JP2021031436A - 眉毛用化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】 良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方を有する眉毛用化粧料を提供することを課題とする。【解決手段】 ベントナイト粉体と、シリカ粉体と、合成樹脂とを含み、前記ベントナイト粉体を1.5質量%以上含み、前記シリカ粉体を1.5質量%以上含み、且つ、前記合成樹脂を固形分換算で4.0質量%以上10.0質量%以下含む、眉毛用化粧料を提供する。【選択図】 なし
Description
本発明は、例えばアイブローカラーなどの眉毛用化粧料に関する。
従来、眉毛用化粧料として、例えば、フミン質やフルボ酸を含有する腐植土抽出物と、エマルション状態のアクリル酸アルキル・酢酸ビニル共重合体ポリマーとを含む眉毛用化粧料が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載された眉毛用化粧料は、眉毛に塗布されることによって、眉毛にツヤを与えることができ、持続性のある保湿感を与えることができる。
しかしながら、特許文献1に記載された眉毛用化粧料は、良好な発色性を有しないことがあったり、塗布後に眉毛同士が絡まったりすることがある。従って、良好な発色性を有すること、及び、眉毛同士の絡まりを抑えることの両方を発揮できる眉毛用化粧料が要望されている。
本発明は、上記問題点や要望点等に鑑み、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方を有する眉毛用化粧料を提供することを課題とする。
本発明に係る眉毛用化粧料は、ベントナイト粉体と、シリカ粉体と、合成樹脂とを含み、
前記ベントナイト粉体を1.5質量%以上含み、前記シリカ粉体を1.5質量%以上含み、且つ、前記合成樹脂を固形分換算で4.0質量%以上10.0質量%以下含むことを特徴とする。
前記ベントナイト粉体を1.5質量%以上含み、前記シリカ粉体を1.5質量%以上含み、且つ、前記合成樹脂を固形分換算で4.0質量%以上10.0質量%以下含むことを特徴とする。
本発明に係る眉毛用化粧料では、前記合成樹脂が、(メタ)アクリレートコポリマー樹脂又はポリウレタン樹脂の少なくともいずれか一方を含有することが好ましい。
本発明の眉毛用化粧料は、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方を有するという効果を奏する。
本発明に係る眉毛用化粧料の一実施形態について以下に説明する。
本実施形態の眉毛用化粧料は、ベントナイト粉体と、シリカ粉体と、合成樹脂とを含む。本実施形態の眉毛用化粧料は、水などの溶媒を含む。本実施形態の眉毛用化粧料では、上記の各粉体が分散した状態である。合成樹脂も分散した状態である。なお、本実施形態の眉毛用化粧料は、着色剤(顔料)を含む。
本実施形態の眉毛用化粧料は、1.5質量%以上のベントナイト粉体を含み、且つ、1.5質量%以上のシリカ粉体を含み、且つ、4.0質量%以上10.0質量%以下(固形分換算)の合成樹脂を含むため、眉毛などに塗布されたときに、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方を発揮できる。
良好な発色性能が発揮される理由は、以下のように推察される。ベントナイト粉体が形成するカードハウス構造やシリカ粉体の三次元格子構造が、塗布時のせん断力によって崩れ、眉毛用化粧料の粘度が低下する。これによって眉毛用化粧料の伸びが良くなり、眉毛用化粧料がほぼ均一に眉毛に付着し、良好な発色性能が発揮される。
また、眉毛同士の絡まり抑制性能が発揮される理由は、以下のように推察される。合成樹脂と水との親和性が低いため、合成樹脂の周囲から素早く水が除去され、塗布後に塗膜が比較的速く乾燥する。乾燥が速いため、塗膜の乾燥過程においてタック性(粘着性)の発現が抑えられる。これにより、眉毛同士が絡まることを抑制できる。
なお、本明細書において、合成樹脂に関わる固形分換算とは、合成樹脂に含侵された溶媒を、乾燥処理等によって取り除いた質量に換算することである。
良好な発色性能が発揮される理由は、以下のように推察される。ベントナイト粉体が形成するカードハウス構造やシリカ粉体の三次元格子構造が、塗布時のせん断力によって崩れ、眉毛用化粧料の粘度が低下する。これによって眉毛用化粧料の伸びが良くなり、眉毛用化粧料がほぼ均一に眉毛に付着し、良好な発色性能が発揮される。
また、眉毛同士の絡まり抑制性能が発揮される理由は、以下のように推察される。合成樹脂と水との親和性が低いため、合成樹脂の周囲から素早く水が除去され、塗布後に塗膜が比較的速く乾燥する。乾燥が速いため、塗膜の乾燥過程においてタック性(粘着性)の発現が抑えられる。これにより、眉毛同士が絡まることを抑制できる。
なお、本明細書において、合成樹脂に関わる固形分換算とは、合成樹脂に含侵された溶媒を、乾燥処理等によって取り除いた質量に換算することである。
上記のベントナイト粉体は、粘土鉱物の1種であるベントナイトを粉砕したものである。ベントナイトは、含水ケイ酸アルミニウムを含む自然界に存在する鉱物であり、モンモリロナイトを主成分として含む。
なお、本明細書においてベントナイト粉体は、モンモリロナイト粉体と同義である。従って、ベントナイト粉体という用語は、モンモリロナイト粉体も包含する。
なお、本明細書においてベントナイト粉体は、モンモリロナイト粉体と同義である。従って、ベントナイト粉体という用語は、モンモリロナイト粉体も包含する。
ベントナイト粉体の粒子は、板状であり、その厚さは、通常、約1nmである。
ベントナイト粉体としては、例えば、Na−ベントナイト粉体、又はCa−ベントナイト粉体などが挙げられる。ベントナイト粉体としては、市販されている製品を用いることができる。
本実施形態の眉毛用化粧料は、ベントナイト粉体を1.5質量%以上含む。好ましくは、ベントナイト粉体を2.5質量%以上含む。また、ベントナイト粉体を5.5質量%以下含むことが好ましく、ベントナイト粉体を5.0質量%以下含むことがより好ましく、4.0質量%以下含むことがさらに好ましい。
眉毛用化粧料がベントナイト粉体を2.5質量%以上含むことによって、より良好な発色性能を発揮できるという利点がある。また、ベントナイト粉体を5.5質量%以下含むことによって、眉毛同士の絡まりをより抑制できるという利点がある。
眉毛用化粧料がベントナイト粉体を2.5質量%以上含むことによって、より良好な発色性能を発揮できるという利点がある。また、ベントナイト粉体を5.5質量%以下含むことによって、眉毛同士の絡まりをより抑制できるという利点がある。
上記のシリカ粉体は、二酸化ケイ素を主成分とする粒子を含む。シリカ粉体は、結晶性シリカ粉体であってもよく、シリカゲル粉体などの非晶性シリカ粉体であってもよい。
シリカ粉体の粒子の形状は、真球状、楕円球状、立方体状、表面に突起を有する形状、又は、不定形状であってもよい。
シリカ粉体の粒子径は、通常、1μm以上20μm以下である。
本実施形態の眉毛用化粧料は、シリカ粉体を1.5質量%以上含む。本実施形態の眉毛用化粧料は、シリカ粉体を2.5質量%以上含むことが好ましい。また、シリカ粉体を6.5質量%以下含むことが好ましく、5.5質量%以下含むことがより好ましく、5.0質量%以下含むことがさらに好ましい。
眉毛用化粧料がシリカ粉体を2.5質量%以上含むことによって、より良好な発色性能を発揮できるという利点がある。また、シリカ粉体を6.5質量%以下含むことによって、眉毛同士の絡まりをより抑制できるという利点がある。
眉毛用化粧料がシリカ粉体を2.5質量%以上含むことによって、より良好な発色性能を発揮できるという利点がある。また、シリカ粉体を6.5質量%以下含むことによって、眉毛同士の絡まりをより抑制できるという利点がある。
シリカ粉体としては、市販されている製品を用いることができる。
上記の合成樹脂は、(メタ)アクリレートコポリマー樹脂又はポリウレタン樹脂の少なくともいずれか一方を含有する。上記の合成樹脂は、(メタ)アクリレートコポリマー樹脂を含有することが好ましい。
本実施形態の眉毛用化粧料において、上記の合成樹脂は、分散している状態である。換言すると、上記の合成樹脂は、水を含む液体中で分散している。
(メタ)アクリレートコポリマー樹脂は、コポリマー(共重合体)であって、且つ、少なくとも1種の(メタ)アクリレートモノマーが重合したコポリマーである。換言すると、(メタ)アクリレートコポリマー樹脂は、少なくとも1種の(メタ)アクリレート構造単位を分子中に有するコポリマー(共重合体)である。
なお、本明細書において、(メタ)アクリレート構造単位とは、メタクリレート(メタクリル酸エステル)モノマー、及び、アクリレート(アクリル酸エステル)モノマーのうち少なくとも一方が重合したポリマー分子の主鎖を構成する単位である。換言すると、「(メタ)アクリレート」という表記は、メタクリレート及びアクリレートの両者を包含する表記である。
なお、本明細書において、(メタ)アクリレート構造単位とは、メタクリレート(メタクリル酸エステル)モノマー、及び、アクリレート(アクリル酸エステル)モノマーのうち少なくとも一方が重合したポリマー分子の主鎖を構成する単位である。換言すると、「(メタ)アクリレート」という表記は、メタクリレート及びアクリレートの両者を包含する表記である。
(メタ)アクリレート構造単位としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート構造単位、エチル(メタ)アクリレート構造単位、プロピル(メタ)アクリレート構造単位、ブチル(メタ)アクリレート構造単位などが挙げられる。
(メタ)アクリレートコポリマー樹脂としては、例えば、少なくとも2種の(メタ)アクリレートモノマーの共重合体である(メタ)アクリレートコポリマー、スチレンと(メタ)アクリレートモノマーとのコポリマー、(メタ)アクリレートモノマーと酢酸ビニルとのコポリマーなどが挙げられる。
ポリウレタン樹脂は、イソシアネート基と水酸基とを有する化合物の重付加反応によって生成される重合体である。
本実施形態の眉毛用化粧料は、合成樹脂を固形分換算で4.0質量%以上含む。合成樹脂を5.0質量%以上含むことが好ましい。また、合成樹脂を10.0質量%以下含む。合成樹脂を9.0質量%以下含むことが好ましく、8.0質量%以下含むことがより好ましい。
眉毛用化粧料が合成樹脂を5.0質量%以上含むことによって、眉毛用化粧料を塗布した後に形成される合成樹脂の皮膜によって化粧もちがより良好になるという利点がある。また、合成樹脂を9.0質量%以下含むことによって、眉毛用化粧料を塗布した後の仕上がりがより綺麗になるという利点がある。
眉毛用化粧料が合成樹脂を5.0質量%以上含むことによって、眉毛用化粧料を塗布した後に形成される合成樹脂の皮膜によって化粧もちがより良好になるという利点がある。また、合成樹脂を9.0質量%以下含むことによって、眉毛用化粧料を塗布した後の仕上がりがより綺麗になるという利点がある。
合成樹脂としては、市販されている製品を用いることができる。例えば、市販されている粉体状の樹脂粉体を原料として用いることができる。
本実施形態の眉毛用化粧料において、上記の合成樹脂(C成分)(固形分換算)に対する、上記のシリカ粉体(B成分)の質量比(B/C)は、0.25以上であることが好ましい。斯かる質量比は、1.00以下であることが好ましい。
上記の質量比が、0.25以上1.00以下であることによって、眉毛同士の絡まりをより抑制できるという利点がある。
上記の質量比が、0.25以上1.00以下であることによって、眉毛同士の絡まりをより抑制できるという利点がある。
本実施形態の眉毛用化粧料において、上記のベントナイト粉体(A成分)に対する、上記のシリカ粉体(B成分)の質量比(B/A)は、0.25以上であることが好ましい。斯かる質量比は、4.00以下であることが好ましい。
上記の質量比が、0.25以上4.00以下であることによって、より良好な発色性能を発揮できるという利点がある。
上記の質量比が、0.25以上4.00以下であることによって、より良好な発色性能を発揮できるという利点がある。
本実施形態の眉毛用化粧料において、上記のベントナイト粉体(A成分)に対する、上記の合成樹脂(C成分)(固形分換算)の質量比(C/A)は、1.00以上であることが好ましい。斯かる質量比は、3.00以下であることが好ましい。
本実施形態の眉毛用化粧料は、ベントナイト粉体を1.5質量%以上5.5質量%以下含み、シリカ粉体を1.5質量%以上6.5質量%以下含み、且つ、(メタ)アクリレートコポリマー樹脂を固形分として4.0質量%以上10.0質量%以下含むことが好ましい。これにより、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方をより十分に発揮できるという利点がある。
本実施形態の眉毛用化粧料は、上記の成分の他に、水、増粘剤、界面活性剤、シリコーン油などの油剤、タルクやマイカなどの粉体(上記以外のもの)、着色剤、抗菌剤などをさらに含んでもよい。
増粘剤としては、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、アクリル酸ジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドンコポリマーなどが挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、(ポリオキシエチレン)ソルビタン脂肪酸エステル、(ポリオキシエチレン)ソルビット脂肪酸エステル、(ポリ)グリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。
油剤としては、例えば、シリコーン油、炭化水素油、エステル油などが挙げられる。
粉体としては、例えば、タルク、カオリン、マイカなどが挙げられる。
顔料としては、例えば、黒酸化鉄、酸化チタン、グンジョウ、コンジョウ、カーボンブラックなどが挙げられる。
続いて、上記の眉毛用化粧料の製造方法について説明する。
上記の眉毛用化粧料は、配合する各成分を混合し、撹拌することによって製造できる。撹拌するための装置としては、一般的なものを使用できる。必要に応じて、加温しつつ撹拌してもよい。
上記の眉毛用化粧料は、例えば、アイブローカラーである。アイブローカラーは、眉毛に塗布されて使用される。上記の眉毛用化粧料は、薬事法上の化粧料、医薬部外品、医薬品等の分類には特に拘束されない。
本発明の眉毛用化粧料は、上記例示の通りであるが、本発明は、上記例示の実施形態に限定されるものではない。また、本発明では、一般の化粧料及び皮膚外用剤等において採用される種々の形態を、本発明の効果を損ねない範囲で採用することができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1〜7、比較例1〜10)
表1又は表2にそれぞれ示す配合処方に従って、各原料を混合することによって、アイブローカラーをそれぞれ製造した。
詳しくは、各原料を、加熱溶解させてから混合し、アイブローカラー用組成物を製造した。
表1及び表2における各原料としては、いずれも市販品を用いた。また、表1及び表2における「乳化ベース」については、表3に示す通りである。
なお、原料として用いた市販品の一部について詳細を以下に示す。
A成分 「ベントナイト粉体」:
製品名「OVEIL BR1」(大阪ガスケミカルズ社製)
B成分 「シリカ粉体」:
製品名「サンスフェアH−121」(エスアイテック社製)
C成分 「合成樹脂」:
配合時に粉体状の樹脂粉体(市販品)
・アクリレートコポリマー(市販品)
・(スチレン/アクリレート)コポリマー(市販品)
・(アクリレート/酢酸ビニル)コポリマー(市販品)
・ポリウレタン樹脂(市販品)
表1又は表2にそれぞれ示す配合処方に従って、各原料を混合することによって、アイブローカラーをそれぞれ製造した。
詳しくは、各原料を、加熱溶解させてから混合し、アイブローカラー用組成物を製造した。
表1及び表2における各原料としては、いずれも市販品を用いた。また、表1及び表2における「乳化ベース」については、表3に示す通りである。
なお、原料として用いた市販品の一部について詳細を以下に示す。
A成分 「ベントナイト粉体」:
製品名「OVEIL BR1」(大阪ガスケミカルズ社製)
B成分 「シリカ粉体」:
製品名「サンスフェアH−121」(エスアイテック社製)
C成分 「合成樹脂」:
配合時に粉体状の樹脂粉体(市販品)
・アクリレートコポリマー(市販品)
・(スチレン/アクリレート)コポリマー(市販品)
・(アクリレート/酢酸ビニル)コポリマー(市販品)
・ポリウレタン樹脂(市販品)
<発色性能の評価>
パネラー5名によって使用テストを行い、下記に示す絶対評価基準にて評価した。具体的には、評点をつけて、平均値を算出して、判定した。
非常に満足 5
やや満足 4
どちらでもない 3
やや不満 2
非常に不満 1
(平均値による判定)
◎:≧4
〇:<4,>3
△:≦3,≧2
×:<2
パネラー5名によって使用テストを行い、下記に示す絶対評価基準にて評価した。具体的には、評点をつけて、平均値を算出して、判定した。
非常に満足 5
やや満足 4
どちらでもない 3
やや不満 2
非常に不満 1
(平均値による判定)
◎:≧4
〇:<4,>3
△:≦3,≧2
×:<2
<眉毛同士の絡まりの抑制性能(ダマ・タバを抑制する性能)の評価>
パネラー5名によって使用テストを行い、下記に示す絶対評価基準にて評価した。具体的には、評点をつけて、平均値を算出して、判定した。
非常に満足 5
やや満足 4
どちらでもない 3
やや不満 2
非常に不満 1
(平均値による判定)
◎:≧4
〇:<4,>3
△:≦3,≧2
×:<2
パネラー5名によって使用テストを行い、下記に示す絶対評価基準にて評価した。具体的には、評点をつけて、平均値を算出して、判定した。
非常に満足 5
やや満足 4
どちらでもない 3
やや不満 2
非常に不満 1
(平均値による判定)
◎:≧4
〇:<4,>3
△:≦3,≧2
×:<2
上記の使用性能の評価結果を表1及び表2に示す。
実施形態(実施例)に相当するアイブローカラーは、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方を有していた。
詳しくは、ベントナイト粉体の含有量が1.5質量%以上であり、且つ、シリカ粉体の含有量が1.5質量%以上であり、且つ、合成樹脂の固形分換算の含有量が4.0質量%以上10.0質量%以下であることによって、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方が発揮された。
一方、比較例に相当するアイブローカラーは、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能のいずれか一方又は両方を有していなかった。
詳しくは、ベントナイト粉体の含有量が1.5質量%以上であり、且つ、シリカ粉体の含有量が1.5質量%以上であり、且つ、合成樹脂の固形分換算の含有量が4.0質量%以上10.0質量%以下であることによって、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能の両方が発揮された。
一方、比較例に相当するアイブローカラーは、良好な発色性能、及び、眉毛同士の絡まり抑制性能のいずれか一方又は両方を有していなかった。
本発明の眉毛用化粧料は、例えば、アイブローカラーや眉マスカラとも称され、眉毛の見栄えを良くするために、眉毛に塗布されて好適に使用される。
Claims (2)
- ベントナイト粉体と、シリカ粉体と、合成樹脂とを含み、
前記ベントナイト粉体を1.5質量%以上含み、前記シリカ粉体を1.5質量%以上含み、且つ、前記合成樹脂を固形分換算で4.0質量%以上10.0質量%以下含む、眉毛用化粧料。 - 前記合成樹脂が、(メタ)アクリレートコポリマー樹脂又はポリウレタン樹脂の少なくともいずれか一方を含有する、請求項1に記載の眉毛用化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019153032A JP2021031436A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | 眉毛用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019153032A JP2021031436A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | 眉毛用化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021031436A true JP2021031436A (ja) | 2021-03-01 |
Family
ID=74675361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019153032A Pending JP2021031436A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | 眉毛用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021031436A (ja) |
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2019
- 2019-08-23 JP JP2019153032A patent/JP2021031436A/ja active Pending
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