JP2021018827A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021018827A
JP2021018827A JP2019135513A JP2019135513A JP2021018827A JP 2021018827 A JP2021018827 A JP 2021018827A JP 2019135513 A JP2019135513 A JP 2019135513A JP 2019135513 A JP2019135513 A JP 2019135513A JP 2021018827 A JP2021018827 A JP 2021018827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
servo
region
burst
area
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019135513A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 朝倉
Makoto Asakura
誠 朝倉
尚基 田上
Naoki Tagami
尚基 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Devices and Storage Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2019135513A priority Critical patent/JP2021018827A/ja
Priority to CN202010051886.8A priority patent/CN112309437B/zh
Priority to US16/919,327 priority patent/US11094342B2/en
Publication of JP2021018827A publication Critical patent/JP2021018827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59688Servo signal format patterns or signal processing thereof, e.g. dual, tri, quad, burst signal patterns
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

【課題】ディスク媒体におけるデータ記録容量の向上に適したディスク装置を提供する。【解決手段】ヘッド122とディスク媒体111とを有するディスク装置100において、ディスク媒体111は、複数のサーボトラックからなるサーボ領域を有する。サーボ領域は、サーボトラック中心からのオフトラック位置に応じて記録値の極性が反転するナル型のバースト領域を含む。ナル型のバースト領域は、サーボトラック毎に極性が反転したバーストパターンであり、任意トラックのバースト領域から切り出したディスク媒体上パターンを第1パターンとすると、そのトラックに隣接するサーボトラックのバースト領域の同一長の第2パターンは、どのような切り出し位置をとっても、一致しないパターンである。【選択図】図1

Description

本実施形態は、ディスク装置に関する。
サーボ領域及びデータ領域がそれぞれ配された複数のトラックを有するディスク媒体を有するディスク装置では、サーボ領域の情報を用いてヘッドの位置決めを行い、データ領域に対してデータのライト及び/又はリードを行う。このとき、ディスク媒体におけるデータ記録容量の向上が望まれる。
米国特許第6967808号明細書 米国特許第4208679号明細書 米国特許第4390912号明細書
一つの実施形態は、ディスク媒体におけるデータ記録容量の向上に適したディスク装置を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、ヘッドとディスク媒体とを有するディスク装置が提供される。ディスク媒体は、複数のサーボトラックからなるサーボ領域を有する。サーボ領域は、サーボトラック中心からのオフトラック位置に応じて記録値の極性が反転するナル型のバースト領域を含む。ナル型のバースト領域は、サーボトラック毎に極性が反転したバーストパターンであり、任意トラックのバースト領域から切り出したディスク媒体上パターンを第1パターンとすると、そのトラックに隣接するサーボトラックのバースト領域の同一長の第2パターンは、どのような切り出し位置をとっても、一致しないパターンである。
図1は、実施形態にかかるディスク装置の構成を示す図である。 図2は、実施形態におけるディスク媒体の構成を示す図である。 図3は、実施形態におけるノーマルサーボ復調方式とショートサーボ復調方式とを示す図である。 図4は、実施形態におけるサーボバースト領域の構成を示す図である。 図5は、実施形態におけるサーボバースト領域の磁化パターンを示す図である。 図6は、実施形態におけるリード処理回路の構成を示す図である。 図7は、実施形態におけるバースト信号及びデューティ信号を示す図である。 図8は、実施形態におけるバースト信号及びデューティ信号を示す図である。 図9は、実施形態にかかるディスク装置の動作を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかるディスク装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
実施形態にかかるディスク装置100について図1を用いて説明する。図1は、ディスク装置100の構成を示す図である。
ディスク装置100は、例えば、ヘッド122を介してディスク媒体111に情報を記録し、ヘッド122を介してディスク媒体111から信号を読み出す装置(例えば、ディスク装置やハードディスク装置)である。具体的には、ディスク装置100は、ディスク媒体111、スピンドルモータ(SPM)112、モータドライバ121、ヘッド122、アクチュエータアーム115、ボイスコイルモータ(VCM)116、ヘッドアンプ124、リードライトチャネル(RWC)125、ハードディスクコントローラ(HDC)131、バッファメモリ129、及び制御部126を備える。
ディスク媒体111は、例えば、外形φ95mmの磁気記録媒体であり、SPM112により、回転軸を中心に所定の回転速度で回転される。SPM112は、モータドライバ121により回転駆動される。ディスク装置100は、複数枚のディスク媒体111を有し得るが、説明及び図示の簡略化のため、1枚のディスク媒体111について中心に説明する。
ヘッド122は、アクチュエータアーム115の先端にあって、モータドライバ121によって駆動されるVCM116により、ディスク媒体111の半径方向(トラック幅方向)に沿って目標トラックへシークされ、目標トラック上でトラッキング動作を行う。ヘッド122は、リード素子R及びライト素子Wを有する。ライト素子Wは、ヘッド122において、リード素子Rに対して所定のギャップ量で配されている。リード素子Rは、ディスク媒体111の回転方向について、ライト素子Wより上流側に配される。ヘッド122では、リード素子Rによるディスク媒体111からの信号のリード動作とライト素子Wによるディスク媒体111への信号のライト動作とが択一的に切り替えて行われる。
ディスク媒体111の回転が停止しているときなどは、ヘッド122は、ランプ(図示せず)上に退避される。ディスク装置100は、複数枚のディスク媒体111の各記録面(表面及び裏面)に対応して複数のヘッド122を有し得るが、以下では、説明及び図示の簡略化のため、1枚のディスク媒体111及びそれに対応する1つのヘッド122について中心に説明する。
ヘッドアンプ124は、ヘッド122がディスク媒体111からリードされた信号を増幅して出力し、RWC125に供給する。また、ヘッドアンプ124は、RWC125から供給された、ディスク媒体111にデータをライトするための信号を増幅して、ヘッド122に供給する。
HDC131は、I/Fバスを介してホストコンピュータ140との間で行われるデータの送受信の制御や、バッファメモリ129の制御、ならびに、ライトデータに対するデータの誤り訂正処理などを行う。バッファメモリ129は、ホストコンピュータ140との間で送受信されるデータのキャッシュとして用いられる。また、バッファメモリ129は、ディスク媒体111からリードされるデータ、ディスク媒体111にライトされるデータ、又はディスク媒体111からリードされる制御用ファームウェアを、一時記憶するためなどに用いられる。
RWC125は、リード処理回路125r及びライト処理回路125wを有する。ライト処理回路125wは、HDC131から供給される、ディスク媒体111にライトするためのデータをコード変調してヘッドアンプ124に供給する。また、リード処理回路125rは、ディスク媒体111からリードされヘッドアンプ124を介して供給された信号をコード復調してデジタルデータとしてHDC131へ出力する。
制御部126には、動作用メモリ127(例えば、SRAM)、不揮発性メモリ128(例えば、フラッシュメモリ)および一時記憶用のバッファメモリ129(例えば、DRAM)が接続されている。制御部126は、例えばCPU又はMPUであり、不揮発性メモリ128又はディスク媒体111に予め記憶されたファームウェアに従って、このディスク装置100の全体的な制御を行う。ファームウェアは、初期ファームウェアおよび通常動作に用いる制御用ファームウェアである。起動時に最初に実行される初期ファームウェアは、例えば、不揮発性メモリ128に記憶されており、通常動作に用いる制御用ファームウェアは、ディスク媒体111に記録されている。初期ファームウェアに従った制御により、ディスク媒体111から一旦バッファメモリ129に読み出され、その後動作用メモリ127に格納される。
なお、RWC125、制御部126、及びHDC131を含む構成をコントローラ130と見なすこともできる。コントローラ130は、例えばSoC(システムオンチップ)として実装され得る。
ディスク装置100では、ディスク媒体111に記録されたサーボパターンによりディスク媒体111に同心円状に複数のトラック(複数のサーボトラック)が規定される。例えば、ディスク媒体111には、図2に示すように、データ領域DAとサーボ領域SAとが配される。図2は、ディスク媒体111の構成を示す図である。データ領域DAは、データが記録される領域である。サーボ領域SAは、サーボパターンが記録される領域である。ディスク媒体111は、複数のサーボ領域SAを有している。サーボ領域SAをサーボセクタと称する場合もある。複数のサーボ領域SAは、ディスク媒体111の半径方向に放射状に延出して円周方向に所定の間隔を空けて離散的に配置されている。円周方向で連続する2つのサーボ領域SAの聞には、データ領域DAが配置されている。
ディスク媒体111の半径方向において、外周に向かう向きを外側とし、内周に向かう向きを内側とする。コントローラ130は、ディスク媒体111上における半径位置を示す情報として、複数のトラックに対して内側から外側の順に又は外側から内側の順に割り振られたトラック番号を管理できる。
コントローラ130は、ヘッド122が走行するトラックにおいて、サーボ領域SAから読み出されたサーボパターンの情報を用いてヘッド122の位置決めを行い、データ領域DAに対してデータのライト及び/又はリードを行うことができる。
ディスク装置100では、ディスク媒体111におけるデータ記録容量を増やすため、ショートサーボモード(Short Servo Mode)を使ったサーボ復調方式を採用する。サーボ領域SAは、ノーマルサーボ領域NSVとショートサーボ領域SSVとを含む。図2では、ノーマルサーボ領域NSVとショートサーボ領域SSVとが円周方向に交互に配置される構成が例示されているが、円周方向において、連続する2つのノーマルサーボ領域NSVの聞に、2つ以上のショートサーボ領域SSVが配置されていてもよい。
ノーマルサーボ領域NSVとショートサーボ領域SSVとは、サーボ情報の復調の方式が互いに異なり得る。ノーマルサーボ領域NSVから読み出されたサーボ情報は、ノーマルサーボ復調方式で復調される。ショートサーボ領域NSVから読み出されたサーボ情報は、ショートサーボ復調方式で復調される。
例えば、ノーマルサーボ復調方式では、図3(a)〜図3(d)に示すような処理が行われ、ショートサーボ復調方式では、図3(e)〜図3(h)に示すような処理が行われる。図3は、ノーマルサーボ復調方式とショートサーボ復調方式とを示す図である。
ノーマルサーボ復調方式は、図3(a)に示すノーマルサーボ領域NSVに対応する。ノーマルサーボ領域NSVは、サーボパターンとして、複数種のパターンを含み、例えば、プレアンブル、サーボマーク、グレイコード、バーストパターン、ポストコードを含む。それに応じて、ノーマルサーボ領域NSVは、プレアンブル領域Rpr、サーボマーク領域Rsam、グレイコード領域Rgc、サーボバースト領域Rbst、ポストコード領域Rpcを含む。プレアンブル領域Rprは、プレアンブルが記録される領域である。プレアンブルは、サーボパターンに対して振幅及び位相の同期を取る基準となるパターンである。サーボマーク領域Rsamは、サーボマークが記録される領域である。サーボマークは、トラックにおける周方向の基準位置を示すパターンである。グレイコード領域Rgcは、グレイコードが記録される領域である。グレイコードは、ディスク媒体111におけるトラックの半径位置を示す情報(トラック番号など)を含む。サーボバースト領域Rbstは、バーストパターンが記録される領域である。バーストパターンは、ヘッド122のトラック中心からのオフトラック量を検出するためのパターンである。ポストコード領域Rpcは、ポストコードが記録される領域である。ポストコードは、バーストパターンで得られるオフトラック量の誤差を補正するための補正量(偏心補正量など)の情報を含む。
サーボバースト領域Rbstは、ヘッド122のトラック中心からのオフトラック位置に応じて記録値の極性が変化するナル型のバースト領域であってもよい。すなわち、サーボバースト領域Rbstに記録されるバーストパターンとしては、ヌル(Null)型のバーストパターンを採用することができる。ヌル型のバーストパターンは、チャネルの基準周波数DFT処理より算出される信号振幅値が、オフトラック位置により正負に変化する。ヌル型のバーストパターンは、N相(Null N)とQ相(Null Q)との2相を含み、A相、B相、C相、D相の4相を含む場合に比べて、サーボバースト領域Rbstのビット長を略半分に短縮できる。
図3(a)に点線で示すように、ヘッド122において、ライト素子Wは、リード素子Rに対して略周方向に所定のギャップ量Gwrで配されている。リード素子Rは、図3(a)に一点鎖線の矢印で示すディスク媒体111の回転方向について、ライト素子Wより上流側に配される。ヘッド122では、リード素子Rによるディスク媒体111からの信号のリード動作とライト素子Wによるディスク媒体111への信号のライト動作とが択一的に切り替えて行われる。
ノーマルサーボ復調方式では、ノーマルサーボ領域NSVの先頭(プレアンブル)からサーボパターンを読み出すため、ライトゲート信号WGは、図3(b)に示すように、ノーマルサーボ領域NSVの先頭からギャップ量Gwrに応じた手前の位置でアサート状態からデアサート状態へ遷移し、図3(a)に斜線のハッチングで示される領域にデータが書き込まれる。図3(c)に示すサーボゲート信号NSGは、ノーマルサーボ領域NSVの先頭に応じた位置でデアサート状態からアサート状態に遷移する。図3(d)に示すバーストゲート信号BGは、Null Nの先頭に応じた位置でデアサート状態からアサート状態に遷移し、Null Nの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。バーストゲート信号BGは、Null Qの先頭に応じた位置でデアサート状態からアサート状態に遷移し、Null Qの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。そして、図3(c)に示すサーボゲート信号NSGは、ノーマルサーボ領域NSVの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。
これにより、ノーマルサーボ復調方式では、プレアンブル、サーボマーク、グレイコード、バーストパターンのそれぞれを用いた復調処理が行われる。
なお、ノーマルサーボ領域NSVは、図3(i)に示すように、ポストコードを含まなくてもよい。この場合、図3(j)に示すライトゲート信号WGは、図3(b)と同様であるが、図3(k)に示すサーボゲート信号NSGは、Null Qの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。図3(l)に示すバーストゲート信号BGは、図3(d)と同様である。
一方、ショートサーボ復調方式は、図3(e)に示すショートサーボ領域SSVに対応する。ショートサーボ領域SSVは、サーボパターンとして、複数種のパターンを含み、例えば、ノーマルサーボ領域NSVと同様のパターンを含み得る。
ショートサーボ復調方式では、ショートサーボ領域SSVの先頭の直前位置までデータを記録するため、ライトゲート信号WGは、図3(f)に示すように、ショートサーボ領域SSVの先頭の手前の位置でアサート状態からデアサート状態へ遷移し、図3(e)に斜線のハッチングで示される領域にデータが書き込まれる。図3(e)に点線で示すように、ライト素子Wがショートサーボ領域SSVの先頭の手前の位置にあるとき、リード素子Rは、ショートサーボ領域SSV内(例えば、プレアンブル領域Rpr内)にあり、サーボパターンを先頭から読み出すことが困難である。
このため、図3(g)に示すサーボゲート信号SSGは、サーボバースト領域Rbstの先頭に応じた位置でデアサート状態からアサート状態に遷移する。図3(h)に示すバーストゲート信号BGは、Null Nの先頭に応じた位置でデアサート状態からアサート状態に遷移し、Null Nの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。バーストゲート信号BGは、Null Qの先頭に応じた位置でデアサート状態からアサート状態に遷移し、Null Qの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。そして、図3(g)に示すサーボゲート信号SSGは、サーボバースト領域Rbstの終端に応じた位置でアサート状態からデアサート状態に遷移する。なお、図3(g)に点線で示すように、シーク動作においては、ショートサーボ領域SSVに対してノーマルサーボ復調方式で復調処理が行われてもよい。
すなわち、ショートサーボ復調方式においては、プレアンブル、サーボマーク、グレイコードを復調せず、バーストパターンを復調し、バーストパターンの復調結果によるオフセット量の情報からヘッド位置を求めて、位置決めして、データの記録・再生を行う。
このとき、プレアンブルによる同期情報、サーボマークによる周方向の基準位置の情報、グレイコードによるトラックの半径位置を示す情報(トラック番号など)を得ることができない。このため、所定のバーストパターンに対してダウントラック方向にずれたパターンとクロストラック方向にずれたパターンとが一致する場合、ショートサーボ復調方式では、ダウントラック方向のずれ(すなわち、リードタイミングのズレ)とクロストラック方向のずれ(すなわち、半径方向のアドレスズレ)とを区別し難いことがある。場合によっては、推定ミスがおき、現ヘッド位置を見誤る可能性がある。
バーストパターンからヘッド122の現在位置を求めるためには、現セクタのバースト値取得時のバーストゲートBGのタイミングズレ量とグレイコードのアドレス値とが必要となる。
後者に関しては、直前のノーマルサーボ領域NSVの復調処理で、グレイコードのアドレス値の復調ミスがあっても、取得したバースト値の象限判定から、±1トラック分補正して、正しいグレイコードのアドレス値に修正することが考えられる。
前者のバーストゲートBGのタイミングズレ量に関しては、位相ズレを推定して位置偏差推定誤差を無くす方式(リアルタイム初期位相補正)が考えられる。リアルタイム初期位相補正では、取得されたバースト値のサイン係数とコサイン係数とからarctan値を計算し、バーストゲートBGのタイミングズレの位相角を求めて補正する。
例えば、数式1に示すように、各バーストのチャネル再生時であるサイン成分(N,Q)、コサイン成分(N,Q)より、Arctanを計算して、位相角θ[rad]を求め、そのθ成分がバースト周期に対するタイミングズレ相当の位相差に当たるとして、そのθ分の位相ズレを補正処理して、位置偏差が推定される。
θ=2π*ΔT/Tdibit
=arctan(N/N
=arctan(Q/Q)・・・数式1
数式1において、ΔTは、バーストゲートBGのタイミングズレ量を示し、Tdibitは、ダウントラック方向におけるパターン周期を示す。Nは、Null Nから読み出されたバースト値のサイン成分を示し、Nは、Null Nから読み出されたバースト値のコサイン成分を示す。Qは、Null Qから読み出されたバースト値のサイン成分を示し、Qは、Null Qから読み出されたバースト値のコサイン成分を示す。
数式1では、バーストゲートBGのタイミングについて、“0101”パターンか“1010”パターンにてバースト値を取得するのが正しいタイミングであるという前提で、バースト取得値を回転補正して、上記のいずれかのバースト出力になるように換算している。
このため、場合によっては、“0101”パターンとして補正すべきであるのに、“1010”パターンとして補正してしまう可能性がある。これにより、ショートサーボ復調時のバーストゲートBGのタイミングは、直前のノーマルサーボ復調時のサーボマーク領域のパターンから検出された同期情報を基準としたタイミングとなる。このため、バーストゲートBGのタイミングズレによりオフトラック量を正しく検出できない可能性がある。
例えば、もし、“0101”パターンとすべきところを、“1010”パターンと反転パターンで再生してしまうと、グレイコードのアドレス値の補正処理を誤ることになる。これにより、再生される半径位置を、半径方向に1/2×パターン周期分、すなわち、1サーボトラック分、現在位置を誤って再生してしまう可能性がある。
その対策として、ポストコードに、バーストゲートBGのタイミングズレ検出用パターンを設けて、バーストゲートBGのタイミングズレ量を誤らないようにすることが考えられる。このバーストゲートBGのタイミングズレ検出用パターンを用いれば、バーストゲートBGのタイミングズレ量を正確に把握し、“0101”パターンと補正すべきか“1010”パターンと補正すべきかを判断可能である。しかし、タイミングズレ検出用のパターン領域を追加することになり、ディスク媒体111において、サーボ占有率が増大し、データ記録容量が低減する可能性がある。
そこで、ディスク媒体111において、サーボバースト領域Rbstのパターンをダウントラック方向のずれとクロストラック方向のずれとが区別可能なパターンで構成することで、データ記録容量の低減を抑制しながらショートサーボ復調時のヘッド位置を適切に導出可能とする。
具体的には、サーボバースト領域Rbstのパターンを、そのパターンに対してダウントラック方向にパターン周期の半分でシフトさせた位置に存在するパターンとクロストラック方向にトラック周期でシフトさせた位置に存在するパターンとが異なるように構成する。例えば、サーボバースト領域Rbstに含まれるN相及びQ相それぞれのバーストパターンを、NS磁性のデューティ比が50%から大きくずれるようにSSW(Self Servo Write)されたパターンとする。これにより、サーボバースト領域から読み出される信号がずれの成分を含む場合に、そのずれが、ダウントラック方向におけるずれ(すなわち、リードタイミングのズレ)なのかクロストラック方向におけるずれ(すなわち、半径方向のアドレスズレ)なのかを明確に区別できる。すなわち、バーストゲートBGのタイミングずれを特定するための追加パターンを設けることなく、サーボのバーストパターンの工夫で、リアルタイム初期位相補正時の推定位置を誤判定せずに補正可能である。この結果、ショートサーボ復調時のヘッド位置を適切に導出できる。また、バーストゲートBGのタイミングズレ検出用パターンが不要となるので、ショートサーボ採用時のサーボ占有率を抑制でき、より大容量のドライブを提供可能となる。
より具体的には、サーボバースト領域Rbstは、図4に示すように構成され得る。図4は、サーボバースト領域Rbstの構成を示す図である。図4では、第1の磁化方向に磁化された領域(すなわち、第1の値が記録された領域)を斜線のハッチングで示し、第2の磁化方向に磁化された領域(すなわち、第2の値が記録された領域)をハッチングなしで示している。第2の磁化方向は、第1の磁化方向と極性が逆である。第1の磁化方向及び第2の磁化方向の一方に磁化された領域をN磁性の領域と呼び、他方に磁化された領域をS磁性の領域と呼んでもよい。
図4に示すように、サーボバースト領域Rbstは、N相(Null N)及びQ相(Null Q)を含む。
クロストラック方向(半径方向)について、N相では、A相−B相に相当するパターンを実現するために、N相内で半径方向(クロストラック方向)に位相を180°(=1cyl)の間隔で極性が交互に反転するように磁化パターンが配置され得る。Q相では、C相−D相に相当するパターンを実現するために、Q相内で半径方向に位相を180°(=1cyl)の間隔で極性が交互に反転するように磁化パターンが配置され得る。N相及びQ相間では、半径方向に位相を互いに90°(=0.5cyl)シフトさせた磁化パターンが配置され得る。N相及びQ相のそれぞれにおいて、トラック周期TP=1/2×(クロストラック方向のパターン周期)となっている。図4では、目標トラックがトラックTRK_nである場合のオフトラック位置を、トラック中心を0、内周側(内側)を正、外周側を負として、トラック周期TPで規格化して示してある。図4では、トラックTRK_nに対して、内周側に隣接するトラックTRK_(n−1),TRK_(n−2)も示され、外周側に隣接するトラックTRK_(n+1),TRK_(n+2)も示されている。
ダウントラック方向(周方向)について、N相及びQ相では、それぞれ、第1の磁化方向に磁化された領域の幅と第2の磁化方向に磁化された領域の幅とが、互いに異なる。そのため、ダウントラック方向のパターン周期PP,PPにおける第1の磁化方向に磁化された領域の幅のデューティ比を数式2のように定義し、第1の磁化方向に磁化された領域の幅と第2の磁化方向に磁化された領域の幅との割合を示す値として、数式3に示すパラメータDutyを定義してもよい。また、ダウントラック方向のタイミングに対して、デューティ比は一定値ではなく、50%以外の値で変更してもよい。例えば、8山のバーストパターンについて、1山めは10%、2山めは20%、3山めは30%、4山めは40%、5山めは60%、6山めは70%、7山めは80%、9山めは90%のように、デューティ比を変更してもよい。
(デューティ比)=(第1の磁化方向に磁化された領域の幅)/{(第1の磁化方向に磁化された領域の幅)+(第2の磁化方向に磁化された領域の幅)}×100・・・数式2
Duty=(デューティ比)−50・・・数式3
パラメータDutyは、第1の磁化方向に磁化された領域の幅と第2の磁化方向に磁化された領域の幅とが等しい場合(デューティ比=50%の場合)に0(Duty=0)となる。パラメータDutyは、(デューティ比>50%)の場合に、正の値(Duty>0)になる。パラメータDutyは、(デューティ比<50%)の場合に、負の値(Duty<0)になる。
N相及びQ相では、それぞれ、半径位置に応じてパラメータDutyの符号(極性)が変わり得る。例えば、N相では、オフトラック位置毎のDutyの符号(極性)が数式4のようになる。
オフトラック位置=1.5〜2において、Duty<0
オフトラック位置=0.5〜1.5において、Duty>0
オフトラック位置=−0.5〜0.5において、Duty<0
オフトラック位置=−1.5〜−0.5において、Duty>0
オフトラック位置=−2〜−1.5において、Duty<0・・・数式4
同様に、Q相では、オフトラック位置毎のDutyの符号(極性)が数式5のようになる。
オフトラック位置=1〜2において、Duty>0
オフトラック位置=0〜1において、Duty<0
オフトラック位置=−1〜0において、Duty>0
オフトラック位置=−2〜−1において、Duty<0・・・数式5
なお、N相及びQ相は、それぞれ、第1の磁化方向に磁化された領域と第2の磁化方向に磁化された領域との境界線が、クロストラック方向に延びた直線に沿っている。
例えば、N相では、各トラックTRK_(n−2)〜TRK_(n+2)における第1の磁化方向に磁化された領域と第2の磁化方向に磁化された領域との境界線は、クロストラック方向に延びた直線に沿っている。これにより、ヘッド122(ライト素子R)がN相をトラック境界に沿って走行したときに、ヘッド122で読み出される信号がヌル(ゼロ)となるように構成されている。
あるいは、Q相では、クロストラック方向に隣接する2トラックのトラック中心間の領域における第1の磁化方向に磁化された領域と第2の磁化方向に磁化された領域との境界線は、クロストラック方向に延びた直線に沿っている。これにより、ヘッド122(ライト素子R)がQ相をトラック中心に沿って走行したときに、ヘッド122で読み出される信号がヌル(ゼロ)となるように構成されている。
図4に示す構成により、後述するリアルタイム初期位相補正により、周方向に1/2周期分誤判定して補正してしまうことを抑制できる。
ここで、サーボバースト領域Rbstにおいて、デューティ比=50%である場合、何で1サーボトラック分の検出誤りが生ずるかを整理する。
図5(a)は、デューティ比=50%であり、理想的なタイミングでバーストゲートBGが立った場合におけるN相(Null N)及びQ相(Null Q)のそれぞれの磁化パターンを示す。図5(a)において、N磁性を1、S磁性を0として、表記している。dibitは、周方向の長さをパターン周期で規格化した値である。
オフトラック位置「+0.25」でバーストゲートBGのズレ「0」のパターンを基準のパターンとする。N相及びQ相では、それぞれ、図5(a)に示すように、基準のパターンに対してオフトラック位置が同じでバーストゲートBGのズレが「0.5」のパターンと、基準のパターンに対してバーストゲートBGのズレが同じでオフトラック位置が外周側に1トラック周期でずれた位置「−0.75」のパターンと、基準のパターンに対してバーストゲートBGのズレが同じでオフトラック位置が内周側に1トラック周期でずれた位置「+1.25」のパターンとが、同じになっており、互いに区別が困難になっている。
後述するリアルタイム初期位相補正により、180deg分(0.5dibit分)のタイミング補正量を誤判定してしまうパターンは、オフトラック量を1/2周期(±1Track)ずらしたパターンと全く同一磁化パターンになっていることが分かる。すなわち、0.5dibit分タイミングがずれているのか、半径方向に1トラック周期分ずれているのかを判断困難で、タイミングズレ検出用のパターン領域を設ける等の対策をしないと、復調誤差を持ってしまう可能性があるとわかる。
つまり、0.5dibit分タイミングずらしたパターンと、1トラック周期分半径位置をずらしたパターンが異なれば、どのずれの状態かを判断でき、正しい位置復調が可能となる。
図5(b)は、図4に示すサーボパターンに相当するN相(Null N)及びQ相(Null Q)のそれぞれの磁化パターンを示す。図5(b)において、N磁性を1、S磁性を0として、表記している。
図5(b)に示されるように、リアルタイム初期位相補正で、“0101”パターンとすべきところを、“1010”パターンと反転パターンで再生してしまっても、そのことで、1トラック周期ずれた位置復調をしてしまうことがないように、本来の復調位置から、1トラック周期ずれた位置の磁化パターンが周方向に0.5パターン周期ずれた位置の磁化パターンと明らかに異なるパターンになっている。
ただし、磁化パターンとしては、明らかな相違があっても、ヘッドアンプ124の特性や、RWC125におけるチャネル前段のアナログフィルタの特性により、その相違がわかりづらくなり得る。更に、これをチャネルのsin係数出力(サイン成分)、cos係数出力(コサイン成分)にすると、ほとんど区別がつかなくなってくる可能性がある。
そこで、たとえば、バーストゲートBG内のDuty情報が取得できるチャネル機能を追加することを考える。単純にバーストゲートBG内のADC値が正であるカウントと負であるカウントの差を出力するような機能でよい。この新たなDuty検出機能を使うと、バーストゲートBGのタイミングに寄らず、現トラックは、“0101”パターンとすべきか、“1010”パターンとすべきかのリアルタイム初期位相補正のための補正方向を明確に知ることが可能となる。
例えば、RWC125におけるリード処理回路125rは、図6に示すように構成され得る。図6は、リード処理回路125rの構成を示す図である。リード処理回路125rは、フィルタ回路1251n、サンプラ1252n、変換回路1253n、フィルタ回路1251q、サンプラ1252q、及び変換回路1253qを有する。フィルタ回路1251n、サンプラ1252n、変換回路1253nは、N相に対応した回路であり、フィルタ回路1251q、サンプラ1252q、変換回路1253qは、Q相に対応した回路である。
フィルタ回路1251nは、N相(Null N)から読み出された信号を受けると、信号に対して所定の等化処理を行う。例えば、フィルタ回路1251nは、CTF(Continuous Time Filter)を有し、信号に対してLPF(Low Pass Filter)等によりアナログフィルタ処理を行って再生信号に相当する等化信号へ変換する。フィルタ回路1251nは、等化信号をサンプラ1252nへ供給する。
サンプラ1252nは、フィルタ出力信号に対して所定のサンプリング周期でサンプリングを行い、サンプリング結果を変換回路1253nへ供給する。
変換回路1253nは、サンプリング結果に対して離散フーリエ変換を行ってN相のサイン成分N及びコサイン成分Nを求めるとともに、サンプリング結果に対して積算処理を行ってN相のデューティ比を示すパラメータDuty_nを求める。変換回路1253nは、乗算器1253n1、積分器1253n2、乗算器1253n3、積分器1253n4、積分器1253n5を有する。
乗算器1253n1は、サンプリング結果に対して基本cos関数を乗算し、乗算結果を積分器1253n2へ供給する。基本cos関数は、規格化された振幅と目標位相(初期位相)とを有する。積分器1253n2は、乗算結果を積算し、積算された結果をN相のサイン成分Nとして出力する。
乗算器1253n3は、サンプリング結果に対して基本sin関数を乗算し、乗算結果を積分器1253n4へ供給する。基本sin関数は、規格化された振幅と目標位相(初期位相)とを有する。積分器1253n4は、乗算結果を積算し、積算された結果をN相のコサイン成分Nとして出力する。
積分器1253n5は、サンプリング結果を積算し、積算された結果を、N相のデューティ比を示すパラメータDuty_nとして出力する。パラメータDuty_nは、数式4に示すように、ヘッド122のオフトラック位置に応じた符号(極性)を有する。
フィルタ回路1251qは、Q相(Null Q)から読み出された信号を受けると、信号に対して所定の等化処理を行う。例えば、フィルタ回路1251qは、CTF(Continuous Time Filter)を有し、信号に対してLPF(Low Pass Filter)等によりアナログフィルタ処理を行って再生信号に相当するフィルタ出力信号へ変換する。フィルタ回路1251qは、フィルタ出力信号をサンプラ1252qへ供給する。
サンプラ1252qは、フィルタ出力信号に対して所定のサンプリング周期でサンプリングを行い、サンプリング結果を変換回路1253qへ供給する。
変換回路1253qは、サンプリング結果に対して離散フーリエ変換を行ってQ相のサイン成分Q及びコサイン成分Qを求めるとともに、サンプリング結果に対して積算処理を行ってQ相のデューティ比を示すパラメータDuty_qを求める。変換回路1253qは、乗算器1253q1、積分器1253q2、乗算器1253q3、積分器1253q4、積分器1253q5を有する。
乗算器1253q1は、サンプリング結果に対して基本cos関数を乗算し、乗算結果を積分器1253q2へ供給する。基本cos関数は、規格化された振幅と目標位相(初期位相)とを有する。積分器1253q2は、乗算結果を積算し、積算された結果をQ相のサイン成分Qとして出力する。
乗算器1253q3は、サンプリング結果に対して基本sin関数を乗算し、乗算結果を積分器1253q4へ供給する。基本sin関数は、規格化された振幅と目標位相(初期位相)とを有する。積分器1253q4は、乗算結果を積算し、積算された結果をQ相のコサイン成分Qとして出力する。
積分器1253q5は、サンプリング結果を積算し、積算された結果を、Q相のデューティ比を示すパラメータDuty_qとして出力する。パラメータDuty_qは、数式5に示すように、ヘッド122のオフトラック位置に応じた符号(極性)を有する。
例えば、バーストゲートBGのズレが−0.5dibitである場合、N相のバースト信号(N相のサイン成分N及びコサイン成分N)及びデューティ信号(パラメータDuty_n)は、図7(a)に示すようになり、Q相のバースト信号(Q相のサイン成分Q及びコサイン成分Q)及びデューティ信号(パラメータDuty_q)は、図7(b)に示すようになる。
また、バーストゲートBGのズレが−0.25dibitである場合、N相のバースト信号(N相のサイン成分N及びコサイン成分N)及びデューティ信号(パラメータDuty_n)は、図7(c)に示すようになり、Q相のバースト信号(Q相のサイン成分Q及びコサイン成分Q)及びデューティ信号(パラメータDuty_q)は、図7(d)に示すようになる。
また、バーストゲートBGのズレが0dibitである(ずれが無い)場合、N相のバースト信号(N相のサイン成分N及びコサイン成分N)及びデューティ信号(パラメータDuty_n)は、図8(a)に示すようになり、Q相のバースト信号(Q相のサイン成分Q及びコサイン成分Q)及びデューティ信号(パラメータDuty_q)は、図8(b)に示すようになる。
また、バーストゲートBGのズレが+0.25dibitである場合、N相のバースト信号(N相のサイン成分N及びコサイン成分N)及びデューティ信号(パラメータDuty_n)は、図8(c)に示すようになり、Q相のバースト信号(Q相のサイン成分Q及びコサイン成分Q)及びデューティ信号(パラメータDuty_q)は、図8(d)に示すようになる。
図7(a)〜図8(d)に示されるように、バーストゲートBGがどのようにずれていても、デューティ信号(パラメータDuty_n,Duty_q)は、正しいオフトラック象限情報を示している。これにより、バーストゲートBGが−0.5dibitから0.5dibit内(−180degから180deg)のズレであれば、その戻すべき位相補正量を正確に戻すことが可能になる。すなわち、クロストラック方向のずれとダウントラック方向のずれとでデューティ比を大きく変更したパターンを採用すれば、リアルタイム初期位相補正にて、戻すべき方向が明確になり、リアルタイム初期位相補正により、誤ったパターンになっても、補正して正しい値に変換可能となる。
因みに、復調すべき信号がオフトラック周期のどの象限の信号であるかは、パラメータDuty_n,Duty_qを利用して、次の数式6のように判定できるので、リアルタイム初期位相補正を、象限情報Pを元に−180degから180degの補正値を出す拡張ができる。
if(Duty_n≧0)&&(Duty_q≧0){
P=l #象限情報Pを第1象隈(オフトラック位置=0〜0.5の領域)に設定

if(Duty_n<0)&&(Duty_q≧0){
P=2 #象限情報Pを第2象隈(オフトラック位置=0.5〜1の領域)に設定

if(Duty_n<0)&&(Duty_q<0){
P=3 #象限情報Pを第3象限(オフトラック位置=−1〜−0.5の領域)に設定

if(Duty_n≧0)&&(Duty_q<0){
P=4 #象限情報Pを第4象限(オフトラック位置=−0.5〜0の領域)に設定
}・・・数式6
よって、この戻すべき象限パターンに基づき、次の数式7〜数式14に示すように、位相補正(すなわち、リアルタイム初期位相補正)を行う。
θ=arctan(N/N)・・・数式7
θ=arctan(Q/Q)・・・数式8
if(P=2) { θ=θ−π }
if(P=3) { θ=θ−π, θ=θ−π }
if(P=4) { θ=θ−π }・・・数式9
=(N +N )/(N +N +Q +Q )・・・数式10
wt=Weight Table[N×128]・・・数式11
θcr=θ×Nwt+θ×(1−Nwt)・・・数式12
cc=N×cosθcr+N×sinθcr・・・数式13
cc=Q×cosθcr+Q×sinθcr・・・数式14
数式7〜数式14において、θは、補正前のN相の初期位相であり、θは、補正前のQ相の初期位相である。Nは、N相の信号振幅の絶対値の2乗を分子としN相の信号振幅の絶対値の2乗とQ相の信号振幅の絶対値の2乗との和を分母とした信号比である。Weight Tableは、N相の初期位相及びQ相の初期位相の重み付けのテーブルである。Nwtは、N相の重みを示す。θcrは、補正位相である。Nは、補正前のN相のコサイン成分の振幅であり、Qは、補正前のQ相のコサイン成分の振幅である。Nは、補正前のN相のサイン成分の振幅であり、Qは、補正前のQ相のサイン成分の振幅である。Nccは、補正後のN相のコサイン成分の振幅であり、Qccは、補正後のQ相のコサイン成分の振幅である。
Weight Tableは、128分解能を有していてもよい。Weight Tab1eは、N相の信号振幅の絶対値の2乗を分子としN相の信号振幅の絶対値の2乗とQ相の信号振幅の絶対値の2乗との和を分母とした信号比と、N相の初期位相及びQ相の初期位相の重みとの関係を示している。なお、Weight Tab1eは、Q相の信号振幅の絶対値の2乗を分子としN相の信号振幅の絶対値の2乗とQ相の信号振幅の絶対値の2乗との和を分母とした信号比と、N相の初期位相及びQ相の初期位相の重みとの関係を示していてもよい。
数式7〜数式14に示されるように、初期位相θ,θを補正し、補正後の位相θ,θを重み平均して、補正角を求めるリアルタイム初期位相補正にて、正しく戻すべき位相角θcrを求める事ができる。
なお、リアルタイム初期位相補正は、コントローラ130によりソフトウェア的に行われてもよいし、ハードウェア的に(例えば、RWC125におけるリード処理回路125rの後段に設けられた回路により)行われてもよい。
次に、ディスク装置100の動作について図9を用いて説明する。図9は、ディスク装置100の動作を示すフローチャートである。
ディスク装置100において、コントローラ130は、ヘッド122がサーボ領域SAに位置すると、そのサーボ領域SAがショートサーボ領域SSVであるか否か判断する(S1)。コントローラ130は、サーボ領域SAがノーマルサーボ領域NSVである場合(S1でNo)、ノーマルサーボ領域NSVに対してノーマルサーボ復調方式で復調処理を行う(S20)。
コントローラ130は、サーボ領域SAがショートサーボ領域SSVである場合(S1でYes)、行うべき動作がシーク動作であるか否かを判断する(S2)。コントローラ130は、行うべき動作がシーク動作である場合(S2でYes)、ショートサーボ領域SSVに対してノーマルサーボ復調方式で復調処理を行う(S20)。
コントローラ130は、行うべき動作がシーク動作以外の所定の動作(例えば、リード動作・ライト動作)である場合(S2でNo)、ショートサーボ領域SSVに対してショートサーボ復調方式で復調処理を行う(S10)。具体的には、コントローラ130は、サーボバースト領域RbstからN相・Q相のバースト信号及びディーティ信号を取得し(S11)、取得されたN相・Q相のディーティ信号に応じて、復調すべき信号がオフトラック周期のどの象限の信号であるか判定する(S12)。コントローラ130は、その判定結果とN相・Q相のバースト信号とに応じて、数式7〜数式14に示すように、位相補正を行い(S13)、正しく戻すべき位相角θcrを求める(S14)。コントローラ130は、位相角θcrを用いて、ヘッド122の現在位置を求め(S15)、その現在位置に基づいてヘッド122の位置決めを行い、所定の動作(例えば、データ領域DAに対するリード動作・ライト動作)を行う。
以上のように、実施の形態では、ディスク媒体111において、サーボバースト領域Rbstのパターンをダウントラック方向のずれとクロストラック方向のずれとが区別可能なパターンで構成する。これにより、ディスク装置1において、データ記録容量の低減を抑制しながらショートサーボ復調時のヘッド122の位置を適切に導出することができる。すなわち、ディスク媒体111におけるデータ記録容量の向上に適したディスク装置1を提供できる。
なお、ショートサーボ領域SSVは、復調されないプレアンブル、サーボマーク、グレイコードが省略された領域であってもよい。この場合、ライトゲート信号WGは、ショートサーボ領域SSVの先頭(すなわち、サーボバースト領域Rbstの先頭)からギャップ量Gwrに応じた手前の位置でアサート状態からデアサート状態へ遷移してもよい。これにより、データ領域DAにおけるショートサーボ領域SSVの先頭からギャップ量Gwrに応じた手前の位置までデータが書き込まれてもよい。また、シーク動作では、直前のノーマルサーボ領域NSVで読み出されたサーボ情報を用いてヘッド122の位置決めが行われてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 ディスク装置、111 ディスク媒体、122 ヘッド。

Claims (7)

  1. ヘッドと、
    ディスク媒体と、
    を備え、
    前記ディスク媒体は、複数のサーボトラックからなるサーボ領域を有し、
    サーボ領域は、サーボトラック毎に磁化極性が反転しているナル型のバースト領域を含み、
    あるサーボトラックの前記バースト領域を第1の長さと第1の開始位置で切り出した第1のパターンと、隣接するサーボトラックの前記バースト領域から第1の長さと、第1のタイミングを含む任意の第2の開始位置で切り出した第2のパターンとは、一致しないパターンであり、
    前記サーボトラックの前記バースト領域は、第1のバーストパターンを含み、
    前記第1のバーストパターンは、
    第1の値が記録された第1の磁化領域と、
    前記第1の磁化領域にダウントラック方向に隣接し、前記第1の値と逆極性である第2の値が記録された第2の磁化領域と、
    を有し、
    ダウントラック方向における前記第1の磁化領域のダウントラック方向の幅と、前記第2の磁化領域のダウントラック方向の幅とは、互いに異なる
    ディスク装置。
  2. 前記第1のバーストパターンは、
    前記第1の磁化領域にクロストラック方向に隣接し、前記第2の値が記録された第3の磁化領域と、
    前記第3の磁化領域にダウントラック方向に隣接し、前記第1の値が記録された第4の磁化領域と、
    をさらに有し、
    前記第1の磁化領域及び前記第2の磁化領域の境界線と前記第3の磁化領域及び前記第4の磁化領域の境界線とは、クロストラック方向に延びた直線に沿っている
    請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記バースト領域から読み出された情報に応じて、ダウントラック方向における前記第1の値が記録された領域の幅と前記第2の値が記録された領域の幅との比率を判定し、判定結果に応じた処理を行うコントローラをさらに備えた
    請求項2に記載のディスク装置。
  4. 各トラックは、
    ノーマルサーボ復調方式に対応した第1のサーボ領域と、
    ショートサーボ復調方式に対応した第2のサーボ領域と、
    を有する
    請求項1に記載のディスク装置。
  5. 前記ヘッドは、
    リード素子と、
    前記リード素子に対して所定のギャップ量で配されるライト素子と、
    を有し、
    前記第1のサーボ領域は、データ領域におけるデータ記録領域の終端から第1の間隔で離間しており、
    前記第2のサーボ領域は、データ領域におけるデータ記録領域の終端から前記第1の間隔より前記所定のギャップ量に応じて短い第2の間隔で離間している
    請求項4に記載のディスク装置。
  6. 前記第1のサーボ領域における前記バースト領域と前記バースト領域以外の領域とから読み出された情報に基づいて前記ヘッドの位置決めを行い、前記第2のサーボ領域における前記バースト領域から読み出された情報に基づいてダウントラック方向における第1の値が記録された領域の幅と第2の値が記録された領域の幅との比率を判定して前記ヘッドの位置決めを行うコントローラをさらに備えた
    請求項4又は5に記載のディスク装置。
  7. ヘッドと、
    ディスク媒体と、
    を備え、
    前記ディスク媒体は、複数のサーボトラックからなるサーボ領域を有し、
    サーボ領域は、サーボトラック毎に磁化極性が反転しているナル型のバースト領域を含み、
    あるサーボトラックの前記バースト領域を第1の長さと第1の開始位置で切り出した第1のパターンと、隣接するサーボトラックの前記バースト領域から第1の長さと、第1のタイミングを含む任意の第2の開始位置で切り出した第2のパターンとは、一致しないパターンである
    ディスク装置。
JP2019135513A 2019-07-23 2019-07-23 ディスク装置 Pending JP2021018827A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135513A JP2021018827A (ja) 2019-07-23 2019-07-23 ディスク装置
CN202010051886.8A CN112309437B (zh) 2019-07-23 2020-01-17 盘装置
US16/919,327 US11094342B2 (en) 2019-07-23 2020-07-02 Disk device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135513A JP2021018827A (ja) 2019-07-23 2019-07-23 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021018827A true JP2021018827A (ja) 2021-02-15

Family

ID=74189175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019135513A Pending JP2021018827A (ja) 2019-07-23 2019-07-23 ディスク装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11094342B2 (ja)
JP (1) JP2021018827A (ja)
CN (1) CN112309437B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022101038A (ja) 2020-12-24 2022-07-06 株式会社東芝 磁気ディスク装置、及びサーボデータの復調方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4208679A (en) 1978-02-28 1980-06-17 Digital Equipment Corporation Transducer positioning system for rotating disk drive units
US4390912A (en) 1980-11-12 1983-06-28 Digital Equipment Corporation Transducer positioning system and data disk therefor
US5867341A (en) * 1996-01-30 1999-02-02 Seagate Technology, Inc. Disc drive system using multiple pairs of embedded servo bursts
JP4102600B2 (ja) * 2002-06-03 2008-06-18 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 磁気ディスク装置及び信号処理装置
US7023631B2 (en) * 2002-11-07 2006-04-04 Seagate Technology Llc Bi-frequency servo pattern
US7408735B1 (en) * 2003-02-11 2008-08-05 Maxtor Corporation Data tracking method and apparatus for disk-based data storage
US6967808B1 (en) 2004-05-13 2005-11-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Data recording system with servo pattern having pseudo-random binary sequences
JP2008071438A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Toshiba Corp ディスク記憶装置及びサーボ書込み方法
JP4791335B2 (ja) * 2006-12-15 2011-10-12 株式会社日立製作所 トラッキング誤差検出方法及びそれを用いた光ディスク再生装置
JP2008204494A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Fujitsu Ltd 記憶装置、記憶制御回路及びヘッド位置ずれ測定方法
JP4908339B2 (ja) * 2007-07-30 2012-04-04 株式会社東芝 ディスク記憶装置及びディスク媒体
US7706092B2 (en) * 2007-09-12 2010-04-27 Seagate Technology Llc Null servo pattern for bit-patterned media
JP2009146543A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Toshiba Corp 記憶媒体再生装置および方法
US7529061B2 (en) * 2008-02-01 2009-05-05 International Business Machines Corporation Tape drive for maintaining lateral position utilizing longitudinally shifted servo pattern with increased sampling rate
US7746595B1 (en) * 2008-09-29 2010-06-29 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising slanted line servo bursts having reverse polarity segments
US7986488B2 (en) * 2008-12-04 2011-07-26 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic recording disk and disk drive with alternating single-polarity position error signal (PES) blocks for read/write head positioning
US8743496B2 (en) * 2011-07-06 2014-06-03 HGST Netherlands B.V. Servo pattern compatible with planarization constraints of patterned media and use of a single master template
US8908303B1 (en) * 2013-07-30 2014-12-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for servo demodulation and disk storage apparatus
US10360930B1 (en) * 2018-01-26 2019-07-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk device and method of manufacturing disk device

Also Published As

Publication number Publication date
US11094342B2 (en) 2021-08-17
CN112309437B (zh) 2021-12-24
US20210027805A1 (en) 2021-01-28
CN112309437A (zh) 2021-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8531798B1 (en) Disk drive adjusting servo burst signals to compensate for radial velocity of the head
US7362536B1 (en) Disk drive that compensates for phase incoherence between radially adjacent servo tracks and methods thereof
US8605379B1 (en) Disk drive averaging phase-offset due to reader/writer gap in order to recover extended servo data
US8699172B1 (en) Disk drive generating off-track read capability for a plurality of track segments
US7068461B1 (en) Servo writing a disk drive by overwriting a harmonic frequency fill pattern in the servo burst area
US7400464B1 (en) Synchronous RRO write
JP4649421B2 (ja) 位相シフトヌルバーストパターンのための方法及び装置
US7646559B1 (en) Self-servo write stitching system
US7292402B2 (en) Systems and methods for multipass servowriting with a null burst pattern
US9514775B2 (en) Reducing effect of frequency acquisition error in a position error signal responsive to split servo burst patterns
US7355810B2 (en) Disk drive having a disk medium with discrete track
US7859778B1 (en) Deterministic phase mismatch correction in servo position estimation systems
JPH08221918A (ja) 記憶装置
JP2020155172A (ja) 磁気ディスク装置、及びサーボ復調位置の復調方法
US7952825B2 (en) Method and apparatus adjusting reference clock frequency and disk drive using same
US9583137B1 (en) Methods of demodulating a servo position error signal on patterned media
US7206148B2 (en) Variable frequency chevron in printed media reference pattern to improve servo demodulation
JP2021018827A (ja) ディスク装置
US7589929B2 (en) Servo pattern writing apparatus, servo pattern writing method, servo pattern reading apparatus, and servo pattern reading method
US7019925B2 (en) Variable frequency chevron in printed media reference pattern to improve servo demodulation
JP2010123151A (ja) 電磁変換素子の位置決め方法
JP6991945B2 (ja) ディスク装置、及びディスク装置の製造方法
US11475913B2 (en) Magnetic disk device and demodulation method for servo data
US6865042B2 (en) Embedded servo patterning methods and apparatus
US9171575B1 (en) Data storage device detecting media defects by writing opposite polarity test pattern