JP2021017718A - ロールスクリーンの連結部材およびロールスクリーンシステムの施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、実施形態1に係る連結部材、連結設置部材およびロールスクリーンシステムの構成について、図1〜図6を参照して、説明する。
ロールスクリーンシステム1は、図1に示すように、複数(実施形態1においては一例として2つ)のロールスクリーン2,3を設置箇所10に左右に並べて設置している。図1に示すロールスクリーンシステム1は、2つのロールスクリーン2,3と、連結部材4と、複数個(この例では3個)のブラケット5,6,7と、を備えている。なお、3個のブラケット5〜7のうち、2つのロールスクリーン2,3の間には中間ブラケット5が配置されていて、図1においてロールスクリーン2の右側には右端ブラケット6が配置されていて、図1においてロールスクリーン3の左側には左端ブラケット7が配置されている。
以下の説明では、2つのロールスクリーン2,3において、図1の左右方向のうち左側に位置するロールスクリーン(一方のロールスクリーン)を、左側のロールスクリーン3とし、左右方向のうち右側に位置するロールスクリーン(他方のロールスクリーン)を、右側のロールスクリーン2とする。
また、ロールスクリーンシステム1は、図1および図2に示すように、第1取付部材33、第2取付部材23、第3取付部材24および第4取付部材34を備えている。
ロールスクリーン2は、モータMによって駆動力が与えられる駆動巻き取りパイプ20により、巻き取りおよび巻き戻しが行われる。一方、ロールスクリーン3は、従動的な従動巻き取りパイプ30により、巻き取りおよび巻き戻しが行われる。
連結部材4は、図1および図2に示すように、左右で隣り合う2つの巻き取りパイプ20、30を、左右方向(H方向)に連結する部材である。連結部材4は、図1〜図4に示すように、雌側ジョイント部材41と、雄側ジョイント部材42と、ねじ部材43と、穴用のC形止め輪(Cリング)44と、を備える。
雌側ジョイント部材41は、たとえば高剛性部材の金属部材から構成されている。雌側ジョイント部材41は、図4および図5(A)〜(E)に示すように、一端部分(左端部分)の一端取付軸部410と、他端部分(右端部分)の大径受部411と、中間部分の中間取付軸部412と、を有している。
雄側ジョイント部材42は、この例では、雌側ジョイント部材41と同様に、高剛性部材の金属部材から構成されている。なお、雄側ジョイント部材42は、第2軸部材に対応する。雄側ジョイント部材42は、図6(A)〜(D)に示すように、一端部分(右端部分)の一端取付軸部420と、他端部分(左端部分)の嵌合凸部421と、中間部分の中間取付軸部422とを有している。
ねじ部材43は、回転結合部材の一例に対応する。このねじ部材43は、嵌合凹部411のそれぞれのねじ孔413に、左右線Hに対して垂直方向にねじ込まれる。
穴用のC形止め輪44は、雌側ジョイント部材41の第1取付溝414に取り付けられていて、かつ、雄側ジョイント部材42の段差面423に当接する。これにより、雄側ジョイント部材42の嵌合凸部421が雌側ジョイント部材41の嵌合凹部411から抜けることを防ぐことができる。
3つのブラケット5,6,7は、図1に示すように、設置箇所10に取り付けられ、2台のロールスクリーン2、3の巻き取りパイプ20、30を、左右線H周りに回転可能に支持する。これらのブラケット5〜7は、それぞれ高剛性部材の金属製の板部材から構成されている。これらのブラケット5〜7には、それぞれ水平板部50,60,70と、垂直板部51、61、71とが設けられている。
中間ブラケット5の垂直板部51には、例えばバーリング加工によって取付円筒部52が設けられている。また、図1から図4に示すように、中間ブラケット5の取付円筒部52には、連結部材4が、取付具により、左右線H周りに回転可能に支持されている。この取付具には、ブッシュ53と、軸用のC形止め輪(Cリング)54とが対応する。
連結部材4、中間ブラケット5、および取付具に対応するブッシュ53と軸用のC形止め輪54は、2つのロールスクリーン2,3を、左右に連結し、かつ、設置箇所10に左右に隣り合って設置する連結設置部材を構成する。
右端ブラケット6の垂直板部61には、右側のロールスクリーン2の巻き取りパイプ20の右端が、第3取付部材24により、左右線H周りに回転可能に支持されている。また、左端ブラケット7の垂直板部71には、左側のロールスクリーン3の巻き取りパイプ30の左端が、第4取付部材34により、左右線H周りに回転可能に支持されている。なお、右端ブラケット6は他端側ブラケットに対応し、左端ブラケット7は一端側ブラケットに対応する。
以下、この実施形態1に係る、巻き取りパイプ20,30およびスクリーン21,31を有する2つのロールスクリーン2,3を、設置箇所10に、左右に並べて設置する施工方法について、図1〜図6を参照して、説明する。
第1工程においては、連結部材4を中間ブラケット5に、回転可能に支持させる。この第1工程は、下記の取付工程A11と、取付工程A12と、取付工程A13と、を含む。なお、上記の第1工程は、施工方法に含まれるものとしても良く、施工方法に含まれないものとしても良い。施工方法に含まれない場合、第1工程は、ロールスクリーンシステム1を設置する現場ではなく、たとえば工場等のような別途の場所で実施される。
次の第2工程においては、連結部材4を回転可能に支持した中間ブラケット5、右端ブラケット6および左端ブラケット7を、それぞれ設置箇所10の取付面11に取り付けると共に、2つの巻き取りパイプ20,30の端部を、それぞれ中間ブラケット5に回転可能に支持した連結部材4、右端ブラケット6および左端ブラケット7に、それぞれ取り付ける。このとき、巻き取りパイプ20,30は、中間ブラケット5、右端ブラケット6および左端ブラケット7に対して、左右線H周りに回転可能に支持される。このような状態で、2つのロールスクリーン2,3が設置箇所10において、左右に並ぶ状態で設置される。
第3工程においては、2つのスクリーン21,31の高さを、連結部材4を介して、調整する。この第3工程は、下記の結合状態解除工程と、巻き取りパイプ回転工程と、下限位置合わせ工程と、結合工程と、を含む。
以上のような構成のロールスクリーンシステム1においては、モータMを駆動させると、モータMの回転軸が回転し、このモータMの回転軸の回転により、右側のロールスクリーンの2の巻き取りパイプ20が左右線H周りに駆動回転する。右側の巻き取りパイプ20の駆動回転は、連結部材4を介して、左側のロールスクリーンの3の巻き取りパイプ30に伝達される。このため、左側の巻き取りパイプ30が左右線H周りに従動回転する。
以上のような、実施形態1に係る連結部材4、連結設置部材(連結部材4、中間ブラケット5、ブッシュ53および軸用のC形止め輪54)およびロールスクリーンシステム1、および施工方法においては、左右に隣り合う2つのロールスクリーン2,3のスクリーン21,31の高さを容易に調整することができる。
本実施形態1に係る連結部材4は、雌側ジョイント部材41と、雄側ジョイント部材42と、ねじ部材43と、を備えている。このため、構造が簡単であり、しかも、簡単に、左右に隣り合って設置される2つのロールスクリーン2,3の巻き取りパイプ20,30を、左右線H方向に連結することができる。
実施形態1に係る連結設置部材は、連結部材4と、中間ブラケット5と、を備えている。このため、構造が簡単であり、しかも、2つのロールスクリーン2,3を、簡単に、左右に連結し、かつ、設置箇所10において隣り合う状態で設置することができる。
実施形態1に係るロールスクリーンシステム1は、2つのロールスクリーン2,3と、連結部材4と、連結設置部材(連結部材4および中間ブラケット5(または連結部材4、中間ブラケット5、ブッシュ53および軸用のC形止め輪54)と、を備えている。このため、構造が簡単であり、しかも、簡単に、2つのロールスクリーン2,3を設置箇所10に左右に並べて設置することができる。
実施形態1に係る施工方法は、上述のような第1工程と、第2工程と、第3工程と、を含む。このため、2つのロールスクリーン2,3を設置箇所10に並べた状態で簡単に設置することができる。
以下、実施形態2に係るロールスクリーンシステム100の構成について、図7を参照して、説明する。なお、図7に示す実施形態2においては、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明する。また、図7中、符号「100」は、実施形態2に係るロールスクリーンシステムである。
ロールスクリーンシステム100は、図7に示すように、複数(本実施形態2においては3つ)のロールスクリーン2,3,8が、設置箇所10に左右に並べられた状態で設置されている。
3つのロールスクリーン2,3,8のうち、図7において最も右に設置されるロールスクリーン2は、以下の説明において右側のロールスクリーン2とする。また、図7において、最も左に設置されるロールスクリーン3は、左側のロールスクリーン3とする。さらに、右側のロールスクリーン2と左側のロールスクリーン3の間に設置されるロールスクリーン8は、中間のロールスクリーン8とする。
上述のような構成を有する実施形態2に係るロールスクリーンシステム100は、前記の実施形態1に係るロールスクリーンシステム1と、同様の作用および効果を奏させることができる。
以下、実施形態2に係る施工方法について、図7を参照して、説明する。この実施形態2に係る施工方法は、それぞれ巻き取りパイプ20,30,80およびスクリーン21,31,81を有する3つのロールスクリーン2,3,8を、設置箇所10に、左右に並べて設置する。
以下、実施形態3に係る連結部材について、図8、図9を参照して、説明する。なお、図8において、スプリング47の断面は、省略する。また、図9において、スプリング47の図示は、省略する。図中、図1〜図7と同符号は、同一の物を示す。
ジョイント機構43Aは、下記の連結状態と、下記の回転状態と、を切り替える機構である。連結状態は、第1軸部材41の他端部分411Aと第2軸部材42の他端部分421Aとを相互に連結して、2本の巻き取りパイプを同期回転可能とする状態である。回転状態は、第1軸部材41の他端部分411Aと第2軸部材42の他端部分421Aとが相互に連結された状態を解除して、一方の巻き取りパイプを他方の巻き取りパイプに対して回転可能とする状態である。
ケース45は、大径筒部450と、小径筒部451と、フランジ部452と、を有する。フランジ部452は、大径筒部450の一方の開口縁に一体に設けられている。フランジ部452は、中間ブラケット5の垂直板部51に、セミチューブラリベット453により固定されている。
クラッチ46は、円板形状をなす。すなわち、クラッチ46の一端部461は、第1軸部材41の他端部分411Aに対向し、外径が第1軸部材41の他端部分411Aの外径とほぼ同等であり、かつ、ケース45の大径筒部450の内径よりも小さい円板形状をなす。
相互に対向するクラッチ46の一端部461の他面と第1軸部材41の他端部分411Aの他面とには、クラッチ面49がそれぞれ設けられている。クラッチ面49は、摩擦力が大きい面から構成されている。クラッチ面49は、クラッチ46の一端部461および第1軸部材41の他端部分411Aと一体のものであっても良いし、あるいは、別体の物であっても良い。
スプリング47は、コイルスプリングであって、第2軸部材42の凸部424の外側に配置されている。また、スプリング47は、第2軸部材42の他端部分421Aとクラッチ46の他端部462との間に圧縮された状態で介在されている。スプリング47の一端部分は、クラッチ46のフランジ部分462の端面に弾性当接している。一方、スプリング47の他端部分は、第2軸部材42の他端部分421Aに設けられているフランジ部分の端面に弾性当接している。
レバー48は、クラッチ46を左右線H方向に移動させる操作部材である。レバー48は、係合部480と、操作部481と、を有する。
(ジョイント機構43Aの作用の説明)
ジョイント機構43Aは、以上のごとき構成からなり、以下、作用について説明する。
以下、実施形態4に係る連結部材について、図10〜図13を参照して、説明する。図中、図1〜図9と同符号は、同一の物を示す。
ジョイント機構43Bは、下記の連結状態と、下記の回転状態と、を切り替える機構である。連結状態は、第1軸部材の他端部分と第2軸部材の他端部分とを相互に連結して、2本の巻き取りパイプを同期回転可能とする状態である。回転状態は、第1軸部材の他端部分と第2軸部材の他端部分とが相互に連結された状態を解除して、一方の巻き取りパイプを他方の巻き取りパイプに対して回転可能とする状態である。
第1部材91は、円筒形状をなす。第1部材91の中間部には、フランジ部が一体に設けられている。フランジ部の一端面には、凹凸歯形状の第1セレーション910が設けられている。第1部材91は、第1軸部材の他端部分に固定されている。
第2部材92は、円筒形状をなす。第2部材92は、第1部材91の一端部分に、外側から嵌め込まれている。第2部材92は、第1部材91に対して、左右線H周りに回転可能であり、かつ、左右線H方向に移動可能である。第2部材92は、第2軸部材の他端部分に、左右線H方向に移動可能に、かつ、第2軸部材と共に左右線H周りに回転可能に取り付けられている。
操作部材は、第2部材92を、第1部材91に対して、図12中の実線矢印方向および図13中の実線矢印方向、すなわち、左右線H方向に移動切替操作する。
なお、前記の実施形態1、2、3、4においては、右側のロールスクリーン2の巻き取りパイプ20が駆動巻き取りパイプである。しかしながら、左側のロールスクリーン3の巻き取りパイプ30や中間のロールスクリーン8の巻き取りパイプ80が駆動巻き取りパイプであっても良い。
Claims (8)
- それぞれ巻き取りパイプおよびスクリーンを有する複数のロールスクリーンのうち、隣り合って設置される複数の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプを連結するロールスクリーンの連結部材であって、
いずれか一方の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端を、一端部分に取り付ける第1軸部材と、
いずれか他方の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端を、一端部分に取り付ける第2軸部材と、
ジョイント機構と、
を備え、
前記ジョイント機構は、
前記第1軸部材の他端部分と前記第2軸部材の他端部分とを相互に連結して、2本の前記巻き取りパイプを同期回転可能とする連結状態と、
前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分とが相互に連結された状態を解除して、一方の前記巻き取りパイプを他方の前記巻き取りパイプに対して回転可能とする回転状態と、
を切り替える機構である、
ことを特徴とするロールスクリーンの連結部材。 - 前記ジョイント機構は、ケースと、クラッチと、スプリングと、レバーと、を有し、
前記ケースは、前記第1軸部材の前記他端部分、前記第2軸部材の前記他端部分、前記クラッチ、前記スプリングおよび前記レバーの一部分を収納し、
前記クラッチは、前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分との間に回転可能にかつ移動可能に配置されていて、
相互に対向する前記クラッチの面と前記第1軸部材の前記他端部分の面とには、クラッチ面がそれぞれ設けられていて、
前記スプリングは、前記クラッチと前記第2軸部材の前記他端部分との間に圧縮された状態で介在されていて、前記クラッチ面を弾性当接させ、
前記レバーは、前記クラッチに係合し、前記クラッチを前記スプリングのスプリング力に抗して移動させて前記クラッチ面の弾性当接を断つ、
ことを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーンの連結部材。 - 前記第1軸部材と、
他端部分が前記第1軸部材の他端部分に対して回転可能に取り付けられている前記第2軸部材と、
前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分とを相互に連結することで、2本の前記巻き取りパイプを同期回転可能とすると共に、前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分とが相互に連結された状態を解除することで、一方の前記巻き取りパイプが他方の前記巻き取りパイプに対して回転可能とする回転結合部材と、
を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーンの連結部材。 - 前記第1軸部材の前記他端部分は、嵌合凹部を有する円筒部であり、
前記第2軸部材の前記他端部分は、円柱状に設けられると共に、前記嵌合凹部に回転可能な状態で嵌合する嵌合凸部であり、
前記回転結合部材は、前記嵌合凹部に対し、前記嵌合凸部に対して垂直方向に進退可能にねじ込まれているねじ部材である、
ことを特徴とする請求項3に記載のロールスクリーンの連結部材。 - 複数のうちいずれか1つの前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプは駆動源によって駆動される駆動巻き取りパイプであり、
複数のうち前記駆動巻き取りパイプを除いた残りの前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプは従動巻き取りパイプである、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のロールスクリーンの連結部材。 - それぞれ巻き取りパイプおよびスクリーンを有する複数のロールスクリーンを、設置箇所に並べて設置するロールスクリーンシステムの施工方法であって、
前記ロールスクリーンシステムは、
いずれか一方の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端を、一端部分に取り付ける第1軸部材と、
いずれか他方の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端を、一端部分に取り付け、他端部分が前記第1軸部材の他端部分に対して回転可能に取り付けられている第2軸部材と、
前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分とを相互に連結することで、2本の前記巻き取りパイプを同期回転可能とすると共に、前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分とが相互に連結された状態を解除することで、一方の前記巻き取りパイプが他方の前記巻き取りパイプに対して回転可能とする回転結合部材と、
複数の前記ロールスクリーンの並びにおいて、隣り合う前記ロールスクリーンの間に配置される中間ブラケットと、
複数の前記ロールスクリーンの並びにおける一端側に配置される前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端を回転可能な状態で支持する一端側ブラケットと、
複数の前記ロールスクリーンの並びにおける他端側に配置される前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの他端を回転可能な状態で支持する他端側ブラケットと、
を備え、
前記中間ブラケットに、前記の請求項1から5のいずれか1項に記載のロールスクリーンの連結部材を回転可能な状態で支持させる第1工程と、
前記中間ブラケット、前記一端側ブラケットおよび前記他端側ブラケットを、前記設置箇所にそれぞれ取り付けると共に、複数の前記巻き取りパイプのそれぞれの端部を、前記中間ブラケットと、前記一端側ブラケットおよび前記他端側ブラケットに対して回転可能な状態で取り付けて、複数の前記ロールスクリーンを前記設置箇所に対して並べられた状態で設置する第2工程と、
複数の前記ロールスクリーンの前記スクリーンの高さを、前記連結部材を介して調整する第3工程と、
を含む、
ことを特徴とするロールスクリーンシステムの施工方法。 - 前記第2工程は、
2つの前記ロールスクリーンを前記設置箇所に、並べて設置する場合において、
前記一端側ブラケットおよび前記他端側ブラケットを前記設置箇所にそれぞれ取り付ける第21工程と、
前記第1工程において前記中間ブラケットに支持された前記連結部材の前記第2軸部材の一端部分を、他方側の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端に、第2取付部材を介して取り付ける第22取付工程と、
前記中間ブラケットおよび前記連結部材が取り付けられたままの状態で、他方側の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの他端を、前記他端側ブラケットに、第3取付部材を介して取り付ける第23取付工程と、
前記中間ブラケットを前記設置箇所に取り付けて、他方側の前記ロールスクリーンを前記設置箇所に設置する第24工程と、
一方側の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの一端を、前記連結部材の前記第1軸部材の一端部分に、第1取付部材を介して取り付ける第25取付工程と、
一方側の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプの他端を、前記一端側ブラケットに、第4取付部材を介して取り付けて、一方側の前記ロールスクリーンを前記設置箇所に設置する第26取付工程と、
を含む、
ことを特徴とする請求項6に記載のロールスクリーンシステムの施工方法。 - 前記第3工程は、
前記回転結合部材による前記第1軸部材の他端部分と前記第2軸部材の他端部分との相互の固定状態を解除する結合状態解除工程と、
前記結合状態解除工程後、一方の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプに対して、他方の前記ロールスクリーンの前記巻き取りパイプを、前記第1軸部材または前記第2軸部材と共に回転させる巻き取りパイプ回転工程と、
前記巻き取りパイプ回転工程を行いながら、一方の前記ロールスクリーンの前記スクリーンの下限位置に対して、他方の前記ロールスクリーンの前記スクリーンの下限位置を合わせる下限位置合わせ工程と、
前記下限位置合わせ工程後、前記回転結合部材により、前記第1軸部材の前記他端部分と前記第2軸部材の前記他端部分とを相互に固定する結合工程と、
を含む、
ことを特徴とする請求項6または7に記載のロールスクリーンシステムの施工方法。
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