JP2021032811A - ガス検出装置 - Google Patents

ガス検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021032811A
JP2021032811A JP2019155821A JP2019155821A JP2021032811A JP 2021032811 A JP2021032811 A JP 2021032811A JP 2019155821 A JP2019155821 A JP 2019155821A JP 2019155821 A JP2019155821 A JP 2019155821A JP 2021032811 A JP2021032811 A JP 2021032811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection device
gas detection
side wall
unit
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019155821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7269834B2 (ja
Inventor
悦朗 清水
Etsuro Shimizu
悦朗 清水
阿部 真一
Shinichi Abe
真一 阿部
大輔 上山
Daisuke Kamiyama
大輔 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2019155821A priority Critical patent/JP7269834B2/ja
Priority to PCT/JP2020/013786 priority patent/WO2020203682A1/ja
Priority to CN202211681021.5A priority patent/CN116380571A/zh
Priority to US17/599,522 priority patent/US20220146379A1/en
Priority to CN202080025257.6A priority patent/CN113645887A/zh
Publication of JP2021032811A publication Critical patent/JP2021032811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7269834B2 publication Critical patent/JP7269834B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】改善されたガス検出装置を提供する。【解決手段】ガス検出装置は、ノズル部10と、ノズル部が一端部に位置している支持部16と、第1ポンプ21と、流路13と、流出孔14と、供給部40とを備える。ノズル部は、筒状の側壁部17と、便器ボウルの内側に向けて開口する開口部12とを有する。支持部は、側壁部に囲まれる領域に接続される空洞部17cを有する。第1ポンプは、空洞部の中に位置する。第1ポンプは、開口部の方から空洞部の方に向けて空気を吸引可能である。流路は、側壁部の内部に位置する。流出孔は、流路から側壁部の外面又は内面に向けて延在する。供給部は、流路に液体を供給可能である。【選択図】図2

Description

本開示は、ガス検出装置に関する。
従来、被検者が排出した便から発生する臭気性ガスを検出するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016−145809号公報
従来のシステムでは、ガスの検出精度等の点で改善の余地がある。
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、ガスの検出精度等が改善された、ガス検出装置を提供することにある。
本開示の一実施形態に係るガス検出装置は、
筒状の側壁部と、便器ボウルの内側に向けて開口する開口部とを有するノズル部と、
前記側壁部に囲まれる領域に接続される空洞部を有し、前記ノズル部が一端部に位置している支持部と、
前記空洞部の中に位置し、前記開口部の方から前記空洞部の方に向けて空気を吸引可能な第1ポンプと、
前記側壁部の内部に位置する流路と、
前記流路から前記側壁部の外面又は内面に向けて延在する流出孔と、
前記流路に液体を供給可能な供給部と、を備える。
本開示の一実施形態によれば、ガスの検出精度等が改善された、ガス検出装置が提供され得る。
本開示の第1実施形態に係るガス検出装置の概略図である。 図1に示すガス検出装置の外観図である。 図2に示すガス検出装置の切断部端面図である。 図1に示すガス検出装置の機能ブロック図である。 本開示の第2実施形態に係るガス検出装置の切断部端面図である。 図5に示すL−L線に沿ったガス検出装置の断面図である。 図5に示すガス検出装置の機能ブロック図である。 本開示の第3実施形態に係るガス検出装置の切断部端面図である。 図8に示すガス検出装置の機能ブロック図である。 本開示の第4実施形態に係るガス検出装置の切断部端面図である。 図10に示す振動ユニットをZ軸の正方向の側から見た図である。 図10に示すガス検出装置の機能ブロック図である。 本開示の第5実施形態に係るガス検出装置の外観図である。 図13に示すガス検出装置の切断部端面図である。 図13に示すガス検出装置の機能ブロック図である。 本開示の第6実施形態に係るガス検出装置の切断部端面図である。 本開示の第7実施形態に係るガス検出装置の外観図である。 本開示の第8実施形態に係るガス検出装置の外観図である。 本開示の変形例に係るガス検出装置の概略図である。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照して説明する。各図は模式的に示したものである。本開示において「流路から流出させる液体」は、水、アルカリ電解水、水及びアルカリ電解水を除く任意の洗浄水、及び、液体洗剤等を含んでよい。以下の実施形態では、限定ではないが、「流路から流出させる液体」は、水であるものとする。
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態に係るガス検出装置1の概略図である。ガス検出装置1は、便器2に配置されている。便器2は、限定ではないが、水洗便器であってよい。便器2は、便座3と、便器ボウル4とを備える。ガス検出装置1は、便器ボウル4と便座3との間に位置してよい。被検者が便座3に着座することにより、被検者の臀部5が便座3の上部に位置し得る。便器ボウル4には、被検者の便6が排出される。ガス検出装置1は、便6から発生したガスをサンプルガスとして取得する。ガス検出装置1は、サンプルガスに含まれるガスの種類及び濃度を検出する。
本実施形態において、図1に示す便器ボウル4の外側から内側に向かう方向は、X軸の正方向という。X軸の正方向と反対の方向は、X軸の負方向という。以下、X軸の正方向は、「+X方向」とも記載する。また、X軸の負方向は、「−X方向」とも記載する。+X方向と−X方向とを特に区別しない場合、これらは、単に「X方向」と記載する。また、便器ボウル4から便座3に向かう方向は、Z軸の正方向という。Z軸の正方向と反対の方向は、Z軸の負方向という。以下、Z軸の正方向は、「+Z方向」とも記載する。また、Z軸の負方向は、「−Z方向」と記載する。+Z方向と−Z方向とを特に区別しない場合、これらは、単に「Z方向」と記載する。また、Y軸の正方向及びY軸の負方向は、右手系の座標系を構成するように定める。以下、Y軸の正方向は、「+Y方向」とも記載する。また、Y軸の負方向は、「−Y方向」とも記載する。+Y方向と−Y方向とを特に区別しない場合、これらは、単に「Y方向」と記載する。
図2は、図1に示すガス検出装置1の外観図である。図3は、図2に示すガス検出装置1の切断部端面図である。図4は、図1に示すガス検出装置1の機能ブロック図である。
図1に示すように、ガス検出装置1は、X方向に略平行であってよい。図2及び図3に示すように、ガス検出装置1は、ノズル部10と、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15と、支持部16とを備える。図2には、流路13の位置を破線で示す。図3に示すように、ガス検出装置1は、第1流出孔14及び第2流出孔15の二種類の流出孔を備える。ただし、ガス検出装置1は、第1流出孔14及び第2流出孔15の少なくとも何れかの流出孔を備えればよい。図4に示すように、ガス検出装置1は、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54とを備える。
図1に示すように、ノズル部10は、便器ボウル4の内側へせり出してもよい。図1に示すように、ノズル部10は、X方向に略平行であってよい。ただし、ノズル部10の形状は、X方向に略平行であること等に限定されない。例えば、ノズル部10は、後述の図19に示すような形状であってよい。ノズル部10は、筒状の側壁部11と、開口部12とを有する。
図2に示すように、側壁部11は、円筒状であってよい。側壁部11は、金属又は樹脂等の材料で構成されてよい。側壁部11は、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂のような撥水性材料で構成されてよい。又は、側壁部11は、ポリエステル等の加工性に優れた材料で形状を形成し、その表面に撥水性材料をコーティングすることにより、構成されてよい。図3に示すように、側壁部11は、外面11Aと、内面11Bと、端部11Cと、領域11Dを含む。領域11Dは、内面11Bによって囲まれる領域として特定されてよい。外面11A、内面11B及び端部11Cの少なくとも何れかは、撥水性材料でコーティングされていてよい。上述の撥水性材料の一例として、飽和フルオロアルキル基、アルキルシリル基、フルオロシリル基及び長鎖アルキル基等の官能基を有する物質が挙げられる。
開口部12は、図1に示すように、便器ボウル4の内側に向けて開口する。図3に示すように、開口部12は、側壁部11の内面11Bの+X方向の側の端部11Cによって囲まれる領域として特定されてよい。開口部12は、円形であってよい。
図2に示す流路13には、供給部40から、水等の洗浄液が供給される。例えば、流路13に供給された水は、図3に示す第1流出孔14及び第2流出孔15から流出する。第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によって、ノズル部10に付着した便及び尿等が除去され得る。換言すると、第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によって、ノズル部10は洗浄され得る。
図3に示すように、流路13は、側壁部11の内部に位置する。流路13の−X方向の側の一端部は、供給部40の配水管41に接続されている。流路13は、側壁部11の端部11Cの付近まで、延在してよい。流路13は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等の管状の部材で構成されてよい。又は、流路13は、側壁部11に直接形成されてよい。
流路13の数及び位置は、第1流出孔14及び第2流出孔15の配列等に合わせて、適宜調整されてよい。例えば図2に示すように第1流出孔14がX方向に沿って並ぶ場合、流路13は、X方向に沿って延在してよい。例えば図2に示すように第1流出孔14が側壁部11の周方向に沿って並ぶ場合、複数の流路13が側壁部11の周方向に沿って並んでよい。例えば図3に示す第1流出孔14及び第2流出孔15が+Z方向の側及び−Z方向の側のみに位置する場合、2つの流路13が、それぞれ+Z方向の側及び−Z方向の側に位置してよい。
図3に示す第1流出孔14は、流路13から側壁部11の外面11Aに向けて延在する。第1流出孔14は、外面11Aに向けて開口する。図2に示すように、第1流出孔14は、側壁部11の外面11Aの周囲にわたって位置してよい。図2に示すように、第1流出孔14は、X方向に沿って並んでよい。例えば、第1流出孔14は、X方向に略平行に並んでよい。第1流出孔14は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等の管状の部材で構成されてよい。又は、第1流出孔14は、側壁部11に直接形成されてよい。
第1流出孔14からは、流路13からの水が流出する。第1流出孔14から流出した水によって、側壁部11の外面11A及び端部11Cに付着した便及び尿等が除去され得る。
図3に示す第2流出孔15は、流路13から側壁部11の内面11Bに向けて延在する。第2流出孔15は、側壁部11の内面11Bの周囲にわたって位置してよい。X方向に沿う方向における第2流出孔15の位置は、X方向に沿う方向において隣り合う2つの第1流出孔14の位置の間であってよい。第2流出孔15は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等の管状の部材で構成されてよい。又は、第2流出孔15は、側壁部11に直接形成されてよい。
第2流出孔15からは、流路13からの水が流出する。第2流出孔15から流出した水によって、側壁部11の内面11Bに付着した便及び尿等が除去され得る。
図2に示す支持部16は、その端部に位置しているノズル部10を支持する。支持部16は、X方向に沿っていてよい。例えば、支持部16は、X方向に略平行であってよい。支持部16には、ガス検出装置1の各種部品が収容されてよい。支持部16は、ノズル部10と一体として構成されてよい。支持部16は、筒状の側壁部17を有する。
図2に示す側壁部17は、円筒状であってよい。側壁部17は、金属又は樹脂等の材料で構成されてよい。側壁部17は、側壁部11と一体として形成されてよい。図3に示すように、側壁部17は、外面17Aと、内面17Bと、空洞部17Cとを含む。空洞部17Cは、内面17Bによって囲まれる領域として特定されてよい。空洞部17Cは、ノズル部10の領域11Dに接続されている。例えば、空洞部17Cと領域11Dとは、空気が流通可能に接続されている。
図4に示す送風部20は、制御部54の制御に基づいて、駆動する。送風部20が駆動することにより、図1に示す便6から発生したガスは、ノズル部10の方に引き寄せられてサンプルガスとしてノズル部10に吸引される。送風部20は、例えば空気ポンプ等のポンプ21(第1ポンプ)と、駆動部22とを有する。
図2に示すように、ポンプ21は、空洞部17Cの中に位置する。ポンプ21は、チャンバ30よりも、−X方向の側に位置する。ただし、チャンバ30とポンプ21の位置関係は、上述の位置関係とは逆であってよい。ポンプ21は、開口部12の方から空洞部17Cの方に向けて空気を吸引可能である。ポンプ21は、駆動部22によって駆動状態にされることにより、開口部12の方から空洞部17Cの方に向けて空気を吸引する。ポンプ21が開口部12の方から空洞部17Cの方に向けて空気を吸引することにより、ノズル部10の外部から開口部12を経由してノズル部10の内部に向かうガスの流れが生じ得る。当該ガスの流れが生じることにより、図1に示す便6から発生したガスは、開口部12を経てチャンバ30に供給される。ポンプ21は、ピエゾポンプ又はモータポンプ等で構成されてよい。
図4に示す駆動部22は、制御部54の制御に基づいて、ポンプ21を駆動させる電気信号を生成する。駆動部22は、電気信号を生成可能な任意の電気回路で構成されてよい。
図2に示すチャンバ30は、空洞部17Cの中に位置する。チャンバ30は、送風部20のポンプ21よりも、開口部12の側にすなわち+X方向側に位置する。ただし、チャンバ30とポンプ21の位置関係は、上述の位置関係とは逆であってよい。送風部20が駆動することにより、チャンバ30には、サンプルガス等が供給される。
図4に示すチャンバ30は、その内部に、センサ部31を有する。チャンバ30は、複数のセンサ部31を有してよい。センサ部31には、サンプルガス等が供給される。センサ部31は、特定ガスの濃度に応じた電圧信号を、信号処理部50に出力する。センサ部31は、半導体式センサ、接触燃焼式センサ又は固体電解質センサ等を含んで構成されてよい。
図2に示す供給部40は、ノズル部10の流路13に水等の洗浄液を供給可能である。例えば、供給部40が流路13に水を供給することにより、ノズル部10が洗浄され得る。供給部40は、配水管41と、タンク42と、管状の流路43と、ポンプ44とを有する。図4に示すように、供給部40は、駆動部45を有する。
図2に示す配水管41は、タンク42の水を流路13に供給可能である。配水管41の一端部は、タンク42に貯留された水に浸されている。配水管41の他端部は、側壁部11の内部まで延在する。配水管41の当該他端部を含む一部は、側壁部11に埋め込まれている。側壁部11の内部において、配水管41には、流路13が接続されている。配水管41は、流路13の数及び位置に応じて、側壁部11の任意の箇所に適宜埋め込まれていてよい。例えば図2に示すように流路13が側壁部11の周方向に沿って並ぶ場合、配水管41は、側壁部11の周方向に沿って埋め込まれてよい。配水管41は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等の管状の部材で構成されてよい。
図2に示すタンク42は、水を貯留する。タンク42は、密閉された容器である。タンク42は、図1に示す便器2が設置されている空間の任意の箇所に、配置されていてよい。又は、タンク42は、図1に示す便器2に配置されていてよい。タンク42は、金属又は樹脂等の材料で構成されてよい。
図2に示す流路43は、図1に示す便器2が配置されているトイレ室内の空気を、タンク42に供給可能である。流路43の一端部は、図1に示す便器2が配置されているトイレ室内に位置する。流路43の他端部は、タンク42に接続されている。流路43がタンク42に空気を供給すると、タンク42内の空気の圧力が高まり得る。タンク42内の空気の圧力が高まると、タンク42内において空気が水面を押すことにより、タンク42の水は、配水管41に流出し得る。配水管41に流出した水は、配水管41を経由して流路13に供給される。
図2に示すポンプ44は、流路43の一部に取り付けられる。ポンプ44は、流路43の外部からの空気を、タンク42の方に向けて送出可能である。ポンプ44は、駆動部45によって駆動状態にされることにより、流路43の外部からの空気をタンク42の方に向けて送出する。ポンプ44が流路43の外部からの空気をタンク42の方に向けて送出することにより、流路43の外部からの空気は、流路43を経由してタンク42に供給される。ポンプ44は、ピエゾポンプ又はモータポンプ等で構成されてよい。
図4に示す駆動部45は、制御部54の制御に基づいて、ポンプ44を駆動させる電気信号を生成する。駆動部45は、電気信号を生成可能な任意の電気回路で構成されてよい。
図4に示す信号処理部50は、増幅器及びADC(アナログデジタルコンバータ)等を含んで構成されてよい。信号処理部50は、増幅器によってセンサ部31が出力した電圧信号を増幅する。信号処理部50は、増幅した電圧信号(アナログ信号)をADCによってデジタル信号に変換する。信号処理部50は、変換後のデジタル信号を、制御部54に出力する。
図4に示す通信部51は、外部機器と通信可能である。外部機器は、サーバ装置及び被検者が利用するスマートフォン等の電子機器であってよい。通信部51と外部機器との通信において用いられる通信方式は、近距離無線通信規格又は携帯電話網へ接続する無線通信規格であってよいし、有線通信規格であってよい。近距離無線通信規格は、例えば、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、赤外線及びNFC(Near Field Communication)等を含んでよい。携帯電話網へ接続する無線通信規格は、例えば、LTE(Long Term Evolution)又は第4世代以上の移動通信システム等を含んでよい。また、通信部51と外部機器との通信において用いられる通信方式は、例えばLPWA(Low Power Wide Area)又はLPWAN(Low Power Wide Area Network)等の通信規格でもよい。
図4に示すバッテリ52は、ガス検出装置1内の構成要素に電力を供給可能である。例えば、バッテリ52は、送風部20、センサ部31、供給部40、信号処理部50、通信部51、記憶部53及び制御部54の少なくとも1つに電力を供給してよい。バッテリ52は、一次電池及び二次電池の少なくとも何れかを含んで構成されてよい。
図4に示す記憶部53は、例えば、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成される。記憶部53は、各種情報、及び、ガス検出装置1を動作させるためのプログラムを記憶する。記憶部53は、ワークメモリとして機能してもよい。
図4に示す制御部54は、1以上のプロセッサを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、及び、特定の処理に特化した専用のプロセッサの少なくとも何れかを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)を含んでよい。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部54は、1つ又は複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-chip)、及び、SiP(System In a Package)の少なくとも何れかを含んでもよい。
制御部54は、ガス検出装置1の各種の機能部を制御可能である。例えば、制御部54は、信号処理部50、通信部51、バッテリ52及び記憶部53を制御可能である。例えば、制御部54は、駆動部22を介してポンプ21を制御可能である。例えば、制御部54は、駆動部45を介してポンプ44を制御可能である。
<サンプルガスの種類及び濃度の検出処理>
制御部54は、通信部51によって外部機器から、サンプルガスの収集を指示する信号を取得し得る。この信号は、図1に示す便座3に着座して排便を開始した被検者がスマートフォン等の電子機器を操作することにより、当該電子機器からガス検出装置1に送信され得る。制御部54は、サンプルガスの収集を指示する信号を取得すると、駆動部22によってポンプ21を駆動させる。ポンプ21が駆動状態になることにより、図1に示す便6から発生したガスは、サンプルガスとしてノズル部10に吸引される。ノズル部10に吸引されたサンプルガスは、チャンバ30に供給される。チャンバ30にサンプルガスが供給されることにより、チャンバ30のセンサ部31は、サンプルガスに含まれる特定ガスに応じた電圧信号を、信号処理部50に出力する。センサ部31が出力した電圧信号は、信号処理部50を経て、デジタル信号として、制御部54に供給される。制御部54は、信号処理部50からのデジタル信号に基づいて、サンプルガスに含まれるガスの種類及び濃度を検出する。制御部54は、ガスの種類及び濃度の検出結果を、通信部51によって外部機器に送信してよい。
<ノズルの洗浄処理>
制御部54は、サンプルガスの収集が終了すると、供給部40に流路13へ水を供給させる。例えば、制御部54は、駆動部45によってポンプ44を駆動させる。ポンプ44が駆動することにより、図2に示すタンク42に貯留された水が、配水管41を経て流路13に供給される。流路13に供給された水は、図3に示す第1流出孔14及び第2流出孔15から流出する。第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によって、ノズル部10が洗浄され得る。
以上のように、第1実施形態に係るガス検出装置1は、図3に示すように、流路13から側壁部11の外面11Aに向けて延在する第1流出孔14と、流路13から側壁部11の内面11Bに向けて延在する第2流出孔15とを備える。さらに、ガス検出装置1は、流路13に水を供給可能な供給部40を備える。供給部40によって流路13に水を供給することにより、第1流出孔14及び第2流出孔15から水を流出させて、ノズル部10を洗浄することができる。ノズル部10を洗浄することにより、ノズル部10に付着した便及び尿等が除去され得る。ノズル部10に付着した便及び尿等が除去されることにより、ガス検出装置1がサンプルガスを収集する際、サンプルガスに尿又は他人の便から発生したガス等が混在する蓋然性が低減され得る。サンプルガスに尿又は他人の便から発生したガス等が混在する蓋然性が低減されることにより、ガス検出装置1は、サンプルガスに含まれるガスの種類及び濃度を精度良く検出することができる。また、ノズル部10に付着した便及び尿等が除去されることにより、ノズル部10を清潔に維持することができる。従って、本実施形態によれば、改善された、ガス検出装置1が提供され得る。
(第2実施形態)
図5は、本開示の第2実施形態に係るガス検出装置101の切断部端面図である。図6は、図5に示すL−L線に沿ったガス検出装置101の断面図である。図7は、図5に示すガス検出装置101の機能ブロック図である。
図5に示すように、ガス検出装置101は、ノズル部10と、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15と、支持部116とを備える。図7に示すように、ガス検出装置101は、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54と、送風部60とを備える。
図5に示すように、支持部116は、ノズル部10を支持する。支持部116は、X方向に沿っていてよい。例えば、支持部116は、X方向に略平行であってよい。支持部116には、ガス検出装置101の各種部品が収容されてよい。支持部116は、ノズル部10と一体として形成されてよい。支持部116は、筒状の側壁部117を有する。
側壁部117は、円筒状であってよい。側壁部117は、金属又は樹脂等の材料で構成されてよい。側壁部117は、ノズル部10の側壁部11と一体として形成されてよい。図5に示すように、側壁部117は、外面117Aと、内面117Bと、外面117Cと、空洞部117Dとを含む。空洞部117Dは、内面117Bによって囲まれる領域として特定されてよい。空洞部117Dの内部には、チャンバ30及びポンプ21が位置し得る。空洞部117Dは、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等の管状の部材で構成されてよい。空洞部117Dが樹脂製チューブ又は管状の部材で構成される場合、内面117Bは、そのチューブ又は管状の部材の内面に対応し得る。また、外面117Cは、そのチューブ又は管状の部材の外面であり得る。
図5及び図7に示すように、送風部60は、空気路61(第1空気路)と、空気路62(第2空気路)と、空気路63と、空気路64と、ポンプ65(第2ポンプ)と、駆動部66とを含む。空気路61〜64は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等の管状の部材で構成されてよい。
空気路61は、支持部116の中に位置する。図6に示すように、空気路61は、内面117B及び外面117Cを構成要素とする壁部によって、空洞部117Dとは分離されている。空気路61は、空洞部117Dの周囲を囲んでよい。図5に示すように、空気路61の一端部は、ノズル部10の側壁部11の領域11Dに接続されている。例えば、空気路61の一端部と領域11Dとは、空気が流通可能に接続されている。空気路61の他端部は、空気路63に接続されている。
空気路62は、ノズル部10の側壁部11の外面11Aに位置する。空気路62は、外面11Aの周囲を囲んでよい。空気路62の一端部は、+X方向に向けて、すなわち、ノズル部10の先端に向けて、開口する。空気路62の他端部は、空気路63及び空気路64に接続されている。
空気路63は、支持部116の側壁部117の内部に位置する。空気路63の側壁部117の外面117Aの側に位置する端部は、空気路62及び空気路64に接続されている。空気路63の側壁部117の内面117Bの側に位置する端部は、空気路61に接続されている。
空気路64の一端部は、図1に示す便器2が配置されているトイレ室内に位置する。空気路64の他端部は、空気路62及び空気路63に接続されている。空気路64からの空気は、空気路63を経由して、空気路61及び空気路62に供給される。
ポンプ65は、空気路64に取り付けられている。ポンプ65は、空気路63及び空気路64を経由して、空気路61及び空気路62に空気を送出可能である。ポンプ65は、駆動部66によって駆動状態にされることにより、空気路64のトイレ室内に位置する一端部から、空気路64の空気路62,63に接続される他端部に向けて空気を送出する。ポンプ65が空気路64の当該一端部から当該他端部に向けて空気を送出することにより、トイレ室内の空気が、空気路61及び空気路62に向けて送出される。空気路61に向けて送出された空気は、ノズル部10の先端に向けて、ノズル部10の内面11Bに沿って流れ得る。また、空気路62に向けて送出された空気は、ノズル部10の先端に向けて、ノズル部10の外面11Aに沿って流れ得る。
図7に示す駆動部66は、制御部54の制御に基づいて、ポンプ65を駆動させる電気信号を生成する。駆動部66は、電気信号を生成可能な任意の電気回路で構成されてよい。
図7に示す制御部54は、駆動部45を介してポンプ44等を制御可能なことに加えて、駆動部66を介してポンプ65を制御可能である。制御部54は、第1実施形態と同様に、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理を実行可能である。
<ノズルの洗浄処理>
制御部54は、第1実施形態と同様に、サンプルガスの収集が終了すると、例えば、供給部40に流路13へ水を供給させる。流路13へ水が供給されることにより、第1流出孔14及び第2流出孔15から水が流出する。第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によって、ノズル部10が洗浄され得る。
第2実施形態では、制御部54は、供給部40に流路13へ水を供給させた後、ポンプ65に空気路61及び空気路62へ向けて空気を送出させる。つまり、第2実施形態では、制御部54は、第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によってノズル部10を洗浄した後、駆動部66によってポンプ65を駆動させる。上述のように、空気路61に向けて送出された空気は、ノズル部10の先端に向けて、ノズル部10の内面11Bに沿って流れ得る。この空気によって、第2流出孔15から流出した水が乾かされ得る。また、上述のように、空気路62に向けて送出された空気は、ノズル部10の先端に向けて、ノズル部10の外面11Aに沿って流れ得る。この空気によって、第1流出孔14から流出した水が乾かされ得る。つまり、これらの空気によって、洗浄後にノズル部10に付着した水が、送風部60を備えない場合よりも、より確実に除去され得る。洗浄後にノズル部10に付着した水が、送風部60を備えない場合よりも、より確実に除去されることにより、ノズル部10を清潔に維持することができる。
制御部54は、送風部20のポンプ21を停止させている間、駆動部66によってポンプ65を駆動状態にしてよい。つまり、制御部54は、ポンプ21を停止させている間、ポンプ65に空気路61及び空気路62に向けて空気を送出させてよい。また、制御部54は、ポンプ65を停止させている間、駆動部22によってポンプ21を駆動状態にしてよい。つまり、制御部54は、ポンプ65を停止させている間、ポンプ21によってサンプルガスをチャンバ30に供給してよい。このような構成により、ポンプ21によってチャンバ30に向けて送出されるサンプルガスに、ポンプ65によってノズル部10の領域11Dに送出されたトイレ室内の空気が、混入する蓋然性が低減され得る。
第2実施形態に係るガス検出装置101のその他の構成及び制御は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
(第3実施形態)
図8は、本開示の第3実施形態に係るガス検出装置201の切断部端面図である。図9は、図8に示すガス検出装置201の機能ブロック図である。
図8に示すように、ガス検出装置201は、ノズル部10と、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15と、支持部16とを備える。図9に示すように、ガス検出装置101は、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54と、振動発生部70とを備える。
図8に示すように、振動発生部70は、振動ユニット71A,71B,71C,71Dと、配線75A,75B,75C,75Dと、を含む。振動ユニット71A〜71Dを特に区別しない場合、振動ユニット71A〜71Dは、「振動ユニット71」と記載する。また、配線75A〜75Dを特に区別しない場合、配線75A〜75Dは、「配線75」と記載する。図9に示すように、振動発生部70は、駆動部76を含む。
振動ユニット71は、ノズル部10の側壁部11の外面11A及び内面11Bの少なくとも何れかに伝達される超音波振動を発生可能である。例えば、振動ユニット71A,71Bは、側壁部11の外面11Aに伝達される超音波振動を発生可能である。振動ユニット71C,71Dは、側壁部11の内面11Bに伝達させる超音波振動を発生可能である。振動ユニット71Aは、空洞部72Aと、振動子73Aと、偏向部74Aとを含む。振動ユニット71Bは、空洞部72Bと、振動子73Bと、偏向部74Bとを含む。振動ユニット71Cは、空洞部72Cと、振動子73Cと、偏向部74Cとを含む。振動ユニット71Dは、空洞部72Dと、振動子73Dと、偏向部74Dとを含む。
空洞部72A〜72Dは、支持部16の側壁部17の内部に形成される。空洞部72A及び空洞部72Bは、側壁部17の外面11Aの側に位置する。空洞部72C及び空洞部72Dは、側壁部17の内面11Bの側に位置する。
振動子73A〜73Dは、超音波振動子である。振動子73A〜73Dは、圧電素子等を含んで構成されてよい。振動子73A〜73Dの各々には、配線75A〜75Dが電気的に接続されている。振動子73A〜73Dの各々には、配線75A〜75Dの各々を介して電圧が印加される。振動子73A〜73Dの各々は、電圧が印加されると、圧電効果により、振動する。
振動子73Aは、空洞部72Aの中の、外面11Aの側に位置する。振動子73Aの超音波振動は、+Z方向に沿って偏向部74Aまで伝達可能である。振動子73Bは、空洞部72Bの中の、外面11Aの側に位置する。振動子73Bの超音波振動は、−Z方向に沿って偏向部74Bまで伝達可能である。振動子73Cは、空洞部72Cの中の、内面17Bの側に位置する。振動子73Cの超音波振動は、−Z方向に沿って偏向部74Cまで伝達可能である。振動子73Dは、空洞部72Dの中の、内面17Bの側に位置する。振動子73Dの超音波振動は、+Z方向に沿って偏向部74Dまで伝達可能である。
偏向部74A〜74Dの各々は、振動子73A〜73Dの各々に対向する。偏向部74A及び偏向部74Bの各々は、側壁部17の外面17Aに略平行である。偏向部74A,74Bの各々は、側壁部17の外面17Aに、凹凸を繰り返してなる回折格子として形成されてよい。偏向部74C及び偏向部74Dの各々は、側壁部17の内面17Bに略平行である。偏向部74C,74Dの各々は、側壁部17の内面17Bに、凹凸を繰り返してなる回折格子として形成されてよい。
偏向部74Aは、振動子73Aからの+Z方向に沿う超音波振動を、ノズル部10の外面11Aに沿う方向に偏向する。偏向部74Bは、振動子73Bからの−Z方向に沿う超音波振動を、ノズル部10の外面11Aに沿う方向に偏向する。偏向部74Cは、振動子73Cからの−Z方向に沿う超音波振動を、ノズル部10の内面11Bに沿う方向に偏向する。偏向部74Dは、振動子73Dからの+Z方向に沿う超音波振動を、ノズル部10の内面11Bに沿う方向に偏向する。
配線75は、金属配線である。配線75A〜75Dの各々は、振動子73A〜73Dの各々と、図9に示す駆動部76とを電気的に接続する。
図9に示す駆動部76は、制御部54の制御に基づいて、振動子73A〜73Dの各々を駆動させる。例えば、駆動部76は、制御部54の制御に基づいて、振動子73A〜73Dの各々に印加する電圧を生成する。駆動部76が生成した電圧は、配線75A〜75Dの各々を介して、振動子73A〜73Dの各々に印加される。駆動部76は、電圧を生成可能な任意の電気回路を含んで構成されてよい。
図9に示す制御部54は、駆動部45を介してポンプ44等を制御可能なことに加えて、駆動部76を介して振動ユニット71を制御可能である。制御部54は、第1実施形態と同様に、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理を実行可能である。
<ノズルの洗浄処理>
制御部54は、サンプルガスの収集が終了すると、供給部40に流路13へ水を供給させつつ、振動ユニット71に超音波振動を生成させる。つまり、第1流出孔14及び第2流出孔15から水が流出している間、制御部54は、駆動部76によって振動ユニット71に超音波振動を生成させて、ノズル部10の外面11A及び内面11Bへ超音波振動を伝達させる。このような構成により、第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によってノズル部10が洗浄されている間、ノズル部10を振動させることができる。水によってノズル部10が洗浄されている間、ノズル部10を振動させることにより、振動発生部70を備えない場合よりも、ノズル部10に付着した便及び尿等がより確実に除去され得る。
第3実施形態に係るガス検出装置201のその他の構成及び制御は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
(第4実施形態)
図10は、本開示の第4実施形態に係るガス検出装置301の切断部端面図である。図11は、図10に示す振動ユニット81を+Z方向の側から見た図である。図12は、図10に示すガス検出装置301の機能ブロック図である。
図10に示すように、ガス検出装置301は、ノズル部10と、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15と、支持部16とを備える。図12に示すように、ガス検出装置301は、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54と、振動発生部80とを備える。
図10に示すように、振動発生部80は、振動ユニット81A,81Bと、配線85A,85Bと、配線86A,86Bと、を含む。振動ユニット81A,81Bを特に区別しない場合、振動ユニット81A,81Bは、「振動ユニット81」と記載する。配線85A,85Bを特に区別しない場合、配線85A,85Bは、「配線85」と記載する。配線86A,86Bを特に区別しない場合、配線86A,86Bは、「配線86」と記載する。図12に示すように、振動発生部80は、駆動部87を含む。
振動ユニット81は、ノズル部10の側壁部11の外面11Aに伝達させる表面弾性波を発生可能である。振動ユニット81Aは、+Z方向の側の外面11Aの付近に位置する。振動ユニット81Bは、−Z方向の側の外面11Aの付近に位置する。図11に示すように、振動ユニット81は、圧電基板82と、電極83と、電極84とを含む。
圧電基板82は、側壁部17に埋め込まれ得る。圧電基板82の表面の高さと外面17Aの高さとは、同程度であってよい。圧電基板82の材料の一例として、リチウムナイトライド等が挙げられる。
電極83及び電極84の各々は、櫛形電極(IDT:Inter Digital Transducer)である。電極83及び電極84の各々は、任意の金属で構成されてよい。電極83及び電極84は、圧電基板82の上に位置する。電極83の端部83aには、配線85が電気的に接続されている。電極84の端部84aには、配線86が電気的に接続されている。電極83及び電極84の各々には、配線85及び配線86の各々を介して、駆動部87が生成した電圧が印加される。電極83及び電極84の各々に電圧が印加されると、圧電基板82の圧電効果により、+X方向に伝搬する表面弾性波が発生する。当該表面弾性波は、ノズル部10の側壁部11の外面11Aに沿って伝達し得る。
配線85及び配線86の各々は、金属配線である。配線85及び配線86の各々は、支持部16の側壁部17の内部に埋め込まれてよい。配線85Aは、振動ユニット81Aの電極83の端部83aと、駆動部87とを電気的に接続する。配線86Aは、振動ユニット81Aの電極84の端部84aと、駆動部87とを電気的に接続する。配線85Bは、振動ユニット81Bの電極83の端部83aと、駆動部87とを電気的に接続する。配線86Bは、振動ユニット81Bの電極84の端部84aと、駆動部87とを電気的に接続する。
駆動部87は、制御部54の制御に基づいて、振動ユニット81を駆動させる。例えば、駆動部87は、振動ユニット81の電極83及び電極84の各々に印加する電圧を生成する。駆動部87が生成した電圧は、配線85及び配線86の各々を介して、電極83及び電極84の各々に印加させる。駆動部87は、電圧を生成可能な任意の電気回路を含んで構成されてよい。
図12に示す制御部54は、駆動部45を介してポンプ44等を制御可能なことに加えて、駆動部87を介して振動ユニット81を制御可能である。制御部54は、第1実施形態と同様に、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理を実行可能である。
<ノズルの洗浄処理>
制御部54は、サンプルガスの収集が終了すると、供給部40に流路13へ水を供給させつつ、振動ユニット81に表面弾性波を発生させる。つまり、第1流出孔14及び第2流出孔15から水が流出している間、制御部54は、駆動部87によって振動ユニット81に表面弾性波を発生させてノズル部10を振動させる。このような構成により、第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によってノズル部10が洗浄されている間、ノズル部10を表面弾性波により振動させることができる。水によってノズル部10が洗浄されている間、ノズル部10を振動させることにより、振動発生部80を備えない場合よりも、ノズル部10に付着した便及び尿等がより確実に除去され得る。
第4実施形態に係るガス検出装置301のその他の構成及び制御は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
(第5実施形態)
図13は、本開示の第5実施形態に係るガス検出装置401の外観図である。図14は、図13に示すガス検出装置401の切断部端面図である。図15は、図13に示すガス検出装置401の機能ブロック図である。
図13及び図14に示すように、ガス検出装置401は、ノズル部10と、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15と、支持部16とを備える。図15に示すように、ガス検出装置401は、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54と、発熱部90とを備える。
図14及び図15に示すように、発熱部90は、熱伝導部91,92と、ヒータ93,94と、駆動部95とを含む。
熱伝導部91及び熱伝導部92は、ノズル部10の側壁部11の内部に位置する。熱伝導部91は、側壁部11の外面11Aの側に位置する。図13に示すように、熱伝導部91は、第1流出孔14を囲むように、位置する。熱伝導部91は、X方向に沿って並ぶ。図14に示すように、熱伝導部92は、側壁部11の内面11Bの側に位置する。熱伝導部92は、第2流出孔15を囲むように、位置する。熱伝導部92は、X方向に沿って並ぶ。熱伝導部91と熱伝導部92との間に、流路13が位置してよい。熱伝導部91及び熱伝導部92の材料の一例として、銅及び銅合金等が挙げられる。
ヒータ93及びヒータ94は、ノズル部10の側壁部11の内部に位置する。ヒータ93は、側壁部11の外面11Aの側に位置する。ヒータ93は、X方向に沿って並ぶ熱伝導部91の2つの端のうち、支持部16の側の端に位置する。ヒータ93が生成した熱は、熱伝導部91に伝達される。つまり、ヒータ93は、熱伝導部91に伝達される熱を生成可能である。ヒータ94は、側壁部11の内面11Bの側に位置する。ヒータ94は、X方向に沿って並ぶ熱伝導部92の2つ端のうち、支持部16の側の端に位置する。ヒータ94が生成した熱は、熱伝導部92に伝達される。つまり、ヒータ94は、熱伝導部92に伝達される熱を生成可能である。
ヒータ93及びヒータ94の各々には、駆動部95から電流が供給される。ヒータ93及びヒータ94は、駆動部95からの電流の供給を受けることにより、熱を生成する。ヒータ93及びヒータ94は、熱伝導部91及び熱伝導部92よりも、側壁部11の支持部16の側に位置してよい。ヒータ93及びヒータ94の各々は、抵抗加熱ヒータ又はラバーヒータ等であってよい。
駆動部95は、制御部54の制御に基づいて、ヒータ93及びヒータ94に電流を供給する。駆動部95は、電流を制御可能な任意の電気回路を含んで構成されてよい。
制御部54は、駆動部45を介してポンプ44等を制御可能なことに加えて、駆動部95を介してヒータ93及びヒータ94を制御可能である。制御部54は、第1実施形態と同様に、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理を実行可能である。
第5実施形態では、制御部54は、供給部40に流路13へ水を供給させた後、駆動部95によってヒータ93及びヒータ94に熱を生成させる。つまり、第5実施形態では、制御部54は、第1流出孔14及び第2流出孔15から流出した水によってノズル部10を洗浄した後、ヒータ93及びヒータ94に生成させた熱によって、熱伝導部91及び熱伝導部92を加熱する。熱伝導部91及び熱伝導部92が加熱されることにより、洗浄後にノズル部10に付着した水が、発熱部90を備えない場合よりも、より確実に乾き得る。洗浄後にノズル部10に付着した水が、発熱部90を備えない場合よりも、より確実に乾くことにより、ノズル部10を清潔に維持することができる。
第5実施形態に係るガス検出装置401のその他の効果及び構成は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
(第6実施形態)
図16は、本開示の第6実施形態に係るガス検出装置501の切断部端面図である。ガス検出装置501は、ノズル部10と、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15と、支持部516と、チャンバ30とを備える。ガス検出装置501は、図4に示すガス検出装置1と同様に、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54とを備える。
支持部516は、ノズル部10を支持する。支持部516は、X方向に沿っていてよい。例えば、支持部516は、X方向に略平行であってよい。支持部516には、ガス検出装置501の各種部品が収容されてよい。支持部516は、ノズル部10と一体として形成されてよい。支持部516は、筒状の側壁部517を有する。
側壁部517は、円筒状であってよい。側壁部517は、金属又は樹脂等の材料で構成されてよい。側壁部517は、ノズル部10の側壁部11と一体として形成されてよい。側壁部517は、外面17Aと、内面517Bと、空洞部517Cと、液溜め穴517Dとを含む。
内面517Bの一部は、外面17Aの方に凹んでいる。液溜め穴517Dは、内面517Bの当該凹んでいる部分によって囲まれる領域として特定されてよい。空洞部517Cは、内面517Bによって囲まれる領域のうち、液溜め穴517Dを除く部分として、特定されてよい。つまり、空洞部517Cの形状は、図3に示す空洞部17Cの形状と同一であってよい。空洞部517Cは、ノズル部10の領域11Dに接続されている。例えば、空洞部517Cと領域11Dとは、空気が流通可能に接続されている。
液溜め穴517Dは、空洞部517Cにおいて、チャンバ30よりも、ノズル部10の開口部12の側にすなわち+X方向側に位置する。つまり、液溜め穴517Dは、空洞部517Cにおいて、空洞部517Cの中に位置するチャンバ30のセンサ部31よりも、ノズル部10の開口部12の側に位置する。例えば第2流出孔15から余剰の水が流出することにより、水が−X方向の側に流れ込む場合がある。このような場合でも、−X方向の側に流れ込んだ水は、液溜め穴517Dに溜まり得る。−X方向の側に流れ込んだ水が液溜め穴517Dに溜まることにより、水が、液溜め穴517Dよりも、さらに−X方向の側に流れ込むことを防ぐことができる。このような構成により、水がチャンバ30に到達してチャンバ30内に侵入することにより、チャンバ30内のセンサ部31が故障する蓋然性が低減され得る。
液溜め穴517Dは、空洞部517Cの周囲を囲んでよい。また、液溜め穴517Dの近くに、例えば図14に示すヒータ93,94が位置してよい。つまり、ヒータ93,94によって液溜め穴517Dの水が加熱可能になる箇所に、ヒータ93,94が位置してよい。この構成では、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理の前に、制御部54は、駆動部95によってヒータ93,94に熱を生成させてよい。このような構成により、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理の前に、液溜め穴517Dに溜まった水は、ヒータ93,94からの熱により蒸発し得る。液溜め穴517Dに溜まった水が蒸発することにより、サンプルガスの種類及び濃度の検出処理に、液溜め穴517Dに溜まった水が影響を及ぼす蓋然性が低減され得る。
第6実施形態に係るガス検出装置501のその他の効果及び構成は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態に係るガス検出装置について説明する。第7実施形態に係る構成は、第1実施形態に係るガス検出装置1、第2実施形態に係るガス検出装置101、第3実施形態に係るガス検出装置201、第4実施形態に係るガス検出装置301、第5実施形態に係るガス検出装置401及び第6実施形態に係るガス検出装置501の何れにも適用可能である。
図17は、本開示の第7実施形態に係るガス検出装置601の外観図である。ガス検出装置601は、ノズル部10と、支持部16と、チャンバ30と、部材602とを備える。ガス検出装置601は、図3に示すガス検出装置1と同様に、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15とを備える。ガス検出装置601は、図4に示すガス検出装置1と同様に、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54とを備える。
部材602は、ノズル部10の側壁部11の領域11Dの中に位置する。部材602の側面と、内面11Bとは、密接してよい。部材602は、正面602A及び背面602Bを含む。部材602は、複数の管状部材603を含む。図17に示す部材602は、5つの管状部材603を備える。ただし、部材602が備える管状部材の数は、4つ以下であってよいし、6つ以上であってよい。部材602のうち、複数の管状部材603を除く部分は、金属又は樹脂等の任意の材料で構成されてよい。
正面602AのX方向における位置と、端部11CのX方向における位置とは、一致してよい。正面602Aは、円形であってよい。正面602Aの直径は、開口部12の直径と同等であってよい。正面602Aには、撥水性材料がコーティングされていてよい。撥水性材料として、第1実施形態にて上述したものが用いられてよい。
背面602Bは、チャンバ30よりも、+X方向の側に位置する。つまり、背面602Bは、チャンバ30よりも、開口部12の側に位置する。
管状部材603は、筒状である。管状部材603の直径は、ノズル部10の開口部12の直径よりも小さい。管状部材603には、図4に示す送風部20のポンプ21が吸引した開口部12からの空気が通過可能である。例えば、上述のように、図4に示す送風部20が駆動することにより、図1に示す便6から発生したガスは、ノズル部10の方に引き寄せられる。ノズル部10の方に引き寄せられたガスは、サンプルガスとしてノズル部10に吸引される。ノズル部10に吸引されたサンプルガスは、管状部材603を通ってチャンバ30に到達する。管状部材603は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等で構成されてよい。
管状部材603は、開口部603A及び開口部603Bを含む。開口部603Aは、正面602A内に位置する。開口部603Bは、背面602B内に位置する。開口部603A及び開口部603Bは、円形であってよい。開口部603Aの直径及び開口部603Bの直径は、開口部12の直径よりも小さい。
第7実施形態に係るガス検出装置601では、ノズル部10の内部に複数の管状部材603が位置することにより、ノズル部10の内部が細径化される。ノズル部10の内部が細径化されることにより、図2に示す第1流出孔14から流出した水が、支持部16の内部まで入り込む蓋然性が低減され得る。また、正面602Aに撥水性材料をコーティングすることにより、図2に示す第1流出孔14から流出した水が、支持部16の内部まで入り込む蓋然性がさらに低減され得る。
第7実施形態に係るガス検出装置601のその他の効果及び構成は、第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態に係るガス検出装置について説明する。第8実施形態に係る構成は、第1実施形態に係るガス検出装置1、第2実施形態に係るガス検出装置101、第3実施形態に係るガス検出装置201、第4実施形態に係るガス検出装置301、第5実施形態に係るガス検出装置401及び第6実施形態に係るガス検出装置501の何れにも適用可能である。
図18は、本開示の第8実施形態に係るガス検出装置701の外観図である。ガス検出装置701は、ノズル部10と、支持部16と、チャンバ30と、部材702とを備える。ガス検出装置701は、図3に示すガス検出装置1と同様に、流路13と、流出孔としての第1流出孔14及び第2流出孔15とを備える。ガス検出装置701は、図4に示すガス検出装置1と同様に、送風部20と、チャンバ30と、供給部40と、信号処理部50と、通信部51と、バッテリ52と、記憶部53と、制御部54とを備える。
部材702は、ノズル部10の側壁部11の領域11Dの中に位置する。部材702のX方向における長さは、図17に示す部材602のX方向における長さよりも、短い。部材602と同様に、部材702の側面と、内面11Bとは、密接してよい。部材702は、正面602Aと、背面602Bとを含む。部材702は、複数の管状部材703を含む。図18に示す部材702は、5つの管状部材703を備える。ただし、部材702が備える管状部材703の数は、4つ以下であってよいし、6つ以上であってもよい。部材702のうち、複数の管状部材703を除く部分は、金属又は樹脂等の任意の材料で構成されてよい。
正面602Aは、開口部12よりも、−X方向の側に位置する。つまり、部材702は、開口部12とチャンバ30との間に位置していて、開口部12よりも奥に位置している。正面602Aには、図17に示す構成と同様に、撥水性材料がコーティングされていてよい。背面602Bは、チャンバ30よりも、+X方向の側に位置する。つまり、背面602Bは、チャンバ30よりも、開口部12の側に位置する。背面602BのX方向における位置は、図17に示す構成と同様であってよい。
管状部材703は、筒状である。管状部材703の直径は、図17に示す管状部材603と同様に、ノズル部10の開口部12の直径よりも小さい。管状部材703には、図17に示す管状部材603と同様に、図4に示す送風部20のポンプ21が吸引した開口部12からの空気が通過可能である。つまり、図17に示す管状部材603と同様に、ノズル部10に吸引されたサンプルガスは、管状部材703を通ってチャンバ30に到達する。管状部材703は、樹脂製チューブ或いは金属製又はガラス製配管等で構成されてよい。
管状部材703のX方向における長さは、図17に示す管状部材603のX方向における長さよりも、短い。管状部材703の+X方向の側の先端部は、ノズル部10の開口よりも奥に位置している。
管状部材703は、開口部603A及び開口部603Bを含む。開口部603Aは、正面602A内に位置する。開口部603Bは、背面602B内に位置する。開口部603A及び開口部603Bは、円形であってよい。開口部603Aの直径及び開口部603Bの直径は、開口部12の直径よりも小さい。
第8実施形態に係るガス検出装置701は、第7実施形態に係るガス検出装置601と同様の効果を奏することができる。第8実施形態に係るガス検出装置701のその他の効果及び構成は、第7実施形態に係るガス検出装置601及び第1実施形態に係るガス検出装置1と同様である。
本開示に係る構成は、以上説明してきた実施形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形又は変更が可能である。例えば、各構成部等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、図1に示すように、ガス検出装置1及びノズル部10は、X方向に略平行であるものとして説明した。ただし、ガス検出装置1及びノズル部10の形状は、図1に示す形状に限定されない。図19に、本開示の変形例に係るガス検出装置1aの概略図を示す。ガス検出装置1aは、ノズル部10aを備える。ノズル部10aの+X方向側の端部は、便器ボウル4の内側下方へせり出している。ガス検出装置1aの+X方向側の端部は、−Zに向けて曲がっている。
例えば、上記実施形態の各ガス検出装置は、例えば次のような、便に焦点を合わせて加熱する機構をさらに備えてよい。次のような加熱する機構を備えることにより、ガスの検出精度等がさらに向上され得る。便を集中的に加熱する機構は、例えば、便器ボウル4に内蔵した線状または点状のヒータ、便座3の下部等に配置した加熱ランプ、又は、便座3の下部等に配置したレーザー若しくはLED(Light Emitting Diode)であってよい。ここで、ヒータには、網状等の発熱抵抗体が採用されてよい。また、レーザー及びLEDは、水及びアンモニアに吸収されにくい波長の光を出射するように構成されてよい。このよう加熱機構を追加することによって、便以外の水、例えば尿等をできるだけ加熱しないようにすることができる。また、常温で気化しにくい、便中の酢酸、乳酸及び酪酸等の沸点が比較的高い物質に対しても気化される。このような構成により、ガス検出装置は、精度良くガスを検出することができる。
本開示に係る構成を説明する図は、模式的なものである。図面上の寸法比率等は、現実のものと必ずしも一致しない。
本開示において「第1」、「第2」、「第3」等の記載は、当該構成を区別するための識別子の一例である。本開示における「第1」及び「第2」等の記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。例えば、第1ポンプは、第2ポンプと識別子である「第1」と「第2」とを交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。本開示における「第1」及び「第2」等の識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠、及び、大きい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
1,1a,101,201,301,401,501,601,701 ガス検出装置
2 便器
3 便座
4 便器ボウル
5 臀部
6 便
10,10a ノズル部
11 側壁部
11A 外面
11B 内面
11C 端部
11D 領域
12 開口部
13 流路
14 第1流出孔(流出孔)
15 第2流出孔(流出孔)
16,116,516 支持部
17,117,517 側壁部
17A,117A 外面
17B,117B,517B 内面
117C 外面
17C,117D,517C 空洞部
517D 液溜め部
20 送風部
21 ポンプ(第1ポンプ)
22 駆動部
30 チャンバ
31 センサ部
40 供給部
41 配水管
42 タンク
43 流路
44 ポンプ
45 駆動部
50 信号処理部
51 通信部
52 バッテリ
53 記憶部
54 制御部
60 送風部
61 空気路(第1空気路)
62 空気路(第2空気路)
63 空気路
64 空気路
65 ポンプ(第2ポンプ)
66 駆動部
70 振動発生部
71,71A,71B,71C,71D 振動ユニット
75,75A,75B,75C,75D 配線
76 駆動部
72A,72B,72C,72D 空洞部
73A,73B,73C,73D 振動子
74A,74B,74C,74D 偏向部
80 振動発生部
81,81A,81B 振動ユニット
85,85A,85B,86,86A,86B 配線
87 駆動部
82 圧電基板
83,84 電極
83a,84a 端部
90 発熱部
91,92 熱伝導部
93,94 ヒータ
95 駆動部
602,702 部材
602A 正面
602B 背面
603,703 管状部材
603A,603B 開口部

Claims (11)

  1. 筒状の側壁部と、便器ボウルの内側に向けて開口する開口部とを有するノズル部と、
    前記側壁部に囲まれる領域に接続される空洞部を有し、前記ノズル部が一端部に位置している支持部と、
    前記空洞部の中に位置し、前記開口部の方から前記空洞部の方に向けて空気を吸引可能な第1ポンプと、
    前記側壁部の内部に位置する流路と、
    前記流路から前記側壁部の外面又は内面に向けて延在する流出孔と、
    前記流路に液体を供給可能な供給部と、を備える、ガス検出装置。
  2. 請求項1に記載のガス検出装置であって、
    前記流出孔は、
    前記流路から前記側壁部の外面に向けて延在する第1流出孔と、
    前記流路から前記側壁部の内面に向けて延在する第2流出孔と、を含む、ガス検出装置。
  3. 請求項1に記載のガス検出装置であって、
    前記支持部の内部に位置し、前記空洞部とは分離され、前記領域に接続される第1空気路と、
    前記側壁部の外面に位置し、一端部が前記ノズル部の先端に向けて開口する第2空気路と、
    前記第1空気路及び第2空気路に向けて空気を送出可能な第2ポンプと、
    前記供給部に前記流路へ液体を供給させた後、前記第2ポンプに前記第1空気路及び第2空気路の少なくとも何れかへ向けて空気を送出させる制御部と、をさらに備える、ガス検出装置。
  4. 請求項3に記載のガス検出装置であって、
    前記制御部は、前記第1ポンプを停止させている間、前記第2ポンプに前記第1空気路及び第2空気路の少なくとも何れかに向けて空気を送出させる、ガス検出装置。
  5. 請求項1に記載のガス検出装置であって、
    前記側壁部の外面及び内面の少なくとも何れかに伝達される超音波振動を発生可能な振動ユニットと、
    前記供給部に前記流路へ液体を供給させつつ、前記振動ユニットに前記超音波振動を発生させる制御部と、をさらに備える、ガス検出装置。
  6. 請求項1に記載のガス検出装置であって、
    前記側壁部の外面に伝達させる表面弾性波を発生可能な振動ユニットと、
    前記供給部に前記流路へ液体を供給させつつ、前記振動ユニットに前記表面弾性波を発生させる制御部と、をさらに備える、ガス検出装置。
  7. 請求項1に記載のガス検出装置であって、
    前記側壁部の内部に位置する熱伝導部と、
    前記側壁部の内部に位置し、前記熱伝導部に伝達される熱を生成可能なヒータと、
    前記供給部に前記流路へ液体を供給させた後、前記ヒータに前記熱を生成させる制御部と、をさらに備える、ガス検出装置。
  8. 請求項1に記載のガス検出装置であって、
    前記空洞部の中に位置するセンサ部と、
    前記空洞部において、前記センサ部よりも、前記開口部の側に位置する液溜め穴と、をさらに備える、ガス検出装置。
  9. 請求項1から8までの何れか一項に記載のガス検出装置であって、
    前記領域内に、前記第1ポンプが吸引した前記開口部からの空気が通過可能な複数の管状部材をさらに備え、
    前記管状部材の直径は、前記開口部の直径よりも小さいガス検出装置。
  10. 請求項9に記載のガス検出装置であって、
    前記複数の管状部材の先端部は、前記開口部よりも奥に位置している、ガス検出装置。
  11. 請求項1から10までの何れか一項に記載のガス検出装置であって、
    前記側壁部の外面及び内面の少なくとも何れかは、撥水性材料でコーティングされている、ガス検出装置。
JP2019155821A 2019-03-29 2019-08-28 ガス検出装置 Active JP7269834B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019155821A JP7269834B2 (ja) 2019-08-28 2019-08-28 ガス検出装置
PCT/JP2020/013786 WO2020203682A1 (ja) 2019-03-29 2020-03-26 ガス収集機器及びガス検出システム
CN202211681021.5A CN116380571A (zh) 2019-03-29 2020-03-26 气体收集设备
US17/599,522 US20220146379A1 (en) 2019-03-29 2020-03-26 Gas collection device and gas detection system
CN202080025257.6A CN113645887A (zh) 2019-03-29 2020-03-26 气体收集设备和气体检测系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019155821A JP7269834B2 (ja) 2019-08-28 2019-08-28 ガス検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021032811A true JP2021032811A (ja) 2021-03-01
JP7269834B2 JP7269834B2 (ja) 2023-05-09

Family

ID=74677238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019155821A Active JP7269834B2 (ja) 2019-03-29 2019-08-28 ガス検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7269834B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336199A (ja) * 2000-05-31 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ用脱臭機
JP2010022556A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Sharp Corp 洗濯機
JPWO2014027642A1 (ja) * 2012-08-17 2016-07-28 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ及びガスセンサユニット
JP2016145809A (ja) * 2015-01-30 2016-08-12 Toto株式会社 生体情報測定システム
JP2018031210A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 Toto株式会社 衛生洗浄装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336199A (ja) * 2000-05-31 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ用脱臭機
JP2010022556A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Sharp Corp 洗濯機
JPWO2014027642A1 (ja) * 2012-08-17 2016-07-28 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ及びガスセンサユニット
JP2016145809A (ja) * 2015-01-30 2016-08-12 Toto株式会社 生体情報測定システム
JP2018031210A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 Toto株式会社 衛生洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7269834B2 (ja) 2023-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220146379A1 (en) Gas collection device and gas detection system
CN106174706A (zh) 一种声表面波雾化器
JP3208224U (ja) 超音波洗浄器
JP5604511B2 (ja) 過酸化水素ガス生成装置
RU2012111316A (ru) Очистное устройство и способ очистки, и ее мониторинг
US20080110453A1 (en) Nebulizer and methods for controlling the nebulizer
US20080142037A1 (en) Apparatus and method for cleaning liquid dispensing equipment
JPWO2018123508A1 (ja) ノズル洗浄器およびこれを用いた自動分析装置
JP2021032811A (ja) ガス検出装置
JP2012011304A (ja) 霧化装置
JP2012029803A (ja) 電気掃除機
JP4474883B2 (ja) 超音波生体洗浄装置
JPH09269101A (ja) 蒸気発生器
JP2004195429A (ja) 蒸気洗浄及び超音波洗浄装置
CN110072641B (zh) 超声波清洗器及使用了该超声波清洗器的自动分析装置
JP2012029802A (ja) 電気掃除機
JPH11514924A (ja) 糸またはテープ状の物品、特に線材を洗滌する方法
JP2009045345A (ja) 超音波歯ブラシ
JP2014205107A (ja) 超音波洗浄装置
KR101456232B1 (ko) 진동형 향 발생기
US11898989B2 (en) Device for detecting particulate and one or more gases in the air
CN201179489Y (zh) 低耗能超声波雾化装置
CN109269824B (zh) 一种超声波加湿器的测试装置及测试方法
JP2001113087A (ja) 超音波洗浄機
RU2184625C2 (ru) Устройство для ультразвуковой очистки

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7269834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150