部材21では、土台22は、電池(第1の電池)1Aの底壁7及び電池(第2の電池)1Bの第2の外装部材6に対して平行又は略平行に延設される。そして、電池(第1の電池)1Aと電池(第2の電池)1Bとの間の介在部材21の土台22は、電池モジュール20の第1の交差方向及び第2の交差方向に対して平行又は略平行に延設される。介在部材21の厚さ方向は、電池モジュール20の積層方向と一致又は略一致する。本実施形態では、土台22は、電池(第1の電池)1Aの底壁7の外表面の全体又は略全体と面接触する。ただし、土台22は、電池(第1の電池)1Aの凹面16、電極端子15D1,15D2及びバー部材17のそれぞれとは接触しない。また、土台22は、電池(第2の電池)1Bの第2の外装部材6の外表面の全体又は略全体と面接触する。なお、土台22は、電池(第1の電池)1Aの底壁7の外表面の全体に亘って延設されず、電池1Aの底壁7の外表面の一部の領域に亘ってのみ延設されてもよい。同様に、土台22は、電池(第2の電池)1Bの第2の外装部材6の外表面の全体に亘って延設されず、電池1Bの第2の外装部材6の外表面の一部の領域に亘ってのみ延設されてもよい。
突出部23は、土台22から、電池モジュール20における積層方向と一致又は略一致する方向に突出する。本実施形態では、突出部23は、土台22において電池(第1の電池)1Aが位置する側の表面に形成される。そして、突出部23は、土台22から電池(第1の電池)1Aの配置される側へ、突出している。
また、電池モジュール20では、電池1Aのバー部材17の一方が、バスバー(図示しない)を介して、電池1Bのバー部材17の対応する一方に電気的に接続される。これにより、電池1Aの電極端子15D1,15D2の一方が、電池1Bの電極端子15D1,15D2の対応する一方に電気的に接続される。ある一例では、電池1Aの正極端子が電池1Bの負極端子に電気的に接続される。この場合、電池1A,1Bは、1つのバスバーによって電気的に直列に接続される。なお、電池1A,1Bは、2つのバスバーを用いて電気的に並列に接続されてもよい。
図5は、介在部材21の突出部23を示す。図5に示すように、突出部23は、囲壁27と、囲壁27の突出端面(拘束部)25と、を備える。囲壁27により囲まれることで、空洞28が規定される。囲壁27は、筒状又は略筒状に形成され、一対の側壁24を備える。一対の側壁24は、互いに対して平行又は略平行に延設される。本実施形態では、囲壁27が空洞28の周方向の全体に亘って延設されている。そして、囲壁27には、空洞28と空洞28の外部とを連絡する貫通孔26が、形成されている。貫通孔26が形成されていることで、内部空洞の圧力が所定の圧力に達した場合に開放弁18を介して内部空洞から流出した気体が、空洞28にとどまることなく空洞28の外部へ流出することができる。貫通孔26は、空洞28と空洞28の外部とを連絡できれば、その形状は制限されない。囲壁27の突出端面25は、土台22に対して平行又は略平行に形成される。なお、囲壁27が空洞28の周方向について一部の範囲にのみに延設されてもよい。この場合、囲壁27に貫通孔26が設けられていなくてもよい。
図6及び図7は、電池モジュール20における突出部23の近傍の概略図であり、電池モジュール20の第2の交差方向に対して垂直又は略垂直な断面、すなわち、電池1(1A)の縦方向に対して垂直又は略垂直な断面を示す。本実施形態では、前述のように、介在部材21の土台22の外表面は、電池(第1の電池)1Aの底壁7の外表面と接触する。突出部23の突出端面25は、電池(第1の電池)1Aの凹面16に当接する。また、突出部23は、電極端子15D1,15D2及びバー部材17と接触しない。そして、突出端面25は、第1の外装部材5の凹面16において、開放弁18の近傍に接触している。
突出部23は、突出端面25が外装部3に設けられた開放弁18の近傍を囲む状態で、この開放弁18の近傍の外装部3の表面を押圧可能に配置される。すなわち、空洞28が開放弁18と対向する状態で、突出部23が配置される。溝19は、空洞28と対向する。本実施形態では、突出部23(突出端面25)が、空洞28を全周に亘って囲んでいる。
介在部材21は、電池(第1の電池)1Aの第1の外装部材5と、電池(第2の電池)1Bの第2の外装部材6とを電気的に絶縁する材料から形成されていてもよい。この場合、介在部材21は、電池間セパレータとして用いることもできる。なお、突出部23は、絶縁体で形成されていなくてもよい。ある一例では、突出部23が金属から形成され、土台22が絶縁体で形成されている。
本実施形態では、電池モジュール20が前述のような構成であるため、電池(第1の電池)1Aの外装部3の内部空洞における圧力が上昇して外装部3が膨張する場合に、突出端面(拘束部)25が、開放弁18の近傍において、第1の外装部材5(凹面16)の外表面を外装部3の内部空洞へ向かう側に押圧する。突出端面(拘束部)25は、第1の外装部材5(凹面16)を押圧する部分において、第1の外装部材5(凹面16)に食い込むことができる。これにより、突出端面(拘束部)25は、開放弁18の近傍を拘束し、第1の外装部材5(凹面16)の変形を抑制できる。
また、本実施形態では、開放弁18の近傍が上述のように拘束されることで、電池1の内圧の上昇にともなって開放弁18の近傍に生じる歪みによる応力を、構造的に弱い部分である溝19に集中させることができる。これにより、所定の内圧を超えると溝19が破断するため、内部空洞から外装部3の外部に気体が適切に流出し、電池1(1A)の内圧を適切に下げることができる。
このように、本実施形態によれば、開放弁18をより確実に動作させることができる。
(第1の実施形態の変形例)
図8に示す第1の実施形態の変形例では、突出部23において、突出端面(拘束部)25の上にリブ29がさらに設けられる。リブ29は、突出端面25から、突出端面25に対して垂直又は略垂直な方向に、さらに突出する。リブ29は、空洞28(突出端面25)の周方向に沿って設けられる。リブ29の突出方向の長さは、突出部23の突出方向の長さと比べて遥かに小さく、例えば外装部3の肉厚程度である。リブ29の幅は、突出端面25の幅と比べて小さい。なお、リブ29は、突出端面25の全周に亘って設けられていなくてもよい。ある一例では、リブ29は、空洞28の周方向について一部の範囲においてのみ、突出端面25からさらに突出する突起として形成される。
本変形例でも、電池モジュール20において、突出部23は、介在部材21の土台22から突出する。前述のような構成であるため、本変形例でも、前述の実施形態等と同様の作用及び効果を奏する。
また、本変形例では、突出部23が前述のような構成を備える。そのため、電池モジュール20において、電池(第1の電池)1Aの外装部3の内部空洞における圧力が上昇して外装部3が膨張する場合に、突出端面(拘束部)25に加えて、リブ29も第1の外装部材5(凹面16)を押圧する。リブ29の幅は突出端面25の幅よりも小さいため、リブ29が第1の外装部材5を押圧する力は、突出端面25が第1の外装部材5を押圧する力よりも大きい。すなわち、リブ29は、第1の外装部材5に対して、突出端面(拘束部)25よりも強く食い込むことができる。これにより、内圧の上昇により外装部3が膨張しても、突出部23は、開放弁18の近傍の所定の位置からずれることなく、第1の外装部材5の変形を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る電池モジュール及びその電池モジュールに用いられる電池の単体について説明する。
[電池]
開放弁18の位置が異なることを除き、第1の実施形態に用いられた電池と同様の電池を用いることができる。なお、実施形態等の電池の構成は、前述の構成に限るものではない。
[電池モジュール]
次に、前述したような電池を複数備える電池モジュールについて説明する。図9は、電池モジュール30の一例を示す。図9に示すように、電池モジュール30は、複数の電池1と介在部材31が積層方向(矢印Z3及び矢印Z4で示す方向)について積層される。電池モジュール30では、複数の電池1が積層方向に対して交差する(垂直又は略垂直な)第1の交差方向(矢印Y3及び矢印Y4で示す方向)、及び、積層方向及び第1の交差方向の両方に対して交差する(垂直又は略垂直な)第2の交差方向(矢印X3及び矢印X4で示す方向)が、規定される。
電池モジュール30では、複数の電池1のそれぞれは、高さ方向が積層方向と一致又は略一致する状態で、配置される。そして、複数の電池のそれぞれは、横方向が第1の交差方向と一致又は略一致し、かつ、縦方向が第2の交差方向と一致又は略一致する状態で、配置される。
ここで、複数の電池1の中で互いに対して隣り合って配置される2つを電池(第1の電池)1A、電池(第2の電池)1Bとする。図9の一例では、電池(第1の電池)1Aは電池1のいずれか1つであり、電池(第2の電池)1Bは、電池1の中で、電池(第1の電池)1Aに対して矢印Z4側に隣り合う1つである。電池1A,1Bは、バスバー等によって、前述の実施形態等と同様にして、電気的に直列又は並列に接続される。電池モジュール30では、積層方向について、複数の電池1のそれぞれの間に、介在部材31が配置される。複数の電池1のそれぞれは、縦方向及び横方向のそれぞれについて、互いに対してずれていない又はほとんどずれていない状態で、配置される。
電池モジュール30では、電池(第1の電池)1Aの第2の外装部材6は、介在部材31を間に挟んで、電池(第2の電池)1Bの底壁7と対向する。このため、介在部材31によって、電池1Aの第2の外装部材6への電池1Bの底壁7の接触が防止される。これにより、電池(第1の電池)1Aの外装部3と電池(第2の電池)1Bの外装部3同士との接触が防止され、電池(第1の電池)1Aの外装部3と電池(第2の電池)1Bの外装部3とが電気的に接続されることが有効に防止される。
介在部材31は、略板状に形成され、底部32及び柱部34を備える。底部32には、凸部32A及び凹部32Bが形成されている。凸部32Aには、貫通孔33が形成されている。貫通孔33は、底部32の一部に空洞を形成している。
柱部34は、底部32から、積層方向について矢印Z4側に向かって突出している。本実施形態では、柱部34は、底部32が延設されている範囲に設けられ、電池1の周壁4及びフランジ13よりも外周側に設けられている。介在部材31に対して矢印Z4に隣接する電池1は、柱部34によって、第1の交差方向及び第2の交差方向について底部32が延設されている範囲からずれることが、防止される。柱部34がフランジ13と接触することにより、介在部材31に対して矢印Z4側に隣接する電池1は、介在部材31の外縁から外周側に突出しない状態で、配置される。
電池1A,1Bの間の介在部材31では、凸部32Aは、凹部32Bに対して電池(第1の電池)1Aが位置する側へ突出している。電池1A,1Bの間の介在部材31では、凹部32Bは、凸部32Aに対して電池(第2の電池)1Bが位置する側へ凹んでいる。凸部32A及び凹部32Bは、介在部材31において、第2の交差方向の全寸法又は略全寸法に亘って延設されている。凸部32A及び凹部32Bは、電池(第1の電池)1A及び電池(第2の電池)1Bに対向する状態で配置される。
介在部材31では、複数の凸部32A及び複数の凹部32Bは、第1の交差方向について交互に配置される。第1の交差方向における1つの凸部32Aの長さと1つの凹部32Bの長さとは、介在部材31の第1の交差方向における全体の長さと比べて、短い。また、第1の交差方向における凸部32Aと凹部32Bとの繰り返しの間隔は短い。すなわち、第1の交差方向において、凸部32Aと凹部32Bとの繰り返しのピッチは多い。そのため、外装部3の内部空洞の圧力が上昇しても、凸部32Aと凹部32Bとにより、外装部3の膨張を抑制できる。
図10及び図11は、電池モジュール30における貫通孔33の近傍の概略図であり、電池モジュール30の第2の交差方向に対して垂直又は略垂直な断面、すなわち、電池1(1A,1B)の縦方向に対して垂直又は略垂直な断面を示す。図10等に示すように、凸部32Aに形成された貫通孔33は、縁壁33A、開口縁33B,33Cを備える。また、電池1A,1Bの間では、空洞35が、積層方向について貫通孔33の電池1B側に隣接する。ここで、貫通孔33が形成される凸部32Aを凸部32A1とし、第1の交差方向について凸部32A1の両側に隣接する凹部32Bを凹部32B1,32B2とする。空洞35は、第1の交差方向について、凹部32B1,32B2の間に位置する。空洞35は、第2の交差方向の全寸法又は略全寸法に亘って形成されている。空洞35は、電池モジュール30の外部と連通している。
図10等に示すように、貫通孔33は、凸部32A(32A1)を積層方向に向かって貫通するように形成されている。貫通孔33は、空洞35と連通している。縁壁33Aは、貫通孔33の内部空洞の外周に沿って設けられている。開口縁33Bは、電池(第2の電池)1Bの位置する側への開口、すなわち、空洞35が位置する側への開口を形成する。開口縁(拘束部)33Cは、電池(第1の電池)1Aの位置する側への開口を形成する。本実施形態では、開口縁(拘束部)33Cは、電池(第1の電池)1Aの第2の外装部材6の外表面に接触する状態で設けられる。
電池モジュール30では、介在部材31において、貫通孔33は、外装部3に設けられた開放弁18に対向する位置に形成される。図9等に示す一例では、電池(第1の電池)1Aの第2の外装部材6に開放弁18が形成されている。貫通孔33は、開放弁18の近傍の第2の外装部材6の外表面を、開口縁(拘束部)33Cにより囲む。貫通孔33は、積層方向において開放弁18と対向する凸部32A(32A1)であって、電池(第1の電池)1Aの第2の外装部材6に接触する凸部32Aに、形成されている。
本実施形態では、凸部32A(32A1)に形成された貫通孔33は、電池(第1の電池)1Aの第2の外装部材6に設けられた開放弁18と対向する。貫通孔33は、空洞35と連通している。開放弁18では、外装部3の内部空洞の圧力が所定の圧力に達することにより、薄肉部等の構造的に弱い部分に歪みが生じ、薄肉部等が破断する。これにより、開放弁18が開放される。開放弁18から流出した外装部3の内部空洞の気体は、開放弁18、貫通孔33、及び空洞35を介して電池モジュール30の外部に流出する。このため、外装部3の内部空洞から流出した気体が、貫通孔33にとどまることなく、流出する。
また、本実施形態では、凸部32A(32A1)に形成された貫通孔33は、電池(第1の電池)1Aの第2の外装部材6に設けられた開放弁18と対向する。そして、開口縁(拘束部)33Cは、開放弁18の近傍に接触している。これにより、電池(第1の電池)1Aの外装部3の内部空洞における圧力が上昇して外装部3が膨張する場合に、開口縁(拘束部)33C及びその近傍は、開放弁18の近傍において、第2の外装部材6の外表面を外装部3の内部空洞へ向かう側に押圧する。開口縁(拘束部)33Cは、第2の外装部材6を押圧する部分において、第2の外装部材6に食い込むことができる。これにより、開口縁(拘束部)33Cは、開放弁18の近傍を拘束し、第2の外装部材6の変形を抑制できる。
また、本実施形態でも、開放弁18の近傍が上述のように拘束されることで、電池(第1の電池)1Aの内圧の上昇にともなって開放弁18の近傍に生じる歪みによる応力を、構造的に弱い部分である溝19に集中させることができる。これにより、所定の内圧を超えると溝19が破断するため、外装部3の内部空洞から外装部3の外部に気体が適切に流出し、電池1(1A)の内圧を適切に下げることができる。
このように、本実施形態によっても、開放弁18をより確実に動作させることができる。
(第2の実施形態の変形例)
第2の実施形態の変形例では、電池(第1の電池)1Aにおいて、底壁7に開放弁18が設けられる。図12は、電池モジュール30における貫通孔33の近傍の概略図であり、電池モジュール30の第2の交差方向に対して垂直又は略垂直な断面、すなわち、電池1(1A,1B)の縦方向に対して垂直又は略垂直な断面を示す。図12に示すように、凸部32Aに形成された貫通孔33は、縁壁33A、開口縁33B,33Cを備える。また、電池1A,1Bの間では、空洞35が、積層方向について貫通孔33の電池1B側に隣接する。ここで、前述と同様に、貫通孔33が形成される凸部32Aを凸部32A1とし、第1の交差方向について凸部32A1の両側に隣接する凹部32Bを凹部32B1,32B2とする。空洞35は、第1の交差方向について、凹部32B1,32B2の間に位置する。空洞35は、第2の交差方向の全寸法又は略全寸法に亘って形成されている。空洞35は、電池モジュール30の外部と連通している。
図12に示すように、貫通孔33は、凸部32A(32A1)を積層方向に向かって貫通するように形成されている。貫通孔33は、空洞35と連通している。縁壁33Aは、貫通孔33の内部空洞の外周に沿って設けられている。開口縁33Bは、電池(第2の電池)1Bの位置する側への開口、すなわち、空洞35が位置する側への開口を形成する。開口縁(拘束部)33Cは、電池(第1の電池)1Aの位置する側への開口を形成する。本変形例では、開口縁(拘束部)33Cは、電池(第1の電池)1Aの底壁7の外表面に接触する状態で設けられる。
電池モジュール30では、介在部材31において、貫通孔33は、外装部3に設けられた開放弁18に対向する位置に形成される。前述のように、図12に示す一例では、電池(第1の電池)1Aの底壁7に開放弁18が形成されている。貫通孔33は、開放弁18の近傍の底壁7の外表面を、開口縁(拘束部)33Cにより囲む。貫通孔33は、積層方向において開放弁18と対向する凸部32A(32A1)であって、電池(第1の電池)1Aの底壁7に接触する凸部32Aに、形成されている。
本変形例では、凸部32A(32A1)に形成された貫通孔33は、電池(第1の電池)1Aの底壁7に設けられた開放弁18と対向する。貫通孔33は、空洞35と連通している。開放弁18では、外装部3の内部空洞の圧力が所定の圧力に達することにより、薄肉部等の構造的に弱い部分に歪みが生じ、薄肉部等が破断する。これにより、開放弁18が開放される。開放弁18から流出した外装部3の内部空洞の気体は、開放弁18、貫通孔33、及び空洞35を介して電池モジュール30の外部に流出する。このため、外装部3の内部空洞から流出した気体が、貫通孔33にとどまることなく、流出する。
また、本変形例では、凸部32A(32A1)に形成された貫通孔33は、電池(第1の電池)1Aの底壁7に設けられた開放弁18と対向する。そして、開口縁(拘束部)33Cは、開放弁18の近傍に接触しており、接触している外装部3の表面を押圧可能に設けられている。これにより、電池(第1の電池)1Aの外装部3の内部空洞における圧力が上昇して外装部3が膨張する場合に、開口縁(拘束部)33C及びその近傍は、開放弁18の近傍において、底壁7の外表面を外装部3の内部空洞へ向かう側に押圧する。開口縁(拘束部)33Cは、底壁7を押圧する部分において、底壁7に食い込むことができる。これにより、開口縁(拘束部)33Cは、開放弁18の近傍を拘束し、底壁7の変形を抑制できる。
また、本変形例でも、開放弁18の近傍が上述のように拘束されることで、電池(第1の電池)1Aの内圧の上昇にともなって開放弁18の近傍に生じる歪みによる応力を、構造的に弱い部分である溝19に集中させることができる。これにより、所定の内圧を超えると溝19が破断するため、外装部3の内部空洞から外装部3の外部に気体が適切に流出し、電池の内圧を適切に下げることができる。
このように、本実施形態によっても、開放弁18をより確実に動作させることができる。
これらの少なくとも一つの実施形態では、介在部材は、拘束部を備える。拘束部は、開放弁の近傍を押圧可能に設けられ、開放弁の近傍を押圧することで、外装部を押圧する部分において外装部の変形を抑制する。これにより、例えば開放弁に設けられた構造的に弱い部分に対して電池の内圧の上昇にともなう歪みによる応力を集中させるなど、開放弁をより確実に動作させることができる介在部材を備える電池モジュールを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…電池、1A…電池(第1の電池)、1B…電池(第2の電池)、3…外装部、10…電極群、11…正極、12…負極、18…開放弁、20、30…電池モジュール、21,31…介在部材、23…突出部、25…突出端面(拘束部)、26,33…貫通孔、28,35…空洞、29…リブ、33C…開口縁(拘束部)。

Claims (8)

  1. 第1の電池及び第2の電池と、
    前記第1の電池と前記第2の電池との間に配置される介在部材と、
    を具備し、
    前記第1の電池及び前記第2の電池のそれぞれは、正極及び負極を備える電極群と、前記電極群が収納される内部空洞を規定する外装部と、を備え、
    前記第1の電池の前記外装部は、前記内部空洞の圧力が所定の圧力に達することで開放される開放弁を備え、
    前記介在部材は、前記外装部において、前記開放弁の近傍を押圧可能な拘束部を備える、
    電池モジュール。
  2. 前記拘束部は、前記開放弁と対向する位置に空洞を規定し、前記内部空洞に前記圧力が発生した際に前記外装部を押圧する、
    請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記介在部材は、前記第1の電池に向かって突出する突出部を備え、
    前記拘束部は、前記突出部の突出端面を備える、
    請求項2に記載の電池モジュール。
  4. 前記突出部は、前記空洞を全周にわたって囲み、
    前記空洞と前記突出部の外側とを連絡する貫通孔が、前記突出部に形成されている、
    請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 前記拘束部は、前記突出部の前記突出端面から前記第1の電池に向かってさらに突出するリブを備え、
    前記リブは、前記拘束部において、前記第1の電池の前記外装部に食い込む、
    請求項3又は4に記載の電池モジュール。
  6. 前記空洞は、前記介在部材を貫通する貫通孔によって形成され、
    前記拘束部は、前記介在部材が形成する前記貫通孔の開口縁を備える、
    請求項2に記載の電池モジュール。
  7. 前記介在部材は、前記第1の電池の前記外装部と前記第2の電池の前記外装部とを電気的に絶縁する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電池モジュール。
  8. 第1の電池及び第2の電池のそれぞれに、正極及び負極を備える電極群と、前記電極群が収納される内部空洞を規定する外装部が設けられるとともに、前記第1の電池の前記外装部に、前記内部空洞の圧力が所定の圧力に達することで開放される開放弁が形成される電池モジュールにおいて、前記第1の電池と前記第2の電池との間に配置される介在部材であって、
    前記開放弁の近傍の前記外装部を押圧可能な拘束部を具備する、
    介在部材。
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