JP2021015313A - 内視鏡管理装置 - Google Patents

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和幸 猪木原
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豊 菅沼
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Abstract

【課題】施設内における内視鏡を管理する技術を提供する。【解決手段】内視鏡情報登録部22は、マスタ情報記憶部52に記憶されていない内視鏡の情報を、マスタ情報記憶部52に登録する。使用情報登録部24は、内視鏡の使用情報を使用履歴記憶部54に登録する。洗浄情報登録部26は、内視鏡の洗浄情報を洗浄履歴記憶部56に登録する。洗浄情報登録部26が、第1内視鏡の洗浄が異常終了したことを示す洗浄情報を洗浄履歴記憶部56に登録した後、内視鏡情報登録部22が、第2内視鏡の情報をマスタ情報記憶部52に登録し、その後、使用情報登録部24が第1内視鏡の使用情報を使用履歴記憶部54に登録し又は洗浄情報登録部26が第1内視鏡の洗浄情報を洗浄履歴記憶部56に登録すると、代用品判定部30が、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、医療施設における内視鏡を管理する技術に関する。
特許文献1は、管理施設システムと医療施設システムとがネットワークを介して接続する医療業務支援システムを開示する。特許文献1に開示された医療業務支援システムにおいて、管理施設システムは、医療施設から管理施設に運ばれてきた故障器材のステータスと、管理施設から医療施設に運ばれる代替器材のステータスを登録し、登録したステータス情報を医療施設システムに通知する。医療施設システムは、通知されたステータス情報をもとに、故障器材と代替器材の使用不能ステータスを登録し、代替器材が使用可能であることを判定すると、代替器材の使用不能ステータスを使用可能ステータスに変更する。
特開2013−228946号公報
内視鏡が故障すると、医療施設は、故障した内視鏡をメーカーに送って修理を依頼し、修理中はメーカーから提供された代用品を内視鏡マスタテーブルに登録して、故障した内視鏡の代わりに使用する。メーカーによる修理が完了すると、医療施設は修理済の内視鏡を受け取り、代用品をメーカーに返却する。このとき代用品の情報がマスタテーブルに有効な状態、つまりユーザがアクセス可能な状態で残り続けると、データ誤入力の要因となり得るため、返却した代用品の情報は、すみやかにマスタテーブルで無効な状態(削除も含む)にされることが好ましい。そのためには、代用品の情報がマスタテーブル上のどの内視鏡情報であるか特定される必要があるが、代用品の特定処理は、可能な限りユーザの手間を生じさせることなく、簡易に実施されることが好ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、施設内における内視鏡を管理する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の内視鏡管理装置は、内視鏡の情報を記憶するマスタ情報記憶部と、マスタ情報記憶部に記憶されていない内視鏡の情報を、マスタ情報記憶部に登録する内視鏡情報登録部と、検査で使用した内視鏡の使用情報を記憶する使用履歴記憶部と、内視鏡の使用情報を、使用履歴記憶部に登録する使用情報登録部と、内視鏡の洗浄に関する洗浄情報を記憶する洗浄履歴記憶部と、内視鏡の洗浄情報を、洗浄履歴記憶部に登録する洗浄情報登録部と、洗浄履歴記憶部に記憶された第1内視鏡の洗浄情報にもとづいて、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する代用品判定部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、施設内における内視鏡を管理する技術を提供できる。
実施例にかかる内視鏡検査支援システムの構成を示す図である。 マスタ情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 使用履歴記憶部に記憶された使用情報の一例を示す図である。 洗浄履歴記憶部に記憶された洗浄情報の一例を示す図である。 洗浄履歴記憶部に記憶された洗浄情報の一例を示す図である。 マスタ情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 使用履歴記憶部に記憶された使用情報の一例を示す図である。 洗浄履歴記憶部に記憶された洗浄情報の一例を示す図である。 使用履歴記憶部に記憶された使用情報の一例を示す図である。 マスタ情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 内視鏡情報入力画面の一例を示す図である。 マスタ情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。
図1は、実施例にかかる内視鏡検査支援システム1の構成を示す。病院などの医療施設に設けられる内視鏡検査支援システム1において、内視鏡管理装置10は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク2を介して、検査室に設けられた観測装置3、洗浄室に設けられた洗浄装置4、医局に設けられた端末装置5と、それぞれ通信可能に接続する。
検査中、観測装置3は、内視鏡で取得した画像データをモニタにリアルタイム表示し、医師により内視鏡のレリーズスイッチが押されたタイミングで検査画像を取得して、検査画像データを内視鏡管理装置10に送信する。
洗浄装置4は、洗浄槽にセットされた内視鏡を自動洗浄する。洗浄装置4は自動洗浄機能に加えて、洗浄前または洗浄中に内視鏡の故障を検出する故障検出機能を有する。洗浄装置4は、内視鏡の故障を検出すると、洗浄を強制終了する。実施例では、故障検出による洗浄強制終了を「異常終了」と呼ぶ。このとき洗浄装置4は、異常終了の原因を示すエラーコードを出力して、ユーザが異常終了の原因を認識できるようにする。
端末装置5はパーソナルコンピュータやタブレットなどの情報処理装置であって、医師が検査レポートを作成する際に利用される。検査レポートには、検査で使用した内視鏡を記録する欄があり、端末装置5は、内視鏡管理装置10から提供される内視鏡リストをディスプレイに表示し、医師は、内視鏡リストから使用した内視鏡を選択して、検査レポートに記録する。
医療施設で所有している内視鏡が故障すると、ユーザは故障した内視鏡をメーカーに送って修理を依頼し、メーカーは、代用品として使用可能な内視鏡を医療施設に提供する。代用品として提供される内視鏡は、通常は、故障した内視鏡と同一の機種であるが、異なる機種であってもよい。異なる機種である場合、代用品は、故障した内視鏡が使用されていた内視鏡検査に使用可能な機種である必要がある。
このときユーザが、故障した内視鏡や、代用品として受け取った内視鏡のステータスを内視鏡管理装置10に入力して、各内視鏡のステータスを適切に管理できればよいが、故障によるステータスの変更入力作業は希であるため、忘れてしまうことがある。また内視鏡のステータス管理を行っていない医療施設においては、そもそもステータスの変更入力作業が存在しない。そこで実施例では、ユーザがステータスの変更入力を行うことなく、内視鏡管理装置10が内視鏡を管理する仕組みを説明する。
内視鏡管理装置10は、登録部20、代用品判定部30、表示情報提供部40および記憶部50を備える。登録部20は、内視鏡情報登録部22、使用情報登録部24、洗浄情報登録部26および検査画像登録部28を有する。また記憶部50は、マスタ情報記憶部52、使用履歴記憶部54、洗浄履歴記憶部56および検査画像記憶部58を有する。これらの構成はハードウエア的には、任意のプロセッサ、メモリ、補助記憶装置、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図2は、マスタ情報記憶部52に記憶された情報の一例を示す。マスタ情報記憶部52は、医療施設における内視鏡のマスタテーブルであって、内視鏡の情報を記憶する。「スコープID」は、内視鏡を識別するための情報であり、シリアル番号であってよい。「型番」は、内視鏡の種類(機種)を特定するための情報である。スコープIDおよび型番情報は、メーカーにより個々の内視鏡に設定される。「管理名称」は、内視鏡の呼び名であり、医療施設において、個々の内視鏡を区別しやすくするために付加される。ここでは型番と数字の組み合わせで管理名称が作成されているが、自由に作成されてよい。「有効/無効」は、内視鏡情報の利用の有効または無効を示す情報であり、フラグ値として設定されてよい。「有効」は内視鏡情報の利用が有効であること、すなわち内視鏡情報の利用が可能であることを意味し、「無効」は内視鏡情報の利用が無効であること、すなわち内視鏡情報の利用が不能であることを意味する。なお「無効」フラグを設定された内視鏡情報は、マスタ情報記憶部52から削除されることで無効化されてもよい。
内視鏡情報登録部22は、マスタ情報記憶部52に記憶されていない内視鏡の情報を、マスタ情報記憶部52に登録する。内視鏡検査支援システム1では、内視鏡が観測装置3に接続され、洗浄装置4で洗浄されると、観測装置3および洗浄装置4のそれぞれが、内視鏡のスコープIDおよび型番情報を内視鏡管理装置10に送信する。このとき、送信されたスコープIDがマスタ情報記憶部52に記憶されていなければ、内視鏡情報登録部22が、スコープIDおよび型番情報をマスタ情報記憶部52に登録する。このとき内視鏡情報登録部22は、「有効/無効」欄に「有効」フラグを登録する。
図3は、使用履歴記憶部54に記憶された使用情報の一例を示す。使用履歴記憶部54は、検査で使用した内視鏡の使用情報を記憶する。ここで「検査ID」は、検査を識別するための情報であり、「検査日時」は、検査の開始日時または終了日時であり、「使用スコープID」は、検査で使用された内視鏡のスコープIDである。一つの検査で複数の内視鏡が使用された場合には、当該検査IDに対応付けて、複数の使用スコープIDが記憶される。
検査開始前、内視鏡が看護師によって観測装置3に接続されると、観測装置3は、内視鏡のスコープIDおよび型番情報を取得する。観測装置3に設けられた検査開始ボタンが操作されると、観測装置3は、スコープIDおよび型番情報とともに、検査開始を示す情報を内視鏡管理装置10に送信して、内視鏡検査が開始される。検査中、観測装置3は、内視鏡で取得した画像データをモニタにリアルタイム表示し、また内視鏡のレリーズスイッチが押されたタイミングで検査画像を取得して、内視鏡管理装置10に送信する。検査画像登録部28は、検査画像データを取得して、検査画像記憶部58に記憶させる。観測装置3に設けられた検査終了ボタンが操作されると、観測装置3は、検査終了を示す情報を内視鏡管理装置10に送信して、内視鏡検査が終了する。
使用情報登録部24は、検査における内視鏡の使用情報を、使用履歴記憶部54に登録する。「検査日時」は、検査の開始日時または終了日時のいずれかであってよいが、開始日時および終了日時の双方が記憶されてもよい。図3には、1日分の使用情報のみを示しているが、使用情報登録部24は、日々の検査における内視鏡の使用情報を、使用履歴記憶部54に登録する。
なお上記したように、観測装置3から送信されたスコープIDがマスタ情報記憶部52に記憶されていない場合、内視鏡情報登録部22は、新しい内視鏡の情報として、スコープIDおよび型番情報を、マスタ情報記憶部52に登録する。
図4は、洗浄履歴記憶部56に記憶された洗浄情報の一例を示す。洗浄履歴記憶部56は、内視鏡の洗浄に関する洗浄情報を記憶する。ここで「洗浄ID」は、洗浄を識別するための情報であり、「洗浄日時」は、洗浄の開始日時または終了日時であり、「洗浄スコープID」は、洗浄された内視鏡のスコープIDである。「終了状態」は、洗浄が正常に終了したか否かを示す情報であり、「正常終了」は洗浄が正常に終了したことを、「異常終了」は内視鏡の故障が検出されたことにより、洗浄が強制終了したことを示す。
洗浄の担当者は、洗浄開始前に、洗浄装置4に配置されたID読取部(図示せず)に、内視鏡のスコープIDおよび型番情報を印刷したテープを接触またはかざして、スコープIDおよび型番情報を読み取らせる。洗浄担当者は、スコープIDおよび型番情報をID読取部に読み取らせた後、内視鏡を洗浄装置4の洗浄槽にセットし、内視鏡の洗浄プログラムを選択してから洗浄開始ボタンを操作して、洗浄を開始する。洗浄開始ボタンが操作されると、洗浄装置4は、ID読取部で読み取ったスコープIDおよび型番情報を、洗浄の開始情報とともに内視鏡管理装置10に送信する。洗浄が終了すると、洗浄装置4は、洗浄の終了情報を自動的に内視鏡管理装置10に送信する。このとき洗浄装置4は、洗浄が正常に終了していれば「正常終了」情報を、内視鏡の故障検出により洗浄が強制終了していれば「異常終了」情報を、内視鏡管理装置10に送信する。
洗浄情報登録部26は、内視鏡の洗浄に関する洗浄情報を、洗浄履歴記憶部56に登録する。「洗浄日時」は、洗浄の開始日時または終了日時のいずれかであってよいが、開始日時および終了日時の双方が記憶されてもよい。図4には、1日分の洗浄情報のみを示しているが、洗浄情報登録部26は、日々の洗浄情報を、洗浄履歴記憶部56に登録する。
なお上記したように、洗浄装置4から送信されたスコープIDがマスタ情報記憶部52に記憶されていない場合、内視鏡情報登録部22は、新しい内視鏡の情報として、スコープIDおよび型番情報を、マスタ情報記憶部52に登録する。
洗浄が異常終了した場合、洗浄装置4は、その異常終了した原因を示すエラーコードを内視鏡管理装置10に送信する。したがって洗浄情報登録部26は、異常終了した洗浄の洗浄情報として、エラーコードを登録する。エラーコードは、様々な手段により洗浄担当者に通知されて、洗浄担当者が内視鏡の故障を認識できるようにすることが好ましい。
たとえば洗浄装置4が漏水検知機能を有する場合、内視鏡の漏水を検知すると、洗浄工程を強制終了するとともに、漏水を検知したことを示すエラーコードを内視鏡管理装置10に出力する。なお洗浄装置4が表示パネルを有している場合、表示パネルに、漏水を検知したことが表示されてよい。また内視鏡管理装置10は、洗浄担当者が所持する端末装置に、洗浄中の内視鏡に漏水が検知されたこと、および洗浄工程を強制終了したことを通知してもよい。
漏水が検知された内視鏡は、穴あきが生じているため、メーカーに送られて修理される必要がある。洗浄担当者は、漏水が検知されたことを通知されると、洗浄を強制終了された内視鏡を洗浄槽から取り出し、マニュアル洗浄する。マニュアル洗浄された内視鏡はメーカーに送られ、メーカーからは代用品として使用可能な内視鏡が提供される。以下、故障した内視鏡を「第1内視鏡」、代用品として提供された内視鏡を「第2内視鏡」と呼ぶ。図4には、洗浄IDが「洗浄5」の洗浄工程において、「12340000」のスコープIDをもつ内視鏡の洗浄が異常終了されたことが示されており、実施例では、この内視鏡を「第1内視鏡」とする。
第1内視鏡がメーカーに送られた後、第2内視鏡がメーカーから医療施設に提供される。この第2内視鏡が観測装置3に接続され、または洗浄装置4のID読取部でスコープID等を読み取られると、内視鏡情報登録部22が、第2内視鏡のスコープIDおよび型番情報を、マスタ情報記憶部52に登録する。
図5は、洗浄履歴記憶部56に記憶された洗浄情報の一例を示す。図5に示す洗浄履歴記憶部56には、洗浄ID「洗浄X」の洗浄工程において、スコープID「12340028」の内視鏡の洗浄が正常終了したことが記憶されている。このとき内視鏡情報登録部22は、マスタ情報記憶部52においてスコープID「12340028」が記憶されていないため、新しい内視鏡の情報として、スコープID「12340028」および型番情報「AA」をマスタ情報記憶部52に登録する。スコープID「12340028」の内視鏡は、実施例における「第2内視鏡」である。
図6は、マスタ情報記憶部52に記憶された情報の一例を示す。図2と比較すると、スコープID「12340028」の内視鏡が、マスタテーブルに追加登録されている様子が示される。なお管理名称については、医療施設側で任意に登録する情報であり、内視鏡情報登録部22により第2内視鏡の情報が自動登録される際には、管理名称の項目は登録されない。医療施設のユーザは、第2内視鏡の情報が自動登録された後、管理名称を登録できる。
ここでは、第2内視鏡がメーカーから医療施設に提供され、検査で使用する前に、一度、洗浄装置4で洗浄するケースを示したが、第2内視鏡は洗浄済の状態で医療施設に提供されるため、すぐに検査で使用されてもよい。
図7は、使用履歴記憶部54に記憶された使用情報の一例を示す。図7に示す使用履歴記憶部54には、検査ID「検査X」の内視鏡検査において、スコープID「12340028」の内視鏡が使用されたことが記憶されている。スコープID「12340028」がマスタ情報記憶部52に記憶されていない場合、内視鏡情報登録部22は、新しい内視鏡の情報として、スコープID「12340028」および型番情報「AA」をマスタ情報記憶部52に登録する(図6参照)。上記したようにスコープID「12340028」の内視鏡は、実施例における「第2内視鏡」である。
このようにして、第1内視鏡の代用品である第2内視鏡の情報が、マスタ情報記憶部52に記憶される。内視鏡情報登録部22は、新たな内視鏡をマスタ情報記憶部52に登録する際、「有効/無効」欄に「有効」フラグを設定する。「有効」フラグは、マスタ情報記憶部52に記憶されている内視鏡情報の利用が可能であることを示す。
医師は、検査終了後に、端末装置5を操作して検査レポートを作成する。医師は、検査で使用した内視鏡を検査レポートに記録する必要があり、したがって端末装置5は、表示情報提供部40に、内視鏡リストの送信をリクエストする。表示情報提供部40は、このリクエストを受けて、マスタ情報記憶部52において有効フラグが設定されている内視鏡のリストを生成し、端末装置5に送信する。このとき第2内視鏡には有効フラグが設定されているため、第2内視鏡の情報がリストに含まれる。端末装置5は、内視鏡のリストを画面表示し、医師は、使用した内視鏡を選択して、検査レポートに登録する。
第1内視鏡の修理には、大体数週間から数ヶ月かかる。第1内視鏡の修理が完了すると、メーカーは第1内視鏡を医療施設に送り、医療施設は、第1内視鏡を受け取ると、すぐに第2内視鏡をメーカーに返却する。医療施設において、第1内視鏡は、検査で使用する前に、一度、洗浄装置4で洗浄されるか、または、すぐに検査で使用するために観測装置3に接続される。
図8は、洗浄履歴記憶部56に記憶された洗浄情報の一例を示す。図8に示す洗浄履歴記憶部56には、洗浄ID「洗浄YZ」の洗浄工程において、スコープID「12340000」の内視鏡の洗浄が正常終了したことが記憶されている。スコープID「12340000」の内視鏡は、実施例における「第1内視鏡」である。
図9は、使用履歴記憶部54に記憶された使用情報の一例を示す。図9に示す使用履歴記憶部54には、検査ID「検査YZ」の内視鏡検査において、スコープID「12340000」の内視鏡が使用されたことが記憶されている。上記したようにスコープID「12340000」の内視鏡は、実施例における「第1内視鏡」である。
代用品判定部30は、少なくとも洗浄履歴記憶部56に記憶された第1内視鏡の洗浄情報にもとづいて、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する機能をもつ。代用品判定部30は、第1内視鏡が観測装置3で使用され又は洗浄装置4で洗浄されたときに、第1内視鏡の前回の洗浄工程が異常終了していたことを判定すると、その判定を契機として、代用品である第2内視鏡を特定する処理を行う。具体的に、代用品判定部30は、以下の条件が成立している場合に、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する。
(条件a)
洗浄情報登録部26が、第1内視鏡の洗浄が異常終了したことを示す洗浄情報を洗浄履歴記憶部56に登録したこと。
(条件b)
第1内視鏡の洗浄が異常終了した後、第1内視鏡が使用又は洗浄される前に、内視鏡情報登録部22が、第2内視鏡の情報を、マスタ情報記憶部52に登録したこと。
(条件c)
第2内視鏡の情報が登録された後、使用情報登録部24が第1内視鏡の使用情報を使用履歴記憶部54に登録し又は洗浄情報登録部26が第1内視鏡の洗浄情報を洗浄履歴記憶部56に登録したこと。
これらの条件a、b、cが成立すると、代用品判定部30は、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する。
以上のように実施例では、ユーザの手を煩わせることなく、代用品判定部30が、条件a〜cの成立により、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する。第2内視鏡が代用品であることが判定されると、内視鏡情報登録部22は、マスタ情報記憶部52に記憶された第2内視鏡の情報を無効化する。なお代用品判定部30は、第2内視鏡が第1内視鏡が使用されていた内視鏡検査に使用可能な機種であることを条件として、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定することが好ましい。
図10は、マスタ情報記憶部52に記憶された情報の一例を示す。図6と比較すると、スコープID「12340028」の内視鏡(第2内視鏡)の「有効/無効」欄に、無効フラグが設定されている。無効フラグは、マスタ情報記憶部52に記憶されている内視鏡情報の利用が不能であることを示す。なお第2内視鏡に、「AA−3」の管理名称が登録されているが、これは、医療施設で第2内視鏡を他の内視鏡と区別するために、ユーザによって入力されたものである。
医師のレポート作成時、表示情報提供部40は、マスタ情報記憶部52において有効フラグが設定されている内視鏡のリストを生成して端末装置5に送信するが、第2内視鏡には無効フラグが設定されているため、第2内視鏡の情報はリストに含まれない。第2内視鏡は既にメーカーに返却済であるため、第2内視鏡の情報がリストに含まれないことで、医師が、誤って第2内視鏡を選択することがなくなる。なお実施例では、内視鏡情報登録部22が、無効フラグを設定することで、第2内視鏡の情報を無効化しているが、マスタ情報記憶部52から第2内視鏡の情報を削除することで、第2内視鏡の情報を無効化してもよい。
以上、本発明を複数の実施例をもとに説明した。これらの実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例では、修理された第1内視鏡が医療施設に戻り、検査で使用または洗浄されたときに、過去の履歴情報を参照して、代用品である第2内視鏡を特定する処理を示した。変形例では、第2内視鏡の管理名称などを入力する内視鏡情報入力画面において、第2内視鏡と第1内視鏡とを関連づけるユーザインタフェースを提供する。
図11は、内視鏡情報入力画面の一例を示す。内視鏡情報登録部22が、代用品である第2内視鏡をマスタ情報記憶部52に自動登録すると、ユーザは、端末装置5を操作して、第2内視鏡に関する情報を入力するための内視鏡情報入力画面をディスプレイに表示させる。このとき型番情報欄70には、第2内視鏡の型番である「AA」、スコープID欄72には、第2内視鏡のスコープID「12340028」が自動入力され、ユーザは、これらの情報を変更することはできない。
管理名称欄74には、ユーザが、医療施設内で他の内視鏡と区別できるような名称を入力する。ここでは図2に示す型番「AA」の内視鏡と区別できるように、「AA−3」の名称入力が行われている。これにより医療施設内では、第1内視鏡が戻ってくるまでの間、第2内視鏡を「AA−3」の名称で使用できるようになる。
購入日欄76には、内視鏡の購入日が入力され、購入価格欄78には、購入価格が入力される。変形例では、代用品である第2内使用の情報を入力しているため、購入日欄76、購入価格欄78への入力は行われない。
代用品チェックボックス80は、当該内視鏡が代用品であるか否かを指定するために設けられ、代用品チェックボックス80にチェックが入れられると、当該内視鏡が代用品であることが登録される。
ここで代用品チェックボックス80にチェックが入れられると、関連付ボタン82の操作が可能となる。関連付ボタン82が押下操作されると、マスタ情報記憶部52において有効フラグが設定されている内視鏡のリストが表示される。内視鏡リストには、図2に示す内視鏡が含まれ、ユーザは、スコープID「12340000」の内視鏡(第1内視鏡)を選択することで、第1内視鏡と第2内視鏡の関連づけが行われる。
内視鏡情報登録部22は、第2内視鏡の情報に、第1内視鏡の情報を関連づけて登録する。このとき内視鏡情報登録部22は、第1内視鏡のステータスを、修理ステータスに設定してもよい。
図12は、マスタ情報記憶部52に記憶された情報の一例を示す。マスタ情報記憶部52は、第2内視鏡の情報に、対象修理品である第1内視鏡のスコープIDを関連づけて記憶する。これにより第1内視鏡がメーカーより戻され、検査で使用又は洗浄されたときに、代用品判定部30は、第1内視鏡の代用品が、スコープID「12340028」の内視鏡であることを即座に判定できる。
1・・・内視鏡検査支援システム、10・・・内視鏡管理装置、20・・・登録部、22・・・内視鏡情報登録部、24・・・使用情報登録部、26・・・洗浄情報登録部、28・・・検査画像登録部、30・・・代用品判定部、40・・・表示情報提供部、50・・・記憶部、52・・・マスタ情報記憶部、54・・・使用履歴記憶部、56・・・洗浄履歴記憶部、58・・・検査画像記憶部。

Claims (4)

  1. 内視鏡の情報を記憶するマスタ情報記憶部と、
    前記マスタ情報記憶部に記憶されていない内視鏡の情報を、前記マスタ情報記憶部に登録する内視鏡情報登録部と、
    検査で使用した内視鏡の使用情報を記憶する使用履歴記憶部と、
    内視鏡の使用情報を、前記使用履歴記憶部に登録する使用情報登録部と、
    内視鏡の洗浄に関する洗浄情報を記憶する洗浄履歴記憶部と、
    内視鏡の洗浄情報を、前記洗浄履歴記憶部に登録する洗浄情報登録部と、
    前記洗浄履歴記憶部に記憶された第1内視鏡の洗浄情報にもとづいて、第2内視鏡が、第1内視鏡の代用品であることを判定する代用品判定部と、
    を備えることを特徴とする内視鏡管理装置。
  2. 前記洗浄情報登録部が、第1内視鏡の洗浄が異常終了したことを示す洗浄情報を前記洗浄履歴記憶部に登録した後、前記内視鏡情報登録部が、第2内視鏡の情報を、前記マスタ情報記憶部に登録し、その後、前記使用情報登録部が第1内視鏡の使用情報を前記使用履歴記憶部に登録し又は前記洗浄情報登録部が第1内視鏡の洗浄情報を前記洗浄履歴記憶部に登録すると、前記代用品判定部が、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡管理装置。
  3. 前記代用品判定部は、第2内視鏡が、第1内視鏡が使用されていた内視鏡検査に使用可能な機種であることを条件として、第2内視鏡が第1内視鏡の代用品であることを判定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡管理装置。
  4. 第2内視鏡が代用品であることが判定されると、前記内視鏡情報登録部は、前記マスタ情報記憶部に記憶された第2内視鏡の情報を無効化する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の内視鏡管理装置。
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