JP2021015380A - 退避アシスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車の退避が必要な時に、走行状態の制限が必要な後続車について、走行状態の制限を確保し易くする。【解決手段】退避制御装置20は、自車Csの退避が必要な要退避時であるか否かを判定すると共に、自車Csの走行速度である自車速度を取得する。また、退避制御装置20は、車体前端どうしの比較において自車Csよりも後方を走行している他車である後続車Crを監視して、後続車Cr毎に、要退避時に走行状態を制限する必要のある要制限車C2であるか否か判定する。そして、要退避時に、自車速度に基づいて要制限車C2の走行状態を制限する制限指令i1を、車車間通信により要制限車C2に対して送信して、要制限車C2の走行状態を制限する。【選択図】図2

Description

本発明は、自車の退避が必要な要退避時に、自車の退避をアシストする退避アシスト装置に関する。
自車を自動で退避させる自動退避装置の中には、次のように構成されたものがある。自動退避装置は、自車の運転手の意識レベルを判定する。そして、意識レベルが低いと判定した場合には、自車の後続車に対して警報を行うと共に、自車を安全な場所に自動で退避させる。そして、そのような技術を示す文献としては、次の特許文献1がある。
特開2016−149122号公報
上記の自動退避装置によれば、運転手の意識レベルが低下した時に、後続車に対して警報を行ってから自車を自動で退避させることにより、後続車の運転手に注意を促してから自車を退避させることができる。しかしながら、そのような警報のみでは、後続車の運転手が直ぐに反応することができず、加速の中断や減速などの運転操作が遅れてしまうおそれがある。それにより、後続車の運転手が急ブレーキなどを強いられたり、後続車が自車の退避進路を遮ってしまったりするおそれがある。すなわち、走行状態を制限する必要がある後続車において、当該制限が適切に行われないおそれがある。
また、自車の運転手の意識レベルが低下した時以外にも、例えば、自車におけるエンジンやモータなどの走行用の動力装置の異常時には、自車を手動又は自動により退避させる必要がある。そのような場合にも、同様の問題が生じ得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、自車の退避が必要な時に、走行状態の制限が必要な後続車について、当該制限を確保し易くすることを、主たる目的とする。
本発明の退避制御装置は、退避要否判定部と、自車速度取得部と、後続判定部と、後続監視部と、制限部とを有する。前記退避要否判定部は、自車の退避が必要な要退避時であるか否かを判定する。前記自車速度取得部は、前記自車の走行速度である自車速度を取得する。
前記後続監視部は、車体前端どうしの比較において前記自車よりも後方を走行している他車である後続車を監視する。前記後続判定部は、前記後続車毎に、前記後続車が、前記要退避時に走行状態を制限する必要のある要制限車であるか否か判定する。前記制限部は、前記要退避時に、前記自車速度に基づいて前記要制限車の走行状態を制限する制限指令を、車車間通信により前記要制限車に対して送信して、前記要制限車の走行状態を制限する。
本発明によれば、要退避時には、後続車のうち走行状態を制限する必要がある要制限車に対して制限指令を送信して、その走行状態を制限する。そのため、要退避時に、要制限車の走行状態の制限を、確保し易くなる。
第1実施形態の自車及びその周辺を示す概略図 自車及び後続車を示す概略図 退避アシスト装置を示す概略図 ワイパー出力と補正係数との関係を示すグラフ 退避アシスト制御を示すフローチャート 第2実施形態において、機械損とモータの回転速度との関係を示すグラフ 路面の傾斜角と補正係数との関係を示すグラフ 第3実施形態において、ロータ磁石の温度と温度係数との関係を示すグラフ 車間距離と補正係数との関係を示すグラフ 第4実施形態の自車を示す概略図
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態において、自車Cs及びその周辺を示す概略図である。以下では、車体前端どうしの比較において、自車Csよりも前方を走行中の他車を「先行車Cf」といい、自車Csよりも後方を走行中の他車を「後続車Cr」という。また以下では、自車Csと後続車Crとの前後方向の距離を「車間距離L」という。その前後方向の距離は、例えば、車体前端どうしの前後方向の距離であってもよいし、車体中心どうしの前後方向の距離であってもよし、車体後端どうしの前後方向の距離であってもよい。また以下では、自車Csが走行中の車線を「自車走行車線」という。
図2は、自車Cs及び後続車Crを示す概略図である。自車Csは、ハンドル11、走行用のモータ12、アクセル(図示略)、ブレーキ13等を有すると共に、自車Csの退避をアシストする退避アシスト装置20を有する。ハンドル11、アクセル(図示略)、ブレーキ13等は、運転手Dsにより操作される。
後続車Crは、ハンドル51、走行用の動力装置52、アクセル(図示略)、ブレーキ53等を有すると共に、動力装置52及びブレーキ53を制御可能な制御装置58を有する。動力装置52は、例えばエンジンであってもよいし、モータであってもよいし、その両方からなるハイブリッドであってもよい。ハンドル51、アクセル(図示略)、ブレーキ53等は、運転手Drにより操作される。
自車Csの退避アシスト装置20と、後続車Crの制御装置58とは、車車間通信により通信可能に構成されている。その車車間通信により、自車Csの退避アシスト装置20が、後続車Crの制御装置58に、各指令i1,i2を出せるようになっている。
図3は、自車Csの退避アシスト装置20を示す概略図である。退避アシスト装置20は、退避要否判定部21と、後続監視部22と、後続判定部23と、自車速度取得部24と、警報部27と、制限部28と、を有する。
退避要否判定部21は、自車Csの退避が必要な所定の要退避時であるか否かを判定する。要退避時は、自車Csのモータ12が異常であると認められるモータ異常時を含む。モータ12の異常は、例えば、モータ12の出力が本来あるべき出力に比べて小さいことや、短絡等の所定の異常事態が発生していることを検出することにより、判定することができる。このようなモータ異常時には、自車Csは、例えば、惰性走行等を余儀なくされる。
後続監視部22は、後続車Crを監視する。その監視は、例えばカメラやセンサ等により行うことができる。その監視では、例えば、自車Csに対する後続車Crの相対位置や相対速度等を監視する。
次に、再び図1を参照しつつ、後続判定部23の機能について説明する。後続判定部23は、後続監視部22により監視されている各後続車Crについて、所定の要制限車C1に該当するか否か、及び所定の要警報車C2に該当するか否かを判定する。要制限車C1は、自車Csの要退避時に走行状態を制限する必要のある後続車Crである。要警報車C2は、自車Csの要退避時に所定の特定警告を伝える必要のある後続車Crである。
具体的には、後続判定部23は、後続車Cr毎に、後続車Crが所定の第1範囲R1に含まれることを条件に、当該後続車Crを要制限車C1と判定する。第1範囲R1に含まれる後続車Crは、自車走行車線よりも退避方向Eを走行中と認められ、且つ自車Csとの車間距離Lが所定の第1閾値以内である後続車Crである。
また、後続判定部23は、後続車Cr毎に、後続車Crが所定の第2範囲R2に含まれることを条件に、当該後続車Crを要警報車C2と判定する。第2範囲R2に含まれる後続車Crは、自車Csとの車間距離Lが上記の第1閾値以上の第2閾値以内である後続車Crである。よって、第1範囲R1よりも第2範囲R2の方が広く、第1範囲R1は第2範囲R2に含まれる。そのため、要制限車C1は、要警報車C2にも該当する。
なお、ここでいう退避方向Eは、自車Csの両側方のうち要退避時に自車Csを退避させるべき方向である。退避方向Eは、例えば、自車Csが左側走行の国仕様である場合は、左方と定め、自車Csが右側走行の国仕様である場合は、右方と定めることができる。また例えば、カメラやセンサ等により取得した道路情報により、適宜、左右の一方を、退避方向Eとして定めることもできる。
図3に示す自車速度取得部24は、自車Csの走行速度である自車速度Vsを取得する。自車速度Vsは、例えば、車軸の回転速度とタイヤの直径とから算出した仮走行速度を、重力センサ等に基づいて算出した滑り量に基づいて補正することにより算出することができる。
警報部27は、要退避時に、自車Csの周囲に対して、ハザードランプやクラクション等により一般警報Wを行う。
制限部28は、要退避時に車車間通信により、所定の制限指令i1を要制限車C1に送信することにより、要制限車C1の走行状態を制限する。その制限指令i1は、自車速度Vsに基づいて要制限車C1の走行状態を制限するものである。その制限指令i1の態様としては、次の第1態様、第2態様及び第3態様がある。
第1態様は、要制限車C1の動力装置52の出力である走行出力のみを制限するものである。この第1態様は、走行出力をゼロに制限するものであってもよいし、走行出力の上限をゼロよりも大きい所定値に制限するものであってもよい。第2態様は、要制限車C1の走行出力の制限に加えて、要制限車C1のブレーキ53を作動させるものである。
第3態様は、要制限車C1の速度上限Vlimitを制限するものである。この第3態様においては、要制限車C1の速度上限Vlimitを、要制限車C1の現在の走行速度以上の速度から所定速度にまで連続的に減少させることが好ましい。要制限車C1の速度を、連続的に滑らかに減速させることができるからである。
さらに、制限指令i1の態様としては、例えば、第1態様において、走行出力の上限値が大きい場合や小さい場合がある。また例えば、第2態様において、ブレーキ13の作動強度が大きい場合や小さい場合がある。また例えば、第3態様において、速度上限Vlimitの値が大きい場合や小さい場合がある。また例えば、第1〜第3の各態様において、制限指令i1の継続時間が長い場合や短い場合がある。
これらの制限指令i1の態様は、自車Cs及びその周辺を含む所定領域における制限指令i1を送信する際の状況である制限時状況に基づいて変更される。その制限時状況には、例えば、自車Csに加わる減速トルクの状況や、路面の傾斜やカーブ等の状況や、路面の凹凸等の状況や、昼か夜かなどの視界等の状況や、車間距離L等の状況や、天候等の状況等を含ませることができる。
具体的には、例えば、自車Csの減速トルクの推定値に基づいて、制限指令i1の態様を変更するようにすることができる。例えば、自車Csの減速トルクの推定値が小さいときには、第1態様を実施し易くなり、自車Csの減速トルクの推定値が大きいときには、第2態様又は第3態様を実施し易くなるようにすることができる。また例えば、自車Csの減速トルクの推定値が大きいほど、第2態様におけるブレーキ53の作動強度が大きくなるようにすることができる。また例えば、自車Csの減速トルクの推定値が大きいほど、第1態様における走行出力の上限や、第3態様における速度上限Vlimitが小さくなるようにすることができる。
より具体的には、例えば、第3態様における要制限車C1の速度上限Vlimitを、次の数式1から算出するようにすることができる。
[数式1]Vlimit=Vs−(Tb×Kb×K)
この数式1によれば、要制限車C1の速度上限Vlimitは、自車速度Vsから、所定値(Tb×Kb×K)を減算したものになる。その所定値(Tb×Kb×K)は、自車Csに加わる基本減速トルクTbに、変換係数Kbと補正係数Kとを乗じたものである。
基本減速トルクTbは、例えば、モータ12の還流電流、自車Csの機械損Tlos、モータ12の温度、モータ12の回転速度などに基づいて推定することができる。還流電流は、インバータ制御により形成された所定の閉回路に、モータ12の回転に基づいて流れる電流であり、モータ12に減速力を生じさせるものである。機械損Tlosは、静止部分と回転部分との間の摩擦や、回転部分の扇風作用による損失である。
基本減速トルクTbは、具体的には、例えば、モータ12の還流電流及び回転速度の両値から、その両値と基本減速トルクTbとの関係を示すマップに基づいて、求めることができる。
変換係数Kbは、自車Csの車格、タイヤ径などの車両情報により決定される。補正係数Kは、ここでは、自車Csのワイパー出力により決定される。
図4は、ワイパー出力と補正係数Kとの関係を示すグラフである。このグラフの関係を記憶したマップに基づいて、ワイパー出力から補正係数Kが算出される。このグラフのとおり、ワイパー出力が大きいほど補正係数Kが大きくなり、数式1において速度上限Vlimitが小さくなる。そのため、雨がより強く降っており、より滑りやすいと予想されるときほど、速度上限Vlimitが小さくなる。
図2に示すように、自車Csの退避アシスト装置20から車車間通信により送信された制限指令i1は、要制限車C1の制御装置58が受信する。その制御装置58が、動力装置52及びブレーキ53の少なくともいずれか一方を制御することにより、要制限車C1の走行状態の制限が実行される。
具体的には、第1態様の場合には、制御装置58は、動力装置52の出力を制限する。また、第2態様の場合には、制御装置58は、動力装置52の出力を制限すると共に、ブレーキ53を作動させる。また、第3態様の場合には、制御装置58は、自身の属する要制限車C1の走行速度が、制限指令i1における速度上限Vlimit以下になるように、動力装置52及びブレーキ53を制御する。
要制限車C1の走行状態の制限の態様は、以上のとおり、制限指令i1の態様の選択により、自車Csの退避アシスト装置20が決定する。
図3に示す警報部27は、上記の一般警報を行うのに加えて、要警報車C2に警報指令i2を送信する。具体的には、警報部27は、自車Csの要退避時に、要警報車C2が有する装置及び要警報車C2の運転手Drが所持する装置のいずれかに、無線により所定の警報指令i2を送る。その警報指令i2は、上記のいずれかの装置に、所定の特定警報を行わせるものである。
上記のいずれかの装置は、例えば、図2に示すように、要警報車C2の制御装置58であってもよいし、要警報車C2の運転手Drが所持するスマートフォンやパソコン等の装置であってもよい。警報指令i2を受信した装置は、所定の特定警報を行う。
警報指令i2の態様としては、例えば、上記のいずれかの装置に、光による特定警報を行わせる態様や、音による特定警報を行わせる態様や、振動による特定指令を行わせる態様等がある。さらに、警報指令i2の態様としては、上記の特定警報において、光の強度が強い場合や弱い場合や、音量が大きい場合や小さい場合や、振動量が大きい場合や小さい場合等がある。
これらの警報指令i2の態様は、自車Cs及びその周辺を含む所定領域における警報指令i2を行う際の状況である警報時状況に基づいて変更される。その警報時状況には、要警報車C2に対する制限指令i1の有無及び態様の少なくともいずれか一方が含まれる。さらに、その警報時状況には、制限時状況と同じく、例えば、自車Csに加わる減速トルクの状況や、路面の傾斜やカーブ等の状況や、路面の凹凸等の状況や、昼か夜かなどの視界等の状況や、車間距離L等の状況や、天候等の状況等を含ませることができる。
図5は、退避アシスト装置20が行う退避アシスト制御を示すフローチャートである。まず、退避要否判定部21が、自車Csの要退避時であるか否かを判定する(S101)。要退避時ではないと判定した場合(S101:NO)、退避アシストを行う必要はないので、このまま退避アシスト制御を終了する。他方、要退避時であると判定した場合(S101:YES)、警報部27により一般警報を行う(S102)。それにより、先行車Cf及び後続車Crを含む各周辺車に対して注意を促す。
次に、後続監視部22が、後続車Crに関する情報を取得し(S103)、自車速度取得部24が、自車速度Vsを取得する(S104)。
次に、後続車Cr毎に、以下に示す判定及び指令等(S111〜S116)を行う。まず、後続判定部23により、後続車Crが要警報車C2であるか否かを判定する(S111)。後続車Crが要警報車C2でないと判定した場合(S111:NO)、以下に示すS112〜S116はスキップする。他方、S111で、後続車Crが要警報車C2であると判定した場合(S111:YES)、後続車Crが、さらに要制限車C1にも該当するか否かを判定する(S112)。
後続車Crが要制限車C1でないと判定した場合(S112:NO)、以下に示すS113,S114はスキップする。他方、S112で、後続車Crが要制限車C1にも該当すると判定した場合(S112:YES)、制限部28により、後続車Crに対する制限指令i1の態様を、制限時状況に基づいて決定する(S113)。次に、その態様の制限指令i1を、制限部28により要制限車C1に送信することにより、要制限車C1の走行状態を制限する(S114)。
次に、警報部27により、後続車Crに対する警報指令i2の態様を、警報時状況に基づいて決定する(S115)。次に、その態様の警報指令i2を、要警報車C2に対して送信することにより、要警報車C2に対して特定警報を行う(S116)。
次に、自車速度Vsがゼロになったか否かを判定する(S121)。自車速度Vsが0になっていないと判定した場合(S121:NO)、S101に戻って退避アシスト制御を続行する。他方、S121で、自車速度Vsがゼロになったと判定した場合(S121:YES)、退避アシスト制御を終了する。
本実施形態によれば、以下の効果が得られる。要退避時には、後続車Crのうち走行状態を制限する必要のある要制限車C1に対して制限指令i1を送信して、その走行状態を制限する。そのため、要退避時には、要制限車C1の走行状態の制限を、確保し易くなる。そのため、要制限車C1が自車Csの退避経路に進入するのを防止し易くなる。そのため、自車Csの退避経路を確保し易くなり、自車Cs及び要制限車C1の安全を確保し易くなる。
また、要退避時は、自車Csのモータ異常時を含むので、モータ異常時に自車Cs及び要制限車C1の安全を確保し易くなる。
また、要制限車C1の走行出力を制限する第1態様によれば、要退避時に、要制限車C1の運転手Drが、自車Csの退避行動に気付かず、当該要制限車C1を加速させようとした場合にも、その加速を防止又は抑制することができる。
また、要制限車C1のブレーキ53を作動させる第2態様によれば、上記の第1態様だけでは要制限車C1の走行状態の制限が不充分な場合にも、対応できる。また、要制限車C1の速度上限Vlimitを制限する第3態様によれば、より的確に要制限車C1の走行状態を制限することができる。
また、自車Csの退避アシスト装置20が制限指令i1の態様を選択することにより、自車Csが要制限車C1の走行状態の制限の態様を決定するので、要制限車C1が自身の走行状態の制限の態様を決定する場合に比べて、より的確に制限の態様を選択することができる。また、制限指令i1の態様を制限時状況に基づいて変更するので、各状況に応じて、過不足なく適切に要制限車C1の走行状態を制限し易くなる。
具体的には、例えば、自車Csに加わる減速トルクに基づいて、要制限車C1の速度上限Vlimitを変更するようにすれば、減速トルクの大きさに応じて、過不足なく適切に要制限車C1の速度上限Vlimitを制御し易くなる。また、例えば、自車Csのワイパー出力に基づいて要制限車C1の速度上限Vlimitを変更するようにすれば、ワイパー出力に基づいて、雨天等による路面の滑り易さを推定して、過不足なく適切に要制限車C1の速度上限Vlimitを制御し易くなる。
また、後続車Crが、自車走行車線よりも退避方向Eを走行中と認められることを条件に、後続車Crを要制限車C1と判定するため、不必要に多くの後続車Crを要制限車C1と判定して渋滞等を引き起こすといった事態を、抑制できる。
また、要退避時には、要制限車C1に制限指令i1を送信するだけでなく、要警報車C2に対して警報指令i2を送信することにより、より強固に安全を確保できる。また、制限指令i1を出す第1範囲R1よりも、警報指令i2を出す第2範囲R2の方が広いので、走行状態の制限までは必要ないが、特定警報程度は必要な後続車Crには、特定警報のみを行うことができる。そのため、不必要な制限指令i1は回避しつつも、警報指令i2により要警報車C2の運転手Drに必要な注意を促すことができる。
また、制限指令i1の有無及び態様の少なくともいずれか一方に基づいて、警報指令i2の態様を変更するので、制限指令i1の有無及び態様に応じて、過不足なく適切に特定警報を行い易くなる。具体的には、例えば、制限指令i1が無いか小さいのに、過剰に特定警報をして、要警報車C2の運転手Drが不快に感じたり、制限指令i1が有り且つ大きいのに、過小に特定警報をして、要警報車C2の運転手Drが制限指令i1による減速により不意を突かれたりするのを、回避することができる。
[第2実施形態]
次に、図6,図7を参照しつつ第2実施形態について説明する。以下の実施形態では、それ以前の実施形態のものと同一の又は対応する部材等は、同一の符号を付する。本実施形態については、第1実施形態をベースに、これと異なる点を中心に説明する。
本実施形態は、自車Csの機械損Tlosも考慮して、要制限車C1の速度上限Vlimitを算出する。具体的には、要制限車C1の速度上限Vlimitは、次の数式2により算出する。
[数式2]Vlimit=Vs−(Tb+Tlos)×(Ks×K)
図6は、自車Csの機械損Tlosとモータ12の回転速度との関係等を示すグラフである。このグラフの関係を記憶したマップに基づいて、モータ12の回転速度から自車Csの機械損Tlosが算出される。このグラフのとおり、モータ12の回転速度が大きいほど自車Csの機械損Tlosが大きくなり、それにより、数式2において速度上限Vlimitは小さくなる。そのため、モータ12の回転速度が高くて自車Csの機械損Tlosが大きいため、自車Csがより急減速するときほど、要制限車C1の速度上限Vlimitを、より小さい値に制限することができる。
また、補正係数Kは、路面の傾斜角θによって決まる係数である。図7は、路面の上りの傾斜を正とした場合における、路面の傾斜角θと補正係数Kとの関係等を示すグラフである。このグラフのとおり、路面の上りの傾斜角θが大きいほど補正係数Kが大きくなり、それにより、数式2において速度上限Vlimitは小さくなる。そのため、上りの傾斜角θが急で、自車Csがより急減速するときほど、要制限車C1の速度上限Vlimitを、より小さい値に制限することができる。
本実施形態によれば、自車Csの機械損Tlosや路面の傾斜角θを考慮して、要制限車C1の速度上限Vlimitを算出する。そのため、より過不足なく適切に、速度上限Vlimitを制御し易くなる。
[第3実施形態]
次に、図8,図9を参照しつつ第3実施形態について説明する。本実施形態については、第1実施形態をベースに、これと異なる点を中心に説明する。
本実施形態では、モータ12のロータ磁石の温度から定まる温度係数Ktmpを考慮して、要制限車C1の速度上限Vlimitを算出する。具体的には、速度上限Vlimitは、次の数式3により算出する。
[数式3]Vlimit=Vs−(Tb×Ktmp×Kb×K)
上記の数式3における基本減速トルクTbは、モータ12の還流電流及び回転速度の両値から算出される。その算出には、ロータ磁石の温度が所定のマップ設定温度(例えば55℃)の状態における、それら両値と基本減速トルクTbとの関係を示すマップが使用される。そのため、ロータ磁石の温度がマップ設定温度からずれるほど基本減速トルクTbが実際の減速トルクからずれる。それを補正するための係数が、温度係数Ktmpである。
図8は、ロータ磁石の温度と温度係数Ktmpとの関係を示すグラフである。このグラフのとおり、ロータ磁石の温度が低くなるほど温度係数Ktmpは大きくなり、数式3において速度上限Vlimitが小さくなる。そのため、ロータ磁石の温度が低くて磁力が大きいため、自車Csがより急減速するときほど、要制限車C1の速度上限Vlimitを、より小さい値に制限することができる。
また、補正係数Kは、自車Csと要制限車C1との車間距離Lによって決まる係数である。図9は、その車間距離Lと補正係数Kとの関係等を示すグラフである。このグラフのとおり、車間距離Lが小さいほど補正係数Kが大きくなり、数式3において速度上限Vlimitが小さくなる。そのため、車間距離Lが小さいときほど、要制限車C1の速度上限Vlimitを、より小さい値に制限することができる。
本実施形態によれば、ロータ磁石の温度や車間距離Lを考慮して、要制限車C1の速度上限Vlimitを算出する。そのため、より過不足なく適切に、速度上限Vlimitを制御し易くなる。
具体的には、速度上限Vlimitは、自車Csと要制限車C1との車間距離Lに基づいて変更されるので、例えば、車間距離Lが充分にあるのに、不必要に大きく要制限車C1の速度上限Vlimitを制限するのを回避できる。そのため、渋滞等が起きるのを抑制することができる。
[第4実施形態]
次に、図10を参照しつつ第4実施形態について説明する。本実施形態については、第1実施形態をベースに、これと異なる点を中心に説明する。
図10は、本実施形態の自車Csを示す概略図である。要退避時は、自車Csのモータ異常時のみならず、自車Csの運転手Dsの状態が異常であると認められる運転手異常時をも含む。そして、自車Csは、運転手異常時に、ハンドル11、モータ12、ブレーキ13等を制御することにより、自車Csを所定の退避位置に自動で退避させる自動退避装置18を有する。
本実施形態によれば、運転手異常時にも、後続車Crに対して制限指令i1及び警報指令i2を送信することになる。そのため、モータ異常時のみならず、運転手異常時においても、自車Cs及び後続車Crの安全を確保し易くなる。
[他の実施形態]
以上に示した各実施形態は、例えば次のように変更できる。例えば、自車Csは、走行用のモータ12の代わりに、エンジンや、エンジンとモータとの両方からなるハイブリッドの走行用の動力装置を有していてもよい。
また例えば、第1範囲R1を広げて、自車走行車線を走行中と認められる後続車Crを要制限車C1と判定するようにしてもよい。また例えば、要制限車C1の全部又は一部について、要警報車C2と判定されないようにしてもよい。また例えば、制限指令i1や警報指令i2の態様は、制限時状況や警報時状況に関わらず、常に同じであるようにしてもよい。また例えば、要制限車C1の走行状態の制限の態様は、自車Csではなく、要制限車C1が自身で決定するようにしてもよい。
また例えば、制限指令i1のみを行い警報指令i2については行わないようにしてもよい。また例えば、自車Csの要退避時に、警報部27により、道路に設置されている掲示板に無線により所定の表示指令を送り、掲示板に警報を表示させるようにしてもよい。
また例えば、第4実施形態において、要退避時は、自車Csのモータ異常時は含まず、運転手異常時のみとしてもよい。また例えば、第4実施形態において、自動退避装置18は、運転手異常時に加えて、モータ異常時にも自車Csを自動で退避させるものであってもよい。
20…退避アシスト装置、21…退避要否判定部、22…後続監視部、23…後続判定部、24…自車速度取得部、28…制限部、C1…要制限車、Cr…後続車、Cs…自車、Vs…自車速度、i1…制限指令。

Claims (14)

  1. 自車(Cs)の退避が必要な要退避時であるか否かを判定する退避要否判定部(21)と、
    前記自車の走行速度である自車速度(Vs)を取得する自車速度取得部(24)と、
    車体前端どうしの比較において前記自車よりも後方を走行している他車である後続車(Cr)を監視する後続監視部(22)と、
    前記後続車毎に、前記後続車が、前記要退避時に走行状態を制限する必要のある要制限車(C1)であるか否か判定する後続判定部(23)と、
    前記要退避時に、前記自車速度に基づいて前記要制限車の走行状態を制限する制限指令(i1)を、車車間通信により前記要制限車に対して送信して、前記要制限車の走行状態を制限する制限部(28)と、
    を有する退避アシスト装置。
  2. 前記要退避時は、前記自車の走行用の動力装置(12)の状態が異常と認められる動力異常時を含む、請求項1に記載の退避アシスト装置。
  3. 前記制限指令は、前記要制限車の走行用の動力装置(52)の出力を制限するものである、請求項1又は2に記載の退避アシスト装置。
  4. 前記制限指令は、前記要制限車のブレーキ(53)を作動させるものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の退避アシスト装置。
  5. 前記制限指令は、前記要制限車の速度上限(Vlimit)を制限するものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の退避アシスト装置。
  6. 前記制限指令は、前記要制限車の速度上限を、当該要制限車の現在の走行速度以上の速度から所定速度にまで連続的に減少させるものである、請求項5に記載の退避アシスト装置。
  7. 前記要制限車の走行状態の制限の態様は、前記自車が前記制限指令の態様を選択することにより前記自車が決定するものであり、
    前記制限指令の態様は、前記自車及びその周辺を含む所定領域における前記制限指令を送信する際の状況である制限時状況に基づいて変更される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の退避アシスト装置。
  8. 前記自車は、走行用の動力装置としてのモータ(12)を有し、
    前記制限指令の態様は、前記モータの還流電流、前記自車の機械損(Tlos)及び前記モータの温度のうちの少なくともいずれか1つに基づいて算出された、前記自車に加わる減速トルクの推定値に基づいて変更される、請求項7に記載の退避アシスト装置。
  9. 前記制限指令の態様は、前記自車と前記要制限車との前後方向の距離である車間距離(L)に基づいて変更される、請求項7又は8に記載の退避アシスト装置。
  10. 前記自車が走行中の車線を自車走行車線とし、前記自車の両側方のうち前記要退避時に前記自車を退避させるべき方向を退避方向(E)として、
    前記後続判定部は、前記後続車毎に、前記後続車が前記自車走行車線よりも前記退避方向を走行中と認められることを条件に、当該後続車を前記要制限車と判定する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の退避アシスト装置。
  11. 前記後続判定部は、前記後続車毎に、前記後続車が、前記要退避時に所定の特定警報を伝える必要のある要警報車(C2)であるか否か判定するものであり、
    前記要退避時に、前記要警報車が有する装置及び前記要警報車の運転手(Dr)が所持する装置のいずれかに、光、音及び振動のうちの少なくともいずれか1つにより前記特定警報を行わせる警報指令(i2)を、無線により送信し、前記特定警報を行わせる警報部(27)を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の退避アシスト装置。
  12. 前記制限指令を出す範囲(R1)よりも、前記警報指令を出す範囲(R2)の方が広い、請求項11に記載の退避アシスト装置。
  13. 前記警報指令の態様は、当該警報指令を送信する前記要警報車に対する前記制限指令の有無及び態様の少なくともいずれか一方に基づいて変更される、請求項11又は12に記載の退避アシスト装置。
  14. 前記要退避時は、前記自車の運転手(Ds)の状態が異常と認められる運転手異常時を含み、
    前記自車は、前記運転手異常時に前記自車を所定の退避位置に自動で退避させる自動退避装置(18)を有する、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の退避アシスト装置。
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