JP2021014951A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

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章吾 清水
Shogo Shimizu
章吾 清水
明広 重田
Akihiro Shigeta
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【課題】熱交換器10を通過後の気流a3は、慣性力やドレンパン11の底部から上昇する流れa4の影響で偏流し、筐体の内壁面2a近傍に集中する。このため、気流a3の流速が増加して筐体の内壁面2a近傍の圧損が増加し送風量が低下する。【解決手段】筐体2の内壁面2aに、突起15を設ける。内部風路3aの幅をW、内部風路3aの幅方向の突起15の長さをX、ドレンパン11を構成する壁の内部風路3a側の頂点から突起15までの高さをYとした場合に、突起15は、0.1W≦X≦0.3W、かつ、0.8W≦Yの関係を満たすことを特徴としたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、複数個の吹出口を有する天井埋込形空気調和機において、特に前記の空気調和機の熱交換器を通過した気流の偏流を抑制するための構造に関するものである。
従来の天井埋込形空気調和機を図6〜図8に示す。モータ8によって遠心送風機7が回転し、室内(大気圧)と天井埋込形空気調和機1の内部との圧力差によって気流a1が生じ、グリル4a、フィルタ4b、オリフィス9の順に気流が遠心送風機7へ誘引される。その後、遠心送風機7から吹き出された気流a1は、熱交換器10にて暖房運転では加熱され、冷房運転では冷却されたのちに内部風路3aを通り、風向偏向板5が回動し、開口している吹出口3から室内へ吹き出される。しかし、慣性力やドレンパン11の底部から上昇する流れa4の影響で、熱交換器10通過後の気流a3は偏流し、筐体の内壁面2a近傍に集中する。これによって、気流a3の流速が増加する事で筐体の内壁面2a近傍の圧損が増加し送風量が低下する。
従来、天井埋込形空気調和機の偏流による圧損を低減させる為に、図8に示すようにドレンパン11の吹出風路側側壁にエアーガイド18を設置する(特許文献1参照)。エアーガイド18を設置する事でドレンパン11の底部から吹出風路側側壁に沿って増速しながら上昇する流れa4を、受け止めて上昇を食い止めると共に、エアーガイドコーナー部およびエアーガイド吹出部に沿って、下降する流れにすることができる。すなわち、熱交換器10を通過してきた主流a3を筐体の内壁面2a近傍に押しやることがなくなり、筐体の内壁面2a近傍の流速が増加せずに圧損が低下し送風量が増加できるとしている。
特開2010−38490号公報
従来構成のようなエアーガイド18は、ドレンパン11の底部から上昇する流れa4を抑制し、熱交換器10を通過してきた主流a3がドレンパン11近傍を通過する時、主流a3を内壁面2a近傍に押す流れをエアーガイド18が防ぐ。
しかし、エアーガイド18内の気流a4はエアーガイド18コーナー部およびエアーガイド18吹出部に沿って流れる為に、エアーガイド18内の気流a4はエアーガイド18内で偏流し気流a4の流速が増加する事でエアーガイド18の内壁面2a近傍の圧損が増加する。又、内部風路3a内にエアーガイド18がある事によって主流a3が流れ込む内部風路3aの実効風路が狭くなる。以上の要因によって圧損が増加して送風量が低下するという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明の天井埋込形空気調和機は、冷気又は暖気を吹き出す筐体と、筐体の底面に設けられた化粧パネルと、筐体の内部に設置されている熱交換器と、熱交換器を支持するドレンパンと、化粧パネルに設けられ、筐体の内部から空気を吹き出す吹出口と、熱交換器から吹出口の間に筐体の内部の風が流れる風路と、を備えた空気調和装置において、筐体の内壁面に突起を設け、風路の幅をW、風路の幅方向の突起の長さをX、ドレンパンを構成する壁の風路側の頂点から突起までの高さをYとした
場合に、突起は、0.1W≦X≦0.3W、かつ、0.8W≦Yの関係を満たすことを特徴としたものである。
偏流して来た主流が筐体の内壁面に突起を接触する事で、気流が突起を越える流れが発生し、筐体の内壁面から気流が剥がれ、筐体の内壁面で発生している圧損が低下し、送風量が増加する。
本発明の天井埋込形空気調和機は、熱交換器通過後の主流は慣性力の影響で主流は偏流し筐体の内壁面近傍に集中していても、筐体の内壁面近傍に流れている主流を剥がし、筐体の内壁面に働く圧損が低減し、送風量を増加する事ができる。
本発明の第1の実施の形態の天井埋込形空気調和機の吹出口近傍の部分拡大図 図1の突起近傍の部分拡大図 図2の突起の変形例1を示す部分拡大図 図2の突起の変形例2を示す部分拡大図 突起の設置位置と通風抵抗の変化量の関係を示す図 従来の天井埋込形空気調和機の斜視図 図6のA−A’断面図 図7の吹出口近傍の部分拡大図
第1の発明は、冷気又は暖気を吹き出す筐体と、筐体の底面に設けられた化粧パネルと、筐体の内部に設置されている熱交換器と、熱交換器を支持するドレンパンと、化粧パネルに設けられ、筐体の内部から空気を吹き出す吹出口と、熱交換器から吹出口の間に筐体の内部の風が流れる風路と、を備えた空気調和装置において、筐体の内壁面に突起を設け、風路の幅をW、風路の幅方向の突起の長さをX、ドレンパンを構成する壁の風路側の頂点から突起までの高さをYとした場合に、突起は、0.1W≦X≦0.3W、かつ、0.8W≦Yの関係を満たすことを特徴としたものである。
主流が流れる筐体の内壁面に突起を設置することで、主流が突起を越える流れを発生させ、筐体の内壁面から主流が離れる。つまり、主流が筐体の内壁面近傍に集中するドレンパンを構成する壁の風路側の頂点より下流の位置の筐体の内壁面に突起を設置することで、筐体の内壁面から主流が剥がれ、発生している圧損が低下する。
よって、筐体の内壁面に働く圧損が低減し、送風量を増加する事ができる。
第2の発明は、突起の先端部をR形状としたことを特徴としたものである。突起の先端部をR形状することで、R形状が無い時と比べて突起に衝突した際に生じる渦のスケールが小さくなる。従って、剥離渦が生じやすい高風量な場合でも、剥離渦のスケールが小さくなり圧損が低下する。
よって、特に剥離渦が生じやすい高風量な場合でも、剥離渦のスケールを小さくすることとなり、騒音を低下することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態において、従来技術を示す図6、図7と共通の部分については同じ符号を用い、その詳細な説明を省略する。図1は本発明の第1の実施の形態における天井埋込形空気調和機の吹出口近傍の部分拡大図を示すものである。また、図2は図1の突起近傍の部分拡大図を示すものである。
図6で述べたように、天井埋込形空気調和機1は、筐体2と、筐体2の底面に備えられ、複数個の吹出口3と、吸込口4と、風向偏向板5とを有する化粧パネル6とで構成されている。
また、図7で述べたように、天井埋込形空気調和機1の内部は、遠心送風機7と、遠心送風機7を駆動するモータ8と、グリル4aおよびフィルタ4bから構成されている吸込口4と、吸込口4から流入する気流a1を遠心送風機7に誘引するオリフィス9と、遠心送風機7を囲うように配設された熱交換器10と、熱交換器10を支えるとともに、筐体2側で吹出口3の内部風路3aの一部を形成するドレンパン11と、筐体2の内面に配設され、吹出口3の内部風路3aの一部を形成する内部の断熱材12とで構成されている。天井埋込形空気調和機1は、天井13の凹部に吊りボルト14で吊り下げられて設置される。ドレンパン11は、熱交換器10で生成された凝縮水を貯水可能な貯水部を有する。このドレンパンの壁のうち内部風路3a側の壁の頂点を以下で土手部とよぶ。
また、図1、図2に示すように、内部風路3aの筐体2の内壁面2aに、内部風路3aの幅方向の長さ(図1の紙面横方向の長さ)がXの微小な突起15が、ドレンパン11の土手部の頂点より高さYだけ下方の位置に設けられている。以下、突起15の長さとは、この内部風路3aの幅方向の長さ(図1の紙面横方向の長さ)を意味する。内部風路3aの幅をWとしたとき、突起15の長さは0.1W≦X≦0.3W、設置位置はドレンパン11の土手部より下方に0.8W≦Yとなる。
以上のように構成された天井埋込形空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
まず図7に示すように、モータ8によって遠心送風機7が回転することで、室内(大気圧)と天井埋込形空気調和機1の内部との圧力差によって気流a1が生じ、グリル4a、フィルタ4b、オリフィス9の順に気流が遠心送風機7へ誘引される。
その後、遠心送風機7から吹き出された気流は、熱交換器10にて暖房運転では加熱され、冷房運転では冷却されたのちに内部風路3aを通り、室内へ吹き出される。
また図1で示す熱交換器10を通過後の気流a1は筐体2の内壁面2a近傍に集中し内部風路3aに流れ込む。そこで図1および図2に示すように、突起15を設けることで突起15を越える流れが発生し、筐体2の内壁面2aから気流が離れる。つまり、気流が内壁面2a近傍に集中するドレンパン11の土手部より下流の位置の内壁面2aに突起を設けることで、筐体2の内壁面2aから気流が剥がれ、発生している圧損が低下する。
よって、筐体2の内壁面2a近傍の気流に働く摩擦が低減し、送風性能を良化することができる。また、ドレンパン11の土手部より下流側へスムーズに流れるようになるため、ドレンパン11で発生している剥離渦を抑制し騒音が低下する。図5は突起の高さと位置に応じた通風抵抗変化量を比較した解析結果である。実線は、突起高さが0.100Wを、破線は、突起高さが0.135Wを、一点鎖線は、突起高さが0.300Wをそれぞれ示している。なお、ここで、高さYは内部風路3aの幅Wで正規化されている。
(変形例1)
図3は、図2の突起の変形例1を示す部分拡大図である。本変形例1では、微小の突起
16は先端部をR形状としたことを特徴とする。突起16の先端部をR形状することで、R形状が無い時と比べて突起に衝突した際に生じる渦のスケールが小さくなる。したがって、剥離渦が生じやすい高風量な場合でも、剥離渦のスケールが小さくなり圧損が低下する。
(変形例2)
図4は、図2の突起の変形例2を示す部分拡大図である。図3の変形例1と比べ、突起17は、先端部のうち鉛直上方側だけR形状としたものである。風上側でみれば、突起17も図3の突起16と同様なR形状となるため、変形例1と同様に衝突した際に生じる渦のスケールが小さくなる。したがって、少なくとも風上側において突起にR形状を設ければ、剥離渦が生じやすい高風量な場合でも、剥離渦のスケールが小さくなり圧損が低下し、騒音を低下することができる。
以上のように、本発明にかかる天井埋込形空気調和機は、送風回路の曲がり部で発生する偏流に起因する、送風回路の圧損を防止するもので、送風回路に曲がり部が存在する各種天井埋込形空気調和機に適用できる。
1 天井埋込形空気調和機
2 筐体
3 吹出口
4 吸込口
5 風向偏向板
6 化粧パネル
7 遠心送風機
8 モータ
9 オリフィス
10 熱交換器
11 ドレンパン
12 断熱材
13 天井
14 吊りボルト

Claims (2)

  1. 冷気又は暖気を吹き出す筐体と、前記筐体の底面に設けられた化粧パネルと、前記筐体の内部に設置されている熱交換器と、前記熱交換器を支持するドレンパンと、前記化粧パネルに設けられ、前記筐体の内部から空気を吹き出す吹出口と、前記熱交換器から前記吹出口の間に前記筐体の内部の風が流れる風路と、を備えた空気調和装置において、
    前記筐体の内壁面に突起を設け、前記風路の幅をW、前記風路の幅方向の前記突起の長さをX、前記ドレンパンを構成する壁の前記風路側の頂点から前記突起までの高さをYとした場合に、
    前記突起は、0.1W≦X≦0.3W、かつ、0.8W≦Yの関係を満たすことを特徴とする天井埋込形空気調和機。
  2. 前記突起は、先端部をR形状としたことを特徴とする請求項1に記載の天井埋込形空気調和機。
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