JP2021023085A - モータ駆動制御装置、モータユニット、及びアクチュエータ - Google Patents

モータ駆動制御装置、モータユニット、及びアクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】トルクリミッタをより高寿命化することができるモータ駆動制御装置を提供する。【解決手段】モータ駆動制御装置は、トルクリミッタを介して出力軸部に伝達するトルクを発生させるモータの駆動を出力軸部に対する駆動指令に基づいて制御する。出力軸部の回転角度の制御位置は、駆動指令に基づいて算出される。電流検出部により検出されるモータの駆動電流が第1電流閾値以上になった場合、位置検出器により検出される出力軸部の回転角度位置が制御位置を含む回転角度範囲に含まれているか否かが判定される。少なくとも回転角度位置が回転角度範囲に含まれなくなった場合、トルクリミッタにスリップが発生したと判定され、モータの駆動制御が停止される。【選択図】図2

Description

本発明は、モータ駆動制御装置、モータユニット、及びアクチュエータに関する。
従来、サーボモータにトルクリミッタを設けることで、トルクを発生するモータ、及びモータからサーボモータの出力軸部にトルクを伝達するギア及びシャフトの破損を防止する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、モータからトルクリミッタの入力側に伝達されるトルクが一定以上になると、出力軸部にトルクを伝達するトルクリミッタの出力側と該入力側との間にスリップが発生することで、出力軸部に掛かる負荷がモータ及びギアに伝達されないようにしている。
国際公開2017/002464号
しかしながら、上述の技術では、トルクリミッタが作動してもモータが回転し続けた場合、入力側と出力側との間でスリップが連続的に発生することによって、トルクリミッタの寿命に影響が及ぶ虞があった。
本発明は、トルクリミッタをより高寿命化することを目的とする。
本発明の例示的なモータ駆動制御装置は、駆動制御部と、判定部と、を備える。前記駆動制御部は、トルクリミッタを介して出力軸部に伝達するトルクを発生させるモータの駆動を、前記出力軸部に対する駆動指令に基づいて制御する。前記判定部は、前記トルクリミッタにスリップが発生したか否かを判定する。前記駆動制御部は、前記駆動指令に基づいて前記出力軸部の回転角度の制御位置を算出する。前記判定部は、第1判定部と、第2判定部と、スリップ判定部と、を有する。前記第1判定部は、電流検出部により検出される前記モータの駆動電流が第1電流閾値以上になったか否かを判定する。前記第2判定部は、前記第1判定部にて前記駆動電流が前記第1電流閾値以上になったと判定される場合に、位置検出器により検出される前記出力軸部の回転角度位置が、前記制御位置を含む回転角度範囲に含まれているか否かを判定する。前記スリップ判定部は、少なくとも前記第2判定部にて前記回転角度位置が前記回転角度範囲に含まれなくなったと判定された場合に、前記スリップが発生したと判定する。前記駆動制御部は、前記スリップ判定部にて前記スリップが発生したと判定された場合に、前記モータの駆動制御を停止する。
本発明の例示的なモータユニットは、上記のモータ駆動制御装置と、前記モータと、を備える。
本発明の例示的なアクチュエータは、上記のモータユニットと、前記モータのトルクを前記出力軸部に伝達する前記減速機と、を備える。前記減速機は、前記モータから入力側に伝達された所定のトルク閾値未満のトルクを出力側から前記出力軸部に伝達する前記トルクリミッタを有する。前記トルクリミッタは、前記トルク閾値以上のトルクが前記入力側に伝達されると、前記入力側と前記出力側との間に前記スリップを生じる。
本発明の例示的なモータ駆動制御装置、モータユニット、及びアクチュエータによれば、トルクリミッタを高寿命化することができる。
図1は、実施形態に係るアクチュエータの構成例を示す概念図である。 図2は、トルクリミッタのスリップ検出処理の実施例を説明するためのフローチャートである。 図3は、トルクリミッタのスリップ検出処理の実施例を説明するためのグラフである。 図4は、変形例に係るアクチュエータの構成例を示す概念図である。 図5は、トルクリミッタのスリップ検出処理の変形例を説明するためのフローチャートである。 図6は、トルクリミッタのスリップ検出処理の変形例を説明するためのグラフである。
以下に図面を参照して、例示的な実施形態を説明する。
<1.実施形態>
<1−1.アクチュエータの構成>
図1は、アクチュエータ500の構成例を示す概念図である。アクチュエータ500は、本実施形態ではサーボモータであり、モータ1で発生したトルクを所定の減速比で変速して後述する出力軸部525に接続された被制御体に出力する。図1に示すように、アクチュエータ500は、モータユニット510と、減速機520と、位置検出器530と、を備える。
モータユニット510は、直流電源600から電力供給を受けて動作する。モータユニット510では、モータ1の駆動が、後述するモータ駆動制御装置5により制御される。モータユニット510の構成は、のちに説明する。
減速機520は、モータ1のトルクを出力軸部525に伝達する。減速機520は、トルク伝達機構521と、トルクリミッタ523と、出力軸部525と、を有する。
トルク伝達機構521は、モータ1から出力されるトルクを所定の減速比で変速してトルクリミッタ523の入力側5231に伝達する。トルク伝達機構521は、モータ出力ギア5211と、入力ギア5213と、を含む。モータ出力ギア5211は、モータ1の後述するモータシャフト10に固定され、モータ回転軸Jmを中心にしてモータシャフト10とともに回転可能である。入力ギア5213は、トルクリミッタ523の入力側5231に取り付けられ、出力回転軸Joを中心として入力側5231とともに回転可能である。図1では、入力ギア5213は、モータ出力ギア5211と直接に噛み合っている。モータ1のトルクは、モータ出力ギア5211の歯数と入力ギア5213の歯数との比に応じて変速され、モータ出力ギア5211から入力ギア5213へと直接に伝達される。但し、図1の例示に限定されず、モータ出力ギア5211と入力ギア5213との間には、図示しない単数又は複数の歯車が設けられてもよい。この場合、モータ1のトルクは、図示しない単数又は複数の該歯車を介して、モータ出力ギア5211から入力ギア5213へと間接的に伝達される。
トルクリミッタ523は、モータ1から入力側5231に伝達された所定のトルク閾値未満のトルクを出力側5233から出力軸部525に伝達する。たとえば、トルクリミッタ523の入力側5231は、出力側5233とスリップ可能に連結される。トルク閾値未満のトルクが入力側5231に伝達されると、入力側5231は、出力側5233と連結された状態でともに回転する。これにより、入力側5231に伝達されたトルクが、出力側5233に伝達される。一方、トルクリミッタ523は、トルク閾値以上のトルクが入力側5231に伝達されると、入力側5231と出力側5233との間にスリップを生じる。これにより、入力側5231から出力側5233へのトルクの伝達が抑制又は防止される。トルクリミッタ523の種類は特に限定されない。たとえば、トルクリミッタ523における入力側5231と出力側5233との連結形式は、皿バネ式、圧縮コイル式、ねじりコイル式、磁石式のいずれかを用いることができる。
出力軸部525は、図示しない被制御体に接続され、トルクリミッタ523の出力側5233から出力されるトルクを被制御体に伝達する。たとえば、被制御体がロボットの腕部であれば、モータ1で発生したトルクを出力軸部525から腕部に伝達できる。出力軸部525は、図1に示すように、出力シャフト5251と、出力ギア5253と、を有する。出力シャフト5251は、出力回転軸Joに沿って延びる。出力シャフト5251の一方端は、トルクリミッタ523の出力側5233と連結される。出力ギア5253は、出力シャフト5251の他方端に固定され、出力軸部525に接続される被制御体の図示しないギアと噛み合う。出力シャフト5251及び出力ギア5253は、出力回転軸Joを中心にしてトルクリミッタ523の出力側5233とともに回転可能である。出力側5233から出力されるトルクは、出力シャフト5251及び出力ギア5253を介して被制御体に伝達される。なお、図1の例示に限定されず、被制御体は、直接、又は図示しない連結部材を用いて間接的に出力シャフト5251に連結されてもよい。
位置検出器530は、出力回転軸Joを中心とする出力軸部525の回転角度位置θを検出する。以下では、位置検出器530による出力軸部525の回転角度の検出位置を「回転角度位置θt」と呼ぶ。本実施形態では、位置検出器530は、出力シャフト5251の回転角度位置θtを検出している。なお、回転角度位置θtは、出力回転軸Joを中心とする周方向における所定の基準位置からの変位量(つまり回転角度)で表される。位置検出器530は、検出結果を示す位置検出信号をモータユニット510のモータ駆動制御装置5に出力する。位置検出器530は、本実施形態ではポテンショメータである。なお、本実施形態の例示に限定されず、位置検出器530は、ポテンショメータ以外であってもよい。たとえば、該位置検出器530は、レゾルバ、アブソリュートエンコーダ及びインクリメンタルエンコーダなどのエンコーダ、ホール素子などの磁気センサであってもよい。こうすれば、位置検出器530として、汎用の装置又はセンサを用いることができる。従って、生産性が向上する。
<1−2.モータユニットの構成>
次に、図1を参照して、モータユニット510の構成を説明する。モータユニット510は、モータ1と、モータ駆動部3と、モータ駆動制御装置5と、を備える。
モータ1は、たとえば、ブラシレスDCモータ(BLDCモータ)である。モータ1は、モータシャフト10と、ロータ11と、ステータ13と、を備える。モータシャフト10は、モータ回転軸Jmに沿って延びる。ロータ11は、モータシャフト10に固定され、モータ回転軸Jmを中心にしてモータシャフト10とともに回転可能である。ステータ13は、ロータ11と径方向に対向し、ロータ11を駆動して回転させる。
モータ駆動部3は、モータ1に電力を供給し、モータ1を駆動する。モータ駆動部3は、本実施形態ではインバータであり、単相又は三相の交流電圧をモータ1に供給する。
モータ駆動制御装置5は、モータ1の駆動を制御する。たとえば、モータ駆動制御装置5は、駆動制御信号Spをモータ駆動部3に出力し、モータ駆動部3を制御する。モータ駆動制御装置5の構成は、後に説明する。
このほか、モータユニット510又はモータ1には、モータシャフト10又はロータ11の回転角度位置を検出するための位置検出センサが、備えられていてもよい。位置検出センサには、たとえば、ポテンショメータ、レゾルバ、アブソリュートエンコーダ及びインクリメンタルエンコーダなどのエンコーダ、ホール素子などの磁気センサを用いることができる。
<1−3.モータ駆動制御装置>
次に、図1を参照して、モータ駆動制御装置5の構成を説明する。モータ駆動制御装置5は、電流検出部51と、計時部52と、記憶部53と、駆動制御部55と、判定部57と、を備える。なお、計時部52、駆動制御部55、及び判定部57は、本実施形態では、モータ駆動制御装置5に設けられるCPUなどの演算装置の機能的構成要素である。但し、この例示に限定されず、計時部52、駆動制御部55、及び判定部57のうちの少なくとも1つは、電気回路、素子、電気装置などで実現される物理的構成要素であってもよい。
電流検出部51は、モータ1に供給される駆動電流Idを検出する。なお、電流検出部51は、モータ駆動制御装置5の構成要素でなくてもよく、たとえばモータ駆動制御装置5の外部に設けられた装置であってもよい。
計時部52は、時刻、及び、所定の時点から他の時点までの期間を計時する。
記憶部53は、電力供給が停止しても記憶を維持する非一過性の記憶媒体である。記憶部53は、モータユニット510及びモータ駆動制御装置5の各構成要素で用いられる情報を記憶し、特に駆動制御部55で用いられるプログラム及び制御情報などを記憶する。
駆動制御部55は、記憶部53に記憶されたプログラム及び情報などに基づいて、モータユニット510及びモータ駆動制御装置5の各構成要素を制御する。
たとえば、駆動制御部55は、トルクリミッタ523を介して出力軸部525に伝達するトルクを発生させるモータ1の駆動を、出力軸部525に対する駆動指令Odに基づいて制御する。駆動制御部55は、駆動指令Odに基づいて出力軸部525の回転角度の制御位置θo(後述する図3参照)を算出する。また、駆動制御部55は、後述するようにスリップ判定部574にてスリップが発生したと判定された場合に、モータ1の駆動制御を停止する。
なお、駆動指令Odは、出力軸部525の回転角度位置θの指令値と、出力軸部525の回転速度及び回転加速度のうちの少なくとも一方の指令値と、を含む。従って、駆動制御部55は、上述の指令値を用いて、出力軸部525の回転角度の制御位置θoを算出することができる。駆動指令Odは、本実施形態ではモータ駆動制御装置5の外部から入力される。但し、この例示に限定されず、駆動指令Odは、モータ駆動制御装置5の内部で生成されてもよい。
判定部57は、各種の判定を行う。たとえば、判定部57は、トルクリミッタ523にスリップが発生したか否かを判定する。判定部57は、第1判定部571と、第2判定部572と、スリップ判定部574と、を有する。
第1判定部571は、電流検出部51により検出されるモータ1の駆動電流Idが第1電流閾値Ia以上になったか否かを判定する。
第2判定部572は、第1判定部571にて駆動電流Idが第1電流閾値Ia以上になったと判定される場合に、位置検出器530により検出される出力軸部525の回転角度位置θtが、制御位置θoを含む回転角度範囲θsに含まれているか否かを判定する。
スリップ判定部574は、少なくとも第2判定部572にて回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれなくなったと判定された場合に、トルクリミッタ523にスリップが発生したと判定する。
モータ駆動制御装置5では、トルクリミッタ523のスリップの検知に応じてモータ1の駆動制御を停止することにより、モータ1で発生するトルクが低下、又は、モータ1が停止する。これにより、トルクリミッタ523のスリップを停止させることができる。従って、スリップの継続を防止できるので、トルクリミッタ523を高寿命化することができる。
また、トルクリミッタ523のスリップを検出する際、出力軸部525の回転角度の制御位置θoが、出力軸部525に対する駆動指令Odに基づいて算出される。さらに、算出された制御位置θoを含む回転角度範囲θsに、出力軸部525の実際に検出された回転角度位置θtが含まれているか否かが判定される。つまり、モータ1が有するロータ11の実際に検出された回転角度位置を用いなくてもよい。従って、簡易な構成で、トルクリミッタ523のスリップを検知できる。さらに、仮にモータシャフト10又はロータ11の回転角度位置を検出する位置検出センサがモータ1又はモータユニット510に搭載されていなくても、トルクリミッタ523のスリップを検出できる。
<1−4.スリップ検出処理>
次に、図2及び図3を参照し、出力軸部525の回転角度位置θを30度からθg=330度まで移動させる場合を例示して、実施形態におけるトルクリミッタ523のスリップ検出処理を説明する。図2は、トルクリミッタ523のスリップ検出処理の実施例を説明するためのフローチャートである。図3は、トルクリミッタ523のスリップ検出処理の実施例を説明するためのグラフである。なお、図2において、モータ1の駆動開始は、駆動指令Odに基づいて制御されるモータ1の駆動が開始されることを意味し、モータ1の回転をスムーズに開始するためにロータ11を所定の回転角度位置に予め移動させる動作などは含まれない。また、図3において、θsaは、各々の時点における回転角度範囲θsの上限値を示す。θsbは、各々の時点における回転角度範囲θsの下限値を示す。図3では、グラフを見易くするため、モータ1の駆動開始直後でのθsa及びθsbの図示を省略している。θsa及びθsbは、たとえば回転角度の制御位置θo、回転角度位置θtなどに基づいて、予め決定される。たとえば図3に示すように、θsaは、各々の時点における制御位置θoに所定の回転角度幅Δθ1を加算した値(θo+Δθ1)であってもよい。さらに、θsbは、各々の時点における制御位置θoから所定の回転角度幅Δθ2を減算した値(θo−Δθ2)であってもよい。なお、回転角度幅Δθ1、Δθ2は、同じ値であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
まず、モータ1の駆動が開始されると(ステップS101)、電流検出部51は、モータ1に供給される駆動電流Idを検出する(ステップS103)。なお、駆動開始直後では、ステップS103での駆動電流Idの検出は、後述する単位時間に渡って、一定のタイミングで複数回実施される。また、それ以降では、ステップS103での駆動電流Idの検出は、後述するステップS105での変化率ΔIdの算出に必要な回数実施される。
モータ駆動制御装置5は、所定の単位時間に対する駆動電流Idの変化率ΔIdを算出する(ステップS105)。第1判定部571は、変化率ΔIdが0より大きいか否かを判定する(ステップS107)。つまり、駆動電流Idが増加傾向にあるか否かが判定される。以下では、ΔId>0である場合での変化率の絶対値|ΔId|を増加率ΔIdaと呼ぶ。なお、ΔId≦0であれば(ステップS107でNO)、図2の処理はステップS103に戻る。
ΔId>0であれば(ステップS107でYES)、第1判定部571は、単位時間に対する増加率ΔIda(=|ΔId|)が所定の増加率閾値ΔSa以上になったか否かを判定する(ステップS109)。第1判定部571にてΔIda≧ΔSaになっていないと判定された場合(ステップS109でNO)、図2の処理はステップS103に戻る。
一方、図3では、第1時点t1において、ΔIda≧ΔSaになったと第1判定部571にて判定される。この場合(ステップS109でYES)、電流検出部51は、駆動電流Idを検出する(ステップS111)。第1判定部571は、駆動電流Idが所定の第1電流閾値Ia以上になったか否かを判定する(ステップS113)。第1判定部571にてId≧Iaになっていないと判定された場合(ステップS113でNO)、計時部52は、第1時点t1から第1時間T1が経過しているか否かを判定する(ステップS115)。第1時間T1が経過していない場合(ステップS115でNO)、図2の処理は、ステップS111に戻る。一方、第1時間T1が経過している場合(ステップS115でYES)、図2の処理は、ステップS103に戻る。
次に、図3では、時点t1aにおいて、Id≧Iaになったと第1判定部571にて判定される。この場合(ステップS113でYES)、駆動制御部55は、駆動指令Odに基づいて、出力軸部525の回転角度の制御位置θoを算出する(ステップS117)。位置検出器530は、出力軸部525の回転角度位置θtを検出し、回転角度位置θtを示す位置検出信号をモータ駆動制御装置5に出力する(ステップS119)。第2判定部572は、出力軸部525の回転角度位置θtが、制御位置θoを含む所定の回転角度範囲θsに含まれているか否かを判定する(ステップS121)。
第2判定部572にて回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれていると判定される場合(S121でYES)、計時部52は、第1時点t1から第1時間T1が経過しているか否かを判定する(ステップS123)。第1時間T1が経過していない場合(ステップS123でNO)、図2の処理は、ステップS119に戻る。一方、第1時間T1が経過している場合(ステップS123でYES)、図2の処理は、ステップS103に戻る。
次に、図3では、第2時点t2において、回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれなくなったと第2判定部572にて判定される。この場合(S121でNO)、スリップ判定部574は、トルクリミッタ523でスリップが発生したと判定する(ステップS141)。駆動制御部55は、モータ1の駆動制御を停止する(ステップS143)。たとえば、図3では、第2時点t2において、トルクリミッタ523でのスリップの発生が検知され、モータ1の駆動制御が停止される。これにより、モータ1で発生するトルクが低下する、又は、モータ1が停止することにより、トルクリミッタ523のスリップが停止する。そして、図2のスリップ検出処理が終了する。
なお、ステップS143を実施した時点で出力軸部525の回転角度位置θtが目標位置θgに到達していなければ、たとえば図3に示すように、第2時点t2から、トルクリミッタ523のスリップ停止が十分に可能な時間Ta後にモータ1の駆動を開始すればよい。この際、図2の処理を再開すれば、図3に示すように再駆動後のスリップ検出処理も再実施できる。なお、図3では、再実施後のθsa及びθsbの図示は省略している。
上述のスリップ検出処理では、ステップS103からS109にて、第1判定部571は、単位時間に対する駆動電流Idの増加率ΔIdaが増加率閾値ΔSa以上になったか否かを判定する。また、ステップS111からS115にて、第1判定部571は、増加率ΔIdaが増加率閾値ΔSa以上になったと判定された第1時点t1から第1時間T1以内での駆動電流Idが第1電流閾値Ia以上になったか否かを判定する。また、ステップS117からS123にて、駆動電流Idの増加率ΔIdaが増加率閾値ΔSa以上になり、さらに、駆動電流Idが第1時間T1以内に第1電流閾値Ia以上になった場合に、回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれているか否かが第2判定部572で判定される。こうすれば、駆動電流Idが第1電流閾値Ia以上まで急激に増加した場合にトルクリミッタ523のスリップが発生したか否かを判定できる。従って、トルクリミッタ523のスリップをより精度よく検知できる。
好ましくは、第1電流閾値Iaは、モータ1の停動電流Is(図3参照)に基づいて決定される。停動電流Isは、停動トルクが負荷としてモータ1に掛かる際にモータ1に流れる駆動電流である。停動トルクは、負荷によりモータ1が停止(つまり、モータシャフト10及びロータ11が回転停止)する際にモータシャフト10に掛かるトルクである。第1電流閾値Iaは、たとえば、停動電流Isよりも所定値少ない電流値に決定される。こうすれば、第1電流閾値Iaを適切に決定できる。
なお、上述の例示に限定されず、トルクリミッタ523のスリップ検出処理において、ステップS103からS109とステップS115とが省略されてもよい。つまり、ステップS101にてモータ1の駆動が開始された後、ステップS111が実施されてもよい。この場合、第1判定部571にて駆動電流Idが第1電流閾値Ia以上ではないと判定されると(ステップS113でNO)、スリップ検出処理はステップ111に戻る。さらに、ステップ123では、計時部52は、時点t1aから所定の第1時間T1が経過しているか否かを判定する。
<1−5.変形例>
次に、実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例では、上述の実施形態と異なる構成について説明する。また、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図4は、変形例に係るアクチュエータ500の構成例を示す概念図である。図4に示すように、モータ駆動制御装置5の判定部57は、第3判定部573をさらに有する。第3判定部573は、第2判定部572にて回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれなくなったと判定された第2時点t2から第2時間T2以内での駆動電流Idが第2電流閾値Ib以下になったか否かを判定する。
スリップ判定部574は、第3判定部573にて少なくとも、駆動電流Idが所定の第2電流閾値Ib以下になったと判定された場合に、トルクリミッタ523のスリップが発生したと判定する。
<1−5−1.スリップ検出処理>
図5及び図6を参照し、出力軸部525の回転角度位置θを30度からθg=330度まで移動させる場合を例示して、変形例におけるトルクリミッタ523のスリップ検出処理を説明する。図5は、トルクリミッタ523のスリップ検出処理の変形例を説明するためのフローチャートである。図6は、トルクリミッタ523のスリップ検出処理の変形例を説明するためのグラフである。なお、図5において、モータ1の駆動開始は、駆動指令Odに基づいて制御されるモータ1の駆動が開始されることを意味し、モータ1の回転をスムーズに開始するためにロータ11を所定の回転角度位置に予め移動させる動作などは含まれない。また、図6において、θsaは、各々の時点における回転角度範囲θsの上限値である。θsbは、各々の時点における回転角度範囲θsの下限値である。図6では、グラフを見易くするため、モータ1の駆動開始直後でのθsa及びθsbの図示を省略している。θsa及びθsbは、たとえば回転角度の制御位置θo、回転角度位置θtなどに基づいて、予め決定される。たとえば図6に示すように、θsaは、各々の時点における制御位置θoに所定の回転角度幅Δθ1を加算した値(θo+Δθ1)であってもよい。さらに、θsbは、各々の時点における制御位置θoから所定の回転角度幅Δθ2を減算した値(θo−Δθ2)であってもよい。なお、回転角度幅Δθ1、Δθ2は、同じ値であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
変形例におけるスリップ検出処理において、図5のステップS101からS123はそれぞれ、実施形態におけるスリップ検出処理(図2参照)のステップS101からS123と同じである。そのため、これらの説明は省略する。
次に、第2判定部572にて回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれなくなったと判定された場合(S121でNO)、電流検出部51は、駆動電流Idを検出する(ステップS221)。なお、第2時点t2直後では、ステップS221での駆動電流Idの検出は、後述する単位時間に渡って、一定のタイミングで複数回実施される。また、それ以降では、ステップS221での駆動電流Idの検出は、後述するステップS223での変化率ΔIdの算出に必要な回数実施される。
モータ駆動制御装置5は、所定の単位時間に対する駆動電流Idの変化率ΔIdを算出する(ステップS223)。第3判定部573は、変化率ΔIdが0より小さいか否かを判定する(ステップS225)。つまり、駆動電流Idが減少傾向にあるか否かが判定される。以下では、ΔId<0である場合での変化率の絶対値|ΔId|を低下率ΔIdbと呼ぶ。なお、ΔId≧0であれば(ステップS225でNO)、図5の処理は後述するステップS229に進む。
ΔId<0であれば(ステップS225でYES)、第3判定部573は、駆動電流Idの単位時間に対する低下率ΔIdb(=|ΔId|)が低下率閾値ΔSb以上になったか否かを判定する(ステップS227)。第3判定部573にてΔIdb≧ΔSbになっていないと判定された場合(ステップS227でNO)、計時部52は、第2時点t2から第2時間T2が経過しているか否かを判定する(ステップS229)。第2時間T2が経過していない場合(ステップS229でNO)、図5の処理は、ステップS221に戻る。一方、第2時間T2が経過している場合(ステップS229でYES)、図5の処理は、ステップS103に戻る。
図6では、時点t3において、ΔIdb≧ΔSbになったと第3判定部573にて判定される。この場合(ステップS227でYES)、電流検出部51は、駆動電流Idを検出する(ステップS231)。第3判定部573は、駆動電流Idが第2電流閾値Ib以下になっているか否かを判定する(ステップS233)。Id≦Ibになっていないと判定された場合(ステップS233でNO)、計時部52は、第2時点t2から第2時間T2が経過しているか否かを判定する(ステップS235)。第2時間T2が経過していない場合(ステップS235でNO)、図5の処理は、ステップS231に戻る。一方、第2時間T2が経過している場合(ステップS235でYES)、図5の処理はステップS103に戻る。
次に、図6では、時点t4において、Id≦Ibになったと第3判定部573にて判定される。この場合(S233でYES)、スリップ判定部574は、トルクリミッタ523でスリップが発生したと判定する(ステップS141)。駆動制御部55は、モータ1の駆動制御を停止する(ステップS143)。たとえば、図6では、時点t4において、トルクリミッタ523でのスリップが検知され、モータ1の駆動制御が停止される。これにより、モータ1で発生するトルクが低下する、又は、モータ1が停止することにより、トルクリミッタ523のスリップが停止する。そして、図5のスリップ検出処理が終了する。
なお、ステップS143を実施した時点で出力軸部525の回転角度位置θtが目標位置θgに到達していなければ、たとえば図6に示すように、時点t4からトルクリミッタ523のスリップ停止が十分に可能な時間Ta後にモータ1の駆動を開始すればよい。この際、図5の処理を再開すれば、図6に示すように再駆動後のスリップ検出処理も再実施できる。なお、図6では、再実施後のθsa及びθsbの図示は省略している。
上述の変形例におけるスリップ検出処理では、S141からS143にて、スリップ判定部574は、さらに第3判定部573にて駆動電流Idが第2電流閾値Ib以下になったと判定された場合に、トルクリミッタ523にスリップが発生したと判定する。トルクリミッタ523がスリップすると、モータ1に係る負荷が大幅に急激に減少するため、駆動電流Idも大幅に減少する。従って、駆動電流Idが第2電流閾値Ib以下まで減少したことを検知することにより、トルクリミッタ523のスリップをさらに精度よく検知できる。
好ましくは、第2電流閾値Ibは、無負荷電流Ioに基づいて決定される。たとえば、第2電流閾値Ibは、無負荷電流Ioよりも所定値多い電流値に決定される。トルクリミッタ523のスリップにより、モータ1は過負荷状態から無負荷状態に近くなることが多い。従って、無負荷状態のモータ1に供給される駆動電流Idに基づいて、第2電流閾値Ibを適切に決定できる。
また、変形例におけるスリップ検出処理では、ステップS221からS229にて、第3判定部573は、第2時点t2から第2時間T2以内において、駆動電流Idの単位時間に対する低下率ΔIdbが低下率閾値ΔSb以上になったか否かを判定する。さらに、ステップS231からS235にて、第2時点t2から第2時間T2以内において、第3判定部573は、低下率ΔIdbが低下率閾値ΔSb以上になったと判定される場合に、駆動電流Idが第2電流閾値Ib以下になったか否かを判定する。こうすれば、第2時点t2後に、駆動電流Idが第2電流閾値Ib以下まで急激に減少したことを検知することができる。トルクリミッタ523がスリップすると、モータ1に掛かる負荷が大幅に急激に減少するため、駆動電流Idも急激に減少する。従って、トルクリミッタ523のスリップをさらに精度よく検知できる。
但し、変形例に係るスリップ検出処理において、図5の例示に限定されず、ステップS221からS229は、省略されてもよい。つまり、第2判定部572にて回転角度位置θtが回転角度範囲θsに含まれなくなったと判定された場合(S121でNO)、ステップS231が実施されてもよい。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾が生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、トルクリミッタを介してモータで発生したトルクを出力軸部に伝達する装置に有用である。たとえば、本発明は、ロボット用のアクチュエータに利用できる。但し、この例示に限定されず、本発明は、ロボット用のアクチュエータ以外の装置にも利用可能である。
500・・・アクチュエータ、510・・・モータユニット、520・・・減速機、521・・・トルク伝達機構、5211・・・モータ出力ギア、5213・・・入力ギア、523・・・トルクリミッタ、5231・・・入力側、5233・・・出力側、525・・・出力軸部、5251・・・出力シャフト、5253・・・出力ギア、530・・・位置検出器、600・・・直流電源、1・・・モータ、10・・・モータシャフト、11・・・ロータ、12・・・ステータ、3・・・モータ駆動部、5・・・モータ駆動制御装置、51・・・電流検出部、52・・・計時部、53・・・記憶部、55・・・駆動制御部、57・・・判定部、571・・・第1判定部、572・・・第2判定部、573・・・第3判定部、574・・・スリップ判定部、Jm・・・モータ回転軸、Jo・・・出力回転軸、Od・・・駆動指令、Sp・・・駆動制御信号、θ・・・回転角度位置、θt・・・回転角度の検出位置、θo・・・回転角度の制御位置、θg・・・回転角度の目標位置、θs・・・回転角度範囲、θsa・・・回転角度範囲の上限値、θsb・・・回転角度範囲の下限値、Δθ1,Δθ2・・・回転角度幅、t・・・時間、t1・・・第1時点、t2・・・第2時点、t1a,t3,t4・・・時点、T1・・・第1時間、T2・・・第2時間、Ta・・・所定の時間、Id・・・駆動電流、Ia・・・第1電流閾値、Ib・・・第2電流閾値、Is・・・停動電流、Io・・・無負荷電流、ΔId・・・駆動電流の変化率、ΔIda・・・増加率、ΔSa・・・増加率閾値、ΔIdb・・・低下率、ΔSb・・・低下率閾値

Claims (10)

  1. トルクリミッタを介して出力軸部に伝達するトルクを発生させるモータの駆動を、前記出力軸部に対する駆動指令に基づいて制御する駆動制御部と、
    前記トルクリミッタにスリップが発生したか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記駆動制御部は、前記駆動指令に基づいて前記出力軸部の回転角度の制御位置を算出し、
    前記判定部は、
    電流検出部により検出される前記モータの駆動電流が第1電流閾値以上になったか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部にて前記駆動電流が前記第1電流閾値以上になったと判定される場合に、位置検出器により検出される前記出力軸部の回転角度位置が、前記制御位置を含む回転角度範囲に含まれているか否かを判定する第2判定部と、
    少なくとも前記第2判定部にて前記回転角度位置が前記回転角度範囲に含まれなくなったと判定された場合に、前記スリップが発生したと判定するスリップ判定部と、
    を有し、
    前記駆動制御部は、前記スリップ判定部にて前記スリップが発生したと判定された場合に、前記モータの駆動制御を停止する、モータ駆動制御装置。
  2. 前記第1判定部は、
    単位時間に対する前記駆動電流の増加率が増加率閾値以上になったか否かを判定し、
    前記増加率が前記増加率閾値以上になったと判定された第1時点から第1時間以内での前記駆動電流が前記第1電流閾値以上になったか否かを判定する、請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記第1電流閾値は、前記モータの停動電流に基づいて決定される、請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記判定部は、前記第2判定部にて前記回転角度位置が前記回転角度範囲に含まれなくなったと判定された第2時点から第2時間以内での前記駆動電流が第2電流閾値以下になったか否かを判定する第3判定部をさらに有し、
    前記スリップ判定部は、さらに前記第3判定部にて前記駆動電流が前記第2電流閾値以下になったと判定された場合に、前記スリップが発生したと判定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記第2電流閾値は、無負荷電流に基づいて決定される、請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 前記第3判定部は、前記第2時点から前記第2時間以内において、
    前記駆動電流の単位時間に対する低下率が低下率閾値以上になったか否かを判定し、
    前記低下率が前記低下率閾値以上になったと判定される場合に、前記駆動電流が前記第2電流閾値以下になったか否かを判定する、請求項4又は請求項5に記載のモータ駆動制御装置。
  7. 前記駆動指令は、前記出力軸部の回転角度位置の指令値と、前記出力軸部の回転速度及び回転加速度のうちの少なくとも一方の指令値と、を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置と、
    前記モータと、
    を備える、モータユニット。
  9. 請求項8に記載のモータユニットと、
    前記モータのトルクを前記出力軸部に伝達する前記減速機と、
    を備え、
    前記減速機は、前記モータから入力側に伝達された所定のトルク閾値未満のトルクを出力側から前記出力軸部に伝達する前記トルクリミッタを有し、
    前記トルクリミッタは、前記トルク閾値以上のトルクが前記入力側に伝達されると、前記入力側と前記出力側との間に前記スリップを生じる、アクチュエータ。
  10. 前記出力軸部の前記回転角度位置を検出する前記位置検出器をさらに備え、
    前記位置検出器は、レゾルバ、インクリメンタルエンコーダ、アブソリュートエンコーダ、磁気センサ、及び、ポテンショメータのうちのいずれかである、請求項9に記載のアクチュエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11322080A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 粒体状貯蔵物の払出装置及び払出方法
JP2008183643A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Katsuyuki Totsu 定トルク電動ドライバー

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