JP2021017676A - 布製品の製造方法 - Google Patents

布製品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021017676A
JP2021017676A JP2019135212A JP2019135212A JP2021017676A JP 2021017676 A JP2021017676 A JP 2021017676A JP 2019135212 A JP2019135212 A JP 2019135212A JP 2019135212 A JP2019135212 A JP 2019135212A JP 2021017676 A JP2021017676 A JP 2021017676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
cutting
sewing
manufacturing
temporary fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019135212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7323166B2 (ja
Inventor
宗 正雄
Masao So
宗  正雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sowa Corp
Original Assignee
Sowa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sowa Corp filed Critical Sowa Corp
Priority to JP2019135212A priority Critical patent/JP7323166B2/ja
Publication of JP2021017676A publication Critical patent/JP2021017676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7323166B2 publication Critical patent/JP7323166B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

【課題】複数枚の裁断片をしっかりと揃えた状態で縫製することができる布製品の製造方法を提供する。【解決手段】布生地Cを所定形状に裁断した裁断片31を複数枚重ねた状態で縫製されたメガネふき3の製造方法S10において、載置した布生地Cに対し、縫製予定ラインS上の塗布領域Aに接着剤を塗布する接着剤塗布工程S12と、布生地Cに他の布生地Cを重ねる重ね工程S13と、重ねられた複数枚の布生地Cを所定時間圧縮し一体的に仮止めする仮止め工程S14と、一体的に仮止めされた複数枚の布生地Cそれぞれを塗布領域Aを一部に含む裁断片31に裁断する裁断工程S15と、仮止め工程S14によって一体的に仮止めされ裁断工程によって裁断された仮止めメガネふき3’における縫製予定ラインSを縫製する縫製工程S16と、を有する方法である。【選択図】図3

Description

本発明は、布生地を所定形状に裁断した裁断片を複数枚重ねた状態で縫製された、メガネふき等の布製品の製造方法に関する。
従来、布生地を所定形状に裁断した裁断片が複数枚重ねられた状態で縫製された、メガネふき等の布製品が採用されている(例えば特許文献1等参照)。特許文献1記載のメガネふきは、マイクロファイバー(超極細繊維)を矩形状に裁断した裁断片を、複数枚重ねた状態で矩形シートに縫製したものである。
実用新案登録第3213731号公報
しかしながら、特許文献1に記載のメガネふきを製造する際に、複数枚の裁断片をしっかりと揃えた状態で縫製することが難しい。このため、縫製後の複数枚の裁断片がずれてしまい、意匠性に劣る虞があるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑み、複数枚の裁断片をしっかりと揃えた状態で縫製することができる布製品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の第1の布製品の製造方法は、布生地を所定形状に裁断した裁断片を複数枚重ねた状態で縫製された布製品の製造方法において、
載置した前記布生地に対し、後の縫製工程で縫製する予定の縫製予定ライン上又は該縫製予定ラインの近傍の塗布領域に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
前記布生地に他の前記布生地を重ねる重ね工程と、
前記重ね工程によって重ねられた複数枚の前記布生地を所定時間圧縮し、前記接着剤塗布工程で塗布された前記接着剤によって複数枚の該布生地を一体的に仮止めする仮止め工程と、
前記仮止め工程によって一体的に仮止めされた複数枚の前記布生地それぞれを、前記塗布領域を一部に含む前記裁断片に裁断する裁断工程と、
前記仮止め工程によって一体的に仮止めされ前記裁断工程によって裁断された複数の前記裁断片における前記縫製予定ラインを縫製する縫製工程と、を有することを特徴とする。
ここで、前記布製品は、前記裁断片が2枚からなるものであってもよいし、3枚以上からなるものであってもよい。前記布製品が3枚以上の前記裁断片からなる場合には、前記接着剤塗布工程と前記重ね工程とを繰り返せばよい。また、前記接着剤塗布工程は、前記塗布領域に相対する部分にスリットが形成された型枠を用い、スプレーによって該接着剤を塗布する工程であってもよいし、該塗布領域に相対する部分にスリットが形成されたスクリーンマスクを用い、スクリーン印刷方式で該接着剤を塗布する工程であってもよい。
本発明の第1の布製品の製造方法によれば、前記接着剤塗布工程で塗布した前記接着剤により仮止めする前記仮止め工程を有するため、前記裁断工程によって裁断された複数枚の前記裁断片が揃った状態で、前記縫製工程を実施することができる。特に、前記接着剤塗布工程は、載置した前記布生地に対し、前記縫製予定ライン上又は該縫製予定ラインの近傍に接着剤を塗布する工程であるため、前記縫製工程が容易になる。これらにより、前記縫製工程後の複数枚の前記裁断片がずれにくくなり、意匠性に劣るという問題を解消することができる。
また、本発明の第1の布製品の製造方法において、前記接着剤塗布工程は、所定の幅で直線状に前記接着剤を塗布する工程であり、
前記裁断工程は、前記接着剤塗布工程によって塗布された前記接着剤の直線状の前記塗布領域における中央部分を、該塗布領域に沿って裁断する塗布領域裁断を含む工程であり、
前記縫製工程は、前記塗布領域に沿って縫製する工程であることが好ましい。
上記目的を解決する本発明の第2の布製品の製造方法は、布生地を所定形状に裁断した裁断片を複数枚重ねた状態で縫製された布製品の製造方法において、
載置した前記布生地に他の前記布生地を重ねる重ね工程と、
前記重ね工程によって重ねられた複数枚の前記布生地における、後の縫製工程によって縫製する予定の縫製予定ライン上又は該縫製予定ラインの近傍の仮止めラインを一体的に仮止めする第2仮止め工程と、
前記第2仮止め工程によって仮止めされた複数枚の前記布生地それぞれを、前記仮止めラインを一部に含む前記裁断片に裁断する裁断工程と、
前記仮止め工程によって一体的に仮止めされ前記裁断工程によって裁断された複数の前記裁断片における前記縫製予定ラインを縫製する縫製工程と、を有することを特徴とする。
ここで、前記布製品は、前記裁断片が2枚からなるものであってもよいし、3枚以上からなるものであってもよい。前記布製品が3枚以上の前記裁断片からなる場合には、前記重ね工程において、必要な枚数分前記布生地を重ねていけばよい。
本発明の第2の布製品の製造方法によれば、前記重ね工程によって重ねられた複数枚の前記布生地における、後の縫製工程によって縫製する箇所となる縫製予定ライン上又は該縫製予定ラインの近傍を仮止めする前記第2仮止め工程を有するため、前記裁断工程によって裁断された複数枚の前記裁断片を揃った状態で、前記縫製工程を実施することができる。このため、前記縫製工程後の複数枚の前記裁断片がずれにくくなり、意匠性に劣るという問題を解消することができる。
また、本発明の第2の布製品の製造方法において、前記第2仮止め工程は、複数枚の前記布生地を、仮縫い又は溶着する工程であることが好ましい。
ここで、前記溶着は、高周波ウエルダー溶着又はコテ式溶着であってもよい。
本発明によれば、複数枚の裁断片をしっかりと揃えた状態で縫製することができる布製品の製造方法を提供することができる。
(a)は、本発明の布製品の製造方法を用いて製造したメガネふきの一例を示す平面図であり、(b)は、(a)に示すメガネふきを捲った状態を示す斜視図である。 (a)は、図1(a)に示すメガネふきの側面図であり、(b)は、縫製前の仮止めメガネふきの側面図である。 図1及び図2に示すメガネふきの製造方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の製造方法に用いる作業台の一例を示す斜視図である。 図4に示す枠を閉め、接着剤塗布工程を実施している様子を示す斜視図である。 塗布領域A、裁断ラインCu、塗布領域裁断ラインCu2、縫製予定ラインSそれぞれの関係を説明するための図である。 第2のメガネふき(布製品)の製造方法の一例を示すフローチャートである。 仮止め領域Me、裁断ラインCu、縫製予定ラインSそれぞれの関係を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、カードサイズのメガネふき(布製品)の製造に本発明を採用した態様を例に挙げて説明する。
図1(a)は、本発明の布製品の製造方法を用いて製造したメガネふきの一例を示す平面図であり、同図(b)は、同図(a)に示すメガネふきを捲った状態を示す斜視図である。また、図2(a)は、図1(a)に示すメガネふきの側面図であり、図2(b)は、縫製前の仮止めメガネふきの側面図である。
図1及び図2(a)に示すように、メガネふき3は、矩形状(例えば、5cm×8cm程度)に裁断された裁断片31を複数枚(本実施形態では4枚)重ねた状態で縫製されたものであり、図1では、縫製された部分である縫製部32を破線で示している。各裁断片31は、マイクロファイバーからなる布生地C(図4等参照)を裁断したものであり、縫製された縫製部32によって一体化されている。縫製部32は、一端側31A(図1(a)では左側)寄りに形成されている。図2では、詳しくは後述する接着剤塗布工程S12(図3参照)によって接着剤が塗布される塗布領域Aを示しており、この塗布領域Aは、一端側31Aから縫製部32付近までの領域となる。また、図2(b)では、詳しくは後述する縫製工程S16(図3参照)を実施する前の仮止めメガネふき3’を示し、縫製部32となる縫製予定ラインSを一点鎖線で示している。
図1(b)に示すように、各裁断片31は、一端側31A部分が縫製部32によって縫製されており、他端側31B(図1(a)では右側)から捲ることができる。なお、本実施形態のメガネふき3は、一番上の裁断片31の表面に、所定のイラストの意匠が施されている。メガネふき3は、一対の裁断片31,31でメガネのレンズを挟んで拭くことによって、レンズの汚れを落とすことができる。裁断片31が汚れた場合には、捲って別の裁断片31を使用すればよい。なお、メガネふき3は、携帯電話、スマートフォン、ゲーム機器、或いはタブレットなどの液晶画面にも使用することができる。また、メガネふき3は、不図示の収納ケースに入れて、ポケットや財布等に仕舞うことも可能である。
図3は、図1及び図2に示すメガネふきの製造方法の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、メガネふき(布製品)の製造方法S10では、始めに、布生地Cを載置する布生地載置工程を実施する(ステップS11)。
図4は、本発明の製造方法に用いる作業台の一例を示す斜視図である。
図4に示すように、布生地載置工程(S11)によって、作業台4に布生地Cが載置される。作業台4には、ヒンジ51によって回動自在に取り付けられた枠5が設けられている。図4では、枠5を開けた状態を示しており、この枠5には、幅方向(図では右斜め上方と左斜め下方を結ぶ両矢印で示す方向)に延在したスリット52が、幅方向に直交する長さ方向に所定の間隔を空けて複数(図では7つ)形成されている。これらスリット52は、詳しくは後述する、枠5を閉めた状態で実施する接着剤塗布工程(S12)において、所定の塗布領域A(図6参照)に対向する部分に形成されている。
次いで、接着剤塗布工程を実施する(ステップS12)。
図5は、図4に示す枠を閉め、接着剤塗布工程を実施している様子を示す斜視図である。
図5に示す、接着剤塗布工程(S12)では、作業者Mが、接着剤をスプレーガンGによって枠5のスリット52に吹き付け、塗布領域A(図6参照)に接着剤を塗布する。なお、接着剤塗布工程(S12)は、枠5に代えて、スリットが形成されたスクリーンマスクを用い、スクリーン印刷方式によって塗布領域Aに接着剤を塗布する工程であってもよい。
次に、図4に示すように枠5を開き、接着剤を塗布した布生地Cの上に他の布生地Cを重ねる重ね工程を実施する(ステップS13)。図1及び図2に示すように、本実施形態のメガネふき3は4枚の裁断片31によって構成されるため、接着剤塗布工程(S12)と重ね工程(S13)とをさらに2回繰り返す。なお、最後の重ね工程(S13)では、前述したように所定の意匠が施された布生地Cを重ねることになる。この場合、例えば、長さ方向の中央を横切る位置決め用のレーザー光線等を用い、所定の意匠が施された布生地Cのセンターに設けられた印をレーザー光線に合わせることで位置決めするようにしてもよい。
次いで、枠5上に重りを載せる等して圧力を付与した状態で所定時間(例えば一晩)圧縮し、接着剤塗布工程(S12)で塗布された接着剤によって複数枚の布生地Cを一体的に仮止めする仮止め工程を実施する(ステップS14)。仮止め工程(S14)は、30cm程度になるまで複数枚に仮止めされた布生地Cの組みを複数重ねた状態で、一晩圧縮する工程であってもよい。
次に、仮止め工程(S14)によって仮止めされた複数枚の布生地Cそれぞれを、例えば油圧裁断機を用いて、図1に示す裁断片31に裁断する裁断工程を実施する(ステップS15)。この裁断工程(S15)を実施すると、図2(b)に示す仮止めメガネふき3’が形成される。
そして最後に、仮止めメガネふき3’の縫製予定ラインSを縫製する縫製工程を実施し(ステップS16)、メガネふき3が完成する。縫製工程(S16)では、裁断工程(S15)によって裁断された複数枚の裁断片31が揃った状態で仮止めされた仮止めメガネふき3’を縫製することになるため、複数枚の裁断片31がずれにくく、意匠性に劣るという問題を解消することができる。
図6は、塗布領域A、裁断ラインCu、塗布領域裁断ラインCu2、縫製予定ラインSそれぞれの関係を説明するための図である。この図6では、布生地Cの一部を示しており、図の左右方向が幅方向になり、図の上下方向が長さ方向になる。
図6に示すように、網掛けで示す塗布領域Aは、幅方向に所定の幅で直線状に延在するとともに、長さ方向に所定の間隔をあけて形成される。一点鎖線で示す塗布領域裁断ラインCu2は、直線状の塗布領域Aにおける中央部分を、塗布領域Aに沿って設定されている。逆にいえば、塗布領域Aは、塗布領域裁断ラインCu2が中央に位置するように、塗布領域裁断ラインCu2に沿って設定されている。
この塗布領域裁断ラインCu2を裁断する工程が、本発明にいう塗布領域裁断の一例に相当し、この塗布領域裁断によって裁断された部分が、図1に示す、メガネふき3の一端側31Aになる。縫製予定ラインSは、塗布領域裁断ラインCu2と並行であって、塗布領域裁断ラインCu2と近い位置になる。また、本実施形態では、塗布領域Aは、塗布領域裁断ラインCu2を挟んだ一対の縫製予定ラインSに跨がるように設定されており、寸法誤差等を考慮して、塗布領域Aが縫製予定ラインSよりも1mm程度外側にはみ出すようにしている。すなわち、本実施形態では、塗布領域Aは、縫製予定ラインS上に設定されている。なお、縫製予定ラインS上のみを塗布領域Aとして設定してもよい。また、塗布領域Aは、縫製予定ラインSの近傍に設定されていてもよく、例えば、縫製予定ラインSよりも少し内側部分までを塗布領域Aとして設定してもよい。
また、塗布領域裁断ラインCu2の長さ方向両側それぞれに、塗布領域裁断ラインCu2と合わせて矩形状となる裁断ラインCuが設定され、これら裁断ラインCu及び塗布領域裁断ラインCu2が、油圧裁断機等によって裁断されることで、図1に示す裁断片31の形状に裁断される。
次に、本発明の第2の布製品の製造方法の実施形態について説明する。以下に説明する第2の布製品の製造方法においては、図1〜図6に示す布製品の製造方法との相違点を中心に説明し、図1〜図6に示す布製品の製造方法における構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号を付して説明し、重複する説明は省略することがある。
図7は、第2のメガネふき(布製品)の製造方法の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、第2のメガネふきの製造方法S20では、布生地載置工程(S21)を実施した後に、載置した布生地Cの上に他の布生地Cを重ねる重ね工程を実施する(ステップS22)。本実施形態のメガネふき3は4枚の裁断片31によって構成されるため、重ね工程(S22)を3回繰り返し、4枚の布生地Cを重ねる。
次に、重ね工程(S22)によって重ねられた複数枚の布生地Cにおける縫製予定ラインS上に設定された仮止め領域Meを一体的に仮止めする第2仮止め工程を実施する(ステップS23)。
図8は、仮止め領域Me、裁断ラインCu、縫製予定ラインSそれぞれの関係を説明するための図である。この図8でも、布生地Cの一部を示しており、図の左右方向が幅方向になり、図の上下方向が長さ方向になる。
図8に示すように、本実施形態では、仮止め領域Meが縫製予定ラインS上に設定されており、この仮止め領域Meが、高周波ウエルダー溶着又はコテ式溶着によって溶着される。なお、溶着に代えて、仮縫いによって第2仮止め工程S23を実施してもよい。また、仮止め領域Meは、縫製予定ラインSに沿って、縫製予定ラインSの近傍に設定してもよい。
次いで、図3に示すメガネふきの製造方法S10と同様に、裁断ラインCuを裁断する裁断工程を実施し(ステップS24)、最後に縫製予定ラインSを縫製する縫製工程を実施する(ステップS25)。
第2のメガネふきの製造方法S20においても、第2仮止め工程S23を有するため、裁断工程S24によって裁断された複数枚の裁断片31を揃った状態で、縫製工程S25を実施することができる。このため、複数枚の裁断片31がずれにくくなり、意匠性に劣るという問題を解消することができる。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、前述の実施形態では、メガネふき3の製造に本発明の布製品の製造方法S10,S20を採用した例を採用したが、布生地を所定形状に裁断した裁断片を複数枚重ねた状態で縫製された布製品であれば、メガネふき3に限定されるものではない。また、裁断片31の形状は限定されるものではなく、円形や三角形等、矩形以外の形状であってもよい。
なお、以上説明した各実施形態の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を、他の実施形態に適用してもよい。
3 メガネふき
3’ 仮止めメガネふき
31 裁断片
32 縫製部
4 作業台
5 枠
52 スリット
S10 メガネふき(布製品)の製造方法
S20 第2のメガネふき(布製品)の製造方法
A 塗布領域
C 布生地
Cu 裁断ライン
Cu2 塗布領域裁断ライン
S 縫製予定ライン
Me 仮止め領域

Claims (4)

  1. 布生地を所定形状に裁断した裁断片を複数枚重ねた状態で縫製された布製品の製造方法において、
    載置した前記布生地に対し、後の縫製工程で縫製する予定の縫製予定ライン上又は該縫製予定ラインの近傍の塗布領域に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記布生地に他の前記布生地を重ねる重ね工程と、
    前記重ね工程によって重ねられた複数枚の前記布生地を所定時間圧縮し、前記接着剤塗布工程で塗布された前記接着剤によって複数枚の該布生地を一体的に仮止めする仮止め工程と、
    前記仮止め工程によって一体的に仮止めされた複数枚の前記布生地それぞれを、前記塗布領域を一部に含む前記裁断片に裁断する裁断工程と、
    前記仮止め工程によって一体的に仮止めされ前記裁断工程によって裁断された複数の前記裁断片における前記縫製予定ラインを縫製する縫製工程と、を有することを特徴とする布製品の製造方法。
  2. 前記接着剤塗布工程は、所定の幅で直線状に前記接着剤を塗布する工程であり、
    前記裁断工程は、前記接着剤塗布工程によって塗布された前記接着剤の直線状の前記塗布領域における中央部分を、該塗布領域に沿って裁断する塗布領域裁断を含む工程であり、
    前記縫製工程は、前記塗布領域に沿って縫製する工程であることを特徴とする請求項1記載の布製品の製造方法。
  3. 布生地を所定形状に裁断した裁断片を複数枚重ねた状態で縫製された布製品の製造方法において、
    載置した前記布生地に他の前記布生地を重ねる重ね工程と、
    前記重ね工程によって重ねられた複数枚の前記布生地における、後の縫製工程によって縫製する予定の縫製予定ライン上又は該縫製予定ラインの近傍の仮止め領域を一体的に仮止めする第2仮止め工程と、
    前記第2仮止め工程によって仮止めされた複数枚の前記布生地それぞれを、前記仮止め領域を一部に含む前記裁断片に裁断する裁断工程と、
    前記仮止め工程によって一体的に仮止めされ前記裁断工程によって裁断された複数の前記裁断片における前記縫製予定ラインを縫製する縫製工程と、を有することを特徴とする布製品の製造方法。
  4. 前記第2仮止め工程は、複数枚の前記布生地を、仮縫い又は溶着する工程であることを特徴とする請求項3記載の布製品の製造方法。
JP2019135212A 2019-07-23 2019-07-23 布製品の製造方法 Active JP7323166B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135212A JP7323166B2 (ja) 2019-07-23 2019-07-23 布製品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135212A JP7323166B2 (ja) 2019-07-23 2019-07-23 布製品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021017676A true JP2021017676A (ja) 2021-02-15
JP7323166B2 JP7323166B2 (ja) 2023-08-08

Family

ID=74564159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019135212A Active JP7323166B2 (ja) 2019-07-23 2019-07-23 布製品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7323166B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113089307A (zh) * 2021-04-07 2021-07-09 武汉寰宇天承贸易有限公司 一种医用无纺布生产加工方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61194203A (ja) * 1985-02-21 1986-08-28 ジャガー株式会社 裏地兼用パタ−ンによる衣服類縫製加工方法
US6272684B1 (en) * 1999-01-27 2001-08-14 Liang-Kun Shih Waterproof and gas permeable jacket and the method for manufacturing it
WO2004062858A1 (ja) * 2003-01-10 2004-07-29 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. シート材の裁断方法
JP2006316362A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Kenichi Kasahara 無塵服の縫製方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61194203A (ja) * 1985-02-21 1986-08-28 ジャガー株式会社 裏地兼用パタ−ンによる衣服類縫製加工方法
US6272684B1 (en) * 1999-01-27 2001-08-14 Liang-Kun Shih Waterproof and gas permeable jacket and the method for manufacturing it
WO2004062858A1 (ja) * 2003-01-10 2004-07-29 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. シート材の裁断方法
JP2006316362A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Kenichi Kasahara 無塵服の縫製方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113089307A (zh) * 2021-04-07 2021-07-09 武汉寰宇天承贸易有限公司 一种医用无纺布生产加工方法
CN113089307B (zh) * 2021-04-07 2022-03-25 浙江富豪达纺织股份有限公司 一种医用无纺布生产加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7323166B2 (ja) 2023-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI631229B (zh) 遮罩組件
CN102413635B (zh) 多连片基板及其制造方法
CN101151104B (zh) 基板端子清洁装置以及基板端子的清洁方法
JP2021017676A (ja) 布製品の製造方法
KR101880525B1 (ko) 디아이와이 마스크 및 디아이와이 마스크 제조방법
SK288883B6 (sk) Spôsob zhotovovania kovového pásu, kovový pás a zariadenie na zhotovovanie kovového pásu
JP6897000B2 (ja) 保護フィルム付きガラス板、その製造方法、及び梱包体
KR100322959B1 (ko) 필터에 주름을 형성하는 방법
WO2014075367A1 (zh) 一种桥架式激光喷墨绣花一体机及其使用方法
KR102090352B1 (ko) 다층 인쇄 회로 기판을 제조하기 위한 공구, 방법 및 기계
JP2019042756A (ja) 接合体の製造方法および製造装置
KR101966118B1 (ko) 역삼투 필터 모듈 제조 방법
KR100918607B1 (ko) 판형 열교환기의 열교환판 결합방법 및 결합장치, 이에의한 판형 열교환기의 열교환판 결합구조
JP2013133108A (ja) ティーバッグ、ティーバッグの製造装置及びティーバッグの製造方法
JP6091600B2 (ja) 清掃用シート及びその製造方法
JP3185038U (ja) 縁なし薄畳
KR20220013429A (ko) 마스크 제조장치
KR20230023170A (ko) 코팅원단 제조 장치 및 그것을 이용한 코팅원단 제조 방법과 그 제조 방법을 이용하여 제조된 코팅원단
KR102366766B1 (ko) 마스크 교체원단 자동 접합장치
IT202100022244A1 (it) Metodo di assemblaggio di un semilavorato per la realizzazione di un materasso a molle e relativa macchina
CN206906738U (zh) 用于制造光学显示元件的系统
CN213592142U (zh) 挖掘机主控阀支架焊接工装
KR20100053380A (ko) 침대바닥판의 제조방법 및 그 방법에 의하여 제조된 침대바닥판
CN209757843U (zh) 一种包装盒
KR20190095000A (ko) 액정보호필름의 부착방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7323166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150