JP2021022066A - 情報処理装置、情報処理システム、コンピュータプログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、コンピュータプログラム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同意行為を行った者に関する情報を記録しておくことができる情報処理装置、情報処理システム、コンピュータプログラム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】本実施の形態に係る情報処理装置は、表示部及びカメラを備える情報処理装置であって、同意の要求に係る同意情報及び前記カメラが撮影する画像を表示する撮影画像領域を共に、前記表示部に表示する処理を行う表示処理部と、前記撮影画像領域に表示された同意行為者の顔画像を取得する顔画像取得部と、前記顔画像取得部が取得した顔画像を記憶部に記憶する処理を行う記憶処理部とを備える。情報処理システムは、情報処理装置と、前記情報処理装置の記憶処理部の処理により前記顔画像を記憶する前記記憶部を有する記憶装置とを備え、前記情報処理装置の前記記憶処理部は、前記顔画像取得部が取得した顔画像を前記記憶装置へ送信して、当該記憶装置の前記記憶部に記憶させる。【選択図】図9

Description

本発明は、利用者から同意に関する情報を収集する情報処理装置、情報処理システム、コンピュータプログラム及び情報処理方法に関する。
近年、ウェブサービス及びスマートフォンのアプリ(アプリケーション)等のようにオンラインで提供されるサービスが広く利用されている。このようなサービスの提供者は、例えば個人情報の取扱いに対する同意及びサービスの利用規約に対する同意等を、サービスの利用者、個人情報の提供者又はこれらの代諾者から取得する必要がある。
特許文献1においては、ユーザ登録時の契約内容の確認及び契約同意を容易化するための通知メールをユーザの情報端末に送信する機能を備えるコンテンツ配信システムが記載されている。このコンテンツ配信システムでは、利用規約の印刷が未処理の仮登録ユーザに対して利用規約の印刷を促進する電子メールを送信する。
特開2001−282469号公報
従来のサービスでは、個人情報の取扱い又はサービスの利用規約等に対する同意行為を行った者が誰であったかを証明する方法がなかった。このため、第三者のなりすましにより同意行為が行われる虞があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、同意行為を行った者に関する情報を記録しておくことができる情報処理装置、情報処理システム、コンピュータプログラム及び情報処理方法を提供することにある。
一実施形態に係る情報処理装置は、表示部及びカメラを備える情報処理装置であって、同意の要求に係る同意情報及び前記カメラが撮影する画像を表示する撮影画像領域を共に、前記表示部に表示する処理を行う表示処理部と、前記撮影画像領域に表示された同意行為者の顔画像を取得する顔画像取得部と、前記顔画像取得部が取得した顔画像を記憶部に記憶する処理を行う記憶処理部とを備える。
一実施形態によれば、同意行為を行った者に関する情報を記録しておくことができる。
本実施の形態に係る情報処理システムの概要を説明するための模式図である。 本実施の形態に係る情報処理システムの概要を説明するための模式図である。 本実施の形態に係るスマートフォンの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。 同意情報DBの一構成例を示す模式図である。 同意行為者選択画面の一例を示す模式図である。 同意者情報入力画面の一例を示す模式図である。 同意画面の一例を示す模式図である。 同意画面の一例を示す模式図である。 同意ボタンが有効化された同意画面の一例を示す模式図である。 同意者代諾者情報入力画面の一例を示す模式図である。 同意者撮影画面の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るスマートフォンが行う同意取得処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るスマートフォンが行う同意取得処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るサーバ装置が行う同意取得処理の手順を示すフローチャートである。 スマートフォン1に表示される探索画面の一例を示す模式図である。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<システム概要>
図1及び図2は、本実施の形態に係る情報処理システムの概要を説明するための模式図である。本実施の形態に係る情報処理システムは、サービスを利用するユーザが所持する情報処理装置(コンピュータ)であるスマートフォン1と、このユーザにサービスを提供するサーバ装置3とを備えて構成されている。本実施の形態に係る情報処理システムにおいてサーバ装置3は、ユーザに提供するサービスについて、例えば利用規約に対する同意又は個人情報の取扱いに対する同意等をユーザから取得し、取得した同意に関する情報を記憶しておく機能を備えている。
なお、サーバ装置3がユーザに対して提供するサービスはどのようなサービスであってもよい。また、サービスを提供するサーバ装置と、同意に関する情報を記憶するサーバ装置とを別の装置として設けてもよい。またユーザが使用する情報処理装置はスマートフォン1に限らず、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット型端末装置、スマートスピーカ又は携帯電話機等の装置であってよい。
本実施の形態において、利用規約に対する同意又は個人情報の取扱いに対する同意等を行うユーザを「同意者」という。本実施の形態に係る情報処理システムでは、利用規約又は個人情報の取扱い等に関する情報がスマートフォン1に表示され、これらの情報を確認した同意者は例えばスマートフォン1に表示された所定のボタンに対するタップ(タッチ)操作を行うことで、利用規約又は個人情報の取扱い等に対する同意の意志表示を行うことができる。本実施の形態において、同意者がスマートフォン1により行う同意の意志表示の行為を「同意行為」という。また本実施の形態において、同意行為を行った者を「同意行為者」という。図1に示す例は、同意者と同意行為者とが同一人物(ユーザ)である場合の例である。
本実施の形態に係る情報処理システムでは、図2に示すように、同意者となるべきユーザが例えば体が不自由である又は年少者である等の理由により同意行為を行うことができない場合に、同意者の代理となる者が同意者に代わって同意行為を行うことが認められる。本実施の形態においては、同意者に代わって同意行為を行う者を「代諾者」という。またこの場合には、同意行為を行った代諾者が「同意行為者」となる。代諾者は、同意者に十分な同意能力がない場合に、同意者本人に代わって同意することが正当であると認められる者である。代諾者には、例えば親、子、配偶者、後見人、保護者、監督者、教員又はコーチ等がなり得るが、これらに限るものではない。
本実施の形態に係る情報処理システムでは、同意行為を行った同意行為者の顔を含む画像(以下、「顔画像」という)をスマートフォン1が撮影してサーバ装置3へ送信し、サーバ装置3が同意行為者の顔画像を記憶する。図1に示す例では同意者の顔画像が撮影され、図2に示す例では代諾者の顔画像が撮影されてサーバ装置3に保存される。ただし図2に示す例において、代諾者と共に同意者の顔画像を撮影して記憶してもよい。
<装置構成>
図3は、本実施の形態に係るスマートフォン1の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るスマートフォン1は、処理部11、記憶部(ストレージ)12、カメラ13、通信部(トランシーバ)14、表示部(ディスプレイ)15及び操作部16等を備えて構成されている。
処理部11は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)等を用いて構成されている。処理部11は、記憶部12に記憶されたプログラム12aを読み出して実行することにより、同意に関する情報の表示、同意行為の受け付け及び顔画像を撮影等に係る種々の処理を行う。
記憶部12は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリ素子を用いて構成されている。記憶部12は、処理部11が実行する各種のプログラム、及び、処理部11の処理に必要な各種のデータを記憶する。本実施の形態において記憶部12は、処理部11が実行するプログラム12aを記憶している。本実施の形態においてプログラム12aは遠隔のサーバ装置等により配信され、これをスマートフォン1が通信にて取得し、記憶部12に記憶する。ただしプログラム12aは、例えばスマートフォン1の製造段階において記憶部12に書き込まれてもよい。例えばプログラム12aは、メモリカード又は光ディスク等の記録媒体に記録されたプログラム12aをスマートフォン1が読み出して記憶部12に記憶してもよい。例えばプログラム12aは、記録媒体に記録されたものを書込装置が読み出してスマートフォン1の記憶部12に書き込んでもよい。プログラム12aは、ネットワークを介した配信の態様で提供されてもよく、記録媒体に記録された態様で提供されてもよい。
カメラ13は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子を用いて構成されている。カメラ13は、例えばスマートフォン1の正面側及び背面側の2ヶ所に設けられている。カメラ13は、撮像素子により撮影した画像を処理部11へ与える。また処理部11は、正面側又は背面側のいずれのカメラ13を用いて撮影を行うかをカメラ13指示し、撮影方向の切り替えを行うことができる。
通信部14は、公衆の携帯電話通信網及びインターネット等を含むネットワークNを介して、種々の装置との間で通信を行う。本実施の形態において通信部14は、ネットワークNを介してサーバ装置3との通信を行う。通信部14は、処理部11から与えられたデータをサーバ装置3へ送信すると共に、サーバ装置3から受信したデータを処理部11へ与える。
表示部15は、液晶ディスプレイ等を用いて構成されており、処理部11の処理に基づいて種々の画像及び文字等を表示する。
操作部16は、例えば機械式のボタン又は表示部15の表面に設けられたタッチパネル等の入力デバイスによりユーザの操作を受け付け、受け付けた操作を処理部11へ通知する。
また本実施の形態に係るスマートフォン1は、記憶部12に記憶されたプログラム12aを処理部11が読み出して実行することにより、表示処理部11a、情報入力受付部11b、顔検出部11c、同意行為受付部11d、顔画像取得部11e、スクリーンショット取得部11f、記憶処理部11g及び切替部11h等がソフトウェア的な機能部として処理部11に実現される。
表示処理部11aは、表示部15に種々の文字及び画像等を表示する処理を行う。本実施の形態において表示処理部11aは、同意を求める利用規約又は個人情報の取扱いに関する情報の表示、これらに対する同意行為を行うためのボタン等の表示、及び、同意者又は代諾者等に関する情報の入力を受け付けるための画面の表示等を行う。
情報入力受付部11bは、同意に関する情報の入力を受け付ける処理を行う。本実施の形態において情報入力受付部11bは、同意者又は代諾者等の氏名又は住所等の情報の入力を受け付ける。
顔検出部11cは、カメラ13が撮影した画像中に含まれる人の顔を検出する処理を行う。顔検出部11cによる撮影画像からの顔検出のアルゴリズムについては、既存の技術であるため、詳細な説明を省略する。
同意行為受付部11dは、表示処理部11aが表示部に表示した利用規約又は個人情報の取扱い等の同意に係る情報に対する同意行為を受け付ける処理を行う。同意行為受付部11dは、例えば表示部15に表示された「同意する」のラベルが付されたボタンに対するタップ操作を操作部16にて受け付けることにより、同意行為者による同意行為の受け付けを行う。なお本実施の形態において同意行為受付部11dは、顔検出部11cがカメラ13の撮影画像中に顔を検出している場合に同意行為を受け付け、顔を検出していない場合には同意行為を受け付けない。
顔画像取得部11eは、カメラ13が撮影した同意行為者の顔画像を取得する処理を行う。本実施の形態において顔画像取得部11eは、同意行為受付部11dが同意行為を受け付けた際にカメラ13が撮影した画像を取得する。
スクリーンショット取得部11fは、表示部15に表示された文字及び画像等を含む全体の画像をスクリーンショット画像として取得する処理を行う。本実施の形態においてスクリーンショット取得部11fは、同意行為受付部11dが同意行為を受け付けた際に表示部15のスクリーンショット画像を取得する。
記憶処理部11gは、情報入力受付部11bが受け付けた情報と、顔画像取得部11eが取得した顔画像と、スクリーンショット取得部11fが取得したスクリーンショット画像とを対応付けて記憶するための処理を行う。本実施の形態において記憶処理部11gは、これらの情報を通信部14にてサーバ装置3へ送信し、サーバ装置3が備えるデータベースにこれらの情報を記憶させる。ただし、記憶処理部11gは、これらの情報を自身の記憶部12に記憶してもよい。
切替部11hは、カメラ13による撮影方向の切り替えを制御する処理を行う。本実施の形態においては、例えばスマートフォン1の正面側及び背面側の2ヶ所にカメラ13が設けられている。切替部11hは、正面側又は背面側のいずれのカメラ13を用いて撮影を行うかを決定し、決定した1つのカメラ13による撮影を行わせる。例えば切替部11hは、同意行為者の顔を撮影する場合には正面側のカメラ13にて撮影を行い、代諾者が同意者の顔を撮影する場合には背面側のカメラ13にて撮影を行うよう、カメラ13による撮影方向の切り替えを行う。
図4は、本実施の形態に係るサーバ装置3の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るサーバ装置3は、処理部31、記憶部(ストレージ)32及び通信部(トランシーバ)33等を備えて構成されている。
処理部31は、CPU又はMPU等の演算処理装置、ROM、及び、RAM等を用いて構成されている。処理部31は、記憶部32に記憶されたサーバプログラム32aを読み出して実行することにより、スマートフォン1に対して同意を要求する処理、スマートフォン1から同意に関する情報を取得して記憶する処理等の種々の処理を行う。
記憶部32は、例えばハードディスク等の大容量の記憶装置を用いて構成されている。記憶部32は、処理部31が実行する各種のプログラム、及び、処理部31の処理に必要な各種のデータを記憶する。本実施の形態において記憶部32は、処理部31が実行するサーバプログラム32aを記憶している。また記憶部32には、スマートフォン1から取得した同意に関する情報を記憶する同意情報DB(データベース)32b、及び、スマートフォン1にて撮影された画像を記憶する画像記憶部32cが設けられている。
本実施の形態においてサーバプログラム32aは、メモリカード又は光ディスク等の記録媒体99に記録された態様で提供され、サーバ装置3は記録媒体99からサーバプログラム32aを読み出して記憶部32に記憶する。ただし、サーバプログラム32aは、例えばサーバ装置3の製造段階において記憶部32に書き込まれてもよい。また例えばサーバプログラム32aは、遠隔の他のサーバ装置等が配信するものをサーバ装置3が通信にて取得してもよい。例えばサーバプログラム32aは、記録媒体99に記録されたものを書込装置が読み出してサーバ装置3の記憶部32に書き込んでもよい。サーバプログラム32aは、ネットワークを介した配信の態様で提供されてもよく、記録媒体99に記録された態様で提供されてもよい。
同意情報DB32bは、スマートフォン1から送信される同意に関する情報である。同意情報DB32bの構成については後述する。
画像記憶部32cは、スマートフォン1にて撮影された顔画像及びスクリーンショット画像等の画像を記憶する。上述のように、スマートフォン1から送信される同意に関する情報は同意情報DB32bに記憶される。ただし、スマートフォン1からの情報に含まれる画像の実体は画像記憶部32cに記憶され、この画像のファイル名又は記憶場所のアドレス等の情報が同意情報DB32bに記憶される。本実施の形態においては、画像記憶部32cをサーバ装置3が備えるものとするが、これに限るものではなく、サーバ装置3とは異なる記憶装置が画像を記憶する構成であってもよい。
通信部33は、インターネット、無線LAN及び携帯電話通信網等を含むネットワークNを介して、種々の装置との間で通信を行う。本実施の形態において通信部33は、ネットワークNを介して、ユーザのスマートフォン1との間で通信を行う。通信部33は、処理部31から与えられたデータを他の装置へ送信すると共に、他の装置から受信したデータを処理部31へ与える。
なお記憶部32は、サーバ装置3に接続された外部記憶装置であってよい。またサーバ装置3は、複数のコンピュータを含んで構成されるマルチコンピュータであってよく、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。またサーバ装置3は、上記の構成に限定されず、例えば可搬型の記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部、操作入力を受け付ける入力部、又は、画像を表示する表示部等を含んでもよい。
また本実施の形態に係るサーバ装置3の処理部31には、記憶部32に記憶されたサーバプログラム32aを処理部31が読み出して実行することにより、同意要求部31a及び情報取得部31b等がソフトウェア的な機能部として実現される。なおこれらの機能部は、ユーザから同意を取得する処理に関する機能部であり、これ以外の機能部、例えばユーザに対してサービスを提供するための機能部等については図示及び説明を省略する。
同意要求部31aは、サービス提供に関してユーザの同意が必要となった場合に、このユーザのスマートフォン1にユーザからの同意を取得することを要求する処理を行う。例えば同意要求部31aは、スマートフォン1にアプリケーションプログラムをダウンロードして利用を開始するユーザに対して、利用規約に対する同意を要求する。また例えば同意要求部31aは、ユーザのアプリケーションプログラムの利用に伴ってユーザの個人情報を取得する場合に、個人情報の取扱いに対する同意を要求する。同意要求部31aは、同意が必要となった適宜の時点で、同意を取得することを要求する同意要求メッセージをこのユーザのスマートフォン1へ送信する。
情報取得部31bは、同意要求部31aの同意要求メッセージに対する応答としてスマートフォン1から送信される情報を取得する処理を行う。情報取得部31bは、例えば同意行為者の氏名又は住所等の情報、同意行為者の顔画像、及び、スクリーンショット画像等の情報をスマートフォン1から取得する。図1に示すように同意行為者が同意者である場合、情報取得部31bは、同意者の氏名又は住所等の情報、同意者の顔画像、及び、スクリーンショット画像等を取得する。図2に示すように同意行為者が代諾者である場合、情報取得部31bは、同意者の氏名又は住所等の情報、代諾者の氏名又は住所等の情報、代諾者の顔画像、及び、スクリーンショット画像等の情報を取得する。この場合に情報取得部31bは、同意者の顔画像を取得してもよく、取得しなくてもよい。情報取得部31bは、取得した情報を記憶部32の同意情報DB32bに記憶する。
図5は、同意情報DB32bの一構成例を示す模式図である。同意情報DB32bは、例えば「アプリケーションID」、「同意種別」、「同意日時」、「同意者氏名」、「同意者顔画像」、「代諾者氏名」、「代諾者顔画像」及び「スクリーンショット画像」等の情報を含んで構成されている。
「アプリケーションID」は、スマートフォン1にて実行されるアプリケーションプログラムを識別するためのIDである。本実施の形態においてサーバ装置3は、複数種類のアプリケーションプログラムを提供しており、いずれのアプリケーションプログラムにて同意行為がなされたかを判断するためにアプリケーションIDが用いられる。同意行為がなされるアプリケーションプログラムが1つである場合、同意情報DB32bにはアプリケーションIDの情報が含まれていなくてよい。
「同意種別」は、どのような条件又は規約等に対して同意がなされたかを区別するものであり、本実施の形態においては「利用規約」又は「個人情報の取扱い」の2種に対する同意行為がなされるものとする。
「同意日時」は、スマートフォン1にて同意行為を受け付けた日時である。
「同意者氏名」は、スマートフォン1にて入力を受け付けた同意者の氏名の情報である。代諾者が存在しない場合には、この同意者が同意行為者となる。
「同意者顔画像」は、スマートフォン1にて撮影された同意者の顔画像である。同意者が同意行為者である場合には同意行為の時点で同意者顔画像が必要であるが、代諾者が同意行為者となる場合には同意者顔画像は同意行為の時点では必ずしも必要ではない。
「代諾者氏名」は、同意者が同意行為を行うことができずに代諾者が代理で同意行為を行った場合の、この代諾者の氏名の情報である。
「代諾者顔画像」は、スマートフォン1にて撮影された代諾者の顔画像である。同意者が同意行為を行う場合には、代諾者が存在しないため、同意情報DB32bには代諾者氏名及び代諾者顔画像が記憶されない。代諾者が同意行為者である場合には代諾者指名及び代諾者顔画像が記憶される。
即ち、本実施の形態に係る情報処理システムでは、同意行為を行った同意行為者の顔画像をスマートフォン1が撮影し、撮影された画像をサーバ装置3が記憶する。ここで、同意行為者が同意者本人である場合、同意行為を行った同意者の顔画像がスマートフォン1にて撮影され、同意情報DB32bに「同意者顔画像」として記憶される。この場合には、「代諾者指名」及び「代諾者顔画像」の情報は同意情報DB32bに記憶されない。
これに対して、同意者の代理で代諾者が同意行為を行った場合、同意行為を行った代諾者の顔画像がスマートフォン1にて撮影され、同意情報DB32bに「代諾者顔画像」として記憶される。この場合、「同意者氏名」は代諾者により入力され、同意情報DB32bに記憶されるが、「同意者顔画像」は同意情報DB32bに記憶されてもよく、記憶されなくてもよい。この場合に「同意者顔画像」を記憶するか否かは、例えば代諾者の選択に依存してもよく、システム設計等の段階でいずれかに定められてもよい。
「スクリーンショット画像」は、スマートフォン1にて同意行為がなされた際に取得されたスクリーンショット画像である。
本実施の形態では、同意情報DB32bには同意者顔画像、代諾者顔画像及びスクリーンショット画像として画像ファイルのファイル名又は画像ファイルの格納場所等の情報が記憶され、画像ファイルの実体は記憶部32の画像記憶部32cに格納される。ただし、同意情報DB32bに画像ファイルが格納されてもよい。また本図においてこれらの画像はPNG(Portable Network Graphics)形式とされているが、このファイル形式は一例であって、GIF(Graphics Interchange Format)又はJPEG(Joint Photographic Experts Group)等の種々のファイル形式が採用され得る。
<同意取得処理>
本実施の形態に係る情報処理システムでは、サーバ装置3がサービスの提供に際してユーザからの同意が必要となった場合に、このユーザが使用するスマートフォン1へ同意要求メッセージを送信する。同意要求メッセージには、同意を取得する命令及び同意の種別等の情報が含まれる。同意要求メッセージを受信したスマートフォン1は、ユーザからの同意を取得すべく、同意行為を行う者を選択するための同意行為者選択画面を表示部15に表示する。
図6は、同意行為者選択画面の一例を示す模式図である。本実施の形態に係る情報処理システムでは、同意行為を同意者本人が行う場合と、同意者とは異なる代諾者が行う場合とが存在する。図示の同意行為者選択画面では、同意行為を同意行為者本人が行うことを選択するためのボタン101と、同意行為を代諾者が行うことを選択するためのボタン102とが表示される。例えば、ボタン101には「本人が同意」のラベルが付され、ボタン102には「代諾者が同意」のラベルが付される。スマートフォン1の表示部15には、ユーザの接触操作を検知するタッチパネルが操作部16として設けられている。スマートフォン1は、ボタン101又はボタン102のいずれに対してタップ操作が行われたかを判定することによって、同意者が同意行為を行うことが選択されたか、又は、代諾者が同意行為者を行うことが選択されたかを判定する。
同意行為者選択画面においてボタン101に対するタップ操作がなされ、同意者本人が同意行為を行うことが選択された場合、スマートフォン1は、同意者の情報を入力するための同意者情報入力画面を表示する。図7は、同意者情報入力画面の一例を示す模式図である。本例の同意者情報入力画面では、「同意者(あなた)の氏名を入力してください。」のメッセージが表示され、このメッセージの下方に入力ボックス103が表示され、更にこの下方にボタン104が表示されている。入力ボックス103は同意者の氏名を入力するためのものである。入力ボックス103に対するタップ操作等が行われた場合、スマートフォン1はソフトウェアキーボード等を表示して、この入力ボックス103に入力する文字の入力を受け付ける。ボタン104には「次へ」のラベルが付されており、ボタン104に対するタップ操作がなされた場合にスマートフォン1は、同意行為の受け付けを次の段階へと進める。なお、入力ボックス103に文字が入力されていない場合、スマートフォン1は、ボタン104に対する操作を受け付けなくてもよい。また本例では、同意者に関する情報として氏名の入力を要求するものとするが、例えば住所、メールアドレス又は電話番号等の入力を要求してもよい。
同意者情報入力画面において同意者の氏名が入力され、ボタン104に対するタップ操作がなされた場合、スマートフォン1は、同意行為を受け付けるための同意画面を表示する。図8及び図9は、同意画面の一例を示す模式図である。本例の同意画面では、「個人情報の取扱いについて」のラベルの下方に情報表示領域105が設けられる。情報表示領域105には、同意を求める条件又は規約等の詳細な情報(以下、同意情報という)が文字又は画像として表示される。これらの詳細な同意情報は、情報量が多く、スマートフォン1の表示部15の一画面内に収まらない可能性が高い。このため同意画面は、例えばスワイプ操作により上下方向へ表示をスクロールさせることが可能であり、画面の右端にはスクロール位置を示すスライドバー106が設けられている。図8には同意画面の最上部の表示例を示し、図9には同意画面の最下部の表示例を示している。
同意画面を最下部までスクロールさせた場合、情報表示領域105の下方には「個人情報の取扱いに同意しますか?」のメッセージと、「同意者氏名:MMM様」のメッセージとが表示され、このメッセージの下方には顔撮影領域107が表示される。メッセージ中の同意者氏名は、図7に示した同意者情報入力画面にて入力を受け付けた氏名である。顔撮影領域107には、スマートフォン1のカメラ13が撮影する画像が表示される。顔撮影領域107の内部には、同意行為者(同意者)の顔を収めるガイドマークが表示され、同意行為者はこのガイドマークに自身の顔が収まるように自身の顔に対するスマートフォン1の位置を調整する。なおこのときにスマートフォン1は、スマートフォン1の筐体の正面側、表示部15の上側に設けられたカメラ13にて撮影を行い、背面側に設けられたカメラ13(図示は省略する)での撮影は行わない。顔撮影領域107の下方には、同意行為を受け付けるための同意ボタン108が表示される。同意ボタン108に対するタップ操作を行うことで、同意行為者による同意行為が行われたとみなされる。
また本実施の形態に係る情報処理システムでは、スマートフォン1は、カメラ13が撮影する画像から人間の顔を検出する顔検出の処理を行う。本例においてスマートフォン1は、同意画面の顔撮影領域107のガイドマーク内に人間の顔が検出されているか否かに応じて、同意ボタン108の有効化/無効化を切り替える処理を行う。図9に示す例では、顔撮影領域107に人間の顔は写されていない(検出されていない)ため、同意ボタン108は無効化されており、同意ボタン108に対するタップ操作、即ち同意行為の操作は受け付けられない。
図10は、同意ボタン108が有効化された同意画面の一例を示す模式図である。本例では、同意画面の顔撮影領域107のガイドマーク内に人間の顔が検出されたことにより、スマートフォン1は、同意ボタン108を有効化している。なお本図では、同意ボタン108にハッチングを付すことにより、同意ボタン108が有効化されたことを表している。この状態で同意ボタン108に対するタップ操作がなされた場合、スマートフォン1は、このタップ操作を同意行為として受け付け、このときに顔撮影領域107に表示されていた画像、即ち同意行為者の顔画像を取得する。また本実施の形態に置いてスマートフォン1は、このときのスクリーンショット画像を更に取得する。スクリーンショット画像は、スマートフォン1の表示部15に表示されている画像全体を保存したものであり、図10に示された表示部15内の表示例に相当する画像がスクリーンショット画像として取得される。
同意ボタン108に対するタップ操作により同意行為者による同意行為がなされた場合、スマートフォン1は、同意要求メッセージに対する応答メッセージをサーバ装置3へ送信する。応答メッセージには、同意者情報入力画面にて入力を受け付けた同意者の氏名、同意画面にて撮影された同意行為者の顔画像、及び、同意行為がなされた際のスクリーンショット画像の情報が含まれる。またスマートフォン1は、同意行為がなされたアプリケーションプログラムのアプリケーションID、同意種別及び同意日時等の情報を応答メッセージに含めてもよい。応答メッセージを受信したサーバ装置3は、受信した応答メッセージに含まれるこれらの情報を、記憶部32の同意情報DB32bに対応付けて記憶する。
また本実施の形態に係る情報処理システムでは、同意行為を行うことが難しい同意者の代わりに、代諾者が同意行為を行うことができる。図6に示した同意行為者選択画面においてボタン102に対するタップ操作がなされ、代諾者が同意行為を行うことが選択された場合、スマートフォン1は、同意者及び代諾者の情報を入力するための同意者代諾者情報入力画面を表示する。
図11は、同意者代諾者情報入力画面の一例を示す模式図である。本例の同意者代諾者情報入力画面では、「代諾者(あなた)の氏名を入力してください。」のメッセージが表示され、このメッセージの下方に第1入力ボックス109が表示される。また第1入力ボックス109の下方には、「同意者の氏名を入力してください。」のメッセージが表示され、このメッセージの下方に第2入力ボックス110が表示され、更にこの下方にボタン111が表示される。第1入力ボックス109は代諾者の氏名を入力するためのものであり、第2入力ボックス110は同意者の氏名を入力するためのものである。ボタン111には「次へ」のラベルが付されており、ボタン111に対するタップ操作がなされた場合にスマートフォン1は、同意行為の受け付けを次の段階へと進める。なお、第1入力ボックス109又は第2入力ボックス110に文字が入力されていない場合、スマートフォン1は、ボタン111に対する操作を受け付けなくてもよい。
同意者代諾者情報入力画面において代諾者の氏名及び同意者の氏名が入力され、ボタン111に対するタップ操作がなされた場合、スマートフォン1は、同意行為を受け付けるための同意画面を表示する。このときにスマートフォン1が表示する同意画面は、図8〜図10に示した同意画面と同じであるため、図示は省略する。この場合、同意画面の顔撮影領域107を利用して撮影される顔は、代諾者の顔である。このため、同意画面の顔撮影領域107の上側には、同意者氏名ではなく、同意者代諾者情報入力画面にて入力を受け付けた代諾者氏名が表示される。顔撮影領域107に代諾者の顔が検出された状態で同意ボタン108に対するタップ操作が行われた場合、スマートフォン1は、この操作を代諾者の代理での同意行為として受け付け、顔撮影領域107の顔画像と、表示部15のスクリーンショット画像とを取得する。
次いでスマートフォン1は、代諾者が同意者の顔画像を撮影するための同意者撮影画面を表示する。図12は、同意者撮影画面の一例を示す模式図である。本例の同意者撮影画面は、図8〜図10に示した同意画面と略同じ構成であり、同意画面の同意ボタン108を、「撮影する」のラベルが付された撮影ボタン112に代えた構成である。ただしスマートフォン1は、同意画面を表示している際には正面側のカメラ13にて撮影を行うが、同意者撮影画面を表示している際には背面側のカメラ13にて撮影を行う。なお、同意者撮影画面には、同意情報が表示されていなくてもよい。
撮影ボタン112に対するタップ操作により代諾者による同意者の撮影がなされた場合、スマートフォン1は、同意要求メッセージに対する応答メッセージをサーバ装置3へ送信する。応答メッセージには、同意者情報入力画面にて入力を受け付けた同意者及び代諾者の氏名、同意画面にて撮影された同意行為者(代諾者)の顔画像、同意行為がなされた際のスクリーンショット画像の情報、及び、同意者撮影画面にて撮影された同意者の顔画像が含まれる。またスマートフォン1は、同意行為がなされたアプリケーションプログラムのアプリケーションID、同意種別及び同意日時等の情報を応答メッセージに含めてもよい。応答メッセージを受信したサーバ装置3は、受信した応答メッセージに含まれるこれらの情報を、記憶部32の同意情報DB32bに対応付けて記憶する。
なお同意者の顔画像の撮影は、代諾者が同意行為を行う際に行われず、後の別の機会に行われてもよい。このためスマートフォン1は、同意者撮影画面を表示する前に、同意者の顔画像を撮影するか否かを代諾者に問い合わせ、同意者の撮影を行う旨の回答が得られた場合に同意者撮影画面を表示してもよい。
<フローチャート>
図13及び図14は、本実施の形態に係るスマートフォン1が行う同意取得処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態に係るスマートフォン1の処理部11は、サーバ装置3から同意要求メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS1)。同意要求メッセージを受信していない場合(S1:NO)、処理部11は、同意要求メッセージを受信するまで待機する。
同意要求メッセージを受信した場合(S1:YES)、処理部11の表示処理部11aは、図6に示した同意行為者選択画面を表示部15に表示する(ステップS2)。
処理部11は、同意行為者選択画面においてボタン101又はボタン102のいずれが選択されたかに応じて、「本人が同意」が選択されたか否かを判定する(ステップS3)。
同意行為者選択画面において「本人が同意」が選択された場合(S3:YES)、表示処理部11aは、図7に示した同意者情報入力画面を表示部15に表示する(ステップS4)。
処理部11の情報入力受付部11bは、同意者情報入力画面における情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS5)。なお情報の入力が完了したか否かは、同意者情報入力画面の入力ボックス103に同意者の氏名が入力され、且つ、ボタン104に対するタップ操作がなされたか否かにより判定される。情報の入力が完了していない場合(S5:NO)、情報入力受付部11bは、ステップS4へ処理を戻し、同意者情報入力画面の表示を維持して、情報の入力が完了するまで待機する。
情報の入力が完了した場合(S5:YES)、処理部11の切替部11hは、スマートフォン1の筐体の正面に設けられたカメラ13を起動して撮影を開始する(ステップS6)。
表示処理部11aは、図8に示した同意画面を表示部15に表示する(ステップS7)。
処理部11は、表示部15に表示された同意画面が最下部までスクロールされたか否かを判定する(ステップS8)。同意画面が最下部までスクロールされていない場合(S8:NO)、処理部11は、ステップS7へ処理を戻し、同意画面の表示を継続する。
同意画面が最下部までスクロールされた場合(S8:YES)、処理部11の顔検出部11cは、カメラ13が撮影する画像に対する顔検出処理を行う(ステップS9)。
処理部11は、顔検出部11cの処理結果に基づいて、同意画面の顔撮影領域107の所定位置における同意行為者(同意者)の顔の有無を判定する(ステップS10)。顔撮影領域107の所定位置に顔がない場合(S10:NO)、処理部11は、ステップS9へ処理を戻し、カメラ13による撮影及び撮影画像からの顔検出処理を継続して行う。
顔撮影領域107の所定位置に顔がある場合(S10:YES)、処理部11は、同意画面の最下部に設けられた同意ボタン108を有効化する(ステップS11)。
処理部11の同意行為受付部11dは、同意画面の同意ボタン108に対するタップ操作がなされたか否かに応じて、同意行為者による同意行為がなされたか否かを判定する(ステップS12)。同意行為がなされていない場合(S12:NO)、処理部11は、ステップS9へ処理を戻す。
同意行為がなされた場合(S12:YES)、処理部11の顔画像取得部11eは、同意行為がなされた際にカメラ13により撮影されていた(顔撮影領域107に映されていた)同意行為者の顔画像を取得する(ステップS13)。
また処理部11のスクリーンショット取得部11fは、同意行為がなされた際に表示部15に表示されていた画像のスクリーンショット画像を取得する(ステップS14)。
処理部11の記憶処理部11gは、同意者情報入力画面にて入力を受け付けた同意者の氏名、ステップS13にて取得した顔画像、及び、ステップS14にて取得したスクリーンショット画像等の情報を含む応答メッセージをサーバ装置3へ送信し(ステップS15)、これらの情報をサーバ装置3に記憶させて、処理を終了する。
一方、同意行為者選択画面において「本人が同意」が選択されなかった場合(S3:NO)、即ち「代諾者が同意」が選択された場合、表示処理部11aは、図11に示した同意者代諾者情報入力画面を表示部15に表示する(ステップS21)。
処理部11の情報入力受付部11bは、同意者代諾者情報入力画面における情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS22)。なお情報の入力が完了したか否かは、同意者代諾者情報入力画面の第1入力ボックス109に代諾者の氏名が入力され、第2入力ボックス110に同意者の氏名が入力され、且つ、ボタン111に対するタップ操作がなされたか否かにより判定される。情報の入力が完了していない場合(S22:NO)、情報入力受付部11bは、ステップS21へ処理を戻し、同意者代諾者情報入力画面の表示を維持して、情報の入力が完了するまで待機する。
情報の入力が完了した場合(S22:YES)、処理部11の切替部11hは、スマートフォン1の筐体の正面に設けられたカメラ13を起動して撮影を開始する(ステップS23)。
表示処理部11aは、図8に示した同意画面を表示部15に表示する(ステップS24)。
処理部11は、表示部15に表示された同意画面が最下部までスクロールされたか否かを判定する(ステップS25)。同意画面が最下部までスクロールされていない場合(S25:NO)、処理部11は、ステップS24へ処理を戻し、同意画面の表示を継続する。
同意画面が最下部までスクロールされた場合(S25:YES)、処理部11の顔検出部11cは、カメラ13が撮影する画像に対する顔検出処理を行う(ステップS26)。
処理部11は、顔検出部11cの処理結果に基づいて、同意画面の顔撮影領域107の所定位置における同意行為者(代諾者)の顔の有無を判定する(ステップS27)。顔撮影領域107の所定位置に顔がない場合(S27:NO)、処理部11は、ステップS26へ処理を戻し、カメラ13による撮影及び撮影画像からの顔検出処理を継続して行う。
顔撮影領域107の所定位置に顔がある場合(S27:YES)、処理部11は、同意画面の最下部に設けられた同意ボタン108を有効化する(ステップS28)。
処理部11の同意行為受付部11dは、同意画面の同意ボタン108に対するタップ操作がなされたか否かに応じて、同意行為者による同意行為がなされたか否かを判定する(ステップS29)。同意行為がなされていない場合(S29:NO)、処理部11は、ステップS26へ処理を戻す。
同意行為がなされた場合(S29:YES)、処理部11の顔画像取得部11eは、同意行為がなされた際にカメラ13により撮影されていた(顔撮影領域107に映されていた)同意行為者の顔画像を取得する(ステップS30)。
また処理部11のスクリーンショット取得部11fは、同意行為がなされた際に表示部15に表示されていた画像のスクリーンショット画像を取得する(ステップS31)。
次いで処理部11の切替部11hは、スマートフォン1の筐体の背面に設けられたカメラ13を起動して撮影を開始する(ステップS32)。
表示処理部11aは、図12に示した同意者撮影画面を表示部15に表示する(ステップS33)。
処理部11の顔検出部11cは、カメラ13が撮影する画像に対する顔検出処理を行う(ステップS34)。
処理部11は、顔検出部11cの処理結果に基づいて、同意者撮影画面の顔撮影領域107の所定位置における同意者の顔の有無を判定する(ステップS35)。顔撮影領域107の所定位置に顔がない場合(S35:NO)、処理部11は、ステップS32へ処理を戻し、カメラ13による撮影及び撮影画像からの顔検出処理を継続して行う。
顔撮影領域107の所定位置に顔がある場合(S35:YES)、処理部11は、同意者撮影画面の最下部に設けられた撮影ボタン112を有効化する(ステップS36)。
処理部11は、同意者撮影画面の撮影ボタン112に対するタップ操作がなされたか否かに応じて、代諾者による同意者の撮影操作がなされたか否かを判定する(ステップS37)。撮影操作がなされていない場合(S37:NO)、処理部11は、ステップS32へ処理を戻す。
撮影操作がなされた場合(S37:YES)、処理部11の顔画像取得部11eは、撮影操作がなされた際に顔撮影領域107に映されていた同意者の顔画像を取得する(ステップS38)。
処理部11の記憶処理部11gは、同意者代諾者情報入力画面にて入力を受け付けた同意者及び代諾者の氏名、ステップS30にて取得した代諾者の顔画像、ステップS31にて取得したスクリーンショット画像、及び、ステップS38にて取得した同意者の顔画像等の情報を含む応答メッセージをサーバ装置3へ送信し(ステップS39)、これらの情報をサーバ装置3に記憶させて、処理を終了する。
図15は、本実施の形態に係るサーバ装置3が行う同意取得処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態に係るサーバ装置3の処理部31の同意要求部31aは、サービスの提供に際してユーザの同意を得る必要が生じた場合、同意を取得する命令及び同意の種別等の情報を含む同意要求メッセージをスマートフォン1へ送信する(ステップS51)。
処理部31の情報取得部31bは、同意要求メッセージに対するスマートフォン1からの応答メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS52)。応答メッセージを受信していない場合(S52:NO)、情報取得部31bは、応答メッセージを受信するまで待機する。
応答メッセージを受信した場合(S52:YES)、情報取得部31bは、受信した応答メッセージに含まれる同意行為者の氏名、顔画像及びスクリーンショット画像等の情報を取得する(ステップS53)。
情報取得部31bは、取得したこれらの情報を対応付けで記憶部32の同意情報DB32bに記憶し(ステップS54)、処理を終了する。
<まとめ>
以上の構成の本実施の形態に係る情報処理システムでは、スマートフォン1がカメラ13及び表示部15を備える。スマートフォン1は、個人情報の取扱いに関する同意又は利用規約に対する同意等を求める文章等の同意情報を表示する情報表示領域105と、カメラ13が撮影する画像を表示する顔撮影領域107とが共に設けられた同意画面を表示部15に表示する。スマートフォン1は、顔撮影領域107に表示された同意行為者の顔画像を取得し、取得した顔画像をサーバ装置3へ送信することで、サーバ装置3の同意情報DB32bに記憶する処理を行う。同意画面において同意情報と共に顔撮影領域107に表示された者の顔画像を取得して記憶しておくことにより、同意情報に対する同意行為を行った同意行為者の顔画像を記憶しておくことができる。
また本実施の形態に係るスマートフォン1は、同意情報を表示する情報表示領域105及び顔画像を撮影する顔撮影領域107と共に、同意行為に係る操作を受け付けるための同意ボタン108を同意画面に表示する。またスマートフォン1は、カメラ13が撮影する画像に含まれる顔を検出する顔検出処理を行う。スマートフォン1は、撮影画像中に顔を検出している場合に同意ボタン108を有効化して操作を受け付け、顔を検出していない場合には同意ボタン108を無効化して操作を受け付けない。これによりスマートフォン1は、同意行為を行う者の顔画像を確実に取得することができる。
また本実施の形態に係るスマートフォン1は、同意画面を表示部15においてスクロールして表示する。スマートフォン1は、同意画面において同意情報を表示する情報表示領域105の後に、情報表示領域105と共に顔撮影領域107を表示する。情報表示領域105を先に表示し、その後に顔撮影領域107を表示することによって、同意行為者に対して同意情報を確実に確認させることができる。
また本実施の形態に係るスマートフォン1は、同意行為者(同意者又は代諾者)に係る情報、例えば氏名、生年月日及び住所等の情報の入力を受け付け、受け付けた情報と顔画像とを対応付けてサーバ装置3の同意情報DB32bに記憶する。これにより、同意行為者に係る様々な情報を顔画像と共に記憶することができ、同意行為者が誰であるかの特定を容易化できる。
また本実施の形態に係るスマートフォン1は、表示部15に表示された情報表示領域105及び顔撮影領域107を含む同意画面のスクリーンショット画像を取得し、同意行為者の顔画像と対応付けてサーバ装置3の同意情報DB32bに記憶する。これにより、情報表示領域105に表示された同意情報と顔撮影領域107に映された顔とを含む1つの画像を記憶しておくことができ、顔を撮影された者が同意行為者であることを証明することができる。また、スクリーンショット画像に含まれる顔撮影領域107の画像は、同意行為者の顔画像と一致する。スクリーンショット画像に含まれる顔撮影領域107の画像と同意行為者の顔画像とを比較することにより、同意行為者の情報と対応づけられた顔画像が、同意行為者の顔画像であることをより明確に証明できる。
また本実施の形態に係る情報処理システムでは、同意者が同意行為を行う代わりに、代諾者(代理者)が同意行為を代理で行うことができる。スマートフォン1は、同意者代諾者情報入力画面にて同意者及び代諾者に係る情報の入力を受け付けて、受け付けた情報と顔画像とをサーバ装置3の同意情報DB32bに対応付けて記憶する。これにより、例えば体の不自由な人又は年少者等のように同意行為を行うことが難しい者に代わって代諾者が同意行為を代理で行うことができる。
また本実施の形態に係るスマートフォン1は、同意行為を同意者が行うか又は代諾者が行うかに応じて、同意者を撮影する際のカメラ13による撮影の方向を切り替える。スマートフォン1は、例えば筐体の正面及び背面にそれぞれカメラ13を搭載しており、代諾者が同意行為を行う場合に同意画面において正面側のカメラ13にて撮影を行い、代諾者が同意者の撮影を行う場合に同意者撮影画面において背面側のカメラ13にて撮影を行う。またスマートフォン1は、例えば可動により撮影方向が変更可能なカメラ13を備えてもよく、この場合には同意者の撮影に適した方向へカメラ13を動かして撮影を行ってもよい。これにより、同意者の顔画像を取得するための撮影が容易化される。
なお本実施の形態においては、スマートフォン1の表示部15に表示される同意画面は上下方向にスクロールされるものとしたが、これに限るものではなく、例えば左右方向へスクロールされてもよい。同意画面が右から左へスクロールされる場合には顔撮影領域107は同意画面の左端に表示され、同意画面が左から右へスクロールされる場合には顔撮影領域107は同意画面の右端に表示される。またスマートフォン1は、同意画面の情報表示領域105と顔撮影領域107とを別レイヤーとして重ねて表示し、情報表示領域105の同意情報をスクロール表示させ、顔撮影領域107は常に表示させてもよい。同意画面の情報表示領域105及び顔撮影領域107は、表示部15の1つの画面中に同時に表示されていればよい。
またスマートフォン1は、同意行為者の顔画像のみでなく、同意行為者の体の他の部分の画像を取得してもよい。またスマートフォン1は、同意行為者の静止画像を取得するのではなく、動画像を取得してもよい。この場合にスマートフォン1は、例えば同意画面を表示してから同意ボタン108がタップ操作されるまでにカメラ13が撮影した動画像を取得してサーバ装置3の同意情報DB32bに記憶してもよい。ただし動画像には同意行為者の顔が撮影されていることが好ましい。
また同意行為者による同意行為の受け付けを、スマートフォン1又はスマートスピーカ等の音声入力が可能な装置で行ってもよい。この場合に音声入力が可能な装置は、同意行為者の氏名等の情報入力、及び、同意行為を、自然言語処理などの技術を利用して、音声により受け付けてもよい。
またスマートフォン1は、表示部15に表示した同意画面のスクロール速度を取得して顔画像と共にサーバ装置3の同意情報DB32bに記憶してもよい。スクロール速度が所定の範囲である場合、同意行為の際に、同意行為者が同意情報を読んでいたことを推認できる。また、スマートフォン1は、同意画面のスクロール速度に応じて、同意ボタン108の有効化/無効化の切り替えを行ってもよい。これにより、スクロール速度を所定の範囲に制限し、同意行為者に同意情報をより確実に確認させることができる。
<実施の形態2>
実施の形態2に係る情報処理システムは、サーバ装置3の同意情報DB32bに記憶された顔画像を利用して、既に同意行為を行った同意者又は代諾者を探索するシステム、換言すれば未だに同意行為を行っていない者を探索するシステムである。この探索機能を利用するユーザは、スマートフォン1のカメラ13を利用して周辺の撮影を行う。実施の形態2に係るスマートフォン1は、カメラ13にて撮影された画像に含まれる人の顔を検出し、検出した顔の画像をサーバ装置3へ送信する。
実施の形態2に係るサーバ装置3は、スマートフォン1から受信した顔画像と、同意情報DB32bに記憶された顔画像との比較を行う。サーバ装置3は、両顔画像の比較結果に基づいて、スマートフォン1から受信した顔画像の人物が、同意情報DB32bに記憶された顔画像の人物と一致するか否かを判定し、判定結果をスマートフォン1へ送信する。
スマートフォン1は、サーバ装置3から受信した判定結果に基づいて、カメラ13にて撮影された画像に含まれる人物が、既に同意行為を行った同意者又は代諾者であるか否かを表示する。図16は、スマートフォン1に表示される探索画面の一例を示す模式図である。スマートフォン1は、カメラ13にて撮影された画像を表示部15に表示し、この画像から検出された顔を囲む四角形枠113a〜113cを表示する。例えばスマートフォン1は、サーバ装置3の同意情報DB32bに記憶された同意者の顔画像と同一人物と判定された顔を囲む四角形枠113aを赤色(本図においては太線で表現する)で表示する。スマートフォン1は、サーバ装置3の同意情報DB32bに記憶された代諾者の顔画像と同一人物と判定された顔を囲む四角形枠113bを青色(本図において細線で表現する)で表示する。スマートフォン1は、同意者又は代諾者と一致しなかった顔を囲む四角形枠113cを白色(本図において破線で表現する)で表示する。これらの色分け表示を行うことによって、ユーザは周辺に存在する人が同意者又は代諾者として既に同意情報DB32bに記憶された人であるか否かを容易に判断することができる。
以上の構成の実施の形態2に係る情報処理システムは、サーバ装置3の同意情報DB32bに既に記憶された顔画像に基づいて、スマートフォン1のカメラ13により撮影された画像に含まれる同意者又は未同意者を検出する。スマートフォン1が撮影した画像に含まれる顔を検出し、検出した顔が既に同意情報DB32bに記憶された顔画像と一致するか否かをサーバ装置3が判定する。顔画像が一致する場合にはこの顔の人を同意者とみなし、一致しない場合にはこの顔の人を見同意者とみなすことができる。これによりユーザはスマートフォン1を利用して同意者又は未同意者を容易に探し出すことができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 スマートフォン(情報処理装置、コンピュータ)
3 サーバ装置(記憶装置)
11 処理部
11a 表示処理部
11b 情報入力受付部(情報受付部)
11c 顔検出部
11d 同意行為受付部
11e 顔画像取得部
11f スクリーンショット取得部
11g 記憶処理部
11h 切替部
12 記憶部
12a プログラム(コンピュータプログラム)
13 カメラ
14 通信部
15 表示部
16 操作部
31 処理部
31a 同意要求部
31b 情報取得部
32 記憶部
32a サーバプログラム
32b 同意情報DB
32c 画像記憶部
33 通信部
101 ボタン
102 ボタン
103 入力ボックス
104 ボタン
105 情報表示領域(同意情報)
106 スライドバー
107 顔撮影領域(撮影画像領域)
108 同意ボタン(操作受付部)
109 第1入力ボックス
110 第2入力ボックス
111 ボタン
112 撮影ボタン
113a〜113c 四角形枠
一実施形態に係る情報処理装置は、表示部及びカメラを備える情報処理装置であって、同意の要求に係る同意情報及び前記カメラが撮影する画像を表示する撮影画像領域を共に、前記表示部に表示する処理を行う表示処理部と、前記撮影画像領域に表示された同意行為者の顔画像を取得する顔画像取得部と、前記顔画像取得部が取得した顔画像を記憶部に記憶する処理を行う記憶処理部とを備え、前記表示処理部は、前記同意情報を前記表示部においてスクロールして表示し、前記スクロールにおける前記同意情報の後に、当該同意情報と共に前記撮影画像領域を前記表示部に表示する

Claims (11)

  1. 表示部及びカメラを備える情報処理装置であって、
    同意の要求に係る同意情報及び前記カメラが撮影する画像を表示する撮影画像領域を共に、前記表示部に表示する処理を行う表示処理部と、
    前記撮影画像領域に表示された同意行為者の顔画像を取得する顔画像取得部と、
    前記顔画像取得部が取得した顔画像を記憶部に記憶する処理を行う記憶処理部と
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記表示処理部は、前記同意情報及び前記撮影画像領域と共に、同意行為に係る操作を受け付けるための操作受付部を前記表示部に表示し、
    前記カメラが撮影した画像に含まれる顔を検出する顔検出部を備え、
    前記顔検出部が顔を検出している場合に、前記操作受付部に対する操作を受け付け、
    前記顔検出部が顔を検出していない場合に、前記操作受付部に対する操作を受け付けない、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示処理部は、
    前記同意情報を前記表示部においてスクロールして表示し、
    前記スクロールにおける前記同意情報の後に、当該同意情報と共に前記撮影画像領域を前記表示部に表示する、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 同意行為者に係る情報の入力を受け付ける情報受付部を備え、
    前記記憶処理部は、前記情報受付部が受け付けた情報と、前記顔画像とを対応付けて記憶する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記表示部に表示された前記同意情報及び前記撮影画像領域のスクリーンショット画像を取得するスクリーンショット取得部を備え、
    前記記憶処理部は、前記スクリーンショット取得部が取得したスクリーンショット画像と、前記顔画像とを対応付けて記憶する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 同意行為を同意者に代理して代理者が行う場合に、前記同意者及び前記代理者に係る情報を受け付ける情報受付部を備え、
    前記記憶処理部は、前記情報受付部が受け付けた情報と、前記顔画像とを対応付けて記憶する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記同意行為を前記同意者が行うか又は前記代理者が代理して行うかに応じて、前記同意者を撮影する際の前記カメラによる撮影の方向を切り替える切替部を備える、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記記憶処理部が記憶した顔画像に基づいて、前記カメラにより撮影された画像に含まれる同意者又は未同意者を検出する、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置の記憶処理部の処理により前記顔画像を記憶する前記記憶部を有する記憶装置と
    を備え、
    前記情報処理装置の前記記憶処理部は、前記顔画像取得部が取得した顔画像を前記記憶装置へ送信して、当該記憶装置の前記記憶部に記憶させる、
    情報処理システム。
  10. 表示部及びカメラを備えるコンピュータに、
    同意の要求に係る同意情報及び前記カメラが撮影する画像を表示する撮影画像領域を共に、前記表示部に表示し、
    前記撮影画像領域に表示された同意行為者の顔画像を取得し、
    取得した顔画像を記憶する
    処理を行わせる、コンピュータプログラム。
  11. カメラを備える情報処理装置の表示部に、同意の要求に係る同意情報及び前記カメラが撮影する画像を表示する撮影画像領域を共に表示し、
    前記撮影画像領域に表示された同意行為者の顔画像を取得し、
    取得した顔画像を記憶する、
    情報処理方法。
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