JP2021017781A - 小便器装置 - Google Patents

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学 一法師
Manabu Ipposhi
学 一法師
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Abstract

【課題】トイレ空間において男子小用の際に用いられた使用済み紙を適切に、衛生的に廃棄することができる小便器装置を提供する。【解決手段】小便器装置は、小便器10と、ペーパーホルダーとを備えており、小便器は、ボウル12と、ボウル12に洗浄水を供給する給水部13と、ボウル12内の汚水を排出する排水部14と、給水部13と排水部14とを制御する制御部とを備え、排水部14は、ボウル12の底部に設けた排水口13cと連通状態に接続された、すくなくとも排水姿勢と封水姿勢とに変形可能とされた排水トラップ15と、排水トラップ15を排水姿勢と封水姿勢とに切り替える駆動部とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、小便器と、ペーパーホルダーとを備えた小便器装置に関する。
近時、男子小用の際に、排泄器官(男性器)をトイレットペーパーで清拭できるように、トイレットペーパー(ペーパーホルダー)を小便器に併設した小便器装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のものは、清拭後の使用済み紙を、小便器に隣設された廃棄ボックスに捨てられるようになっている。この廃棄ボックスには、洗浄水をボウルへ供給するための給水部から分岐した分岐管が接続されており、使用済み紙と洗浄水とを廃棄ボックスの出口より小便器用の排水管へ流せるようになっている。ようするに、使用済み紙は、ボウル内の汚水とは別ルートで排水管へ排出される。
このように、廃棄ボックスの給排水は小便器の給排水とは別ルートであるため、廃棄ボックスを、汚水のみの排出ができる従来の小便器に付加設置することで、トイレットペーパーの使用可能な小便器装置として利用することができる。
特開2008−57321号公報
しかしながら、上記文献のものでは、廃棄ボックスを別途、設置するための空間が必要であり、トイレ空間が窮屈になるおそれがある。複数の小便器を有した共用トイレにおいては、小便器のそれぞれに対応させて廃棄ボックスを設置すれば、複数の廃棄ボックスによりトイレ空間が格段に狭くなる可能性がある。なお、複数の小便器に共用の廃棄ボックスを設置する方法もあるが、その場合、使用済み紙を持ち歩いたり、他のごみ屑箱に捨てたりすることでトイレ空間が不衛生となるので、適切な設置態様とはいえない。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、トイレ空間において男子小用の際に用いられた使用済み紙を適切に、衛生的に廃棄することができる小便器装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の小便器装置は、小便器と、ペーパーホルダーとを備えた小便器装置であって、前記小便器は、ボウルと、該ボウルに洗浄水を供給する給水部と、該ボウル内の汚水を排出する排水部と、前記給水部と前記排水部とを制御する制御部とを備え、前記排水部は、前記ボウルの底部に設けた排水口と連通状態に接続された、すくなくとも排水姿勢と封水姿勢とに変形可能とされた排水トラップと、該排水トラップを前記排水姿勢と前記封水姿勢とに切り替える駆動部とを備えたことを特徴とする。
本発明は上述した構成とされているため、トイレ空間において男子小用の際に用いられた使用済み紙を適切に、衛生的に廃棄することができる。
本発明の一実施形態に係る小便器装置の外観斜視図である。 小便器装置の内部基本ブロック図である。 小便器装置の内部構成を示す概略縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。まず、小便器装置1の概略構成を記述する。以下では、小便器10と、それが取り付けられる壁面との位置関係が前後関係にあるものとして前後方向を規定して説明する。
小便器装置1は、小便器10と、ペーパーホルダー25とを備えた装置とされる。この小便器10は、ボウル12と、ボウル12に洗浄水を供給する給水部13と、ボウル12内の汚水を排出する排水部14と、給水部13と排水部14とを制御する制御部20とを備えている。
排水部14は、ボウル12の底部に設けた排水口14aと連通状態に接続された、すくなくとも排水姿勢と封水姿勢とに変形可能とされた排水トラップ15と、排水トラップ15を排水姿勢と封水姿勢とに切り替える駆動部17とを備えている。
ついで、本実施形態に係る小便器装置1の詳細について、図1〜図3にもとづいて説明する。
図1に示した小便器装置1は、小便器10とペーパーホルダー25とが横並びとなるように、取付壁板30に併設、固定されて一体化されている。この取付壁板30がトイレ室の壁面に取り付けられる。なお、小便器10とペーパーホルダー25とが複数組、1つの取付壁板30に固定されたものでもよい。また、取付壁板30を介さずに、小便器10とペーパーホルダー25とがそれぞれ、トイレ室の壁面に固定されるようにしてもよい。また、小便器10とペーパーホルダー25とは、1対1に対応したものでなくてもよい。
小便器10は、椀状の凹部が形成されたボウル12を有した本体11を備えている。図1に示すように、本体11のボウル12の内面には、上部側に人感センサー(人体検知部18)および洗浄水が吐出される給水口13cが配され、底部には上方に向けて開口した排水口14a(図3参照)が形成されている。
また、小便器10は、その内部基本構成としては、図2に示すように、給水部13、駆動部17を含む排水部14、人感センサーを備えた人体検知部18および操作部19を備えている。
また、図3に示すように、ボウル12の裏側(後方)に、給水部13の構造として、給水口13cに通じ洗浄水をボウル12へ供給する洗浄水供給路13a、および、洗浄水の供給/遮断を行うための電磁弁13bがすくなくとも配されている。給水部13は、これら洗浄水供給路13a、電磁弁13b、給水口13cなどを含んで構成されている。
また、排水部14の構造として、図3に示すように、本体11の下部内方に、排水口14aの下側で排水口14aよりも後方(壁方向)に通じる排水路14bが配設されている。また、本体11の後方には、排水路14bの後部に接続された排水トラップ15が配設されている。
この排水トラップ15は、大便器装置に用いられている、機械式動作のトラップとされ、そのトラップ本体は蛇腹筒状に形成され、排水姿勢と封水姿勢とに変形が可能とされている。
排水トラップ15が排水姿勢のときには、端部排出口15aが下方を向き、端部排出口15aより汚水が排出され、その汚水が共通排出管や外部排出管などの排出口5へと排出されるようになっている。この排水トラップ15は、トラップケース16内に配設されており、そのトラップケース16の下部に排出口5が形成されている。
図3に示すように、排水トラップ15が封水姿勢にあるときには、排水路14bを介して通じているボウル12内の底部には洗浄水が溜まった状態となり、溜水レベルが維持されている。
排水部14は、これら排水口14a、排水路14b、排水トラップ15、トラップケース16および排水トラップ15を動作させるモータなどで構成された駆動部17などを含んで構成されている。排水口14a、排水路14bおよび排水トラップ15は、使用済み紙(トイレットペーパー26)を流すことができる程度の寸法であることが必要とされる。
これら給水部13(電磁弁13b)や排水部14(駆動部17)は、制御部20により制御される。この制御部20は、CPUやプログラムなどで構成され、人体検知部18の検知信号や操作部19の操作信号を受けて、給水部13および排水部14を制御する構成とされている。
制御部20は、例えば、人体検知部18の検知信号がオン状態からオフ状態へ状態変化したタイミングでボウル12に給水するように給水部13を制御し、所定時間の経過後に、ボウル12内の汚水を排出するように排水部14(駆動部17)を制御する。また、操作部19が操作されたときも、制御部20は給水部13および排水部14の制御を行う。いずれの場合も、汚水と使用済み紙を排出するのに十分な洗浄水を給水できるように、制御部20は時間を制御する。
操作部19は、例えば図1に示すようにペーパーホルダー25の上側において、取付壁板30に固定されればよい。
ペーパーホルダー25は、人が使いやすいように、ボウル12に横並び状に設けられることが望ましく、特に、人がボウル12の前に立った状態でトイレットペーパー26を引き出しやすい位置に設けられることが望ましい。
このように、本小便器装置1は、小便器10に隣接するようにペーパーホルダー25が設けてあるため、人は男子小用ののちに、排泄器官(男性器)をトイレットペーパー26で清拭することができる。また、ボウル12の底部には上方に開口した排水口14aが開設され、排水路14b、排水トラップ15を通じて排出口5に通じているため、清拭後の使用済み紙はボウル12に廃棄して、汚水とともに外部に排出することができる。人がボウル12の前に立った状態で使用済み紙を廃棄できるので、ボウル12の前から移動して、使用済み紙を別のごみ屑箱などに廃棄しなくてもよく、また使用済み紙を持ち歩く必要もない。よって利便性がよいだけでなく、衛生的でもある。
また、本小便器装置1によれば、このように使用済み紙をボウル12内の汚水とともに外部に排出できる構成であるから、使用済み紙を排出するための専用の廃棄ボックスや廃棄ルート(配管)を併設する必要はない。よって、使用済み紙の廃棄のために、トイレ空間が窮屈になったり、配管構造が複雑化したりすることはない。また、使用済み紙専用の廃棄ボックスや廃棄ルートを設ける必要がないから、保守や管理が非効率になるおそれもない。
また、排水トラップ15は、大便器装置に用いられる機械動作型のものとおおむね同様の形状、動作態様とされ、そのため、使用済み紙を、排出口5を通じて共通排出管や外部排出管などへと流し出すことができる。排水口14a、排水路14bおよび排水トラップ15の寸法(容量)を大きくし、かつ給水量を多くすれば、大便を流すこともできる。
例えば、共用のトイレ室で大便器が使用中の場合などには、乳幼児などの大便をこの小便器10に廃棄することができる。また、災害時などに目隠しとして簡便な衝立等を設置することで、臨時の大便用スペースとして用いることができる。なおこの場合には、停電を考慮して、排水トラップ15を手動で排水姿勢と封水姿勢との間で変形することができる手動操作部が設けられればよい。
このように小便器10に大便を廃棄する場合には、操作部19の操作を給水トリガーとして給排水がなされるようにすればよい。すなわち、この操作部19を操作したときには、大便を排出するのに十分な給水量の洗浄水をボウル12へ給水して排水できるように、制御部20が給水部13および供給排水部14を制御すればよい。
ついで、制御部20による給水部13および排水部14の制御動作について説明する。
まず、人体検知部18または操作部19により給水トリガーがあったときに、制御部20は電磁弁13bを遮断状態(閉状態)から給水状態(開状態)にする。これにより、給水口13cからボウル12の内面に向けて洗浄水が供給される。
また、こののちに、制御部20は駆動部17を制御して、排水トラップ15を溜水位置(封水姿勢)よりも高い上位置にいったん変化させた後に、排水位置(排水姿勢)に変位させる。これにより、ボウル12の底部での水位を、排水前の溜水レベルよりも一時的に上昇させることができ、その後、排水トラップ15を排水姿勢にしたときに汚物等の搬送能力を向上させることができる。
排水トラップ15を排水姿勢にしたのちには、汚水等が排水トラップ15より排出されてボウル12の水位が徐々に低下していく。そして、給水を継続した状態で所定時間が経過したときに、排水トラップ15を封水姿勢に切り替えることで、排水トラップ15に水が溜まった状態となり、それにともないボウル12内の水位が上昇していく。封水姿勢で停止した排水トラップ15内の水のレベルに合致するように、ボウル12内は溜水レベルとなる。その後、制御部20が電磁弁13bを動作させて、洗浄水のボウル12への供給を停止すればよい。
なお、操作部19の操作による給水トリガーがあったときには、人体検知部18による給水トリガーがあった場合よりも、大便の排出能力に合致するように給水量を多くし、さらに排水トラップ15の排水姿勢での維持時間を長くすればよい。
ようするに、操作部20は、ボウル12に対する洗浄水の給水量を、小用の場合の給水量と異ならせるように選択できるものである。制御部20は、操作部20が操作されたときに、操作部19で選択された給水量に対応するように給水部13を制御する構成とされている。
本実施形態では、操作部19が大便用の洗浄に対応したものとなっているが、操作部19に大便、小便のそれぞれに対応した操作ボタンを設けて、大小いずれかの給水量を選択できる構成としてもよい。その場合は、人体検知部18はなくてもよい。また、操作部19を設けずに、人体検知部18の検知のみで洗浄水をボウル12に供給できる構成としてもよい。その場合、大便の排出にも対応できるように、大便用の給水量の洗浄水が供給されるようにすればよい。また、この場合、人体検知部18に手指をかざすことなどで制御部20の動作がなされるようにすればよい。
1 小便器装置
10 小便器
12 ボウル
13 給水部
14 排水部
14a 排水口
15 排水トラップ
17 駆動部
20 制御部
25 ペーパーホルダー
30 取付壁板

Claims (4)

  1. 小便器と、ペーパーホルダーとを備えた小便器装置であって、
    前記小便器は、ボウルと、該ボウルに洗浄水を供給する給水部と、該ボウル内の汚水を排出する排水部と、前記給水部と前記排水部とを制御する制御部とを備え、
    前記排水部は、前記ボウルの底部に設けた排水口と連通状態に接続された、すくなくとも排水姿勢と封水姿勢とに変形可能とされた排水トラップと、該排水トラップを前記排水姿勢と前記封水姿勢とに切り替える駆動部とを備えたことを特徴とする小便器装置。
  2. 請求項1において、
    前記ボウルの前記排水口は上方に向けて開口していることを特徴とする小便器装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記小便器と前記ペーパーホルダーとは、壁面に固定される取付壁板に併設、固定されていることを特徴とする小便器装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記ボウルに対する前記洗浄水の給水量を選択できる操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部で選択された給水量に対応するように前記給水部を制御することを特徴とする小便器装置。

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