JP2021022194A - 関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム - Google Patents

関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021022194A
JP2021022194A JP2019138656A JP2019138656A JP2021022194A JP 2021022194 A JP2021022194 A JP 2021022194A JP 2019138656 A JP2019138656 A JP 2019138656A JP 2019138656 A JP2019138656 A JP 2019138656A JP 2021022194 A JP2021022194 A JP 2021022194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
score
information
relevance evaluation
evaluation method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019138656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7443691B2 (ja
Inventor
有 杉崎
Yu Sugisaki
有 杉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019138656A priority Critical patent/JP7443691B2/ja
Publication of JP2021022194A publication Critical patent/JP2021022194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7443691B2 publication Critical patent/JP7443691B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】人と単語との関連性を評価した結果に応じた検索を行う関連性評価方法、関連性評価装置及びプログラムを提供する。【解決手段】関連性評価装置100は、外部装置などから、ユーザの状況を示す情報を取得し、取得したユーザの状況を示す情報を記憶部110における状況情報116に格納する状況情報取得部160と、状況情報116に基づいて重みの値を決定することで、重みづけテーブル117が示す重みの値を修正する重みづけ反映部170と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、関連性評価方法、関連性評価装置、プログラムに関する。
企業のような組織、団体などにおいて、特定の技術、分野、製品、プロジェクトなどに関係している人を効率的に検索することなどを実現するため、人と単語との関連性を算出・評価することがある。
このような関連性を算出する際に用いる技術として、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、収集部と、単語抽出部と、関連スコア算出部と、を有する関連スコア算出システムが記載されている。特許文献1によると、単語抽出部は、収集部が端末装置から収集した操作ログに記述されているファイル名から単語を抽出する。また、関連スコア算出部は、操作ログに基づいて、ユーザと単語との関連の強さを表す関連スコアを算出する。
特開2019−86940号公報
特許文献1に記載の技術の場合、ユーザの状況などは考慮していない。そのため、特許文献1に記載の技術を用いて、例えば、ある技術に詳しいユーザを検索できたとしても、当該技術の実施を頼んだり、技術の内容を尋ねたりするのに、検索されたユーザの状況が適していないおそれがあった。その結果、適切なユーザを検索することが出来ないおそれがある、という課題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、人と単語との関連性を評価した結果に応じた検索を行う際に、適切な検索を行うことが出来ないおそれがある、という課題を解決する関連性評価方法、関連性評価装置、プログラムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である関連性評価方法は、
情報処理装置が、
ユーザの状況を示す情報を取得し、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である関連性評価装置は、
ユーザの状況を示す情報を取得する取得部と、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する修正部と、
を有する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
ユーザの状況を示す情報を取得する取得部と、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する修正部と、
を実現するためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、人と単語との関連性を評価した結果に応じた検索を行う際に、適切な検索を行うことが出来ないおそれがある、という課題を解決する関連性評価方法、関連性評価装置、プログラムを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態における関連性評価装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1で示す参照時間情報の一例を示す図である。 図1で示す第1スコア情報の一例を示す図である。 図1で示す第1テーブルの一例を示す図である。 図1で示す第2テーブルの一例を示す図である。 図1で示す第2スコア情報の一例を示す図である。 図1で示す状況情報の一例を示す図である。 図1で示す重みづけテーブルの一例を示す図である。 第1スコア算出部が行う処理の一例を説明するための図である。 第2テーブル生成部が行う処理の一例を説明するための図である。 関連性評価装置の動作の一例を示すフローチャートである。 関連性評価装置の他の動作の一例を示すフローチャートである。 関連性評価装置が検索を行う際の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における関連性評価装置の構成の一例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1から図13までを参照して説明する。図1は、関連性評価装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2は、参照時間情報111の一例を示す図である。図3は、第1スコア情報112の一例を示す図である。図4は、第1テーブル113の一例を示す図である。図5は、第2テーブル114の一例を示す図である。図6は、第2スコア情報115の一例を示す図である。図7は、状況情報116の一例を示す図である。図8は、重みづけテーブル117の一例を示す図である。図9は、第1スコア算出部120が行う処理の一例を説明するための図である。図10は、第2テーブル生成部140が行う処理の一例を説明するための図である。図11から図13は、関連性評価装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態では、ある人はある単語を使う時間が多いなどの人と単語との関連性の強さをスコアとして表現することで、人と単語との関連性の強さを評価する関連性評価装置100について説明する。後述するように、関連性評価装置100は、ユーザの状況を示す情報を取得して、取得したユーザの状況を示す情報に基づいて上記スコアを修正する。例えば、関連性評価装置100は、ユーザの状況を示す情報に基づいてスコアを修正する際に用いる重み値を修正する。そして、関連性評価装置100は、修正した重み値に基づいてスコアを修正する。
関連性評価装置100は、人(ユーザ)と単語との関連性の強さを表すスコアを算出する情報処理装置である。また、関連性評価装置100は、生成したスコアを用いた検索を行うことが出来るよう構成されている。
図1は、関連性評価装置100の構成の一例を示している。図1を参照すると、関連性評価装置100は、例えば、記憶部110と、第1スコア算出部120と、第1テーブル生成部130と、第2テーブル生成部140と、第2スコア算出部150と、状況情報取得部160と、重みづけ反映部170と、キーワード受付部181と、検索部182と、出力部183と、を有している。
例えば、関連性評価装置100は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置を有している。例えば、関連性評価装置100は、記憶部110などの記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上述した各処理部を実現する。
記憶部110は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置である。記憶部110で記憶される主な情報としては、例えば、参照時間情報111と、第1スコア情報112と、第1テーブル113と、第2テーブル114と、第2スコア情報115と、状況情報116と、重みづけテーブル117と、がある。また、記憶部110には、外部装置や記録媒体などから予め読み込まれたプログラムを記憶することが出来る。
参照時間情報111は、ユーザと単語の組ごとに、ユーザが単語を参照していた時間である参照時間を示す情報である。参照時間情報111は、例えば、ファイルの操作ログやスケジュール情報などに基づいて予め生成され記憶部110に格納されている。単語の参照時間としては、例えば、ある単語をファイル名に含むファイルを開いていたユーザの操作時間、キーボードのタイプ数、ある単語を件名に含むスケジュール情報の開始から終了までの時間、などがある。単語の参照時間は、上記例示した以外のものであっても構わない。
図2は、参照時間情報111の一例を示している。図2で示すように、参照時間情報111では、例えば、ユーザ名と、単語と、参照時間と、が対応づけられている。例えば、図2の1行目は、ユーザ名「Aさん」の単語「働き」の参照時間が「30」であることを示している。
第1スコア情報112は、各ユーザに対して単語ごとの関連性を数値化した第1スコアを示す情報である。つまり、第1スコア情報112には、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアの1種である第1スコアが含まれている。第1スコア情報112が示す第1スコアは、後述する第1スコア算出部120により、参照時間情報111に基づいて算出される。
図3は、第1スコア情報112の一例を示している。図3で示すように、第1スコア情報112では、例えば、ユーザ名と、単語と、第1スコアと、が対応づけられている。例えば、図3の1行目は、ユーザ名「Aさん」の単語「サービス」の第1スコアが「0」であることを示している。
なお、第1スコア情報112が示す第1スコアは、ユーザによる単語の参照時間が0である場合対応するスコアの値が0となり、参照時間が長いほどスコアの値が高くなる、という特徴を有している。また、第1スコアは、ユーザ全体が使っている単語ほどスコアの値が低くなり、特定のユーザにのみ使われている単語はスコアの値が高くなる、という特徴を有している。以上の特徴のため、第1スコアは、ユーザが単語をよく使っている、特定のユーザのみが単語を使っているなど、ユーザと単語との関連性が高いと評価される場合に値が高くなるスコアである、ということが出来る。
第1テーブル113は、第1スコア情報112に基づいて、各ユーザを行、各単語を列に当てはめることで生成したテーブルである。第1テーブル113は、後述する第1テーブル生成部130により生成される。
図4は、第1テーブル113の一例を示している。例えば、図4の1行目は、ユーザ名「Aさん」の、単語「サービス」の第1スコアが「0」、単語「休暇」の第1スコアが「0」、単語「休暇表」の第1スコアが「0」、……、というように、ユーザ名「Aさん」の各単語に対する第1スコアを示している。
第2テーブル114は、単語間の関連度を示すテーブルである。第2テーブル114は、後述する第2テーブル生成部140により第1スコア情報112や第1テーブル113が示す第1スコアに基づいて生成される。
図5は、第2テーブル114を示している。例えば、図4の1行目は、単語「会議」と単語「会議」の関連度が「1」、単語「会議」と単語「働き」の関連度が「−0.65578」、単語「会議」と単語「働き方」の関連度が「−0.65578」、……、というように、単語「会議」と他の単語との関連度を示している。
なお、第2テーブル114が示す単語間の関連度は、第1スコアの分布が似ているなど使用のされ方が類似している単語について値が大きくなる指標である。例えば、単語xと単語yの間の関連度の場合、単語xと単語yを両方とも使う人が多い、又は、単語xと単語yを両方とも使わない人が多いなど、使用のされ方が類似しているほど、値が大きくなる。例えば、単語スマホと単語スマートフォンについて、使われ方が類似して値が大きくなることなどが想定される。
第2スコア情報115は、単語を使う人の分布が似ている別の単語とも関連があるとして単語間の関連度を第1スコアに加味した第2スコアを示す情報である。つまり、第2スコア情報115には、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアの1種である第2スコアが含まれている。第2スコア情報115が示す第2スコアは、後述する第2スコア算出部150により、第1スコア情報112または第1テーブル113が示す第1スコアと第2テーブル114が示す単語間の関連度とに基づいて算出される。
図6は、第2スコア情報115の一例を示している。図6で示すように、第2スコア情報115では、ユーザ名と、単語と、第2スコアと、が対応づけられている。例えば、図6の1行目は、ユーザ名「Aさん」の単語「サービス」の第1スコアが「0.145650」であることを示している。
なお、第2スコア情報115が示す第2スコアは、上述したように、第1スコアと単語間の関連度とに基づいて算出する。そのため、第2スコアを用いると、例えば、後述する検索を行う際に、検索キーワードとして指定した単語との関連度が高い別の単語との関連が高いユーザのユーザ名も上位に検索することが可能となる。つまり、第2スコア情報115が示す第2スコアは、第1スコアよりも類語や表記ゆれなどに強くなる値である、ということが出来る。
状況情報116は、ユーザの状況を示す情報である。状況情報116は、後述する状況情報取得部160が外部装置などからユーザの状況を示す情報を取得することで、生成、更新される。
図7は、状況情報116の一例を示している。図7で示すように、状況情報116では、例えば、ユーザ名と、現在位置情報と、席位置情報と、スケジュール情報と、……、が対応づけられている。例えば、図7の1行目は、ユーザ名「Aさん」の現在位置が「XX,YY」であり、「Aさん」の席の位置が「XX,YY」であり、スケジュール情報が「―」であることを示している。
なお、図7では状況情報116の一例を示しており、状況情報116は図7で例示する場合に限定されない。例えば、状況情報116には、現在位置情報と席位置情報とが含まれる一方でスケジュール情報が含まれないなど、図7で例示した一部から構成されても構わない。また、現在位置情報や席位置情報は、位置を特定可能な情報であれば、緯度や経度などであっても構わないし、二次元座標やフロア情報などの社内での位置情報などであっても構わない。また、状況情報116には、図7で例示した以外のユーザの状況を示す情報やユーザの状況を判断するための情報を含めることが出来る。例えば、状況情報116には、会社の位置を示す会社位置情報、ユーザの出退勤記録、ユーザの相談対応回数(ランキングが閾値よりも上位で出力部183により出力された回数)、労働時間、利用PCのオンライン状況、会議の開催状況、コンピュータやアプリケーションの稼働状態を示す情報(例えば、コンピュータやアプリケーションなどが所定時間操作されていないことを示す情報)などのユーザの業務状況に関する情報、年齢・性別・住所・所属といったユーザの属性に関する情報、所有資格や業務実績などのユーザのスキルに関する情報、などを含めることが出来る。
なお、上述した各情報のうち、ユーザの位置を示す情報やユーザの業務状況に関する情報などは、ユーザが相談などを受けられるか否かなどユーザの対応可能性を判断する指標となるため、ユーザに相談などを行う際の対応可能性を判断するための情報である、ということも出来る。また、上述した各情報のうち、ユーザのスキルに関する情報などは、ユーザの対応レベルを判断するための情報である、ということも出来る。また、ユーザの属性に関する情報などは、ユーザと検索者との関係を判断するための情報である、ということも出来る。
重みづけテーブル117は、第2スコア情報115が示す第2スコアを修正する重みをユーザごとに示すテーブルである。重みづけテーブル117には、各ユーザの重み初期値として1が設定されている。また、重みづけテーブル117が示すユーザの重みは、重みづけ反映部170により、状況情報116などに基づいて更新される。
図8は、重みづけテーブル117の一例を示している。図8を参照すると、重みづけテーブル117では、ユーザ名と重みとが対応づけられている。例えば、図8の1行目は、ユーザ名「Aさん」の重みが「1」であることを示している。
なお、図8で例示する重みづけテーブル117の重みの値は、例えば、0.1〜1の間で更新される。重みの値は、例えば、値が小さいほどユーザが新たな対応を行うことが難しいことを示している。なお、重みの値は上記例示した以外のものであっても構わない。
第1スコア算出部120は、参照時間情報111に基づいて、各ユーザに対して単語ごとに、ユーザと単語との関連性を数値化した第1スコアを算出する。そして、第1スコア算出部120は、算出した第1スコアを第1スコア情報112として記憶部110に格納する。
例えば、第1スコア算出部120は、図9で示すTF-IDFを算出することで、ユーザと単語間の関連性を示す第1スコアを算出する。ここで、TF-IDFとは、文書中に含まれる単語の重要性を評価する手法である。第1スコア算出部120は、各ユーザが使用した単語を文章とみなして図9で示す計算式にあてはめることで、第1スコアとしてTF-IDFを算出する。第1スコア算出部120による算出の手順は、以下の通りとなる。
まず、第1スコア算出部120は、参照時間情報111を参照して、ユーザごとに全ての単語の参照時間を合計することで、あるユーザにおける全ての単語の参照時間の合計を示す第1総参照時間を算出する。また、第1スコア算出部120は、単語ごとに全てのユーザの参照時間を合計することで、ある単語における全てのユーザの参照時間の合計を示す第2総参照時間を算出する。
また、第1スコア算出部120は、あるユーザにおけるある単語の参照時間を第1総参照時間で割ることでTFを算出するとともに、あるユーザにおけるある単語の参照時間を第2総参照時間で割ることでIDFを算出する。そして、第1スコア算出部120は、算出したTFとIDFを掛けることで、あるユーザ、ある単語におけるTF-IDFを算出する。
例えば、第1スコア算出部120は、上述した処理をユーザと単語の組み合わせごとに行うことで、各ユーザ、各単語のTF-IDF(つまり、第1スコア)を算出する。そして、第1スコア算出部120は、算出した結果を、第1スコア情報112として記憶部110に格納する。なお、あるユーザのある単語の参照時間が0である場合、TFとIDFの値がともに0となる。そのため、あるユーザ、ある単語の第1スコアの値も0となることになる。
第1テーブル生成部130は、第1スコア情報112に基づいて第1テーブル113を生成する。例えば、第1テーブル生成部130は、第1スコア情報112に含まれる各ユーザを行、各単語を列に当てはめることで、第1テーブル113を生成する。そして、第1テーブル生成部130は、生成した第1テーブル113を記憶部110に格納する。
第2テーブル生成部140は、第1スコア情報112または第1テーブル113が示す第1スコアに基づいて、単語間の関連度を示す第2テーブル114を生成する。そして、第2テーブル生成部140は、生成した第2テーブル114を記憶部110に格納する。
例えば、第2テーブル生成部140は、図9で示す関連度rを求める計算式を用いることで、単語間の関連度を算出する。ここで、図9で示す式は、全ユーザの数をn人とし、対象の単語から2つの単語xとyを選んだとすると、両者の単語のn人分の第1スコアの共分散(Sxy)と、それぞれの単語のn人分の第1スコアの標準偏差(Sx、Sy)から単語間の関連度を算出するものである。
なお、xiは、単語xにおけるi番目の第1スコアであり、yiは、単語yにおけるi番目の第1スコアである。また、図10で示す計算式中の下記数1は、xの第1スコアの平均値であり、図10で示す計算式中の下記数2は、yの第1スコアの平均値である。
なお、図10で示す関連度rは、使用のされかたが類似している単語について、値が大きくなる指標である。つまり、単語間の関連度は、単語xと単語yを両方とも使う人が多い、あるいは、単語xと単語yを両方とも使わない人が多い場合、値が大きくなる。例えば、「スマホ」と「スマートフォン」については、使われ方が類似し、値も大きくなることが考えられる。
第2テーブル生成部140は、上述した計算式により各単語間の関連度を算出する。そして、第2テーブル生成部140は、各単語間の関連度が対象行列の形になるよう、各単語同士の組み合わせによる第2テーブル114を作成する。なお、自身との単語間の関連度については1とする。
第2スコア算出部150は、第1スコア情報112または第1テーブル113が示す第1スコアと、第2テーブル114が示す単語間の関連度と、に基づいて、単語間の関連度を第1スコアに加味した第2スコアを算出する。そして、第2スコア算出部150は、算出した第2スコアを第2スコア情報115として記憶部110に格納する。
例えば、第2スコア算出部150は、下記式を用いることで第2スコアを算出する。
ユーザαと単語Xとの関連スコア
=Σ(単語Xとある単語との単語間の関連度×ある単語へのユーザAの第1スコア)
具体的には、例えば、図4で示す第1テーブル113と図5で示す第2テーブル114とを用いてユーザ名「Aさん」と単語「サービス」との第2スコアを算出する場合、第2スコア算出部150は、下記のような計算を行うことで第2スコアを算出する。つまり、第2スコア算出部150は、(「サービス」と「会議」との関連度×「Aさん」の「会議」の第1スコア)+(「サービス」と「働き」との関連度×「Aさん」の「働き」の第1スコア)+(「サービス」と「働き方」との関連度×「Aさん」の「働き方」の第1スコア)+(「サービス」と「抑制」との関連度×「Aさん」の「抑制」の第1スコア)+(「サービス」と「改革」との関連度×「Aさん」の「改革」の第1スコア)+(「サービス」と「残業」との関連度×「Aさん」の「残業」の第1スコア)+(「サービス」と「残業抑制」との関連度×「Aさん」の「残業抑制」の第1スコア)+(「サービス」と「サービス」との関連度×「Aさん」の「サービス」の第1スコア)+(「サービス」と「休暇」との関連度×「Aさん」の「休暇」の第1スコア)+(「サービス」と「休暇表」との関連度×「Aさん」の「休暇表」の第1スコア)=(−0.46217×0)+(0.941227×0.063492)+(0.941227×0.063492)+(−0.40357×0.027778)+(0.941227×0.063492)+(−0.40357×0.027778)+(−0.40357×0.027778)+(1×0)+(1×0)+(1×0)=0.145650を算出する。
状況情報取得部160(取得部)は、外部装置などからユーザの状況を示す情報を取得する。そして、状況情報取得部160は、取得した情報を状況情報116として記憶部110に格納する。
例えば、状況情報取得部160は、ユーザが所有するスマートフォンなどからスマートフォンの位置を示す情報を取得することで、ユーザの位置を示す情報を取得する。そして、状況情報取得部160は、取得した情報に応じて、状況情報116中の現在位置情報を更新する。なお、スマートフォンの位置を示す情報は、スマートフォンが有するGPS(Global Positioning System)やWi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などを利用する際の基地局の情報、ビーコン(Beacon)などから取得することが出来る。スマートフォンは、ユーザを特定する情報とともに、位置を示す情報を関連性評価装置100に対して送信することになる。
また、状況情報取得部160は、ユーザの業務状況を管理する管理装置などからユーザの業務状況に関する情報などを取得することが出来る。そして、状況情報取得部160は、取得した情報に応じて、状況情報116中のスケジュール情報などを更新する。
このように、状況情報取得部160は、外部装置などからユーザの状況を示す情報を取得する。なお、状況情報取得部160は、例えば予め定められた所定の間隔でユーザの状況を示す情報を取得するよう構成することが出来る。状況情報取得部160は、任意のタイミングでユーザの状況を示す情報を取得するよう構成しても構わない。
重みづけ反映部170は、状況情報116に基づいて重みの値を決定することで、重みづけテーブル117が示す重みの値を修正する。これにより、重みづけ反映部170は、重みづけテーブル117にユーザの状況を反映させる。
例えば、重みづけ反映部170は、ユーザが席や会社から離れている、会議中など手を離せない状況にある、など、新たな対応を行うことが難しいと想定されればされるほど、重みづけテーブル117中の重みの値を下げる。一方、重みづけ反映部170は、ユーザの現在位置と席の位置が一致している、特別な作業が登録されていない、など、ユーザの状況に特に問題がないと想定される場合、重みづけテーブル117中の重みの値を上げる。
具体的には、例えば、重みづけ反映部170は、現在位置情報、席位置情報、会社位置情報に基づいて、重みづけテーブル117中の重みの値を決定する。例えば、重みづけ反映部170は、検索対象者であるユーザの現在位置情報が示す位置が同一ユーザの席の位置と同じ場合、該当するユーザが自席にいて応答が容易と推測して重みを1にする。また、重みづけ反映部170は、検索対象者であるユーザの現在位置情報が示す位置が同一ユーザの席の位置と異なるが会社内に存在する場合、会議などで席を外しているがそのうち戻る可能性が高いと判断して重みを0.5にする。また、重みづけ反映部170は、現在位置情報が示す位置と会社位置情報が示す会社の位置とが異なっており検索対象者であるユーザが会社を離れていると判断される場合、ユーザが外出中などですぐに戻る可能性が低いと判断し、重みを0.1にする。
例えば、このように、重みづけ反映部170は、現在位置情報、席位置情報、会社位置情報に基づいて、重みづけテーブル117中の重みの値を決定する。現在位置情報が示す位置と会社位置情報が示す会社の位置とが異なる場合に重みを0.1とすることで、ユーザの位置とユーザの席の位置とが異なる場合にユーザの位置とユーザの席の位置とが同じ場合よりも第2スコアの値が小さくなるように修正を行うことが可能となる。なお、重みづけ反映部170は、ユーザが会社や席から離れれば離れるほど重みの値を低くするよう構成しても構わない。また、重みづけ反映部170は、スケジュール情報などの他の対応可能性を判断するための情報、ユーザの対応レベルを判断するための情報、ユーザと検索者との関係を判断するための情報、なども参照してより細かく重みの値を決定するよう構成しても構わない。例えば、重みづけ反映部170は、スケジュール情報に応じてより細かく重みの値を決定する、より高いスキルを有しているなどユーザの対応レベルが高い場合に重みの値を大きくする、など、より細かく重みの値を決定するよう構成することが出来る。
なお、本実施形態の場合、重みづけ反映部170は、0.1〜1の間の範囲内で重みの値を決定する。重みづけ反映部170は、上記例示した以外の範囲で重みの値を決定するよう構成しても構わない。
また、重みづけ反映部170は、様々なタイミングで重みの修正を行うよう構成することが出来る。例えば、重みづけ反映部170は、予め定められた所定の間隔で定期的に重みづけテーブル117が示す重みの値を修正することが出来る。また、重みづけ反映部170は、例えば、状況情報116の更新があるたびに、対応するユーザの重みを更新するよう構成することが出来る。また、重みづけ反映部170は、例えば、検索部182による検索が行われるタイミングで重みづけテーブル117が示す重みの値を修正することが出来る。重みづけ反映部170は、上記例示したタイミングのうちのいずれか、または、複数のタイミングで重みの修正を行うよう構成しても構わないし、上記例示した以外のタイミングで重みの修正を行うよう構成しても構わない。
また、重みづけ反映部170は修正する重みの値は、後述する検索部182が第2スコアなどを修正する際に用いられる。そのため、重みづけ反映部170は、第2スコアを修正する修正部の一部として機能する、ということも出来る。
キーワード受付部181は、検索者から検索キーワードを受け付ける。例えば、キーワード受付部181は、検索キーワードとして、単語を受け付ける。
検索部182は、検索キーワードに応じた検索を実行する。例えば、検索部182は、第2スコア情報115が示す第2スコアのうち、検索キーワードとして受け付けた単語に対応する第2スコアを各ユーザについて検索する。
また、検索部182は、検索した各ユーザの第2スコアを重みづけテーブル117が示す重みの値に基づいて修正する。つまり、検索部182は、第2スコアの修正を行う修正部の一部として機能する。例えば、検索部182は、第2スコアと重みの値の積を各ユーザに対して求める。そして、検索部182は、算出した積の値の大きいユーザから降順にユーザを特定するための情報を並び替える。
なお、ユーザを特定するための情報とは、例えば、ユーザ名などである。ユーザを特定するための情報には、ユーザ名以外を含めても構わない。
出力部183は、検索部182が並び替えたユーザを特定するための情報を出力する。つまり、出力部183は、検索部182がユーザを特定するための情報を並び替えることで生成されるランキングを出力する。出力部183による出力は、例えば、画面表示部に対する表示や外部装置に対する送信などがある。
なお、出力部183がユーザを特定するための情報を出力する件数である出力件数には上限を定めても構わない。つまり、出力部183は、予め定められた上限以内の数の特定するための情報を出力するよう構成しても構わない。
また、上記重みづけを行った結果、席を離れているなど重みが0.5や0.1を設定されたユーザに対応するユーザを特定するための情報のみが出力部183により出力される場合がある。このような場合、出力部183は、ランキングが上位のユーザが所有するスマートフォンなどに問い合わせがある可能性がある旨などを示す所定の通知を行うよう構成しても構わない。換言すると、出力部183は、検索部182による並び替えの結果と、重みづけテーブル117が示す各ユーザの重みの値と、に基づいて、ユーザに対する所定の通知を行うよう構成することが出来る。
なお、キーワード受付部181と検索部182と出力部183とによる検索の実現例としては、例えば、キーワード受付部181が検索者の使用する外部装置から、通信ネットワークを介して、検索キーワードを受け付ける。そして、出力部183は、検索者の使用する外部装置に対して検索結果を出力する。このような形式が考えられる。検索は、関連性評価装置100が有するキーボードなどにより検索キーワードを受け付け、関連性評価装置100が有する画面表示部に表示するよう行われても構わない。また、キーワード受付部181は、例えば、与えられた文章から単語を抽出して、抽出した単語を検索キーワードとして受け付けるよう構成しても構わない。つまり、キーワード受付部181は、必ずしも検索者から直接検索キーワードの入力を受け付けるよう構成しなくても構わない。なお、本実施形態においては、キーワード受付部181が文章から単語を抽出する際の処理の内容については、特に限定しない。キーワード受付部181は、既知の技術を用いて文章から単語を抽出するよう構成することが出来る。
以上が、関連性評価装置100の構成の一例である。続いて、図11から図13までを参照して、関連性評価装置100の動作の一例について説明する。
まず、図11を参照して、第2スコアを算出するまでの関連性評価装置100の動作の一例について説明する。
図11を参照すると、関連性評価装置100の第1スコア算出部120は、参照時間情報111に基づいて、各ユーザに対して単語ごとに、ユーザと単語との関連性を数値化した第1スコアを算出する(ステップS101)。例えば、第1スコア算出部120は、図8で示すTF-IDFを算出することで第1スコアを算出する。
第1テーブル生成部130は、第1スコア情報112に基づいて、第1テーブル113を生成する(ステップS102)。
第2テーブル生成部140は、第1スコア情報112または第1テーブル113が示す第1スコアに基づいて、単語間の関連度を示す第2テーブル114を生成する(ステップS103)。例えば、第2テーブル生成部140は、図9で示す計算式を計算することで、単語間の関連度を算出する。そして、第2テーブル生成部140は、生成した各単語間の関連度をテーブル形式で表現することで、第2テーブル114を生成する。
第2スコア算出部150は、第1スコア情報112または第1テーブル113が示す第1スコアと、第2テーブル114が示す単語間の関連度と、に基づいて、単語間の関連度を第1スコアに加味した第2スコアを算出する(ステップS104)。例えば、第2スコア算出部150は、単語Xとある単語との単語間の関連度×ある単語へのユーザAの第1スコアを、各単語について算出して和をとることで、第2スコアを算出する。
以上が、第2スコアを算出するまでの関連性評価装置100の動作の一例である。続いて、図12を参照して、重みの値を更新する処理の一例について説明する。
図12を参照すると、状況情報取得部160は、外部装置などからユーザの状況を示す情報を取得する(ステップS201)。状況情報取得部160が取得するユーザの状況を示す情報としては、例えば、ユーザの位置を示す情報、ユーザの業務状況に関する情報、などがある。また、状況情報取得部160は、取得した情報を状況情報116として記憶部110に格納する。
重みづけ反映部170は、状況情報116に基づいて重みの値を決定することで、重みづけテーブル117が示す重みの値を修正する。つまり、重みづけ反映部170は、状況情報116に基づいて重みづけテーブル117を更新する(ステップS202)。
例えば、重みづけ反映部170は、ユーザが席や会社から離れている、会議中など手を離せない状況にある、など、新たな対応を行うことが難しいと想定されればされるほど、重みづけテーブル117中の重みの値を下げる。一方、重みづけ反映部170は、ユーザの現在位置と席の位置が一致している、特別な作業が登録されていない、など、ユーザの状況に特に問題がないと想定される場合、重みづけテーブル117中の重みの値を上げる。このように、重みづけ反映部170は、状況情報116に基づいてユーザの状況に応じた重みの値を決定する。
以上が、重みの値を更新する処理の一例である。なお、重みの値の更新は、定期的に行っても構わないし、後述する検索処理を行うタイミングなどで行っても構わない。続いて、図13を参照して、検索処理を行う際の関連性評価装置100の動作の一例について説明する。
図13を参照すると、キーワード受付部181は、検索者から検索キーワードを受け付ける(ステップS301)。例えば、キーワード受付部181は、検索キーワードとして、単語を受け付ける。
検索部182は、検索キーワードに応じた検索を実行する(ステップS302)。例えば、検索部182は、第2スコア情報115が示す第2スコアのうち、検索キーワードとして受け付けた単語に対応する第2スコアを各ユーザについて検索する。
また、検索部182は、検索した各ユーザの第2スコアを重みづけテーブル117が示す重みの値に基づいて修正する。例えば、検索部182は、第2スコアと重みの値の積を各ユーザに対して求める(ステップS303)。そして、検索部182は、算出した積の値の大きいユーザから降順にユーザを特定するための情報を並び替える(ステップS304)。
出力部183は、検索部182が並び替えたユーザを特定するための情報を出力する(ステップS305)。つまり、出力部183は、検索部182がユーザを特定するための情報を並び替えることで生成されるランキングを出力する。出力部183による出力は、例えば、画面表示部に対する表示や外部装置に対する送信などがある。
以上が、検索処理を行う際の関連性評価装置100の動作の一例である。
このように、関連性評価装置100は、状況情報取得部160と、重みづけ反映部170と、を有している。このような構成により、重みづけ反映部170は、状況情報取得部160が取得した状況情報に基づいて、重みづけテーブル117を更新することが出来る。その結果、関連性評価装置100は、ユーザの状況を反映した重みづけテーブル117に基づいて第2スコアを修正することが可能となり、修正した結果に応じた出力を行うことが可能となる。つまり、上記構成によると、人と単語との関連性を評価した結果に応じた検索を行う際に、ユーザの状況に応じた適切な検索を行うことが可能となる。
なお、本実施形態においては、関連性評価装置100が1台の情報処理装置により構成される場合について例示した。しかしながら、関連性評価装置100は、例えば、ネットワークを介して接続された複数台の情報処理装置により構成されても構わない。例えば、関連性評価装置100は、記憶部110と第1スコア算出部120と第1テーブル生成部130と第2テーブル生成部140と第2スコア算出部150と状況情報取得部160と重みづけ反映部170とを有する情報処理装置と、キーワード受付部181と検索部182と出力部183とを有する情報処理装置と、から構成されても構わない。
また、本実施形態においては、検索部182が重みを反映して並び替えを行う場合について説明した。しかしながら、関連性評価装置100は、予め重みづけテーブル117が示す重みの値と第2スコア情報115が示す第2スコアとの積を算出して並び替えを行っておいても構わない。つまり、関連性評価装置100は、予めランキングを生成していても構わない。この場合、検索部182は、検索キーワードに応じたランキングを検索することが出来る。
また、キーワード受付部181は、検索キーワードを受け付ける際に、検索者の位置情報、検索者の業務状況に関する情報、検索者の属性に関する情報、検索者のスキルに関する情報、などの検索者の状況を示す情報も受け付けることが出来る。また、キーワード受付部181が検索者の状況を示す情報を受け付ける場合、重みづけ反映部170は、ユーザの状況を示す情報と検索者の状況を示す情報とに基づいて、重みの値を修正するよう構成することが出来る。換言すると、重みづけ反映部170は、ユーザと検索者との関係などに応じて重みの値を修正するよう構成することが出来る。
例えば、重みづけ反映部170は、ユーザと検索者との位置関係が近いほど重みの値を大きくすることが出来る。また、例えば、重みづけ反映部170は、ユーザと検索者が同じ部署に属している、ユーザと検索者との役職が近いなど、検索者とユーザとがより身近な存在であるほど重みの値が大きくなるよう重みの値を決定することが出来る。このように、重みづけ反映部170は、ユーザと検索者との関係を考慮して重みの値を決定するよう構成しても構わない。
なお、重みづけ反映部170は、本実施形態で説明した方法のうちのいずれか1つの方法のみを行うよう構成しても構わないし、いくつかの方法を組み合わせて行うよう構成しても構わない。
また、本実施形態においては、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアとして第2スコアを用いる場合について例示した。しかしながら、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアとして第1スコアを用いても構わない。つまり、検索部182が検索キーワードとして受け付けた単語に対応する第1スコアを各ユーザについて検索して、第1スコアを重みづけテーブル117が示す重みの値に基づいて修正するよう構成しても構わない。このように構成する場合、関連性評価装置100は、第2テーブル114や第2スコアを必ずしも算出しなくても構わない。また、関連性評価装置100は、第1スコアと第2スコアのそれぞれに対して重みの値に基づく修正を行い、修正の結果に基づいて並び替えを行うよう構成しても構わない。
[第2の実施形態]
次に、図14を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、関連性評価装置20の構成の概要について説明する。
図14は、関連性評価装置20の構成の一例を示している。図14を参照すると、関連性評価装置20は、例えば、取得部21と修正部22とを有している。
例えば、関連性評価装置20は、CPUなどの演算装置と記憶装置とを有している。例えば、関連性評価装置20は、記憶装置に格納されたプログラムを演算装置が実行することで、上記各処理部を実現する。
取得部21は、ユーザの状況を示す情報を取得する。例えば、取得部21は、外部装置などからユーザの状況を示す情報を取得する。
修正部22は、取得部21が取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する。
このように、関連性評価装置20は、取得部21と、修正部22と、を有している。このような構成により、修正部22は、取得部21が取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正することが出来る。その結果、修正した結果に応じた出力を行うことが可能となる。つまり、上記構成によると、人と単語との関連性を評価した結果に応じた検索を行う際に、ユーザの状況に応じた適切な検索を行うことが可能となる。
また、上述した関連性評価装置20は、当該関連性評価装置20に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、情報処理装置に、ユーザの状況を示す情報を取得する取得部21と、取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する修正部と、を実現するためのプログラムである。
また、上述した関連性評価装置20により実行される関連性評価方法は、情報処理装置が、ユーザの状況を示す情報を取得し、取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、関連性評価方法、の発明であっても、上記関連性評価装置20と同様の作用・効果を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における関連性評価装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
情報処理装置が、
ユーザの状況を示す情報を取得し、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する
関連性評価方法。
(付記2)
付記1に記載の関連性評価方法であって、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて前記スコアを修正する際に用いる重み値を修正して、修正した前記重み値に基づいて前記スコアを修正する
関連性評価方法。
(付記3)
付記1または付記2に記載の関連性評価方法であって、
ユーザの状況を示す情報としてユーザの対応可能性を判断するための情報を取得する
関連性評価方法。
(付記4)
付記1から付記3までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
ユーザの状況を示す情報としてユーザの位置を示す情報を取得する
関連性評価方法。
(付記5)
付記4に記載の関連性評価方法であって、
ユーザの席の位置を示す情報を取得し、
ユーザの位置を示す情報とユーザの席の位置を示す情報とに基づく修正を行う
関連性評価方法。
(付記6)
付記5に記載の関連性評価方法であって、
ユーザの位置を示す情報とユーザの席の位置を示す情報とに基づいて、ユーザの位置と当該ユーザの席の位置とが異なる場合、ユーザの位置と当該ユーザの席の位置とが同じ場合よりも前記スコアの値が小さくなるように修正を行う
関連性評価方法。
(付記7)
付記1から付記6までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
ユーザの状況を示す情報としてユーザのスキルに関する情報を取得する
関連性評価方法。
(付記8)
付記1から付記7までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
検索を行う検索者の状況を示す情報を取得し、
ユーザの状況を示す情報と検索者の状況を示す情報とに基づく修正を行う
関連性評価方法。
(付記9)
付記1から付記8までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
検索者から取得した検索キーワードに基づく検索結果が示す前記スコアを修正した結果に応じた出力を行う
関連性評価方法。
(付記10)
付記1から付記9までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
前記スコアは、ユーザと単語との関連の高さを示す第1スコアと単語間の関連度とに基づいて算出される第2スコアである
関連性評価方法。
(付記11)
ユーザの状況を示す情報を取得する取得部と、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する修正部と、
を有する
関連性評価装置。
(付記12)
情報処理装置に、
ユーザの状況を示す情報を取得する取得部と、
取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する際に用いる重みの値を修正する修正部と、
を実現するためのプログラム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
100 関連性評価装置
110 記憶部
111 参照時間情報
112 第1スコア情報
113 第1テーブル
114 第2テーブル
115 第2スコア情報
116 状況情報
117 重みづけテーブル
120 第1スコア算出部
130 第1テーブル生成部
140 第2テーブル生成部
150 第2スコア算出部
160 状況情報取得部
170 重みづけ反映部
181 キーワード受付部
182 検索部
183 出力部
20 関連性評価装置
21 取得部
22 修正部

Claims (12)

  1. 情報処理装置が、
    ユーザの状況を示す情報を取得し、
    取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する
    関連性評価方法。
  2. 請求項1に記載の関連性評価方法であって、
    取得したユーザの状況を示す情報に基づいて前記スコアを修正する際に用いる重み値を修正して、修正した前記重み値に基づいて前記スコアを修正する
    関連性評価方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の関連性評価方法であって、
    ユーザの状況を示す情報としてユーザの対応可能性を判断するための情報を取得する
    関連性評価方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
    ユーザの状況を示す情報としてユーザの位置を示す情報を取得する
    関連性評価方法。
  5. 請求項4に記載の関連性評価方法であって、
    ユーザの席の位置を示す情報を取得し、
    ユーザの位置を示す情報とユーザの席の位置を示す情報とに基づく修正を行う
    関連性評価方法。
  6. 請求項5に記載の関連性評価方法であって、
    ユーザの位置を示す情報とユーザの席の位置を示す情報とに基づいて、ユーザの位置と当該ユーザの席の位置とが異なる場合、ユーザの位置と当該ユーザの席の位置とが同じ場合よりも前記スコアの値が小さくなるように修正を行う
    関連性評価方法。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
    ユーザの状況を示す情報としてユーザのスキルに関する情報を取得する
    関連性評価方法。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
    検索を行う検索者の状況を示す情報を取得し、
    ユーザの状況を示す情報と検索者の状況を示す情報とに基づく修正を行う
    関連性評価方法。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
    検索者から取得した検索キーワードに基づく検索結果が示す前記スコアを修正した結果に応じた出力を行う
    関連性評価方法。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の関連性評価方法であって、
    前記スコアは、ユーザと単語との関連の高さを示す第1スコアと単語間の関連度とに基づいて算出される第2スコアである
    関連性評価方法。
  11. ユーザの状況を示す情報を取得する取得部と、
    取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する修正部と、
    を有する
    関連性評価装置。
  12. 情報処理装置に、
    ユーザの状況を示す情報を取得する取得部と、
    取得したユーザの状況を示す情報に基づいて、ユーザと単語との関連の高さを示すスコアを修正する際に用いる重みの値を修正する修正部と、
    を実現するためのプログラム。

JP2019138656A 2019-07-29 2019-07-29 関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム Active JP7443691B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138656A JP7443691B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138656A JP7443691B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021022194A true JP2021022194A (ja) 2021-02-18
JP7443691B2 JP7443691B2 (ja) 2024-03-06

Family

ID=74573478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019138656A Active JP7443691B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7443691B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194707A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp 情報共有装置および方法および記憶媒体
JP2003108592A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Toshiba Corp 検索方法および検索装置
JP2017191456A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 株式会社Nttドコモ 関連語抽出支援装置
JP2019086940A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 日本電気株式会社 関連スコア算出システム、方法およびプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194707A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp 情報共有装置および方法および記憶媒体
JP2003108592A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Toshiba Corp 検索方法および検索装置
JP2017191456A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 株式会社Nttドコモ 関連語抽出支援装置
JP2019086940A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 日本電気株式会社 関連スコア算出システム、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7443691B2 (ja) 2024-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210141839A1 (en) Information search method, apparatus, and system
EP3617952A1 (en) Information search method, apparatus and system
US11500524B2 (en) Automatic generation of preferred views for personal content collections
AU2018250383A1 (en) Skill proficiency system
CN108549710B (zh) 智能问答方法、装置、存储介质及设备
US20170004829A1 (en) Terminal apparatus, program, and server apparatus for providing information according to user data input
US20190332621A1 (en) Personnel selecting device, personnel selecting system, personnel selecting method, and recording medium
EP3905162A2 (en) Schedule management service system and method
JP6307822B2 (ja) プログラム、コンピュータおよび訓練データ作成支援方法
KR20120131406A (ko) 외래어 발음 검색 서비스를 제공하는 검색결과 제공 시스템 및 방법
JP5266476B2 (ja) 行動記録保存システム、サーバ装置、行動記録保存方法及びコンピュータプログラム
JP6832903B2 (ja) 情報検索システムおよび方法
US8856110B2 (en) Method and apparatus for providing a response to a query
JP2016045620A (ja) 専門家検索装置、専門家検索方法および専門家検索プログラム
KR102532750B1 (ko) 소프트웨어 개발 프로젝트 관리 시스템 및 방법
JP6273515B2 (ja) 検索処理装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP7443691B2 (ja) 関連性評価方法、関連性評価装置、プログラム
US11727329B2 (en) Method and system for receiving label for digital task executed within crowd-sourced environment
JP2019101695A (ja) 推定プログラム、推定方法および推定装置
JP2022189593A (ja) 情報処理装置、マッチングシステム、マッチング方法、及びプログラム
US20170052829A1 (en) Task execution support method, task execution support device
US11144543B2 (en) Computer-readable recording medium, estimation method and estimation device
JP2012252484A (ja) 回答自動生成システム
CN112528172A (zh) 信息处理系统以及记录媒体
JP2020077203A (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240205

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7443691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151