JP2021033567A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の演算器の一部に異常が発生した以降においても、実行可能な処理を継続できる電子制御装置を提供する。【解決手段】並列演算器7は、CPU6より処理要求が発行されるとメモリ8に記憶されている並列演算処理を実行して、その実行結果をCPU6に通知する。並列演算処理には、当該演算処理の実行に使用される複数の演算器10の少なくとも一部を特定するIDが含まれており、CPU6は、前記実行結果について異常検出部13が異常を検出すると、IDを参照して異常の発生に関与した演算器10を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、CPUと並列演算処理部とを備える電子制御装置に関する。
例えば特許文献1には、複数の演算部を用いて並列的に演算を実行する際に、演算部の異常を判定する電子制御装置が開示されている。
特開2016−110502号公報
しかしながら、特許文献1では、どの演算部に異常が発生したのかを特定することなくフェイルセーフ処理を実行したり、各演算部をリセットするなどの対応を行っている。そのため、複数の演算部を備えている構成のメリットを十分に活用しているとは言えない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の演算器の一部に異常が発生した以降においても、実行可能な処理を継続できる電子制御装置を提供することにある。
請求項1記載の電子制御装置によれば、並列演算処理部は、CPUより処理要求が発行されるとメモリに記憶されている並列演算処理を実行して、その実行結果をCPUに通知する。並列演算処理には、当該演算処理の実行に使用される複数の演算器の少なくとも一部を特定する特定情報が含まれている。CPUは、前記実行結果について異常検出部が異常を検出すると、特定情報を参照して異常の発生に関与した演算器を特定する。
このように構成すれば、並列演算処理部が有する複数の演算器のうち、並列演算処理において異常の発生に関与したものを特定することで、CPUは、以降に並列処理を継続する際にどのように対応すべきかを決定できる。
例えば、請求項2記載の電子制御装置によれば、CPUは、異常の発生に関与した演算器については、以降の並列演算処理を実行する際に使用を禁止する。これにより、異常の発生に関与しなかった演算器を用いて、以降の並列演算処理を実行できる。
請求項3記載の電子制御装置によれば、CPUは、以降の並列演算処理を実行する際に、異常の発生に関与した演算器が行う演算があれば並列演算処理を代替して実行する。これにより、異常の発生に関与した演算器が存在しても、並列演算処理を継続して実行できる。
第1実施形態であり、電子制御装置の構成を示す機能ブロック図 並列演算処理のコンパイル処理において付与されるIDを説明する図 各演算器の機能の一例を示す図 コンパイル処理の具体例を示す図 メモリに格納されるテーブルの一例を示す図 並列演算器の禁止判定処理を示すフローチャート 並列演算器への処理要求準備を示すフローチャート 並列演算器の異常判定処理を示すフローチャート 第2実施形態であり、並列演算器の禁止判定処理を示すフローチャート 第3実施形態であり、並列演算器の禁止判定処理を示すフローチャート メモリに格納されるテーブルの一例を示す図 第4実施形態であり、並列演算器の禁止判定処理を示すフローチャート メモリに格納されるテーブルの一例を示す図 代替手段による処理要求を示すフローチャート
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の電子制御装置1は、以下マイコンと称すマイクロコンピュータ2,電源回路3,入力インターフェイス4及び出力インターフェイス5を備えている。電源回路3は、マイコン2の動作用電源を生成して供給する。入力インターフェイス4は、外部よりマイコン2に対して各種の信号等を入力するためのインターフェイスである。出力インターフェイス5は、マイコン2より外部に対して各種の信号等を出力するためのインターフェイスである。
マイコン2は、2つのCPU6(1)及び6(2)と、並列演算器7と、メモリ8とを有しており、これらはバス9を介して接続されている。並列演算処理部に相当する並列演算器7は、複数,例えば4つの演算器10(1)〜10(4)を備えている。これらの演算器10には、スケジューラ11を介して実行する処理が割り当てられる。また、並列演算器7は、演算器10やスケジューラ11により使用されるメモリ12を備えている。並列演算器7は、例えば画像処理に特化して構成されるGPU(Graphic Processing Unit)等と同様の構成である。
メモリ8には、並列演算器7により実行される並列演算処理に対応した複数のプログラムが、入力インターフェイス4を介して外部よりロードされている。前記複数のプログラムを処理(1),(2),(3)…と称す。また、並列演算器7は、異常検出部13を備えている。異常検出部13は、演算器10により実行される演算について異常を検出する機能を有する。本実施形態は、異常の検出方式を特徴とするものではないので、どのような方式を採用しても良い。例えば、異常検出部13が各演算器10(1)〜10(4)が実行する処理を並行して実行することで異常を検出するロックステップ方式でも良い。異常検出部13は、演算器10により実行される演算について異常を検出する。
メモリ8に記憶されている処理(1),(2),(3)…は、予めコンパイラによりオブジェクトコードに変換されているものである。そのコンパイル処理において、各処理(1),(2),(3)…には、並列演算器7により実行される際に、演算器10(1)〜10(4)の何れを使用するかを示す4ビットのIDが付与されている。図2に示すように、例えば処理(1)について、実行される演算の内容に応じて処理が(1−1),(1−2),(1−3),(1−4)に細分化されたとする。この時、各処理(1−1),(1−2),(1−3),(1−4)を実行するする演算器10が対応付けされる。例えば
処理(1−1)→演算器10(1)
処理(1−2)→演算器10(2)
処理(1−3)→演算器10(4)
処理(1−4)→演算器10(1)
となる。
この場合、処理(1)では演算器10(3)は使用されない。そこで、処理(1)のIDを、4ビットで「1011」と表現する。第1ビットが演算器10(1)に、第4ビットが演算器10(4)に対応しており、ビット値「1」は対応する演算器10を使用することを示す。このようなIDが各処理(1),(2),(3)…に付与されており、並列演算器7が実行対象とする処理をメモリ8より読込むと、対応するIDも読み出されて、並列演算器7内部のレジスタ等に格納される。IDは特定情報の一例である。
次に、上記のIDを生成するコンパイル処理について説明する。例えば、各演算器10(1)〜10(4)の機能が、図3に示すように、
演算器10(1):メモリ12の所定のアドレスの内容をレジスタに読み出す
演算器10(2):2つのレジスタ同士の四則演算をする
演算器10(3):レジスタ間でデータを移動させる
演算器10(4):メモリ12の所定のアドレスにレジスタの内容を格納する
であるとする。
そして、処理(1)のソースプログラムが、例えば図4に示すものであったとする。この第4行〜第7行に記載されている処理内容を解析すると、
第4行→演算器10(1)
第5行→演算器10(1)
第6行→演算器10(2)
第7行→演算器10(4)
その結果、処理(1)(cal_01())のIDが「1011」と表現される。そして、図5に示すように、メモリ8には、処理(1)〜処理(3)の先頭アドレス及びIDが対応付けられて、1つのテーブルに格納されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。図6に示すように、CPU6は、先ず並列演算器7のへの処理要求準備を行う(S1)。この処理要求準備は、図7に示す手順で行われる。演算器10(1)〜10(4)を指定するポインタNに「1」をセットして(S11)、「並列演算器使用禁止フラグ」をOFFに設定する(S12)。次にCPU6が要求する処理内に、演算器Nを用いた処理があるか否かを判断する(S13)。ここでは、処理に対応するIDを、LSB側から1ビット毎に参照して判断することになる。
演算器Nを用いた処理があれば(YES)、「演算器N使用禁止フラグ」がONに設定されているか否かを判断する(S14)。当該フラグがOFFであれば(NO)ポインタNをインクリメントしてから(S16)、全ての演算器の判定が完了したか否かを判断する(S17)。本実施形態の場合はN=4で完了となり(YES)、図6に示すフローにリターンしてステップS2に移行する。全演算器の判定が完了でなければ(NO)ステップS13に移行する。
ステップS14において、「演算器N使用禁止フラグ」がONに設定されていると(YES)、「並列演算器使用禁止フラグ」をONに設定してから(S15)ステップS16に移行する。
再び図6を参照する。ステップS2では、「並列演算器使用禁止フラグ」がONか否かを判断する。当該フラグがOFFであれば(NO)、CPU6は並列演算器7への処理要求を出力する(S3)。これが図1中の破線矢印(1)に対応する。すると、スケジューラ11は、メモリ8より対応する処理を読み出して(矢印(2))並列演算処理を実行する。CPU6は、並列演算器7より処理結果を受信すると(S4,矢印(3))、その処理結果に異常があるか否かを判断する(S5)。処理結果に異常がなければ(NO)図6のフローを終了する。処理結果に異常があれば(YES,矢印(4))並列演算器異常判定処理を行う(S6)。また、ステップS2において、「並列演算器使用禁止フラグ」がONに設定されていれば(YES)図6のフローを終了する。尚、異常検出部13がCPU6に出力する異常通知を、矢印(3)の処理結果に含ませても良い。
図8に示すように、並列演算器異常判定処理では、ポインタNに「1」をセットして(S21)、演算器Nを用いた処理があるか否かを判断する(S22)。ここでは、並列演算器7より処理結果と共に転送されるIDを、LSB側から1ビット毎に参照する。演算器Nを用いた処理が無ければ(NO)ポインタNをインクリメントしてから(S26)、全ての演算器の判定が完了したか否かを判断する(S27)。全演算器の判定が完了でなければ(NO)ステップS22に移行する。
ステップS22において、演算器Nを用いた処理があれば(YES)、演算器Nについて異常の発生回数をカウントする変数「演算器N異常発生回数」をカウントアップする(S23)。そして、「演算器N異常発生回数」の値が異常判定値以上か否かを判断する(S24)。異常判定値は例えば「2」等に設定する。「演算器N異常発生回数」の値が異常判定値未満であれば(NO)ステップS26に移行する。異常判定値以上であれば(YES)、「演算器N使用禁止フラグ」をONに設定してから(S25)ステップS26に移行する。
以上のように本実施形態によれば、並列演算器7は、CPU6より処理要求が発行されるとメモリ8に記憶されている並列演算処理を実行して、その実行結果をCPU6に通知する。並列演算処理には、当該演算処理の実行に使用される複数の演算器10の少なくとも一部を特定するIDが含まれており、CPU6は、前記実行結果について異常検出部13が異常を検出すると、IDを参照して異常の発生に関与した演算器10を特定する。
このように構成すれば、並列演算器が有する4つの演算器10のうち、並列演算処理において異常の発生に関与したものを特定することで、CPU6は、以降に並列処理を継続する際にどのように対応すべきかを決定できる。具体的には、異常の発生に関与した演算器10については、以降の並列演算処理を実行する際に使用を禁止する。これにより、異常の発生に関与しなかった演算器10を用いて、以降の並列演算処理を実行できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。図9に示すように、第2実施形態では、ステップS2で「YES」と判断すると、CPU6が並列演算器7のリセット処理を行い(S7)、続いて異常状態の初期化処理を行う(S8)。発生した異常の原因がノイズ等の影響による一時的なものである場合には、並列演算器7をリセットすることで異常状態が解消されることが期待できる。そのため、「並列演算器使用禁止フラグ」,「演算器N異常発生回数」,「演算器N使用禁止フラグ」を初期化する。
以上のように第2実施形態によれば、CPU6は、何れかの演算器10の異常発生回数が所定数以上になると並列演算器7をリセットする。これにより、発生した異常の原因がノイズ等の影響による一時的なものである場合には、異常状態を解消して並列演算処理の実行を継続できる。
(第3実施形態)
図10に示すように、第3実施形態では、ステップS2で「YES」と判断すると、並列演算処理をCPU6が,並列演算器7に替わって実行する(S9)。この場合、CPU6が、並列演算器7用にプログラミングされた処理(1)〜(3)等をそのまま実行できなければ、図11に示すように、予めCPU6用にプログラミングされた代替処理(1)〜(3)等をメモリ8等に格納しておく。例えば、
処理(1)(cal_01())→cal_01_sub()
処理(2)(cal_02())→cal_02_sub()
処理(3)(cal_03())→cal_03_sub()
といったように対応させて、代替処理(1)〜(3)の先頭アドレスも図5に示すテーブルに追加しておく。
以上のように第3実施形態によれば、CPU6は、以降の並列演算処理を実行する際に、異常の発生に関与した演算器10が行う演算があれば並列演算処理を代替して実行する。これにより、異常の発生に関与した演算器10が存在しても、並列演算処理を継続して実行できる。この場合メモリ8に、CPU6が前記並列演算処理を代替して実行可能な形式に変換した処理を予め記憶しておくことで、CPU6は並列演算処理を容易に実行できる。
(第4実施形態)
図12に示すように、第4実施形態では、ステップS2で「YES」と判断すると、CPU6は、並列演算処理の代替手段が存在するか否かを判断する(S10A)。代替手段が存在すれば(YES)、代替手段による処理要求を並列演算器7に発行する(S10B)。各処理(1)〜(3)について、並列演算器7による代替処理が可能であるものについては、代替処理(1)〜(3)等をメモリ8等に格納しておく。そして、図13に示すように、代替処理(1)〜(3)の先頭アドレス及び対応するIDをメモリ8のテーブルに追加しておく。但し、IDが「0000」である代替処理(2)は実質的に実行できず、代替手段が存在しないことを意味する。
処理(1),(3)については、それぞれ演算器10(4)を用いた代替処理(1),(3)が可能である。尚、代替処理は、必ずしも本来の処理と完全に同一であるは必要ない。例えば、本来は四則演算を行うべきところを、制御に影響を及ぼさない固定値であるフェイルセーフ値を返す処理に置き換える等で代替させても良い。例えば、メモリ12にフェイルセーフ値を書き込むために、演算器10(4)が最低限必要であれば、図14に示すように、演算器10(4)の使用禁止フラグがONに設定されているか否かを判断する(S31)。そして、前記使用禁止フラグがOFFであれば(NO)、代替手段による処理要求を並列演算器7に発行する(S32)。
尚、代替処理に必要な演算器10が複数ある場合は、対象となる演算器10の使用禁止フラグの判定を全て実施した上で並列演算器7への処理要求を発行する。また、必要となる演算器10がない場合や、予め上記の判定が不要と判断される場合には、ステップS32のみ実行する。
以上のように第4実施形態によれば、CPU6は、以降の並列演算処理を実行する際に、異常の発生に関与した演算器10が行う演算を、IDにより特定されていない演算器10が行う演算に置換して実行させる。これにより、並列演算処理の実行を、使用可能な演算器10を用いて極力継続させることができる。
(その他の実施形態)
異常検出部の機能を、CPUに持たせても良い。
特定情報の形式は、実施形態に示したIDに限らない。
CPUは、1つ又は3つ以上でも良い。
演算器の数も4に限らず,2,3又は5以上でも良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は電子制御装置、2はマイクロコンピュータ、6はCPU、7は並列演算器、8はメモリ、10は演算器、11はスケジューラ、13は異常検出部である。

Claims (6)

  1. 1つ以上のCPU(6)と、
    複数の演算器(10)及びこれらの演算器に対する処理の割り当てを行うスケジューラ(11)を有してなる並列演算処理部(7)と、
    この並列演算処理部により実行される並列演算処理が記憶されているメモリ(8)と、
    前記並列演算処理の実行結果について異常を検出する異常検出部(13)とを備え、
    前記並列演算処理部は、前記CPUより処理要求が発行されると前記メモリに記憶されている並列演算処理を実行して、その実行結果を前記CPUに通知し、
    前記並列演算処理には、当該演算処理の実行に使用される前記複数の演算器の少なくとも一部を特定する特定情報が含まれており、
    前記CPUは、前記実行結果について前記異常検出部が異常を検出すると、前記特定情報を参照して前記異常の発生に関与した演算器を特定する電子制御装置。
  2. 前記CPUは、前記異常の発生に関与した演算器については、以降の並列演算処理を実行する際に使用を禁止する請求項1記載の電子制御装置。
  3. 前記CPUは、以降の並列演算処理を実行する際に、前記異常の発生に関与した演算器が行う演算があれば、前記並列演算処理を代替して実行する請求項2記載の電子制御装置。
  4. 前記メモリには、前記CPUが前記並列演算処理を代替して実行可能な形式に変換した処理が予め記憶されている請求項3記載の電子制御装置。
  5. 前記CPUは、以降の並列演算処理を実行する際に、前記異常の発生に関与した演算器が行う演算を、前記特定情報において特定されていない演算器が行う演算に置換して実行させる請求項2記載の電子制御装置。
  6. 前記CPUは、何れかの演算器の異常発生回数が所定数以上になると、前記並列演算処理部をリセットする請求項1から5の何れか一項に記載の電子制御装置。
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