JP2021018148A - 異常検出システム - Google Patents

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Kenji Sudo
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実 長谷部
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実 長谷部
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Hiromasa HAGA
大真 羽賀
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義親 川島
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誠司 橋本
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Abstract

【課題】振動発電の電力で駆動するセンサから無線で得られた計測データを用いて対象物の異常を検出するにあたって、検出精度を向上させることが可能な異常検出システムを提供する。【解決手段】前記対象物に設置され、振動発電により発電する発電部と、前記発電部で発電した電力を駆動源として前記異常を検出するために必要なデータを計測し、計測した計測データを無線送信するセンサ部と、前記センサ部から無線で受信した前記計測データを用いて前記対象物の異常を検出する異常検出装置と、を備え、前記異常検出装置は、入力画像が前記異常を示す画像か否かを分類する畳み込みニューラルネットワークを有し、前記計測データの波形画像を前記入力画像として前記畳み込みニューラルネットワークに入力して当該波形画像が前記異常を示す画像か否かを判別することで前記異常を検出する異常検出部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、異常検出システムに関する。
対象物の故障を検出するために必要なデータを計測するセンサと、センサが計測した計測データを有線で取得し当該計測データを周波数解析することで対象物の異常を検出する異常検出装置と、を有する異常検出システムがある(例えば、特許文献1)。
近年、センサと異常検出装置との間の通信を無線化して、センサから異常検出装置に対して計測データを無線で送信する異常検出システムが提案されている。ただし、センサを駆動させるためのバッテリは依然として使用されているため、センサに対する電源線の引き回しやバッテリの交換が必要であり、面倒であった。
特開平10−281076号公報
そこで、振動発電する振動発電装置をセンサに設けることで、電源線の引き回しや電池交換の手間を削減することが考えられる。ただし、振動発電装置が発電する電力は微小であるため、センサは、十分な電力を確保するために計測データのサンプリング周波数を低くして計測する必要がある。その結果、上記周波数解析を行うのに十分なデータ量を得ることができず、対象物の異常の検出精度が低い場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、振動発電の電力で駆動するセンサから無線で得られた計測データを用いて対象物の異常を検出するにあたって、検出精度を向上させることが可能な異常検出システムを提供することである。
(1)本発明の一態様は、対象物の異常を検出する異常検出システムであって、前記対象物に設置され、振動発電により発電する発電部と、前記発電部で発電した電力を駆動源として前記異常を検出するために必要なデータを計測し、計測した計測データを無線送信するセンサ部と、前記センサ部から無線で受信した前記計測データを用いて前記対象物の異常を検出する異常検出装置と、を備え、前記異常検出装置は、入力画像が前記異常を示す画像か否かを分類する畳み込みニューラルネットワークを有し、前記計測データの波形画像を前記入力画像として前記畳み込みニューラルネットワークに入力して当該波形画像が前記異常を示す画像か否かを判別することで前記異常を検出する異常検出部を備える、ことを特徴とする異常検出システムである。
(2)上記(1)の異常検出システムであって、前記センサ部は、常に第1サンプリング周波数で計測する連続計測方式と、一定周期ごとに前記第1サンプリング周波数よりも高い第2サンプリング周波数で所定期間のみ計測する周期計測方式と、のいずれかの計測方式で前記データを計測してもよい。
(3)上記(1)又は上記(2)の異常検出システムであって、前記発電部は、圧電素子を備え、前記圧電素子の共振周波数が前記対象物の一以上の振動周波数と同調することにより発電してもよい。
(4)上記(1)から上記(3)のいずれかの異常検出システムであって、前記異常検出装置は、学習データを用いて前記畳み込みニューラルネットワークを構築する学習部を備え、前記学習データは、前記対象物に異常がない場合に前記センサ部で計測された前記計測データの波形画像と、前記対象物に異常がある場合に前記センサ部で計測された前記計測データの波形画像と、を有してもよい。
(5)上記(4)の異常検出システムであって、前記学習部は、前記計測データのうち、第1の時刻から第2の時刻までの計測データをプロットした波形画像を生成する生成処理を複数回実行することで前記学習データを生成する学習データ生成部を備え、前記学習データ生成部は、前記生成処理を実行するごとに前記第1の時刻を所定時間だけ遅らせた時刻を新たな前記第1の時刻に設定することで、前記計測データから複数の波形画像を生成してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、振動発電の電力で駆動するセンサから無線で得られた計測データを用いて対象物の異常を検出するにあたって、検出精度を向上させることができる。
本実施形態に係る異常検出システム1の概略構成図の一例を示す図である。 本実施形態に係る無線センサモジュール2の概略構成図である。 本実施形態に係る無線センサモジュール2の外観の模式図である。 第1のモード及び第2のモードのいずれかのモードで発電する振動発電装置10の概略構成図である。 本実施形態に係る連続計測方式と周期計測方式を説明する図である。 本実施形態に係る異常検出装置3の機能部を説明する図である。 本実施形態に係る波形画像を説明する図である。 本実施形態に係る学習データの生成方法を説明する図である。 本実施形態に係る本実施形態に係る異常検出システム1の動作のシーケンス図である。
以下、本実施形態に係る異常検出システムを、図面を用いて説明する。
本実施形態に係る異常検出システムは、対象物の異常を検出するシステムである。なお、対象物の異常とは、対象物の故障や劣化を含む。対象物は、本実施形態に係る異常検出システムにより異常の有無が検出される物であって、振動を生じる物である。例えば、対象物は、橋梁等の構造物や、工場などの施設に設けられた装置である。具体的な例として、対象物は、モータやタービン等の回転機や回転機を搭載した装置である。
図1は、本実施形態に係る異常検出システム1の概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、異常検出システム1は、無線センサモジュール2及び異常検出装置3を備える。
以下に、本実施形態に係る無線センサモジュール2の概略構成を説明する。図2は、本実施形態に係る無線センサモジュール2の概略構成図である。図3は、本実施形態に係る無線センサモジュール2の外観の模式図である。ただし、図3において、説明の便宜上、無線センサモジュール2において、筐体のカバーを外した状態を示している。
無線センサモジュール2は、筐体4、発電部5、蓄電部6、及びセンサ部7を備える。
筐体4は、無線センサモジュール2の外形を構成し、発電部5、蓄電部6、及びセンサ部7を収容している。
発電部5は、対象物に設置され、振動発電により発電する。なお、発電部5は、振動発電により発電できればよく、公知の技術を用いて振動発電してもよい。すなわち、本実施形態に係る発電部5は、振動発電の発電方法には特に限定されない。例えば、振動発電には、電磁方式、静電方式及び圧電方式があるが、本実施形態の発電部5は、一例として圧電方式を採用する。ただし、これに限定されず、発電部5は、電磁方式や静電方式を採用してもよい。電磁方式は、振動による磁場の変動によってコイルに誘導電流が流れることを利用した発電方式である。静電方式は、対向する一対の電極の静電容量が振動により変化することで発電する発電方式である。圧電方式は、圧電素子を利用した発電方式である。圧電素子は、機械的な応力やひずみを加えた際に電気が直接発生する性質(圧電効果)を有するものであって、例えばPZTである。
以下に、本実施形態に係る発電部5の構成について説明する。
本実施形態に係る発電部5は、振動発電装置10及び整流回路11を備える。
振動発電装置10は、圧電素子20を有し、第1のモードで発電する。第1のモードとは、圧電素子20の共振周波数が対象物の振動周波数と同調することにより発電するモードである。なお、第1のモードは、圧電素子20の共振周波数が対象物の複数の振動周波数と同調することにより発電するモード(多モード)であってもよい。
一例として、第1のモードでの発電を行う振動発電装置10は、図3に示すように、圧電素子20、固定部21及び重り22を備える。
圧電素子20は、圧電効果の性質を有る部材であって、例えば、PZTである。例えば、圧電素子20は、いわゆる圧電セラミックプレートである。圧電素子20の形状は、特に限定されないが、例えば長方形状や正方形形状であってもよいし、図3に示すように台形形状や三角形形状であってもよい。
固定部21は、筐体4に圧電素子20の第1端部を固定する。例えば、固定部21は、筐体4に固定されており、圧電素子20の第1端部を把持(クランプ)する構成を備えてもよい。ただし、圧電素子20を筐体4に直接固定する場合においては、固定部21は、不要である。そのため、圧電素子20を筐体4に直接固定する場合には、振動発電装置10は、固定部21を備えなくてもよい。
重り22は、圧電素子20の第2端部に固定されている。この重り22の質量は、圧電素子20の共振周波数が対象物の振動周波数と同調するように調整されている。
これにより、対象物の振動で重り22が揺れると圧電素子20に力が加わり、圧電素子20の圧電効果により電圧が発生する。
なお、振動発電装置10は、第1のモードだけではなく、第1のモードとは異なる発電モードである第2のモードでも発電してもよい。第2のモードとは、衝撃荷重を圧電素子に印加することで発電するモードである。図4は、第1のモード及び第2のモードのいずれかのモードで発電する振動発電装置10の概略構成図である。なお、図3に示す振動発電装置10と図4に示す振動発電装置10とを区別する場合には、図3に示す振動発電装置10を「振動発電装置10A」と標記し、図4に示す振動発電装置10Bを「振動発電装置10B」と標記する。ただし、振動発電装置10Aと振動発電装置10Bとを区別しない場合には、単に「振動発電装置10」と標記する。
振動発電装置10Bは、第1の圧電素子30、固定部31、重り32、第2の圧電素子33、及び凸部34を備える。
第1の圧電素子30は、圧電素子20の構成と同様の構成を備えるため、詳細な説明は省略する。
固定部31は、筐体4に第1の圧電素子30の第1端部を固定する。例えば、固定部31は、筐体4に固定されており、第1の圧電素子30の第1端部を把持(クランプ)する構成を備えてもよい。ただし、第1の圧電素子30を筐体4に直接固定する場合においては、固定部31は、不要である。そのため、第1の圧電素子30を筐体4に直接固定する場合には、振動発電装置10Bは、固定部31を備えなくてもよい。
重り32は、第1の圧電素子30の第2端部に固定されている。この重り32の質量は、第1の圧電素子30の共振周波数が対象物の振動周波数と同調するように調整されている。これにより、対象物の振動で重り32が揺れると圧電素子20に力が加わり、圧電素子20の圧電効果により電圧が発生する。
第2の圧電素子33は、例えば、筐体4の下面に設けられ、対象物の振動によって重り32が揺れた場合に、凸部34と衝突する位置に設けられている。
凸部34は、第1の圧電素子30の表面から突出した部材である。凸部34は、第1の圧電素子30において、重り32が設けられている面とは反対側の面から突出している。
これにより、対象物の振動によって重り32が揺れた場合に、凸部34が第2の圧電素子33と衝突することで第2の圧電素子33に力が加わり、第2の圧電素子33の圧電効果により電圧が発生する。
すなわち、振動発電装置10Bは、第1の圧電素子30が第1のモードで発電し、第2の圧電素子33が第2のモードで発電する。
ここで、第1のモードは、対象物の振動周波数に経時的に大きな変化がない場合に有効な発電モードである。一方、第2のモードは、対象物の振動周波数が変化する場合や、振動周波数が広帯域である場合、振動がインパルス的な振動である場合等に有効な発電モードである。したがって、振動発電装置10Bは、対象物の振動が周期的な振動であっても、インパルス的な振動であっても、発電可能である。なお、振動発電装置10Bが第2のモードのみを採用する場合には、第1の圧電素子30を板バネに代えればよい。
整流回路11は、振動発電装置10で発電された電力を整流する。例えば、整流回路11は、ブリッジ整流回路であってもよいし、倍電圧整流回路であってもよい。
蓄電部6は、整流回路11に整流された電力を蓄電する。すなわち、蓄電部6は、整流回路11により整流された電力に充電されることで蓄電する。蓄電部6は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池であってもよいし、電気二重層キャパシタ等のコンデンサであってもよい。また、蓄電部6は、コンデンサ及び二次電池を備えてもよい。図3に示す例では、蓄電部6は、コンデンサC及び二次電池を有している。なお、当該二次電池は、基板Bの裏面に実装されているため、図3に図示していない。
センサ部7は、異常検出装置3と無線通信を行う機能を備えている。センサ部7は、発電部5で振動発電した電力を駆動源として、対象物の異常を検出するために必要なデータを計測し、計測した計測データを無線送信する。より具体的には、センサ部7は、蓄電部6で蓄電されている電力(発電部5で振動発電した電力)を駆動源として、対象物の異常を検出するために必要なデータを計測し、計測した計測データを無線送信する。以下に、本実施形態に係るセンサ部7の概略構成について説明する。なお、当該センサ部7は、基板Bの裏面に実装されているため、図3に図示していない。
図2に示すように、センサ部7は、通信装置40及び無線センサ41を備える。
通信装置40は、異常検出装置3と無線通信することにより情報を送受する。例えば、通信装置40は、アンテナである。通信装置40と異常検出装置3との無線通信のネットワークは、特に限定されないが、携帯電話回線網などの移動体通信網を含んでもよく、無線MAN(例えば、WiMAX(登録商標)である。)、無線LAN(例えば、WiFi(登録商標)である。)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの無線通信網を含んでもよい。
無線センサ41は、通信装置40を介して異常検出装置3と無線通信を行う機能を備えている。また、無線センサ41は、対象物の異常を検出するために必要なデータDを計測する。対象物の異常を検出するために必要なデータDとは、対象物の異常を判断可能なデータであれば特に限定されないが、対象物の動作に起因して変動するデータであって、例えば、対象物の稼動音、温度、振動、対象物に印加される電流、電圧等である。したがって、例えば、無線センサ41は、加速度センサ、音センサ、電圧センサ、電流センサ、温度センサの少なくともいずれかを含む。以下の説明においては、無線センサ41は、加速度センサを備え、当該加速度センサによって、対象物の異常を判断可能なデータDとして対象物の振動データを計測する場合について説明する。この振動データは、X方向、Y方向及びZ方向の三軸方向の振動データであってもよいし、少なくとも一方向の振動データであってもよい。なお、無線センサ41が計測したデータDを「計測データ」を称する場合がある。
ここで、無線センサ41は、図5に示すように、連続計測方式と周期計測方式のいずれかの方式でデータDを計測する。連続計測方式は、常に第1サンプリング周波数f1で計測する方式である(図5(a))。周期計測方式は、一定周期Tcごとに第1サンプリング周波数f1よりも高い第2サンプリング周波数f2で所定期間ΔTcのみ計測する方式である(図5(b))。例えば、第1サンプリング周期f1は、0.5Hz程度(サンプリング周期T1が2秒)である。したがって、例えば、周期計測方式では、無線センサ41は、サンプリング周期T1ごとにデータDの計測及び当該データDの無線送信を実行する。
一方、例えば、第2サンプリング周期f2は、20Hz程度(サンプリング周期T2が50ミリ秒)である。このように、無線センサ41は、所定期間ΔTcにおいて、データDの計測及び当該データDの無線送信を実行する。なお、以下の説明において、無線センサ41は、周期計測方式でデータDを計測する場合について説明する。
次に、本実施形態に係る異常検出装置3について説明する。
異常検出装置3は、入力画像が異常を示す画像か否かを分類する畳み込みニューラルネットワークを有し、計測データの波形画像を入力画像として畳み込みニューラルネットワークに入力することで当該波形画像が対象状態の異常を示す画像か否かを判定する。これにより、異常検出装置3は、入力画像が対象状態の異常を示す画像であると判定した場合に、対象状態の異常を検出することができる。
異常検出装置3は、コンピュータ等の情報処理装置である。例えば、異常検出装置3は、CPU又はMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリ、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等のストレージ、入出力インターフェースを備えてもよい。
以下に、本実施形態に係る異常検出装置3の機能部について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る異常検出装置3の機能部を説明する図である。
異常検出装置3は、学習部50及び異常検出部60を備える。なお、学習部50及び異常検出部60は、一つの装置として一体で構成されてもよいし、別体で構成されてもよい。
学習部50は、過去に得られた計測データの波形画像を学習データとして用いて機械学習することにより、入力された画像(以下、「入力画像」という。)が対象物の異常を示す画像か否かを分類する畳み込みニューラルネットワークを構築する。
以下に、本実施形態に係る学習部50の構成について説明する。
学習部50は、格納部51、学習データ生成部52及び学習処理部53を備える。
格納部51には、過去にセンサ部7から収集した計測データ(以下、「過去データ」という。)を時系列で格納している。過去データには、対象物に異常がない場合にセンサ部7で計測された計測データ(以下、「第1過去データ」という。)と、対象物に異常がある場合にセンサ部7で計測された計測データ(以下、「第2過去データ」という。)とがある。格納部51には、第1過去データと第2過去データとのそれぞれが学習データ生成部52にとって識別可能な状態で格納されている。
学習データ生成部52は、格納部51に格納されている過去データを用いて学習データを複数生成する。学習データとは、図7に示すように、所定期間Tx内の過去データをプロットした波形画像である。ここで、格納部51には、第1過去データ及び第2過去データが格納されている。したがって、学習データ生成部52は、格納部51に格納されている所定期間Tx内の第1過去データを用いて第1波形画像を複数生成し、格納部51に格納されている所定期間Tx内の第2過去データを用いて第2波形画像を複数生成する。これにより、学習データ生成部52は、対象物に異常が発生していない場合の第1波形画像と、対象物に異常が発生している場合の第2波形画像とをそれぞれ生成することができる。なお、学習データ生成部52は、第1波形画像に対して対象物に異常が発生していない旨のラベルを付してもよい。また、学習データ生成部52は、第2波形画像に対して対象物に異常が発生している旨のラベルを付してもよい。すなわち、学習データ生成部52は、学習データとして教師データを生成してもよい。
ここで、波形画像(第1波形画像及び第2波形画像)を複数生成する方法の一例を説明する。学習データ生成部52は、対象物に異常がある場合にセンサ部7で計測された過去データ(格納部51に格納されている過去データ)のうち、第1の時刻から所定期間Tx後の第2の時刻までの過去データをプロットした波形画像を生成する生成処理を複数回実行する。その際、学習データ生成部52は、生成処理を実行するごとに第1の時刻を所定時間tだけ遅らせた時刻を新たな第1の時刻に設定することで、所定期間Txの過去データから複数の波形画像を生成する。
例えば、格納部51には、時刻t0からt4までの過去データが格納されているとする。この場合において、まず、学習データ生成部52は、時刻t0を第1の時刻として、第1の時刻から所定期間Tx後の時刻t2(第2の時刻)までの過去データをプロットした波形画像を生成する(図8(a))。次に、学習データ生成部52は、時刻t0から時間tだけ遅らせた時刻t1を第1の時刻として、第1の時刻から所定期間Tx後の時刻t3(第2の時刻)までの過去データをプロットした波形画像を生成する(図8(b))。さらに、学習データ生成部52は、時刻t1から時間tだけ遅らせた時刻t2を第1の時刻として、第1の時刻から所定期間Tx後の時刻t4(第2の時刻)までの過去データをプロットした波形画像を生成する(図8(c))。このように、学習データ生成部52は、互いに異なる第1波形画像を複数生成するにあたって、生成処理を実行するごとに第1の時刻を所定時間tだけ遅らせた時刻を新たな第1の時刻に設定することで、所定期間Txの過去データから複数の第1波形画像を生成する。また、学習データ生成部52は、互いに異なる第2波形画像を複数生成するにあたって、生成処理を実行するごとに第1の時刻を所定時間tだけ遅らせた時刻を新たな第1の時刻に設定することで、所定期間Txの過去データから複数の第2波形画像を生成する。
学習処理部53は、学習データ生成部52が生成した第1波形画像及び第2波形画像を学習データとして用いて機械学習することにより、入力画像が対象物の異常を示す画像か否かを分類する畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network(CNN))を構築する。例えば、学習処理部53は、畳み込みニューラルネットワークに第1波形画像及び第2波形画像を入力し、例えば、誤差逆伝播法(back propagation)により畳み込みニューラルネットワークのパラメータを学習することにより第1波形画像及び第2波形画像のそれぞれの特徴量を抽出する。なお、畳み込みニューラルネットワークの構成は公知であるため、その詳細な説明は省略するが、入力層、畳み込み層、プーリング層、全結合層及び出力層から構成される。
異常検出部60は、学習処理部53が構築した畳み込みニューラルネットワーク(学習済みモデル)を、学習部50から取得する。そして、異常検出部60は、過去データではない計測データの波形画像を入力画像として学習済みの畳み込みニューラルネットワークに入力することで当該入力画像が異常を示す画像か否かを判別する。これにより、異常検出部60は、対象物の異常を検出することができる。
以下に、本実施形態に係る異常検出部60の概略構成について説明する。
本実施形態に係る異常検出部60は、画像生成部61、判別部62及び異常判定部63を備える。
画像生成部61は、異常検出装置3が異常の有無を検出する場合には、センサ部7から計測データを収集し、所定期間Txにおける計測データの波形画像を入力画像として生成する。例えば、画像生成部61は、入力画像を生成するために必要な計測データをセンサ部7から受信したタイミングで入力画像を生成してもよい。ここで、無線センサ41が周期計測方式で計測している場合には、画像生成部61は、一定周期Tcごとに所定期間ΔTcの計測データを取得する。したがって、画像生成部61は、一定周期Tcごとにセンサ部7から得られた計測データに基づいて、所定期間Txにおける計測データの波形画像を生成する。例えば、所定期間Txが2sであり、センサ部7が計測する所定期間ΔTcが3.6sである場合には、画像生成部61は、入力画像を1つ生成することができる。
判別部62は、学習処理部53が構築した畳み込みニューラルネットワーク(学習済みモデル)を学習部50から取得する。判別部62は、画像生成部61が生成した入力画像を学習処理部53が構築した畳み込みニューラルネットワーク(学習済みモデル)に入力することで入力画像が対象物の異常を示す画像か否かを判別する。この畳み込みニューラルネットワーク(学習済みモデル)は、入力画像が対象物に異常があることを示す画像(以下、「異常画像」という。)であるか、それとも対象物が正常であることを示す画像(以下、「正常画像」という。)であるかを判別する分類器として機能する。
異常判定部63は、判別部62により入力画像が異常を示す画像である異常画像であると判別された場合には、対象物に異常が発生していると判定することで、当該異常を検出する。一方、異常判定部63は、判別部62により入力画像が異常を示すものではない画像である正常画像であると判別された場合には、対象物に異常が発生していないと判定する。
次に、本実施形態に係る異常検出システム1における対象物の異常を検出する動作の流れについて、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る異常検出システム1の動作のシーケンス図である。なお、異常検出装置3は、学習済みモデルである畳み込みニューラルネットワークを備えていることを前提として、以下に異常検出システム1の動作の流れを説明する。
無線センサモジュール2は、第1のモード及び第2のモードのいずれかで振動発電し、この振動発電により得られた発電電力を動力源として作動する。そして、無線センサモジュール2は、振動データを計測する(ステップS101)。ここで、無線センサモジュール2は、連続計測方式と周期計測方式のいずれかの方式で振動データを計測する。無線センサモジュール2は、連続計測方式で振動データを計測する場合には、計測データの計測と平行して振動発電により発電した発電電力を蓄電部6に蓄電する。一方、無線センサモジュール2は、周期計測方式で振動データを計測する場合には、所定期間ΔTc以外の期間で発電電力を蓄電部6に蓄電する。無線センサモジュール2は、計測した振動データを異常検出装置3に無線送信する。
異常検出装置3は、無線センサモジュール2と無線通信を行い、計測データである振動データを受信する。画像生成部61は、所定期間Tx分の振動データを受信した場合には、所定期間Txの振動データの波形画像(入力画像)を生成する(ステップS102)。そして、判別部62は、予め学習された畳み込みニューラルネットワーク(学習済みモデル)に、画像生成部61が生成した入力画像を入力することで(ステップS103)、当該入力画像が異常画像又は正常画像であるかを判別する(ステップS104)。
そして、異常検出装置3の異常判定部63は、判別部62により入力画像が異常画像であると判別された場合には、対象物に異常が発生していると判定することで、当該異常を検出する。一方、異常判定部63は、判別部62により入力画像が正常画像であると判別された場合には、対象物に異常が発生していないと判定することで当該異常がないことを検出する(ステップS105)。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
(変形例)上記実施形態では、無線センサモジュール2は、連続計測方式で計測する連続計測モードと周期計測方式で計測する周期計測モードとの双方のモードを有してもよい。そして、無線センサモジュール2は、連続計測モードと周期計測モードとの任意に切り替え可能な構成を有してもよい。例えば、無線センサモジュール2は、ユーザが操作可能な操作部を備え、当該操作部に対する操作に応じて、データDを計測するモードを連続計測モードと周期計測モードとのいずれかモードで計測する。ユーザは、操作部に対して第1の操作を行うことで無線センサモジュール2に対して連続計測モードで計測させ、操作部に対して第2の操作を行うことで周期計測モードで計測させることができる。上記操作部は、データDを計測するモードを連続計測モードと周期計測モードとのいずれかに切り替え可能なものであって、例えば、スイッチ(例えば、スライドスイッチ)である。
以上、説明したように、異常検出システム1では、振動発電した電力を駆動源として異常を検出するために必要なデータを計測し、計測した計測データを無線送信する無線センサモジュール2を備える。また、異常検出システム1は、無線センサモジュール2から無線で受信した計測データの波形画像を入力画像として畳み込みニューラルネットワークに入力して当該波形画像が対象物の異常を示す画像か否かを判別することで当該異常を検出する異常検出装置3を備える。
このような構成によれば、異常検出システム1は、無線センサモジュール2が振動発電を駆動源として計測するために、周波数解析を行うのに十分なデータ量の計測データが得られない場合であっても、対象物の異常を検出することができ、異常の検出精度を向上させることができる。すなわち、低サンプリング周波数の計測データであっても、対象物の異常を精度よく検出することができる。
また、異常検出システム1は、無線センサモジュール2に対する電源線の引き回しが不要となる。さらに、無線センサモジュール2は、振動発電を行うため、バッテリが不要となるためメンテナンスフリー化が可能となる。
また、上記実施形態では、学習部50は、第1の時刻から第2の時刻までの計測データをプロットした波形画像を生成する生成処理を複数回実行することで学習データを生成する学習データ生成部52を備えてもよい。そして、学習データ生成部52は、生成処理を実行するごとに第1の時刻を所定時間だけ遅らせた時刻を新たな第1の時刻に設定することで、計測データから複数の波形画像(学習データ)を生成してもよい。
このような構成によれば、学習データ生成部52は、少ない計測データで十分な量の学習データを生成することができる。
なお、上述した異常検出装置3の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。この場合、上記コンピュータは、CPU、GPUなどのプロセッサ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えてもよい。そして、異常検出装置3の全部または一部の機能をコンピュータで実現するためのプログラムを上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを上記プロセッサに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
1 異常検出システム
2 無線センサモジュール
3 異常検出装置
5 発電部
6 蓄電部
7 センサ部
50 学習部
52 学習データ生成部
53 学習処理部
60 異常検出部
61 画像生成部
62 判別部
63 異常判定部

Claims (5)

  1. 対象物の異常を検出する異常検出システムであって、
    前記対象物に設置され、振動発電により発電する発電部と、
    前記発電部で発電した電力を駆動源として前記異常を検出するために必要なデータを計測し、計測した計測データを無線送信するセンサ部と、
    前記センサ部から無線で受信した前記計測データを用いて前記対象物の異常を検出する異常検出装置と、
    を備え、
    前記異常検出装置は、入力画像が前記異常を示す画像か否かを分類する畳み込みニューラルネットワークを有し、前記計測データの波形画像を前記入力画像として前記畳み込みニューラルネットワークに入力して当該波形画像が前記異常を示す画像か否かを判別することで前記異常を検出する異常検出部を備える、
    ことを特徴とする異常検出システム。
  2. 前記センサ部は、常に第1サンプリング周波数で計測する連続計測方式と、一定周期ごとに前記第1サンプリング周波数よりも高い第2サンプリング周波数で所定期間のみ計測する周期計測方式と、のいずれかの計測方式で前記データを計測する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の異常検出システム。
  3. 前記発電部は、圧電素子を備え、前記圧電素子の共振周波数が前記対象物の一以上の振動周波数と同調することにより発電する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の異常検出システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の異常検出システムにおいて、
    前記異常検出装置は、
    学習データを用いて前記畳み込みニューラルネットワークを構築する学習部
    を備え、
    前記学習データは、前記対象物に異常がない場合に前記センサ部で計測された前記計測データの波形画像と、前記対象物に異常がある場合に前記センサ部で計測された前記計測データの波形画像と、を有する、
    ことを特徴とする異常検出システム。
  5. 前記学習部は、
    前記計測データのうち、第1の時刻から第2の時刻までの計測データをプロットした波形画像を生成する生成処理を複数回実行することで前記学習データを生成する学習データ生成部を備え、
    前記学習データ生成部は、前記生成処理を実行するごとに前記第1の時刻を所定時間だけ遅らせた時刻を新たな前記第1の時刻に設定することで、前記計測データから複数の波形画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の異常検出システム。
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