JP2021019074A - リアクトル - Google Patents

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浩二 中西
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Abstract

【課題】冷却効率を改善することができるリアクトルを提供する。【解決手段】コア21とコイル22とを有するリアクトル本体2と、リアクトル本体2が固定されているケース3と、を備えたリアクトル1であって、ケース3には、少なくともコイル22の露出した部分を収容する収容凹部31が形成されている。リアクトル本体2は、収容凹部31の周縁部に向かって延在したフランジ部24をさらに備える。フランジ部24は、収容凹部31を封止するように、ケース3に固定されている。収容凹部31は、露出した部分に接触する冷媒が流れる冷却流路となっており、少なくともコイル22は、フランジ部24を介して、冷却流路内において宙吊り状態でケース3に固定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、リアクトルに関する。
車載用のDC−DCコンバータといった電力変換装置の構成部品として、より詳細には、電力変換装置において電圧の昇圧や降圧制御を行う回路部品としてリアクトルが適用されている。
このようなリアクトルの例として、例えば、特許文献1には、コアと、コイルと、コアを、封止樹脂体を介して支持する支持ケースと、支持ケースの下方に配設されたケースと、を備えたリアクトルが開示されている。このリアクトルでは、ケースに冷却流路が形成されており、コアおよびコイルは、冷却流路を流れる冷媒に直接的に接触するように、ケース内に配置されている。
特開2017−037889号公報
しかしながら、特許文献1に記載のリアクトルでは、コアおよびコイルを安定した状態で固定するため、コイルを下方からケースで支持しつつ、このケースの支持部分に間隔を空けて複数の冷却流路が形成されている。これにより、ケースの支持部分に接触しているコイルの部分は、冷却流路を流れる冷媒に直接接触しないため、直接冷媒に接触しているコイルの部分に比べて、冷却効率は十分ではない。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、本発明として、コイルを含むリアクトル本体の冷却効率をより高めることができるリアクトルを提供する。
前記課題を鑑みて、本発明に係るリアクトルは、コアとコイルとを有するリアクトル本体と、前記リアクトル本体が固定されているケースと、を備えたリアクトルであって、前記ケースには、少なくとも前記コイルの露出した部分を収容する収容凹部が形成されており、前記リアクトル本体は、前記収容凹部の周縁部に向かって延在したフランジ部をさらに備え、前記フランジ部が前記収容凹部を封止するように、前記ケースに固定されており、前記収容凹部は、前記露出した部分に接触する冷媒が流れる冷却流路となっており、少なくとも前記コイルは、前記フランジ部を介して、前記冷却流路内において宙吊り状態で前記ケースに固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、少なくともコイルは、フランジ部を介して、冷却流路内において宙吊り状態でケースに固定されている。このため、ケースにコイルを支える支持部分を設けた場合に比べて、コイルが冷媒に接触する接触面積を増加することができ、コイルを含むリアクトル本体の冷却効率を高めることができる。
本実施形態に係るリアクトルの模式的斜視図である。 (a)は、図1のI−I線に沿った矢視断面図であり、(b)は、図1のII−II線に沿った矢視断面図である。 (a)および(b)は、本実施形態に係るリアクトルのフランジ部とケースとの接合構造の他の例を示す図2(b)に対応する模式的断面図である。 本実施形態に係るリアクトルの製造方法を説明する模式的概念図である。 本実施形態の変形例に係るリアクトルを説明する図であって、(a)は、図1のI−I線に沿った矢視断面図であり、(b)は、図1のII−II線に沿った矢視断面図である。 従来のリアクトルに係る実施形態の模式的断面図である。 従来のリアクトルに係る実施形態の他の例を示す模式的断面図である。
<本実施形態>
以下に、図1〜図3を参照しながら本発明に係る実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るリアクトル1の模式的斜視図である。なお、図1には、冷却流路を流れる冷媒Rを省略している。図2(a)は、図1のI−I線に沿った矢視断面図であり、図2(b)は、図1のII−II線に沿った矢視断面図である。図3(a)および図3(b)は、本実施形態に係るリアクトル1のフランジ部24とケース3との接合構造の他の例を示す模式的断面図である。
図1、および図2(a)、(b)に示すように、本実施形態のリアクトル1は、リアクトル本体2と、リアクトル本体2が収容され、固定されているケース3と、を少なくとも備えている。本実施形態では、ケース3そのものがリアクトル1の冷却器の機能を有しており、本願の図面では、ケース3のうち、リアクトル本体2と接触するケース3の底部のみを部分的に示している。リアクトル本体2は、コア21と、コア21に巻回されたコイル22とを少なくとも備えている。コア21の周囲には、絶縁性のボビン25が配置されており、ボビン25を介して、コイル22がコア21の周囲に配設されている。
コア21は、U型コアやI型コアが、必要に応じてギャップ板(不図示の)を介して、略環状に構成されたものであり、バインダとなる樹脂と軟磁性粉末等から形成される。ここで、コア21を構成する軟磁性粉末の材料としては、Fe、Co、Ni等の鉄族金属、鉄を主成分とする合金粉等を挙げることができる。特に、その材料としては、Fe−Si系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Al系合金、Fe−Co系合金、Fe−Cr系合金、Fe−Si−Al系合金や希土類金属、フェライト等であることが好ましい。
一方、コア21を構成するバインダとなる樹脂は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂のいずれであってもよいが、硬化炉を不要とでき、製造時間短縮を図ることのできる射出成形が可能な熱可塑性樹脂を適用するのが好ましい。適用される熱可塑性樹脂としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレン、ポリプロピレン、メタクリル、ポリイミド樹脂等を挙げることができ、中でも、耐熱性を有しているポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド樹脂が好ましい。
コイル22は、銅製の導線と、導線の周囲に形成されたエナメル被膜等の絶縁被膜から構成されており、占積率の高い平角線が好適である。なお、コイル22は冷媒Rに接することから、その絶縁被膜は耐溶剤性を有しているのが好ましく、例えば、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、フッ素樹脂等から形成されるのがよい。
本実施形態では、図1、および図2(a)、(b)に示す如く、リアクトル本体2は、コア21とコイル22とが一体化するように形成された樹脂成形体23をさらに備えている。樹脂成形体23は、コア21とコイル22とを1つの部品として、ケース3に固定するための部材であり、コアおよびコイル22を保護するための部材である。
本実施形態では、樹脂成形体23は、図2(a)、(b)の如く、コア21に巻回したコイル22のうちケース3側のコイル22の部分以外のコイル22およびコア21を覆う被覆部27が形成されている。これにより、リアクトル本体2には、ケース3側にコイル22の露出した部分Eが形成されている。なお、本実施形態では、ケース3側のコイル22の部分以外のコイル22が、樹脂成形体23の樹脂で覆われているが、これ以外の部分が露出していてもよい。
樹脂成形体23の材料としては、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を挙げることができる。熱硬化性樹脂の例としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、またはシリコーン樹脂等を挙げることができる。熱可塑性樹脂の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、または液晶ポリマー等から選ばれる汎用プラスチック、エンジニアリングプラスチック、またはスーパーエンジニアリングプラスチックを挙げることができる。中でも、耐熱性の観点から、エンジニアリングプラスチック、またはスーパーエンジニアリングプラスチックであることが好ましい。また、上記に列挙した熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂の2種類以上を含むブレンド材やアロイ材でもよい。
樹脂成形体23を多色成形する場合には、上記に列挙した熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂の2種類以上を選択することができる。また、製品の必要な性能に応じて、上記に列挙した熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂にガラス繊維等の無機フィラーを混合させてもよい。本実施形態では、樹脂成形体23の材料としては、成形の容易さを考慮して、熱可塑性樹脂が好ましい。
本実施形態では、さらに、リアクトル本体2は、収容凹部31の周縁部31Aに向かって延在したフランジ部24を備えている。図2(a)、(b)の如く、フランジ部24は、コア21とコイル22とを覆う被覆部27のケース3側の端部から鍔状に延在している。このようなフランジ部24を備えたリアクトル本体2では、コイル22の露出した部分Eが、フランジ部24の周縁部31Aとの対向面24Aからケース3に向かって突出している。
本実施形態では、フランジ部24は、樹脂製であり、コア21とコイル22とを覆う被覆部27に一体的に成形されている。このように構成することにより、フランジ部24の成形を容易にすることができるとともに、フランジ部24と、強度を確保することができる。なお、本実施形態では、樹脂成形体23は、被覆部27とフランジ部24とを一体的に成形したものである。しかしながら、たとえば、樹脂成形体23を被覆部のみで構成し、この樹脂成形体23にフランジ部に相当するプレート材を接合してもよい。
被覆部27と一体的に成形される場合には、フランジ部24の材料は、上述した樹脂成形体23と同様の材料である。また、フランジ部24を、被覆部27に接合する場合には、フランジ部24は、上述した被覆部27の樹脂の他に、アルミニウム、ステンレス鋼などの金属材料、または、セラミックスなどであってもよい。
ケース3には、少なくともコイル22の露出した部分Eを収容する収容凹部31が形成されている。収容凹部31は、露出した部分Eに接触する冷媒Rが流れる冷却流路となっている。具体的には、収容凹部31には、冷媒Rを循環させるべく、冷媒Rの供給口(図示せず)と排出口(図示せず)とが形成されている。ケース3の材料としては、アルミニウムやその合金等の金属を挙げることができる。また、冷媒Rとしては、ラジエータ等からの冷却水や冷却した空気を挙げることができる。
本実施形態では、フランジ部24が収容凹部31を封止するように、ケース3に固定されている。本実施形態では、この封止の構造を実現するために、収容凹部31を周回するように周縁部31AにOリング(封止部材)41が配置されており、Oリング41が、フランジ部24の表面のうちケース3に対向する対向面24Aに押し潰されている。本実施形態では、フランジ部24を周縁部31Aに配置した状態で、ボルト42を締め込むことにより、Oリング41が押し潰される。このようにして、ケース3の収容凹部31は、リアクトル本体2により密閉状態となる。
ケース3の収容凹部31の封止構造は、フランジ部24とケース3とにより、収容凹部31の密閉性が確保されるのであれば、上述した構造に限定されない。例えば、Oリング41およびボルト42の代わりに、図3(a)に示すように、フランジ部24に爪部43を形成し、リアクトル1の周縁部31Aに、爪部43を係止してもよい。
この結果、コア21およびコイル22の加熱および冷却に起因してフランジ部24が伸縮しても、爪部43の基端部がこの収縮に追従しつつ、爪部43のアンカー効果により、フランジ部24がケース3から外れることを防止することができる。
または、図3(b)に示すリアクトル1の如く、接着剤44を用いた接合構造でもよい。この場合には、上述のOリングと同様に、収容凹部31を周回するように周縁部31Aに配置された接着剤44を介して、周縁部31Aとフランジ部24の対向面24Aとが接着している。接着剤44の材料としては、シリコーン樹脂およびエポキシ樹脂等から選ぶことができる。接着性を向上するために、周縁部31Aの表面やフランジ部24の対向面24Aを粗化してもよい。
または、図には示していないが、周縁部31Aおよびフランジ部24の接合部分を熱、超音波、レーザー等で溶着して、周縁部31Aおよびフランジ部24を一体化してもよい。
このように、フランジ部24が、ケース3に固定されることで、少なくともコイル22は、フランジ部24を介して、冷却流路(収容凹部31)内において宙吊り状態でケース3に固定されている。これにより、図2(a)、(b)の如く、フランジ部24の対向面24Aからケース3に向かって突出したコイル22の露出した部分Eは冷媒Rに直接接触することができる。
本実施形態によれば、フランジ部24の固定により、コア21およびコイル22がケース3に直接的に固定されていない。そのため、コア21およびコイル22の加熱および冷却に起因したケース3の膨張および収縮を抑制することができる結果、ケース3と露出した部分Eとの間に隙間が発生することを防止することができる。この結果、この隙間に冷媒以外の空気などが入り込むことがなく、熱伝導性の低下を防止することができる。
ここで、図6および図7を参照して、従来のリアクトルについて説明する。なお、本実施形態と同じ部材および部分に関しては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
まず、図6に示す従来のリアクトル80の場合には、コイル22が巻回したコア21が封止樹脂体82を介して支持ケース81に固定され、コア21およびコイル22が、支持ケース81の下方に配設された冷却器83で冷却されている。詳細には、支持ケース81の底面に設けられた開口84を介して、コア21およびコイル22を、冷却器83に配置された複数の冷却流路85を流れる冷媒Rに直接接触させて冷却している。
このリアクトル80では、コア21およびコイル22を安定して固定するために、冷却器83にコア21およびコイル22を載置した後、その周りに支持ケース81を配置し、支持ケース81とコア21との間に、樹脂を封止し、封止樹脂体82を成形する。この際、コア21およびコイル22の安定した載置状態を確保するために、冷却器83には、支持部分86を形成し、この支持部分86に、冷却流路85を形成している。
これに対して、本実施形態では、上述したように、少なくともコイル22は、フランジ部24を介して、冷却流路内において宙吊り状態でケース3に固定されている。これにより、従来のリアクトル80の支持部分86が不要となり、従来のリアクトル80と比べて、少なくともコイル22と冷媒Rとの接触面積を増加させることができ、リアクトルの冷却効率を高めることができる。
また、本実施形態では、支持部分86が不要となることから、ケース3は、リアクトル80の冷却器83のような複雑な形状を採用する必要がない。特に、コイル22の曲げ加工により、ケース3に向かって突出しているコイル22の突出長さにバラつきが発生しやすいため、ケース3に支持部分86がないことは利点である。
次に、図7(a)、(b)に示す従来のリアクトル90の場合には、コイル22が巻回されたコア21は、固定部材93でアルミケース91に固定されている。図7(a)に示す如く、リアクトル90では、コア21およびコイル22は、アルミケース91内に充填された放熱材92を介してアルミケース91の下面を流れる冷媒Rにコア21およびコイル22の熱が伝達されることで、冷却される。
しかし、コア21およびコイル22の加熱および冷却により、これらの膨張および収縮が繰り返される。コイル22の収縮の際に、放熱材92がコイル22に引っ張られ、図7(b)の如く、アルミケース91の底面から放熱材92が剥離してしまうことがある。この剥離により、コア21およびコイル22に発生した熱が冷媒Rまで伝達し難くなる。
これに対して、本実施形態では、上述したように、少なくともコイル22は冷却流路内で宙吊り状態なので、コイル22の露出した部分Eは、コイル22で発生した熱を、冷媒Rに直接伝導することができる。このため、従来のリアクトル90のような放熱材92は不要となり、コストを低減することができ、コア21およびコイル22の膨張および収縮が繰り返されても熱伝導性を確保することができる。
図4を参照して、本実施形態のリアクトル1の製造方法(組み付け方法)を説明する。本実施形態に係るリアクトル1の製造方法では、まず、図4(a)の上側に示すリアクトル本体2と、図4(a)の下側に示すケース3とを準備する。ここでは、樹脂成形体23とフランジ部24とを、射出成形により一体成形したリアクトル本体2を準備する。準備したリアクトル本体2では、コイル22の露出した部分Eがフランジ部24の対向面24Aから突出するように、コア21とコイル22とを樹脂成形体23で一体化している。一方、準備したケース3には、収容凹部31の周縁部31Aに収容凹部31を囲むようにOリングが配置されている。
次に、準備したリアクトル本体2とケース3とを組付ける。具体的には、フランジ部24の対向面24Aと、収容凹部31の周縁部31Aの表面とが重なるように位置合わせをして、リアクトル本体2とケース3とを組付ける。
次に、図4(b)に示すように、リアクトル本体2とケース3とを接合する。具体的には、フランジ部24の対向面24AにOリング41を接触させ、フランジ部24の対向面24Aと収容凹部31の周縁部31Aと対向させる。この際、Oリング41はリアクトル本体2により、完全に押し潰されていない。この状態で、図1および図2(a)(b)に示すように、複数のボルト42を締め込み、Oリング41を介して、フランジ部24により、収容凹部31を封止する。締結後、図2に示す如く、収容凹部31に、冷媒Rを供給する。
<本実施形態の変形例>
図5を参照して、本実施形態の変形例に係るリアクトル1について説明する。図5は、本実施形態の変形例に係るリアクトル1を説明する図であって、図5(a)は、図1のI−I線に沿った矢視断面図であり、図5(b)は、図1のII−II線に沿った矢視断面図である。
図5に示すように、本変形例に係るリアクトル1が上述した実施形態のものと相違する点は、露出した部分Eに、コイル22とともにコア21も含まれる点である。よって、以下に相違点について説明し、上述した実施形態と同じ部材および部分に関しては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5(a)、(b)に示す如く、ケース3側のコイル22の部分とともに、コア21のうちケース3側のコア21の部分が、フランジ部24の対向面24Aからケース3に向かって突出するように露出している。
本変形例では、コア21およびコイル22がフランジ部24を介して冷却流路内において宙吊り状態でケース3に固定されている。これにより、コア21とコイル22との露出した部分Eから、コア21およびコイル22で発生した熱を冷媒Rに直接伝導することができるため、効率的に、コア21およびコイル22を冷却することができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
1:リアクトル、2:リアクトル本体、3:ケース、21:コア、22:コイル、24:フランジ部、31:収容凹部、31A:周縁部、E:露出した部分、R:冷媒

Claims (1)

  1. コアとコイルとを有するリアクトル本体と、
    前記リアクトル本体が固定されているケースと、を備えたリアクトルであって、
    前記ケースには、少なくとも前記コイルの露出した部分を収容する収容凹部が形成されており、
    前記リアクトル本体は、前記収容凹部の周縁部に向かって延在したフランジ部をさらに備え、前記フランジ部が前記収容凹部を封止するように、前記ケースに固定されており、
    前記収容凹部は、前記露出した部分に接触する冷媒が流れる冷却流路となっており、
    少なくとも前記コイルは、前記フランジ部を介して、前記冷却流路内において宙吊り状態で前記ケースに固定されていることを特徴とするリアクトル。
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