JP2021026394A - 復旧計画策定装置、復旧計画策定方法および復旧計画策定プログラム - Google Patents

復旧計画策定装置、復旧計画策定方法および復旧計画策定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な復旧を行う復旧計画策定装置、復旧計画策定方法及び復旧計画策定プログラムを提供する。【解決手段】危機管理マネジメントシステム1において、復旧計画策定装置10は、危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する復旧優先度算出部12dと、優先度算出部によって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定部12eとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、復旧計画策定装置、復旧計画策定方法および復旧計画策定プログラムに関する。
東日本大震災を契機に想定を超える規模の地震・津波の発生も考慮した防災的な事前の準備(ハード)と発災後の被害発生を前提とした対処(ソフト)の両面が必要とされている(例えば、非特許文献1参照)。
特に、状況把握の困難な初動においては、東日本大震災のような滅多に発生しない最大クラスの津波、防潮堤や防波堤の設計のために参考としてきた比較的頻度の高い津波、それ以下の通常クラスの津波との識別により、緊急対処の方法が異なってくるため、事前の対策の整備と迅速なレベル識別による初動の立ち上げが重要である。
ところが、事前の対策では想定していた被害規模を上回った場合、対応に当たる職員の安全確保や設備の被害状況拡大による復旧計画の修正等が必要となる。また、現場は錯綜しており、リソースも不足状況となるため、全体の被害規模の把握には時間を要してしまい、判断が遅れる、もしくは、不確定なまま判断せざるを得ない状況が考えられる。従って、適宜動的に算出した被害想定や現場からの情報を活用して、迅速かつ適時の意思決定が必要である。
従来技術として、例えば、BFD(Business Flow Diagram)とCPM(Critical Path Method)を組み合わせた事業計画策定やリスクアセスメントの手法が開発されている(例えば、非特許文献2、3参照)。また、SWOT((Strengths Weaknesses Opportunities Threats))構造に基づく動的シナリオをIDEF0((Integration DEFinition 0))より作成し、状況変化への対応を決定する手法も検討されている(例えば、非特許文献4参照)。
一方で、リスクが顕在化した際の危機対応を支援する技術として、危機対応業務の進捗管理における遅延や積堆を管理する仕組み(例えば、特許文献1参照)、活動ログを現場ではなく災害対策本部で把握したい新たな観点で分類して提示する仕組み(例えば、特許文献2参照)、過去の類似事象のノウハウを提示することで同様の問題とそれに対する対応案を提示する仕組みがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2016−224671号公報 特開2016−212799号公報 特開2015−230624号公報
中央防災会議「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」報告(平成23年9月28日)、[online]、[2019年7月16日検索]、インターネット<http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chousakai/tohokukyokun/index.html> 岡本晃他、"BFD(Business Flow Diagram)とCPM(Critical PathMethod)を組み合わせた高速道路機能維持のための事業継続計画づくり"、地域安全学会、No.20、2013.7. 岡本晃他、"高速道路におけるリスクアセスメント手法の開発"、地域安全学会論文集、No.27、2015.11 濱田佑希他、"状況マネジメントのための動的対応シナリオ生成手法に関する基礎的研究"、国際P2M学会誌、9巻2号,pp. 237-254、2015.
しかしながら、上記した従来の技術では、効率的な復旧を行うことができない場合があるという課題があった。例えば、上記した従来の技術では、リスクが顕在化した後の危機対応について、顕在化したリスクの対応に優先度をつけリソース配分を復旧計画へ反映することができないため、効率的な復旧を行うことができないというという課題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の復旧計画策定装置は、危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、前記各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する優先度算出部と、前記優先度算出部によって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定部とを有することを特徴とする。
また、本発明の復旧計画策定方法は、復旧計画策定装置によって実行される復旧計画策定方法であって、危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、前記各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する優先度算出工程と、前記優先度算出工程によって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の復旧計画策定プログラムは、危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、前記各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する優先度算出ステップと、前記優先度算出ステップによって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、効率的な復旧を行うことができるという効果を奏する。
図1は、危機管理マネジメントシステムの構成を説明するための図である。 図2は、資産情報テーブルの一例を示す図である。 図3は、災害予測テーブルの一例を示す図である。 図4は、ToDoリストの画面表示例を示す図である。 図5は、タスクの画面表示例を示す図である。 図6は、各設備の被災度を算出する処理例を説明する図である。 図7は、各設備の復旧優先度を算出する処理例を説明する図である。 図8は、資産復旧リソーステーブルの一例を示す図である。 図9は、資産代替情報テーブルの一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る危機管理マネジメントシステムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図11は、復旧計画策定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る復旧計画策定装置、復旧計画策定方法および復旧計画策定プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る復旧計画策定装置、復旧計画策定方法および復旧計画策定プログラムが限定されるものではない。
[第1の実施形態]
以下の実施の形態では、第1の実施形態に係る復旧計画策定装置10を含む危機管理マネジメントシステム1の構成、危機管理マネジメントシステム1の処理の流れを順に説明し、最後に第1の実施形態による効果を説明する。
[危機管理マネジメントシステムの構成]
図1は、危機管理マネジメントシステムの構成を説明するための図である。図1に示すように、危機管理マネジメントシステム1は、ネットワーク30を介して、復旧計画策定装置10、複数のクライアント端末20および被災予測蓄積部40が接続する構成を有する。
復旧計画策定装置10は、例えばサーバ装置である。復旧計画策定装置10は、危機対応時の業務計画(チェックリスト)が予め設定され、危機対応時において、危機対応の業務計画における実施すべきタスクをミッション単位に分類し、ミッション単位でタスクの進捗を管理する。
また、復旧計画策定装置10は、各設備が被災した際のサービスへの影響度を示す資産レベルが予め設定され、危機事象が発生した際の各設備の被災度と資産レベルとに基づいて、各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する。そして、復旧計画策定装置10は、各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する。
さらに、復旧計画策定装置10は、資産レベルの高い設備の確認状況、および、新たに得られた被害予測、現地からの報告等により被災予測を更新し、復旧優先度を再算出すると共にリソースの再配置を行う。これにより、復旧計画策定装置10は、事前に想定されていた計画と被害予測に差分が生じた場合にも、復旧計画の効果的な見直し、リソースの再配置を可能とし、効率的な復旧支援、設備、サービスの早期復旧を可能とする。
クライアント端末20は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話等である。また、クライアント端末20は、例えば、危機対応に関連する各機関(各組織)に備えられるものとする。ユーザは、各クライアント端末20のWebブラウザを介して、業務計画の設定、タスクの登録が可能である。また、クライアント端末20は、業務計画やタスクの管理画面、復旧計画策定装置10によって策定された復旧計画を表示する。
ネットワーク30は、接続される各装置が相互に通信可能に構成されていればよく、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等で構成することができる。
被災予測蓄積部40は、外部の装置(図示せず)によって予測された各エリアの被災に関する被災情報を記憶する。例えば、被災予測蓄積部40は、図2に例示するように、エリアを識別する「エリアID」と、予測される被災状況を示す「災害予測」とが対応付けられた災害予測テーブルを記憶する。
[復旧計画策定装置の構成]
次に、復旧計画策定装置10の構成について詳細に説明する。この復旧計画策定装置10は、図1に示すように、記憶部11と制御部12とを有する。記憶部11は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、復旧計画策定装置10を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが記憶される。記憶部11は、業務計画蓄積部11a、タスク蓄積部11b、復旧リソース蓄積部11c、資産情報蓄積部11dおよび復旧計画蓄積部11eを有する。
業務計画蓄積部11aは、危機対応の業務計画に関する情報を記憶する。例えば、業務計画蓄積部11aは、業務計画において、実施すべき事項をチェックリスト形式で記憶する。例えば、業務計画蓄積部11aは、チェックリストの項目として、チェックリストを識別する番号、完了状態、ToDoリスト、対応組織、完了タスク、備考等を記憶する。なお、チェックリストの画面表示例については、後に図4を用いて説明する。
タスク蓄積部11bは、チェックリストの項目に紐付けて起票されたタスクを記憶する。例えば、タスク蓄積部11bは、タスクの項目として、タスクID、優先度、状態、完了予定、タスク名、起票日時、送信元、送信先、連絡内容等を記憶する。なお、タスクの画面表示例については、後に図5を用いて説明する。
復旧リソース蓄積部11cは、危機事象が発生した際に各設備等を復旧するための復旧リソースに関する情報を記憶する。例えば、復旧リソース蓄積部11cは、復旧リソースに関する情報として、復旧のために使用される機材の数や種類等の情報や復旧のために活動する技術者や運搬者等の人数の情報を記憶する。
資産情報蓄積部11dは、設備に関する情報を記憶する。例えば、資産情報蓄積部11dは、図3に例示するように、設備を一意に識別する「設備ID」、設備の種別を示す「設備種別」、設備が被災した際のサービスへの影響度を示す「資産レベル」、設備が配置形状を示す「形状種別」および設備の位置を示す「位置情報」を含む資産情報テーブルを記憶する。なお、ここで設定される資産レベルは、例えば、電気通信事業法等で定められている優先すべき対象や公共的なサービス提供の観点からサービス受益者のランクや受益者の量に依存して設定される。なお、図3の例では、資産レベルが「高」、「中」、「低」の3段階で設定される場合を例示しているが、これに限定されるものではない。
復旧計画蓄積部11eには、事前に被災想定と各設備の被災を予測して優先度に基づく復旧計画が予め記憶されている。また、復旧計画蓄積部11eは、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を記憶する。具体的には、復旧計画蓄積部11eは、後述する復旧計画策定部12eによって作成された復旧計画を記憶する。なお、復旧計画の例については、後に図8を用いて説明する。また、復旧計画蓄積部11eは、例えば、被災した各設備の代替設備を記憶するようにしてもよい。例えば、復旧計画蓄積部11eは、設備IDと代替設備とが対応付けられた資産代替情報テーブルを記憶するようにしてもよい。なお、資産代替情報テーブルの例については、後に図9を用いて説明する。
次に、制御部12について説明する。制御部12は、各種の処理手順などを規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。例えば、制御部12は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。制御部12は、業務計画管理部12a、タスク管理部12b、資産被災度算出部12c、復旧優先度算出部12dおよび復旧計画策定部12eを有する。
業務計画管理部12aは、業務計画(チェックリスト)を読み出し、チェックリストの項目に紐付くタスクの進捗状況に基づいてチェックリストの進捗状況を管理する。なお、業務計画は、ユーザによって事前に作成され、業務計画蓄積部11aへ格納されるものとする。
また、業務計画管理部12aは、クライアント端末20等からの要求に応じて、図5に例示するように、業務計画蓄積部11aからチェックリストのデータを読み出し、チェックリストを表示する。各チェックリストの項目(1行)から複数のタスクの作成が可能であり、「完了タスク」の列でタスクの状態の内訳が示される。業務計画管理部12aは、例えば、危機事象が発生した際に、ユーザにより、チェックリストにおけるタスクの「新規作成」が選択されると、ユーザによるタスクの起票を受け付け、タスクの登録依頼を後述のタスク管理部12bに通知する。
また、業務計画管理部12aは、当該項目のタスクが全て完了すれば、当該項目の「完了状態」を完了と更新する。なお、危機対応の場合は柔軟に対応する必要があるため、手動での設定も可能とする。なお、発災直後は事前に策定した復旧計画に基づき、社員の安全確保を図りつつ、初動を開始するものとする。
タスク管理部12bは、タスクをタスク蓄積部11bに格納する。例えば、タスク管理部12bは、業務計画管理部12aからタスクの登録依頼を受け付けると、タスクをタスク蓄積部11bに格納する。また、タスク管理部12bは、チェックリストの項目に紐付けて起票したタスクに付与されたフラグ(対応状態、優先度、期日)によりタスクの優先度や進捗状況を管理し、タスク蓄積部11bに記憶されたタスクのデータを更新する。
また、タスク管理部12bは、クライアント端末20等からの要求に応じて、図5に例示するように、タスク蓄積部11bからタスクのデータを読み出し、タスクを表示する。また、例えば、タスク管理部12bは、タスク起票後に当該タスクに対して報告等のメッセージのやり取りをした場合には、タスクに紐付けてスレッドとして管理し、タスク蓄積部11bに記憶されたタスクのデータを更新する。また、タスクにおけるフラグとして優先度は4段階(緊急かつ重要/重要/緊急/通常)、状態は4段階(未対応/対応中/完了/周知)を設定でき、適宜タスクの状態により自動または手動により変更が可能である。さらに、タスクに位置情報が含まれる場合には、地図上にもタスクをプロットすることが可能である。
資産被災度算出部12cは、危機事象が発生した際の各エリアの被災に関する被災情報を取得し、該被災情報を用いて、各設備の被災度を算出する。例えば、資産被災度算出部12cは、危機事象が発生した際の各エリアの被災に関する被災情報として、被災予測蓄積部40から災害予測テーブルを取得する。災害予測テーブルには、例えば、行政区画や数kmメッシュ等で等分割エリアごとに災害予測(浸水深m)の値が記憶されている。なお、図6の例では、災害予測テーブルには、災害予測の値として、各エリアの浸水深の値が記憶されている。なお、洪水や内水はん濫によって、市街地や家屋、田畑が水で覆われることを浸水といい、その深さ(浸水域の地面から水面までの高さ)を「浸水深」という。
また、資産被災度算出部12cは、資産情報蓄積部11dから資産情報テーブルを取得する。資産情報テーブルには、各設備の資産レベルとともに、設備の位置情報および設備の配置形状を示す形状種別を記憶する。なお、図6の例では、資産情報テーブルには、形状種別として、単独で配置された設備の形状種別が「ポイント」と記憶され、複数が互いに接続して配置された設備の形状種別が「ライン」と記憶されている。
そして、資産被災度算出部12cは、資産情報蓄積部11dの資産情報テーブルによって記憶された各設備の位置情報を含むエリアに対応する被災情報を災害予測テーブルからそれぞれ取得し、取得した各被災情報を用いて、各設備の被災度をそれぞれ算出する。例えば、資産被災度算出部12cは、図6に例示するように、災害予測テーブルの被災エリアの位置と、設備の位置とを地図上で重ね合わせて照合し、被災エリアに含まれる設備の被災度を特定することが可能となる。
なお、資産被災度算出部12cが被災度を算出する方法はどのような方法であってもよく、被災度の計算のために災害予測テーブルの災害予測の値をどのように用いてもよい。例えば、資産被災度算出部12cは、図6に例示する災害予測(浸水深m)の値をそのまま被災度の値としてもよいし、災害予測(浸水深m)の値を所定の計算式に入力して被災度の値を計算してもよい。また、資産被災度算出部12cは、災害予測テーブルの被災情報が更新されるたびに、該被災情報を用いて、各設備の被災度を再度算出するようにしてもよい。
復旧優先度算出部12dは、危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度である資産レベルとに基づいて、各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する。具体的には、復旧優先度算出部12dは、資産被災度算出部12cによって算出された被災度と影響度とに基づいて、各設備について復旧優先度を算出する。そして、復旧優先度算出部12dは、算出した復旧優先度を復旧計画蓄積部11eに格納する。なお、復旧優先度算出部12dは、前に算出した復旧優先度がある場合は、前回との差分を計算して差分のみを復旧計画蓄積部11eに格納するようにしてもよい。
ここで、図7を用いて、各設備の復旧優先度を算出する処理例について説明する。図7は、各設備の復旧優先度を算出する処理例を説明する図である。図7に例示するように、例えば、復旧優先度算出部12dは、資産被災度算出部12cによって被災度Dと、所定値αと、予め設定された資産レベルLと、設備に関連する優先度「高」のタスクの個数とを乗算して、復旧優先度(図7では、「優先度F」と記載)を算出する(図7の例(1)参照)。例えば、図7に例示する設備#1は、資産レベルが「高」であり、優先度「高」のタスクの個数が1つであるものとし、設備#3は、資産レベルが「低」であり、優先度「高」のタスクの個数が3つであるものとする。
なお、資産レベルLは、「高」、「中」、「低」の3段階で設定されている場合には、例えば、「高」、「中」、「低」に対応する値が設定されているものとする。この場合には、「高」が最も高い値(例えば、「5」)、中が次に高い値(例えば、「3」)、「低」が最も低い値(例えば、「1」)が設定されるものとする。
また、例えば、復旧優先度算出部12dは、重み付け係数を用いて、復旧優先度を計算してもよい。図7に例示するように、例えば、復旧優先度算出部12dは、重み付け係数aと資産レベルLとを乗算した値と、重み付け係数bと資産レベルLとを乗算した値と、重み付け係数cと設備に関連する優先度「高」のタスクの個数とを乗算した値との和を、復旧優先度(図7では、「優先度F」と記載)を算出するようにしてもよい(図7の例(2)参照)。
復旧計画策定部12eは、算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する。ここで、復旧計画策定部12eは、復旧優先度に応じて、どれくらいのリソース配分をすべきかを示す復旧計画が予め決められているものとする。例えば、復旧計画策定部12eは、復旧優先度に応じて、各設備を復旧するための復旧リソースとして、機材の種類や、技術者の人数、運搬者の人数を決定し、決定した情報を資産復旧リソーステーブルに登録し、復旧計画蓄積部11eに資産復旧リソーステーブルを格納する。
つまり、復旧計画策定部12eは、復旧優先度が高い設備ほど、より多くの復旧リソースを割り当てる。例えば、復旧計画策定部12eは、復旧優先度が高い設備ほど、機材の数や、技術者の人数、運搬者の人数を多くするようにしてもよい。また、復旧計画策定部12eは、復旧優先度が高い設備ほど、大きい機材や精度の高い機材を割り当てるようにしてもよい。また、復旧計画策定部12eは、被害の種別に応じて、被害の種別に適した機材の種類や人材を復旧リソースとして決定するようにしてもよい。
ここで、図8を用いて、資産復旧リソーステーブルについて説明する。例えば、資産復旧リソーステーブルには、図8に例示するように、設備の種別を示す「設備種別」、予測された被害情報を示す「被害予測」、被害の種別を示す「被害種別」および「復旧リソース」が記憶されている。なお、復旧計画策定部12eは、大規模な被害を想定して、復旧リソースを個々の設備ではなく、エリア(例えば、サービスエリア、行政区画、数kmメッシュ等)単位で決定してもよい。
また、復旧計画策定部12eは、被災した設備の代わりとなる代替設備を決定するようにしてもよい。例えば、復旧計画策定部12eは、復旧計画蓄積部11eに記憶された資産代替情報テーブルを参照して、被災した設備の代わりとなる代替設備を決定し、被災した設備を代替設備に切り替える復旧計画を策定するようにしてもよい、例えば、資産代替情報テーブルには、図9に例示するように、設備を識別する「設備ID」と、被災した設備の代わりとなる設備の設備IDを示す「代替設備」とを対応付けて記憶する。
また、復旧計画策定部12eは、前に策定した復旧計画がある場合には、復旧優先度算出部12dによって算出された新たな各設備の復旧優先度に基づいて、復旧計画を再度策定し、復旧計画を更新する。なお、復旧優先度算出部12dは、前に策定した復旧計画がある場合には、前回との差分を算出して差分のみを復旧計画蓄積部11eに格納するようにしてもよい。
このように、復旧計画策定装置10は、例えば、事前に想定されていた静的情報と発災後に提供される被害予測結果との差分を算出し、それまでの静的情報に基づいて対応していた復旧計画を見直してリソースを再配置することで、設備の早期復旧を効率的に実施できる。
[危機管理マネジメントシステムの処理手順]
次に、図10を用いて、第1の実施形態に係る危機管理マネジメントシステム1における処理の流れを説明する。図10は、第1の実施形態に係る危機管理マネジメントシステムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図10に例示するように、ユーザによる事前の設定処理として、業務計画管理部12aは、業務計画において、実施すべき事項をチェックリストに設定し(ステップS101)、復旧優先度算出部12dは、資産レベルを設定し(ステップS102)、復旧計画策定部12eは、復旧計画を設定する(ステップS103)。
そして、危機管理マネジメントシステム1では、危機事象が発生した後に、業務計画管理部12aは、ユーザによりチェックリストからタスクが起票されると(ステップS104)、タスクの登録依頼をタスク管理部12bに通知する(ステップS105)。ここでは、事前に設定された業務計画のチェックリストに基づき、タスクを起票するものとする。
そして、タスク管理部12bは、業務計画管理部12aからタスクの登録依頼を受け付けると、タスクをタスク蓄積部11bに登録する(ステップS106)。続いて、タスク管理部12bは、チェックリストの項目に紐付けて起票したタスクに付与されたフラグ(対応状態、優先度、期日)によりタスクの優先度や進捗状況を管理し(ステップS107)、タスクの進捗を業務計画管理部12aに通知する(ステップS108)。
業務計画管理部12aは、タスクの進捗をタスク管理部12bから受け付けると、タスクの進捗状況に応じて、チェックリストの進捗を管理する(ステップS109)。また、タスク管理部12bは、所定のタイミングで、資産被災度算出部12cに対して復旧計画策定依頼を通知する(ステップS110)。
また、資産被災度算出部12cは、危機事象が発生した際の各エリアの被災に関する被災情報を取得し、該被災情報を用いて、各設備の被災度を算出する(ステップS111)。そして、資産被災度算出部12cは、復旧優先度算出依頼を復旧優先度算出部12dに依頼する(ステップS112)。
そして、復旧優先度算出部12dは、復旧優先度算出依頼を受け付けると、各設備の被災度と資産レベルとに基づいて、各設備について復旧優先度を算出し(ステップS113)、復旧計画策定部12eに対して復旧計画策定依頼を通知する(ステップS114)。
復旧計画策定部12eは、復旧計画策定依頼を受け付けると、各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する(ステップS115)。
そして、復旧計画策定部12eは、リソース配分案の調整を各組織に対して行い(ステップS116)、リソース配分案の承認を各組織から得られた場合には(ステップS117肯定)、ステップS104に戻り、自動または手動により、リソース配分案に基づくタスクを起票する処理を行う。また、復旧計画策定部12eは、リソース配分案の承認を各組織から得られなかった場合には(ステップS117否定)、ステップS115に戻って、再度復旧計画を策定する。上述したS104〜S117の一連の処理は、危機対応が続く間繰り返し行われる。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態に係る復旧計画策定装置10は、復旧計画策定装置は、危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する。そして、復旧計画策定装置10は、算出した各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する。このため、復旧計画策定装置10は、実際にリスクが顕在化した後に、顕在化したリスクの対応に優先度付けし、復旧計画に適宜反映することが可能である。
また、復旧計画策定装置10は、資産レベルの高い設備の確認状況、および、新たに得られた被害予測、現地からの報告等により被災予測を更新し、復旧優先度を再算出すると共にリソースの再配置を行う。これにより、復旧計画策定装置10は、事前に想定されていた計画と被害予測に差分が生じた場合にも、復旧計画の効果的な見直し、リソースの再配置を可能とし、効率的な復旧支援、設備、サービスの早期復旧を可能とする。
(システム構成等)
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(プログラム)
また、上記実施形態において説明した復旧計画策定装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態に係る復旧計画策定装置10が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述した復旧計画策定プログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータが復旧計画策定プログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかる復旧計画策定プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された復旧計画策定プログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図11は、復旧計画策定プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図11に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図11に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図11に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図11に例示するように、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図11に例示するように、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、図11に例示するように、例えばディスプレイ1130に接続される。
ここで、図11に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、復旧計画策定プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
なお、復旧計画策定プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、復旧計画策定プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
10 復旧計画策定装置
11 記憶部
11a 業務計画蓄積部
11b タスク蓄積部
11c 復旧リソース蓄積部
11d 資産情報蓄積部
11e 復旧計画蓄積部
12 制御部
12a 業務計画管理部
12b タスク管理部
12c 資産被災度算出部
12d 復旧優先度算出部
12e 復旧計画策定部
20 クライアント端末
30 ネットワーク
40 被災予測蓄積部

Claims (6)

  1. 危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、前記各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する優先度算出部と、
    前記優先度算出部によって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定部と
    を有することを特徴とする復旧計画策定装置。
  2. 危機事象が発生した際の各エリアの被災に関する被災情報を取得し、該被災情報を用いて、前記各設備の被災度を算出する被災度算出部をさらに有し、
    前記優先度算出部は、前記被災度算出部によって算出された被災度と前記影響度とに基づいて、前記各設備について前記復旧優先度を算出することを特徴とする請求項1に記載の復旧計画策定装置。
  3. 各設備が被災した際のサービスへの影響度と各設備の位置情報とを対応付けて記憶する記憶部をさらに有し、
    前記被災度算出部は、前記記憶部によって記憶された各設備の位置情報を含むエリアに対応する被災情報をそれぞれ取得し、取得した各被災情報を用いて、前記各設備の被災度をそれぞれ算出することを特徴とする請求項2に記載の復旧計画策定装置。
  4. 前記被災度算出部は、前記被災情報が更新されるたびに、該被災情報を用いて、前記各設備の被災度を算出し、
    前記優先度算出部は、前記被災度算出部によって算出された被災度と前記影響度とに基づいて、前記各設備について前記復旧優先度を算出し、
    前記優先度算出部によって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、前記復旧計画を再度策定し、前記復旧計画を更新することを特徴とする請求項2に記載の復旧計画策定装置。
  5. 復旧計画策定装置によって実行される復旧計画策定方法であって、
    危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、前記各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する優先度算出工程と、
    前記優先度算出工程によって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定工程と
    を含むことを特徴とする復旧計画策定方法。
  6. 危機事象が発生した際の各設備の被災度と予め設定された各設備が被災した際のサービスへの影響度とに基づいて、前記各設備について復旧を優先すべき度合いを示す復旧優先度を算出する優先度算出ステップと、
    前記優先度算出ステップによって算出された各設備の復旧優先度に基づいて、各設備を復旧するためのリソース配分を含む復旧計画を策定する復旧計画策定ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする復旧計画策定プログラム。
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