JP2021026288A - 勤怠管理システム - Google Patents

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崇晴 山本
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Abstract

【課題】就業時間を直感的に把握可能な勤怠管理システムを提供する。【解決手段】勤怠管理システム1は、所定期間毎に区分けされたカレンダーを取得する取得部27と、所定期間における就業者の就業時間を所定段階毎に分類する分類部28と、所定段階毎に定められた複数の意匠のうちから、分類部28により分類された就業時間に対応する意匠を選択する選択部29と、取得部27により取得されたカレンダーに対して選択部29により選択された意匠を付加して、表示部11及び/又は21に表示させる表示制御部30とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、勤怠管理システムに関する。
会社の社員をはじめとする就業者の勤怠管理を行うための勤怠管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、ICカード内蔵携帯電話機を用いた勤怠管理システムが記載されている。特許文献1に記載の勤怠管理システムは、社員番号データを記憶し、前記ICカード内蔵携帯電話機の表示部に勤怠管理の操作画面を表示し、表示された操作画面で選択、入力、編集された勤怠状態データ、選択、入力された離席状態データを記憶し、前記ICカード内蔵携帯電話機に内蔵される内蔵ICカードと、 出社時又は退社時に前記ICカード内蔵携帯電話機がかざされると、前記内蔵ICカードと送受信を行い、前記内蔵ICカードから社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記離席状態データを受信し、受信した日時データを勤怠時間として前記内蔵ICカードに送信し、前記勤怠状態データと共に送信された前記勤怠時間を前記内蔵ICカードに記憶させるICカードリーダーと、前記ICカードリーダーに接続され、前記ICカードリーダーから前記社員番号データ、前記勤怠状態データ、前記勤怠時間データ、前記離席状態データを受信し記憶し、要求に応じ離席状態データを前記ICカード内蔵携帯電話機に送信するデータベースとを備えることを特徴とする。
特開2006−040072号公報
特許文献1に記載の勤怠管理システムでは、ICカード内蔵携帯電話機の表示部に勤怠時間を表示する際、日付毎の勤怠時間をそのまま羅列した画面で表示する。このため、特許文献1に記載の勤怠管理システムでは、表示された勤怠時間を社員が見ても、勤怠時間の多寡を直感的に把握することは難しい。
また、特許文献1に記載の勤怠管理システムでは、出社時又は退社時に社員がICカード内蔵携帯電話機をICカードリーダーにかざすことによって勤怠時間が記憶される。このため、特許文献1に記載の勤怠管理システムでは、ICカードリーダーを設ける必要があると共に、社員がICカード内蔵携帯電話機をかざす操作を行う必要があるため、利便性が低い。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本発明の課題の一例は、就業時間を直感的に把握可能な勤怠管理システムを提供することである。
本発明に係る勤怠管理システムは、所定期間毎に区分けされたカレンダーを取得する取得部と、前記所定期間における就業者の就業時間を所定段階毎に分類する分類部と、前記所定段階毎に定められた複数の意匠のうちから、前記分類部により分類された前記就業時間に対応する前記意匠を選択する選択部と、前記取得部により取得された前記カレンダーに対して前記選択部により選択された前記意匠を付加して、表示部に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
好適には、前記勤怠管理システムにおいて、前記カレンダーは、前記所定期間毎に区分けされてマトリックス状に配置された複数の領域を含み、前記複数の意匠は、前記所定段階毎に濃度が異なる色彩として定められており、前記選択部は、前記分類部により分類された前記就業時間が属する段階に対応する前記色彩を選択し、前記表示制御部は、前記複数の領域のうちの前記就業時間に対応する前記領域に対して、前記選択部により選択された前記色彩を付加して、前記表示部に表示させることを特徴とする。
好適には、前記勤怠管理システムは、就業者の情報端末の状態を監視する監視部と、前記監視部の監視結果に基づいて、就業者の始業時刻及び終業時刻を判別する判別部と、前記判別部により判別された前記始業時刻及び前記終業時刻から前記就業時間を算出する算出部とを更に備えることを特徴とする。
好適には、前記勤怠管理システムにおいて、前記監視部は、前記情報端末の稼動状態を監視し、前記情報端末の稼動が開始した稼動開始時刻と、前記情報端末の稼動が停止した稼動停止時刻とを記憶させ、前記判別部は、前記所定期間における最初の前記稼動開始時刻を、前記始業時刻と判別し、前記所定期間において前記稼動停止時刻から所定時間経過後に前記稼動が再開されなかった場合、前記所定時間を遡った前記稼動停止時刻を、前記終業時刻と判別することを特徴とする。
好適には、前記勤怠管理システムにおいて、前記監視部は、前記情報端末の所定ネットワークへの接続状態を監視し、前記所定ネットワークへの接続が開始した接続開始時刻と、前記接続が停止した接続停止時刻とを記憶させ、前記判別部は、前記所定期間における最初の前記接続開始時刻を、前記始業時刻と判別し、前記所定期間において前記接続停止時刻から所定時間経過後に前記接続が再開されなかった場合、前記所定時間を遡った前記接続停止時刻を、前記終業時刻と判別することを特徴とする。
好適には、前記勤怠管理システムにおいて、前記監視部は、前記情報端末の位置情報を監視し、前記情報端末が所定範囲内へ進入した進入時刻と、前記情報端末が前記所定範囲内から退出した退出時刻とを記憶させ、前記判別部は、前記所定期間における最初の前記進入時刻を、前記始業時刻と判別し、前記所定期間において前記退出時刻から所定時間経過後に前記情報端末が前記所定範囲内へ再進入しなかった場合、前記所定時間を遡った前記退出時刻を、前記終業時刻と判別することを特徴とする。
本発明によれば、就業時間を直感的に把握可能な勤怠管理システムを提供することができる。
実施形態1に係る勤怠管理システムの構成を説明するための図である。 就業者の就業時間を1日単位で表した表示部の表示画面を示す図である。 就業者の就業時間を1週間単位で表した表示部の表示画面を示す図である。 就業者の就業時間を1か月単位で表した表示部の表示画面を示す図である。 就業者の勤怠管理を行うための管理者用の表示画面を示す図である。 就業者の勤務意欲の傾向を分析するための管理者用の表示画面を示す図である。 実施形態1に係る勤怠登録処理の流れを示す図である。 実施形態2に係る勤怠登録処理の流れを示す図である。 実施形態3に係る勤怠登録処理の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。
図1は、実施形態1に係る勤怠管理システム1の構成を説明するための図である。
勤怠管理システム1は、就業者が業務に就いた時間である就業時間を管理して、就業者の勤怠管理を行うためのシステムである。具体的には、勤怠管理システム1は、図1に示されるように、情報端末10と、勤怠管理装置20とが、有線又は無線通信のネットワークNに接続されたコンピュータネットワークシステムである。
情報端末10は、就業者が業務を行う際に使用する機器である。情報端末10は、ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット、スマートフォン等のコンピュータにより構成される。
情報端末10は、図1に示されるように、ディスプレイ等により構成される表示部11と、ネットワークNを介して勤怠管理装置20との間で有線又は無線通信を行う通信部12と、情報端末10の状態を検知して勤怠管理装置20に通知する状態通知部13とを備える。
本実施形態において、状態通知部13により通知される情報端末10の状態とは、情報端末10の稼動状態である。情報端末10が稼動した状態とは、情報端末10が起動し、キーボード又はタッチパネル等の入力装置を操作して就業者が業務を実行可能なアクティブな動作状態である。情報端末10の稼動が停止した状態とは、就業者が業務を実行可能でない非アクティブな動作状態である。情報端末10の稼動が停止した状態には、情報端末10の起動していない状態の他、スリープ状態及び休止状態が含まれる。ロック画面やスクリーンセーバを表示部11に表示した状態も、情報端末10の稼動が停止した状態に含まれる。
状態通知部13は、情報端末10の状態が遷移した際に、その旨を勤怠管理装置20へ通知する。本実施形態では、状態通知部13は、情報端末10の稼動が開始した際に、情報端末10の稼動が開始した旨の通知を、通信部12及びネットワークNを介して、勤怠管理装置20に送信する。情報端末10の稼動が開始した際とは、情報端末10の稼動が停止した状態から、情報端末10が稼動した状態へ遷移した際のことである。
更に、状態通知部13は、情報端末10の稼動が停止した際に、情報端末10の稼動が停止した旨の通知を、通信部12及びネットワークNを介して、勤怠管理装置20に送信する。情報端末10の稼動が停止した際とは、情報端末10が稼動した状態から、情報端末10の稼動が停止した状態へ遷移した際のことである。
また、状態通知部13は、情報端末10の稼動が開始した旨の通知、及び、情報端末10の稼動が停止した旨の通知を、情報端末10の表示部11に表示させる。例えば、状態通知部13は、これらの通知を示すアイコンをタスクトレイに表示させたり、これらの通知を示すポップアップウインドウを表示させたりする。
勤怠管理装置20は、1又は複数の就業者の就業時間を登録し、管理する装置である。勤怠管理装置20は、サーバ等により構成される。勤怠管理装置20は、就業者が打刻操作を行うことなく、就業者が業務を実行しているかどうかを自動的に判別することができ、就業時間を自動的に登録することができる。そして、勤怠管理装置20は、就業者の勤怠管理を行う管理者及び/又は就業者が就業者の就業時間を直感的に把握できるよう可視化することができる。
[就業時間の自動登録]
勤怠管理装置20は、図1に示されるように、ディスプレイ等により構成される表示部21と、ネットワークNを介して情報端末10との間で有線又は無線通信を行う通信部22と、勤怠管理装置20の機能を実現するプログラム及び各種情報等を記憶する記憶部23とを備える。
更に、勤怠管理装置20は、就業者の情報端末10の状態を監視する監視部24と、監視部24の監視結果に基づいて、就業者の始業時刻及び終業時刻を判別する判別部25と、判別部25により判別された始業時刻及び終業時刻から就業時間を算出する算出部26とを備える。
本実施形態において、監視部24は、状態通知部13から送信された情報端末10の稼動状態に関する通知を通信部22が受信したか否かを監視することによって、情報端末10の稼動状態を監視する。監視部24は、情報端末10の稼動が開始した旨の通知を通信部22が受信すると、この通知が受信された時刻を、情報端末10の稼動が開始した稼動開始時刻として、記憶部23に記憶させる。監視部24は、情報端末10の稼動が停止した旨の通知を通信部22が受信すると、この通知が受信された時刻を、情報端末10の稼動が停止した稼動停止時刻として、記憶部23に記憶させる。監視部24は、情報端末10の稼動が開始した旨の通知、又は、情報端末10の稼動が停止した旨の通知を判別部25へ送出する。
判別部25は、所定期間における最初の稼動開始時刻を、就業者の始業時刻と判別する。稼動開始時刻は、情報端末10の稼動が開始した旨の通知が受信された時刻である。情報端末10の稼動が開始した旨の通知は、所定期間において情報端末10を最初に起動した際に受信されるだけでなく、情報端末10を再起動した際や、スリープ状態等から復帰した際にも受信される。このため、稼動開始時刻は、所定期間において記憶部23に複数回記憶され得る。それにより、判別部25は、所定期間において記憶部23に記憶された複数の稼動開始時刻のうちで、所定期間において最初の稼動開始時刻を、就業者の始業時刻と判別する。なお、所定期間とは、例えば、就業時間を登録する時間的な単位であって、例えば、1日である。判別部25は、就業者の始業時刻を記憶部23に登録する。
判別部25は、稼動停止時刻から所定時間経過後に稼動が再開されなかった場合、この所定時間を遡った稼動停止時刻を、就業者の終業時刻と判別する。稼動停止時刻は、情報端末10の稼動が停止した旨の通知が受信された時刻である。情報端末10の稼動が停止した旨の通知は、所定期間において情報端末10の稼動を最後に停止した際に受信されるだけでなく、情報端末10を再起動した際や、スリープ状態等に移行した際にも受信される。このため、稼動停止時刻は、所定期間において記憶部23に複数回記憶され得る。更に、稼動停止時刻は、所定期間において情報端末10の稼動が停止して再開されると、再び記憶部23に記憶されることが予測される。このため、終業時刻を判別するためには、所定期間において情報端末10の稼動が再開されないことが確認される必要がある。それにより、判別部25は、所定期間において稼動停止時刻から所定時間経過後に稼動が再開されなかったことを確認した場合に、この確認した時点から所定時間を遡った稼動停止時刻を、就業者の終業時刻と判別する。その結果、判別部25は、所定期間において記憶部23に記憶された複数の稼動停止時刻のうちの最後の稼動停止時刻を、就業者の終業時刻と判別することができる。判別部25は、就業者の終業時刻を記憶部23に登録する。
算出部26は、所定期間において判別部25により始業時刻及び終業時刻が登録されると、終業時刻と始業時刻との差分から、所定期間における就業者の就業時間を算出する。算出部26は、算出された就業時間を記憶部23に登録する。本実施形態では、勤怠管理装置20が、情報端末10の状態に関する通知を受信して、始業時刻、終業時刻及び就業時間を登録する処理を、「勤怠登録処理」とも称する。勤怠登録処理の詳細については、図7を用いて後述する。勤怠管理装置20は、このような勤怠登録処理を行うことにより、就業者が打刻操作を行うことなく、就業者が業務を実行しているかどうかを自動的に判別することができ、就業時間を自動的に登録することができる。よって、勤怠管理システム1は、利便性の向上を図ることができる。
[就業時間の可視化]
図2は、就業者の就業時間を1日単位で表した表示部11及び/又は21の表示画面50を示す図である。図3は、就業者の就業時間を1週間単位で表した表示部11及び/又は21の表示画面60を示す図である。図4は、就業者の就業時間を1か月単位で表した表示部11及び/又は21の表示画面70を示す図である。
勤怠管理装置20は、勤怠登録処理によって登録された就業者の就業時間を、就業者及び/又は管理者が把握できるよう、情報端末10の表示部11、及び/又は、勤怠管理装置20の表示部21に表示する。この際、勤怠管理装置20は、図2に示されるように、就業者及び/又は管理者が就業時間を直感的に把握できるよう、ヒートマップを用いて就業時間を可視化する。
勤怠管理装置20は、図2に示されるような表示画面50を、就業者毎に作成して表示する。表示画面50には、各々の就業者を表すアバター51、現在までの就業時間52、1日単位で区分けされたカレンダー53等が含まれる。
勤怠管理装置20は、図1に示されるように、所定期間毎に区分けされたカレンダー53を取得する取得部27と、所定期間における就業者の就業時間を分類する分類部28とを備える。加えて、勤怠管理装置20は、所定段階毎に定められた複数の意匠55のうちから分類部28により分類された就業時間に対応する意匠55を選択する選択部29と、取得部27により取得されたカレンダー53に対して選択部29により選択された意匠55を付加して、表示部11及び/又は21に表示させる表示制御部30とを備える。
取得部27は、所定期間毎に区分けされてマトリックス状に配置された複数の領域54を含むカレンダー53を取得する。図2の例では、取得部27によって取得されるカレンダー53は、1日毎に区分けされてマトリックス状に配置された複数の四角形の領域54を含んでいる。複数の四角形の領域54は、互いに同一形状を成す。詳細には、図2に例示されたカレンダー53は、四角形の領域54が縦方向に7個配置された1列で1週間を表すと共に、横方向に配置された4列又は5列で1か月を表している。
取得部27は、図2に例示されるようなカレンダー53を、ライブラリー形式やAPI(Application Programming Interface)形式で提供する外部装置から通信部22を介してダウンロードすることによって取得する。或いは、取得部27は、図2に例示されるようなカレンダー53を、記憶部23等に予め記憶しておき、記憶部23等から読み出すことによって取得してもよい。
分類部28は、所定期間における就業者の就業時間を、所定段階毎に分類する。図2の例では、その右下に図示されているように、分類部28は、1日の就業時間を5つの段階に分類しているが、6以上の段階に分類してもよいし、5未満の段階で分類してもよい。
選択部29は、分類部28により分類された就業時間が属する段階に対応する色彩を選択する。選択部29によって選択可能な複数の意匠55は、図2の例では、5つの段階毎に濃度が異なる色彩として定められている。図2の例では、1日の就業時間が最も少ない段階から最も多い段階に向かうに従って、色彩の濃度が濃くなるように定められている。なお、図2の白色で示された領域54は、就業時間が0時間の日を示している。複数の意匠55は、色彩だけでなく、ハッチング等の模様や、後述する領域54等の形状も含む。
表示制御部30は、マトリックス状に配置されたカレンダー53の複数の領域54のうち、表示するべき就業時間に対応する領域54に対して、選択部29により選択された色彩を付加して、表示部11及び/又は21に表示させる。すなわち、表示制御部30は、表示するべき就業時間を、就業時間の管理テーブルに記入して、表示部11及び/又は21に表示させるのではなく、カレンダー53の領域54に色彩を付加したヒートマップを作成して、表示部11及び/又は21に表示させる。
また、表示制御部30は、図2には例示していないが、休暇として予め規定された定休期間に対応する領域54に対して、定休期間外の期間に対応する領域54に付加される色彩とは異なる色彩を付加して、表示部11及び/又は21に表示させることができる。すなわち、表示制御部30は、休暇として予め規定された定休期間を表す色彩を、就業時間を表す色彩と異なる色彩とすることができる。休暇として予め規定された定休期間とは、法律等により予め規定された休日や、就業者が属する会社等により予め規定された休日等である。定休期間は各国や各会社で異なるが、表示制御部30は、定休期間の色彩を、就業時間を表す色彩と異なる色彩とすることで、カレンダー53の領域54自体を各国や各会社で共通化することができるため、カレンダー53の汎用性を向上させることができる。なお、有給休暇の取得日など、予め規定されていない休暇の期間については、就業時間を表す色彩及び定休期間を表す色彩の両方と異なる色彩で表してよい。
勤怠管理装置20は、図2に示された就業時間を1日単位で表した表示画面50を、図3に示されるような、就業時間を1週間単位で表した表示画面60や、図4に示されるような、就業時間を1か月単位で表した表示画面70に切り替えて表示することができる。
表示画面50を表示画面60に切り替える場合、勤怠管理装置20は、1日毎に区分けされた領域54を1週間毎に区分けされた領域64に変更すると共に、1週間の平均就業時間を算出し、その平均就業時間を5つの段階に分類して、平均就業時間が属する段階に対応する色彩を、領域64に付加する。
表示画面50を表示画面70に切り替える場合、表示制御部30は、1日毎に区分けされた領域54を1か月毎に区分けされた領域74に変更すると共に、1か月の平均就業時間を算出し、その平均就業時間を5つの段階に分類して、平均就業時間が属する段階に対応する色彩を、領域74に付加する。
このように、勤怠管理装置20は、所定期間における就業者の就業時間を所定段階毎に分類し、分類された段階に対応する意匠55をカレンダー53に付加して、表示部11及び/又は21に表示することができる。それにより、勤怠管理装置20は、就業者の就業時間が比較的多い期間と少ない期間との差異を、視覚的に明確な差異として顕在化させることができるため、就業者及び/又は管理者に就業時間を直感的に把握させることができる。
特に、勤怠管理装置20は、カレンダー53として、所定期間毎に区分けされてマトリックス状に配置された複数の領域54を含むカレンダー53を用い、カレンダー53に付加される意匠55として、所定段階毎に濃度が異なる色彩を用いる。そして、勤怠管理装置20は、カレンダー53の領域54に色彩を付加したヒートマップを作成して、表示部11及び/又は21に表示することができる。それにより、勤怠管理装置20は、就業者の就業時間が比較的多い期間と少ない期間との差異を、視覚的により明確な差異として顕在化させることができるため、就業者及び/又は管理者に就業時間をより直感的に把握させることができる。
従来の勤怠管理システムでは、就業者の就業時間をそのまま羅列した画面を表示させていた。このような場合、就業者は、就業時間を羅列した画面を見ても、自身の就業時間の実態が自身の想定とずれているかどうかを把握することは困難であるため、働き方を改善する動機付けを得ることが困難であり、働き方を適切に自己管理することが困難であった。また、管理者も、それぞれの就業者における就業時間の実態や就業者間の差を適切に把握することが困難であるため、就業者に働き方の改善を促すことが困難であり、就業者の働き方を適切に管理することが困難であった。
これに対し、勤怠管理システム1は、勤怠管理装置20が、就業者及び/又は管理者に就業時間を直感的に把握させることができる。このため、就業者は、自身の就業時間の実態が自身の想定とずれているかどうかを直ちに把握することができるため、働き方を改善する動機付けを得ることができ、働き方を適切に自己管理することができる。管理者も、それぞれの就業者における就業時間の実態や就業者間の差を適切に把握することができるため、就業者に働き方の改善を促すことができ、就業者の働き方を適切に管理することができる。
[勤務意欲の分析]
図5は、就業者の勤怠管理を行うための管理者用の表示画面80を示す図である。図6は、就業者の勤務意欲の傾向を分析するための管理者用の表示画面90を示す図である。
勤怠管理装置20は、図1に示されるように、全就業者の就業時間を集計して管理する管理部31を備える。管理部31は、全就業者の就業時間を集計して統計処理を施し、就業者の勤怠管理を行うための勤怠管理情報を作成する。表示制御部30は、管理部31により作成された勤怠管理情報に基づいて、図5に示されるような、管理者用の表示画面80を作成し、表示部21に表示させる。表示画面80には、全就業者数81、現在就業中である就業者の割合82、全就業者の1か月単位の平均就業時間83、就業時間の誤登録を修正する修正処理の受け付け画面84等が含まれる。
また、管理部31は、複数の就業者のそれぞれの就業時間に基づいて、就業者の勤務意欲を分析する。管理部31は、就業者の勤務意欲を分析する指標として就業時間の推移を使用する。例えば、管理部31は、複数の就業者のそれぞれの就業時間の推移を求め、ある就業者の就業時間の推移が、他の就業者の推移より明らかに低下傾向にあれば、ある就業者の勤務意欲が低下していると判断する。管理部31は、人工知能を搭載しており、機械学習等によりその分析精度を自律的に向上させることができる。
表示制御部30は、管理部31の分析結果を、図6に示されるような、管理者用の表示画面90を作成し、表示部21に表示させる。表示画面90には、分析対象の就業者を選択する選択処理の受け付け画面91、ある就業日における始業時刻92、就業時間の1か月単位の推移93、就業時間のヒートマップ94等が含まれる。
このように、勤怠管理装置20は、複数の就業者の就業時間を集計すると共に、複数の就業者のそれぞれの勤務意欲を分析し、分析結果を勤怠管理者向けとして、表示部21に表示することができる。それにより、勤怠管理装置20は、就業者の勤務意欲の動向を勤怠管理者に把握させることができる。
[勤怠登録処理]
図7は、実施形態1に係る勤怠登録処理の流れを示す図である。
勤怠管理装置20は、ステップ701〜ステップ709に示された勤怠登録処理を、所定期間毎(例えば1日毎)に行う。
ステップ701において、勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が開始したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が開始した旨の通知を、通信部22が受信したか否かを判断することによって、情報端末10の稼動が開始したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が開始するまで待機し、情報端末10の稼動が開始すると、ステップ702へ移行する。
ステップ702において、勤怠管理装置20は、稼動開始時刻を記憶部23に記憶する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が開始した旨の通知が受信された時刻を、稼動開始時刻として記憶する。
ステップ703において、勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が停止したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が停止した旨の通知を、通信部22が受信したか否かを判断することによって、情報端末10の稼動が停止したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が停止するまで待機し、情報端末10の稼動が停止すると、ステップ704へ移行する。
ステップ704において、勤怠管理装置20は、稼動停止時刻を記憶部23に記憶する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が停止した旨の通知が受信された時刻を、稼動停止時刻として記憶する。
ステップ705において、勤怠管理装置20は、稼動停止時刻から所定時間が経過したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、稼動停止時刻から所定時間が経過するまで待機し、稼動停止時刻から所定時間が経過すると、ステップ706へ移行する。
ステップ706において、勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が再開したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、記憶部23に稼動開始時刻が記憶されており、且つ、情報端末10の稼動が開始した旨の通知を、通信部22が受信したか否かを判断することによって、情報端末10の稼動が再開したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が再開した場合、ステップ702へ移行する。一方、勤怠管理装置20は、情報端末10の稼動が再開していない場合、ステップ707へ移行する。
ステップ707において、勤怠管理装置20は、所定時間を遡った稼動停止時刻を、終業時刻と判別して、記憶部23に登録する。
ステップ708において、勤怠管理装置20は、記憶部23に記憶された稼動開始時刻のうちの最初の稼動開始時刻を、始業時刻と判別して、記憶部23に登録する。
ステップ709において、勤怠管理装置20は、記憶部23に登録された始業時刻と終業時刻との差分から就業時間を算出して、記憶部23に登録する。その後、勤怠管理装置20は、本処理を終了する。
勤怠管理装置20は、このような勤怠登録処理を行うことにより、就業者が打刻操作を行うことなく、就業者が業務を実行しているかどうかを自動的に判別することができ、就業時間を自動的に登録することができる。よって、勤怠管理システム1は、利便性の向上を図ることができる。
[他の実施形態]
実施形態2に係る勤怠管理システム1について説明する。実施形態2に係る勤怠管理システム1の説明において、実施形態1に係る勤怠管理システム1と同様の構成及び動作に係る説明については、重複する説明となるため省略する。
実施形態1に係る勤怠管理システム1では、勤怠管理装置20が、情報端末10の稼動状態を監視し、情報端末10の稼動開始時刻及び稼動停止時刻に基づいて就業者の始業時刻及び終業時刻を判別していた。
これに対し、実施形態2に係る勤怠管理システム1では、勤怠管理装置20の監視部24が、情報端末10のネットワークNへの接続状態を監視し、情報端末10のネットワークNへの接続開始時刻と接続停止時刻とを記憶部23に記憶させる。接続開始時刻は、情報端末10のネットワークNへの接続が開始した時刻である。接続停止時刻は、情報端末10のネットワークNへの接続が停止した時刻である。
そして、実施形態2に係る勤怠管理システム1では、勤怠管理装置20の判別部25が、所定期間における最初の接続開始時刻を、就業者の始業時刻と判別すると共に、所定期間において接続停止時刻から所定時間経過後に接続が再開されなかった場合、所定時間を遡った接続停止時刻を、就業者の終業時刻と判別する。すなわち、実施形態2に係る判別部25は、所定期間における最後の接続停止時刻を、就業者の終業時刻と判別する。
図8は、実施形態2に係る勤怠登録処理の流れを示す図である。
ステップ801において、勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が開始したか否かを判断する。情報端末10は、ネットワークNへの接続が開始した際に、ネットワークNへの接続が開始した旨の通知を、勤怠管理装置20に送信する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が開始した旨の通知を、通信部22が受信したか否かを判断することによって、情報端末10のネットワークNへの接続が開始したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が開始するまで待機し、情報端末10のネットワークNへの接続が開始すると、ステップ802へ移行する。
ステップ802において、勤怠管理装置20は、接続開始時刻を記憶部23に記憶する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が開始した旨の通知が受信された時刻を、接続開始時刻として記憶する。
ステップ803において、勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が停止したか否かを判断する。情報端末10は、ネットワークNへの接続が停止した際に、ネットワークNへの接続が停止した旨の通知を、勤怠管理装置20に送信する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が停止した旨の通知を、通信部22が受信したか否かを判断することによって、情報端末10のネットワークNへの接続が停止したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が停止するまで待機し、情報端末10のネットワークNへの接続が停止すると、ステップ804へ移行する。
ステップ804において、勤怠管理装置20は、接続停止時刻を記憶部23に記憶する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が停止した旨の通知が受信された時刻を、接続停止時刻として記憶する。
ステップ805において、勤怠管理装置20は、接続停止時刻から所定時間が経過したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、接続停止時刻から所定時間が経過するまで待機し、接続停止時刻から所定時間が経過すると、ステップ806へ移行する。
ステップ806において、勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が再開したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、記憶部23に接続開始時刻が記憶されており、且つ、情報端末10のネットワークNへの接続が開始した旨の通知を、通信部22が受信したか否かを判断することによって、情報端末10のネットワークNへの接続が再開したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が再開した場合、ステップ802へ移行する。一方、勤怠管理装置20は、情報端末10のネットワークNへの接続が再開していない場合、ステップ807へ移行する。
ステップ807において、勤怠管理装置20は、所定時間を遡った接続停止時刻を、終業時刻と判別して、記憶部23に登録する。
ステップ808において、勤怠管理装置20は、記憶部23に記憶された接続開始時刻のうちの最初の接続開始時刻を、始業時刻と判別して、記憶部23に登録する。
ステップ809において、勤怠管理装置20は、記憶部23に登録された始業時刻と終業時刻との差分から就業時間を算出して、記憶部23に登録する。その後、勤怠管理装置20は、本処理を終了する。
このように、実施形態2に係る勤怠管理システム1では、勤怠管理装置20が、情報端末10のネットワークNへの接続状態を監視し、接続開始時刻及び接続停止時刻に基づいて就業者の始業時刻及び終業時刻を判別して、就業者の就業時間を算出し登録する。それにより、実施形態2に係る勤怠管理システム1では、実施形態1と同様に、就業者が打刻操作を行うことなく、就業者が業務を実行しているかどうかを自動的に判別することができ、就業時間を自動的に登録することができる。よって、実施形態2に係る勤怠管理システム1は、実施形態1と同様に、利便性の向上を図ることができる。
実施形態3に係る勤怠管理システム1について説明する。実施形態3に係る勤怠管理システム1の説明において、実施形態1に係る勤怠管理システム1と同様の構成及び動作に係る説明については、重複する説明となるため省略する。
実施形態3に係る勤怠管理システム1では、勤怠管理装置20の監視部24が、情報端末10の位置情報を監視し、情報端末10の進入時刻と退出時刻とを記憶部23に記憶させる。進入時刻は、情報端末10が所定範囲内へ進入した時刻である。退出時刻は、情報端末10が所定範囲内から退出した時刻である。所定範囲とは、例えば、就業者の職場として画定された範囲である。情報端末10の位置情報は、情報端末10に搭載されたGPS(Global Positioning System)機能等を用いて監視され得る。
そして、実施形態3に係る勤怠管理システム1は、勤怠管理装置20の判別部25が、所定期間における最初の進入時刻を、就業者の始業時刻と判別すると共に、所定期間において退出時刻から所定時間経過後に情報端末10が所定範囲内へ再進入されなかった場合、所定時間を遡った退出時刻を、就業者の終業時刻と判別する。すなわち、実施形態3に係る判別部25は、所定期間における最後の退出時刻を、就業者の終業時刻と判別する。
図9は、実施形態3に係る勤怠登録処理の流れを示す図である。
ステップ901において、勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内へ進入したか否かを判断する。情報端末10は、少なくとも情報端末10が所定範囲内へ進入した際に、位置情報を勤怠管理装置20に送信する。情報端末10は、位置情報を勤怠管理装置20に定期的に送信してもよい。勤怠管理装置20は、情報端末10の位置情報が所定範囲内に進入したか否かを判断することによって、情報端末10が所定範囲内へ進入したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内へ進入するまで待機し、情報端末10が所定範囲内へ進入すると、ステップ902へ移行する。
ステップ902において、勤怠管理装置20は、進入時刻を記憶部23に記憶する。勤怠管理装置20は、情報端末10の位置情報が所定範囲内へ進入したことを確認できた時刻を、進入時刻として記憶する。
ステップ903において、勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内から退出したか否かを判断する。情報端末10は、少なくとも情報端末10が所定範囲内から退出した際に、位置情報を勤怠管理装置20に送信する。勤怠管理装置20は、情報端末10の位置情報が所定範囲内から退出したか否かを判断することによって、情報端末10が所定範囲内から退出したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内から退出するまで待機し、情報端末10が所定範囲内から退出すると、ステップ904へ移行する。
ステップ904において、勤怠管理装置20は、退出時刻を記憶部23に記憶する。勤怠管理装置20は、情報端末10の位置情報が所定範囲内から退出したことを確認できた時刻を、退出時刻として記憶する。
ステップ905において、勤怠管理装置20は、退出時刻から所定時間が経過したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、退出時刻から所定時間が経過するまで待機し、退出時刻から所定時間が経過すると、ステップ906へ移行する。
ステップ906において、勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内へ再進入したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、記憶部23に進入時刻が記憶されており、且つ、情報端末10の位置情報が所定範囲内へ進入したことを確認できたか否かを判断することによって、情報端末10が所定範囲内へ再進入したか否かを判断する。勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内へ再進入した場合、ステップ902へ移行する。一方、勤怠管理装置20は、情報端末10が所定範囲内へ再進入していない場合、ステップ907へ移行する。
ステップ907において、勤怠管理装置20は、所定時間を遡った退出時刻を、終業時刻と判別して、記憶部23に登録する。
ステップ908において、勤怠管理装置20は、記憶部23に記憶された進入時刻のうちの最初の進入時刻を、始業時刻と判別して、記憶部23に登録する。
ステップ909において、勤怠管理装置20は、記憶部23に登録された始業時刻と終業時刻との差分から就業時間を算出して、記憶部23に登録する。その後、勤怠管理装置20は、本処理を終了する。
このように、実施形態3に係る勤怠管理システム1では、勤怠管理装置20が、情報端末10の位置情報を監視し、進入時刻及び退出時刻に基づいて就業者の始業時刻及び終業時刻を判別して、就業者の就業時間を算出し登録する。それにより、実施形態3に係る勤怠管理システム1では、実施形態1と同様に、就業者が打刻操作を行うことなく、就業者が業務を実行しているかどうかを自動的に判別することができ、就業時間を自動的に登録することができる。よって、実施形態2に係る勤怠管理システム1は、実施形態1と同様に、利便性の向上を図ることができる。
上述の実施形態において、勤怠管理システム1は、実施形態1〜3の勤怠登録処理を適宜組み合わせることができる。例えば、勤怠管理システム1は、実施形態1の勤怠登録処理と実施形態2の勤怠登録処理とを組み合わせることができる。この場合、勤怠管理装置20の監視部24が、情報端末10の稼動状態とネットワークNへの接続状態とを監視し、稼動開始時刻及び接続開始時刻と、稼動停止時刻及び接続停止時刻とを記憶部23に記憶させる。そして、勤怠管理装置20の判別部25は、所定期間における最初の稼動開始時刻と所定期間における最初の接続開始時刻とのうちの何れか遅い時刻を、就業者の始業時刻と判別すればよい。加えて、勤怠管理装置20の判別部25は、所定期間における最後の稼動停止時刻と所定期間における最後の接続停止時刻とのうちの何れか早い時刻を、就業者の終業時刻と判別すればよい。実施形態1の勤怠登録処理と実施形態3の勤怠登録処理とを組み合わせる場合や、実施形態2の勤怠登録処理と実施形態3の勤怠登録処理とを組み合わせる場合や、実施形態1〜3の全ての勤怠登録処理を組み合わせる場合も、同様である。勤怠管理システム1は、実施形態1〜3の勤怠登録処理を適宜組み合わせることによって、就業者の始業時刻及び終業時刻をより正確に判別することができるため、より正確な就業時間を算出して登録することができる。
[その他]
上述の実施形態において、勤怠管理システム1は、特許請求の範囲に記載された「勤怠管理システム」の一例に該当する。情報端末10は、特許請求の範囲に記載された「情報端末」の一例に該当する。表示部11及び21は、特許請求の範囲に記載された「表示部」の一例に該当する。監視部24は、特許請求の範囲に記載された「監視部」の一例に該当する。判別部25は、特許請求の範囲に記載された「判別部」の一例に該当する。算出部26は、特許請求の範囲に記載された「算出部」の一例に該当する。取得部27は、特許請求の範囲に記載された「取得部」の一例に該当する。分類部28は、特許請求の範囲に記載された「分類部」の一例に該当する。選択部29は、特許請求の範囲に記載された「選択部」の一例に該当する。表示制御部30は、特許請求の範囲に記載された「表示制御部」の一例に該当する。管理部31は、特許請求の範囲に記載された「管理部」の一例に該当する。
上述の実施形態は、変形例を含めて各実施形態同士で互いの技術を適用することができる。上述の実施形態は、本発明の内容を限定するものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない程度に変更を加えることができる。
上述の実施形態及び特許請求の範囲で使用される用語は、限定的でない用語として解釈されるべきである。例えば、「含む」という用語は、「含むものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「含有する」という用語は、「含有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「備える」という用語は、「備えるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。
1 勤怠管理システム
10 情報端末
11 表示部
12 通信部
13 状態通知部
20 勤怠管理装置
21 表示部
22 通信部
23 記憶部
24 監視部
25 判別部
26 算出部
27 取得部
28 分類部
29 選択部
30 表示制御部
31 管理部
50 表示画面
51 アバター
52 現在までの就業時間
53 カレンダー
54 領域
55 意匠
60 表示画面
64 領域
70 表示画面
74 領域
80 表示画面
81 全就業者数
82 就業中である就業者の割合
83 全就業者の1か月単位の平均就業時間
84 修正処理の受け付け画面
90 表示画面
91 選択処理の受け付け画面
92 始業時刻
93 就業時間の1か月単位の推移
94 就業時間のヒートマップ
N ネットワーク

Claims (6)

  1. 所定期間毎に区分けされたカレンダーを取得する取得部と、
    前記所定期間における就業者の就業時間を所定段階毎に分類する分類部と、
    前記所定段階毎に定められた複数の意匠のうちから、前記分類部により分類された前記就業時間に対応する前記意匠を選択する選択部と、
    前記取得部により取得された前記カレンダーに対して前記選択部により選択された前記意匠を付加して、表示部に表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする、勤怠管理システム。
  2. 前記カレンダーは、前記所定期間毎に区分けされてマトリックス状に配置された複数の領域を含み、
    前記複数の意匠は、前記所定段階毎に濃度が異なる色彩として定められており、
    前記選択部は、前記分類部により分類された前記就業時間が属する段階に対応する前記色彩を選択し、
    前記表示制御部は、前記複数の領域のうちの前記就業時間に対応する前記領域に対して、前記選択部により選択された前記色彩を付加して、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の勤怠管理システム。
  3. 就業者の情報端末の状態を監視する監視部と、
    前記監視部の監視結果に基づいて、就業者の始業時刻及び終業時刻を判別する判別部と、
    前記判別部により判別された前記始業時刻及び前記終業時刻から前記就業時間を算出する算出部と
    を更に備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の勤怠管理システム。
  4. 前記監視部は、前記情報端末の稼動状態を監視し、前記情報端末の稼動が開始した稼動開始時刻と、前記情報端末の稼動が停止した稼動停止時刻とを記憶させ、
    前記判別部は、
    前記所定期間における最初の前記稼動開始時刻を、前記始業時刻と判別し、
    前記所定期間において前記稼動停止時刻から所定時間経過後に前記稼動が再開されなかった場合、前記所定時間を遡った前記稼動停止時刻を、前記終業時刻と判別する
    ことを特徴とする、請求項3に記載の勤怠管理システム。
  5. 前記監視部は、前記情報端末の所定ネットワークへの接続状態を監視し、前記所定ネットワークへの接続が開始した接続開始時刻と、前記接続が停止した接続停止時刻とを記憶させ、
    前記判別部は、
    前記所定期間における最初の前記接続開始時刻を、前記始業時刻と判別し、
    前記所定期間において前記接続停止時刻から所定時間経過後に前記接続が再開されなかった場合、前記所定時間を遡った前記接続停止時刻を、前記終業時刻と判別する
    ことを特徴とする、請求項3に記載の勤怠管理システム。
  6. 前記監視部は、前記情報端末の位置情報を監視し、前記情報端末が所定範囲内へ進入した進入時刻と、前記情報端末が前記所定範囲内から退出した退出時刻とを記憶させ、
    前記判別部は、
    前記所定期間における最初の前記進入時刻を、前記始業時刻と判別し、
    前記所定期間において前記退出時刻から所定時間経過後に前記情報端末が前記所定範囲内へ再進入しなかった場合、前記所定時間を遡った前記退出時刻を、前記終業時刻と判別する
    ことを特徴とする、請求項3に記載の勤怠管理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022202036A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト 業務支援システムおよび業務支援方法

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